JP2008083209A - 液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents

液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】配向不良の発生が抑制され、高開口率化が実現された液晶装置、及び液晶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の液晶装置は、液晶層を挟持して対向する第1基板及び第2基板と、第1基板の液晶層側に形成された第1電極と、絶縁膜13を介して第1電極上に形成された第2電極9と、絶縁膜13及び第2電極9を被覆する配向膜18とを備え、第2電極9は、基板面方向に延在するとともに延在方向の一方の端部を連結端9e、他方の端部を開放端9dとされた複数の帯状電極部9cと、複数の帯状電極部9cの各連結端9eをそれぞれ接続する連結部9aと、を有し、連結部9aに平行かつ隣接する配線6aが設けられ、連結部9aと配線6aとの間には、光が透過する領域が設けられ、配向膜18には、配線6aから連結端9eに向けた方向にラビング処理が施されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器に関するものである。
従来、液晶装置においては、狭視野角を改善する構造として、横電界方式の液晶装置が提案されている。また、横電界方式の液晶装置としては、フリンジフィールドスイッチング(FFS)モードの液晶装置が知られている。FFSモードの液晶装置においては、液晶層を狭持する一対の基板のうちの一方の基板に第1電極と第2電極が配置され、これら第1,第2電極の間に生じる電界(横電界)によって液晶層を駆動させている(例えば、特許文献1,2参照)。
このようなFFSモードの液晶装置においては、高開口率かつ高透過率の画素設計が求められている。そこで、透過に寄与しない暗い領域を減らすために、画素電極の構造として、一端が開放された櫛歯状電極を採用することで、この領域における高開口率及び高透過率が向上する。
特許文献1においては、互いに隣接する画素の境界に信号線が形成されていない構造(片側開放画素)を有する液晶装置が開示されている。
特許文献2においては、低階調及び暗状態においてパネルに印加される電圧によって生じるラビングムラ及び残像を除去するように、偏光軸及びラビング軸の方向が所定の角度に規定された液晶装置が開示されている。
特開2003−308951号公報 特開2005−234527号公報
しかしながら、一端が開放された櫛歯状電極を有する液晶装置においては、液晶に電圧が印加されると、ラビングの不均一性に起因して、表示ムラや配向不良が発生するという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑み成されたものであって、片側が開放された櫛歯状電極を有する液晶装置において、配向不良の発生が抑制され、高開口率化が実現された液晶装置、及び液晶装置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明者は、一端が開放された櫛歯状電極を有する液晶装置に関し、配向膜に形成された傾斜面にて、液晶分子に付与されるプレチルトが大きくなり過ぎてしまい、液晶装置を構成する配線から生じる電界によって液晶分子が立ち上がってしまうことを見出した。また、これに起因して配向不良が生じ、光漏れの原因となることを見出した。そこで、本発明者は、以下の構成を備える本発明を想到した。
本発明の液晶装置は、液晶層を挟持して対向する第1基板及び第2基板と、前記第1基板の前記液晶層側に形成された第1電極と、絶縁膜を介して前記第1電極上に形成された前記第2電極と、前記絶縁膜及び前記第2電極を被覆する配向膜と、を備えた液晶装置であって、前記第2電極は、基板面方向に延在するとともに延在方向の一方の端部を連結端、他方の端部を開放端とされた複数の帯状電極部と、前記複数の帯状電極部の各前記連結端をそれぞれ接続する連結部と、を有し、前記連結部に平行かつ隣接する配線が設けられ、前記連結部と前記配線との間には光が透過する領域が設けられ、前記配向膜には、前記配線から前記連結端に向けた方向にラビング処理が施されていることを特徴としている。
ここで、第2電極の上面と絶縁膜の上面との間には、段差が形成されており、前記配向膜は、前記段差に倣うように形成された傾斜面を有している。
このようにすれば、連結端の近傍における配向膜の傾斜面に対して、当該傾斜面を下る方向にラビング処理が施される。この傾斜面において、液晶分子には、傾斜面から絶縁膜の上面に向けた方向(下向き方向)にプレチルトが付与される。従って、配線から電界が生じたとしても、液晶分子が立ち上がることを抑制することができる。これによって、配向不良の発生が抑制され、光漏れが防止され、高開口率化が実現された液晶装置を提供することができる。
また、本発明の液晶装置においては、前記連結部と前記配線との間は、光が透過する領域であり、換言すると、液晶装置を鉛直方向から見て連結部と配線との間の領域に重なる位置に、遮光層が形成されていない。
上記のように、連結部と配線との間においては、液晶分子が傾斜面を下る方向にラビング処理が施されていることによって、電界に起因する配向不良や光漏れが防止されている。そのため、遮光層を設ける必要がなくなり、連結部と配線との間の領域を光が透過する領域として利用することができる。そのため、遮光層を形成していない面積の分だけ、開口面積が大きくなる。従って、高開口率化を実現できることができる。
本発明の液晶装置においては、平面視で線対称に配置された第1帯状電極部群及び第2帯状電極部群を有することが好ましい。また、前記配向膜にラビング処理が施される方向は、前記第1帯状電極部群及び前記第2帯状電極部群における対称軸に平行であることが好ましい。
このようにすれば、所謂2ドメイン構造の液晶装置を実現できる。
本発明の液晶装置の製造方法は、液晶層を挟持して対向する第1基板及び第2基板と、前記第1基板の前記液晶層側に形成された第1電極と、絶縁膜を介して前記第1電極上に形成された前記第2電極と、前記絶縁膜及び前記第2電極を被覆する配向膜と、を備えた液晶装置の製造方法であって、基板面方向に延在するとともに延在方向の一方の端部を連結端、他方の端部を開放端とされた複数の帯状電極部と、前記複数の帯状電極部の各前記連結端をそれぞれ接続する連結部とを有する第2電極を形成する工程と、前記連結部に平行かつ隣接する位置に配線を形成することによって前記連結部と前記配線との間に光が透過する領域を設ける工程と、前記配向膜に対し、前記配線から前記連結端に向けた方向にラビング処理を施す工程と、を有することを特徴としている。
このようにすれば、連結端の近傍における配向膜の傾斜面に対して、当該傾斜面を下る方向にラビング処理が施される。この傾斜面において、液晶分子には、傾斜面から絶縁膜の上面に向けた方向(下向き方向)にプレチルトが付与される。従って、配線から電界が生じたとしても、液晶分子が立ち上がることが抑制することができる。これによって、配向不良の発生が抑制され、光漏れが防止され、高開口率化が実現された液晶装置を提供することができる。
本発明の液晶装置の製造方法においては、前記第1基板と、前記ラビング処理に用いられるラビングロールとの接触位置において、前記第1基板の移動方向と、前記ラビングロールの回転方向とが同じであることが好ましい。
このようにすれば、ラビングロールを回転させながら、ラビングクロスを配向膜の傾斜面に確実に到達させることができ、配向膜の傾斜面にラビング処理を好適に施すことができる。
本発明の電子機器は、先に記載の液晶装置を備えたことを特徴としている。
この構成によれば、高開口率化が実現された表示部を備えた電子機器を提供することができる。
<液晶装置>
以下、本発明の実施形態に係る液晶装置について図面を参照して説明する。
本実施形態の液晶装置は、液晶に対して基板面方向の電界(横電界)を作用させ、配向を制御することにより画像表示を行う横電界方式の液晶装置である。また、横電界方式の液晶装置の中でも本実施形態は、FFS(Fringe Field Switching)方式と呼ばれる方式を採用した液晶装置である。また、基板上にカラーフィルタを具備したカラー液晶装置である。このようなカラー液晶装置においては、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出射する3個のサブ画素によって1個の画素が構成されている。従って、本実施形態においては、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域」と称し、一組(R,G,B)のサブ画素から構成される表示領域を「画素領域」と称する。
図1は、本実施形態の液晶装置を構成するマトリクス状に形成された複数のサブ画素の回路構成図である。図2は液晶装置100の任意の1サブ画素と、当該サブ画素に隣接するサブ画素とを示す平面構成図である。図3は図2のA−A線に沿う部分断面構成図である。図4(a)は、本実施形態の液晶装置を鉛直方向から透視した図であって、画素電極の要部を説明するための平面拡大図である。図4(b)は、図4(a)のB−B線に沿う部分断面構成図である。
本実施形態の液晶装置100は、図3に示すように、互いに対向して配置されたTFTアレイ基板(第1基板)10と対向基板(第2基板)20と、これらの基板10,20間に挟持された液晶層50とを備えている。また、TFTアレイ基板10の外面側には、バックライト90が配設されており、これによって透過型の液晶装置が構成されている。
なお、各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせて表示している。
図1に示すように、液晶装置100の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数のサブ画素領域には、それぞれ画素電極9と、画素電極9と電気的に接続されてサブ画素をスイッチング制御するTFT30とが形成されており、データ線駆動回路101から延びるデータ線6aがTFT30のソースに電気的に接続されている。データ線駆動回路101は、データ線6aを介して、画像信号S1、S2、…、Snを各画素に供給する。前記画像信号S1〜Snはこの順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
TFT30のゲートには、走査線駆動回路102から延びる走査線3aが電気的に接続されており、走査線駆動回路102から所定のタイミングで走査線3aにパルス的に供給される走査信号G1、G2、…、Gmが、この順に線順次でTFT30のゲートに印加されるようになっている。画素電極9はTFT30のドレインに電気的に接続されている。
そして、スイッチング素子であるTFT30が走査信号G1、G2、…、Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snが所定のタイミングで画素電極9に書き込まれるようになっている。
画素電極9を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、液晶を介して画素電極9と対向する共通電極との間で一定期間保持される。また、共通電極を一定の電位に保持するための共通配線3bが形成されている。
図2に示すように、液晶装置100のサブ画素領域には、画素電極(第2電極)9と共通電極(第1電極)19とが設けられている。
画素電極9は、平面視において略櫛歯状に形成されている。共通電極19は、画素電極9と平面的に重なって配置され、紙面左右方向(X軸方向)に延在している。サブ画素領域の図示左上の端部の角部(或いは各サブ画素領域の間隙)には、TFTアレイ基板10と対向基板20とを所定間隔で離間した状態に保持するための柱状スペーサ40が立設されている。
なお、図2においては、走査線3aが延在する方向をX軸方向とし、データ線6aが延在する方向をY軸方向として定義している。
画素電極9は、複数本の帯状電極9cと、当該帯状電極9cを連結する連結部9aとによって構成されている。
複数本の帯状電極9cは、連結部9aから、連結部9aのデータ線6a側のみ(連結部9aから+X方向の側のみ)に向けて延在している。なお、連結部9aのデータ線6aとは反対側(連結部9aから−X方向の側)には、帯状電極9cは形成されていない。
また、複数本の帯状電極9cは、図2中の走査線3aの延在方向(X軸方向)に延在する中心線(対称軸)CLに対して線対称に配置されている。
具体的に説明すると、中心線CLの走査線3a側(中心線CLから+Y方向の側)の領域に形成された複数の帯状電極9c(図示では6本)は、中心線CLに対して所定の鋭角で斜め方向に延在し、互いに平行に均等な間隔でY軸方向に配列されている。この領域に形成された複数の帯状電極9cは、本発明の第1帯状電極部群を構成している。
また、中心線CLの走査線3aとは反対側(中心線CLから−Y方向の側)の領域に形成された複数の帯状電極9c(図示では6本)は、中心線CLに対して所定の鋭角で斜め方向に延在し、互いに平行に均等な間隔でY軸方向に配列されている。この領域に形成された複数の帯状電極9cは、本発明の第2帯状電極部群を構成している。
また、画素電極9は、櫛歯状に形成されていることから、複数の帯状電極9cの各々は、櫛歯の先端に対応する開放端9dと、連結部9aに連結される連結端9eと、を有している。
連結部9aは、サブ画素領域において、データ線6aが形成されている領域の反対側の領域に形成されて、Y軸方向に延在している。また、連結部9aは、複数の帯状電極9cの連結端9eと接続されている。
このような画素電極9を有するサブ画素領域においては、中心線CLの走査線3a側(中心線CLから+Y方向の側)の領域に形成された複数の帯状電極9cは、中心線CLに対して所定の鋭角で傾斜し、延在している。また、中心線CLの走査線3aとは反対側(中心線CLから−Y方向の側)の領域に形成された複数の帯状電極9cは、中心線CLの走査線3a側の帯状電極9cとは、傾斜方向が異なるものの、同じ鋭角で傾斜して延在している。このような複数の帯状電極9cを備えるサブ画素領域は、各領域において液晶を駆動させることが可能な所謂2ドメイン構造を有している。
また、図2に示すように、走査線3aの延在方向(X軸方向)に沿って、複数のサブ画素が配列している。従って、隣接するサブ画素のデータ線(配線)6aと連結部9aとが平行かつ隣接して配置されている。
共通電極19は、後述する層間絶縁膜を介して、画素電極9の下層に形成されている。換言すれば、基板本体10Aと画素電極9との間に形成されている。また、共通電極19は、ITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電材料からなる導電膜である。
サブ画素領域には、Y軸方向に延びるデータ線6aと、X軸方向に延びる走査線3aと、サブ画素中央部を横切るように走査線3aと平行に延びる共通配線3bとが形成されている。データ線6aと走査線3aとの交差部に対応してその近傍にTFT30が設けられている。TFT30は走査線3aの平面領域内に部分的に形成された島状のアモルファスシリコン膜からなる半導体層35と、半導体層35と一部平面的に重なって形成されたソース電極6b、及びドレイン電極32とを備えている。走査線3aは半導体層35と平面的に重なる位置でTFT30のゲート電極として機能する。
TFT30のソース電極6bは、データ線6aから分岐されて半導体層35に延びる平面視略L形を成しており、ドレイン電極32は、半導体層35から画素電極9の側(半導体層35から−Y方向の側)に延びている。ドレイン電極32の一部は、平面視で略矩形の形状を有している。また、ドレイン電極32の一部には、画素電極9のコンタクト部9bが配置されており、両者が平面的に重なる位置に設けられた画素コンタクトホール45を介して、ドレイン電極32と画素電極9とが電気的に接続されている。
図3に示す断面構造をみると、液晶装置100は、互いに対向して配置されたTFTアレイ基板(第1基板)10及び対向基板(第2基板)20と、両基板10,20の間に挟持された液晶層50とを有している。
液晶層50は、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向する領域の縁端に沿って設けられたシール材(図示略)によって前記両基板10,20間に封止されている。TFTアレイ基板10の外面側(液晶層50が配置されている側の反対側)には、偏光板14が設けられ、対向基板20の外面側には偏光板24が設けられている。TFTアレイ基板10の背面側(図示下面側)には、光源と導光板91と反射板92とを具備したバックライト(照明装置)90が設けられている。
TFTアレイ基板10は、ガラスや石英、プラスチック等からなる基板本体10Aを基体として有している。基板本体10Aの内面側(液晶層50が配置されている側)には、走査線3a及び共通配線3bが形成されている。また、共通配線3bを覆うように、ITO等の透明導電材料からなる共通電極19が形成されている。走査線3a及び共通電極19を覆うように、ゲート絶縁膜11が形成されている。ゲート絶縁膜11上には、アモルファスシリコンの半導体層35が形成されており、半導体層35の一部に乗り上げるようにしてソース電極6bと、ドレイン電極32とが形成されている。半導体層35は、ゲート絶縁膜11を介して走査線3aと対向して配置されており、当該対向領域において、走査線3aがTFT30のゲート電極を構成している。
半導体層35、ソース電極6b、ドレイン電極32を覆って、層間絶縁膜13が形成されている。層間絶縁膜13の液晶層側の表面には、ITO等の透明導電材料からなる画素電極9が形成されている。また、画素電極9、層間絶縁膜13を覆ってポリイミドからなる第1配向膜18が形成されている。
ここで、第1配向膜18は、画素電極9の表面形状及び層間絶縁膜13の表面形状に倣って形成されている。具体的に、第1配向膜18は、層間絶縁膜13の上面から画素電極9の上面までの段差に倣って形成される。そのため、画素電極9が形成されている部分と、層間絶縁膜13が露出している部分との間において、第1配向膜18には傾斜面が形成されている。
層間絶縁膜13を貫通してドレイン電極32に達する画素コンタクトホール45が形成されている。画素コンタクトホール45は、ドレイン電極32の接続部31の位置に形成されている。当該画素コンタクトホール45内には、画素電極9のコンタクト部9bの一部が埋め込まれており、画素電極9とドレイン電極32とが電気的に接続されている。
一方、対向基板20は、ガラスや石英、プラスチック等からなる基板本体20Aを基体として有している。基板本体20Aの内面側(液晶層50が配置されている側)には、CF層22と、遮光層BMとが形成されている。CF層22は、サブ画素毎に異なる色光を透過するカラーフィルタを備えている。
なお、CF層22は、TFTアレイ基板10側に形成してもよい。
遮光層BMは、液晶装置100を鉛直方向から見て、TFT30に重なる位置に配置されている。
また、CF層22及び遮光層BMを覆うようにして、ポリイミドからなる第2配向膜28が形成されている。第2配向膜28には、後述する第1配向膜18のラビング方向とは反対方向のラビング処理が施されている。即ち、第1配向膜18には、連結部9aから隣接するサブ画素のデータ線6aの側(連結部9aから−X方向の側)に向けてラビング処理が施されているのに対し、第2配向膜28には、その反対方向にラビング処理が施されている。
本実施形態において、液晶層50を構成する液晶は、正の誘電率異方性を有している。例えば、Δn=0.1の屈折率異方性を持ち、誘電異方性ε//は10、ε⊥=4の正の異方性を持つ液晶を使用している。
図4(a)に示すように、画素電極9の連結部9aよりも左側(連結部9aの中心よりも−X方向の側)の領域には、隣接する画素のデータ線6aが形成されている。
図4(b)に示すように、第1配向膜18は、層間絶縁膜13の上面13aと、連結部9aの上面、及び連結部9aの側面(斜面)に倣って形成されている。そのため、第1配向膜18は、連結部9aの側方に形成された傾斜面18aを有している。当該傾斜面18aは、図4(a)の符号Cに示す領域(光が透過する領域)に形成されている。
なお、図4(b)においては、層間絶縁膜13,画素電極9,第1配光膜18,及びデータ線6aのみを示している。他の構成要素は、図3の断面図に示した通りであるため、図4(b)においては省略している。
第1配向膜18に対しては、図4(a)中符号60に示す矢印の方向にラビング処理が施されている。このラビング方向は、概ね帯状電極9cの連結端9eから、連結部9aに隣接するデータ線6aに向けた方向である。本実施形態においては、帯状電極9cが延在している方向とラビング方向60とは鋭角で交差しているが、この交差角度は、直角でなければ、所定の角度に設定してもよい。
図4(b)に示すように、上記のラビング処理によって、第1配向膜18上の液晶分子には、第1配向膜18の表面に対して角度θの斜め方向にプレチルトが付与される。ここで、ラビング処理は、第1配向膜18が露出している全面に対して施されるので、第1配向膜18の平坦面だけでなく、傾斜面18aに対しても同様の処理が施される。傾斜面18aにラビング処理が施されると、傾斜面18aにおける液晶分子は、傾斜面18aの下り方向に向けてプレチルトが付与される。換言すると、傾斜面18aにおける液晶分子は、傾斜面18aから層間絶縁膜13の上面13aに向けた方向(下向き方向)にプレチルトが付与される。
なお、傾斜面18aは、帯状電極9cの開放端9dの近傍においても形成されている。
本実施形態の液晶装置において、各光学部材における光学軸配置は、例えば以下のような構成を採用することができる。
TFTアレイ基板10側の偏光板14の透過軸と、対向基板20側の偏光板24の透過軸とが互いに直交するように配置されており、偏光板24の透過軸が、第1配向膜18のラビング方向と平行である。また、第1配向膜18のラビング方向は、画素電極9と共通電極19との間に生じる電界の主方向(帯状電極9cの延在方向と直交する方向)と略交差する方向とする。そして、初期状態ではラビング方向に沿って平行配向している液晶が、画素電極9と共通電極19との間への電圧印加によって、上記電界の主方向側へ回転して配向する。この初期配向状態と電圧印加時の配向状態との差異に基づいて明暗表示が成されるようになっている。
ここで、隣接するサブ画素のデータ線6aの周辺に生じる電界について説明する。
図4(b)に示すように、データ線6aの周辺には、符号Eに示す電界が生じる。この電界Eの発生により、第1配向膜18上の液晶分子には、プレチルト角よりも大きな角度で立ち上がる力が生じてしまう。特に、傾斜面18aのおける液晶分子は、電界Eによる影響力が大きく作用する(図6参照)。そのため、液晶分子の立ち上がりによって、配向不良が生じ、バックライト90の照明光が漏れてしまう。このような光漏れは、図4(a)の領域Cにおいて生じるため、これを防止するために遮光層を対向基板20に設ける必要があった。
そこで、本実施形態の液晶装置においては、帯状電極9cの連結端9eから、連結部9aに隣接するデータ線6aに向けた方向にラビング処理が施されていることによって、液晶分子には傾斜面18aの下り方向に向けてプレチルトが付与されている。
そのため、傾斜面18aから液晶分子が立ち上がる角度でプレチルトが付与されている場合と比較して、データ線6aの電界Eの影響力が小さくなり、液晶分子が立ち上がってしまうことが防止される。従って、配向不良が抑制され、バックライト90の照明光の光漏れを防止することができ、高開口率化を実現することできる。
また、データ線6aの電界Eが生じても、配向不良の抑制、光漏れの防止が実現されるので、遮光層を設ける必要がなくなる。従って、領域Cを光が透過する領域として利用することができる。即ち、遮光層が不要になる面積の分だけ高開口率化を実現することできる。
また、本実施形態の横電界方式の液晶装置では、一方の基板にのみ電極9,19(画素電極9、共通電極19)が形成されている構成であり、電極9,19に印加される電圧によって液晶は駆動する。電極9,19が形成されたTFTアレイ基板10に設けられた第1配向膜18では良好な配向規制力が必要である一方、電極が形成されていない対向基板20に設けられる第2配向膜28については、第1配向膜18に比して配向規制力が若干劣るものであっても表示品質にはほとんど影響しない。従って、本発明は、一方の基板にのみ液晶を駆動する電極が設けられる横電界方式の液晶装置に好適に用いることができる技術である。
上記実施形態では、FFS方式と呼ばれる方式を採用したが、同様に基板面方向の電界で液晶を動作するIPS(In Plane Switching)方式等でも同様な効果が得られる。本発明をIPS方式に適用する構造としては、平面視において櫛歯状の画素電極9と櫛歯状の共通電極19とが互いに噛み合うように配置され、断面視において画素電極9と共通電極19との間に層間絶縁膜が形成された構造が採用される。
なお、上記実施形態では、隣接するサブ画素のデータ線6aと連結部9aとが、平行かつ隣接する場合について説明したが、これを限定するものではない。データ線6aの他に、走査線3aや共通配線3b等の各種配線に、連結部9aが平行かつ隣接する場合について適用することができる。
また、上記実施形態の画素電極9においては、連結部9aがY軸方向に延在し、帯状電極9cが連結部9bのデータ線6aの側に延在している構造が採用されているが、これに限定されない。連結部9aがX軸方向に延在し、当該連結部9aの走査線3aとは反対側(X軸方向に延在している連結部9aの−Y方向の側)に帯状電極9cが延在している構造を採用してもよい。この場合、第1配向膜18に対するラビング処理は、連結部9aから走査線3aの側(X軸方向に延在している連結部9aの+Y方向の側)に向けて施される。
<液晶装置の製造方法>
次に、図5及び図6を参照して本実施形態の液晶装置の製造方法について説明する。
図5は、液晶装置100のうち、第1配向膜18をラビング処理する工程を示す断面図であって、図4(a)のB−B線に沿う部分断面図である。
図6は、本発明の実施形態とは反対方向にラビング処理を行った場合を示す図である。
まず、ラビング処理を施す前の工程について説明する。
図5に示すように、層間絶縁膜13上に画素電極9を形成する。画素電極9の形成方法は、層間絶縁膜13の全面にITO等の透明導電材料を成膜法によって形成した後に、公知のフォトリソグラフィ技術を用いて成膜された透明導電膜をパターニングする。これによって、画素電極9には、上記平面形状の連結部9a及び帯状電極9cが形成される。また、透明導電膜が除去された部分には、層間絶縁膜13が露出する。
なお、透明導電材料の成膜工程においては、層間絶縁膜13に対して、予め形成された画素コンタクトホール45に透明導電材料が埋設され、画素電極9のコンタクト部9bが形成される。
次に、画素電極9の上面及び側面を含む露出面と、画素電極9が形成されていない層間絶縁膜13の露出面とに対し、これら露出面を被覆するように、第1配向膜18を形成する。
第1配向膜18の形成方法としては、ポリアミック酸を脱水して閉環することによりポリイミド膜を形成する方法、又は可溶性ポリイミド溶液の溶媒を蒸発させることによってポリイミド膜を形成する方法を用いることができる。具体的な形成方法として、例えば、ポリアミック酸又は可溶性ポリイミドを含む配向膜形成材料を基板上に印刷法やスピンコート法を用いて塗布した後、仮焼成工程、及び本焼成工程を経てポリイミド膜を形成する方法が挙げられる。
第1配向膜18にラビング処理を施す工程おいては、断面視円形状のラビングロール80を符号61に示す方向に回転させ、ラビングロール80と第1配向膜18が形成されたTFTアレイ基板10とを相対移動させながら、ラビングロール80の表面に設けられたラビングクロス81を第1配向膜18の表面に擦り付ける方法が採用される。
本実施形態では、図4(a)にて説明したように帯状電極9cの連結端9eから、連結部9aに隣接するデータ線6aに向けた方向にラビング処理を施している。また、ラビング処理の際には、ラビングロール80と第1配向膜18とが接触する位置において、ラビングロール80の回転方向61と、ラビングロール80に対するTFTアレイ基板10の相対移動方向62とを同じ方向にしている。これによって、ラビングロール80を回転させながら、ラビングクロス81の毛を第1配向膜18の傾斜面18aに確実に到達させることが可能になり、第1配向膜18の傾斜面18aにラビング処理を施すことができる。
以上の工程によりTFTアレイ基板10を作製したならば、公知の製造方法を用いて作製したTFTアレイ基板10と前記対向基板20とをシール材を介して貼り合わせる。その後、TFTアレイ基板10と対向基板20とシール材とに囲まれる空間に液晶を充填して封止する。そして、基板本体10Aの外面側と基板本体20Aの外面側とにそれぞれ偏光板14,24を配設し、TFTアレイ基板10の外面側にバックライト90を配設することで、上記実施形態の液晶装置100を製造することができる。
なお、TFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせる工程や液晶を封入する工程、偏光板14,24を配設する工程、バックライト90の製造工程等は公知の製造工程を適用することができる。また、TFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせる際に、両基板の対向面に液晶を予め配置しておき、封止口を有さない枠状のシール材を用いて液晶を封入する工程を適用してもよい。
本実施形態の液晶装置の製造方法によれば、図5に説明したラビング処理が第1配向膜18に施されるので、傾斜面18aにおける液晶分子は、図4(b)に示す傾斜面18aの下り方向に向けてプレチルトが付与される。
これに対して、連結部9aに隣接するデータ線6aから帯状電極9cの連結端9eに向けた方向にラビング処理が施された場合、即ち、図6に示すように第1配向膜18に対して符号63に示す回転方向にラビング処理を施された場合では、図4(b)に示したようなプレチルトを液晶分子に付与することはできない。図6に示す場合では、第1配向膜18の傾斜面18aにおける液晶分子は、傾斜面18aの上り方向に向けてプレチルトが付与される。換言すると、傾斜面18aにおける液晶分子は、傾斜面18aから第1配向膜18の上面方向(上向き方向)にプレチルトが付与される。この場合では、データ線6aの電界Eの影響を受け易くなり、液晶分子が立ち上がってしまう。従って、配向不良が生じ、バックライト90の照明光の光漏れが生じ、高開口率化を実現することができなくなる。また、この場合では、照明光の光漏れを防止するために、遮光層を設ける必要があるが、遮光層を設ける面積の分だけ開口率が低下してしまう。
図4(b)と図6とを比較して明らかなように、本実施形態においては、帯状電極9cの連結端9eから、連結部9aに隣接するデータ線6aに向けた方向にラビング処理が施されているので、第1配向膜18の傾斜面18aにおける液晶分子に対して下向き方向のプレチルトを付与することができる。これによって、傾斜面18aの近傍における配向不良や光漏れを防止することができ、高開口率化を実現することできる。また、傾斜面18aと重なる位置に、遮光層を設ける必要がないため、高開口率化を実現することができる。
(電子機器)
図7は、本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。図7に示す携帯電話1300は、本発明の液晶装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。これにより、本発明の液晶装置により構成された表示品質に優れる表示部を具備した携帯電話1300を提供することができる。
上記実施の形態の液晶装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、高コントラスト、広視野角の表示が可能になっている。
本発明の実施形態に係る液晶装置の等価回路図。 本発明の実施形態に係る液晶装置の1サブ画素の平面構成図。 図2のA−A線に沿う断面構成図。 本発明の実施形態に係る液晶装置の要部拡大図。 本発明の実施形態に係る液晶装置の製造方法を説明するための断面図。 従来のラビング処理工程を説明するための図。 電子機器の一例を示す斜視構成図。
符号の説明
100 液晶装置、10 TFTアレイ基板(第1基板)、20 対向基板(第2基板)、30 TFT(スイッチング素子)、6a データ線(配線)、9 画素電極(第2電極)、9a 連結部、9c 帯状電極、9d 開放端、9e 連結端、13 層間絶縁膜(絶縁膜)、18 第1配向膜、19 共通電極(第1電極)、22 CF層、50 液晶層、BM 遮光層

Claims (7)

  1. 液晶層を挟持して対向する第1基板及び第2基板と、前記第1基板の前記液晶層側に形成された第1電極と、絶縁膜を介して前記第1電極上に形成された前記第2電極と、前記絶縁膜及び前記第2電極を被覆する配向膜と、を備えた液晶装置であって、
    前記第2電極は、
    基板面方向に延在するとともに延在方向の一方の端部を連結端、他方の端部を開放端とされた複数の帯状電極部と、
    前記複数の帯状電極部の各前記連結端をそれぞれ接続する連結部と、を有し、
    前記連結部に平行かつ隣接する配線が設けられ、
    前記連結部と前記配線との間には、光が透過する領域が設けられ、
    前記配向膜には、前記配線から前記連結端に向けた方向にラビング処理が施されていることを特徴とする液晶装置。
  2. 請求項1に記載の液晶装置であって、
    前記第2電極の上面と前記絶縁膜の上面との間には、段差が形成されており、
    前記配向膜は、前記段差に倣うように形成された傾斜面を有することを特徴とする液晶装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の液晶装置であって、
    前記第2電極は、平面視で線対称に配置された第1帯状電極部群及び第2帯状電極部群を有することを特徴とする液晶装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液晶装置であって、
    前記配向膜にラビング処理が施される方向は、
    前記第1帯状電極部群及び前記第2帯状電極部群における対称軸に平行であることを特徴とする液晶装置。
  5. 液晶層を挟持して対向する第1基板及び第2基板と、前記第1基板の前記液晶層側に形成された第1電極と、絶縁膜を介して前記第1電極上に形成された前記第2電極と、前記絶縁膜及び前記第2電極を被覆する配向膜と、を備えた液晶装置の製造方法であって、
    基板面方向に延在するとともに延在方向の一方の端部を連結端、他方の端部を開放端とされた複数の帯状電極部と、前記複数の帯状電極部の各前記連結端をそれぞれ接続する連結部とを有する第2電極を形成する工程と、
    前記連結部に平行かつ隣接する位置に配線を形成することによって、前記連結部と前記配線との間に光が透過する領域を設ける工程と、
    前記配向膜に対し、前記配線から前記連結端に向けた方向にラビング処理を施す工程と、
    を有することを特徴とする液晶装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の液晶装置の製造方法であって、
    前記第1基板と、前記ラビング処理に用いられるラビングロールとの接触位置において、前記第1基板の移動方向と、前記ラビングロールの回転方向とが同じであることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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