JP2008081234A - 可撓性シートの集積装置と可撓性シートの集積方法 - Google Patents

可撓性シートの集積装置と可撓性シートの集積方法 Download PDF

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Abstract

【課題】極めて簡単な機構でシートを揃えて積層しながら、シートの損傷を防止する。
【解決手段】可撓性シートの集積装置は、自重で変形する可撓性のある可撓性シート1を水平方向に移送する移送機構2と、この移送機構2で移送される可撓性シート1を積層する積層台3とを備える。さらに、集積装置は、移送機構2から排出される可撓性シート1の排出タイミングに同期して積層台3を傾動させる傾動機構4を備えている。傾動機構4は、可撓性シート1が供給されるタイミングで、可撓性シート1の排出方向に向かって積層台3を下り勾配となるように傾動させて可撓性シート1を積層台3に集積する。
【選択図】図2

Description

本発明は自重で自由に変形できる可撓性シートを綺麗に揃えて集積する集積装置と集積方法に関する。
所定の形状に裁断された可撓性シートを積層する集積装置は種々の用途に使用される。現在使用される集積装置は、所定の形状に切断された可撓性シートの上面を吸盤で吸着して、積層台の上に積層する。この集積装置は、構造が複雑で大きくなり、しかも製造コストが高くなる欠点がある。この欠点を解消するために、裁断された可撓性シートを、傾斜する積層台に移送して積層する装置が開発されている。(特許文献1及び2参照)
特表2005−502569号公報 特開平4−169465号公報
これらの特許文献に記載される集積装置は、積層台を移送方向に下り勾配に傾斜させている。さらに、積層台の先端には、供給されるシートを揃えるストッパを設けている。この集積装置は、シートを下り勾配の積層台に供給する。供給されるシートは、下り勾配の積層台に沿って移動され、先端縁をストッパに当てて集積される。したがって、この集積装置は、吸盤などで吸着することなく、シートを積層台に移送して、ストッパで揃えて集積できる。
この構造の集積装置は、多くのシートを揃えて積層できる。ただ、極めて損傷を受けやすいシートの積層には使用できない。それは、積層台に供給されるシートが、先に積層しているシートを擦って擦り傷が付き、あるいはストッパに衝突して損傷を受けるからである。この弊害は、積層台の傾斜角度を変更して防止できるように推測される。しかしながら、現実には、積層台の傾斜角を変更しても、シートの損傷を解消できない。たとえば、傾斜角を小さくすると、積層されるシートが先に積層しているシートを擦る作用が大きくなって、シートの全面に擦り傷ができる。反対に、積層台の傾斜角を大きくすると、シートが勢いよく落下して、シートの先端が強くストッパに衝突し、あるいは先に積層しているシートの上に落下して、損傷する。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な機構でシートを揃えて積層しながら、シートの損傷を防止できる可撓性シートの集積装置と集積方法を提供することにある。
本発明の可撓性シートの集積装置は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
可撓性シートの集積装置は、自重で変形する可撓性のある可撓性シート1を水平方向に移送する移送機構2と、この移送機構2で移送される可撓性シート1を積層する積層台3とを備える。さらに、集積装置は、移送機構2から排出される可撓性シート1の排出タイミングに同期して積層台3を傾動させる傾動機構4を備えている。傾動機構4は、可撓性シート1が供給されるタイミングで、可撓性シート1の排出方向に向かって積層台3を下り勾配となるように傾動させて可撓性シート1を積層台3に集積する。
本発明の可撓性シートの集積装置は、傾動機構4が、可撓性シート1が供給されるタイミングに同期して、積層台3をノーマル位置から傾動位置に傾動させ、さらに可撓性シート1が積層される状態で、積層台3を傾動位置からノーマル位置に復帰させることができる。
本発明の可撓性シートの集積装置は、移送機構2から積層台3に供給される可撓性シート1の下面に沿って空気を噴射する空気ノズル6を備えることができる。
本発明の可撓性シートの集積装置は、傾動機構4のアクチュエータ43、サーボモータとシリンダーのいずれかとすることができる。
本発明の可撓性シートの集積装置は、移送機構2が2枚の可撓性シート1を2列に並べて排出すると共に、積層台3が2枚の可撓性シート1を別々に集積する第1の積層台3Aと第2の積層台3Bとを備え、さらに、傾動機構4が、各々の積層台3を両側に向かって下り勾配に傾斜させるサブ傾動機構5を備えることができる。この集積装置は、可撓性シート1が供給されるタイミングで、サブ傾動機構5が積層台3を両側に向かって下り勾配となるように傾動させて、各々の積層台3に可撓性シート1を集積することができる。
本発明の可撓性シートの集積装置は、可撓性シート1をプラスチックフィルムとすることができる。
本発明の可撓性シートの集積方法は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
可撓性シートの集積方法は、移送機構2が自重で変形する可撓性のある可撓性シート1を水平方向に移送して、積層台3の上に揃えて集積する。集積方法は、移送機構2から排出される可撓性シート1の排出タイミングに同期して、可撓性シート1が積層台3に積層されるタイミングで、可撓性シート1の排出方向に向かって積層台3を下り勾配となるように傾動する。
本発明の集積装置と集積方法は、極めて簡単な機構で、可撓性シートを揃えて積層しながら、シートの損傷を確実に防止できる特徴がある。それは、本発明が、移送機構から積層台に可撓性シートを供給して集積することに加えて、可撓性シートが供給されるタイミングに同期して、可撓性シートの排出方向に向かって積層台を下り勾配となるように傾動させるからである。この積層台は、上に可撓性シートを集積するときに下り勾配に傾動して、集積される可撓性シートを衝撃なく受け取る。すなわち、前進して先端部が落下しながら積層台に集積される可撓性シートは、可撓性シートの先端部を受け止める部分が降下する方向に傾動する積層台に集積される。すなわち、降下しながら集積される可撓性シートの先端部が、可撓性シートの落下方向に移動する積層台に受け止められて集積される。落下する可撓性シートの先端部と積層台とが同じように降下するので、可撓性シートが強く積層台に衝突して損傷することがない。
以下、本発明の実施例を面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための可撓性シートの集積装置と集積方法を例示するものであって、本発明は可撓性シートの集積装置と集積方法を以下に特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の集積装置は、自重で変形する可撓性のある可撓性シートを水平方向に移送して集積する。本発明の集積装置と集積方法は、可撓性シートを損傷なく集積することを特徴とする。したがって、集積される工程での損傷を確実に阻止することが大切な可撓性シート、たとえば、液晶テレビに使用されるプラスチックフィルム等のシートの集積に適している。ただ、本発明は可撓性シートの用途を特定するものでなく、自重で変形できる可撓性シートを損傷なく集積できる。
図1ないし図6は、可撓性シート1を水平方向に移送する移送機構2と、この移送機構2で移送される可撓性シート1を積層する積層台3と、この積層台3を可撓性シート1の排出タイミングに同期して傾動させる傾動機構4とを備える。
移送機構2は、前工程から供給される可撓性シート1を積層台3に移送する。ここで、前工程とは、たとえば、可撓性シート1を所定の形状に裁断する裁断工程であり、あるいは裁断工程で裁断された可撓性シート1の表面に付着する汚れや異物を取り除く清掃工程である。移送機構2は、前工程から供給される可撓性シート1を強制的に前方に送り出して、移送機構2の先端から落下させて積層台3に移送する。図に示す移送機構2は、前工程から可撓性シート1が供給される供給コンベア21と、供給コンベア21から供給される可撓性シート1を積層台3に向かって送り出す強制排出機22と、強制排出機22から排出される可撓性シート1を積層台3に案内する排出コンベア23とを備える。
供給コンベア21は、前工程から供給される可撓性シート1を強制排出機22の供給側に案内する。強制排出機22は、供給側に供給される可撓性シート1を上下から挟着して、排出側に強制的に送り出す移送ローラー24と、移送ローラー24を駆動する駆動ローラー25と、駆動ローラー25を回転させるモーター(図示せず)とを備える。図に示す強制排出機22は、一対の移送ローラー24を互いに平行な姿勢で上下に接近して配設しており、一対の移送ローラー24で可撓性シート1を挟着する状態で、上下の移送ローラー24を互いに逆方向に回転させて、可撓性シート1を排出方向に送り出す。図の強制排出機22は、前後に2対の移送ローラー24を備えている。さらに、前後に位置する移送ローラー24を駆動する駆動ローラー25を、移送ローラー24の上下に各々配設している。上下の駆動ローラー25は、モーターで回転される。下側の駆動ローラー25は下側の移送ローラー24を、上側の駆動ローラー25は上側の移送ローラー24を互いに逆方向に回転させる。互いに逆方向に回転する上下の移送ローラー24は、間に供給される可撓性シート1を挟着する状態で排出方向に送り出す。強制排出機22は、可撓性シート1を所定の速度で強制排出するように移送ローラー24の回転速度を調整している。強制排出機22から所定の速度で排出される可撓性シート1は、排出コンベア23で積層台3に向かって案内されて、排出コンベア23から放出されて落下する。
図3と図4に示す集積装置は、移送機構2で2枚の可撓性シート1を2列に並べて移送して集積する構造としている。この集積装置は、可撓性シート1の集積能率を2倍にできる。移送機構2は、たとえば、1列当たり、1分間に30枚の可撓性シート1を連続して積層台3に排出して移送する。図の移送機構2は、2枚の可撓性シート1を2列に並べて排出するので、この集積装置は、1分間に60枚の可撓性シート1を積層台3に移送して集積できる。ただ、本発明の集積装置は、1列の可撓性シート1を移送して集積することもできる。
移送機構2は、可撓性シート1を所定の速度で排出し、排出コンベア23から積層台3に落下させる。移送機構2が可撓性シート1を排出する速度は、可撓性シート1の材質や大きさ、厚さ、重量等により最適な速度に設定される。移送機構2は、傾動機構4で傾動される傾動位置において、落下する可撓性シート1を積層台3の上面に集積できる速度で排出される。移送機構2は、たとえば、可撓性シート1を、20〜40m/分、好ましく25〜35m/分の速さで排出する。
積層台3は、移送機構2から排出されて落下する可撓性シート1を上面で受け取って集積する。図の積層台3は、移送機構2から2列に可撓性シート1が排出されるので、2枚の可撓性シート1を別々に集積する第1の積層台3Aと第2の積層台3Bとを備える。図4の集積装置は、可撓性シート1の移送方向に向かって、左側に第1の積層台3Aを、右側に第2の積層台3Bをそれぞれ備えている。
第1の積層台3Aと第2の積層台3Bは、排出コンベア23から落下する可撓性シート1を上面に積層させる集積プレート31を有する。集積プレート31は、移送機構2から排出される可撓性シート1を受け取ることができる十分な大きさを有する板状である。さらに、集積プレート31は、集積する可撓性シート1を位置決めしながら積層するために、先端縁と側縁にストッパ壁32を備える。図の積層台3は、移送される可撓性シート1の先端側に先端壁32Aを、両側に側壁32Bを設けてストッパ壁32としている。第1の積層台3Aは、図4における可撓性シート1の移送方向に向かって、先端縁に先端壁32Aを、左側縁に側壁32Bを設けている。第2の積層台3Bは、図4における可撓性シート1の移送方向に向かって、先端縁に先端壁32Aを、右側縁に側壁32Bを設けている。これらのストッパ壁32は、移送機構2から排出されて落下する可撓性シート1の先端縁と側縁とを正確に受け取ることができる高さを有する。図に示す積層台3は、先端縁のストッパ壁32の高さを5cm、両側縁のストッパ壁32の高さを5cmとしている。
傾動機構4は、移送機構2から排出される可撓性シート1の排出タイミングに同期して、積層台3を傾動させる。傾動機構4は、積層台3を傾動させて、図1に示すノーマル位置と図2に示す傾動位置とに移動させる。これらの図に示すように、傾動位置は、積層台3を可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配に傾斜させる姿勢であって、ノーマル位置は、傾動位置よりも水平に近づく姿勢である。ただ、ノーマル位置は、必ずしも水平もしくは水平に近い姿勢には限定しない。図1に示すノーマル位置は、積層台3を可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配に傾斜させる姿勢としている。ただ、ノーマル位置における積層台3の下り勾配の俯角(α1)は、傾動位置における積層台3の下り勾配の俯角(α2)よりも小さくしている。したがって、ノーマル位置とは、傾動位置と水平位置との間の位置を意味している。図に示す傾動機構4は、ノーマル位置における俯角(α1)を約20度、傾動位置における俯角(α2)を約30度としている。ただ、ノーマル位置における俯角(α1)と傾動位置における俯角(α2)は、集積される可撓性シート1の種類、形状、大きさ、厚さ、重さによって種々に変更される。
図1ないし図6に示す傾動機構4は、上方に積層台3を連結している傾動台40と、この傾動台40を傾動軸41に対して傾動させる駆動機構を備える。なお、図3は、傾動機構4の構造をわかりやすくするために、第1の積層台3Aを取り除いた状態を示している。傾動台40は、可撓性シート1の移送方向と平行な垂直面内で傾動できるように、基台10に連結している。図に示す傾動機構4は、基台10に固定した垂直プレート11に、水平方向に突出する上下台12を連結すると共に、この上下台12の上面に連結台13を連結し、さらに、この連結台13に傾動台40を連結している。傾動台40は、傾動軸41を介して、傾動できるように連結台13に連結している。傾動台40は、下面に軸受42を固定しており、この軸受42に、傾動軸41を介して連結台13を連結している。
駆動機構はアクチュエータ43で、本体部43Aからロッド43Bを伸長・収縮させて、傾動台40を傾動させる。このアクチュエータ43には、サーボモータあるいはシリンダーが使用できる。図1ないし図4に示すアクチュエータ43は、ロッド43Bの先端を傾動台40の後端に連結すると共に、本体部43Aを基台10に連結している。さらに、アクチュエータ43は、傾動台40を、傾動軸41を中心として垂直面内で傾動させるために、垂直面内で回動できる構造で基台10の垂直プレート11に連結している。垂直プレート11は、可撓性シート1の移送方向に突出して支持アーム44を固定しており、この支持アーム44の先端にアクチュエータ43の本体部43Aを回動軸45を介して連結している。さらに、アクチュエータ43のロッド43Bの先端は、回転軸46を介して傾動台40の後端に固定した連結アーム47に連結している。
さらに、図に示す傾動機構4は、連結台13と上下台12の連結位置を変更して傾動軸41の位置を変更できるようにしている。連結台13は、水平方向であって、可撓性シート1の移送方向に連結位置を変更できる構造で上下台12に連結している。上下台12は、上下方向に連結位置を変更できる構造で基台10の垂直プレート11に連結している。このように、傾動台40の傾動軸41の位置を変更できる傾動機構4は、アクチュエータ43の回動軸45と傾動台40の傾動軸41との相対位置を種々に変更して、ノーマル位置と傾動位置における積層台3の俯角(α)を調整できる特長がある。ただ、傾動機構は、傾動軸の位置を固定して、回動軸の位置、すなわち支持アームの位置を種々に変更できる構造として、ノーマル位置と傾動位置における積層台の俯角を調整することもできる。
以上の傾動機構4は、図2に示すように、アクチュエータ43がロッド43Bを伸長させると、ロッド43Bの先端が傾動台40の後端を押し上げて、傾動軸41を中心として傾動台40を垂直方向に傾動させる。このとき、アクチュエータ43も回動軸45を中心として水平方向に向かって回動する。この状態で、傾動台40の上方に連結された積層台3は、可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配となるように傾動される。したがって、アクチュエータ43のロッド43Bの突出量によって、積層台3が傾動する傾動角が決定される。傾動機構4は、積層台3の位置が、最適な傾動位置となるようにロッド43Bの往復のストロークを決定する。また、傾動機構4は、図1に示すように、アクチュエータ43がロッド43Bを収縮させると、ロッド43Bの先端が傾動台40の後端を引き下げて、傾動軸41を中心として傾動台40を水平方向に傾動させる。このとき、アクチュエータ43も回動軸45を中心として垂直方向に向かって回動する。この状態で、傾動台40の上方に連結された積層台3は、水平方向に向かって傾動される。すなわち、以上の傾動機構4は、アクチュエータ43のロッド43Bを伸長させて、積層台3を傾動位置まで傾動させ、アクチュエータ43のロッド43Bを収縮させて、積層台3をノーマル位置まで復帰させる。
傾動機構4は、可撓性シート1が供給されるタイミングに同期して、積層台3を、図1に示すノーマル位置から図2に示す傾動位置に傾動させる。さらに、傾動機構4は、可撓性シート1が積層される状態で、積層台3を傾動位置からノーマル位置に復帰させる。すなわち、集積装置は、傾動機構4でもって、積層台3をノーマル位置と傾動位置とに傾動する運動を繰り返して、移送機構2から連続して排出される可撓性シート1を繰り返し集積する。このように、上面に可撓性シート1を集積するタイミングに同期して、傾動機構4で下り勾配に傾動される積層台3は、可撓性シート1を少ない衝撃で受け取ることができる。
傾動機構4で傾動される積層台3が落下する可撓性シート1の衝撃を小さくしながら受け取ることができる原理を、図7と図8を用いて以下に詳述する。ここで、図7は、本発明の実施例の集積装置であって、可撓性シート1を集積するタイミングに同期して、積層台3を可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配に傾斜させる状態を示している。図8は、比較例の集積装置であって、積層台93を可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配に傾斜させた姿勢で固定している。すなわち、この積層台93は、可撓性シート1の排出タイミングに関係なく、積層台93を固定した構造としている。
図8に示すように、積層台93を下り勾配で所定の角度に固定した場合、可撓性シート1は、(a)〜(c)に示す軌跡で落下して積層台93に受け止められる。このとき、可撓性シート1の先端縁は、大きな衝撃で積層台93のストッパ壁92に衝突する。これは、可撓性シート1の落下の衝撃が、軽減されることなく直接に可撓性シート1の先端縁に作用するからである。図に示すように、落下する可撓性シート1の先端縁と積層台93のストッパ壁92は、時間tがt1→t2→t3と変化するに伴って、その間隔がY1→Y2→Y3と変化しながら接近して衝突する。したがって、可撓性シート1の先端縁が積層台93のストッパ壁92に衝突する直前の平均速度Vは、
V=(Y3−Y1)/(t3−t1)
となる。
これに対して、図7で示すように、積層台3を、可撓性シート1の排出方向に向かって、下り勾配となるように傾動させる場合、可撓性シート1は、(a)〜(c)に示す軌跡で傾動する積層台3に相対的に接近しながら落下して積層台3に受け止められる。このとき、可撓性シート1の先端縁と積層台3のストッパ壁32は、時間tがt1→t2→t3と変化するに伴って、その間隔がY'1→Y'2→Y'3と変化しながら接近して衝突する。したがって、可撓性シート1の先端縁が積層台3のストッパ壁32に衝突するときの相対速度V’は、
V'=(Y'3−Y'1)/(t3−t1)
となり、積層台3を傾動させずに固定する場合に比べて小さくなる。すなわち、積層台3を、落下する可撓性シート1に同期させて下り勾配となるように傾動させることにより、積層台3のストッパ壁32に対する可撓性シート1の相対速度を小さくできる。このため、積層台3は、落下する可撓性シート1を、衝撃を軽減しながら受け取ることができ、可撓性シート1が強く積層台3に衝突して損傷するのを有効に防止できる。可撓性シート1の先端縁が積層台3のストッパ壁32に衝突するときの相対速度V’は、傾動機構4が積層台3を傾動させる傾動角(傾動量)を大きくすることによって、いいかえると、積層台3の単位時間当たりの移動距離を大きくすることによって、さらに小さくできる。したがって、傾動機構4は、可撓性シート1の落下の衝撃を考慮して、最適な傾動角となるように設計される。
さらに、傾動機構4は、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを、それぞれ両側に向かって下り勾配に傾斜させるサブ傾動機構5を備える。サブ傾動機構5は、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを、積層台3の縦方向(可撓性シート1の排出方向)に対して垂直な面内で傾動させる。このように、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを両側に向かって下り勾配に傾斜させる集積装置は、図4と図6に示すように積層台3に集積する可撓性シート1の先端位置だけでなく左右位置も位置決めしながら集積できる特長がある。とくに、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを両側に向かって下り勾配に傾斜させることにより、2列で移送されて集積される可撓性シート1を互いに接触させることなく、両側に落下させて、2列に整列した状態で集積できる特長がある。ただ、本発明の集積装置は、必ずしも第1の積層台と第2の積層台を両側に向かって下り勾配に傾斜させる構造とする必要はない。
図5と図6の集積装置は、図において、右側に第1の積層台3Aを、左側に第2の積層台3Bをそれぞれ備えている。このため、サブ傾動機構5は、第1の積層台3Aを右方向に下り勾配に傾斜させ、第2の積層台3Bを左方向に下り勾配に傾斜させる。なお、図5は、図1の積層台と傾動機構を矢印Aで示す方向から見た状態を示しており、図6は、図2の積層台と傾動機構を矢印Aで示す方向から見た状態を示している。サブ傾動機構5は、移送機構2から排出される可撓性シート1の排出タイミングに同期して、積層台3を両側に傾動させる。サブ傾動機構5は、積層台3を傾動させて、図5に示すノーマル位置と図6に示す傾動位置とに移動させる。図に示すように、傾動位置は、各積層台3を両側に向かって下り勾配に傾斜させる姿勢であって、ノーマル位置は、水平な姿勢である。ただ、ノーマル位置は、必ずしも水平ではなく、多少下り勾配に傾斜させることもできる。図に示すサブ傾動機構5は、ノーマル位置を水平として、傾動位置における俯角(β)を約10度としている。傾動位置における俯角(β)は、集積される可撓性シート1の種類、形状、大きさ、厚さ、重さによって種々に変更される。
第1の積層台3Aと第2の積層台3Bは、両側に向かって下り勾配に傾動できるように、中央側いいかえると境界部分において回転軸51を介して傾動台40に連結している。第1の積層台3Aは第1の傾動台40Aに、第2の積層台3Bは第2の傾動台40Bにそれぞれ連結している。第1の傾動台40Aと第2の傾動台40Bは、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bの境界側に位置して、それぞれ2本の支柱48を互いに対向して垂直姿勢で固定している。第1の傾動台40Aに固定された2本の支柱48は、上端に回転軸51を介して傾動フレーム50を連結しており、この傾動フレーム50の上面に第1の積層台3Aを固定している。第2の傾動台40Bに固定された2本の支柱48は、上端に回転軸51を介して傾動フレーム50を連結しており、この傾動フレーム50の上面に第2の積層台3Bを固定している。支柱48の上端に連結される傾動フレーム50は、それぞれ両側に向かって延長されると共に、先端部を連結フレーム57で連結している。この連結フレーム57をサブ傾動機構5で上下動させて、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを、傾動させる構造としている。
サブ傾動機構5は、図5と図6に示すように、第1の積層台3Aを右方向に下り勾配に傾斜させる第1のサブ傾動機構5Aと、第2の積層台3Bを左方向に下り勾配に傾斜させる第2のサブ傾動機構5Bとを備える。各々のサブ傾動機構5は、各々の積層台3を所定の方向に傾動させるために、両側に設けたアクチュエータ53と、ガイド機構52とを備える。
アクチュエータ53は、本体部53Aの下端を回動プレート54を介して傾動台40に連結すると共に、ロッド53Bの先端を連結フレーム57に固定している。回動プレート54は、アクチュエータ53の姿勢を傾斜できるように、回動軸55を介して連結プレート58に連結しており、この連結プレート58を傾動台40に固定している。さらに、アクチュエータ53のロッド53Bの先端が固定される連結フレーム57は、回転軸56を介して傾動フレーム50に連結している。これらのアクチュエータ53は、本体部53Aからロッド53Bを伸縮させて、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを傾動させる。このアクチュエータ53にも、サーボモータあるいはシリンダーが使用できる。
ガイド機構52は、図1と図2に示すように、アクチュエータ53の両側に配設しており、アクチュエータ53のロッド53Bを軸方向に正確に伸縮させる。図に示すガイド機構52は、ガイド筒52Aと、このガイド筒52Aに挿通されてガイド筒52Aに沿って移動するガイドロッド52Bとを備える。ガイド筒52Aは、アクチュエータ53の本体部53Aの側面に固定されたガイドプレート59に固定されている。ガイド筒52Aはアクチュエータ53の本体部53Aと平行な姿勢で配置している。ガイドロッド52Bは、アクチュエータ53のロッド53Bと平行な姿勢として連結フレーム57に固定している。このガイド機構52は、アクチュエータ53のロッド53Bが伸縮されると、ガイドロッド52Bがガイド筒52Aに沿って移動し、アクチュエータ53のロッド53Bを本体部53Aに対して正確に軸方向に伸縮させる。
以上のサブ傾動機構5は、図5に示すように、アクチュエータ53がロッド53Bを伸長させた状態で、積層台3が水平姿勢であるノーマル位置となる。この状態からアクチュエータ53がロッド53Bを収縮させると、図6に示すようにロッド53Bの先端が連結フレーム57を介して傾動フレーム50の先端を引き下げて、傾動フレーム50を下り勾配に傾斜させる。この状態で、傾動フレーム50の上面に固定された積層台3は、両側に向かって下り勾配となって、傾動位置まで傾動される。傾動台40が両側に傾動する傾動角は、アクチュエータ53のロッド53Bの引込量によって決定される。サブ傾動機構5は、積層台3が、最適な傾動位置となるようにロッド53Bの往復のストロークを決定する。また、傾動機構4は、アクチュエータ53がロッド53Bを伸長させると、図5に示すように、ロッド53Bの先端が連結フレーム57を介して傾動フレーム50の先端を押し上げて、傾動フレーム50を左右方向において水平な姿勢とする。この状態で、傾動フレーム50の上面に固定された積層台3も、左右方向において水平な姿勢となってノーマル位置まで復帰する。すなわち、以上のサブ傾動機構5は、アクチュエータ53のロッド53Bを収縮させて、積層台3を傾動位置まで傾動させ、アクチュエータ53のロッド53Bを伸長させて、積層台3をノーマル位置まで復帰させる。
以上のサブ傾動機構5は、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを両側に向かって下り勾配に傾斜させて、2列に移送される可撓性シート1を2列に整列させて集積できる特長がある。ただ、本発明の集積装置は、図示しないが、移送する可撓性シートを1列として、この1列の可撓性シートを集積する積層台を左右方向のいずれか一方に向かって下り勾配に傾斜させて、1列に移送される可撓性シートの左右位置を位置決めしながら集積することもできる。
さらに、図1ないし図4に示す集積装置は、移送機構2から積層台3に供給される可撓性シート1の下面に沿って空気を噴射する空気ノズル6を備える。図に示す集積装置は、排出コンベア23の下面に空気ノズル6を配置している。図に示す空気ノズルは、複数の噴射口を水平方向に並べてた板状としている。このように、板状に空気を噴射する空気ノズル6は、空気の膜を広く設けて、落下する可撓性シート1を空気のクッションで無理なく落下できる特長がある。空気ノズル6は、可撓性シート1をバランスよく落下できるように、1列の可撓性シート1に対して両側に配置している。図3と図4に示す装置は、2列の可撓性シート1を移送するので、4基の空気ノズル6を配設している。この空気ノズル6は、図示しないが、気体供給源に連結しており、気体供給源から供給される空気を可撓性シート1の下面に噴射して、可撓性シート1を積層台3に向かって落下させる。下面に空気が噴射される可撓性シート1は、移送機から積層台3に向かって正確に放出される。空気ノズルから噴射する空気の流速と噴射量は、可撓性シート1の種類、形状、大きさ、厚さ、重さによって、また、移送機構2の排出速度によって、最適な速度と量に設定される。
以上のように、本発明の集積装置は、移送機構2から排出される可撓性シート1が落下するタイミングに同期して、積層台3を可撓性シート1の排出方向に向かって下り勾配となるように傾動機構4で傾動させて、落下する可撓性シート1を積層台3の上面で受け取って集積する。とくに、可撓性シート1の先端縁を積層台3の先端壁32Aに揃えて集積する。また、2列に並んで排出される可撓性シート1が落下するタイミングに同期して、第1の積層台3Aと第2の積層台3Bを両側に向かって下り勾配となるようにサブ傾動機構5で傾動させて、落下する可撓性シート1を第1の積層台3Aと第2の積層台3Bの側壁32Bに揃えて集積する。この集積装置は、移送機構2から排出される可撓性シート1が落下するタイミングに同期して、傾動機構4とサブ傾動機構5を動作させて、積層台3を所定の傾動位置となるように傾斜させて可撓性シート1を理想的に集積する。傾動機構4とサブ傾動機構5の動作を可撓性シート1の落下に同期させるために、集積装置は、たとえば、移送機構2から排出される可撓性シート1の通過を検出する通過センサー(図示せず)を備えることができる。この集積装置は、通過センサーからの信号で可撓性シート1が移送機構2から排出されたことを検出し、可撓性シート1の落下に同期して傾動機構4とサブ傾動機構5を動作させることができる。
本発明の集積装置と集積方法によれば、プラスチックフィルム等の可撓性シートを損傷させることなく、短時間で能率良く集積できる。
本発明の一実施例にかかる集積装置の概略側面図であって、積層台のノーマル位置を示す図である。 本発明の一実施例にかかる集積装置の概略側面図であって、積層台の傾動位置を示す図である。 図1に示す集積装置の平面図である。 図2に示す集積装置の平面図であって、可撓性シートを集積する状態を示す図である。 図1に示す集積装置の積層台を矢印Aで示す方向から見た正面図である。 図2に示す集積装置の積層台を矢印Aで示す方向から見た正面図である。 本発明の一実施例の集積装置が可撓性シートを積層台に集積する工程を示す図である。 比較例の集積装置が可撓性シートを積層台に集積する工程を示す図である。
符号の説明
1…可撓性シート
2…移送機構
3…積層台 3A…第1の積層台
3B…第2の積層台
4…傾動機構
5…サブ傾動機構 5A…第1のサブ傾動機構
5B…第2のサブ傾動機構
6…空気ノズル
10…基台
11…垂直プレート
12…上下台
13…連結台
21…供給コンベア
22…強制排出機
23…排出コンベア
24…移送ローラー
25…駆動ローラー
31…集積プレート
32…ストッパ壁 32A…先端壁
32B…側壁
40…傾動台 40A…第1の傾動台
40B…第2の傾動台
41…傾動軸
42…軸受
43…アクチュエータ 43A…本体部
43B…ロッド
44…支持アーム
45…回動軸
46…回転軸
47…連結アーム
48…支柱
50…傾動フレーム
51…回転軸
52…ガイド機構 52A…ガイド筒
52B…ガイドロッド
53…アクチュエータ 53A…本体部
53B…ロッド
54…回動プレート
55…回動軸
56…回転軸
57…連結フレーム
58…連結プレート
59…ガイドプレート
92…ストッパ壁
93…積層台

Claims (7)

  1. 自重で変形する可撓性のある可撓性シート(1)を水平方向に移送する移送機構(2)と、この移送機構(2)で移送される可撓性シート(1)を積層する積層台(3)とを備えるシートの集積装置であって、
    移送機構(2)から排出される可撓性シート(1)の排出タイミングに同期して積層台(3)を傾動させる傾動機構(4)を備えており、この傾動機構(4)が、可撓性シート(1)が供給されるタイミングで、可撓性シート(1)の排出方向に向かって積層台(3)を下り勾配となるように傾動するようにしてなる可撓性シート(1)の集積装置。
  2. 傾動機構(4)が、可撓性シート(1)が供給されるタイミングに同期して、積層台(3)をノーマル位置から傾動位置に傾動させ、さらに可撓性シート(1)が積層される状態で、積層台(3)を傾動位置からノーマル位置に復帰させる請求項1に記載される可撓性シートの集積装置。
  3. 移送機構(2)から積層台(3)に供給される可撓性シート(1)の下面に沿って空気を噴射する空気ノズル(6)を備える請求項1に記載される可撓性シートの集積装置。
  4. 傾動機構(4)のアクチュエータ(43)が、サーボモータとシリンダーのいずれかである請求項1に記載される可撓性シート(1)の集積装置。
  5. 移送機構(2)が2枚の可撓性シート(1)を2列に並べて排出すると共に、積層台(3)が2枚の可撓性シート(1)を別々に集積する第1の積層台(3A)と第2の積層台(3B)とを備えており、さらに、傾動機構(4)が、各々の積層台(3)を両側に向かって下り勾配に傾斜させるサブ傾動機構(5)を備え、
    可撓性シート(1)が供給されるタイミングで、サブ傾動機構(5)が積層台(3)を両側に向かって下り勾配となるように傾動する請求項1に記載される可撓性シートの集積装置。
  6. 可撓性シート(1)がプラスチックフィルムである請求項1に記載される可撓性シートの集積装置。
  7. 移送機構(2)が自重で変形する可撓性のある可撓性シート(1)を水平方向に移送して、積層台(3)の上に揃えて集積する可撓性シートの集積方法であって、
    移送機構(2)から排出される可撓性シート(1)の排出タイミングに同期して、可撓性シート(1)が積層台(3)に積層されるタイミングで、可撓性シート(1)の排出方向に向かって積層台(3)を下り勾配となるように傾動する可撓性シートの集積方法。
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