JP2008080957A - フットレスト - Google Patents

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裕幸 加藤
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Abstract

【課題】取付け容易で、取り外し容易で、フットレストの金型の製造のコストと時間を減少できるフットレストを提供。
【解決手段】踏み面5を有するフェース部材2と脚部17を有するベース部材3とが連結されてフットレスト1が構成される。脚部17は、中空に形成されピン7が所定深さ挿入されると脚部部分が側方に開脚して車体取付穴の縁部に係合してベース部材3が車体に取付けられる。ピン7が脚部17に所定深さの手前まで挿入されて脚部の各脚が側方に開かない状態ではフェース部材2とベース部材3とが仮止め連結され、ピン7が更に挿入されると脚部側方に開いた状態でフェース部材とベース部材とが本止め連結される。
【選択図】図15

Description

本発明は、一方の面に踏み面が形成され、他方の面に取付け手段が設けられ、取付け手段によって車体の所定位置に取付けられるフットレストに関し、特に、取付けだけでなく取り外しも容易にできるフットレストに関する。
フットレストの取付けにおいて、ボルト及びナットを用いて車体に固着することはよく知られているが、ボルト及びナットの使用は、取付け作業に手間がかかる。実開昭63−59750号公報(特許文献1)は、ボルト及びナットを使わないで、車体に固着したスタッドにクリップを用いてフットレストを取り付ける構造を記載している。特許文献1の構造では、フットレストが、フットレスト本体とカバーとに分割され、フットレスト本体にはスタッドがよく見えるようにスタッドのぞき穴が形成されて、フットレスト本体が車体のスタッドに取付け易くされ、車体に取付けられたフットレスト本体にカバーがその縁部で係止される。
実開平3−57136号公報(特許文献2)には、ボルト及びナットを用いずに、フットレストを車体に取付ける構造が記載されている。車体には、取付穴が形成された金属ブラケットが固着され、そのブラケットの取付穴にフットレストの係止部材が取付けられ、その係止部材にフットレストが取付けられる構成である。係止部材は、プラスチック製の中空のピン部材で成り、ピン部材は、ブラケットの取付穴に挿入されて取付けられる下部と、フットレストの内側に設けられた係止筒に係止してフットレストを支持する上部とから成る。フットレストは、係止部材が取付けられたブラケットに、係止筒が係止部材の上部に係止するように押付けるだけで、車体に取付けられる。
実開昭63−59750号公報 実開平3−57136号公報 特開2000−177474号公報
上記した特許文献1及び特許文献2のフットレストの取付構造は、ボルト及びナットを用いずにフットレストを車体に取付ける利点がある。しかし、車体に取付けたフットレストを取外すのを容易にする構成を有しない。
特許文献3は、ボルト及びナットを用いることなく、取付けが容易にでき、取外しも容易にできるフットレストを記載している。特許文献3のフットレストは、一方の面に踏み面が形成され、他方の面に車体への取付け手段が設けられ、取付け手段によって車体の所定位置に取付けられる。取付け手段は、車体の第1取付穴に挿入される第1クリップと車体の第2取付穴に挿入される第2クリップで成り、フットレストの取付けは、第1取付穴に第1クリップを、また、第2取付穴に第2クリップを、それぞれ挿入するだけの簡単な作業でできる。フットレストを取外すにも、第1クリップの係止爪を係止解除方向に工具先端で撓めることができる構成であるので、第1クリップの係止を解除し、次に、第2クリップを第2取付穴から抜き出すようにフットレスト全体を移動させるだけの簡単な作業でできる。
特許文献3のフットレストは、取付けも取外しも容易にできる利点がある。フットレストは、車種によって、さまざまなデザインや形状のものが必要であり、その製造のための金型の費用の負担が大きい。例えば、踏み面のデザインは、その滑り止めの機能と車種や斬新さ等の好みの意匠性とによって、パターンがさまざまに変わるので、踏み面部分の金型の製作が費用と時間がかかる。その上、踏み面を除く、フットレスト本体部分の形状及び機能は、車種毎にフットレストが車体に接する部分が違うので、それに備えて多くの金型を必要とする。このように、踏み面部分とその他の本体部分のデザインや形状の違いに合わせようとすると、非常に多くの金型を必要とし、そのための費用の負担は相当に大きい。フットレストの製造や、取付け及び取外しには、費用と時間がかからないことが望ましい。
従って、本発明の目的は、取付けが容易にでき、取り外しも容易にでき、更に、フットレストの金型の製造のコストと時間を減少できるフットレストを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によれば、一方の面に踏み面が形成され、他方の面に取付け手段が設けられ、取付け手段によって車体の所定位置に取付けられるフットレストであって、踏み面を有するフェース部材と取付け手段を有するベース部材とが、フェース部材の踏み面とは反対側の連結面がベース部材の取付け手段側とは反対側の連結面に対面するように、連結されることによってフットレストが構成され、取付け手段は、車体の取付穴に挿入できるように前記ベース部材から延びる脚部として形成され、脚部には、ベース部材の連結面からベース部材を通る中空部が形成され、脚部は、中空部にピン等の棒状体が所定深さ挿入されると車体取付穴から延び出た脚部部分が側方に開脚して取付穴の縁部に係合しベース部材が車体に取付けられる形状に形成されており、フェース部材の連結面には、ベース部材の脚部に対応する位置に、脚部の中空部に挿入できるように延びるピンが形成されており、ピンと脚部とは、ピンが脚部に所定深さの手前まで挿入されて脚部が側方に開かない状態でフェース部材とベース部材とが仮止め連結される仮止め係止手段と、ピンが仮止め連結の状態から更に脚部に所定深さ又はそれ以上の深さに挿入されて脚部が側方に開いた状態でフェース部材とベース部材とが本止め連結される本止め係止手段とを有する、ことを特徴とするフットレストが提供される。
上記のように、フットレストがフェース部材とベース部材とに分割されて構成されているので、ベース部材を車種毎に揃え、フェース部材を機能性とデザイン性で揃えて、フットレストを取付ける車体に合わせて組合せすることができ、例えば、車種が定まれば、1種類のベース部材に、フェース部材を種々のものを組合せて用いることができ、金型を減少することができ、フットレストの製造のコストと時間を大幅に減少できる。また、フェース部材とベース部材は、脚部が側方に開かない仮止め連結状態で車体の取付穴に挿入できるので、ベース部材を車体の所定位置に置くだけで位置決め及び脚部の取付穴への挿入ができ、そのまま、フェース部材をベース部材に押圧するだけで、フットレストは車体に取付けられ、簡単にフットレストの取付け作業を行える。また、フットレストの取外し作業においては、本止め連結状態にあるフェース部材とベース部材との間に、例えば、スクリュードライバ等の工具の先端を差し込んで、仮止め連結状態にフェース部材をベース部材から引き離すだけの簡単な作業で、側方へ強制的に開かせられた脚部を閉じることができ、それによって、フットレスト全体を車体から取外すことができる。
上記フットレストの好ましい実施形態において、フェース部材及びベース部材の一方には、連結面において、一方の連結面が他方の連結面を受入れる凹部が形成されており、凹部を有する連結面の縁部の壁部には、他方の連結面の縁部の浮き上がりを防止するように他方の縁部に係止する係止部が形成されている。フェース部材の連結面の縁部とベース部材の連結面の縁部との間には、本止め連結の状態において、工具先端を挿入できる隙間が形成されて隙間には工具先端が挿入でき、工具先端を、フェース部材をベース部材から仮止め連結状態にまで引き離すように操作できる。車体の取付穴は、2個所に形成されており、脚部及びピンは、2個の取付穴に対応する2個の位置に形成されている。脚部は、ベース部材から垂直に延び且つ相互に離れた一対の板状脚で形成されて、各板状脚の先端には、ピンが所定深さ挿入されるとピンの先端に係合する内側への張出部が形成され、ピンの挿入によって板状脚の先端が側方に張り出すように撓められる。脚部の中空部は、一対の板状脚の間の矩形断面の空間として形成され、ピンは、一対の板状脚の間の中空部に挿入できる板状体で成る。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1〜図5には、本発明の1実施形態に係るフットレスト1の一方の構成部材であるフェース部材2が示され、図6〜図10には、フットレスト1の他方の構成部材であるベース部材3が示されており、フェース部材2とベース部材3とによってフットレスト1が形成される。図111〜図17には、フットレスト1が、仮止め連結状態で示され、図18〜図20に、フットレスト1が本止め連結状態で示され、図21に、フットレスト1の取外し操作が示されている。フットレスト1を構成する、フェース部材2及びベース部材3のそれぞれは、いずれも、合成樹脂材料で一体成形されている。なお、フットレスト1は、車体パネルに直接取付けられてもよく、車体パネルに溶接等によって固着されたブラケットに取付けられてもよい。
図1〜図5を参照して、フェース部材2について説明する。フェース部材2は、全体として矩形の平たいプレート形状に形成されている。かかる形状は1例であり、デザインに応じて任意に形成できる。フェース部材2は、すべり止めの凹凸パターンを形成した踏み面5と、踏み面5とは反対側の、ベース部材3に対面する矩形の連結面6と、連結面6から、ベース部材3の脚部17(後述)に対応する位置に形成されて脚部の中空部21に挿入できるように延びる2個のピン7とを備える。ピン7は、丸棒や角棒等の棒状体で形成されてもよいが、図示の実施形態においては、ベース部材3の脚部17の矩形断面の中空部21に挿入できるように、幅のある板状体で形成されている。板状体で成るピン7の強度を補強するため、図4及び図3に示すように、挿入方向に延びるリブ9が幅方向に間隔をおいて複数形成されている。ピン7の幅方向の両端部の側面には、図4に示すように、脚部17の係止爪25(後述)に係合する第1係止部10と第2係止部11とが形成されている。詳細は、図17の(A)及び(B)に示されるが、第1係止部10は、仮止め連結手段の一方を構成し、第2係止部11は本止め連結手段の一方を構成する。仮止め連結手段を構成する第1係止部10の係止肩10Aは軸方向に直角の水平方向に形成されて、仮止め連結状態においてフェース部材2がベース部材3から係止解除する抵抗を高く維持している。それに対し、本止め連結手段を構成する第2係止部11の係止肩11Aは、水平方向より軸方向に沿ってやや傾斜して形成され、本止め連結状態から仮止め連結状態への移動を可能にするように係止解除抵抗をやや低くしている。また、踏み面5及び連結面6の両縁部には、ベース部材3に連結された状態でベース部材3から浮き上がるのを防止する係止突部13が形成されて、ベース部材3の係止爪19(後述)に係止する。
図6及び図10を参照して、ベース部材3について説明する。ベース部材3はフェース部材2の形状に合わせて矩形のプレート形状に形成されている。かかるベース部材形状も1例であり、取付ける車体部分に合わせて必要な形状に形成できる。ベース部材3は、フェース部材2の連結面6に対面する連結面14と、車体側に面する車体面15と、車体の取付穴に対応する位置に形成された2個の脚部17とを備えている。ベース部材3の連結面14は、フェース部材2の連結面6を受入れる凹部を形成するように、周縁部分に低い壁部18が形成されている。かかる壁部18は、凹部の形成だけでなく、プレート形状のベース部材3の補強をも成す。なお、かかる凹部は、図示のように、ベース部材3に形成されてもよく、逆に、ベース部材3を受けるようにフェース部材2に形成されてもよい。壁部18には、受入れたフェース部材2の踏み面5が本止め連結状態で浮き上がらないように、フェース部材2の係止突部13に係止する係止爪19が形成される。
2個の脚部17の各々は、車体の取付穴に対応する位置に、取付穴への挿入に適合する横断面を有する形状に形成されている。各脚部17には、ベース部材3の連結面14からベース部材3を通る中空部21が形成されている。脚部17は、中空部21にピン7が所定深さ挿入されると取付穴31から延び出た脚部17の部分が側方に開脚して取付穴31の縁部に係合してベース部材3が車体に取付けられる形状に形成されている。図示の実施形態において、脚部17の各々は、ベース部材3から垂直に延び且つ相互に離れた一対の板状脚22で形成される。脚部17の中空部21は、一対の板状脚22の間の細長い矩形断面の空間として形成されている。フェース部材2のピン7は、一対の板状脚22の間の中空部21に挿入できる幅広の板状体で形成されている。各板状脚22の先端には、ピン7が所定深さ挿入されるとピン7の先端に係合する、内側への張出部23が形成されている。従って、ピン7を所定深さ挿入することによって、板状脚22の先端の張出部23の外側が側方に張り出すように、板状脚22が撓められる。脚部17の根元部分には、ピン7の第1係止部10及び第2係止部11に係止する係止爪25が形成されている。詳細については、図17(A)、(B)を参照して説明するが、ピン7が脚部17に所定深さの手前まで挿入された仮止め連結状態では、脚部17の各板状脚22が側方に開かない状態でフェース部材2とベース部材3とが仮止め連結状態に維持されるように、係止爪25が第1係止部10に係止する。ピン7が仮止め連結の状態から更に脚部17に所定深さ又はそれ以上の深さに挿入された本止め連結状態では、脚部17の各板状脚22が側方に開いた状態でフェース部材2とベース部材3とが本止め連結状態に維持されるように、係止爪25が第2係止部11に係止する。
図11〜図17に示されるフットレスト1は、フェース部材2とベース部材3とが、連結面6と連結面14の間に小さな隙間26(図15)をおいて連結される、仮止め連結状態にある。この仮止め連結状態において、ピン7は、脚部17の中空部21に挿入されている。ピン7の挿入は、ピン7の先端が脚部17の板状脚22の張出部23に係合する手前の深さまでに留められる(図15参照)。仮止め連結状態では、フェース部材2の連結面6とベース部材3の連結面14との間には、小さな隙間26が形成されて、フェース部材2をベース部材3に連結した状態にあるが、フェース部材2をベース部材3に更に押付けることができる状態にある。仮止め連結状態に維持するため、図16の円Eを拡大して示す図17(A)に示すように係止爪25が第1係止部10に係止する。第1係止部10は、仮止め連結手段の一方を構成し、係止爪25が仮止め連結手段の他方を構成する。仮止め連結手段を構成する第1係止部10の係止肩10Aは軸方向に直角を成す水平方向に形成されて、仮止め連結状態いおいてフェース部材2がベース部材3から脱落する係止解除に対する抵抗を高く維持している。これによって、フェース部材2とベース部材3とは一体的に連結されてフットレスト1として取扱える。図17(B)は、フェース部材2を矢印27の方向に押圧してベース部材3に本止め連結した状態を示している。この本止め連結状態では、係止爪25が第2係止部11に係止している。第2係止部11は本止め連結手段の一方を構成し、係止爪25は本止め連結手段の他方を構成する。本止め連結手段を構成する第2係止部11の係止肩11Aは、水平方向より軸方向に沿ってやや傾斜して形成され、本止め連結における係止解除抵抗をやや低くしている。従って、フェース部材2とベース部材3の本止め連結状態は、多少の力が加わってもその本止め連結状態が維持されるが、フェース部材2にベース部材3から離す方向に強い力が加えられた場合には、係止爪25が第2係止部11の係止肩11Aを乗り越えて移動することができ、フェース部材2を本止め連結状態から仮止め連結状態へ移動するのを可能にする。この移動によって、ピン7が図15の状態に戻り、板状脚22の張出部23との係合がなくなり、取付穴への張出しがなくなり、フットレスト1を車体から取外しできる。
図18〜図20は、フットレスト1が車体29に取付けられた状態を示している。車体29には、カーペット30が敷かれており、所定の2個所の位置には、取付穴31が形成されている。フットレスト1を車体29に取付けるには、フェース部材2に仮止め連結状態にあるベース部材3の脚部17を取付穴31に位置決めし、そのままフットレスト1を車体29の側へ押し込んで、カーペット30を押圧する。これによって、脚部17が取付穴31に挿入されて取付穴31から延び出る。また、フェース部材2がベース部材3に押付けられるので、フェース部材2のピン7が、図15の隙間26に対応して、脚部17の中空部21に所定深さ以上に押し込まれ、ピン7の先端が各板状脚22先端の張出部23に係合する。この係合によって、板状脚22の先端の張出部23の外側が側方に張り出して、取付穴31から延び出た部分の板状脚22が撓められて、取付穴31の縁部に係合し(図19参照)、ベース部材3が車体29に取付けられて本止め連結状態となる。更に、この本止め連結状態では、脚部17の各板状脚22が側方に開いた状態でフェース部材2とベース部材3が本止め連結状態に維持されるように、係止爪25が第2係止部11に係止する(図17(B)参照)。これらによって、フェース部材2とベース部材3とで成るフットレスト1が、車体29の所定位置に取付けられる。また、図20に図示のように、フェース部材2に形成された係止突部13にはベース部材3の壁部18に形成された係止爪19が係止して、ベース部材3の壁部18の中に受入れたフェース部材2の踏み面5が本止め連結状態で浮き上がるのを阻止する。かかる取付け操作は、フットレスト1を車体29の所定位置に位置決めして車体29に押圧するだけの簡単な作業でよい。
次に、ブラケット2に取付けたフットレスト1を取り外す操作について図21を参照して説明する。フェース部材2の連結面6の縁部とベース部材3の連結面14の縁部との間には、本止め連結状態において工具先端を挿入できる隙間33が形成されている。図21に示すように、隙間33には、スクリュードライバ等の細い工具先端34が挿入される。工具先端34を、矢印35に示すように、旋回させるあるいはこじることによって、フェース部材2をベース部材3から引き離すように力を加える。この引き離し力によって、脚部17の係止爪25がピン7の第2係止部11を乗り越えて第1係止部10の位置まで移動して、フェース部材2をベース部材3から仮止め連結状態にまで引き離す。なお、係止爪25は第1係止部10に係合するので、フェース部材2はベース部材3に仮止め連結状態に維持される。仮止め連結状態では、ピン7の先端が脚部17の板状脚22先端の張出部23から離れて、ピン7が図15の状態に戻り、ピン7の先端は張出部23との係合がなくなり、脚部17は、取付穴31の縁部へ係合するように強制する側方への張出しがなくなる。脚部17の係合力がなくなるので、フットレスト1の全体を、車体29から引き離すことができ、これによって、フットレスト1を車体29から取外しできる。かかる取外し操作は、工具先端を隙間33に挿入してフェース部材2を引き離す操作をし、フットレスト1の全体を車体29から引き離すだけの簡単な作業でよい。
更に、取り外したフットレスト1を車体29に再取付けするには、先に説明した取付け操作と同じように、フェース部材2に仮止め連結状態にあるベース部材3の脚部17を取付穴31に位置決めし、そのままフットレスト1を車体29の側へ押し込んで、カーペット30に押圧するだけでよい。
本発明の1実施形態に係るフットレストのフェース部材の平面図である。 図1のフェース部材の正面図である。 図1のフェース部材の底面図である。 図1のフェース部材の右側面図である。 図1のフェース部材のA−A線断面図である。 本発明の1実施形態に係るフットレストのベース部材の平面図である。 図6のベース部材の正面図である。 図6のベース部材の底面図である。 図6のベース部材の右側面図である。 図6のベース部材のB−B線断面図である。 本発明の1実施形態に係る、図1のフェース部材と図6のベース部材とが仮止め連結状態にある、フットレストの平面図である。 図11のフットレストの正面図である。 図11のフットレストの底面図である。 図11のフットレストの側面図である。 図11のフットレストのC−C線断面図である。 図11のフットレストのD−D線断面図である。 図16のフットレストの円Eの部分の拡大図であって、(A)は仮止め連結状態の図であり、(B)本止め連結状態の図である。 図15のフットレストの、車体に本止め連結した状態を示す断面図である。 図18のフットレストの円Fの部分の拡大図である。 図18のフットレストの円Gの部分の拡大図である。 フットレストを車体に本止め連結した状態から取外す操作を説明する断面図である。
符号の説明
1 フットレスト
2 フェース部材
3 ベース部材
5 踏み面
6 フェース部材の連結面
7 ピン
9 リブ
10 第1係止部
11 第2係止部
13 係止突部
14 ベース部材の連結面
15 車体面
17 脚部
18 壁部
19 係止爪
21 中空部
22 板状脚
23 張出部
25 係止爪
26 隙間
29 車体
30 カーペット
31 取付穴
33 工具挿入用隙間
34 工具先端

Claims (6)

  1. 一方の面に踏み面が形成され、他方の面に取付け手段が設けられ、前記取付け手段によって車体の所定位置に取付けられるフットレストであって、
    前記踏み面を有するフェース部材と前記取付け手段を有するベース部材とが、前記フェース部材の前記踏み面とは反対側の連結面が前記ベース部材の前記取付け手段側とは反対側の連結面に対面するように、連結されることによって前記フットレストが構成され、
    前記取付け手段は、前記車体の取付穴に挿入できるように前記ベース部材から延びる脚部として形成され、該脚部には、前記ベース部材の連結面から該ベース部材を通る中空部が形成され、該脚部は、前記中空部にピン等の棒状体が所定深さ挿入されると前記車体取付穴から延び出た脚部部分が側方に開脚して該取付穴の縁部に係合し当該ベース部材が前記車体に取付けられる形状に形成されており、
    前記フェース部材の連結面には、前記ベース部材の前記脚部に対応する位置に、前記脚部の中空部に挿入できるように延びるピンが形成されており、
    前記ピンと前記脚部とは、該ピンが該脚部に前記所定深さの手前まで挿入されて前記脚部が側方に開かない状態で前記フェース部材と前記ベース部材とが仮止め連結される仮止め係止手段と、前記ピンが前記仮止め連結の状態から更に前記脚部に前記所定深さ又はそれ以上の深さに挿入されて前記脚部が側方に開いた状態で前記フェース部材と前記ベース部材とが本止め連結される本止め係止手段とを有する、
    ことを特徴とするフットレスト。
  2. 請求項1に記載のフットレストにおいて、前記フェース部材及び前記ベース部材の一方には、前記連結面において、一方の連結面が他方の連結面を受入れる凹部が形成されており、該凹部を有する連結面の縁部の壁部には、前記他方の連結面の縁部の浮き上がりを防止するように該他方の縁部に係止する係止部が形成されている、ことを特徴とするフットレスト。
  3. 請求項1又は2に記載のフットレストにおいて、前記フェース部材連結面の縁部と前記ベース部材の連結面の縁部との間には、前記本止め連結の状態において、工具先端を挿入できる隙間が形成されて、該隙間に工具先端が挿入でき、該工具先端を、前記フェース部材を前記ベース部材から前記仮止め連結状態にまで引き離すように操作できる、ことを特徴とするフットレスト。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のフットレストにおいて、前記車体の取付穴は、2個所に形成されており、前記脚部及び前記ピンは、前記2個の取付穴に対応する2個の位置に形成されている、ことを特徴とするフットレスト。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフットレストにおいて、前記脚部は、前記ベース部材から垂直に延び且つ相互に離れた一対の板状脚で形成され、各板状脚の先端には、前記ピンが前記所定深さ挿入されると該ピンの先端に係合する内側への張出部が形成され、前記ピンの挿入によって前記板状脚の先端が側方に張り出すように撓められる、ことを特徴とするフットレスト。
  6. 請求項5に記載のフットレストにおいて、前記脚部の中空部は、前記一対の板状脚の間の矩形断面の空間として形成され、前記ピンは、該一対の板状脚の間の中空部に挿入できる板状体で成る、ことを特徴とするフットレスト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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