JP2008080247A - 文書細断機及びこの文書細断機に用いられるアタッチメント - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性を向上させることができる文書細断機及びそのためのアタッチメントを提供すること。
【解決手段】内部に回転刃6が設けられた細断機本体1の外殻体2に、底部にスリット状の第一挿入口8が形成された第一凹部7を設け、この第一凹部7に設置されると共に前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い、アタッチメントを構成する阻止手段としての円筒状の棒状体17を設け、この棒状体17が前記第一凹部7に設置された状態で前記第一挿入口8が前記棒状体17によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口8から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体17の円筒面と前記第一凹部7の斜面とで案内されるので、前記棒状体17によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができる。
【選択図】図2
【解決手段】内部に回転刃6が設けられた細断機本体1の外殻体2に、底部にスリット状の第一挿入口8が形成された第一凹部7を設け、この第一凹部7に設置されると共に前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い、アタッチメントを構成する阻止手段としての円筒状の棒状体17を設け、この棒状体17が前記第一凹部7に設置された状態で前記第一挿入口8が前記棒状体17によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口8から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体17の円筒面と前記第一凹部7の斜面とで案内されるので、前記棒状体17によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、細断する紙等を挿入するための挿入口に指等が入りにくいようにした文書細断機及びこの文書細断機のためのアタッチメントに関するものである。
従来、この種の文書細断機としては、内部に一対の回転刃を有すると共に、上面に紙挿入用のスリット(本発明の挿入口に相当する)が開口している細断機本体を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、このような文書細断機では、前記筐体に紙を挿入しやすくするための凹部(本発明の凹部に相当する)が形成されており、前記スリットは、前記凹部の底部に形成されている。
特開2003−236401号公報
しかしながら、このような文書細断機においては、子供等の比較的細い指であれば、前記スリットに挿入することができてしまうので、安全上問題があった。
本発明は以上の問題点を解決し、安全性を向上させることができる文書細断機及びそのためのアタッチメントを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の文書細断機は、細断機本体を有し、この細断機本体の外殻体が、凹部と、この凹部の底部に形成されたスリット状の挿入口とを有すると共に、前記外殻体の内側に回転刃が設けられた文書細断機において、前記文書細断機が、前記凹部に装着されるアタッチメントを有し、このアタッチメントが、前記挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記凹部及び/又は挿入口と対向又は接触する突曲面が形成された阻止手段を有すると共に、被細断物が前記凹部及び/又は挿入口と阻止手段との間を通されて前記挿入口に挿入されるように構成されているものである。
また、本発明の請求項2に記載の文書細断機は、細断機本体を有し、この細断機本体の外殻体が、第一凹部と、この第一凹部の底部に形成されたスリット状の第一挿入口とを有すると共に、前記外殻体の内側に回転刃が設けられた文書細断機において、前記文書細断機が、前記第一凹部に装着されるアタッチメントを有し、このアタッチメントが、枠体と阻止手段を有し、前記枠体が、第二凹部と、前記第一挿入口に対応して前記第二凹部の底部に形成された第二挿入口とを有し、前記阻止手段が、前記第二挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記第二凹部及び/又は第二挿入口と対向又は接触する突曲面を有すると共に、被細断物が前記枠体の第二凹部及び/又は第二挿入口と阻止手段との間を通されて前記第二挿入口を経て第一挿入口に挿入されるように構成されているものである。
また、本発明の請求項3に記載の文書細断機は、請求項1乃至2において、前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分が回転体であるものである。
また、本発明の請求項4に記載のアタッチメントは、スリット状の挿入口が底部に形成された凹部を有する外殻体及びこの外殻体の内側に設けられた回転刃を有する細断機本体の前記凹部に取り付けられるアタッチメントであって、このアタッチメントが、前記挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記凹部及び/又は挿入口と対向又は接触する突曲面が形成された阻止手段を有すると共に、被細断物が前記凹部及び/又は挿入口と阻止手段との間を通されて前記挿入口に挿入されるように構成されているものである。
また、本発明の請求項5に記載のアタッチメントは、スリット状の第一挿入口が底部に形成された第一凹部を有する外殻体及びこの外殻体の内側に設けられた回転刃を有する細断機本体の前記第一凹部に取り付けられるアタッチメントであって、このアタッチメントが、枠体と阻止手段を有し、前記枠体が、第二凹部と、前記第一挿入口に対応して前記第二凹部の底部に形成された第二挿入口とを有し、前記阻止手段が、前記第二挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記第二凹部及び/又は第二挿入口と対向又は接触する突曲面を有すると共に、被細断物が前記枠体の第二凹部及び/又は第二挿入口と阻止手段との間を通されて前記第二挿入口を経て第一挿入口に挿入されるように構成されているものである。
更に、本発明の請求項6に記載のアタッチメントは、請求項4乃至5において、前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分が回転体であるものである。
本発明の請求項1に記載の文書細断機は、以上のように構成することにより、前記細断機本体の凹部に前記アタッチメントを取り付けることで、このアタッチメントの阻止手段によって前記挿入口が実質的に閉塞され、子供等の比較的細い指であっても、前記挿入口から挿入することができなくなるので、安全性を高めることができる。一方、前記被細断物は前記阻止手段の突曲面と前記凹部とで案内され、前記阻止手段と凹部との間を通されて前記挿入口に挿入されるので、前記阻止手段によって前記挿入口が実質的に閉塞された状態であっても、前記被細断物を細断することができる。
また、本発明の請求項2に記載の文書細断機は、以上のように構成することにより、前記細断機本体の第一凹部に前記アタッチメントを取り付けることで、このアタッチメントの阻止手段によって前記第二挿入口、ひいては前記第一挿入口が実質的に閉塞され、子供等の比較的細い指であっても、前記第二挿入口から前記第一挿入口へ挿入することができなくなるので、安全性を高めることができる。一方、前記被細断物は前記阻止手段の突曲面と前記第二凹部とで案内され、前記阻止手段と第二凹部との間を通されて前記第二挿入口を経て前記第一挿入口に挿入されるので、前記阻止手段によって前記第二挿入口、ひいては前記第一挿入口が実質的に閉塞された状態であっても、前記被細断物を細断することができる。
そして、前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分を回転体とすることにより、前記凹部(前記第二凹部)と前記阻止手段との間に前記被細断物を通す際に、前記阻止手段が前記被細断物の動きに連れ回りすることで、前記凹部(前記第二凹部)と前記阻止手段との間に前記被細断物を通す際の抵抗が小さくなり、前記阻止手段によって前記挿入口(前記第二挿入口)が実質的に閉塞された状態であっても、前記被細断物を前記挿入口(前記第二挿入口を経て前記第一挿入口)へ容易に挿入することができる。
また、本発明の請求項4に記載のアタッチメントは、以上のように構成することにより、前記細断機本体の凹部に取り付けることで、前記アタッチメントの阻止手段によって前記挿入口が実質的に閉塞され、子供等の比較的細い指であっても、前記挿入口から挿入することができなくなるので、前記文書細断機の安全性を高めることができる。一方、前記アタッチメントの阻止手段の突曲面と前記凹部とで前記被細断物が案内され、前記阻止手段と凹部との間を通されて前記挿入口に挿入されるので、前記阻止手段によって前記挿入口が実質的に閉塞された状態であっても、前記文書細断機によって前記被細断物を細断することができる。
また、本発明の請求項5に記載のアタッチメントは、以上のように構成することにより、前記細断機本体の第一凹部に取り付けることで、前記アタッチメントの阻止手段によって前記第二挿入口、ひいては前記第一挿入口が実質的に閉塞され、子供等の比較的細い指であっても、前記第二挿入口から前記第一挿入口へ挿入することができなくなるので、前記文書細断機の安全性を高めることができる。一方、前記アタッチメントの阻止手段の突曲面と前記第二凹部とで前記被細断物が案内され、前記阻止手段と第二凹部との間を通されて前記第二挿入口を経て前記第一挿入口に挿入されるので、前記阻止手段によって前記第二挿入口、ひいては前記第一挿入口が実質的に閉塞された状態であっても、前記文書細断機によって前記被細断物を細断することができる。
更に、前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分を回転体とすることにより、前記凹部(前記第二凹部)と前記阻止手段との間に前記被細断物を通す際に、前記阻止手段が前記被細断物の動きに連れ回りすることで、前記凹部(前記第二凹部)と前記阻止手段との間に前記被細断物を通す際の抵抗が小さくなり、前記阻止手段によって前記挿入口(前記第二挿入口)が実質的に閉塞された状態であっても、前記被細断物を前記挿入口(前記第二挿入口を経て前記第一挿入口)へ容易に挿入することができる。
以下、本発明の第一の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、図2及び図3において、右側が前、左側が後である。1は本発明の文書細断機を構成する細断機本体である。この細断機本体1は、上方が開口した図示しないダストケースの前記開口部に載置されるように構成されている。また、前記細断機本体1は、外殻体2と、ガイド部材3と、可動掛部4と、操作部5と、回転刃6とを有して構成されている。そして、前記外殻体2は、上外殻体2Aと下外殻体2Bで構成されている。また、前記外殻体2を構成する上外殻体2Aの上部には、細長い第一凹部7が形成されていると共に、この第一凹部7の底部には、被細断物としての紙類を挿入するためのスリット状の第一挿入口8が形成されている。一方、前記外殻体2を構成する下外殻体2Bの下部には、前記第一挿入口8に対応して、細長い開口部9が形成されている。なお、前記第一凹部7、第一挿入口8及び開口部9は、前記外殻体2の幅方向とほぼ平行に延びて形成されている。また、前記上筐体2Aには、固定掛部10が一体に形成されていると共に、前記上筐体2Aにおける前記固定掛部10の反対側には、前記可動掛部4が取り付けられている。なお、前記可動掛部4は、前記上筐体2Aの幅方向にスライド可能に取り付けられていることによって、前記固定掛部10との距離が調節可能に構成されている。また、前記ガイド部材3は、前記上外殻体2Aと下外殻体2Bの間に挟持され、前記第一挿入口8と開口部9とを繋いで紙類を送る経路を構成するものであり、前記第一挿入口8の短方向の寸法(即ち隙間)とほぼ同じ幅のスリット状の孔11が形成されている。そして、前記ガイド部材3の下端3Aは、前記開口部9に挿入されることで、排出口12を構成している。更に、前記第一挿入口8から排出口12までの経路は、前記文書細断機の使用状態において、上下方向に延びて形成されている。なお、前記ガイド部材3には、前記回転刃6を前記孔11内に露出させるためのスリット状の刃窓13が形成されている。
前記外殻体2内には、図示しないスイッチが設けられており、このスイッチが前記操作部5によって操作可能とされている。また、前記外殻体2内には、図示しない電動機及び減速機構から成る図示しない駆動機構が設けられており、この駆動機構の減速機構に、六角柱状に形成されたシャフト14,15が平行に取り付けられている。なお、これらのシャフト14,15は、前記第一挿入口8と平行に設けられている。更に、これらのシャフト14,15には、円盤状の回転刃体16が多数取り付けられている。そして、このように前記各シャフト14,15に前記回転刃体16等を取り付けることで、前記回転刃6が構成されている。なお、前記回転刃体16は金属製であり、その外周縁には周方向に細かい凹凸が形成されている。
前記外殻体2を構成する前記上外殻体2Aに形成された前記第一凹部7には、アタッチメントとしての棒状体17が設置される。なお、本実施形態の場合、前記棒状体17全体が阻止手段を構成している。また、前記棒状体17は、全体として、前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い直径の円筒状、即ち回転体に形成されている。更に、前記棒状体17は、その円筒面(即ち突曲面)が前記第一凹部7の一方の斜面に線接触すると共に、前記第一凹部7の他方の斜面と前記第一挿入口8の内壁との境界近傍に線接触する。従って、前記棒状体17は、前記第一凹部7内で前記第一挿入口8を上方から閉塞すると共に、軸回りに回転可能に設置されている。なお、前記棒状体17は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞がないので、前記棒状体17を前記第一凹部7に設置しなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部7に前記棒状体17を設置していない状態では、前記第一挿入口8が露出していることから、前記第一凹部7によって紙類Pを前記第一挿入口8に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口8に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体1の第一凹部7に前記棒状体17を設置して使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞があるので、前記棒状体17を前記第一凹部7に設置する。そして、このように前記第一凹部7に前記棒状体17を設置した状態では、この棒状体17によって前記第一挿入口8が上方から閉塞されることで、前記棒状体17を前記第一凹部7に設置していない状態に比べて前記第一挿入口8に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口8が露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口8に挿入できてしまうことがないので、前記棒状体17を使用しない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記棒状体17を前記第一凹部7に設置した状態では、前記棒状体17は前記第一凹部7の最も狭くなった底部近傍に位置することになるので、使用者が前記棒状体17を摘もうとしても摘みにくい。このため、前記棒状体17は前記第一凹部7から外しにくい。また、前記第一凹部7と棒状体17との間から指を差し込もうとしても、指が前記棒状体17に触れて下方に押されると、図3に示すように、指が差し込まれようとしている側の前記第一凹部7の斜面に前記棒状体17を押し付けるように、この棒状体17が転がることになるので、使用者の指がより前記第一挿入口8に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部7に前記棒状体17を設置した状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の円筒面に案内されて、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の間に差し込まれることになる。なお、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の円筒面が線接触していると共に、前記棒状体17が上方から押されておらず、前記棒状体17を前記斜面に押し付ける力は、軽量な前記棒状体17の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の間に差し込まれることになる。このように、前記紙類Pを前記第一凹部7の斜面と前記棒状体17の間に差し込むと、図3に示すように、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記棒状体17が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合、前記棒状体17を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記棒状体17の自重による力だけであり、前記棒状体17が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pを容易に前記第一挿入口8に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体1の外殻体2に、底部にスリット状の第一挿入口8が形成された第一凹部7を設け、この第一凹部7に設置されると共に前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い、アタッチメントを構成する阻止手段としての円筒状の棒状体17を設け、この棒状体17が前記第一凹部7に設置された状態で前記第一挿入口8が前記棒状体17によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口8から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体17の円筒面と前記第一凹部7の斜面とで案内されるので、前記棒状体17によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記棒状体17が回転体である円筒状に形成されていることで、前記第一凹部7と前記棒状体17との間に前記紙類Pを通す際に、前記棒状体17が前記紙類Pに接することで前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部7と前記棒状体17との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記棒状体17によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを前記第一挿入口8へ容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第二の実施形態について、図4及び図5に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記第一の実施形態と同様に、図5において、右側が前、左側が後である。本実施形態の細断機本体1は、上記第一の実施形態のそれと共通する。そして、外殻体2を構成する上外殻体2Aに形成された第一凹部7の底部に設けられた第一挿入口8には、アタッチメント20が取り付けられる。このアタッチメント20は、阻止手段としての棒状体21と、この棒状体21の両端に取り付けられて前記棒状体21をその軸回りに回動可能に且つ上下方向に移動可能に保持する保持手段22とを有して構成されている。なお、前記棒状体21は、全体として、前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い直径の円筒状、即ち回転体に形成されている。また、前記棒状体21は、その円筒面(即ち突曲面)が前記第一凹部7の一方の斜面に線接触すると共に、前記第一凹部7の他方の斜面と前記第一挿入口8の内壁との境界近傍に線接触する。また、前記保持手段22は、棒状体保持部23において前記棒状体21を上下方向に移動可能に保持しているが、この棒状体21の移動可能な距離が前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも短くなるように、前記棒状体保持部23が形成されている。更に、前記保持手段22は、弾性変形可能な圧入部24が前記第一挿入口8の長さ方向の両端近傍に差し込まれることで、前記細断機本体1の第一凹部7に取り付けられる。従って、前記アタッチメント20を前記第一挿入口8に取り付けることで、前記アタッチメント20を構成する棒状体21は、前記第一凹部7内で前記第一挿入口8を上方から閉塞すると共に、軸回りに回転可能となる。なお、前記棒状体21は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞がないので、前記アタッチメント20を前記第一凹部7に設置しなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント20を設置していない状態では、前記第一挿入口8が露出していることから、前記第一凹部7によって紙類Pを前記第一挿入口8に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口8に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体1の第一凹部7に前記アタッチメント20を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞があるので、前記保持手段22の圧入部24を前記第一挿入口8に差し込むことで、前記アタッチメント20を前記第一凹部7に取り付ける。そして、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント20を取り付けた状態では、このアタッチメント20を構成する棒状体21によって前記第一挿入口8が上方から閉塞されることで、前記アタッチメント20を前記第一凹部7に設置していない状態に比べて前記第一挿入口8に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口8が露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口8に挿入できてしまうことがないので、前記アタッチメント20を取り付けない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記アタッチメント20を前記第一凹部7に取り付けた状態では、前記アタッチメント20の棒状体21は前記第一凹部7の最も狭くなった底部近傍に位置することになるので、使用者が前記棒状体21を摘もうとしても摘みにくい。このため、前記棒状体21、ひいては前記アタッチメント20は前記第一凹部7から外しにくい。また、前記第一凹部7と棒状体21との間から指を差し込もうとしても、前記棒状体21は前記棒状体保持部23に案内されて上方に少し持ち上がる可能性があるものの、指を挿入できるほどには持ち上がらず、また、水平方向への移動が前記保持部材22によって妨げられることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指がより前記第一挿入口8に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント20を設置した状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部7の斜面と前記アタッチメント20の棒状体21の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体21の円筒面に案内されて、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体21の間に差し込まれることになる。なお、前記第一凹部7の斜面と前記棒状体21の円筒面が線接触していると共に、前記棒状体21が上方から押されておらず、前記棒状体21を前記斜面に押し付ける力は、軽量な前記棒状体21の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部7の斜面と前記棒状体21の間に差し込まれることになる。このように、前記紙類Pを前記第一凹部7の斜面と前記棒状体21の間に差し込むと、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記棒状体21が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合、前記棒状体21を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記棒状体21の自重による力だけであり、前記棒状体21が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pを容易に前記第一挿入口8に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体1の外殻体2に、底部にスリット状の第一挿入口8が形成された第一凹部7を設け、この第一凹部7に、前記第一挿入口8の短方向の寸法よりも太い円筒状の阻止手段としての棒状体21を有するアタッチメント20を設け、このアタッチメント20が前記第一凹部7に設置された状態で前記第一挿入口8が前記棒状体21によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口8から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体21の円筒面と前記第一凹部7の斜面とで案内されるので、前記棒状体21によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記棒状体21が回転体である円筒状に形成されていることで、前記第一凹部7と前記棒状体21との間に前記紙類Pを通す際に、前記棒状体21が前記紙類Pに接することで前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部7と前記棒状体21との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記棒状体21によって前記第一挿入口8が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを前記第一挿入口8へ容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第三の実施形態について、図6及び図7に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記各実施形態と同様に、図7において、右側が前、左側が後である。本実施形態の細断機本体1は、上記第一及び第二の実施形態のそれと共通する。そして、外殻体2を構成する上外殻体2Aに形成された凹部7には、アタッチメント30が取り付けられる。このアタッチメント30は、前記第一凹部7に挿入可能な形状の枠体31と阻止手段としての棒状体32とを有して構成されている。なお、前記枠体31の上面は、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に設置した状態で、前記細断機本体1の外殻体2の上面よりも奥まった位置関係となるように構成されている。そして、前記枠体31は、第二凹部33と、前記第一挿入口8に対応して前記第二凹部33の底部に形成された第二挿入口34とを有して構成されている。また、前記棒状体32は、全体として、前記第二挿入口34の短方向の寸法よりも太い直径の円筒状、即ち回転体に形成されている。また、前記棒状体32は、その円筒面(即ち突曲面)が前記第二凹部33の前後の斜面に線接触する。また、前記第二凹部33における前記第二挿入口34の長さ方向の両端側に形成された壁面部には、前記棒状体32を上下に移動可能で且つ回動可能な状態で、この棒状体32の両端を保持する保持凹部35が形成されている。なお、前記枠体31は、前記保持凹部35において前記棒状体32を上下方向に移動可能に保持しているが、この棒状体32の移動可能な距離が前記第二挿入口34の短方向の寸法よりも短くなるように、前記保持凹部35が形成されている。また、前記保持凹部35の短方向の寸法は、前記棒状体32の直径よりも僅かに大きく形成されている。従って、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に設置することで、前記アタッチメント30を構成する棒状体32は、前記第二凹部33内で前記第一挿入口8と連通する前記第二挿入口34を上方から閉塞すると共に、軸回りに回転可能となる。なお、前記棒状体32は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞がないので、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に設置しなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント30を設置していない状態では、前記第一挿入口8が露出していることから、前記第一凹部7によって紙類Pを前記第一挿入口8に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口8に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体1の第一凹部7に前記アタッチメント30を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口8に使用者の指が入る虞があるので、前記第一凹部7に前記枠体31を挿入することで、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に設置する。そして、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント30を設置した状態では、このアタッチメント30によって前記第一挿入口8が上方から覆われると共に、前記アタッチメント30を構成する枠体31の第二凹部33に設けられた前記第二開口部34も、前記棒状体32によって上方から閉塞されることで、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に設置していない状態に比べて前記第一挿入口8に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口8が露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口8に挿入できてしまうことがないので、前記アタッチメント30を取り付けない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記アタッチメント30において、前記棒状体32は前記第二凹部33の最も狭くなった底部近傍に位置することになるので、使用者が前記棒状体32を摘もうとしても摘みにくいので、この棒状体32を摘んで前記アタッチメント30を持ち上げ、このアタッチメント30を前記第一凹部7から取り外すということが行いにくい。また、前記アタッチメント30を前記第一凹部7に取り付けた状態では、前記アタッチメント30の枠体31の上面が前記細断機本体1の外殻体2の上面よりも低くなっているので、前記アタッチメント30の枠体31の縁に爪をかける等して前記アタッチメント30を前記第一凹部7から取り外すということも行いにくい。従って、前記アタッチメント30は前記第一凹部7から外しにくい。また、前記第二凹部33と棒状体32との間から指を差し込もうとしても、前記棒状体32は前記保持凹部35に案内されて上方に少し持ち上がる可能性があるものの、指を挿入できるほどには持ち上がらず、また、水平方向への移動が前記保持凹部35によって妨げられることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指がより前記第一挿入口8に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部7に前記アタッチメント30を設置した状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記アタッチメント30の第二凹部33の斜面と棒状体32の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第二凹部33の斜面と前記棒状体32の円筒面に案内されて、前記第二凹部33の斜面と前記棒状体32の間に差し込まれることになる。なお、前記第二凹部33の斜面と前記棒状体32の円筒面が線接触していると共に、前記棒状体32が上方から押されておらず、前記棒状体32を前記斜面に押し付ける力は、軽量な前記棒状体32の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第二凹部33の斜面と前記棒状体32の間に差し込まれることになる。このように、前記紙類Pを前記第二凹部33の斜面と前記棒状体32の間に差し込むと、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記棒状体32が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合、前記棒状体32を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記棒状体32の自重による力だけであり、前記棒状体32が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pを容易に前記第二挿入口34を介して第一挿入口8に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体1の外殻体2に、底部にスリット状の第一挿入口8が形成された第一凹部7を設け、この第一凹部7に挿入可能な形状の枠体31と、この枠体31の第二凹部33の底部に形成された第二挿入口34の短方向の寸法よりも太い円筒状の阻止手段としての棒状体32を有するアタッチメント30を前記第一凹部7に設置し、このアタッチメント30が前記第一凹部7に設置された状態で、前記第一挿入口8に連通する前記第二挿入口34が前記棒状体32によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第二挿入口34を経て前記第一挿入口8へ挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体32の円筒面と前記第二凹部33の斜面とで案内されるので、前記棒状体32によって前記第二挿入口34が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記棒状体32が回転体である円筒状に形成されていることで、前記第二凹部33と前記棒状体32との間に前記紙類Pを通す際に、前記棒状体32が前記紙類Pに接することで前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部33と前記棒状体32との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記棒状体32によって前記第二挿入口34が閉塞された状態であっても、前記第二挿入口34を経て前記第一挿入口8へ前記紙類Pを容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第四の実施形態について、図8及び図9に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記各実施形態と同様に、図9において、右側が前、左側が後である。40は本発明の文書細断機を構成する細断機本体である。この細断機本体40は、上方が開口した図示しないダストケースの前記開口部に載置されるように構成されている。また、前記細断機本体40は、外殻体41と、ガイド部材3と、可動掛部4と、操作部5と、回転刃6とを有して構成されている。そして、前記外殻体41は、上外殻体41Aと下外殻体41Bで構成されている。また、前記外殻体41を構成する上外殻体41Aの上部には、細長い第一凹部42が形成されていると共に、この第一凹部42の底部には、被細断物としての紙類を挿入するためのスリット状の第一挿入口43が形成されている。一方、前記外殻体41を構成する下外殻体41Bの下部には、前記第一挿入口43に対応して、細長い開口部44が形成されている。なお、前記第一凹部42、第一挿入口43及び開口部44は、前記外殻体41の幅方向とほぼ平行に延びて形成されている。また、前記上筐体41Aには、固定掛部45が一体に形成されていると共に、前記上筐体41Aにおける前記固定掛部45の反対側には、前記可動掛部4が取り付けられている。なお、前記可動掛部4は、前記上筐体41Aの幅方向にスライド可能に取り付けられていることによって、前記固定掛部45との距離が調節可能に構成されている。また、前記ガイド部材3は、前記上外殻体41Aと下外殻体41Bの間に挟持され、前記第一挿入口43と開口部44とを繋いで紙類を送る経路を構成するものであり、前記第一挿入口43の短方向の寸法(即ち隙間)とほぼ同じ幅のスリット状の孔11が形成されている。そして、前記ガイド部材3の下端3Aは、前記開口部44に挿入されることで、排出口12を構成している。更に、前記第一挿入口43から排出口12までの経路は、前記文書細断機の使用状態において、上下方向に延びて形成されている。なお、前記ガイド部材3には、前記回転刃6を前記孔11内に露出させるためのスリット状の刃窓13が形成されている。
前記外殻体41内には、図示しないスイッチが設けられており、このスイッチが前記操作部5によって操作可能とされている。また、前記外殻体41内には、図示しない電動機及び減速機構から成る図示しない駆動機構が設けられており、この駆動機構の減速機構に、六角柱状に形成されたシャフト14,15が平行に取り付けられている。なお、これらのシャフト14,15は、前記第一挿入口43と平行に設けられている。更に、これらのシャフト14,15には、円盤状の回転刃体16が多数取り付けられている。そして、このように前記各シャフト14,15に前記回転刃体16等を取り付けることで、前記回転刃6が構成されている。なお、前記回転刃体16は金属製であり、その外周縁には周方向に細かい凹凸が形成されている。
前記外殻体41を構成する前記上外殻体41Aに形成された前記第一凹部42の長さ方向両端には、上下方向に延びた溝部46が形成されており、この溝部46にアタッチメントとしての棒状体47が設置される。なお、本実施形態の場合、前記棒状体47全体が阻止手段を構成している。また、前記棒状体47は、全体として、前記第一挿入口43の短方向の寸法よりも太く且つ前記溝部46の幅よりも僅かに細い直径の円筒状、即ち回転体に形成されている。また、前記棒状体47は、その円筒面(即ち突曲面)が前記第一凹部42の一方の斜面に線接触すると共に、前記第一凹部42の他方の斜面と前記第一挿入口43の内壁との境界近傍に線接触する。従って、前記棒状体47は、前記第一凹部42内で前記第一挿入口43を上方から閉塞すると共に、軸回りに回転可能に設置されている。なお、前記棒状体17は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。更に、前記溝部46には、この溝部46から前記棒状体47が外れにくいようにするためのストッパー48が嵌め込まれている。なお、前記棒状体47が前記第一挿入口43を閉塞している状態において、前記ストッパー48の下端48Aと前記棒状体47との間には隙間が形成されており、この隙間の分だけ、前記棒状体47が前記溝部46に沿って上方に移動可能に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口43に使用者の指が入る虞がないので、前記棒状体47を前記第一凹部42に取り付けなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部42に前記棒状体47を取り付けていない状態では、前記第一挿入口43が露出していることから、前記第一凹部42によって紙類Pを前記第一挿入口43に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口43に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体40の第一凹部42に前記棒状体47を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口43に使用者の指が入る虞があるので、前記棒状体47を前記第一凹部42に取り付ける。この際、前記棒状体47は、その両端が前記溝部46に入るように設置した後、前記ストッパー48を前記溝部46に嵌め込むことで、前記第一凹部42に取り付けられる。そして、このように前記第一凹部42に前記棒状体47を取り付けた状態では、この棒状体47によって前記第一挿入口43が上方から閉塞されることで、前記棒状体47を前記第一凹部42に取り付けていない状態に比べて前記第一挿入口43に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口43が露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口43に挿入できてしまうことがないので、前記棒状体47を使用しない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記棒状体47を前記第一凹部42に取り付けた状態では、前記棒状体47は前記第一凹部42の最も狭くなった底部近傍に位置することで、使用者が前記棒状体47を摘もうとしても摘みにくいばかりでなく、前記棒状体47の両端が前記ストッパー48によって抜け止めされているので、前記棒状体47は前記第一凹部42から外しにくい。また、前記第一凹部42と棒状体47との間から指を差し込もうとしても、前記棒状体47は前記溝部46に案内されて上方に少し持ち上がる可能性があるものの、指を挿入できるほどには持ち上がらず、また、水平方向への移動が前記溝部46によって妨げられることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指がより前記第一挿入口43に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部42に前記棒状体47を取り付けた状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の円筒面に案内されて、前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の間に差し込まれることになる。なお、前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の円筒面が線接触していると共に、前記棒状体47が上方から押されておらず、前記棒状体47を前記斜面に押し付ける力は、軽量な前記棒状体47の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の間に差し込まれることになる。このように、前記紙類Pを前記第一凹部42の斜面と前記棒状体47の間に差し込むと、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記棒状体47が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合、前記棒状体47を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記棒状体47の自重による力だけであり、前記棒状体47が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pを容易に前記第一挿入口43に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体40の外殻体41に、底部にスリット状の第一挿入口43が形成された第一凹部42を設け、この第一凹部42に設置されると共に前記第一挿入口43の短方向の寸法よりも太い、アタッチメントを構成する阻止手段としての円筒状の棒状体47を設け、この棒状体47が前記第一凹部42に取り付けられた状態で前記第一挿入口43が前記棒状体47によって閉塞されるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口43から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体47の円筒面と前記第一凹部42の斜面とで案内されるので、前記棒状体47によって前記第一挿入口43が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記棒状体47が回転体である円筒状に形成されていることで、前記第一凹部42と前記棒状体47との間に前記紙類Pを通す際に、前記棒状体47が前記紙類Pに接することで前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部42と前記棒状体47との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記棒状体47によって前記第一挿入口43が閉塞された状態であっても、前記紙類Pを前記第一挿入口43へ容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第五の実施形態について、図10及び図11に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記各実施形態と同様に、図11において、右側が前、左側が後である。50は本発明の文書細断機を構成する細断機本体である。この細断機本体50は、上方が開口した図示しないダストケースの前記開口部に載置されるように構成されている。また、前記細断機本体50は、外殻体51と、ガイド部材3と、可動掛部4と、操作部5と、回転刃6とを有して構成されている。そして、前記外殻体51は、上外殻体51Aと下外殻体51Bで構成されている。また、前記外殻体51を構成する上外殻体51Aの上部には、細長い第一凹部52が形成されていると共に、この第一凹部52の底部には、被細断物としての紙類を挿入するためのスリット状の第一挿入口53が形成されている。一方、前記外殻体51を構成する下外殻体51Bの下部には、前記第一挿入口53に対応して、細長い開口部54が形成されている。なお、前記第一凹部52、第一挿入口53及び開口部54は、前記外殻体51の幅方向とほぼ平行に延びて形成されている。また、前記上筐体51Aには、固定掛部55が一体に形成されていると共に、前記上筐体51Aにおける前記固定掛部55の反対側には、前記可動掛部4が取り付けられている。なお、前記可動掛部4は、前記上筐体51Aの幅方向にスライド可能に取り付けられていることによって、前記固定掛部55との距離が調節可能に構成されている。また、前記ガイド部材3は、前記上外殻体51Aと下外殻体51Bの間に挟持され、前記第一挿入口53と開口部54とを繋いで紙類を送る経路を構成するものであり、前記第一挿入口53の短方向の寸法(即ち隙間)とほぼ同じ幅のスリット状の孔11が形成されている。そして、前記ガイド部材3の下端3Aは、前記開口部54に挿入されることで、排出口12を構成している。更に、前記第一挿入口53から排出口12までの経路は、前記文書細断機の使用状態において、上下方向に延びて形成されている。なお、前記ガイド部材3には、前記回転刃6を前記孔11内に露出させるためのスリット状の刃窓13が形成されている。
前記外殻体51内には、図示しないスイッチが設けられており、このスイッチが前記操作部5によって操作可能とされている。また、前記外殻体51内には、図示しない電動機及び減速機構から成る図示しない駆動機構が設けられており、この駆動機構の減速機構に、六角柱状に形成されたシャフト14,15が平行に取り付けられている。なお、これらのシャフト14,15は、前記第一挿入口53と平行に設けられている。更に、これらのシャフト14,15には、円盤状の回転刃体16が多数取り付けられている。そして、このように前記各シャフト14,15に前記回転刃体16等を取り付けることで、前記回転刃6が構成されている。なお、前記回転刃体16は金属製であり、その外周縁には周方向に細かい凹凸が形成されている。
前記外殻体51を構成する前記上外殻体51Aに形成された前記第一凹部52の長さ方向両端には、上下方向に延びた溝部56が形成されており、この溝部56にアタッチメントとしての棒状体57が設置される。なお、本実施形態の場合、前記棒状体57全体が阻止手段を構成している。また、前記棒状体57は、全体として、前記第一挿入口53の短方向の寸法よりも太く且つ前記溝部56の幅よりも僅かに細い直径の円筒状、即ち回転体に形成されている。また、前記棒状体57は、最も前記第一挿入口53に接近した状態において、その円筒面(即ち突曲面)が前記第一凹部52の斜面との間に微小な隙間を有している。従って、前記棒状体57は、前記第一挿入口53を完全に閉塞していないものの、前記第一凹部52内で前記第一挿入口53を上方から覆っていると共に、軸回りに回転可能に設置されている。なお、前記棒状体57は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。更に、前記溝部56には、この溝部56から前記棒状体57が外れにくいようにするためのストッパー58が嵌め込まれている。なお、前記棒状体57が前記第一挿入口53を上方から覆っている状態において、前記ストッパー58の下端58Aと前記棒状体57との間には隙間が形成されており、この隙間の分だけ、前記棒状体57が前記溝部56に沿って上方に移動可能に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口53に使用者の指が入る虞がないので、前記棒状体57を前記第一凹部52に取り付けなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部52に前記棒状体57を取り付けていない状態では、前記第一挿入口53が露出していることから、前記第一凹部52によって紙類Pを前記第一挿入口53に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口53に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体50の第一凹部52に前記棒状体57を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口53に使用者の指が入る虞があるので、前記棒状体57を前記第一凹部52に取り付ける。この際、前記棒状体57は、その両端が前記溝部56に入るように設置した後、前記ストッパー58を前記溝部56に嵌め込むことで、前記第一凹部52に取り付けられる。そして、このように前記第一凹部52に前記棒状体57を取り付けた状態では、この棒状体57によって前記第一挿入口53が上方から覆われていることで、前記棒状体57を前記第一凹部52に取り付けていない状態に比べて前記第一挿入口53に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口53が殆ど露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口53に挿入できてしまうことがないので、前記棒状体57を使用しない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記棒状体57を前記第一凹部52に取り付けた状態では、前記棒状体57は前記第一凹部52の最も狭くなった底部近傍に位置することで、使用者が前記棒状体57を摘もうとしても摘みにくいばかりでなく、前記棒状体57の両端が前記ストッパー58によって抜け止めされているので、前記棒状体57は前記第一凹部52から外しにくい。また、前記第一凹部52と棒状体57との間から指を差し込もうとしても、前記棒状体57は前記溝部56に案内されて上方に少し持ち上がる可能性があるものの、指を挿入できるほどには持ち上がらず、また、水平方向への移動が前記溝部56によって妨げられることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指がより前記第一挿入口53に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部52に前記棒状体57を取り付けた状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の円筒面に案内されて、前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の間に差し込まれることになる。なお、前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の円筒面との間に僅かな隙間が形成されていることで、挿入される前記紙類Pの枚数が少ない場合は前記棒状体57が前記紙類Pに押し付けられないので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の間に差し込まれることになる。一方、前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の円筒面との間に挿入される前記紙類Pの枚数が多い場合は、前記棒状体57が前記紙類Pに押し付けられる場合があるものの、前記棒状体57が上方から押されておらず、前記棒状体57を前記紙類Pに押し付ける力は、軽量な前記棒状体57の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の間に差し込まれることになる。このように、前記紙類Pを前記第一凹部52の斜面と前記棒状体57の間に差し込むと、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記棒状体57が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合も、前記棒状体57を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記棒状体57の自重による力だけであり、前記棒状体57が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pを容易に前記第一挿入口53に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体50の外殻体51に、底部にスリット状の第一挿入口53が形成された第一凹部52を設け、この第一凹部52に設置されると共に前記第一挿入口53の短方向の寸法よりも太い、アタッチメントを構成する阻止手段としての円筒状の棒状体57を設け、この棒状体57が前記第一凹部52に取り付けられた状態で前記第一挿入口53が前記棒状体57によって覆われるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口53から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体57の円筒面と前記第一凹部52の斜面とで案内されるので、前記棒状体57によって前記第一挿入口53が覆われた状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記棒状体57が回転体である円筒状に形成されていることで、前記第一凹部52と前記棒状体57との間に前記紙類Pを通す際に、前記棒状体57が前記紙類Pに接すると、前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部52と前記棒状体57との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記棒状体57によって前記第一挿入口53が覆われた状態であっても、前記紙類Pを前記第一挿入口53へ容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第六の実施形態について、図12及び図13に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記各実施形態と同様に、図13において、右側が前、左側が後である。60は本発明の文書細断機を構成する細断機本体である。この細断機本体60は、上方が開口した図示しないダストケースの前記開口部に載置されるように構成されている。また、前記細断機本体60は、外殻体61と、ガイド部材3と、可動掛部4と、操作部5と、回転刃6とを有して構成されている。そして、前記外殻体61は、上外殻体61Aと下外殻体61Bで構成されている。また、前記外殻体61を構成する上外殻体61Aの上部には、細長い第一凹部62が形成されていると共に、この第一凹部62の底部には、被細断物としての紙類を挿入するためのスリット状の第一挿入口63が形成されている。一方、前記外殻体61を構成する下外殻体61Bの下部には、前記第一挿入口63に対応して、細長い開口部64が形成されている。なお、前記第一凹部62、第一挿入口63及び開口部64は、前記外殻体61の幅方向とほぼ平行に延びて形成されている。また、前記上筐体61Aには、固定掛部65が一体に形成されていると共に、前記上筐体61Aにおける前記固定掛部65の反対側には、前記可動掛部4が取り付けられている。なお、前記可動掛部4は、前記上筐体61Aの幅方向にスライド可能に取り付けられていることによって、前記固定掛部65との距離が調節可能に構成されている。また、前記ガイド部材3は、前記上外殻体61Aと下外殻体61Bの間に挟持され、前記第一挿入口63と開口部64とを繋いで紙類を送る経路を構成するものであり、前記第一挿入口63の短方向の寸法(即ち隙間)とほぼ同じ幅のスリット状の孔11が形成されている。そして、前記ガイド部材3の下端3Aは、前記開口部64に挿入されることで、排出口12を構成している。更に、前記第一挿入口63から排出口12までの経路は、前記文書細断機の使用状態において、上下方向に延びて形成されている。なお、前記ガイド部材3には、前記回転刃6を前記孔11内に露出させるためのスリット状の刃窓13が形成されている。
前記外殻体61内には、図示しないスイッチが設けられており、このスイッチが前記操作部5によって操作可能とされている。また、前記外殻体61内には、図示しない電動機及び減速機構から成る図示しない駆動機構が設けられており、この駆動機構の減速機構に、六角柱状に形成されたシャフト14,15が平行に取り付けられている。なお、これらのシャフト14,15は、前記第一挿入口63と平行に設けられている。更に、これらのシャフト14,15には、円盤状の回転刃体16が多数取り付けられている。そして、このように前記各シャフト14,15に前記回転刃体16等を取り付けることで、前記回転刃6が構成されている。なお、前記回転刃体16は金属製であり、その外周縁には周方向に細かい凹凸が形成されている。
前記外殻体61を構成する前記上外殻体61Aに形成された前記第一凹部62には、アタッチメント66が取り付けられる。このアタッチメント66は、阻止手段としての複数の球状体67と、これらの球状体67の上方に取り付けられて前記球状体67が前記第一凹部62から脱落するのを防止するストッパー68とを有して構成されている。そして、前記球状体67は、前記第一挿入口63の短方向の寸法よりも太い直径の球状、即ち回転体に形成されている。また、前記球状体67は、その球面(即ち突曲面)が前記第一凹部62の一方の斜面に点接触すると共に、前記第一凹部62の他方の斜面と前記第一挿入口63の内壁との境界近傍に点接触する。また、前記球状体67は、前記第一挿入口63の長さ方向に並んで、前記第一凹部62の底部に設置されていると共に、前記球状体67同士は、接触するか、或いは互いの間に僅かな隙間を有している。従って、前記球状体67は、前記第一凹部62内で前記第一挿入口63を上方から覆うと共に、回転可能に設置されている。なお、前記棒状体67は、合成樹脂等で形成されていることで、比較的軽量に構成されている。また、前記第一凹部62の長さ方向両端には、上下方向に延びた溝部69が形成されており、この溝部69に、前記アタッチメント66を構成する前記ストッパー68が嵌め込まれている。そして、前記球状体67が前記第一挿入口63を覆っている状態において、前記ストッパー68の下端68Aと前記球状体67との間には隙間が形成されており、この隙間の分だけ、前記球状体67が上方に移動可能に構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口63に使用者の指が入る虞がないので、前記アタッチメント66を前記第一凹部62に取り付けなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部62に前記アタッチメント66を取り付けていない状態では、前記第一挿入口63が露出していることから、前記第一凹部62によって紙類Pを前記第一挿入口63に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口63に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体60の第一凹部62に前記アタッチメント66を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口63に使用者の指が入る虞があるので、前記アタッチメント66を前記第一凹部62に取り付ける。この際、前記アタッチメント66は、これを構成する複数の球状体67を前記第一凹部62の底部において前記第一挿入口63の長さ方向に並べて設置した後、前記ストッパー68を前記溝部69に嵌め込むことで、前記第一凹部62に取り付けられる。そして、このように前記第一凹部62に前記アタッチメント66を取り付けた状態では、このアタッチメント66によって前記第一挿入口63が上方から覆われていることで、前記アタッチメント66を前記第一凹部62に取り付けていない状態に比べて前記第一挿入口63に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口63が殆ど露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口63に挿入できてしまうことがないので、前記アタッチメント66を使用しない場合よりも安全性を高めることができる。更に、前記球状体67を前記第一凹部62に設置した状態では、前記球状体67は前記第一凹部62の最も狭くなった底部近傍に位置することで、使用者が前記球状体67を摘もうとしても摘みにくいばかりでなく、前記球状体67が前記ストッパー68によって脱落防止されているので、前記球状体67は前記第一凹部62から外しにくい。なお、前記アタッチメント66を前記第一凹部62に取り付けた状態では、前記球状体67同士と前記第一凹部62の斜面等との間に僅かな隙間が形成されており、また、前記第一凹部62と球状体67との間から指を差し込もうとすると、前記球状体67が上方、又は前記第一凹部62の斜面に沿って斜め上方に少し持ち上がる可能性があるので、前記隙間が拡がってしまう虞があるものの、前記ストッパー68によって前記球状体67の移動が制限されることで、前記隙間は指を挿入できるほどには拡がらず、また、前記ストッパー68が前記球状体67の上方を覆っていることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指が前記第一挿入口63に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部62に前記アタッチメント66を取り付けた状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部62の斜面と前記球状体67の間に差し込む。なお、前記第一凹部62の斜面と前記球状体67の球面が点接触していると共に、前記球状体67が上方から押されておらず、前記球状体67を前記斜面に押し付ける力は、軽量な前記球状体67の自重による力だけであるので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部62の斜面と前記球状体67の間に差し込まれることになる。特に、本実施形態においては、前記各実施形態とは異なり、阻止手段としての前記球状体67が前記第一凹部62の斜面と点接触していることから、前記各実施形態における棒状体と凹部の斜面との間に前記紙類Pを差し込む場合に比べて抵抗が少なく、従って、前記球状体67と前記第一凹部62の斜面との間に前記紙類Pをより容易に挿入することができる。更に、前記紙類Pを前記第一凹部62の斜面と前記球状体67の間に差し込むと、前記紙類Pの動きに連れ回りして前記球状体67が転がるので、前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなる。なお、この場合、前記球状体67を前記紙類P側に押し付ける力は、軽量な前記球状体67の自重による力だけであり、前記球状体67が強く前記紙類Pに押し付けられることがないので、前記紙類Pをより容易に前記第一挿入口63に送ることができる。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体60の外殻体61に、底部にスリット状の第一挿入口63が形成された第一凹部62を設け、この第一凹部62に設置されると共に前記第一挿入口63の短方向の寸法よりも径大な、アタッチメント66を構成する阻止手段としての球状体67を設け、この球状体67が前記第一凹部62に設置された状態で前記第一挿入口63が前記球状体67によって覆われるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口63から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記球状体67の球面と前記第一凹部62の斜面とで案内されるので、前記球状体67によって前記第一挿入口63が覆われた状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
また、前記球状体67が回転体である球状に形成されていることで、前記第一凹部62と前記球状体67との間に前記紙類Pを通す際に、前記球状体67が前記紙類Pに接すると、前記紙類Pの動きに連れ回りするので、前記第一凹部62と前記球状体67との間に前記紙類Pを通す際の抵抗が小さくなり、前記球状体67によって前記第一挿入口63が覆われた状態であっても、前記紙類Pを前記第一挿入口63へ容易に挿入することができるものである。
次に、本発明の第七の実施形態について、図14及び図15に基づいて説明する。なお、上記実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。また、上記各実施形態と同様に、図15において、右側が前、左側が後である。70は本発明の文書細断機を構成する細断機本体である。この細断機本体70は、上方が開口した図示しないダストケースの前記開口部に載置されるように構成されている。また、前記細断機本体70は、外殻体71と、ガイド部材3と、可動掛部4と、操作部5と、回転刃6とを有して構成されている。そして、前記外殻体71は、上外殻体71Aと下外殻体71Bで構成されている。また、前記外殻体71を構成する上外殻体71Aの上部には、細長い第一凹部72が形成されていると共に、この第一凹部72の底部には、被細断物としての紙類を挿入するためのスリット状の第一挿入口73が形成されている。一方、前記外殻体71を構成する下外殻体71Bの下部には、前記第一挿入口73に対応して、細長い開口部74が形成されている。なお、前記第一凹部72、第一挿入口73及び開口部74は、前記外殻体71の幅方向とほぼ平行に延びて形成されている。また、前記上筐体71Aには、固定掛部75が一体に形成されていると共に、前記上筐体71Aにおける前記固定掛部75の反対側には、前記可動掛部4が取り付けられている。なお、前記可動掛部4は、前記上筐体71Aの幅方向にスライド可能に取り付けられていることによって、前記固定掛部75との距離が調節可能に構成されている。また、前記ガイド部材3は、前記上外殻体71Aと下外殻体71Bの間に挟持され、前記第一挿入口73と開口部74とを繋いで紙類を送る経路を構成するものであり、前記第一挿入口73の短方向の寸法(即ち隙間)とほぼ同じ幅のスリット状の孔11が形成されている。そして、前記ガイド部材3の下端3Aは、前記開口部74に挿入されることで、排出口12を構成している。更に、前記第一挿入口73から排出口12までの経路は、前記文書細断機の使用状態において、上下方向に延びて形成されている。なお、前記ガイド部材3には、前記回転刃6を前記孔11内に露出させるためのスリット状の刃窓13が形成されている。
前記外殻体71内には、図示しないスイッチが設けられており、このスイッチが前記操作部5によって操作可能とされている。また、前記外殻体71内には、図示しない電動機及び減速機構から成る図示しない駆動機構が設けられており、この駆動機構の減速機構に、六角柱状に形成されたシャフト14,15が平行に取り付けられている。なお、これらのシャフト14,15は、前記第一挿入口73と平行に設けられている。更に、これらのシャフト14,15には、円盤状の回転刃体16が多数取り付けられている。そして、このように前記各シャフト14,15に前記回転刃体16等を取り付けることで、前記回転刃6が構成されている。なお、前記回転刃体16は金属製であり、その外周縁には周方向に細かい凹凸が形成されている。
前記外殻体71を構成する前記上外殻体71Aに形成された前記第一凹部72の長さ方向両端には、上下方向に延びた溝部76が形成されており、この溝部76にアタッチメント77が設置される。そして、このアタッチメント77には、阻止手段としての棒状体78が設けられている。また、前記棒状体78は、下面が円筒状の突曲面となっており、前記第一挿入口73の短方向の寸法よりも太く形成されている。また、前記棒状体78は、前記アタッチメント77が前記溝部76に取り付けられた状態において、円筒状の前記突曲面が前記第一凹部72の斜面との間に微小な隙間を有している。なお、この隙間は、前記第一挿入口73の短方向の寸法よりも狭く、且つ細断能力の上限となる紙類Pの枚数から導き出される厚さよりもやや広い寸法となっている。従って、前記アタッチメント77の棒状体78は、前記第一挿入口73を完全に閉塞していないものの、前記第一凹部72内で前記第一挿入口73を上方から覆っている。更に、前記溝部76には、この前記アタッチメント77の両端に形成された差込部79が嵌め込まれている。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、文書細断機を通常通り使用する場合について説明する。使用者が指の太い大人であり、指の細い子供が使用する虞のない場合、前記第一挿入口73に使用者の指が入る虞がないので、前記アタッチメント77を前記第一凹部72に取り付けなくても安全性を確保できる。そして、このように前記第一凹部72に前記アタッチメント77を取り付けていない状態では、前記第一挿入口73が露出していることから、前記第一凹部72によって紙類Pを前記第一挿入口73に導きやすいことと相まって、前記第一挿入口73に紙類Pが挿入しやすい。
次に、前記細断機本体70の第一凹部72に前記アタッチメント77を取り付けて使用する場合について説明する。指の細い子供が使用する虞がある場合、前記第一挿入口73に使用者の指が入る虞があるので、前記アタッチメント77を前記第一凹部72に取り付ける。この際、前記アタッチメント77は、これを構成する差込部79を前記第一凹部72に形成された前記溝部76に嵌め込むことで、前記第一凹部72に取り付けられる。そして、このように前記第一凹部72に前記アタッチメント77を取り付けた状態では、このアタッチメント77の棒状体78によって前記第一挿入口73が上方から覆われていることで、前記アタッチメント77を前記第一凹部72に取り付けていない状態に比べて前記第一挿入口73に紙類Pを挿入しにくいものの、前記第一挿入口73が殆ど露出していないことで、たとえ幼い子供の細い指であったとしても、前記第一挿入口73に挿入できてしまうことがないので、前記アタッチメント77を使用しない場合よりも安全性を高めることができる。なお、前記第一凹部72と棒状体78との間から指を差し込もうとしても、前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78との隙間が前記第一挿入口73の短方向の寸法よりも狭くなっていると共に、前記第一挿入口73の上方が前記棒状体78によって覆われていることで挿入経路が直線状にならないため、使用者の指がより前記第一挿入口73に入りにくいようにすることができる。
一方、このように前記第一凹部72に前記アタッチメント77を取り付けた状態で前記紙類Pを細断する場合、前記紙類Pを前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の間に差し込む。この際、前記紙類Pは、前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の突曲面に案内されて、前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の間に差し込まれることになる。なお、前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の突曲面との間に僅かな隙間が形成されていることで、挿入される前記紙類Pの枚数が細断能力の範囲内である場合は前記棒状体78が前記紙類Pに押し付けられないので、前記紙類Pは容易に前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の間に差し込まれることになる。一方、前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の突曲面との間に挿入しようとする前記紙類Pの枚数が細断能力を超える場合、前記紙類Pは前記第一凹部72の斜面と前記棒状体78の間に差し込まれない。
以上のように本発明は、内部に回転刃6が設けられた細断機本体70の外殻体71に、底部にスリット状の第一挿入口73が形成された第一凹部72を設け、この第一凹部72に設置されると共に前記第一挿入口73の短方向の寸法よりも太い、アタッチメント77を構成する阻止手段としての棒状体78を設け、この棒状体78が前記第一凹部72に設置された状態で前記第一挿入口73が前記棒状体78によって覆われるので、幼い子供の細い指等であっても、前記第一挿入口73から挿入することができず、安全性を高めることができると共に、被細断物としての紙類Pを挿入する場合は、前記棒状体78の突曲面と前記第一凹部72の斜面とで案内されるので、前記棒状体78によって前記第一挿入口73が覆われた状態であっても、前記紙類Pを細断することができるものである。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記各実施形態において、棒状体の脱落防止のための構造は適宜選択可能である。(例えば、第六の実施形態で採用した球状体のためのストッパーを、棒状体の脱落防止のために使用することも可能である。)また、上記各実施形態では、回転体として円筒形状の棒状体或いは球状体を用いたが、これ以外の形状の阻止手段、例えば楕球状のものを用いてもよい。
1,40,50,60,70 細断機本体
2,41,51,61,71 外殻体
6 回転刃
7,42,52,62,72 第一凹部(凹部)
8,43,53,63,73 第一挿入口
17,21,32,47,57,78 棒状体(阻止手段)
20,30,66,77 アタッチメント
31 枠体
33 第二凹部
34 第二挿入口
67 球状体(阻止手段)
P 紙類
2,41,51,61,71 外殻体
6 回転刃
7,42,52,62,72 第一凹部(凹部)
8,43,53,63,73 第一挿入口
17,21,32,47,57,78 棒状体(阻止手段)
20,30,66,77 アタッチメント
31 枠体
33 第二凹部
34 第二挿入口
67 球状体(阻止手段)
P 紙類
Claims (6)
- 細断機本体を有し、この細断機本体の外殻体が、凹部と、この凹部の底部に形成されたスリット状の挿入口とを有すると共に、前記外殻体の内側に回転刃が設けられた文書細断機において、
前記文書細断機が、前記凹部に装着されるアタッチメントを有し、このアタッチメントが、前記挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記凹部及び/又は挿入口と対向又は接触する突曲面が形成された阻止手段を有すると共に、被細断物が前記凹部及び/又は挿入口と阻止手段との間を通されて前記挿入口に挿入されるように構成されていることを特徴とする文書細断機。 - 細断機本体を有し、この細断機本体の外殻体が、第一凹部と、この第一凹部の底部に形成されたスリット状の第一挿入口とを有すると共に、前記外殻体の内側に回転刃が設けられた文書細断機において、
前記文書細断機が、前記第一凹部に装着されるアタッチメントを有し、このアタッチメントが、枠体と阻止手段を有し、前記枠体が、第二凹部と、前記第一挿入口に対応して前記第二凹部の底部に形成された第二挿入口とを有し、前記阻止手段が、前記第二挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記第二凹部及び/又は第二挿入口と対向又は接触する突曲面を有すると共に、被細断物が前記枠体の第二凹部及び/又は第二挿入口と阻止手段との間を通されて前記第二挿入口を経て第一挿入口に挿入されるように構成されていることを特徴とする文書細断機。 - 前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分が回転体であることを特徴とする請求項1乃至2記載の文書細断機。
- スリット状の挿入口が底部に形成された凹部を有する外殻体及びこの外殻体の内側に設けられた回転刃を有する細断機本体の前記凹部に取り付けられるアタッチメントであって、
このアタッチメントが、前記挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記凹部及び/又は挿入口と対向又は接触する突曲面が形成された阻止手段を有すると共に、被細断物が前記凹部及び/又は挿入口と阻止手段との間を通されて前記挿入口に挿入されるように構成されていることを特徴とするアタッチメント。 - スリット状の第一挿入口が底部に形成された第一凹部を有する外殻体及びこの外殻体の内側に設けられた回転刃を有する細断機本体の前記第一凹部に取り付けられるアタッチメントであって、
このアタッチメントが、枠体と阻止手段を有し、前記枠体が、第二凹部と、前記第一挿入口に対応して前記第二凹部の底部に形成された第二挿入口とを有し、前記阻止手段が、前記第二挿入口の短方向の幅よりも太く形成され且つ前記第二凹部及び/又は第二挿入口と対向又は接触する突曲面を有すると共に、被細断物が前記枠体の第二凹部及び/又は第二挿入口と阻止手段との間を通されて前記第二挿入口を経て第一挿入口に挿入されるように構成されていることを特徴とするアタッチメント。 - 前記阻止手段の少なくとも前記被細断物と当接する部分が回転体であることを特徴とする請求項4乃至5記載のアタッチメント。
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JP2006263272A JP2008080247A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 文書細断機及びこの文書細断機に用いられるアタッチメント |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017196555A (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 株式会社サカエ | シュレッダ及びこれを用いたシート状物処理装置 |
JP2019130464A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 株式会社サカエ | シュレッダ及びこれに用いられる開口抑制機構 |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006263272A patent/JP2008080247A/ja active Pending
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