JP2008079903A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕塵効率のより一層の向上を図ることができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機30を収容し、上部にHEPAフィルタ40が設けられたインナーケース10がケース本体2内に収容されている。電動送風機30の排気噴出口34とHEPAフィルタ40との間は、インナーケース10によって閉鎖空間Sとされており、電動送風機30の排気噴出口34から排出された排気がすべてHEPAフィルタ40を通過するように構成されている。また、閉鎖空間Sには放電電極50が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動送風機からの排気を清浄化することができる電気掃除機に関する。
近年、健康志向の高まりにより、電気掃除機から外部に排出される空気を清浄化する技術が種々採用されている。例えば、電気掃除機に搭載された電動送風機から排出される排気の出口にフィルタユニットを設けるとともに、電動送風機とフィルタユニットとの間に電気集塵装置を設けた電気掃除機が提案されている(特許文献1参照)。
特開平4−341228号公報(図2)
しかしながら、電気集塵は、捕塵効率が悪く、捕塵効率を高めるためには放電電極を多数設ける必要があった。また、特許文献1に記載のように、電気集塵装置とフィルタユニットとを組み合わせたものでは、捕塵効率が充分とは言い難く、捕塵効率のより一層の向上が望まれていた。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、捕塵効率のより一層の向上を図ることができる電気掃除機を提供することを課題とする。
本発明は、電動送風機と、前記電動送風機からの排気を通過させるHEPAフィルタと、前記電動送風機からの排気に含まれる塵埃同士を吸着させる電荷を生成する放電電極と、前記電動送風機の排気噴出口と前記HEPAフィルタとの間を閉鎖する閉鎖空間を構成するインナーケースと、を備え、前記閉鎖空間に前記放電電極を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、放電電極による電気集塵とHEPAフィルタとを組み合わせることにより、捕塵効率が一層高められ、さらに、放電電極を閉鎖空間に設けることにより、電気集塵による捕塵効率がより一層高められるようになる。
本発明によれば、捕塵効率のより一層の向上を図ることができる電気掃除機を提供できるようになる。
図1は本実施形態の電気掃除機を示す外観斜視図であり、(a)は斜め前方から見たとき、(b)は斜め後方から見たとき、図2は本実施形態の電気掃除機の内部構造を示す斜視図、図3はインナーケースとその他主要部を示す斜視図、図4は図1(a)のA−A部分断面図、図5は図1(b)のB−B断面図、図6はインナーケースの内部を示す斜視図、図7はHEPAフィルタの断面図、図8は背面カバーを取り外したときの外観斜視図である。なお、本実施形態の電気掃除機1は、紙パック方式のものである。
図1(a)および(b)に示すように、本実施形態の電気掃除機1は、ケース本体2を有し、ケース本体2の、後部の両側に後輪3,3、先端部にホースを接続するためのホース接続部4、上部にハンドル5および電源コード巻取ボタン6、両側面に側部排出口7,7、後面に排出口8(図1(b)参照)などを備えて構成されている。なお、ケース本体2の底面には、前輪9が設けられている(図5参照)。
前記ケース本体2は、電気掃除機1の下側半分の外観を構成する下ケース2aと、上側半分の後部の外観を構成する上ケース2bと、上側半分の前部の外観を構成するとともに開閉可能な開閉カバー2cと、上ケース2bの表面に重ねて取り付けられて上面の外観を構成する上面カバー2dと、上ケース2bの表面に重ねて取り付けられて背面の外観を構成する背面カバー2e(図1(b)参照)とを含んで構成されている。なお、上ケース2bの背面には、図8に示すように、上下方向に貫通する複数の孔で構成された排出口2b1が形成され、また排出口2b1の内方(前方)に、上方向および幅方向に延びる壁部2b2が形成されている。なお、図8は背面カバー2eを取り外して上ケース2bの背面が露出している状態を示している。
図2に示すように、電気掃除機1は、ケース本体2内の後部に、インナーケース10とコードリール20とが幅方向に並んで収容されている。なお、ケース本体2内の前部には、集塵室11(図6参照)が設けられ、この集塵室11内に交換可能な紙パックP(図6参照)が装着されるようになっている。また、コードリール20は、リール部21が幅方向に回転軸を有するようにケース本体2に支持され、リール部21に所定の長さの電源コード22が巻回されて構成されている。
図3に示すように、前記インナーケース10は、合成樹脂などで略四角箱型に形成され、その内部に後記する電動送風機30が収容され、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ40が取り付けられるようになっている。
図4に示すように、前記電動送風機30は、金属製のモータケース31内にファン32および電動機33が収容され、ファン32が前方に向けられて後側に設けられた電動機33の出力軸33aと接続されるようにして構成されている。モータケース31は、ファン32が収容される部分が円盤状に形成された大径部31a(図5参照)と、電動機33が収容される部分が前記大径部31aよりも小径の小径部31b(図5参照)とで構成されている。また、電動送風機30には、図示後方上部および下部に、吸入した空気を排出するための排気噴出口34,34(図5参照)が設けられている。なお、排気噴出口34は、2箇所に限定されるものではなく、1箇所設けられていても、3箇所以上設けられていてもよい。
前記インナーケース10は、前記電動送風機30を収容するとともに前面および上面が開放した本体部10aと、弾性部材で形成されて前記大径部31aと嵌合する前端外周部10bと、大径部31aの前面を覆う前面部10cとが組み合わされて構成されている。また、前面部10cの中心には、集塵室11(図6参照)を通過した排気を吸入するための吸入口10dが形成されている。
また、インナーケース10は、図5に示すように、本体部10aの幅方向(左右方向)の側面10a1,10a2および底面10a3が、平坦に形成されるとともに、前端外周部10bの左端、右端および下端よりも内側に位置するように形成されている。また、側面10a1と底面10a3との間、側面10a2と底面10a3との間は、それぞれ前端外周部10bに沿うように湾曲して形成されている。なお、図5の断面は、電動送風機30からファン32および電動機33を取り除いた状態を図示している。
前記インナーケース10内では、図4に示すように、モータケース31の大径部31aが前端外周部10bの内面と嵌合するように弾性支持され、小径部31bの後部が弾性部材36を介して本体部10aに弾性支持されている。前記のように、モータケース31の大径部31aが前端外周部10bと嵌合することにより、インナーケース10の前部における、インナーケース10と電動送風機30との気密性が保たれている。また、インナーケース10内には、電動機33の周囲を取り囲むようにしてフィルタ37が設けられている。
また、インナーケース10の背面10a4の幅方向の両側には、図3に示すように、後方に延びる一対の腕部10t,10tが一体に形成され、この腕部10t,10tがケース本体2にねじ止めによって固定されている(図2参照)。
図6に示すように、前記インナーケース10(本体部10a)の上部には、四角形状の開口部10fが形成され、この開口部10fの全体を覆うようにHEPAフィルタ40が設けられるようになっている。なお、図6に示すHEPAフィルタ40は、取り外して裏返した状態を示している。
前記HEPAフィルタ40は、図7に示すように、最内層(上流側)に抗菌剤を塗布した層41、中間層にマイナスに帯電した不織布からなる層42、最外層(下流側)に強度を与えるための骨材からなる層43の3層構造のものがひだ状に折り曲げられて構成されている。なお、HEPAフィルタ40の積層構造は、図7の実施形態に限定されるものではない。
また、前記HEPAフィルタ40は、図6に示すように、合成樹脂で形成された枠体10eの内側全体に配設され、HEPAフィルタ40と枠体10eとの隙間の気密性が保たれるように、つまり電動送風機30からの排気がHEPAフィルタ40の外部に直接に漏れ出ないように、換言するとHEPAフィルタ40を介さずに排出されないように、接着剤などを介して取り付けられている。また、枠体10eの外面には、ねじ挿通穴10e1が4箇所に形成され、本体部10aの外面には、同数のねじ穴10f1が形成されて、ねじ10g(図4参照)を介して枠体10eが本体部10aに着脱自在に取り付けられている。
図4に示すように、前記電動送風機30の排気噴出口34とHEPAフィルタ40との間に形成された閉鎖空間Sには、放電電極50が設けられている。
図6に示すように、前記放電電極50は、ハケ状電極51と板状電極52とが所定間隔、離れるように配置して構成されている。また、放電電極50は、インナーケース10に設けられた固定部10hを介して取り付けられている。この固定部10hは、合成樹脂などで略板状に形成され、放電電極50が開口部10fの中央寄りに位置するように構成されている。また、固定部10hは、放電電極50に排気が直接に当たることがないように、遮蔽板10h1が放電電極50の下部に位置するように固定部10hに一体に形成されている。
また、放電電極50は、ハケ状電極51がリード線51aと,板状電極52がリード線52aとそれぞれ接続され、リード線51a,52aが、本体部10aの開口縁部に形成された切欠溝10f2,10f2を通ってインナーケース10の外部に延びるように構成されている。また、本体部10aには、開口部10fの内周縁部に沿ってシール部材38が設けられ、枠体10eの縁部10e2のリード線51a,52aと重なる位置にシール部材39が設けられ、本体部10aと枠体10eとの連結部での気密性が保たれて、電動送風機30からの排気が、本体部10aと枠体10eとの隙間や、切欠溝10f2,10f2から漏れ出ないようになっている。
このように、電動送風機30、HEPAフィルタ40および放電電極50をインナーケース10に設けることにより、電動送風機30の排気噴出口34とHEPAフィルタ40との間は、インナーケース10の一部によって閉鎖空間S(図4参照)となり、排気噴出口34からの排気がすべて、HEPAフィルタ40を通って排出されるようになっている。
本実施形態の電気掃除機1は、図5に示すように、インナーケース10の左側の側面10a1とコードリール20との間に排気流路Q1が形成され、右側の側面10a2とケース本体2との間に排気流路Q2が形成され、底面10a3とケース本体2との間に排気流路Q4が形成され、コードリール20を通る排気流路Q5が形成され、図4に示すように、背面10a4とケース本体2との間に排気流路Q3が形成されている。
また、HEPAフィルタ40は、図4に示すように、電動送風機30に対して後方に張り出して配置されるとともに、図5に示すように、幅方向の中心寄りに若干張り出して配置されている。このようなHEPAフィルタ40の張り出しに伴ない、インナーケース10(本体部10a)の上部が、下部に対して後ろ側に傾斜面10a5(図4参照)を有し、下部に対して幅方向中心寄りに傾斜面10a6(図5参照)、段差部10a7(図5参照)を有するようにして形成されている。このようにHEPAフィルタ40を張り出すように配置することにより、HEPAフィルタ40を大面積にすることができ、電動機33の負荷を低減することが可能になる。なお、HEPAフィルタ40の張り出し方向は、後方のみであってもよい。
また、HEPAフィルタ40は、図5に示すように、中心から図示右方向(側方)に向けて下方に傾斜するように形成されている。同様に、HEPAフィルタ40を支持する枠体10eも、中心から図示右方向(側方)に向けて下方に傾斜する形状となるように形成されている。
また、前記放電電極50は、図2および図4に示すように、インナーケース10の外側に設けられた高電圧発生装置60と接続されている。さらに詳述すると、この高電圧発生装置60は、図2に示すように、インナーケース10の背面10a4(図4参照)とケース本体2との間、かつ、腕部10tと腕部10tとの間に位置している。なお、図示していないが、高電圧発生装置60は、ケース本体2にねじ止めによって固定されている。
また、本実施形態の電気掃除機1は、制御基板70とモータ制御基板80とを別個に備えて構成されている。
前記制御基板70は、メイン基板であり、例えば、使用時に放電電極50に高電圧を発生させるように制御し、またごみ捨てランプなどの各種ランプを必要時に点灯させるように制御する。また、制御基板70は、図3に示すように、インナーケース10の本体部10aの背面10a4に沿うように縦置きに、かつ、腕部10tと腕部10tと高電圧発生装置60とで囲まれる空間内に位置するように配置されている。
前記モータ制御基板80は、電動機33の回転を制御する基板であり、双方向性半導体素子(トライアックともいう)などが搭載されている。さらに詳述すると、双方向性半導体素子を用いて交流の位相角を変え(位相制御)、電動機33へ流れる電流を変化させ、電動機33の回転を制御する。なお、このモータ制御基板80は、インナーケース10の底面10a3に沿うように横置きに配置されている(図4および図5参照)。ちなみに、双方向性半導体素子は、作動時に非常に高温になる素子である。
次に、本実施形態の電気掃除機1の作用および効果について図4および図5を主に参照しながら説明する。なお、図4および図5において、排気の流れは、黒い太実線で図示している。
図4に示すように、制御基板70およびモータ制御基板80の制御によって電動機33が駆動されてファン32が回転すると、インナーケース10の前面に形成された吸入口10dから、集塵室11を通過した排気が吸い込まれる。吸い込まれた排気は、ファン32を回り込むようにして後方へと流れ、モータケース31と電動機33との間の隙間を通って排気噴出口34,34から排出される。
そして、排気噴出口34から排出された排気は、その排気に含まれる塵埃(ごみ)の一部がフィルタ37によって除去され、さらにHEPAフィルタ40を通過することで、塵埃がさらに除去される。また、排気に含まれる塵埃はもともとプラスに帯電しているので、制御基板70の制御によって、高電圧発生装置60を介して放電電極50が高電圧状態に設定されると、放電電極50からマイナスの電荷(マイナスイオン)が発生して、プラスに帯電した塵埃とプラスに帯電した塵埃とがマイナスの電荷と結合して、プラスに帯電した状態のより大きな塵埃になり、HEPAフィルタ40によって捕集される。つまり、放電電極50によってマイナスの電荷を介して塵埃同士を互いに吸着させることで塵埃の塊を作って、捕塵効率を上げることができるようになっている。このように、塵埃の塊を作ることにより、HEPAフィルタ40での捕塵効率が高められる。
さらに、前記したように、HEPAフィルタ40にはマイナスに帯電した層42が設けられているので、プラスに帯電した塵埃がHEPAフィルタ40に吸着し易くなり、捕塵効率がさらに高められる。さらに、電動送風機30の排気噴出口34とHEPAフィルタ40との間がインナーケース10によって閉鎖空間Sとされており、排気噴出口34から排出された排気はすべてHEPAフィルタ40を通過するようになっているので、捕塵効率がさらに高められるようになっている。さらに、閉鎖空間Sに放電電極50を設けることにより、電荷と塵埃とが効率的に結合して、塵埃同士の吸着率が高められるので、塵埃の塊を作り易くなり、捕塵効率をさらに高めることが可能になる。このように、HEPAフィルタ40と放電電極50との組み合わせだけではなく、さらに閉鎖空間Sとも組み合わせることにより、捕塵効率を従来よりもさらに一層高めることが可能になる。
また、本実施形態の電気掃除機1では、図4に示すように、HEPAフィルタ40を通過した排気が、インナーケース10の背面10a4とケース本体2との間に形成された排気流路Q3を通って、底面10a3とケース本体2との間に形成された排気流路Q4を通るように構成されている。なお、排気流路Q3を通る排気は、その一部が上ケース2bに形成された排出口2b1(図8参照)を通って、背面カバー2eに形成された排出口8から排出される。
また、図5に示すように、HEPAフィルタ40を通過した排気は、インナーケース10の側面10a1とコードリール20との間に形成された排気流路Q1を通り、コードリール20内の排気流路Q5を通って、図示左側の排出口7から排出される。また、HEPAフィルタ40を通過した排気は、インナーケース10の側面10a2とケース本体2との間に形成された排気流路Q2、排気流路Q4、排気流路Q5を順番に通る。また、排気流路Q2を通る排気の一部は、図示右側の排出口7から排出される。
このように、HEPAフィルタ40を通過した排気が、インナーケース10の側面(側面10a1,10a2,背面10a4)から底面10a3を通過した後、コードリール20を通って、外部に排出されるように排気流路Q1〜Q5が形成されているので、ケース本体2内の後部に排気を万遍なく流通させることができ、効率的な冷却が可能になる。
また、モータ制御基板80をインナーケース10の底面10a3に配置したので、排気流路Q3に配置された制御基板70を通過する暖められた排気だけではなく、排気流路Q1,Q2を通過する暖められていない排気によってもモータ制御基板80を冷却することができる。したがって、モータ制御基板80の冷却効率を高めることができる。また、モータ制御基板80が排気流路Q1,Q2,Q3の3流路を通る排気によって冷却されるので、冷却効率が高められる。また、高温の発熱体である双方向性半導体素子を備えたモータ制御基板80を、メインの制御基板70とは別個に形成して、制御基板70から離れた底面10a3に配置したので、モータ制御基板80で加熱された高温の排気が排気流路Q3に逆流することがなく、制御基板70の冷却効率が高められる。
なお、本実施形態では、排気流路Q3に制御基板70を配置し、排気流路Q4にモータ制御基板80を配置することにより、別個に冷却手段を追加することなく、制御基板70およびモータ制御基板80を冷却することが可能になる。
ところで、外観をコンパクトに見せるためにそのケース本体2の上面を卵型、つまり幅方向中央から側方に向けて下方に湾曲するように形成することが要求される。そこで、本実施形態の電気掃除機1では、図5に示すように、HEPAフィルタ40を幅方向中心から側方(図示右側)に向けて下方へ傾斜させるように形成することで、HEPAフィルタ40の上部における、HEPAフィルタ40とケース本体2との間に形成される排気の流路断面積を幅方向(左右方向)の一端から他端まで均一にすることができるので、電気掃除機1の性能(ごみを吸う性能)が損なわれるのを防止できる。
また、本実施形態の電気掃除機1では、放電電極50がインナーケース10に取り付けられているので、放電電極50の取付安定性を向上することができる。
また、本実施形態の電気掃除機1では、インナーケース10の側面(背面10a4)に沿って制御基板70を配置し、また、インナーケース10の底面10a3に沿ってモータ制御基盤80を配置することにより、スペースの有効活用が図れる。
また、本実施形態の電気掃除機1では、高電圧発生装置60をインナーケース10の外側に配置したので、高電圧発生装置60の温度上昇を防止することができ、安全性を確保することができる。
また、本実施形態の電気掃除機1では、HEPAフィルタ40がマイナスに帯電した層を有しているので、排気に含まれるプラスに帯電した塵埃の捕集率を高めることができ、排気の捕塵効率を高めることができる。
本実施形態の電気掃除機を示す外観斜視図であり、(a)は斜め前方から見たとき、(b)は斜め後方から見たときである。 本実施形態の電気掃除機の内部構造を示す斜視図である。 インナーケースとその他主要部を示す斜視図である。 図1(a)のA−A部分断面図である。 図1(b)のB−B断面図である。 インナーケースの内部を示す斜視図である。 HEPAフィルタの断面図である。 背面カバーを取り外したときの外観斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
10 インナーケース
10a1,10a2 側面
10a3 底面
10a4 背面
20 コードリール
30 電動送風機
40 HEPAフィルタ
50 放電電極
60 高電圧発生装置
70 制御基板
80 モータ制御基板
S 閉鎖空間

Claims (10)

  1. 電動送風機と、
    前記電動送風機からの排気を通過させるHEPAフィルタと、
    前記電動送風機からの排気に含まれる塵埃同士を吸着させる電荷を生成する放電電極と、
    前記電動送風機の排気噴出口と前記HEPAフィルタとの間を閉鎖する閉鎖空間を構成するインナーケースと、を備え、
    前記閉鎖空間に前記放電電極を配置したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記インナーケースは、
    前記電動送風機が、前方から排気が導入されるように収容され、
    前記HEPAフィルタが、前記電動送風機の上方に上向きで配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記HEPAフィルタを通過した排気が、前記インナーケースの側面から底面を通過した後、コードリールを通って、外部に排出されるように排気流路が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記インナーケースの背面に制御基板を配置したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記制御基板とは別個に、前記電動送風機の回転を制御するモータ制御基板を備え、
    前記インナーケースの底面に前記モータ制御基板を配置したことを特徴とする請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 前記HEPAフィルタを、幅方向中心から側方に向けて下方へ傾斜するように構成したことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記HEPAフィルタが、少なくとも後方に張り出して配置されていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 前記放電電極は、前記インナーケースに取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  9. 前記放電電極に高電圧を発生させる高電圧発生装置は、前記インナーケースの外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. 前記HEPAフィルタは、マイナスに帯電した層を有していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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