JP2008078921A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RF受信部4を構成する増幅部21に対し、利得自動調整部17から利得を設定するに際し、遅延制御部22を介して行うようにする。この遅延制御部22は、所定の利得設定周期毎に利得変化がある都度、その利得変化時から所定の遅延時間後に通常の利得制御を開始させるように動作する。
【選択図】図1
Description
図2は本発明に係る方法の基本ステップを表すフローチャートである。本図において、
ステップS11:可変利得の増幅部21を少なくとも含む無線受信部4において実行されるステップであって、上記の入力した受信信号INを、その可変利得にて制御するステップである。
そのステップS12bにおいては、利得自動調整部17において、無線受信部4からの出力レベルに応じた利得に、所定の利得設定周期毎に、更新しながら、増幅部21(11,15)に対する利得制御を行う。
図4は図3に示す本発明に基づくAGC部17を用いた場合の利得の収束過程を表す図である。この図4と、上述した図11とを対比することにより、本発明の効果が明確になる。この図4の横軸tは、AGC部17が利得制御動作を開始してからの経過時間〔sec〕を表し、縦軸QrfはAGC部17からRF受信部4に対して指定する設定利得〔dB〕を表し、図11の場合と全く同様である。また図5は本発明に基づく無線通信装置1の具体的なIC構成例を示す図である。
図6は遅延制御部22の詳細な動作例を示すフローチャート(その1)であり、
図7は同フローチャート(その2)であり、
図8は同フローチャート(その3)である。
図6のステップS201では、図に表す初期設定の処理を行う。この中で「AGC入力信号切替SW」についてさらに詳しくは、この切替SW23の切替え論理LおよびHは、Lのとき実信号入力側(図3の電力化部32側)に接続し、Hのときは図3に示す基準値側に接続する。また、「Timer」は内部タイマであって、図4の0〜Tの範囲でカウントアップする。その他、本フローチャートに現れる主要な記号の意味を改めて定義すると、以下のとおりである。
Gbefore :前回設定利得
W :遅延時間設定値
ΔG :現在設定利得と前回設定利得の差分
T :AGC利得設定周期
ステップS204では、初回利得設定フラグをONにする。
ステップS205は、後述する図8のステップS225において、遅延時間の設定回数nが0でない場合に行われる繰り返し処理の先頭である。
ステップS207にて、上記初回設定フラグがONになっているか確認する。
ステップS209にて、上記初回設定フラグをONからOFFに設定し直す。
ステップS211において、現在設定利得Gnowと前回設定利得Gbeforeとの差分の絶対値であるΔGを、図3の差分算出手段25において算出し、
ステップS212では、その算出したΔGを用いて、
a)既述の対応テーブル43を参照して、そのΔGに対応するWを設定するか、あるいは
b)そのΔGを使用した簡単な計算式、例えば比例計算式により、Wを求めて設定する。
ステップS214において、上記利得送出キャンセルフラグをOFFに戻す。
ステップS216に至り、ここでその設定遅延時間Wが利得設定周期Tを超えていないか判定する。
ステップS218では、上記の長いという判定がなされると(Yes)、図3のスイッチ(SW)23の設定をLにする。すなわち、電力化部32の出力側に接続し、他方
ステップS219では、上記ステップS217での判定が否であると(No)、上記スイッチ(SW)23の設定をHにする。すなわち、図3の基準値を入力とするように接続する。
ステップS221において、上記Timerをリセットすると共に、既述した遅延時間の設定回数nを+1だけインクリメントする。
ステップS223では、図3のスイッチ(SW)23を、上記基準値側に接続する。つまりAGC動作を停止させて、
ステップS224にて、Timerのカウントアップ満了を待つ。
ステップS226において、一連の利得制御中断処理を終了すると共に、上記スイッチ(SW)23を再び、上記電力化部32側に接続して、通常の、中断処理を含まないAGC制御動作に入る。
(付記1)
受信信号を入力し増幅する増幅部を含む無線受信部と、
所定の利得設定周期毎に、前記無線受信部からの出力レベルに応じた利得に更新しながら、前記増幅部に対する利得制御を行う利得自動調整部と、を備え、
前記増幅部に対する利得制御を、所定の各前記利得設定周期の開始時点から所定の遅延時間だけ遅延させて、開始させる遅延制御部を設けることを特徴とする無線通信装置。
前記遅延時間が任意に指定可能であることを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
任意に指定する前記遅延時間を予め保持する不揮発メモリを備えることを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
前記の遅延時間だけ遅延させる前記利得設定周期の回数を、任意に指定可能とすることを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
任意に指定する前記利得設定周期の回数を予め保持する不揮発メモリを備えることを特徴とする付記4に記載の無線通信装置。
前記利得自動調整部により前回設定された利得と、今回設定された利得との差分を算出する差分算出手段を有することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
前記差分算出手段により算出した前記差分の大小に応じて、前記遅延時間の長短を算出する遅延時間算出手段を有することを特徴とする付記6に記載の無線通信装置。
対応テーブルを有し、前記利得自動調整部により前回設定された利得と、今回設定された利得との差分を得たとき、予め差分と遅延時間との対応関係を記録した前記対応テーブルを参照して、当該遅延時間を決定することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
前記遅延時間が次に現れる前記利得設定周期の開始時点を超えるとき、当該利得設定周期での前記利得制御を中断することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
可変利得の増幅部を少なくとも含む無線受信部において、入力した受信信号をその可変利得にて増幅する第1ステップと、
利得自動調整部において、前記無線受信部からの出力レベルに応じた利得に、所定の利得設定周期毎に、更新しながら、前記増幅部に対する利得制御を行う第2ステップと、を有する無線通信方法であって、
前記第2ステップにおいて、前記所定の利得設定周期の開始時点から所定の遅延時間が経過するまでの間、前記利得制御を中断し、その後、該利得制御を開始するステップを設けることを特徴とする無線通信方法。
4 RF受信部
5 AFE部
6 DBB部
7 RF送信部
11 LNA部
12 BPF部
13 QDEM部
14 LPF部
15 VGA部
16 ADC部
17 AGC部
21 増幅部
22 遅延制御部
23 スイッチ(SW)
24 内部レジスタ
25 差分算出手段
26 遅延時間算出手段
31 IQ分配部
32 電力化部
33 基準値差分積分器
34 出力設定部
35 LNA切替判定部
36 LNA利得補正部
41 MODEM部
42 不揮発メモリ
43 対応テーブル
Claims (3)
- 受信信号を入力し増幅する増幅部を含む無線受信部と、
所定の利得設定周期毎に、前記無線受信部からの出力レベルに応じた利得に更新しながら、前記増幅部に対する利得制御を行う利得自動調整部と、を備え、
前記増幅部に対する利得制御を、所定の各前記利得設定周期の開始時点から所定の遅延時間だけ遅延させて、開始させる遅延制御部を設けることを特徴とする無線通信装置。 - 前記遅延時間が任意に指定可能であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 可変利得の増幅部を少なくとも含む無線受信部において、入力した受信信号をその可変利得にて増幅する第1ステップと、
利得自動調整部において、前記無線受信部からの出力レベルに応じた利得に、所定の利得設定周期毎に、更新しながら、前記増幅部に対する利得制御を行う第2ステップと、を有する無線通信方法であって、
前記第2ステップにおいて、前記所定の利得設定周期の開始時点から所定の遅延時間が経過するまでの間、前記利得制御を中断し、その後、該利得制御を開始するステップを設けることを特徴とする無線通信方法。
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JPH11234069A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Hitachi Denshi Ltd | 自動利得制御回路 |
JP2001111523A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Nec Corp | Cdma受信agc回路およびcdma復調装置 |
JP2003224488A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダイレクトコンバージョン受信機 |
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