JP2008078706A - 電子機器及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁に掛けることもでき、スタンドを用いて立てることも可能な電子機器において、スタンドの取付構造を、部品点数を節減しつつ十分な強度を得られるようにする。
【解決手段】テレビジョン受像機1のキャビネット10の合成樹脂製裏蓋12には、内面に補強用金具40が固定される。補強用金具40に形成されたねじ穴42を利用して、裏蓋12に壁掛け用金具30を取り付けることができる。補強用金具40には切り欠き部41が設けられ、その両側に左右1対の切り起こし片44が形成されている。左右の切り起こし片44の間にスタンド20の根元部を入れ、水平にシャフト45を貫通させて、スタンド20を回転可能に取り付ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、薄型テレビジョン受像機のように壁に掛けて使用することが可能な電子機器に関する。
電子機器の中でも映像機器に属するもの、例えばテレビジョン受像機やパーソナルコンピュータのモニタなどは、映像表示手段が液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどに置き換わりつつあることに伴い、壁に掛けることもできるような薄型構造のものが主流になっている。この種電子機器では、写真スタンドのようなスタンド構造を用いてテーブルの上や床の上に直置きするといったことも良く行われる。そのようなスタンドを有するテレビジョン受像機の例を特許文献1に見ることができる。
特開2006−173848号公報(第7−10頁、図1−13)
本発明は、壁に掛けることもでき、スタンドを用いて立てることも可能な電子機器において、スタンドの取付構造を、部品点数を節減しつつ十分な強度を得られるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、キャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にする補強金具を固定するとともに、この補強金具にスタンドの取付構造を設けるテレビジョン受像機であって、前記スタンド取付構造は、前記補強金具に前記スタンドの根元部を受け入れる間隔をもって形成された1対の切り起こし片と、これら1対の切り起こし片とその間のスタンドを貫通するシャフトからなることを特徴としている。
この構成によると、テレビジョン受像機のキャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にするために固定された補強金具を利用してスタンドの取付構造を設けるものであるから、スタンド用に別個の補強金具を用意する必要がなく、部品点数を節減できる。また、壁掛け用金具を取り付ける補強金具は、テレビジョン受像機の吊り下げに耐えられる強度を備えており、この補強金具を利用してスタンドを取り付けるので、スタンドの取付強度を十分に確保できる。さらに、各方向からスタンドに加わる力に耐えてスタンドをしっかりと保持する取付構造とすることができる。
請求項2の発明は、電子機器において、キャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にする補強金具を固定するとともに、この補強金具に、スタンドの取付構造を設けたことを特徴としている。
この構成によると、電子機器のキャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にするために固定された補強金具を利用してスタンドの取付構造を設けるものであるから、スタンド用に別個の補強金具を用意する必要がなく、部品点数を節減できる。また、壁掛け用金具を取り付ける補強金具は、電子機器の吊り下げに耐えられる強度を備えており、この補強金具を利用してスタンドを取り付けるので、スタンドの取付強度を十分に確保できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電子機器において、前記取付構造は、前記補強金具に前記スタンドの根元部を受け入れる間隔をもって形成された1対の切り起こし片と、これら1対の切り起こし片とその間のスタンドを貫通するシャフトからなることを特徴としている。
この構成によると、各方向からスタンドに加わる力に耐えてスタンドをしっかりと保持する取付構造とすることができる。
以上のように本発明の電子機器は、キャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にするために固定された補強金具を利用してスタンドの取付構造を設けたから、部品点数を節減しつつ、十分な強度をもってスタンドを取り付けることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明に係る電子機器の実施形態を説明する。図1は背面斜視図、図2はスタンドによって立てた状態の側面図、図3は壁掛け用金具を取り付けた状態の背面斜視図、図4は壁掛け用金具によって壁に掛けた状態の側面図、図5は部分背面図、図6は補強金具の正面図、図7は補強金具の部分拡大断面図、図8及び図9はスタンドの角度安定装置の断面図にして互いに異なる状態を示すものである。
電子機器として例示するのはテレビジョン受像機1である。テレビジョン受像機1は液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどを映像表示手段とする薄型構造のものであり、キャビネット10は、映像表示手段を囲む額縁状のベゼル11と、それにねじ止めされる裏蓋12からなる。ベゼル11も裏蓋12も合成樹脂製である。
裏蓋12の中央にはスタンド20が配置される。スタンド20はTの字を倒立させた形状であり、裏蓋12にはこのスタンド20を収納する凹部13が形成されている。スタンド20は、収納状態では裏蓋12の垂直平面と面一をなす。スタンド20の下端に指を掛けて引くと、スタンド20は上端を中心として回動し、図2に示すようにテレビジョン受像機1に対し所定の角度をなすように引き出される。テレビジョン受像機1はこのようなスタンド引き出し状態でテーブルの上や床の上に直置きして映像を鑑賞することができる。
図3に見られるように、裏蓋12には壁掛け用金具30の取り付けが可能である。壁掛け用金具30は第1プレート31と第2プレート32を蝶番のように組み合わせたものである。第1プレート31にはこれを裏蓋12に固定するねじ33を通す透孔34が、縦2列に複数個ずつ並ぶ形で設けられている。第2プレート32には、壁にねじ止め固定される板金製ベース35のフック36を通す透孔37が形成される。フック36は横並びに2個プレス成形されており、これに合わせて透孔37も横並びに2個設けられている。
壁掛け用金具30とベース35により、テレビジョン受像機1は図4のように壁に掛けて使用することができる。壁掛け用金具30の第1プレート31と第2プレート32の間には図示しない角度調節機構が設けられていて、これによりテレビジョン受像機1の角度を調節することができる。
壁掛け用金具30を裏蓋12に固定するねじ33は、合成樹脂の強度の関係で裏蓋12に直接ねじ込むことができない。そこで、裏蓋12の内面に補強金具40(図5参照)を固定し、この補強金具40に形成したねじ穴にねじ33をねじ込む。補強金具40は左右対称の門の形をしていて、中央には切り欠き部41があり、この切り欠き部41を挟むように左右2個ずつ計4個のねじ穴42が設けられている(図6参照)。ねじ穴42は、図7に見られるように、補強金具40に筒状のスエージング加工を施した上でその内面にタップを立てたものであり、これにより所定のねじ込み深さを確保し、テレビジョン受像機1の重量を支えられるようにしている。
補強金具40には複数の透孔43が形成されていて、この透孔43を通じ図示しないねじを裏蓋12にねじ込むことにより、補強金具40は裏蓋12に固定される。補強金具40を裏蓋12に固定した状態で、ねじ穴42は裏蓋12に形成した透孔14から露出し、また切り欠き部41は凹部13に設けた図示しない窓から露出する。
切り欠き部41の両側には、左右1対をなす垂直な切り起こし片44が形成されている。左右の切り起こし片44は、その間にスタンド20の根元部(Tの字の縦画の部分)を受け入れる間隔で配置されている。前記窓からスタンド20の根元を入れて左右の切り起こし片44の間に位置させ、スタンド20及び切り起こし片44を水平に貫通する金属製のシャフト45を通せば、スタンド20はシャフト45を中心として回動自在に補強金具40に支持されることになる。シャフト45が通るのはスタンド20の上端である。
組立にあたっては、補強金具40を裏蓋12の内側に保持した状態で、裏蓋12の外側から挿入したスタンド20の根元部を切り起こし片44の間に位置させる。こうしておいてシャフト45を通し、補強金具40を裏蓋12に固定すると、図5に見られるように、裏蓋12の内面に形成した左右1対の垂直なリブ15の間にシャフト45が入り込み、シャフト45は軸線方向に抜けなくなる。
スタンド20は図1のように凹部13に収納された姿勢と、図2のように凹部13から引き出された姿勢とを選択可能であるが、いずれの姿勢においてもスタンド30ががたつかないようにしなくてはならない。そのために設けられる角度安定装置50も、補強金具40を裏蓋12に固定することによって所定位置に保持されるものである。
角度安定装置50の主要部分をなすのは、上下可能なスライドブロック51と、これをスタンド20の方に押し付ける圧縮コイルばね52である。圧縮コイルばね52は2個設けられる。圧縮コイルばね52の下端はスライドブロック51の上面に形成された凹部53に嵌合し、上端は裏蓋12の内面に形成された水平なリブ16の下面に係合する。圧縮コイルばね52は、切り欠き部41の上端に形成された水平な切り起こし片46にスライドブロック51を押し付ける。なおスライドブロック51は、切り起こし片46に押し付けられた状態でもキャビネット10の外側に出ることはない。
スライドブロック51の下面には凹部54が形成される。これに対応して、スタンド20には突起21が形成される。図8のようにスタンド20を収納状態にすると、突起21が凹部54に係合する。突起21の先端はシャフト45の中心より少し右側に位置しているので、スタンド20には図において時計回りのモーメントが作用し、凹部13から浮き上がることなくぴったりと収納される。
図8の姿勢から図9の姿勢までスタンド20を回転させて行くと、突起21が圧縮コイルばね52の圧力に抗してスライドブロック51を押し上げ、凹部54から抜け出す。突起21はこれにより死点を乗り越える形になる。突起21が切り起こし片46に当たると、スタンド20はそれ以上回転できない。すなわち切り起こし片46はスタンド20に対し回転ストッパの役割を果たす。この時突起21の先端を上から押すスライドブロック51は、スタンド20に対し反時計回りのモーメントを与える。これによりスタンド20はその引き出し姿勢を安定して保つ。
以上本発明の実施形態につき説明したが、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、壁掛けとスタンドを利用した直置きの両態様が可能な電子機器、特に薄型テレビジョン受像機に利用可能である。
電子機器の背面斜視図 スタンドによって立てた状態の側面図 壁掛け用金具を取り付けた状態の背面斜視図 壁掛け用金具によって壁に掛けた状態の側面図 部分背面図 補強金具の正面図 補強金具の部分拡大断面図 スタンドの角度安定装置の断面図 スタンドの角度安定装置の断面図にして、図8と異なる状態を示すもの
符号の説明
1 テレビジョン受像機
10 キャビネット
11 ベゼル
12 裏蓋
20 スタンド
30 壁掛け用金具
40 補強金具
44 切り起こし片
45 シャフト

Claims (3)

  1. キャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にする補強金具を固定するとともに、この補強金具にスタンドの取付構造を設けるものであって、
    前記スタンド取付構造は、前記補強金具に前記スタンドの根元部を受け入れる間隔をもって形成された1対の切り起こし片と、これら1対の切り起こし片とその間のスタンドを貫通するシャフトからなることを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. キャビネットの合成樹脂製裏蓋に、壁掛け用金具の取り付けを可能にする補強金具を固定するとともに、この補強金具に、スタンドの取付構造を設けたことを特徴とする電子機器。
  3. 前記取付構造は、前記補強金具に前記スタンドの根元部を受け入れる間隔をもって形成された1対の切り起こし片と、これら1対の切り起こし片とその間のスタンドを貫通するシャフトからなることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
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