JP2008077706A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アドレスデコーダ回路の回路規模を低減することが可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスク1から読み出されたウォブル信号からアドレスビットのタイミング同期を示すビットシンク信号とアドレスワードのタイミング同期を示すワードシンク信号を検出する検出回路と、ビットシンク信号とワードシンク信号に基づいて光ディスクのアドレス情報をデコードするためのタイミング信号を生成する、複数種類の光ディスクに対して共通のタイミング信号生成回路とを具備する。そして、光ディスクの判別結果に応じて光ディスクのアドレスフォーマットに対応するタイミング信号に設定することで、複数種類の光ディスクに対するアドレス情報のデコードを行う。
【選択図】図1
【解決手段】光ディスク1から読み出されたウォブル信号からアドレスビットのタイミング同期を示すビットシンク信号とアドレスワードのタイミング同期を示すワードシンク信号を検出する検出回路と、ビットシンク信号とワードシンク信号に基づいて光ディスクのアドレス情報をデコードするためのタイミング信号を生成する、複数種類の光ディスクに対して共通のタイミング信号生成回路とを具備する。そして、光ディスクの判別結果に応じて光ディスクのアドレスフォーマットに対応するタイミング信号に設定することで、複数種類の光ディスクに対するアドレス情報のデコードを行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数種類の光ディスクに情報を記録又は再生する光ディスク装置、特に、複数の異なる種類の光ディスクのアドレス情報をデコードする技術に関するものである。
近年、光ディスク媒体が普及してきている。こうした状況下、異なるアドレス情報の記録フォーマットを有する光ディスク媒体も存在する。例えば、DVD+R(Digital Versatile Disc+Recordable)、DVD+RW(Digital Versatile Disc+Rewritable)、DVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)等はアドレス情報の記録フォーマットが異なる。更に、DVD−RW(Digital Versatile Disc−Rewritable)、BD(Blu-ray Disc)等もアドレス情報の記録フォーマットが異なる。
本願明細書では、以下の説明においてDVD+RとDVD+RWを合わせてDVD+R/RWという。また、DVD−RとDVD−RWを合わせてDVD−R/RWという。
これらDVD+R/RW、DVD−R/RW、BDは、ディスクの平坦面(ランド)に形成されるグルーブと呼ばれる溝によって構成されたトラックを備えている。このグルーブは僅かに蛇行(ウォブル)して形成されており、この蛇行からDVD+R/RW、DVD−R/RW、BDでそれぞれ異なる所定周期を有するウォブル信号が取り出せる。
DVD+R/RWのウォブル信号には図9に示すように上記所定周期に対しPSK(Phase Shift Keying)と呼ばれるアドレス情報に応じた位相変調が施されている。具体的には、周期的にウォブルの位相を反転することでシンク信号を示し、反転する位置を変えることでアドレスビットを表現している。
また、図10に示すようにDVD−R/RWのディスク媒体には、ウォブルに加えてランドプリピット(LPP)と呼ばれるアドレス情報を含む領域が、トラック上に所定の間隔で形成されている。具体的には、周期的にウォブルの隣接ランドにLPPを形成することでシンク信号を示し、LPPを形成する位置を変えることでアドレスビットを示している。
更に、図11に示すようにBDのウォブル信号には上記所定周期に対しMSK(Minimum Shift Keying)と呼ばれるアドレス情報に応じた位相変調が施されている。具体的には、周期的にウォブルの位相を反転することでシンク信号を示し、反転する位置を変えることでアドレスビットを表現している。
また、位相反転したウォブルの前後には、周期が1.5倍のウォブルを配置することで繋ぎ目が滑らかとなり、ウォブル信号全体でその高域成分が少なくなるように考慮されている。
なお、特許文献1には各フォーマット毎に独立した複数のアドレスレコーダ(図番11,13,15)を持つ構成が開示されている。
特開2002−50109号公報
このようにディスク媒体としてのDVD+R/RWとDVD−R/RWとBDとでは、アドレス情報の記録フォーマットが異なる。そのため、これらのディスク媒体に対してアドレス情報をデコードする場合には、DVD+R/RW、DVD−R/RW、BDでそれぞれ別々の回路を備える必要があり、回路規模の増大が無視できなかった。
本発明の目的は、アドレスデコーダ回路の回路規模を低減することが可能な光ディスク装置を提供することにある。
本発明は、光ディスクから読み出されたウォブル信号からアドレスビットのタイミング同期を示すビットシンク信号とアドレスワードのタイミング同期を示すワードシンク信号を検出する検出回路と、ビットシンク信号とワードシンク信号に基づいて光ディスクのアドレス情報をデコードするためのタイミング信号を生成する、前記複数種類の光ディスクに共通のタイミング信号生成回路とを具備する。そして、光ディスクの判別結果に応じてタイミング信号生成回路の設定を切り換え、判別された光ディスクのアドレスフォーマットに対応するタイミング信号に設定することにより、複数種類の光ディスクに対して、共通のタイミング信号生成回路を用いてアドレス情報をデコードする。
本発明によれば、複数種類の光ディスクに対して共通のタイミング信号生成回路でアドレス情報をデコードできるため、複数種類の光ディスクに対して専用のデコード回路を必要とせず、回路規模の増大を抑制できる。また、回路規模を抑制できるだけでなく、アドレスデコード回路等を集積化した場合のチップ面積を減少できるため、チップのコストダウンを実現でき、更に、回路規模の縮小により消費電力も低減できる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る光ディスク装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
なお、図1では主に光ディスクのアドレスデコードに関する回路を示しているが、その他の情報の記録や再生に必要な記録回路や再生回路、或いはトラッキング制御やフォーカス制御等のサーボ制御回路等は省略している。また、装置全体を制御するコントローラ、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ等の回路や機構についても省略している。
また、本発明では、図1の太線で囲まれた回路部分、即ち、ウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14、タイミング生成回路16、アドレスデコード結果出力回路15からなる回路部分をアドレスデコーダ回路と呼んでいる。また、ウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14、タイミング生成回路16からなる回路部分をタイミング信号生成回路と呼んでいる。
図中1は情報記録媒体であるところの光ディスクである。光ディスクには、例えば、DVD+R/RW、DVD−R/RW、BDのいずれかを用いることができる。これら光ディスクには上述のようにトラックを蛇行(ウォブル)させることによってアドレス情報等が記録されている。
光学ヘッド2は光ディスク1にレーザ光を照射し、光ディスク1に情報を記録又は再生する。また、光学ヘッド2は内部の光センサで光ディスク1からの反射光を受光する。この受光信号に基づいて光ディスク1に記録されているアドレスデータを示すウォブル信号や記録データを示す再生信号を生成する。
PSK復調回路3は光ディスク1としてDVD+R/RWを用いた場合に光学ヘッド2により光ディスク1から読み出されたウォブル信号を取り込んで、PSK復調された2値化データを生成する。具体的には、キャリアと呼ばれるウォブル信号と周波数が同じで、位相が同期しているSIN波とウォブル信号とを乗算すると、PSK変調された箇所のみに変調成分を検出できる。この変調成分を2値化信号に変換する。
PSK_SYNC検出回路6はPSK復調回路3から出力された2値化データからビットシンク信号とワードシンク信号を検出する。検出したビットシンク信号は後段のビットシンクセレクタ9に出力し、ワードシンク信号はワードシンクセレクタ10に出力する。ビットシンク信号はアドレスビットのタイミング同期を示す信号、ワードシンク信号はアドレスワードのタイミング同期を示す信号である。
LPP検出回路4は光ディスク1としてDVD−R/RWを用いた場合に光学ヘッド2により光ディスク1から読み出されたウォブル信号を取り込んで、LPP信号の2値化データを生成する。即ち、ウォブル信号の−90°の位置に付されているLPP信号を所定の閾値で2値化信号に変換する。
LPP_SYNC検出回路7はLPP検出回路4から出力された2値化データから、ビットシンク信号とワードシンク信号を検出する。検出したビットシンク信号はビットシンクセレクタ9に出力し、ワードシンク信号はワードシンクセレクタ10に出力する。
MSK復調回路5は光ディスク1としてBDを用いた場合に光学ヘッド2により光ディスク1から読み出されたウォブル信号を取り込んで、MSK復調された2値化データを生成する。具体的には、キャリアと呼ばれるウォブル信号と周波数が同じで、位相が同期しているCOS波とウォブル信号とを乗算すると、MSK変調された箇所のみに変調成分を検出できる。この変調成分を2値化信号に変換する。
MSK_SYNC検出回路8はMSK復調回路5から出力された2値化データからビットシンク信号とワードシンク信号を検出する。検出したビットシンク信号はビットシンクセレクタ9に出力し、ワードシンク信号はワードシンクセレクタ10に出力する。
ディスク判別回路11はウォブルPLL17からのウォブル周波数の違いにより光ディスク1の種類を判別する。ディスク判別回路11の判別結果はビットシンクセレクタ9、ワードシンクセレクタ10、ウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14、アドレスデコード結果出力回路15、タイミング生成回路16に出力される。
ウォブルカウンタ12はビットシンク信号間に含まれるウォブルの個数(ウォブルの1周期)をカウントする。ウォブルカウンタ12にはウォブルPLL17からウォブル信号に同期したクロックが供給される。
ビットカウンタ13はワードシンク信号間に含まれるビットシンク信号をカウントするカウンタ、ワードカウンタ14はアドレス情報間に含まれるワードシンク信号やnibbie等をカウントするカウンタである。これらのカウンタ12、13、14にはディスク判別回路11の判別結果に応じてカウント最大値がセットされる。なお、各カウンタにおけるカウント最大値はディスク判別回路11内の図示しないカウント値設定回路により設定する。もちろん、図示しないコントローラから設定しても良い。
タイミング生成回路16はディスク判別回路11、ウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14の出力に従ってアドレスデコード結果出力回路15にアドレスデコードのためのタイミング信号を出力する。なお、光ディスクの種別に応じてタイミング生成回路16のタイミング信号が変わる場合があるため光ディスクの種別を通知する。
アドレスデコード結果出力回路15はディスク判別回路11のディスク判別結果に応じてPSK復調回路3、LPP検出回路4、MSK復調回路6のうち光ディスクの種別に対応する出力信号を選択する。そして、タイミング生成回路16からのタイミング信号に従ってDVD+R/RW、DVD−R/RW、BDそれぞれのアドレス情報をデコードする。
図2はディスク判別回路11の判別結果がDVD+R/RWの場合のアドレスデコード動作を説明するタイミングチャートである。図2(a)はビットシンク信号、図2(b)はウォブルカウンタ12のカウント値、図2(c)はワードシンク信号、図2(d)はビットカウンタ13のカウント値、図2(e)はワードカウンタ14のカウント値を示す。
ディスク判別回路11の判別結果がDVD+R/RWの場合、ビットシンクセレクタ9はPSK_SYNC検出回路6からのビットシンク信号をウォブルカウンタ12に出力する。ウォブルカウンタ12はビットシンク信号でカウント値を0にリセットする。
ワードシンクセレクタ10はPSK_SYNC検出回路6からのワードシンク信号をビットカウンタ13とワードカウンタ14に出力する。ビットカウンタ13とワードカウンタ14はワードシンク信号でカウント値を0にリセットする。更に、ビットカウンタ13はウォブルカウンタ12の桁上がりでカウント値をインクリメントする。ワードカウンタ14はビットカウンタ13の桁上がりでカウント値をインクリメントする。
図3はディスク判別回路11の判別結果がDVD−R/RWの場合のアドレスデコード動作を説明するタイミングチャートである。図3(a)はビットシンク信号、図3(b)はウォブルカウンタ12のカウント値、図3(c)はワードシンク信号、図3(d)はビットカウンタ13のカウント値、図3(e)はワードカウンタ14のカウント値を示す。
ディスク判別回路11の判別結果がDVD−R/RWの場合、ビットシンクセレクタ9はLPP_SYNC検出回路7からのビットシンク信号をウォブルカウンタ12に出力する。ウォブルカウンタ12はビットシンク信号でカウント値を0にリセットする。
ワードシンクセレクタ10はLPP_SYNC検出回路7からのワードシンク信号をビットカウンタ13に出力する。ビットカウンタ13とワードカウンタ14はワードシンク信号でカウント値を0にリセットする。更に、ビットカウンタ13はウォブルカウンタ12の桁上がりでカウント値をインクリメントする。ワードカウンタ14はビットカウンタ13の桁上がりでカウント値をインクリメントする。
図4はディスク判別回路11の判別結果がBDの場合のアドレスデコード動作を説明するタイミングチャートである。図4(a)はビットシンク信号、図4(b)はウォブルカウンタ12のカウント値、図4(c)はワードシンク信号、図4(d)はビットカウンタ13のカウント値、図4(e)はワードカウンタ14のカウント値を示す。
ディスク判別回路11の判別結果がBDの場合、ビットシンクセレクタ9はMSK_SYNC検出回路8からのビットシンク信号をウォブルカウンタ12に出力する。ウォブルカウンタ12はビットシンク信号でカウント値を0にリセットする。
ワードシンクセレクタ10はMSK_SYNC検出回路8からのワードシンク信号をビットカウンタ13とワードカウンタ14に出力する。ビットカウンタ13とワードカウンタ14はワードシンク信号でカウント値を0にリセットする。更に、ビットカウンタ13はウォブルカウンタ12の桁上がりでカウント値をインクリメントする。ワードカウンタ14はビットカウンタ13の桁上がりでカウント値をインクリメントする。
次に、光ディスク1がDVD+R/RWである場合のアドレスデコード動作を詳細に説明する。光ディスク1がDVD+R/RWの場合のアドレスフォーマットを図5に示す。
ディスク判別回路11は光ディスク1がDVD+R/RWであると判別すると、図6に示すように各カウンタにカウント最大値をセットする。図6はDVD+R/RW、DVD1−R/RW、BDの各光ディスクにおいてウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14それぞれにセットするカウント最大値を示すものである。
また、ディスク判別回路11は、上述のように各セレクタや各カウンタ、タイミング生成回路16、アドレスデコード結果出力回路15に光ディスクの判別結果を通知する。
光ディスクがDVD+R/RWの場合には、図6に示すようにウォブルカウンタ12にはビットシンク信号間にある93個のウォブルを計数するので最大カウント値92をセットする。ビットカウンタ13にはnibble単位にビットシンク信号を計数するので最大カウント値3をセットする。ワードカウンタ14にはアドレス情報間にある13個のnibbieを計数するので最大カウント値12をセットする。
タイミング生成回路16は図2に示すウォブルカウンタ12のカウント値、ビットカウンタ13のカウント値、ワードカウンタ14のカウント値に従ってタイミング信号をアドレスデコード結果出力回路15に出力する。アドレスデコード結果出力回路15はタイミング生成回路16からのタイミング信号に従ってPSK_復調回路3からのアドレス情報をデコードする。
具体的には、タイミング生成回路16はウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14の‘0’のタイミングでアドレスデコードの開始信号を出力する。
アドレスデコード結果出力回路15は図2(e)に示すようにワードカウンタ14のカウント値が‘0’の期間にPSK復調回路3からのアドレス情報のデコードを開始する。その際、図2(d)に示すようにビットカウンタ13のカウント値‘0’、‘1’、‘2’、‘3’に従って順次PSK復調回路3からのアドレス情報をデコードする。
ここで、アドレスデコード結果出力回路15は図2(b)に示すウォブルカウンタ12のカウント値に従ってアドレスビットを検出する。その場合、図2(b)に示すようにウォブルカウンタ12のカウント値が‘4〜7’の時に図9に示すようにPSK復調回路3の出力が‘1100’の場合には、アドレスビットを‘1’とする。
同じくPSK復調回路3の出力が‘0011’の場合にはアドレスビットを‘0’とする。アドレスデコード結果出力回路15はアドレスビット‘0’、‘1’のデータをnibble単位でまとめてアドレスデータとして出力する。
ワードカウンタ14のカウント値が‘0’の期間にビットカウンタ13のカウント値が‘3’までアドレス情報をデコードすると、ワードカウンタ14のカウント値が‘1’の期間に同様にビットカウンタ13のカウント値が‘0’から‘3’までアドレスビットを検出する。以下、同様にワードカウンタ14のカウント値が‘12’となるまでビットカウンタ13のカウント値に従ってアドレスビットを検出する。
次に、光ディスク1がDVD−R/RWである場合のアドレスデコードについて詳細に説明する。光ディスク1がDVD−R/RWの場合のアドレスフォーマットを図7に示す。
ディスク判別回路11は光ディスクがDVD−R/RWであると判別すると、図6に示すように各カウンタにカウント最大値をセットする。即ち、ウォブルカウンタ12にはビットシンク信号間にある8個のウォブルを計数するので最大カウント値7をセットする。
ビットカウンタ13にはワードシンク信号間にある13個のビットシンク信号を計数するので最大カウント値12をセットする。ワードカウンタ14にはアドレス情報間にある16個のワードシンク信号を計数するので最大カウント値15をセットする。
また、ディスク判別回路11は、同様に各セレクタや各カウンタ、タイミング生成回路16、アドレスデコード結果出力回路15に光ディスクの判別結果を通知する。
タイミング生成回路16は同様に図3に示すウォブルカウンタ12のカウント値、ビットカウンタ13のカウント値、ワードカウンタ14のカウント値に従ってタイミング信号をアドレスデコード結果出力回路15に出力する。アドレスデコード結果出力回路15はタイミング生成回路16からのタイミング信号に従ってLPP検出回路4からのアドレス情報をデコードする。
具体的には、タイミング生成回路16はウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14の‘0’のタイミングでアドレスデコードの開始信号を出力する。
アドレスデコード結果出力回路15は図3(e)に示すようにワードカウンタ14のカウント値が‘0’の期間に図3(d)に示すようにビットカウンタ13のカウント値‘0’、‘1’、…、‘12’に従ってLPP検出回路4からのアドレス情報をデコードする。
ここで、アドレスデコード結果出力回路15は図3(b)に示すウォブルカウンタ12のカウント値に従ってLPP検出回路4からのアドレス情報をデコードする。その際、図10に示すようにウォブルカウンタ12のカウント値が‘0〜2’の時にLPP検出回路4の出力が‘101’の場合には、アドレスビットを‘1’とする。
同じくLPP検出回路4の出力が‘100’の場合にはアドレスビットを‘0’とする。アドレスデコード結果出力回路15はアドレスビット‘0’、‘1’のデータをbyte単位でまとめてアドレスデータとして出力する(図7に示すアドレスビット)。
ワードカウンタ14のカウント値が‘0’の期間でビットカウンタ13のカウント値が‘12’までアドレスビットを検出すると、ワードカウンタ14のカウント値が‘1’の期間に同様にビットカウンタ13のカウント値が‘0’から‘12’までアドレスビットを検出する。以下、同様にワードカウンタ14のカウント値が‘15’となるまでビットカウンタ13のカウント値に従ってアドレスビットを検出する。
次に、光ディスク1がBDである場合のアドレスデコード動作について詳細に説明する。光ディスクがBDの場合のアドレスフォーマットを図8に示す。
ディスク判別回路11はBDであると判別すると、図6に示すように各カウンタにカウント最大値をセットする。即ち、図6に示すようにウォブルカウンタ12にはビットシンク信号間にある56個のウォブルを計数するので最大カウント値55をセットする。
また、ビットカウンタ13はワードカウンタ14が0の時には8(=(Monotone(1)+Sync(1))×4)を計数する。ワードカウンタ14が0以外の時には5(=(Reference(1)+Data(4)))を計数する。従って、ビットカウンタ13には8を計数する場合には最大カウント値7をセットし、5を計数する場合には最大カウント値4をセットする。
ワードカウンタ14にはアドレス情報間にあるワードシンク信号(1)とnibbie(15)を計数するので最大カウント値15をセットする。それに応じて、図4に示すようにワードカウンタ14のカウント値が‘0’の時にはビットカウンタ13のカウント値は‘0’〜‘7’となっている。ワードカウンタ14のカウント値が‘0’以外の時にはビットカウンタ13のカウント値は‘0’〜‘4’となっている。
また、ディスク判別回路11は、同様に各セレクタや各カウンタ、タイミング生成回路16、アドレスデコード結果出力回路15に光ディスクの判別結果を通知する。
タイミング生成回路16は図4に示すウォブルカウンタ12のカウント値、ビットカウンタ13のカウント値、ワードカウンタ14のカウント値に従ってタイミング信号をアドレスデコード結果出力回路15に出力する。アドレスデコード結果出力回路15はタイミング生成回路15からのタイミング信号に従ってMSK復調回路5からのアドレス情報をデコードする。
具体的には、タイミング生成回路16は同様にウォブルカウンタ12,ビットカウンタ13、ワードカウンタ14の‘0’のタイミングでアドレスデコードの開始信号を出力する。
アドレスデコード結果出力回路15はワードカウンタ14のカウント値が‘0’の期間にビットカウンタ13のカウント値‘0’〜‘7’に従ってMSK復調回路5からのアドレス情報をデコードする。なお、ビットカウンタ13のカウント値が‘0’の期間は上述のように(Monotone(1)+Sync(1)×4)に対応する(図8参照)。
ワードカウンタ14のカウント値が‘1’以降にアドレスビットの検出を行う。その際、ビットカウンタ13のカウント値‘0’〜‘4’に従ってMSK復調回路5からのアドレス情報をデコードする。
その場合、アドレスデコード結果出力回路15は図4(b)に示すウォブルカウンタ12のカウント値に従ってMSK復調回路5からのアドレス情報をデコードする。その際、図11に示すようにウォブルカウンタ12のカウント値が‘13’の時、MSK復調回路5の出力が‘1’の場合には、アドレスビットを‘1’とする。
同じくウォブルカウンタ12のカウント値が‘16’でMSK復調回路5の出力が‘1’の場合には、アドレスビット‘0’とする。アドレスデコード結果出力回路15はアドレスビット‘0’、‘1’のデータをnibble単位でまとめてアドレスデータとして出力する。以下、同様にワードカウンタ14のカウント値が‘15’となるまでビットカウンタ13のカウント値に従ってアドレスビットを検出する。
本実施形態では、以上のようにウォブルカウンタ12、ビットカウンタ13、ワードカウンタ14の各カウント最大値を光ディスクの種別に応じて切り換えている。そして、光ディスクのアドレスフォーマットに応じてアドレス情報をデコードするためのタイミング信号を切り換えることによって、回路規模の低減したアドレスデコード回路を用いて、複数種類の光ディスクのアドレスデコードを行うことが可能となる。
1 光ディスク
2 光学ヘッド
3 PSK復調回路
4 LPP検出回路
5 MSK復調回路
6 PSK_SYNC検出回路
7 LPP_SYNC検出回路
8 MSK_SYNC検出回路
9 ビットシンクセレクタ
10 ワードシンクセレクタ
11 ディスク判別回路
12 ウォブルカウンタ
13 ビットカウンタ
14 ワードカウンタ
15 アドレスデコード結果出力回路
16 タイミング生成回路
17 ウォブルPLL
2 光学ヘッド
3 PSK復調回路
4 LPP検出回路
5 MSK復調回路
6 PSK_SYNC検出回路
7 LPP_SYNC検出回路
8 MSK_SYNC検出回路
9 ビットシンクセレクタ
10 ワードシンクセレクタ
11 ディスク判別回路
12 ウォブルカウンタ
13 ビットカウンタ
14 ワードカウンタ
15 アドレスデコード結果出力回路
16 タイミング生成回路
17 ウォブルPLL
Claims (3)
- アドレスフォーマットが異なる複数種類の光ディスクに情報を記録又は再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの種類を判別する判別手段と、
前記光ディスクから読み出されたウォブル信号からアドレスビットのタイミング同期を示すビットシンク信号とアドレスワードのタイミング同期を示すワードシンク信号を検出する検出回路と、
前記ビットシンク信号と前記ワードシンク信号に基づいて前記光ディスクのアドレス情報をデコードするためのタイミング信号を生成する、前記複数種類の光ディスクに共通のタイミング信号生成回路と、
前記判別手段の判別結果に応じて前記タイミング信号生成回路の設定を切り換え、前記判別手段により判別された光ディスクのアドレスフォーマットに対応するタイミング信号に設定する手段と、
前記タイミング信号生成回路からのタイミング信号に従って前記光ディスクのアドレスデータを出力する回路と、を備えたことを特徴とする光ディスク装置。 - 前記タイミング信号生成回路は、前記ビットシンク信号間のウォブル信号をカウントするウォブルカウンタと、前記ワードシンク信号間のビットシンク信号をカウントするビットカウンタと、前記ワードシンク信号又はnibbieをカウントするワードカウンタとを含み、前記判別手段の判別結果に応じて前記各カウンタにセットするカウント最大値を切り換えることにより前記光ディスクのアドレスフォーマットに対応するタイミング信号に設定することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記判別手段は、前記光ディスクのウォブル信号のウォブル周波数の違いにより前記光ディスクの種類を判別することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
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