JP2008076437A - 駆動制御回路及びプロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産効率が高い、複数の負荷の駆動制御を行うための駆動制御回路及びそのような駆動制御回路を有するプロジェクタ装置を提供すること。
【解決手段】駆動制御回路100は、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値と、第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値とを、電圧に変換することによって比較し、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値が第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値より小さい場合、マイコン101の端子T2にLレベルの信号を出力し、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値が第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値より大きい場合、マイコン101の端子T2にHレベルの信号を出力する比較部110を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のファンの駆動制御を行うための駆動制御回路に代表される、複数の負荷の駆動制御を行うための駆動制御回路に関する。また、本発明は、そのような駆動制御回路を有するプロジェクタ装置に関する。
プロジェクタ装置は、光源となるランプ、偏光ビームスプリッタ、偏光板、液晶パネルなどによって構成される光学系を有しており、該光学系からの発熱が問題となる。そのため、通常のプロジェクタ装置は、この発熱に対処するために、装置内部の空気を流動させることによって光学系全体を冷却するファンと、該ファンの駆動制御を行うための駆動制御回路とを有している。
また、近年においては、十分な冷却効果の確保、冷却効率の向上、騒音低下などを目的として、複数のファンと、複数の該ファンの駆動制御を行うための駆動制御回路とを有するプロジェクタ装置が普及している。図4に、従来のプロジェクタ装置が有する、複数のファンの駆動制御を行うための駆動制御回路の一例を示す。
図4は、駆動制御回路900の概略の構成を示すブロック図である。駆動制御回路900は、マイコン901と、第1PWM変換部902と、第2PWM変換部903と、第1ドライバ904と、第2ドライバ905と、第1コネクタ906と、第2コネクタ907と、第1検出部908と、第2検出部909とを有している。ここで、第1コネクタ906は第1ファン910を接続するコネクタであり、第2コネクタ907は第2ファン911を接続するコネクタである。
マイコン901は、第1PWM変換部902と、第2PWM変換部903とに接続され、第1PWM変換部902は第1ドライバ904に、第2PWM変換部903は第2ドライバ905に、各々接続されている。第1ドライバ904は第1コネクタ906の+端子に、第2ドライバ905は第2コネクタ907の+端子に、各々接続されている。また、第1コネクタ906の−端子には第1検出部908が、第2コネクタ907の−端子には第2検出部909が、各々接続されている。そして、第1検出部908と、第2検出部909とは、マイコン901の端子T91に接続されている。
このような構成の駆動制御回路900において、マイコン901は、第1PWM変換部902に第1ファン910の駆動制御を行うための制御信号S1を、第2PWM変換部903に第2ファン911の駆動制御を行うための制御信号S2を、各々出力する。そして、第1PWM変換部902は、制御信号S1にPWM変換を施した上で、得られた信号を第1ドライバ904に出力する。また、第2PWM変換部903は、制御信号S2にPWM変換を施した上で、得られた信号を第2ドライバ905に出力する。
第1ドライバ904は、第1PWM変換部902からの信号に基づいて、第1コネクタ906の+端子を介して第1ファン910に対する駆動制御信号を出力する。また、第2ドライバ905は、第2PWM変換部903からの信号に基づいて、第2コネクタ907の+端子を介して第2ファン911に対する駆動制御信号を出力する。
第1検出部908は、非反転入力端子が第1コネクタ906の−端子に接続され、反転入力端子に基準電圧が印加され、出力端子がマイコン901の端子T91に接続されたオペアンプ912と;一端が第1コネクタ906の−端子に接続され、他端が接地点に接続された抵抗R91と;を有する。また、第2検出部909は、非反転入力端子が第2コネクタ907の−端子に接続され、反転入力端子に基準電圧が印加され、出力端子がマイコン901の端子T91に接続されたオペアンプ913と;一端が第2コネクタ907の−端子に接続され、他端が接地点に接続された抵抗R92と;を有する。
このとき、第1ファン910が第1コネクタ906に接続されていないか、あるいは第1ドライバ904から第1ファン910に対する駆動制御信号が出力されていない場合には、第1コネクタ906の−端子に電流が流れないため、オペアンプ912の出力端子からLレベルの信号が出力される。また、第1ファン910が第1コネクタ906に接続されて、第1ドライバ904から第1ファン910に対する駆動制御信号が出力されている場合には、第1コネクタ906の−端子に電流が流れるため、オペアンプ912の出力端子からHレベルの信号が出力される。
同様に、第2ファン911が第2コネクタ907に接続されていないか、あるいは第2ドライバ905から第2ファン911に対する駆動制御信号が出力されていない場合には、第2コネクタ907の−端子に電流が流れないため、オペアンプ913の出力端子からLレベルの信号が出力される。また、第2ファン911が第2コネクタ907に接続されて、第2ドライバ905から第2ファン911に対する駆動制御信号が出力されている場合には、第2コネクタ907の−端子に電流が流れるため、オペアンプ913の出力端子からHレベルの信号が出力される。
そのため、マイコン901は、端子T91に入力される信号がLレベルの信号である場合には、第1ファン910が第1コネクタ906に接続されていないか、第1ドライバ904から第1ファン910に対する駆動制御信号が出力されていないか、第2ファン911が第2コネクタ907に接続されていないか、第2ドライバ905から第2ファン911に対する駆動制御信号が出力されていないかのうちの、いずれか1つ以上の条件が成り立っている状態であることを検出することができる。
また、マイコン901は、端子T91に入力される信号がHレベルの信号である場合には、第1ファン910が第1コネクタ906に接続されて、第1ドライバ904から第1ファン910に対する駆動制御信号が出力されている状態であり、かつ、第2ファン911が第2コネクタ907に接続されて、第2ドライバ905から第2ファン911に対する駆動制御信号が出力されている状態であることを検出することができる。
このように構成された駆動制御回路900においては、マイコン901は、第1PWM変換部902に第1ファン910の駆動制御を行うための制御信号S1を、第2PWM変換部903に第2ファン911の駆動制御を行うための制御信号S2を、各々出力する。そのため、第1ファン910と、第2ファン911との駆動制御方法が異なる場合、誤って第1ファン910を第2コネクタ907に接続し、第2ファン911を第1コネクタ906に接続すると、第1ファン910と、第2ファン911との正しい駆動制御を行うことが不可能となる。
そのため、駆動制御回路900においては、第1コネクタ906と、第2コネクタ907との形状を異なるものとすることによって、誤って第1ファン910を第2コネクタ907に接続し、第2ファン911を第1コネクタ906に接続することを防止している。
また、誤接続からの保護を行うものとして、全波整流による電圧から倍電圧整流による電圧を出力することが可能な電源回路を使用する空気調和機に備えられ、室内ユニットと室外ユニットとの定格電源電圧値が同一であることを認識するまでは、電源回路からの出力電圧を全波整流による電圧とすることで、定格電源電圧値の違いによる誤接続から部品を保護する制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−076993
しかしながら、図4に記載の駆動制御回路900の生産にあたっては、第1コネクタ906と、第2コネクタ907との形状を異なるものとする必要があることから、第1コネクタ906を製造する工程と、第2コネクタ907を製造する工程とを別々に設ける必要があり、生産効率の低下につながるという問題がある。
また、図4に記載の駆動制御回路900を有するプロジェクタ装置を手動で組み立てる場合、第1コネクタ906と、第2コネクタ907との形状が異なることから、1つ目のファンを取り付けるときに、2つのコネクタのうちの取り付けやすい方に取り付けることはできず、生産効率の低下につながるという問題がある。
特許文献1に記載の制御装置は、定格電源電圧値の違いによる誤接続を検出することができるのみであるので、これを図4に記載の駆動制御回路900に適用したとしても、第1コネクタ906と、第2コネクタ907との形状を異なるものとする必要があり、また、1つ目のファンを取り付けるときに、2つのコネクタのうちの取り付けやすい方に取り付けることはできないことに変わりはなく、生産効率の向上は望めない。
上記の問題を鑑みて、本発明においては、生産効率が高い、複数の負荷の駆動制御を行うための駆動制御回路を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、そのような駆動制御回路を有するプロジェクタ装置を提供することである。
本発明においては、プロジェクタ装置は、各々種類の異なる第1及び第2ファンと、該第1及び第2ファンの駆動制御を行うための駆動制御回路とを有するプロジェクタ装置であって、前記駆動制御回路は、前記第1及び第2ファン各々を接続する2つのコネクタと、2つの前記コネクタ各々の第1電極を介して前記第1及び第2ファン各々に対する駆動制御信号を出力する制御部と、2つの前記コネクタ各々の第2電極に流れる電流の電流値を比較し、該比較結果を示す信号を前記制御部に出力する比較部と、2つの前記コネクタ各々の第2電極に電流が流れるか否かを検出し、該検出結果を示す信号を前記制御部に出力する検出部とを有し、前記制御部は、2つの前記コネクタ各々の第1電極を介して前記第1及び第2ファン各々に対して略等しい電圧を印加した際の前記比較部からの比較結果を示す信号と;前記第1及び第2ファン各々の電流電圧特性と;に基づいて、前記第1及び第2ファン各々が2つの前記コネクタのいずれに接続されているかを判別し、該判別結果に応じて2つの前記コネクタ各々の第1電極に出力する駆動制御信号を決定することを特徴とする。
本発明においては、駆動制御回路は、複数の負荷各々を接続する複数のコネクタと;複数の前記コネクタ各々の第1電極を介して複数の前記負荷各々に対する駆動制御信号を出力する制御部と;を有する駆動制御回路であって、複数の前記コネクタ各々の第2電極に流れる電流の電流値を比較し、該比較結果を示す信号を前記制御部に出力する比較部を有することを特徴とする。
本発明においては、上記構成の駆動制御回路において、前記制御部は、複数の前記コネクタ各々の第1電極を介して複数の前記負荷各々に対して略等しい電圧を印加した際の前記比較部からの比較結果を示す信号と;複数の前記負荷各々の電流電圧特性と;に基づいて、複数の前記負荷各々が複数の前記コネクタのいずれに接続されているかを判別し、該判別結果に応じて複数の前記コネクタ各々の第1電極に出力する駆動制御信号を決定することが望ましい。
本発明においては、上記構成の駆動制御回路において、複数の前記コネクタ各々の第2電極に電流が流れるか否かを検出し、該検出結果を示す信号を前記制御部に出力する検出部を有することとしてもよい。
本発明においては、プロジェクタ装置は、上記構成の駆動制御回路を有し、前記負荷はファンであることを特徴とする。
本発明によると、駆動制御方法が異なる複数の負荷各々を複数のコネクタのいずれに接続した場合でも、各負荷の正しい駆動制御を行うことができる駆動制御回路が提供される。したがって、複数のコネクタの形状を異なるものとする必要がなくなる。その結果、複数のコネクタ各々を製造する工程を別々に設ける必要がなく、また、ある負荷を手動で取り付けるときに、まだ負荷が取り付けられていないコネクタのうちの取り付けやすいコネクタに取り付けることができるので、生産効率が向上する。
本発明の実施形態について、図面を用いて説明すれば以下の通りである。
図1は、本発明の実施形態に係る駆動制御回路100の概略の構成を示すブロック図である。駆動制御回路100は、マイコン101と、第1PWM変換部102と、第2PWM変換部103と、第1ドライバ104と、第2ドライバ105と、第1コネクタ106と、第2コネクタ107と、第1検出部108と、第2検出部109と、比較部110とを有している。ここで、第1コネクタ106と、第2コネクタ107とのうちの一方は第1ファン111(負荷)を接続するコネクタであり、他方は第2ファン112(負荷)を接続するコネクタである。
図1においては、第1コネクタ106に第1ファン111を、第2コネクタ107に第2ファン112を、各々接続しているが、第1コネクタ106に第2ファン112を、第2コネクタ107に第1ファン111を、各々接続することも可能である。なお、この詳細については後述する。
マイコン101は、第1PWM変換部102と、第2PWM変換部103とに接続され、第1PWM変換部102は第1ドライバ104に、第2PWM変換部103は第2ドライバ105に、各々接続されている。第1ドライバ104は第1コネクタ106の+端子に、第2ドライバ105は第2コネクタ107の+端子に、各々接続されている。また、第1コネクタ106の−端子には第1検出部108と、比較部110とが、第2コネクタ107の−端子には第2検出部109と、比較部110とが、各々接続されている。そして、第1検出部108と、第2検出部109とは、マイコン101の端子T1に接続され、比較部110はマイコン101の端子T2に接続されている。
このような構成の駆動制御回路100において、マイコン101は、第1PWM変換部102に、第1コネクタ106に接続されているファンの駆動制御を行うための制御信号S1を、第2PWM変換部103に、第2コネクタ107に接続されているファンの駆動制御を行うための制御信号S2を、各々出力する。そして、第1PWM変換部102は、制御信号S1にPWM変換を施した上で、得られた信号を第1ドライバ104に出力する。また、第2PWM変換部103は、制御信号S2にPWM変換を施した上で、得られた信号を第2ドライバ105に出力する。
第1ドライバ104は、第1PWM変換部102からの信号に基づいて、第1コネクタ106の+端子を介して、第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号を出力する。また、第2ドライバ105は、第2PWM変換部103からの信号に基づいて、第2コネクタ107の+端子を介して、第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号を出力する。
つまり、マイコン101と、第1PWM変換部102と、第2PWM変換部103と、第1ドライバ104と、第2ドライバ105とによって、第1コネクタ106の+端子を介して、第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号を出力し、第2コネクタ107の+端子を介して、第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号を出力する制御部を構成している。
第1検出部108は、非反転入力端子が第1コネクタ106の−端子に接続され、反転入力端子に基準電圧が印加され、出力端子がマイコン101の端子T1に接続されたオペアンプ113と;一端が第1コネクタ106の−端子に接続され、他端が接地点に接続された抵抗R1と;を有する。また、第2検出部109は、非反転入力端子が第2コネクタ107の−端子に接続され、反転入力端子に基準電圧が印加され、出力端子がマイコン101の端子T1に接続されたオペアンプ114と;一端が第2コネクタ107の−端子に接続され、他端が接地点に接続された抵抗R2と;を有する。ここで、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2の抵抗値とは略等しいとする。
このとき、第1コネクタ106にファンが接続されていないか、あるいは第1ドライバ104から第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されていない場合には、第1コネクタ106の−端子に電流が流れないため、オペアンプ113の出力端子からLレベルの信号が出力される。また、第1コネクタ106にファンが接続されて、第1ドライバ104から第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されている場合には、第1コネクタ106の−端子に電流が流れるため、オペアンプ113の出力端子からHレベルの信号が出力される。
同様に、第2コネクタ107にファンが接続されていないか、あるいは第2ドライバ105から第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されていない場合には、第2コネクタ107の−端子に電流が流れないため、オペアンプ114の出力端子からLレベルの信号が出力される。また、第2コネクタ107にファンが接続されて、第2ドライバ105から第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されている場合には、第2コネクタ107の−端子に電流が流れるため、オペアンプ114の出力端子からHレベルの信号が出力される。
そのため、マイコン101は、端子T1に入力される信号がLレベルの信号である場合には、第1コネクタ106にファンが接続されていないか、第1ドライバ104から第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されていないか、第2コネクタ107にファンが接続されていないか、第2ドライバ105から第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されていないかのうちの、いずれか1つ以上の条件が成り立っている状態であることを検出することができる。
また、マイコン101は、端子T1に入力される信号がHレベルの信号である場合には、第1コネクタ106にファンが接続されて、第1ドライバ104から第1コネクタ106に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されている状態であり、かつ、第2コネクタ107にファンが接続されて、第2ドライバ105から第2コネクタ107に接続されているファンに対する駆動制御信号が出力されている状態であることを検出することができる。
比較部110は、一端が第1コネクタ106の−端子に接続された抵抗R3と;非反転入力端子が抵抗R3の他端に接続され、反転入力端子が第2コネクタ107の−端子に接続され、出力端子がマイコン101の端子T2に接続されたオペアンプ115と;オペアンプ115の非反転入力端子と、出力端子との間に接続された抵抗R4と;一端がオペアンプ115の出力端子に接続されるとともに、他端が直流電源VDDに接続された抵抗R5と;を有する。
このとき、比較部110は、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値と、第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値とを、電圧に変換することによって比較し、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値が第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値より小さい場合、マイコン101の端子T2にLレベルの信号を出力する。また、第1コネクタ106の−端子に流れる電流の電流値が第2コネクタ107の−端子に流れる電流の電流値より大きい場合、比較部110は、マイコン101の端子T2にHレベルの信号を出力する。
ここで、複数のファンを有するプロジェクタ装置においては、複数の該ファンの電流電圧特性は異なっている場合が多い。図2は、80角ファンとブロアファンとを有する従来のプロジェクタ装置における、各ファンの電流電圧特性を示すグラフである。
第1ファン111及び第2ファン112のうちの一方が図2に示す電流電圧特性を有するブロアファンであり、他方が図2に示す電流電圧特性を有する80角ファンである場合、図2より明らかな通り、第1ドライバ104から第1コネクタ106の+端子を介して、第1コネクタ106に接続されているファンに印加される電圧と;第2ドライバ105から第2コネクタ107の+端子を介して、第2コネクタ107に接続されているファンに印加される電圧と;を略等しい電圧とすると、ブロアファンに流れる電流の電流値は80角ファンに流れる電流の電流値に比べて小さくなる。
例えば、第1ドライバ104から第1コネクタ106の+端子を介して、第1コネクタ106に接続されているファンに印加される電圧と;第2ドライバ105から第2コネクタ107の+端子を介して、第2コネクタ107に接続されているファンに印加される電圧と;を共に10Vとすると、図2より、ブロアファンに流れる電流は0.16Aとなり、80角ファンに流れる電流は0.21Aとなる。
そのため、ブロアファンが第1コネクタ106に、80角ファンが第2コネクタ107に、各々接続されている場合には、マイコン101の端子T2に入力される信号はLレベルの信号となる。また、逆に、ブロアファンが第2コネクタ107に、80角ファンが第1コネクタ106に、各々接続されている場合には、マイコン101の端子T2に入力される信号はHレベルの信号となる。
したがって、マイコン101は、端子T2に入力された信号がLレベルの信号である場合、第1コネクタ106に接続されているファンはブロアファンであり、第2コネクタ107に接続されているファンは80角ファンであると判別できることとなる。また、マイコン101は、端子T2に入力された信号がHレベルの信号である場合、第1コネクタ106に接続されているファンは80角ファンであり、第2コネクタ107に接続されているファンはブロアファンであると判別できることとなる。
そのため、マイコン101は、端子T2に入力された信号がLレベルの信号である場合、制御信号S1をブロアファンの駆動制御を行うための制御信号とし、制御信号S2を80角ファンの駆動制御を行うための制御信号とすればよい。また、端子T2に入力された信号がHレベルの信号である場合、マイコン101は、制御信号S1を80角ファンの駆動制御を行うための制御信号とし、制御信号S2をブロアファンの駆動制御を行うための制御信号とすればよい。
以上のマイコン101によるファン判別時の制御手順について、以下で詳細に説明する。図3は、マイコン101によるファン判別時の制御手順を示すフローチャートである。マイコン101は、プロジェクタ装置の電源が入力されると(S1)、第1ドライバ104から第1コネクタ106の+端子を介して、第1コネクタ106に接続されているファンに印加される電圧と;第2ドライバ105から第2コネクタ107の+端子を介して、第2コネクタ107に接続されているファンに印加される電圧と;が略等しい電圧となるように、制御信号S1及び制御信号S2を出力する(S2)。
そして、マイコン101は、まず、端子T1に入力される信号を検出する(S3)。ここで、端子T1に入力される信号がLレベルの信号である場合、第1コネクタ106と、第2コネクタ107とのうちの一方あるいは両方にファンが接続されていないので、プロジェクタ装置の動作を停止する(S4)。
S3において、端子T1に入力される信号がHレベルの信号である場合、マイコン101は、次に、端子T2に入力される信号を検出する(S5)。ここで、端子T2に入力される信号がLレベルの信号である場合、第1コネクタ106に接続されているファンはブロアファンであり、第2コネクタ107に接続されているファンは80角ファンであるので、マイコン101は、制御信号S1をブロアファンの駆動制御を行うための制御信号とし、制御信号S2を80角ファンの駆動制御を行うための制御信号とする(S6)。
一方、S5において、端子T2に入力される信号がHレベルの信号である場合、第1コネクタ106に接続されているファンは80角ファンであり、第2コネクタ107に接続されているファンはブロアファンであるので、マイコン101は、制御信号S1を80角ファンの駆動制御を行うための制御信号とし、制御信号S2をブロアファンの駆動制御を行うための制御信号とする(S7)。
図1に示す駆動制御回路100においては、マイコン101が上述のファン判別を行うので、第1コネクタ106と、第2コネクタ107とのうちの一方に第1ファン111を接続し、他方に第2ファン112を接続すれば、第1ファン111と、第2ファン112との駆動制御方法が異なる場合でも、正しい駆動制御を行うことができる。つまり、第1コネクタ106に第1ファン111を接続し、第2コネクタ107に第2ファン112を接続した場合にも、第1コネクタ106に第2ファン112を接続し、第2コネクタ107に第1ファン111を接続した場合にも、正しい駆動制御を行うことができる。
そのため、図1に記載の駆動制御回路100の生産にあたっては、第1コネクタ106と、第2コネクタ107との形状を異なるものとする必要がないので、第1コネクタ106を製造する工程と、第2コネクタ107を製造する工程とを別々に設ける必要がなく、生産効率が向上する。
また、図1に記載の駆動制御回路100を有するプロジェクタ装置を手動で組み立てる場合、第1ファン111と、第2ファン112とのうちの一方を最初に取り付けるときに、第1コネクタ106と、第2コネクタ107とのうちの取り付けやすい方のコネクタに取り付ければよいので、生産効率が向上する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、駆動制御回路100によって駆動制御されるファンの数は3つ以上であってもよい。
本発明は、複数のファンの駆動制御を行うための駆動制御回路に代表される、複数の負荷の駆動制御を行うための駆動制御回路として有効である。また、本発明は、そのような駆動制御回路を有するプロジェクタ装置として有効である。
駆動制御回路100の概略の構成を示すブロック図。 80角ファンとブロアファンとを有する従来のプロジェクタ装置における、各ファンの電流電圧特性を示すグラフ。 マイコン101によるファン判別時の制御手順を示すフローチャート。 駆動制御回路900の概略の構成を示すブロック図。
符号の説明
100 駆動制御回路
106 第1コネクタ
107 第2コネクタ
108 第1検出部
109 第2検出部
110 比較部
111 第1ファン(負荷)
112 第2ファン(負荷)

Claims (5)

  1. 各々種類の異なる第1及び第2ファンと、該第1及び第2ファンの駆動制御を行うための駆動制御回路とを有するプロジェクタ装置であって、
    前記駆動制御回路は、
    前記第1及び第2ファン各々を接続する2つのコネクタと、
    2つの前記コネクタ各々の第1電極を介して前記第1及び第2ファン各々に対する駆動制御信号を出力する制御部と、
    2つの前記コネクタ各々の第2電極に流れる電流の電流値を比較し、該比較結果を示す信号を前記制御部に出力する比較部と、
    2つの前記コネクタ各々の第2電極に電流が流れるか否かを検出し、該検出結果を示す信号を前記制御部に出力する検出部とを有し、
    前記制御部は、2つの前記コネクタ各々の第1電極を介して前記第1及び第2ファン各々に対して略等しい電圧を印加した際の前記比較部からの比較結果を示す信号と;前記第1及び第2ファン各々の電流電圧特性と;に基づいて、前記第1及び第2ファン各々が2つの前記コネクタのいずれに接続されているかを判別し、該判別結果に応じて2つの前記コネクタ各々の第1電極に出力する駆動制御信号を決定することを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 複数の負荷各々を接続する複数のコネクタと;複数の前記コネクタ各々の第1電極を介して複数の前記負荷各々に対する駆動制御信号を出力する制御部と;を有する駆動制御回路であって、
    複数の前記コネクタ各々の第2電極に流れる電流の電流値を比較し、該比較結果を示す信号を前記制御部に出力する比較部を有することを特徴とする駆動制御回路。
  3. 前記制御部は、複数の前記コネクタ各々の第1電極を介して複数の前記負荷各々に対して略等しい電圧を印加した際の前記比較部からの比較結果を示す信号と;複数の前記負荷各々の電流電圧特性と;に基づいて、複数の前記負荷各々が複数の前記コネクタのいずれに接続されているかを判別し、該判別結果に応じて複数の前記コネクタ各々の第1電極に出力する駆動制御信号を決定することを特徴とする請求項2に記載の駆動制御回路。
  4. 複数の前記コネクタ各々の第2電極に電流が流れるか否かを検出し、該検出結果を示す信号を前記制御部に出力する検出部を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の駆動制御回路。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の駆動制御回路を有し、
    前記負荷はファンであることを特徴とするプロジェクタ装置。
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