JP2008073677A - 濾過用カートリッジ - Google Patents

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Katsumi Seto
克己 瀬戸
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Abstract

【課題】濾板の上端に設けられる吸引ノズルが他の硬い物に接触しにくくして、吸引ノズルの折損を減少できるようにした濾過用カートリッジを提供する。
【解決手段】水濾過を行なうために水処理槽内に散気管の上方に位置するように浸漬されて使用される濾過用カートリッジであって、この濾過用カートリッジ1は合成樹脂製の濾板2の表裏両面を濾過膜3で覆うことにより作られており、濾板2の上端縁には凹部7が形成されており、この凹部7内に濾過水吸引ノズル8が凹部7より上方に突出しないように形成されており、またこの濾板2の表裏両面には前記濾過水吸引ノズル8に繋がるように等間隔おきに互いに平行となるように濾過水流入溝6が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば活性汚泥水から汚泥成分を取り除き濾過を行なうために水処理槽内に浸漬されて使用される濾過用カートリッジに関するものである。
従来のこの種濾過用カートリッジとしては例えば特許文献1に開示されているように、濾板の表面を覆って濾過膜を設け、濾板の上側部に表裏に貫通して集水部を設け、一端が集水部に連通する吸引ノズルを濾板の周縁に設け、濾板の表面に開口する複数のスリットを一端で集水部に連通して濾板の上側部から下側部にわたって並列に設け、隣接するスリットの間隔を濾板の上下方向の長さの1/5〜1/20としたものが知られている。
具体的には、前記吸引ノズルは濾板の上端縁から上方に突出するように形成されている。
特開平8−281264号公報
上記特許文献1に開示されているカートリッジの構成では、吸引ノズルは濾板の上端縁から上方に突出するように形成されていて、取り扱い中において吸引ノズルが他の硬い物に接触したときに吸引ノズルが折損しやすいという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、濾板の上端に設けられる吸引ノズルが他の硬い物に接触しにくくして、吸引ノズルの折損を減少できるようにした濾過用カートリッジを提供することにある。
本発明の請求項1に記載の濾過用カートリッジは、水濾過を行なうために水処理槽内に散気管の上方に位置するように浸漬されて使用される濾過用カートリッジであって、この濾過用カートリッジは合成樹脂製の濾板の表裏両面を濾過膜で覆うことにより作られており、濾板の上端縁には凹部が形成されており、この凹部内に濾過水吸引ノズルが凹部より上方に突出しないように形成されており、またこの濾板の表裏両面には前記濾過水吸引ノズルに繋がるように等間隔おきに互いに平行となるように濾過水流入溝が形成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明の濾過用カートリッジは、濾過水吸引ノズルは濾板の上端縁に形成されたこの凹部内に凹部より上方に突出しないように形成されているので、取り扱い中において吸引ノズルが他の硬い物に接触しにくくなり、吸引ノズルの折損を減少することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図5に基づき具体的に説明する。
図において、1は例えば活性汚泥水から汚泥成分を取り除き濾過を行なうために水処理槽内に浸漬されて使用される濾過用カートリッジであって、この濾過用カートリッジ1は合成樹脂製の濾板2の表裏両面を濾過膜3で覆うことにより作られている。濾板2は正面から見て縦長の長方形を呈しており、この濾板2の表裏両面には上端縁と平行で上端縁のやや下側に濾過水集合溝4が形成されているとともに一側縁(図2では左側縁)と平行で一端縁のやや内側にも前記濾過水集合溝4に対して直角に向く濾過水集合溝5が形成されている。6は前記濾過水集合溝4と濾過水集合溝5で囲まれる濾板2の表裏両面において一端が濾過水集合溝4,5の何れかに連通するように斜め45度の角度で等間隔おきに互いに平行となるように形成された濾過水流入溝で、この濾過水流入溝6の他端は濾板2の他側縁(図2では右側縁)および下端縁の何れかに向いて濾過水集合溝4,5から外側に突出しないように形成されている。つまり、濾過水流入溝6の他端は前記濾過水集合溝4,5の何れにも連通しないように形成されていて、濾板2の他側縁および下端縁から離れている。
7は濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において濾板2の上端縁に形成されている凹部で、濾板2の上端にはこの凹部7内において濾過水吸引ノズル8が凹部7より上方に突出しないように上向きに形成されている。前記濾過水吸引ノズル8の真下には前記濾過水集合溝4と濾過水集合溝5との連通部であるコーナーに繋がるように濾板2の表裏両面に貫通する集水部9が形成されている。具体的には、この濾過水吸引ノズル8は濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において左端部近傍に形成され、前記濾過水流入溝6は濾過水吸引ノズル8の方向に斜め上向きに形成されている。なお、濾過水集合溝4および濾過水集合溝5は濾過水吸引ノズル8に近い側を下流側とすると、これらの溝幅は下流側程広くなるように形成されている。
ところで、前記濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において濾板2の下端縁および左右の両側縁は外向きにV型に尖った両刃型のテーパー形状となるように形成されている。10はそのテーパー部である。
また、11は濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において上端縁に形成された濾過用カートリッジ1の引っ掛け部で、濾過用カートリッジ1を水処理槽に対して引き上げたり挿入したりする際に治具を引っ掛け部11に引っ掛けて作業を行なうためのものである。
12は互いに平行な前記濾過水流入溝6,6間における濾板2の表裏両面に形成された高さの低い凸条部で、前記濾過膜3が処理水の吸引力により濾板2の表裏両面に対し密着しないように構成されている。
なお、前記濾過膜3は濾板2の表裏両面に対し濾板2の外周の縁部と前記濾過水集合溝4,5および濾過水流入溝6形成部との間で周囲が接合固着されている。
上記構成の濾過用カートリッジ1は長辺側が上下方向に向くように立てた状態で水処理槽内に多数並列状態で等間隔おきに散気管の上方に浸漬される。水処理槽内の被処理水は前記濾過膜3より濾過水流入溝6内に流入され濾過水集合溝4,5を通って集水部8を経て濾過水吸引ノズル8より吸引されて水処理槽外に取り出される。このとき、濾過水流入溝4および5の幅は濾過水吸引ノズル8に近づくにつれて広くなっており、これら濾過水流入溝4および5に濾過水流入溝6から流れ込む水の流動抵抗が小さくなる。また、前記散気管より噴出されたエアーは隣り合う濾過用カートリッジ1間の隙間を通って上昇する。このとき、エアーは濾過用カートリッジ1の表面を形成する濾過膜3に接触して、濾過膜3の表面の汚れを掻き落とす働きをする。ところで、本実施の形態の濾過用カートリッジ1の濾板2の下端縁には外向きにV型に尖った両刃型のテーパー部10が形成されていることから、散気管より噴出されたエアーがテーパー部10をガイドとして隣り合う濾過用カートリッジ1間の隙間に進入しやすく、濾過膜3の表面の汚れ除去効率を向上させることができる。また、濾過用カートリッジ1の濾板2の下端縁の他、左右の両側縁にも外向きにV型に尖った両刃型のテーパー部10が形成されており、前記濾過水流入溝6が濾過水集合溝4,5の何れかに連通するように斜め45度の角度で形成されていることから、濾過用カートリッジ1を横置きにしても使用可能で、しかも散気管より噴出されたエアーが隣り合う濾過用カートリッジ1間の隙間に進入しやすく、濾過膜3の表面の汚れ除去効率を向上させることができる。
なお、前記濾過水流入溝6は濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において上下方向に向くように互いに平行に等間隔おきに形成されていても良く、その場合濾過用カートリッジ1は縦置き状態で使用されることになり、前記テーパー部10は濾板2を長辺側が上下方向に向くように立てた状態において濾板2の下端縁にのみ形成されていれば良い。
本発明の一実施の形態における濾過用カートリッジの分解斜視図である。 同濾過用カートリッジに使用される濾板の拡大正面図である。 図2のX−X断面図である。 図2のY−Y断面図である。 同濾過用カートリッジの完成斜視図である。
符号の説明
1 濾過用カートリッジ
2 濾板
3 濾過膜
4,5 濾過水集合溝
6 濾過水流入溝
7 凹部
8 濾過水吸引ノズル
9 集水部
10 テーパー部

Claims (1)

  1. 水濾過を行なうために水処理槽内に散気管の上方に位置するように浸漬されて使用される濾過用カートリッジであって、この濾過用カートリッジは合成樹脂製の濾板の表裏両面を濾過膜で覆うことにより作られており、濾板の上端縁には凹部が形成されており、この凹部内に濾過水吸引ノズルが凹部より上方に突出しないように形成されており、またこの濾板の表裏両面には前記濾過水吸引ノズルに繋がるように等間隔おきに互いに平行となるように濾過水流入溝が形成されていることを特徴とする濾過用カートリッジ。
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