JP2008073385A - 眼球運動の視軸照射軸同軸化追尾装置の作動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の課題は、角膜屈折矯正手術中の患者において、眼球が動いても、常に角膜上の所期の位置に視軸と同軸かつ正面からビーム照射することを可能にする追尾装置を提供することにある。
【解決手段】
患者の前眼部要素の平面位置の観測から、患者の視軸偏向および角膜上の所期の位置を特定し、これを基に、ビームを眼球まで導く凹面鏡を使った導光部を制御する事により、照射ビームを常に患者視軸と同軸で角膜上の所期位置に導く視軸照射軸同軸化追尾装置を作製することができる。
【選択図】 図9
本発明の課題は、角膜屈折矯正手術中の患者において、眼球が動いても、常に角膜上の所期の位置に視軸と同軸かつ正面からビーム照射することを可能にする追尾装置を提供することにある。
【解決手段】
患者の前眼部要素の平面位置の観測から、患者の視軸偏向および角膜上の所期の位置を特定し、これを基に、ビームを眼球まで導く凹面鏡を使った導光部を制御する事により、照射ビームを常に患者視軸と同軸で角膜上の所期位置に導く視軸照射軸同軸化追尾装置を作製することができる。
【選択図】 図9
Description
本発明は、眼球の視軸追尾装置に関するものである。
正常に像を結ぶ事が出来ない屈折異常を矯正する手術において、現在では治療用レーザなどの照射装置で患者眼の角膜の中央を削り、角膜を適切な形状に成形する手術が行われることがある。
屈折矯正手術を行うための装置には、治療中の患者眼の動きによる治療用レーザの照射位置のズレを補正するため、患者の眼球の動きを追尾する装置が設けられている。例えば、ビデオカメラ等で撮像した眼球の映像から患者眼の瞳孔中心位置を検出し、患者眼の動きを追尾するもの(例えば特許文献1参照)や患者眼周辺に電極を貼布後、患者眼角膜側と網膜側の電位差を検出する(これはelectro−oculography=EOG法と呼ばれている)ことにより、眼球位置を測定するものも提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、従来の眼球追尾装置は(例えば特許文献1あるいは特許文献2)、患者の眼球運動を平面的に捉えるのみであり、患者眼の視軸が3次元で回転した場合、実際の治療用レーザ照射位置と所期レーザ照射位置との間にズレが生じてしまうという問題(偏心照射)があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑み、患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出することで、正確に患者の角膜頂点位置と視軸位置を特定し、視軸を3次元的に追尾し同軸方向からビームを照射する装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有することを特徴とする。
患者の眼球の視軸偏向を3次元的に測定する眼球測定装置であって、患者眼の前眼部の平面位置を特定するための検出部と、検出部により取得された平面位置情報を基に患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部とを備えたことを特徴とする。
回旋点位置Fは、眼球を挟んで対称な顔面上の2点の位置を計測し、その中点を持って代用する。患者の眼球の回旋点・瞳孔中心間距離をr(定数)、回旋点・角膜頂点間距離をR(定数)とし、患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部より取得された前記患者眼の瞳孔の平面位置情報(P)及び患者の回旋点の平面位置情報(F)を、下記数式1及び数式2に代入し、患者眼の視軸回転角(α)及び角膜頂点位置(K)を算出することを特徴とする。
数式1:r*sinα=(P−F)
数式2:(K−F)=(R/r)*(P−F)
数式1:r*sinα=(P−F)
数式2:(K−F)=(R/r)*(P−F)
患者眼の角膜表面の曲率半径をc(定数)、角膜輪部重心・角膜頂点間距離をd、患者眼の視軸と照射ビーム方向との相対的ズレ角をΩとした時、患者眼の角膜と強膜の境界である角膜輪部を検出部で検出し、その楕円の重心位置情報を得る第1工程と、ビーム照射用光源と同軸で患者眼の角膜に照明光を照射し、角膜反射光を観測する第2工程と、角膜反射光の強度分布の重心位置情報を得る第3工程とからなり、患者眼の視軸が前記ビーム照射方向と相対的ズレ角Ωだけ偏向した場合、角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量Qを以下の数式3を用い算出することを特徴とする。
数式:Q=(c−d)*sinΩ
数式:Q=(c−d)*sinΩ
多次元視軸追尾装置であって、以下の5つのブロックを備える事を特徴とする。患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部ブロックと、
検出部により取得された位置情報を基に患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部ブロックと、
ビーム照射用光源ブロックと、
ビーム照射用光源の光軸上に配置し患者眼にビームを導くための導光手段ブロックと、
ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置ブロックとである。
検出部により取得された位置情報を基に患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部ブロックと、
ビーム照射用光源ブロックと、
ビーム照射用光源の光軸上に配置し患者眼にビームを導くための導光手段ブロックと、
ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置ブロックとである。
多次元視軸追尾装置であって、前段で提示した装置に以下のブロックを追加することを特徴とする。すなわち、
患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部ブロックと、
検出部により取得された位置情報を基に患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部ブロックと、
ビーム照射用光源ブロックと、
ビーム照射用光源の光軸上に配置し患者眼にビームを導くための導光手段ブロックと、
ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置ブロックと、
ビーム照射用光源からの照射ビームの結像位置を調整する調整手段ブロックとである。
患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部ブロックと、
検出部により取得された位置情報を基に患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部ブロックと、
ビーム照射用光源ブロックと、
ビーム照射用光源の光軸上に配置し患者眼にビームを導くための導光手段ブロックと、
ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置ブロックと、
ビーム照射用光源からの照射ビームの結像位置を調整する調整手段ブロックとである。
本発明によれば、常に患者眼の角膜頂点を正確に捉え、かつ患者眼の視軸と同軸方向からのビーム照射を可能にする。よって、例えば本発明を眼球の視軸追尾装置としてレーザ屈折矯正手術装置などに組み込めば、従来装置での問題点である偏心照射を生じさせることなく安全で正確なレーザ屈折矯正手術を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<視軸回転角及び角膜頂点位置決定法:原理1>
視軸回転角及び角膜頂点位置決定法について説明する。図1は患者眼の前眼部の像が図4、図5記載の検出部材6のビデオカメラ等により撮影された様子であり、平面位置情報を得るために、中心部(瞳孔の平面位置情報)と周辺部(顔面の平面位置情報)に関心領域が2分割されている。さらに、顔面位置の検出を容易にするために、顔面の、眼球を挟んで対称な2点の位置にマークを貼り付けても良い。顔面位置測定は、本来の目的である眼球回旋点の平面位置の代用である。よって、顔面位置情報は、眼球を挟んで対称な2点の位置情報を入手し、その2点の中点をFとする事により、顔面の捻れ・回転成分をキャンセルし、平行移動成分のみを算出し、このFをもって回旋点位置の代用とする。
視軸回転角及び角膜頂点位置決定法について説明する。図1は患者眼の前眼部の像が図4、図5記載の検出部材6のビデオカメラ等により撮影された様子であり、平面位置情報を得るために、中心部(瞳孔の平面位置情報)と周辺部(顔面の平面位置情報)に関心領域が2分割されている。さらに、顔面位置の検出を容易にするために、顔面の、眼球を挟んで対称な2点の位置にマークを貼り付けても良い。顔面位置測定は、本来の目的である眼球回旋点の平面位置の代用である。よって、顔面位置情報は、眼球を挟んで対称な2点の位置情報を入手し、その2点の中点をFとする事により、顔面の捻れ・回転成分をキャンセルし、平行移動成分のみを算出し、このFをもって回旋点位置の代用とする。
追尾開始時点の回旋点F及び瞳孔中心位置Pをそれぞれ、F0(0,0)、及びP0(0,0)と置く。また、追尾開始後、ある経過時間t後に眼球が移動した時の回旋点位置をFt(fxt,fyt)及び瞳孔中心位置をPt(pxt,pyt)とした場合、経過時間tにおける(瞳孔中心位置Pt−回旋点位置Ft)のベクトル方向が、視軸の回転方向となる。
図1における視軸回転方向に沿った断面から見た図が図2である。瞳孔中心位置及び角膜頂点位置はそれぞれ、Z軸に対して視軸回転角(α)をもって、回転している。ここで、患者眼の回旋点・瞳孔中心間距離をr(定数)、回旋点・角膜頂点間距離をR(定数)とし、下記数式1及び数式2を用いて患者眼の視軸回転角及び角膜頂点位置(K)を算出する。
数式1:r * sinα =(P−F)
数式2:(K−F)= (R/r)* (P−F)
数式1:r * sinα =(P−F)
数式2:(K−F)= (R/r)* (P−F)
<視軸回転角決定法:原理2>
次に、角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を用いた眼球の視軸・照射ビーム方向間の相対的ズレ角の決定法について図3を用いて説明する。
次に、角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を用いた眼球の視軸・照射ビーム方向間の相対的ズレ角の決定法について図3を用いて説明する。
図3(a)は、図9で示す照準光源16により患者の眼球20に照準光を照射した場合に、照射ビームと同軸に置かれた検出部材30で観察した様子を示す。
患者眼の視軸が偏向すると、患者眼の角膜輪郭の動きと角膜表面での反射光の動きに相対的なズレが観察される。
患者眼の視軸が偏向すると、患者眼の角膜輪郭の動きと角膜表面での反射光の動きに相対的なズレが観察される。
図3(b)は患者の眼球20の視軸を含みかつ照射ビームと平行な平面で切った断面図であり、患者眼の角膜表面の曲率半径をc(定数)、患者眼の角膜輪部重心・角膜頂点間距離をd(定数)とし、患者眼の視軸が照射ビーム方向と相対的にΩの角度で偏向したとすると、患者眼の角膜反射中心の角膜輪部重心からの、照射ビーム軸に対する垂直な平面内に投影されたズレ量Qは、数式3により求めることができる。
数式3:Q=(c−d)*sinΩ
したがって、患者眼の角膜反射中心の角膜輪部重心からのズレ量Qを計測することにより、患者眼の視軸の相対的なズレ角を求めることが可能となる。
数式3:Q=(c−d)*sinΩ
したがって、患者眼の角膜反射中心の角膜輪部重心からのズレ量Qを計測することにより、患者眼の視軸の相対的なズレ角を求めることが可能となる。
<視軸回転角及び角膜頂点位置決定法:原理1による2次元近似視軸追尾装置>
患者眼の視軸のズレ幅が小さい範囲では、視軸ズレによる角膜頂点への照射ズレを2次元変位で近似補正可能である。図4は、視軸追尾を2次元近似で解決する装置の構成図を示す。2次元近似視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、ハーフミラー5と、ビデオカメラ等の検出部材6と、患者眼の視軸回転角あるいは角膜頂点位置を算出する演算部7と、ビーム照射用光源4の制御を行う制御部8及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
患者眼の視軸のズレ幅が小さい範囲では、視軸ズレによる角膜頂点への照射ズレを2次元変位で近似補正可能である。図4は、視軸追尾を2次元近似で解決する装置の構成図を示す。2次元近似視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、ハーフミラー5と、ビデオカメラ等の検出部材6と、患者眼の視軸回転角あるいは角膜頂点位置を算出する演算部7と、ビーム照射用光源4の制御を行う制御部8及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
ハーフミラー5は、患者の眼球20に対向して配置される。また、患者眼を観察するための観察望遠鏡等の観察部材9は、ハーフミラー5をはさんで患者眼とは反対方向に設けられる。
今後、患者の眼球20と観察部材9とを結んだ時に形成される直線をZ軸とする。
ビデオカメラ等の検出部材6は、ハーフミラー5と観察部材9との間のZ軸上に設置される。
ビーム照射用光源4は、Z軸上に設置しているハーフミラー5に向けてビーム照射を行うように設置されている。
ビーム照射用光源4から照射されたビームは、ハーフミラー5により患者の眼球20方向に反射され、患者の眼球20に導光される。
演算部7は、検出部材6に接続されており検出部材6からの位置情報が入力され、角膜頂点位置を算出する。
演算部7に接続した制御部8は、演算部7より得られた情報を基に、ビーム照射用光源4に内在する固有の偏向装置を駆動することによりビーム照射方向を角膜頂点にむけて制御する。
検出部材6から制御部8によるビーム照射用光源4の制御までの一連の流れにより、患者の瞳孔中心ではなく、患者眼の角膜頂点位置を常に特定し追尾することが可能となる。
ビーム照射用光源4は、自然放出光を利用した発光ダイオードや、誘導放出光を利用した半導体レーザなどの半導体発光素子を用いてもよい。
図4においては、ビーム照射用光源4から照射されたビームを患者の眼球20へと導く導光手段として、通常のハーフミラー5を用いているが、反射面以外の反射光による干渉を抑制するために、ハーフミラーにくさび状の角度をつけたものを用いてもよい。また、前記導光手段としてはハーフミラー以外にも、後述する複数枚の反射鏡を組み合わせた導光装置やプリズム等を用いてビーム照射光源4からのビームを患者眼の眼球20に導いてもよい。
<視軸回転角及び角膜頂点位置決定法:原理1による3次元視軸追尾装置>
図5は、視軸回転角及び角膜頂点位置決定法:原理1による3次元視軸追尾装置の一例の構成を示す。本実施例の3次元視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11及び凹面鏡ハーフミラー12とからなる導光部13と、ビデオカメラ等の検出部材6と、患者眼の視軸回転角及び角膜頂点位置を算出する演算部7と、ビーム照射用光源4と導光部13とを制御する制御部8及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
図5は、視軸回転角及び角膜頂点位置決定法:原理1による3次元視軸追尾装置の一例の構成を示す。本実施例の3次元視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11及び凹面鏡ハーフミラー12とからなる導光部13と、ビデオカメラ等の検出部材6と、患者眼の視軸回転角及び角膜頂点位置を算出する演算部7と、ビーム照射用光源4と導光部13とを制御する制御部8及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
凹面鏡ハーフミラー12は、Z軸上に設けられる。
ビデオカメラ等の検出部材6は、凹面鏡ハーフミラー12と観察部材9との間のZ軸上に設置される。
ビーム照射用光源4から照射されたビームは第1の2軸ガルバノミラー10によって反射され、第1の2軸ガルバノミラー10に対向するように設置した第2の2軸ガルバノミラー11に向かう。
第2の2軸ガルバノミラー11によってさらに反射されたビームは、凹面鏡ハーフミラー12に向かい、最終的には、患者の眼球20に導光される。
演算部7は検出部材6に接続されており、検出部材6からの位置情報が入力され、視軸回転角と角膜頂点位置とを算出する。
演算部7に接続した制御部8は、演算部7より得られた情報を基にビーム照射用光源4及び導光部13を制御する。
次に、本実施例にかかる2個の2軸ガルバノミラー及び凹面鏡ハーフミラーを導光手段として用いた患者眼の視軸の追尾機構について図6を用いて説明する。
図6は、2個の2軸ガルバノミラー及び凹面鏡ハーフミラーを用いた導光部の光学計算作図を示す。
眼球追尾を開始して、ある経過時間における眼球の回旋点がF1にある時、視軸の延長が凹面鏡ハーフミラー12と交差する点をGとする。このGと、F1の共役点L1(1)を結ぶ線分の延長が、第2の2軸ガルバノミラー11により写される第1の2軸ガルバノミラー10の支点の虚像の軌跡が作る曲面Lmとの交点をLm(1)とする。
第2の2軸ガルバノミラー11の偏向角は、第1の2軸ガルバノミラー10の支点の像がLm(1)に来るようにただ1つ定まり、その様に駆動する。
この時、照射用光源4から出たビームが点Gを通る様な第1の2軸ガルバノミラー10の偏向角がただ1つ定まり、その様に駆動する。このビームは、K1を通過しかつF1も通過する。
即ち、角膜頂点に対し、視軸に一致した向きからビームが当たることになる。
即ち、角膜頂点に対し、視軸に一致した向きからビームが当たることになる。
角膜頂点K1の共役点L2(1)は、線分G→Lm(1)をLm(1)側に延長した上に存在する。
次に、F1はそのままに、視軸が回転し瞳孔位置がPまで変位したとする。それに相当する視軸回転角が決まる。この時、新たな視軸の延長が凹面鏡ハーフミラー12と交差した点Jが求まる。JからL1(1)に向う線分の延長が曲面Lmと交差する点Lm(2)が決定する。
この時の角膜頂点K2の共役点L2(2)は、線分J→Lm(2)の延長上に求まる。L2(1,2,・・・n)は、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11を適切に駆動し、上記の追尾操作を持続する事により、ビーム照射装置4と第1の2軸ガルバノミラー10の支点を結ぶ光軸上に常時写される。その結果として、共役点L2(n)は、角膜頂点位置Kの軌跡に対応してビームの光軸上のある狭い範囲W(L2)に分布する。
以上から、角膜表面への光源の結像に関しわずかなデフォーカスを許す場合、ビーム照射装置が作る光源像位置をW(L2)の中心に置く事により、最小のデフォーカスを持って照射ビームが視軸を3次元的に同軸方向から追尾できる事になる。
患者眼の視軸回転角及び角膜頂点位置は、検出部材6により取得された位置情報を基に演算部7において算出される。演算部7で算出された情報は制御部8に伝達され、制御部8はビーム照射用光源4及び患者眼にビームを導くための導光部13を制御する。
つまり、患者の眼球20が視軸回転角αをもって回転した際も、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11及び凹面鏡ハーフミラー12からなる導光部13を制御し、視軸回転角αと一致する様にビームの照射方向を調節することで、ビームを常に患者の眼球20の視軸と同軸で角膜頂点に照射することができる。
上述した検出部材6から制御部8によるビーム照射光源4及び導光部13の制御までの一連の流れを繰り返すことによって、常に正確に患者の眼球位置を特定し、3次元的に追尾することが可能となる。
ビーム照射用光源4は、自然放出光を利用した発光ダイオードや、誘導放出光を利用した半導体レーザなどの半導体発光素子を用いてもよい。
図5においては、ビーム照射用光源4から照射されたビームを患者の眼球20へと導く導光部として、2枚の2軸ガルバノミラーと凹面鏡ハーフミラーを用いているが、反射面以外の反射光による干渉を抑制するために、ハーフミラーにくさび状の角度をつけたものを用いてもよい。また、前記導光手段以外にも、多面鏡やプリズム等を用いてビーム照射用光源4からのビームを患者の眼球20に導いてもよい。
前記角膜表面への光源の結像に関しデフォーカスを許容できない場合は、ビーム照射用光源4の結像位置を変更する装置等を追加する。
例えば、図7に示すように、ビーム照射用光源4の内部の結像光学系レンズ14を光軸方向に移動させ、ビームの結像位置を調整する。
また、図8に示すように、ビーム照射用光源4と第1のガルバノミラー10間にハーフミラーを設け、ハーフミラーの反射光軸上に平行振動平面鏡15を設置し、光路を往復させることで、ビームの光路長を調節し、デフォーカスを解消してもよい。
<視軸回転角決定法:原理2による3次元視軸追尾装置>
図9は、視軸回転角決定法:原理2による3次元視軸追尾装置の一例の構成を示す。本実施例における3次元視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11及び凹面鏡ハーフミラー12からなる導光部13と、ビデオカメラ等の検出部材30と、角膜輪部の幾何学的重心及び角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量Qを算出する演算部7と、ビーム照射用光源4と導光部13とを制御する制御部8と、照準光源16及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
図9は、視軸回転角決定法:原理2による3次元視軸追尾装置の一例の構成を示す。本実施例における3次元視軸追尾装置は、ガスレーザなどのビーム照射用光源4と、第1の2軸ガルバノミラー10と第2の2軸ガルバノミラー11及び凹面鏡ハーフミラー12からなる導光部13と、ビデオカメラ等の検出部材30と、角膜輪部の幾何学的重心及び角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量Qを算出する演算部7と、ビーム照射用光源4と導光部13とを制御する制御部8と、照準光源16及び患者眼を観察するための観察望遠鏡などの観察部材9とを備える。
凹面鏡ハーフミラー12は、Z軸上に設けられる。
ビーム照射用光源4は、第1の2軸ガルバノミラー10に向けてビーム照射を行うように設置されている。
ビーム照射用光源4から照射されたビームは第1の2軸ガルバノミラー10によって反射され、第1の2軸ガルバノミラー10に対向するように設置した第2の2軸ガルバノミラー11に向かう。
第2の2軸ガルバノミラー11によってさらに反射されたビームは、凹面鏡ハーフミラー12に向かい、最終的には、患者の眼球20に導光される。
一方、ビデオカメラ等の検出部材30は、ビーム照射用光源4と第1の2軸ガルバノミラー10との間の光軸上に設置されている。
図9に示すように、第1の2軸ガルバノミラー10と検出部材30を結ぶ光軸上には、照準光源16が設けられている。
照準光源16から照射された光は、ビーム照射用光源4から患者の眼球20までにいたる光路と同じ路を辿り、眼球20で反射された後、同じ光路を逆に辿って、検出部材30により検出されることになる。
演算部7は検出部材30に接続されており、検出部材30からの位置情報が入力され、角膜輪部重心の変位量と角膜反射光中心・角膜輪部重心間からのズレ量とを算出する。
演算部7に接続した制御部8は、演算部7より得られた情報を基にビーム照射用光源4及び導光部13を制御する。
上述した構成とすることで、本実施例は、全体としてFeedback−Loopを形成することになる。
次に、本実施例にかかる2個の2軸ガルバノミラー及び凹面鏡ハーフミラーを導光手段として用いた患者眼の視軸の追尾機構について図10を用いて説明する。なお、図10において、図6と同じ符号を付した部分は略同一のものを示す。
図10は2個の2軸ガルバノミラー及び凹面鏡ハーフミラーを用いた導光部の光学機能図である。角膜輪部重心の共役点の軌跡L1'(n)と、第2の2軸ガルバノミラー11が作るLm曲面とは可能な限り重なる様に設計してあるものとする。また、追尾の開始時点で、患者は最初にZ軸上で望遠鏡方向にある固視灯17を固視し、検出部材30によるこの時点での角膜輪部重心の測定位置をB0、角膜反射光中心とB0とのズレ量をQ0と置く。
ある時刻tで、角膜輪部重心がB1に位置しているとする。
この時、検出部材30からみて、角膜輪部重心が追尾開始前のB0と同じに見えるように、第2の2軸ガルバノミラー11の角度を適切に駆動することができる。
この時、検出部材30からみて、角膜輪部重心が追尾開始前のB0と同じに見えるように、第2の2軸ガルバノミラー11の角度を適切に駆動することができる。
この場合、第1の2軸ガルバノミラー10の支点は、凹面鏡ハーフミラー12におけるB1の共役点あるいはその近傍に存在するので、第1の2軸ガルバノミラー10の角度が仮に任意の値を取っていたとしても、第2の2軸ガルバノミラー11による角膜輪部重心の追尾には、ほとんど影響を与えない。
なぜなら、光軸中心を通ってきた照射ビームは、第1の2軸ガルバノミラー10の支点を通り、従ってその共役点である所のB1またはその近傍の点を通過し、かつ、第1の2軸ガルバノミラー10によって作られる所のある方向から進んでいく事になり、第2の2軸ガルバノミラー11によるB1点の追尾は第1の2軸ガルバノミラー10の偏向角によらず、問題なく実行される事になるからである。
次に、上記の検出部材30と演算部7が算出したQ値=Q1を利用して第1の2軸ガルバノミラー10を駆動し、Q=Q0となる様に制御する。このとき、角膜反射光中心と角膜頂点は一致し、照射ビームは角膜頂点と角膜輪部重心との位置関係が追尾開始時点と同じ関係を保ちつつ、照射が続く事になる。
この第1の2軸ガルバノミラー10の駆動・偏向が原因で、検出部材30での角膜輪部重心の観察位置に仮にズレが発生した場合には、第2の2軸ガルバノミラー11を追加駆動して修正を行う。
以上を続ける事により、角膜頂点に向けて患者眼の視軸と同軸方向からビームを照射するためのFeedback型の3次元視軸追尾機能が実現する。
ビーム照射用光源4は、自然放出光を利用した発光ダイオードや、誘導放出光を利用した半導体レーザなどの半導体発光素子を用いてもよい。
図9においては、ビーム照射用光源4から照射されたビームを患者の眼球20へと導く導光手段として、2枚の2軸ガルバノミラーと凹面鏡ハーフミラーとからなる導光部を用いているが、反射面以外の反射光による干渉を抑制するために、ハーフミラーにくさび状の角度をつけたものを用いてもよい。また、前記導光手段以外にも、多面鏡やプリズム等を用いてビーム照射用光源4からのビームを患者の眼球20に導いてもよい。
また、反射光強度分布の重心位置情報を得る処理を容易にする為に、例えば、角膜輪部検出には赤外線を用い、角膜反射光検出には可視光のある波長を用いてもよい。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種変形実施可能である。
1 患者眼前眼部像
2 瞳孔
3 虹彩
4 固有の照射方向偏向装置を内在するビーム照射用光源
5 ハーフミラー
6、30 ビデオカメラ等の検出部材
7 演算部
8 制御部
9 観察望遠鏡等の観察部材
10 第1の2軸ガルバノミラー
11 第2の2軸ガルバノミラー
12 凹面鏡ハーフミラー
13 導光部
14 ビーム照射用光源内部の固有の結像光学係レンズ
15 平行振動平面鏡
16 照準光源
17 固視灯
20 患者の眼球
α 視軸回転角
r 眼球の回旋点・瞳孔中心間距離
R 回旋点・角膜頂点間距離
c 角膜表面の曲率半径
d 角膜輪部重心・角膜頂点間距離
FC 回旋点
K1,K2 角膜頂点
A1 角膜反射光中心
B1 角膜輪部重心位置
L1(1) 回旋点F1の共役点
L1′(1) 角膜輪部重心B1の共役点
L2(1) 角膜頂点K1の共役点
L2(2) 角膜頂点K2の共役点
Lm 第2の2軸ガルバノミラーによって作られる所の“第1の2軸ガルバノミラーの支点の虚像”の軌跡がなす曲面
G、J 視軸の延長が凹面鏡ハーフミラーと交差した点
Ω 眼球の視軸と照射ビーム方向の間の相対的ズレ角
2 瞳孔
3 虹彩
4 固有の照射方向偏向装置を内在するビーム照射用光源
5 ハーフミラー
6、30 ビデオカメラ等の検出部材
7 演算部
8 制御部
9 観察望遠鏡等の観察部材
10 第1の2軸ガルバノミラー
11 第2の2軸ガルバノミラー
12 凹面鏡ハーフミラー
13 導光部
14 ビーム照射用光源内部の固有の結像光学係レンズ
15 平行振動平面鏡
16 照準光源
17 固視灯
20 患者の眼球
α 視軸回転角
r 眼球の回旋点・瞳孔中心間距離
R 回旋点・角膜頂点間距離
c 角膜表面の曲率半径
d 角膜輪部重心・角膜頂点間距離
FC 回旋点
K1,K2 角膜頂点
A1 角膜反射光中心
B1 角膜輪部重心位置
L1(1) 回旋点F1の共役点
L1′(1) 角膜輪部重心B1の共役点
L2(1) 角膜頂点K1の共役点
L2(2) 角膜頂点K2の共役点
Lm 第2の2軸ガルバノミラーによって作られる所の“第1の2軸ガルバノミラーの支点の虚像”の軌跡がなす曲面
G、J 視軸の延長が凹面鏡ハーフミラーと交差した点
Ω 眼球の視軸と照射ビーム方向の間の相対的ズレ角
Claims (5)
- 患者の眼球の視軸偏向を3次元的に測定する眼球測定装置であって、
患者眼の前眼部の平面位置を特定するための検出部と、
該検出部により取得された平面位置情報を基に該患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部とを備えた眼球測定装置。 - 患者の眼球の回旋点・瞳孔中心間距離をr(定数)、回旋点・角膜頂点間距離をR(定数)とし、患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部より取得された前記患者眼の瞳孔の平面位置情報(P)及び患者の回旋点の平面位置情報(F)を、下記数式1及び数式2に代入し、該患者眼の視軸回転角(α)及び角膜頂点位置(K)を算出する演算方法。
数式1:r*sinα=(P−F)
数式2:(K−F)=(R/r)*(P−F) - 患者眼の角膜表面の曲率半径をc(定数)、角膜輪部重心・角膜頂点間距離をd、患者眼の視軸と照射ビーム方向との相対的ズレ角をΩとした時、
前記患者眼の角膜と強膜の境界である角膜輪部を前記検出部で検出し、角膜輪部の重心位置情報を得る第1工程と、
ビーム照射用光源と同軸で前記患者眼の角膜に照明光を照射し、角膜反射光を観測する第2工程と、
前記角膜反射光の強度分布の重心位置情報を得る第3工程とからなり、
前記患者眼の視軸が前記ビーム照射方向と相対的ズレ角Ωだけ偏向した場合、前記角膜反射光中心の前記角膜輪部重心からのズレ量Qを以下の数式3を用い算出する演算方法。
数式3:Q=(c−d)*sinΩ - 患者の視軸を追尾する装置であって、
前記患者眼の前眼部の平面位置を特定するための検出部と、
前記検出部により取得された平面位置情報を基に該患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部と、
ビーム照射用光源と、
ビーム照射用光源の光軸上に配置し、患者眼にビームを導くための導光手段及び
ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置とを備えた多次元視軸追尾装置。 - 患者の視軸を追尾する装置であって、
前記患者眼の前眼部の位置を特定するための検出部と、
前記検出部により取得された位置情報を基に該患者眼の視軸回転角、角膜頂点位置あるいは角膜反射光中心の角膜輪部重心からのズレ量を算出する演算部と、
前記ビーム照射用光源と、
前記ビーム照射用光源の光軸上に配置し、患者眼にビームを導くための導光手段と、
前記ビーム照射用光源と導光手段を制御する制御装置及び
ビーム照射用光源からの照射ビームの結像位置を調整する調整手段とを備えた多次元視軸追尾装置。
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JP2006258390A JP4078654B2 (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 眼球運動の視軸照射軸同軸化追尾装置の作動方法 |
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JP2011526165A (ja) * | 2008-06-30 | 2011-10-06 | ウェイブライト ゲーエムベーハー | 眼科手術、特にレーザ屈折矯正手術用の機器、方法、および制御プログラム |
JP2015198986A (ja) * | 2015-07-09 | 2015-11-12 | バーフェリヒト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 眼科手術、特にレーザ屈折矯正手術用の機器、方法、および制御プログラム |
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