JP2008071856A - 光源、照明装置、液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の複数の方向に指向性を有する光を出射させることを可能とする光源を提供する。
【解決手段】光源は、2画面表示を行うことのできる液晶装置に用いられる照明装置用の光源であり、発光手段と、プリズムとを備える。発光手段は、例えばLED(Light Emitting Diode)であり、光を発光する。プリズムは、発光手段より出射された光を複数の方向に屈折するものであり、発光手段が光を出射する方向からの平面視で互いに対向するように複数の傾斜面が形成され、複数の傾斜面によって、光を複数の方向に屈折させる。これにより、プリズムシートなどの他の光学部材で光の指向性を制御する必要がなくなり、光源のみで光を所望の複数の方向に指向性を持たせることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、2画面表示に用いて好適な液晶装置の照明装置用の光源に関する。
液晶装置の例として、異なる観察位置に位置する観察者に異なる画像を提示する2画面表示装置や3次元の立体画像を表示する立体画像表示装置が知られている。このような表示装置の1つの方式として、左右に指向性を有する照明装置を用いる液晶装置がある。この液晶装置は、液晶表示パネルと、照明装置より構成される。照明装置からは、左右方向に指向性を有する光が出射され、液晶表示パネルに光を透過することにより照明する。観察位置の異なる観察者のうち、一方の観察者には、左右方向に指向性を有する光のうち、一方の方向に指向性を有する光が入射し、他方の観察者には、左右方向に指向性を有する光のうち、他方の方向に指向性を有する光が入射する。特許文献1に記載されている照明装置では、プリズムシートのプリズム角度を調整することで、光に対し左右方向に指向性を持たせている。
特開平8−234203号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている照明装置では、プリズムシートのプリズム角度を調整することにより光の指向性を調整するので、光の指向性を所望の設定にするのは難しい。
本発明は、例えば、2画面表示を行うことのできる液晶装置の照明装置用の光源において、所望の複数の方向に指向性を有する光を出射させることを可能とすることを課題とする。
本発明の1つの観点では、光源は、光を発光する発光手段と、前記発光手段より出射された光を複数の方向に屈折するプリズムと、を備え、前記プリズムは、前記発光手段が前記光を出射する方向からの平面視で互いに対向するように複数の傾斜面が形成され、前記複数の傾斜面によって、前記光を前記複数の方向に屈折させる。
上記の光源は、例えば2画面表示を行うことのできる液晶装置に用いられる照明装置用の光源であり、発光手段と、プリズムとを備える。前記発光手段は、例えばLED(Light Emitting Diode)であり、光を発光する。前記プリズムは、前記発光手段より出射された光を複数の方向に屈折するものであり、前記発光手段が前記光を出射する方向からの平面視で互いに対向するように複数の傾斜面が形成され、前記複数の傾斜面によって、前記光を前記複数の方向に屈折させる。これにより、光源は、複数の方向に光を出射することができる。つまり、このようにすることで、プリズムシートなどの他の光学部材で光の指向性を制御する必要がなくなり、光源のみで光を所望の複数の方向に指向性を持たせることができる。
上記の光源の他の一態様は、前記複数の傾斜面の傾斜角は、互いに異なる角度となっている。これにより、各傾斜角を有するプリズムの斜面より出射される光の指向性を夫々で異ならせることができる。
上記の光源の他の一態様は、前記複数の傾斜面の傾斜角は、12.1〜45[°]の範囲内に設定されている。これにより、2画面表示を行うことのできる液晶装置に用いられる照明装置として最適な光源となる。
上記の光源の他の好適な実施例は、前記光の出射方向に沿った前記プリズムの断面形状は、凹型となっている。
上記の光源の他の好適な実施例は、前記光の出射方向に沿った前記プリズムの断面形状は、凸型となっている。
本発明の他の観点では、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光源が平面的に複数配列され、該光源の配列面に交差する方向に光を出射する姿勢で設置されて面状光源を構成しているとともに、前記光源がそれぞれ該光源の配列面に交差する複数の方向に指向性を備えた光出射角特性を有している。
本発明の更なる他の観点では、請求項6に記載の照明装置と、前記照明装置により出射された光が透過することにより照明される液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの面上に配置され、互いに隣接するサブ画素の間に対応してスリットが位置している視差バリアと、を備える。これにより、本発明の液晶装置は、光源から出射される光の利用効率を高めることができる。
本発明の他の観点では、上記の液晶装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器を構成することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[液晶装置]
図1は、本実施形態に係る液晶装置100の断面図である。本実施形態に係る液晶装置100は、視差バリア方式の画像表示装置であり、例えば、異なる観察位置に位置する複数の観察者に異なる画像を表示する2画面表示を行うことができる。
図1に示すように、本実施形態に係る液晶装置100は、主に、視差バリア9と、液晶表示パネル20と、照明装置10より構成される。
液晶表示パネル20は、基板1、2がシール材3を介して貼り合わされてなる構造を有し、基板1、2の間には、液晶4が封入されてなる。基板1の内面上には、1ドットのサブ画素SGa、SGb毎に画素電極5が形成されている。基板2の内面上には、カラーフィルタたるRGBの各色の着色層6及び対向電極7が全面に形成されている。なお、RGBの各色の着色層6は、画素電極5に対応する位置に形成されている。また、基板1の外面上には、上偏光板12aが配置され、基板2の外面上には、下偏光板12bが配置される。
液晶表示パネル20の背面側には、一定の距離を空けて照明装置10が設置される。照明装置10は、液晶表示パネル20に光を透過することにより照明する。
液晶表示パネル20の光の出射面側には、視差バリア9が配置される。視差バリア9は、所定の間隔でスリット9Sが設けられているパネルである。視差バリア9は、スリット9Sの設けられている部分のみが光を透過する透過領域として機能し、それ以外の部分は光を透過しない遮光領域として機能する。視差バリア9は、例えば、2枚の基板の間に液晶を挟持してなる構成を有し、当該液晶の配向を制御することで、スリット9Sとして機能する透過領域と、光を透過しない遮光領域とを形成する。スリット9Sは、液晶表示パネル20における互いに隣接するサブ画素SGa、SGbの間に対応して位置している。
照明装置10は、光源15を、例えばマトリクス状に複数配置してなる構造を有している。光源15は、光の出射口が液晶表示パネル20に向けられており、左右の2方向に光La、Lbを出射することができる。即ち、光源15は、平面的に複数配列され、光源15の配列面に交差する方向に光を出射する姿勢で設置されて面状光源を構成しているとともに、光源15がそれぞれ当該光源15の配列面に交差する複数の方向に指向性を備えた光出射角特性を有している。なお、液晶表示パネル20の背面側に一定の距離を空けて照明装置10が設置される理由は、液晶表示パネル20の背面側に接して照明装置10が設置されると、光La、Lbが、十分に拡散する前に液晶表示パネル20に到達してしまい、表示画面上における輝度ムラの原因となるからである。
照明装置10より出射した光La、Lbは、液晶表示パネル20に入射し、着色層6を透過した後、液晶表示パネル20より出射する。液晶表示パネル20より出射した光La、Lbは夫々、スリット9Sを通して、異なる観察位置に位置する複数の観察者11a、11bに入射する。
図1に示す液晶装置100において、観察者11aに入射する光Laが透過するRGBの着色層6を着色層Ra、Ga、Baとして示し、観察者11bに入射する光Lbが透過するRGBの着色層6を着色層Rb、Gb、Bbとして示す。従って、各色の着色層Ra、Ga、Baを有するサブ画素SGaは、観察者11aに入射する光Laが透過する液晶表示パネル20のRGBの各色のサブ画素を夫々示し、各色の着色層Rb、Gb、Bbを有するサブ画素SGbは、観察者11bに入射する光Lbが透過する液晶表示パネル20のRGBの各色のサブ画素を夫々示す。
例えば、破線で示すように、着色層Gaを透過した光Laは、着色層Ga、Bbの間に対応して位置しているスリット9Sを通過することにより、観察者11aに入射する。一方、着色層Bbを透過した光Lbは、当該スリット9Sを通過した後、観察者11bに入射する。
本実施形態に係る液晶装置100では、照明装置10の光源15が左右の指向性を有する光を出射することができるので、一般的な2画面表示を行うことのできる液晶装置と比較して、スリット9の遮光領域で遮られる光の量を少なくすることができる。従って、本実施形態に係る液晶装置100では、照明装置10の光源15から出射される光の利用効率を高めることができる。
(光源の構成)
次に、本実施形態に係る光源15の構成について述べる。図2は、光源15の断面図を示している。光源15は、白色LED(Light Emitting Diode)26とプリズム25より構成される。白色LED26は、白色光を発光するLEDであり、主に、枠体21と、青色LED24と、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体23より構成される。枠体21は、樹脂などにより形成され、すり鉢状の凹部を有しており、凹部の内面にはメッキ処理等により光を反射する反射膜が形成されている。青色LED24は、枠体21の凹部の底面に設置されている。青色LED24は、電流Iが流されることにより青色光を発光する。青色LED24は、YAG系蛍光体23が混ぜられたシリコン(Si)などの透明な樹脂22と共に、当該枠体21の凹部内に封止材27によって封止されている。
青色LED24より出光した青色光は、YAG系蛍光体23を励起することによって黄色光(図2における破線矢印Y)を生成する光と、樹脂22をそのまま透過して青色光として出光する光(図2における波線矢印B)とに分かれる。白色LED26は、樹脂22をそのまま透過した青色光とYAG系蛍光体23が励起されることによって出光した黄色光を混光することで、白色光たる光Lを生成する。
白色LED26より出射された光Lは、プリズム25に略垂直に入射する。プリズム25は、例えばシリコンなどの樹脂で形成されており、その断面形状は、谷形状の凹型に形成されている。プリズム25は、2つのプリズムの傾斜角(以下、単に「プリズム傾斜角」と称す)θAa、θAbを有している。プリズム25に入射した光Lは、液晶表示パネル20へ向けて出射する際に、プリズム傾斜角θAaを有するプリズムの斜面Sa、プリズム傾斜角θAbを有するプリズムの斜面Sbで夫々屈折されて、左右方向の光La、Lbとして出射する。図2では、光源15の光の出射口から液晶表示パネル20に向かう方向p1に対する、光Laの出射角、光Lbの出射角を夫々、θBa、θBbとする。なお、以下の説明では、左右方向の光La、Lbを区別しないで説明する場合には、添字a、bを省略して示すこととする。例えば、プリズム傾斜角θAaとプリズム傾斜角θAbとを区別しないで示す場合には、単に傾斜角θAとして示すこととし、出射角θBaと出射角θBbとを区別しないで示す場合には、単に出射角θBとして示すこととする。
次に、本実施形態に係る光源15における光の出射角とプリズム傾斜角との関係について述べる。図3は、プリズム25における波線30で囲まれた部分の拡大図を示している。具体的には、プリズム傾斜角θAaを有するプリズムの斜面Saの拡大図である。
光Lは、プリズム25に略垂直に入射するので、プリズムの斜面Saに入射するときの当該斜面Saに垂直な方向p2に対する光Lの入射角はθAaとなる。従って、プリズムの斜面Saより出射するときの当該斜面Saに垂直な方向p2に対する光Laの出射角をθCaとし、プリズム25の屈折率をnとすると、入射角θAaと出射角θCaとの関係は、スネルの法則を用いて以下の式で示すことができる。
sin(θAa)/sin(θCa)=1/n (1)
図3より分かるように、光Laの出射角θBaは、θBa=θCa−θAaで表すことができるので、式(1)は以下の式で書き直すことができる。
sin(θAa)/sin(θBa+θAa)=1/n (2)
式(2)から分かるように、出射角θBaは、プリズム傾斜角θAa、プリズム25の屈折率nによって決まることが分かる。なお、出射角θBbについても、上述したのと同様にして以下の式(3)を求めることができる。従って、出射角θBbについても、プリズム傾斜角θAb、プリズム25の屈折率nによって決まる。
sin(θAb)/sin(θBb+θAb)=1/n (3)
従って、上述の式(2)と式(3)をまとめて以下の式(4)で示すことができる。
sin(θA)/sin(θB+θA)=1/n (4)
図4は、プリズム25がシリコン(n=1.41)で形成されているとしたときの上述の式(4)より求められたプリズム傾斜角θAと出射角θBとの関係を示す図表である。
図4より分かるように、プリズム傾斜角θAの範囲が12.1〜45[°]となる場合、出射角θBの範囲は5〜40.57[°]となる。なお、プリズム傾斜角θAを45°よりも大きくすることはできない。なぜならば、光Lがプリズム25に略垂直に入射する場合、プリズム傾斜角θAが45°よりも大きくなると、光Lはプリズム25の斜面で全反射してしまうからである。
液晶表示パネル20において2画面表示を行う上で好適な光源の出射角θBの範囲は5〜60[°]であり、特に好適な出射角θBの範囲は35〜45[°]である。従って、図4より分かるように、プリズム傾斜角θAが12.1〜45[°]となる範囲は、液晶表示パネル20において2画面表示を行う上で好適な範囲となっており、特に好適なプリズム傾斜角θAの範囲は44〜45[°]である。
以上に述べたように、本実施形態に係る光源15では、光を発光する白色LED26と、当該白色LED26より出射された光Lを複数の方向に屈折するプリズム25と、を備え、プリズム25は、上述したプリズムの斜面Sa、Sbに示されるように、当該白色LED26が光Lを出射する方向からの平面視で互いに対向するように複数の傾斜面が形成され、当該複数の傾斜面によって、光Lを前記複数の方向に屈折させる。これにより、光源15は、複数の方向に光を出射することができる。つまり、このようにすることで、プリズムシートなどの他の光学部材で光の指向性を制御する必要がなくなり、光源15のみで光を所望の複数の方向に指向性を持たせることができる。
また、本実施形態に係る光源15では、プリズム傾斜角θAaとプリズム傾斜角θAbを互いに異なる角度とすることもできる。このようにすることで、光La、Lbの夫々の出射方向を異ならせることができる、即ち、プリズム傾斜角θAaを有する斜面Sa、プリズム傾斜角θAbを有する斜面Sbの夫々より出射される光の指向性を夫々で異ならせることができる。
[変形例]
次に本発明の変形例について述べる。図5は、本発明の変形例に係る光源15の断面図を示している。
変形例に係る光源15では、プリズム25が谷形状の凹型に形成されている上述の実施形態に係る光源15と異なり、プリズム25の断面形状は、山形状の凸型に形成されている。この場合においても、プリズム25は、2つのプリズム傾斜角θAa、θAbを有しており、プリズム25に入射した光Lは、液晶表示パネル20へ向けて出射する際に、プリズム傾斜角θAaを有するプリズムの斜面Sa、プリズム傾斜角θAbを有するプリズムの斜面Sbで夫々屈折されて、左右方向の光La、Lbとして出射する。そして、白色LED26より出射された光Lの進む方向に対する、光Laの出射角をθBaとし、光Lbの出射角をθBbとすると、先に述べた式(1)〜(4)が成立する。また、プリズム傾斜角θAと出射角θBの関係は、図4の図表に示したのと同じ関係となる。従って、変形例に係る光源15は、上述の実施形態に係る光源15と同様の効果を有する。
なお、変形例に係る光源15を用いた場合、プリズム25の形状が山形状になっているため、例えば振動の発生等により、液晶表示パネル20と接することで破損する恐れがある。そのため、照明装置10に用いられる光源15としては、変形例に係るものを用いるよりも、プリズム25の形状が谷形状となっている上述の実施形態に係るものを用いる方が望ましい。
また、光源15の構造としては、上述の実施形態で述べた構造には限られず、代わりに、図6(a)、(b)に示すように、プリズム25が枠体21に組み込まれているものを用いるとしてもよいのは言うまでもない。
また、上述の実施形態では、光源15には、白色LED26が用いられるとしているが、これに限られるものではなく、代わりに、他の色のLED、例えば、RGBの各色のLEDが用いられるとしてもよいのは言うまでもない。
さらに、上述の実施形態では、液晶装置100は、2画面表示を行うとしているが、これに限られるものではなく、代わりに立体画像表示を行うとしてもよいのは言うまでもない。この場合、隣り合うサブ画素SGa、SGbには、右目用の画像、左目用の画像が夫々表示され、液晶表示パネル20より出射した光La、Lbは、スリット9Sを通して、観察者の左右の目に夫々入射する。
[電子機器]
次に、上述した各実施形態に係る液晶装置100を適用可能な電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
まず、各実施形態に係る液晶装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示装置100等を適用した表示部713とを備えている。
また、各実施形態に係る液晶装置100は、液晶テレビや、カーナビゲーション装置の表示部に適用されるのが特に好適である。例えば、カーナビゲーション装置の表示部に本実施形態に係る液晶装置100を用いることにより、運転席にいる観察者に対しては、地図の画像を表示し、助手席にいる観察者に対しては、映画などの映像を表示することができる。
なお、各実施形態に係る液晶装置100等を適用可能な電子機器としては、上述したものの他にも、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電卓、携帯電話、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
本実施形態に係る液晶装置の断面図である。 本実施形態に係る光源の断面図である。 プリズムの拡大断面図である。 プリズム傾斜角と出射角の関係を示す図表である。 変形例に係る光源の断面図である。 変形例に係る光源の断面図である。 本発明の液晶装置を適用した電子機器の例である。
符号の説明
15 光源、 21 枠体、 22 樹脂、 23 YAG蛍光体、 24 青色LED、 25 プリズム、 26 白色LED

Claims (8)

  1. 光を発光する発光手段と、
    前記発光手段より出射された光を複数の方向に屈折するプリズムと、を備え、
    前記プリズムは、前記発光手段が前記光を出射する方向からの平面視で互いに対向するように複数の傾斜面が形成され、前記複数の傾斜面によって、前記光を前記複数の方向に屈折させることを特徴とする光源。
  2. 前記複数の傾斜面の傾斜角は、互いに異なる角度となっていることを特徴とする請求項1に記載の光源。
  3. 前記複数の傾斜面の傾斜角は、12.1〜45[°]の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源。
  4. 前記光の出射方向に沿った前記プリズムの断面形状は、凹型となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源。
  5. 前記光の出射方向に沿った前記プリズムの断面形状は、凸型となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光源が平面的に複数配列され、該光源の配列面に交差する方向に光を出射する姿勢で設置されて面状光源を構成しているとともに、前記光源がそれぞれ該光源の配列面に交差する複数の方向に指向性を備えた光出射角特性を有していることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6に記載の照明装置と、
    前記照明装置により出射された光が透過することにより照明される液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの面上に配置され、互いに隣接するサブ画素の間に対応してスリットが位置している視差バリアと、を備えることを特徴とする液晶装置。
  8. 請求項7に記載の液晶装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
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