JP2008071165A - 項目指示装置及び項目指示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転部材のように連続入力が容易な操作部材で項目の指示操作を行った際にも、確実かつ素早く項目の指示が可能となる項目指示装置及び項目指示方法を提供する。
【解決手段】 複数の項目を表示部に表示させた状態で、タッチセンサーやロータリーエンコーダー309に行った操作の変位をシステム制御回路50が検出し、検出された変位に基づいて複数の項目の指示が可能であり(S3010)、特定の条件(S3012)が満たされる場合に指示可能項目の端から他端へ指示枠を移動できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、項目を指示する際に利用する操作部材の挙動を制御する技術に関する。
現在、様々な電子機器が開発され、高機能化が進んでいる。多彩な機能を持った機器の設定を変更する為に様々な項目指示方法が用いられている。その中でも一般的なものとしては、設定可能項目の候補を縦或いは横一列に表示し、その方向に応じた方向ボタンを押下して指示枠を移動するという方法が用いられている。その場合、設定可能項目の一番端に指示枠が移動した後、更に端方向へ方向ボタンにて操作を行った場合、逆の端へ指示枠が瞬時に移動するものも知られている。
また、通常の方向ボタンの他に、回転操作部材等を用いて素早く候補を指示するものもある。特許文献1に示すミシンにおいては、回転操作部材にて選択項目を指示する際、選択項目の表示内容によっては回転操作部材の回転量に関係なく指示枠を特定の位置からは移動しないとしている。
特開平6−79073号公報
方向ボタンによる項目指示においては、確実な操作が可能である一方、連続して素早く入力する事は困難である。逆に回転操作部材においては連続して素早い操作は容易である一方、確実で堅実な操作は困難である。特許文献1によれば、選択項目が少数の場合には回転部材を操作してもその方向の端で指示枠が停止し、逆側の端へ移動しないとしている。しかしながら選択項目がどれくらいの数であれば端で停止させたら都合が良いかは個々人で異なり、必ず端で停止してしまっては都合の悪い場合も考えられる。また、項目が多数の場合であっても、回転部材の利点を活かし多くの移動をさせようと操作を行った場合、必ずしも選択項目の候補数以内すなわち操作方向の端手前で入力が完了する保証は無く、所望の場所よりも行き過ぎてしまう事は十分に考えられる。
そこで本発明では、回転部材のように連続入力が容易な操作部材で項目の指示操作を行った際にも、確実かつ素早く項目の指示が可能となる項目指示装置及び項目指示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、複数の項目を表示部に表示させる表示制御手段と、
ユーザーの操作部に対する変位あるいは操作部の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された変位に基づいて前記複数の項目の指示が可能であり、
特定の条件が満たされる場合に限り特定の区切りをこえた項目の指示が可能である指示手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、確実かつ素早く所望の項目の指示が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタルカメラ100の構成を示す機能ブロック図である。本実施形態ではデジタルカメラ100に本発明を適用する例を説明するが、本発明はこれに限られるものではなく撮像機能を備えないPC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話、PDA、画像閲覧ビュアーなどの項目指示装置にも適用可能である。
また、本実施形態のデジタルカメラ100には、デジタル記憶媒体(例えば、EEPROMやハードディスク等のメモリ媒体)にデジタル画像データを記録するデジタルカメラが含まれる。デジタルカメラには、例えば、デジタルムービーカメラ、デジタルスチルカメラ、又は、それらの複合機などが含まれる。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、RAM30、圧縮伸長回路32を制御する。
A/D変換器16の出力データが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16の出力データが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはRAM30に書き込まれる。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介してLCDや有機ELディスプレイ等の表示部28により表示される。
また、表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
RAM30は撮影した静止画像や動画像、記憶媒体200や不揮発性メモリ56など他の記憶媒体から読み込んだ画像を格納する記憶装置である。また、RAM30はシステム制御回路50の作業領域としても使用される。
圧縮伸長回路32は、RAM30に格納された画像を読み込んで周知のデータ圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをRAM30に書き込む。処理を終えてRAM30に書き込まれたデータは、システム制御回路50によって更に画像表示に適したサイズにリサイズされ画像表示メモリ24に書き込まれる。
システム制御回路50は例えばCPUであり、メモリ52に記憶されたプログラムを実行することによりデジタルカメラ100全体を制御する。したがって本発明においてシステム制御回路50は表示制御手段としても機能する。メモリ52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
モード切替部60、第1シャッタースイッチSW1(62)、第2シャッタースイッチSW2(64)、操作部70は、システム制御回路50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替部60は、例えば静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードを切り替え設定することが出来る。
第1シャッタースイッチSW1(62)は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中(半押し)でONとなる。第1シャッタースイッチSW1(62)がONとなるとAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
第2シャッタースイッチSW2(64)は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でONとなり、撮像素子14からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作開始を指示する。
第2シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、撮像素子14は撮影レンズ10、シャッター12を介して結ばれた被写体像を光電変換してアナログの画像データを出力する。撮像素子14から出力された画像データはA/D変換器16でデジタル信号に変換される。A/D変換器16を通った画像データは画像処理回路20で所定の信号処理を施され、RAM30に一時記録される。RAM30に記録された画像データはシステム制御回路50の制御により圧縮伸長回路32で周知の圧縮処理を施され、後述の記録媒体200等の各種記録媒体に記録される。
操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなる。具体的に例示すると以下の通りとなる。メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン。再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン。各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、各種機能の決定及び実行を設定する決定ボタン。表示部28のON/OFFを設定する表示ボタン。撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ。撮影時にズームと広角を調節する、あるいは再生時に拡大/縮小を調節する、1画面表示/マルチ画面表示を切り替えるズーム操作部。JPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するための圧縮モードスイッチ。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える。
電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいて、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
電源86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、或いはACアダプター等からなり、コネクタ82及び84によってデジタルカメラ100に取り付けられる。
メモリカードやハードディスク等の記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202と、デジタルカメラ100とのインターフェース204及びコネクタ206を有している。記録媒体200は、媒体側のコネクタ206とデジタルカメラ100側のコネクタ92とを介してデジタルカメラ100に装着される。コネクタ92にはインターフェース90が接続される。記録媒体200の装着有無は、記録媒体着脱検知部98によって検知される。
なお、本実施形態ではデジタルカメラ100が記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを1系統持つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数を含む任意の数備えることができる。また、系統毎に異なる規格のインターフェース及びコネクタを用いても良い。
バリア102は、デジタルカメラ100の、レンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止する。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。
コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する。
図2は、デジタルカメラ100の外観構成の一例を示す図である。
なお、65、301〜309は図1の操作部70に含まれるものである。
表示部28は、撮影時に被写体に対するスルー画像の表示や、画像再生時には記録してある画像の表示を行い、またデジタルカメラ100の状態に応じて撮影情報や設定項目等をGUI表示する。
メニューボタン301は、各種の撮像条件の設定のため、及び、デジタルカメラ100の状態を表示させるためのメニューを表示するためのボタンである。メニューは、選択可能な、及び、値を変更可能な複数の項目のうち少なくともいずれかを含むように構成される。
決定ボタン302は、メニューにおいて値や項目を決定又は選択するためのボタンである。システム制御部50は、決定ボタン302が押下されると、その時に選択されている値や項目を決定又は選択する。
表示ボタン303は、撮像した画像についての撮像情報の表示・非表示を選択したり、表示部28をEVFとして機能させるか否かを切り替えたりするためのボタンである。
SETボタン304は、種々のメニュー画面において、さらに詳細な条件等を設定するためのメニュー画面に移行するためのボタンである。
65はズーム操作部、61はシャッターボタンである。
方向ボタン305〜308(左ボタン305、右ボタン306、上ボタン307、下ボタン308)は、カーソルや指示枠、またはハイライト部等のような、複数の選択候補の中で指示されている選択候補を変更するための上下左右に配置されたボタンである。方向また、指示されている選択候補を特定する指標(例えば画面中に表示するポインタ)の位置を変更するためにも用いられる。方向ボタン305〜308はまた、数値(例えば、補正値や日時等を示す数値など)を増減させるためなどにも使用されうる。本発明においては、方向ボタン305〜308における指示枠移動時は、複数の項目の列の端に居て更に端方向への方向ボタンを押した場合には瞬時に反対側端の項目へ指示枠は移動する。
ロータリーエンコーダー309は回転可能な操作部材であり、方向ボタン305〜308と共に項目を指示する指示枠移動に使用される。本発明においては、ロータリーエンコーダー309による指示枠移動時は、ロータリーエンコーダーが回転動作を続け入力が連続的に行われている限りは、複数の項目による列の端の項目上で指示枠は止まりそれ以上動かない。しかし一旦ロータリーエンコーダーの回転を停止させ、一瞬の間隔を空けて再びロータリーエンコーダーを同方向に回転操作させた場合には列の反対側端の項目へ指示枠が移動する。
電源スイッチ72は、デジタルカメラ100を起動及び停止させるため、又は、デジタルカメラ100の主電源をON/OFFするためのボタンである。
モード切替部60により、デジタルカメラ100は画像を撮影するための撮影モードと画像を再生するための画像閲覧モードに切り替えられる。
<第一の実施形態>
以下、図3を参照して本実施例のデジタルカメラ100における項目指示処理について説明する。
図3は、項目指示処理の流れの一例を示すフローチャートであり、デジタルカメラ100が何かしらの設定項目を指示する実施形態について示したものである。デジタルカメラ100での項目指示処理には例えば静止画撮影モードにおいてSETボタン304を押下して表示される撮影に係る設定を行う画面や、再生モードにおいてメニューボタン301を押下して表示される再生に係る設定を行う画面などがある。例えば撮影に係る設定を行う画面では、撮影に係る各種設定項目が一覧表示され,その中から任意の項目を指示枠(カーソル)で指示し,決定ボタン302を押すことによって選択決定する。この時の各種設定項目一覧表示の中から任意の項目を指示枠(カーソル)で指示する際の処理に図3の処理が適用可能である。更に選択した設定項目で設定可能なパラメータの候補が一覧表示され、その中から任意の候補を指示枠で指示し、決定ボタン302で選択決定するといったことが行われる。この時の設定可能なパラメータの候補一覧から任意の候補を指示枠で指示する際の処理にも図3の処理が適用可能である。このように本発明は適用する場面を特に限定せずに様々な場面で適用可能であり、一般的に複数の項目が表示されて、その中から指示枠(カーソル)などで任意の項目を指示していく場面全てに適用可能である。本実施形態では、方向ボタン305〜308の他に連続入力が容易な操作部材として、回転操作部材であるロータリーエンコーダー309を用いて説明する。
図6に一般的なロータリーエンコーダーの内部的な模式図を示す。同心円状の基盤601に複数個(図6では8個)の導電体や磁石等の物質で接点602が固定されている。その上或いは隣に接する様にして一つの接点603が付いた回転部分604が取り付けられている。回転部分604がユーザー操作により回転され、接点603が基盤601の接点602と接する事により電気的に信号を作り出す。この信号によりシステム制御回路50は、接点602のうちいずれの場所の接点が接触しているかを判断する。ソフトウェア的に非常に短い時間間隔(msecオーダー)でその接触状態を確認し、前回の接触位置と比較した結果何接点分移動しているかを判断することでシステム制御部50は回転部材604の変位を検知する。接触状態を確認する時間間隔は前述したようにソフトウェア的に非常に短い時間であるため、人間にとってはその時間間隔は無視して考えることができ、操作者にとっては操作した分だけの変位量がリアルタイムに検知されるとみなすことができる。以上から、本実施形態でのロータリーエンコーダーの操作の定義づけとして、一定以上の角度を回転させて変位量が検知された場合の事とする。またロータリーエンコーダーの構造に関しては本発明に拠るものではないので必ずしも前述した方式である必要はなく、結果的に回転操作が確認できる操作部材であればどのような形のものでもよい。
図3の項目指示処理を開始すると、ステップS3001にて、システム制御回路50は、デジタルカメラ100が何らかの項目指示状態であるかどうかを判断する。項目指示状態とは複数の指示可能項目が表示され、そのうちの一つに指示枠が当てられて表示された状態であり、図5A〜図5Cによって模式的に示されるものである。デジタルカメラ100が項目指示状態でれば、ステップS3002に進む。
ステップS3002では、決定ボタンが押されたかどうかを判断する。決定ボタンが押された場合には指示枠が当たっている項目が選択決定されて項目指示状態は終了し、次の項目指示状態になるまで待つ。決定ボタンが押されていない場合には、ステップS3003に進む。
ステップS3003では指示枠の操作可能な方向の方向ボタン305〜308のいずれかが押されたかどうかを判断する。指示枠の操作可能な方向ボタン305〜308のいずれかが押された場合、ステップS3004に進む。方向ボタン305〜308のいずれも押されていなければステップS3008に進む。
ステップS3004にて回転部材であるロータリーエンコーダーの連続入力判定に使用するタイマーをリセットする。このタイマーについては後述する。タイマーをリセットするとステップS3005に進む。
ステップS3005では、指示枠が現在の位置からステップS3003で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できるか否かを判断し、指示枠がそれ以上移動できると判断した場合にはステップS3007に進む。これは例えば図5Aに示す位置である。模式的に数字の1〜7で図示した指示可能項目は左右方向に展開表示され、指示枠501が3の指示可能項目に当たっている。この場合、右あるいは左方向に指示枠の操作が可能であるので、S3003では右ボタン3006か左ボタン3005が押されると指示枠の操作可能な方向の方向ボタンが押されたと判断される。図5Aにおいて指示枠501は右方向にも左方向に移動可能である。また、図5B、図5Cに示す位置では指示枠501は指示可能項目列のそれぞれ左端、右端の項目に当たっているが、S3003で押下された方向ボタンがそれぞれ右ボタン306、左ボタン305ならば押下された方向ボタンの方向に移動可能である。
ステップS3007では、ステップS3003で押下された方向ボタンの方向へ指示枠を1つ移動させる。移動させるとステップS3002に戻り処理を繰り返す。
S3005で指示枠が現在の位置からステップS3003で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できないと判断されるとステップS3006へ進む。これは例えば図5Bと図5Cに示す位置である。図5Bでは指示枠501が一覧表示される指示可能項目の中で一番左端の1の指示可能項目に当たっている。この場合指示枠501をさらに左に移動させることはできない。したがってステップS3003で左ボタン305が押下されていた場合には、S3005で指示枠が現在の位置からステップS3003で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できないと判断される。同様に図5Cでは指示枠501が一覧表示される指示可能項目の中で一番右端の7の指示可能項目に当たっており、指示枠501をさらに右に移動させることはできない。したがってステップS3003で右ボタン306が押下されていた場合には、S3005で指示枠が現在の位置からステップS3003で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できないと判断される。
ステップS3006では指示枠を一覧表示される指示可能項目の列の反対側の端の項目へ移動させる。これは例えば、図5Bで言えば左端にあった指示枠501が一番右端の7の指示可能項目に、図5Cで言えば右端にあった指示枠501が一番左端の1の指示可能項目に移動することをさす。指示枠を反対側の端の項目に移動すると、ステップS3002に戻り処理を繰り返す。このようにステップS3002〜ステップS3006及びS3007を繰り返すことにより、方向ボタンでの指示枠移動が行われる。
ステップS3008では回転部材であるロータリーエンコーダーが操作されたかどうかを判断する。ロータリーエンコーダー操作が行われていない場合には、ステップS3002へと戻り処理を繰り返す。ロータリーエンコーダー操作が行われた場合には、ステップS3009へと進む。
ステップS3009では指示枠が現在の位置からステップS3008でのロータリーエンコーダーの操作方向にそれ以上移動できるか否かを判断し、指示枠がそれ以上移動できると判断した場合にはステップS3010に進む。これは例えば図5Aに示す位置である。なお、本実施形態ではロータリーエンコーダーの操作方向とは、ロータリーエンコーダーが時計回りに操作された際は右あるいは下、反時計回りに操作された場合は左あるいは上であるものとする。図5Aにおいて指示枠501は右方向にも左方向に移動可能である。図5Aにおいて指示枠501は右方向にも左方向に移動可能である。また、図5B、図5Cに示す位置では指示枠501は指示可能項目列のそれぞれ左端、右端の項目に当たっているが、S3003で押下された方向ボタンがそれぞれ右ボタン306、左ボタン305ならば押下された方向ボタンの方向に移動可能である。
ステップS3010ではステップS3008でのロータリーエンコーダーの操作方向へ指示枠を移動する。続いてステップS3011にてロータリーエンコーダーの操作が連続で行われている旨を判断する為のタイマーをセットする。連続入力判断用のタイマーにセットする時間は設計事項なので特に定義はしないが、現実的な時間としては0.5秒〜1.0秒程度である。タイマーをセットするとステップS3002へ戻り処理を繰り返す。
ステップS3009では指示枠が現在の位置からステップS3008でのロータリーエンコーダーの操作方向にそれ以上移動できないと判断されるとステップS3012に進む。これは例えば図5Bと図5Cに示す位置である。前述のように図5B、図5Cでは指示枠501が左端、右端にあり、ステップS3008におけるロータリーエンコーダーの操作方向がそれぞれ左、右である場合指示枠はロータリーエンコーダーの操作方向にそれ以上移動できないと判断される。
ステップS3012ではステップS3011でセットしたタイマーのカウンタがタイムアウトしているかどうか調べる。タイマーがタイムアウトしていない場合は前回のロータリーエンコーダーの操作から十分な時間が経過しておらず、今行われた操作は前回の操作から連続した一連のロータリーエンコーダー操作入力だと判断し、指示枠は移動せずそのままの位置を保つ。ただしその場合であってもロータリーエンコーダー操作は行われた為、ステップS3011へと進み連続入力判断用のタイマーは再びセットされる。タイマーをセットするとステップS3002に戻り処理を繰り返す。すなわち指示枠がロータリーエンコーダーの操作方向にそれ以上移動できない、指示可能候補列の端に居る場合においては、一定の時間以内に連続してロータリーエンコーダーを操作し続けている限りステップS3013へは進まない。
ステップS3012においてタイマーがタイムアウトしている場合は、前回のロータリーエンコーダー入力から一定の時間が経過し連続入力ではないと判断し、ステップS3013へと進む。ステップS3013では一覧表示される指示可能項目の列の反対側の端の項目へ移動させる。これはステップS3006で前述した挙動と同様である。この場合も続いてステップS3011へ進み、再びタイマーがセットされる。タイマーをセットするとステップS3002に戻り処理を繰り返す。
これらステップS3002〜ステップS3011の処理を繰り返す事によりロータリーエンコーダーを用いての指示枠移動を行う。尚、ステップS3003にて方向ボタンが押された場合には、ステップS3004にてタイマーがリセットする事により、ロータリーエンコーダーの連続入力状態は解除される。
以上の本実施形態では、項目指示の際、ロータリーエンコーダーを用いた一回の操作では、ロータリーエンコーダーを一定以上回しても指示枠は指示可能項目の列の端で一端停止し、指示可能項目の列の他端へ移動することはない。従ってユーザーは誤って指示したい項目を通り過ぎるほどロータリーエンコーダーを回してしまっても、目標とする項目を大きく見失うことはない。また、ロータリーエンコーダーを一定以上回して指示枠が指示可能項目の列の端で一端停止しても、一度回すのをやめて再度同じ方向へロータリーエンコーダーを回すことにより、指示枠は指示可能項目の列の他端へ移動し、そこからまた指示枠が移動していく。したがって指示可能項目の数が多い場合でも素早い指示枠の移動が可能である。
一方、方向ボタンにおいては、指示可能項目の列の端で指示枠を一端停止させるということはしない。これは方向ボタンがロータリーエンコーダーほど連続入力に特化していないため、ユーザーが誤って指示したい項目を通り過ぎるほど方向ボタンを押し過ぎるという可能性が低いためである。ロータリーエンコーダーでは、指示可能項目列の端から他端へ指示枠を移動させた場合、連続入力が容易であるという特性ゆえに、一度の操作で他端の一番端の項目を指示することは難しい。しかし方向ボタンによる操作ではボタンを押した数しか指示枠が移動しないため、指示可能項目列の端の項目から他端の項目へ一度で確実な指示枠の移動が行える。
また本実施形態における項目指示方法によれば、ユーザーが指示したい項目が指示可能項目列のほぼ端のほうにあることがわかっている場合、以下のような操作も可能である。まずロータリーエンコーダーを大雑把に素早く回し、指示枠を指示したい項目近くの端で一旦停止させる。その後、方向ボタンを用いて指示したい項目まで指示枠を確実に移動させる。
以上のようにユーザーはそれぞれの操作部材の利点に合わせて素早く確実に指示したい項目の指示を行う事が可能となる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態について図4を用いて説明する。第一の実施形態では連続入力が容易な操作部材としてロータリーエンコーダーを用いて説明したが、ここでは感圧式のタッチセンサーを円状に配置し、擬似的な回転操作部材を形成したものを用いる。感圧式のタッチセンサーでは部材自体は回転しないが、ユーザーが円状の操作部材に触れたことを感知できると共に、その円を軽くなぞる事によりロータリーエンコーダーを回転させた場合のような操作を提供するものである。
図7に感圧式のタッチセンサーの内部的な模式図の例を示す。円状の操作部材701の内部には可変抵抗702が円状に配置されている。可変抵抗702には電圧がかけられており、操作者が円状の操作部材701の縁に触れると、その触れた位置により内部に配置されている可変抵抗702の抵抗値が変化する。その抵抗値をAD変換しソフトウェアが非常に短い時間(msecオーダー)間隔で読み取る。読み取った値を前回の値と比較し、ある一定の差があればそれを以って操作が行われたと判断し、その変位量を通知する。一定の差としては特に規定された値は無いが、本実施形態では円を8分割し、前回の値と1/8円以上の差が認められればそれをユーザーが操作部材701に触れた位置の1変位量として判断し、前回のからいくつの変位量かを通知する。ここでもソフトウェアが値を読み取る時間間隔は非常に短い為、人間にとってはその確認時間は無視して考えることができ、操作を行う者にとっては操作と同時に操作した分だけ変位量が検知されるとみなすことができる。また、変位量の他に単純に操作者が部材に触れているかどうかも検知する事が可能である。
図4のステップS4001〜ステップS4003、ステップS4005〜ステップS4007は、第一の実施形態である図3のステップS3001〜ステップS3003、ステップS3005〜ステップS3007とほぼ同様であるので説明を省略する。
ステップS4004にてタッチセンサーが操作中であるかどうかを示す操作フラグを判断し、タッチセンサーが操作中である場合には方向ボタンの操作に対する処理は行わずにステップS4002へと戻る。なお本実施形態では、タッチセンサーから指が離されたかどうかを連続入力の判断として用いる為、図3のステップS3004に該当するタイマーのリセットは行わない。
ステップS4003で方向ボタンが押されていない場合、ステップS4008から続くタッチセンサーへの処理へ移行する。ステップS4008ではユーザーがタッチセンサーに触れているかどうかを判断する。タッチセンサーに触れていない場合はそのままステップS4002へ戻り入力待ち処理を続ける。タッチセンサーに触れている場合は、ステップS4009へ進む。
ステップS4009では、タッチセンサーが触れられているのみではなく円状をなぞって回転動作が行われたかどうかを判断する。回転動作が行われたと判断した場合にはステップS4010へ進む。なお、タッチセンサーがユーザーに触れられて円状をなぞって回転動作が行われることを、以下、タッチセンサーを回すと記載する。
ステップS4010では、指示枠が現在の位置からステップS4009で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できるか否かを判断し、指示枠がそれ以上移動できると判断した場合にはステップS4011に進む。これは前述のステップS3009からステップS3010に進む工程で説明した状態と同様である。
ステップS4011ではステップS4009でのタッチセンサーでの操作方向へ指示枠を移動する。続いてステップS4012にてタッチセンサーが連続した操作中である事を判断する為のフラグをOnにセットする。フラグをOnにセットするとステップS4017に進む。ステップS4017では決定ボタンが押下されたか否かを判定し、決定ボタンが押下されたと判定するとステップS4018に進み、指示枠が当たっている項目が選択決定されて操作中フラグをOffにセットし、ステップS4001まで戻る。ステップS4017で決定ボタンが押下されていないと判断するとステップS4009へ戻り処理を繰り返す。
一方ステップS4010にて指示枠が現在の位置からステップS4009で押下された方向ボタンの方向にそれ以上移動できないと判断されると、ステップS4015に進む。これは前述のステップS3009からステップS3012に進む工程で説明した状態と同様である。
ステップS4015ではタッチセンサーの操作中フラグがOnであるかどうかを判定する。操作中フラグがOnである場合、前回の操作から連続した操作中だと判断し、指示枠の移動は行わずにステップS4017に進み前述の処理を行う。操作中フラグがOnでなかった場合、ステップS4016に進む。
ステップS4016では指示枠を一覧表示される指示可能項目の列の反対側の端の項目へ移動させる。これはステップS3006で前述した挙動と同様である。この場合も続いてステップS4012へ進み、操作中フラグをOnにセットし、フラグをOnにセットするとステップS4017に進み前述の処理を行う。
ステップS4009でタッチセンサーを回していないと判断した場合、ステップS4013へ進みタッチセンサーを放したかどうかを判断する。タッチセンサーを放していないと判断した場合にはそのままステップS4017に進み前述の処理を行う。タッチセンサーを放したと判断した場合には、ステップS4014に進み、操作中フラグをOffにセットし、ステップS4002まで戻る。すなわち操作者がタッチセンサーを放す事で、ステップS4014にてタッチセンサーの一連の連続した操作が終了したことになる。これらステップS4008〜ステップS4016の流れを繰り返すことにより、タッチセンサーでの指示枠移動を行う。
本実施形態によれば、連続入力容易な操作部材として感圧式のタッチセンサーを円状に配置したものを用いたので,一回の連続した操作中であるか否かを、連続入力容易な操作部材に触れているか否かを条件として判断することができる。したがってユーザーがタッチセンサーに触れたまま操作を止めると、操作の変位は検出されないが、ユーザーがタッチセンサーに触れている限りは操作を一度止めたとは判定されない。
なお、本実施形態は第1の実施形態と併せて実施することも可能である。すなわち、一回の連続した操作中であるか否かを、操作の変位が一定時間内に検出されるか否か、ユーザーが連続入力容易な操作部材に触れているか否か、の少なくとも一方を判断基準として判断することができる。
<第三の実施形態>
その他、連続入力が容易な操作部材としては、一般的によく知られているトラックボール等の操作部材も挙げられる。トラックボールは球状の操作部材がある程度表面に露出しており、露出していない部分に二軸の移動量検知機構が備わっている。その様な二軸方向に操作可能な操作部材の場合、図8A〜図8Dの様に二次元上に行列に配置された指示項目を指示する際に本発明を適用するのに都合がよい。図8A〜図8Dではトラックボールのような二方向に操作可能な操作部材の操作によって指示枠801を上下左右に移動させることができる。このような場合に本発明を適用すると以下のような挙動となる。
図8Aでは一回の連続した操作中での右方向操作では指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて再び右方向に操作すると指示枠801は図中iに移動して更に操作した分だけ右方向に移動する。
図8Bでは一回の連続した操作中での下方向操作では指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて再び下方向に操作すると指示枠801は図中cに移動して更に操作した分だけ下方向に移動する。
図8Cでは一回の連続した操作中での下方向操作、あるいは右方向操作では指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて改めて下方向あるいは右方向に操作すると、指示枠801はそれぞれ図中d、図中mに移動して更に操作した分だけ操作した方向に移動する。
図8Dでは一回の連続した操作中でのどの方向の操作でも指示枠801は移動する。
なお、二次元上に行列に配置された指示項目を指示する際に使用可能な連続入力容易な操作部材はトラックボール等の二軸方向に操作可能な操作部材に限られるものではなく、前述のロータリーエンコーダーのような操作部材でも良い。その場合、順方向である時計回りによる操作で左上から右へ横向きに指示枠を移動し一列ずつ下がってから最後は右下へ、あるいは右上から下へ縦向きに指示枠を移動し一行ずつ左へ進み最後は左下へ、順次指示枠が移動する構成が考えられる。したがって本発明は例えば以下のように適用される。なおロータリーエンコーダーを時計回りに回すと操作方向は右あるいは下、反時計回りに回すと操作方向は左あるいは上と判断されるものとする。
図8Aでは一回の連続した操作中での操作方向が右である場合は指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて再び右に操作すると指示枠801は図中mに移動して更に操作した分だけ右方向に移動する。
図8Bでは一回の連続した操作中での操作方向が下である場合は指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて再び下方向に操作すると指示枠801は図中bに移動して更に操作した分だけ下方向に移動する。
図8Cでは一回の連続した操作中での操作方向が下あるいは右では指示枠801は移動しない。しかし操作を一旦止めて改めて下方向あるいは右方向に操作すると、指示枠801はそれぞれ図中c、図中aに移動して更に操作した分だけ操作した方向に移動する。
図8Dでは一回の連続した操作中でのどの方向の操作でも指示枠801は移動する。
このように、二次元上に行列に配置された指示項目を指示する際にも本発明を適用することができる。
<第四の実施形態>
第一、第二、第三の実施形態では汎用的な指示項目数にて説明したが、本発明は特に図9の様に指示項目が特に少ない、或いは二項目しか無い場合において特に効果を発揮する。例えばロータリーエンコーダーの様な操作部材にて図9を指示しようとした場合、端から逆端へすぐに移動してしまってはロータリーエンコーダー部材では特に1ノッチのみで操作するよう細心の注意を払わなければならない。本実施形態では一回の連続した入力をしている限りは端から他端へは移動しない為、大雑把な方向にロータリーエンコーダー部材を回す操作によっても指示したい端の項目を確実に選ぶことが可能となる。
<第五の実施形態>
第一〜第四の実施形態の実施形態では、項目指示処理において連続入力容易な操作部材における一回の連続した入力よる指示枠の移動は、指示可能項目の列または行列の端で一旦停止するとしていたが、一旦停止するのは必ずしも端でなくても良い。図10A〜図10Cに指示可能項目列の端以外で一旦停止する項目指示処理の例を示す。
図10A〜図10Cにおける指示可能項目の表示には予め図中0の項目、図中5の項目、図中10の項目、15の項目(不図示)…と、5つおきに予め定められた区切りが存在する。このとき、本発明を適用した連続入力容易な操作部材の操作による項目指示は以下の挙動を取る。
図10Aのように図中4の項目に指示枠101がある状態で連続入力容易な操作部材によって右方向に指示枠を移動させようと操作すると、一回の連続した操作では図中5の項目にしか移動しない(図10B)。一度操作を止め、改めて同じ方向に操作を行えば,操作の変位に応じて図中6の項目から順次指示枠101が移動し、図中10の項目に移動したところで一旦停止し、その時の1回の連続した操作中では図中10からそれ以上移動しない(図10C)。再び操作を一度止め、改めて同じ方向に操作をすれば更に図中11の項目から右の項目を指示することができる。
以上のように本実施形態では一回の連続した操作中に指示枠が一旦停止するのは指示可能項目の列の端に限らず、いくつかの項目ごとに予め定められた区切りがあればそこで一旦停止するように構成することができる。このような構成は特に指示可能項目の数が多いときに有効である。たとえば、予め定められた区切りまで連続入力容易な操作部材で大雑把に素早く指示枠を移動させ、一旦停止したところから連続入力容易な操作部材を慎重に操作するか、方向ボタンによって、素早く確実に指示したい項目を指示することができる。
なお、予め定められた区切りというのはいくつかの指示可能項目数毎に設けられてもよい。現在表示している指示枠101の位置から5項目ごとに区切りを設けるとすれば、一回の連続した操作中においては図10Aの図中4、図中9、14(不図示)の項目で一旦停止する。
<その他の実施形態>
本発明の趣旨は指示項目を選ぶ際に通常の方向ボタンと連続入力が容易な操作部材のそれぞれの利点を活かした処理を行う事に関するものであり、上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に提供してもよい。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
デジタルカメラ100の構成を示す機能ブロック図である。 デジタルカメラ100の外観構成の一例を示す図である。 第一の実施形態における項目指示処理の流れを示すフローチャートの一例である。 第二の実施形態における項目指示処理の流れを示すフローチャートの一例である。 Aは指示可能項目の端ではない位置に指示枠がある図である。Bは指示可能項目の端の位置に指示枠がある図である。Cは指示可能項目の端の位置に指示枠がある図である。 ロータリーエンコーダーの構造を模式的に示した図である。 感圧式タッチセンサーの構造を模式的に示した図である。 Aは指示可能項目が二次元に配置され、指示枠が右端にある場合の図である。Bは指示可能項目が二次元に配置され、指示枠が下端にある場合の図である。Cは指示可能項目が二次元に配置され、指示枠が右下端にある場合の図である。Dは指示可能候補が二次元に配置され、指示枠の位置がどこの端でもない場合の図である。 指示可能項目数が二つしか無い場合の図である。 Aは指示可能項目が1列に配置され、一回の一連の操作中に指示枠が端以外の予め定められた区切りで一旦停止する場合の図である。Bは指示可能項目が1列に配置され、一回の一連の操作中に指示枠が端以外の予め定められた区切りで一旦停止する場合の図である。Cは指示可能項目が1列に配置され、一回の一連の操作中に指示枠が端以外の予め定められた区切りで一旦停止する場合の図である。
符号の説明
28 表示部
30 RAM
50 システム制御回路
52 メモリ
70 操作部
100 デジタルカメラ
101 指示枠
309 ロータリーエンコーダー
501 指示枠
801 指示枠

Claims (14)

  1. 複数の項目を表示部に表示させる表示制御手段と、
    ユーザーの操作部に対する変位あるいは操作部の変位を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された変位に基づいて前記複数の項目の指示が可能であり、
    特定の条件が満たされる場合に特定の区切りをこえた項目の指示が可能な指示手段と
    を有することを特徴とする項目指示装置。
  2. 前記検出手段はユーザーの操作部に対する3以上の変位あるいは操作部の3以上の変位を検出することを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  3. 前記操作部は、タッチセンサー、トラックボール、ロータリーエンコーダー、リニアエンコーダーのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  4. 前記タッチセンサーは、タッチセンサーを円状に配置した擬似的な回転操作部、あるいは表示部を兼ねたタッチパネル型のタッチセンサーを含むことを特徴とする請求項3に記載の項目指示装置。
  5. 前記特定の条件は前記変位が1回の操作によるものか否かを判定する判定手段によって前記変位が1回の操作によるものと判定されることであることを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  6. 前記特定の条件は前記特定の区切りの間際の項目が指示されている状態で前記変位が一定時間内に検出されずにその後前記変位が検出されることであることを特徴とする請求項1記載の項目指示装置。
  7. 前記特定の条件は前記特定の区切りの間際の項目が指示されている状態でユーザーが前記操作部を一度触れないようにして、その後前記変位が検出されることであることを特徴とする請求項1記載の項目指示装置。
  8. 前記特定の区切りは、前記複数の項目を1列に並べて表示させた際の列の端であり、
    前記指示手段は前記特定の条件が満たされた場合に限り前記端から他端へと指示を送ることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  9. 前記特定の区切りは前記複数の項目を行列に並べて表示させた際の行または列の少なくとも一方の端であり、
    前記指示手段は前記特定の条件が満たされた場合に限り前記端から他端へと指示を送ることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  10. 前記特定の区切りは前記複数の項目の中で特定項目数ごとに存在することを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  11. 前記指示手段と異なる第2の指示手段では前記特定の条件を満たさなくとも前記区切りをこえた指示が可能であることを特徴とする請求項1に記載の項目指示装置。
  12. 複数の項目を表示部に表示させる表示制御工程と、
    ユーザーの操作部に対する変位あるいは操作部の変位を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された変位に基づいて前記複数の項目の指示が可能であり、
    特定の条件が満たされる場合に限り特定の区切りをこえた項目の指示が可能である指示工程と
    を有することを特徴とする項目指示方法。
  13. コンピュータを、
    複数の項目を表示部に表示させる表示制御手段、
    ユーザーの操作部に対する変位あるいは操作部の変位を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された変位に基づいて前記複数の項目の指示が可能であり、
    特定の条件が満たされる場合に限り特定の区切りをこえた項目の指示が可能である指示手段
    として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、
    複数の項目を表示部に表示させる表示制御手段、
    ユーザーの操作部に対する変位あるいは操作部の変位を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された変位に基づいて前記複数の項目の指示が可能であり、
    特定の条件が満たされる場合に限り特定の区切りをこえた項目の指示が可能である指示手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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