JP2008068472A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動で型開閉、油圧で型締めが行われる型締装置において、型開閉から型締めへの移行を迅速にすると共に、型締力をボールねじではなく角ねじに負担させる型締装置を提供する。
【解決手段】型締装置は、角ねじとボールねじとを形成された型締軸と、支持プラテンの内にあって、油圧制御される型締ラムと、スライド可能に収容されて電動制御によって回転制御されると共にそのボールねじに螺合するボールねじナットと、そのボールねじナットに対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドのみ可能に収容され、かつ、その支持プラテンの中でそのボールねじナットと共に回転制御される型締ナットとを含む。そして、その型締装置は、型締め時に、その型締ラムを前進させてその型締ナットのみをその型締軸の角ねじに当接させる一方、型開閉時に、その型締ラムを後退させて当接を解除した状態でその型締ナットをそのボールねじナットと共に回転させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動駆動装置で型開閉を行い、油圧駆動装置で型締めを行う射出成形機の型締装置に関する。
電動駆動装置で型開閉を行い油圧駆動装置で型締めを行う射出成形機の型締装置は、可動プラテンの型開閉の位置速度を高精度に制御することができると共に大きな型締力を無理なく発生させることができる。そのような型締装置は、電動駆動装置として、ボールねじ−ボールねじナットの回転−直線の運動変換装置とサーボモータとを含み、油圧駆動装置として、型締シリンダ−ピストンの推力発生機構を含む。
そのような型締装置は、例えば本願出願人による特許3380750号公報(特許文献1)に開示されている。その型締装置は、支持プラテンのシリンダ穴内で進退する型締ラムを備え、その型締ラムの先端に可動プラテンと一体の型締軸に対して係脱するハーフナットを含む。そのような係脱装置は、型締め時に型締ラムの推力を可動プラテンに伝達する伝達装置の機能も含む。
ところで、射出成形のハイサイクル化の要請は止まることはない。その観点からは、上記の型締装置の係脱伝達装置における係脱はできるだけ省かれるべきものである。そこで、本願出願人は、例えば、再公表特許WO2004/024417号公報(特許文献2)において係脱装置を省いた型締装置を提案した。この型締装置では、型締シリンダ−ピストン機構は、支持プラテン内に形成された型締シリンダと、そのシリンダの中で型開閉から型締めまでの間を通して移動する油圧ピストン形状の先端部分を有する型締軸とを含む。そして、型締力がその型締軸に直接的に負荷される。
係脱装置を省いた型締装置には、例えば、特許特公平07−71807号公報(特許文献3)に開示される装置もある。この装置は、型締め時に型締ラムが前進する際にボールスクリュナットを直接押圧して型締力をボールスクリュに付与する。この装置も、ハーフナットのような係脱装置を含まない。
ただし、この伝達装置では、大きな型締力がボールスクリュナットからボールスクリュにボールを介して局部的に負荷されるので、負荷に対する耐久性が問題となる。その上、ねじり角を有する摩擦係数の小さいボールスクリュのねじ面に型締力が作用することによってボールスクリュナットにスクリュ軸心周りの回転モーメントが発生し、それが支持プラテン全体をねじらせる。その結果、タイバーが形成する矩形にひずみが発生した。
しかして、その点を改良した型締装置として、回転−直線の運動変換装置に、ボールねじ−ボールねじナットの組み合わせでなく角ねじ(あるいは台形ねじ)と角ねじナット(あるいは台形ねじナット)の組み合わせを採用した装置が提案されている。例えば、特許2679917号公報(特許文献4)や公開特許特開平9−29802号公報(特許文献5)がある。これらの装置では、型締力が角ねじのねじ面全体に負荷されて、ねじの寿命が延びる作用効果が奏される。また、ねじ面の摩擦が大きいので上記の回転モーメントも発生しない。
特許3380750号公報 再公表特許WO2004/024417号公報 特許特公平07−71807号公報 特許2679917号公報 公開特許特開平9−29802号公報
しかしながら、上記特許文献の型締装置は、以下のような問題を依然として含んでいる。すなわち、特許文献2の型締装置においては、型締軸が型締シリンダ中で型開閉の間を通して直圧ピストンのように移動するので、油圧作動油の給排量の多さが問題となる。また、特許文献3の型締装置においては、既述されたような、ボールを介するボールスクリュに対する過大な負担の問題やタイバー矩形に対する回転モーメント発生の問題がある。また、特許文献4の型締装置においては、型開閉のときの角ねじの摺動がオイルバス潤滑下であっても発熱を引き起こす問題がある。特許文献5の型締装置においても、同様な問題を伴うものと予想される。
そこで、本発明は、上記の問題をまとめて解消する型締装置を提案することを目的とするものである。すなわち、本発明は、型開閉から型締めへの切り換え時の係脱動作を全く不要にして速やかな切換えを実現する型締装置を提案することを目的とする。また、本発明は、型締め時に強力な型締力を角ねじのみに負担させる一方型開閉時に角ねじを全く摺接させることがない型締装置を提案する。その上、本発明は、油圧作動油の給排量を最小限に抑える型締装置を提案する。もちろん、本発明の型締装置は、支持プラテンに型締軸軸心周りの回転モーメントを発生させることもなく、また、電動油圧駆動の型締装置の電動型開閉と油圧型締めによる優れた作用効果をそのまま奏させるものである。
本発明の射出成形機の型締装置は、上記の課題を解決するために、
支持プラテンに対して移動する型締軸を可動プラテンと一体に備え、その型締軸を、電動駆動装置によって進退させて型開閉し、油圧駆動装置によって押圧して型締めする型締装置において、
(1)角ねじと、その角ねじのねじ山に沿って形成されたボールねじ溝とを有する型締軸と、
(2)前記支持プラテンのシリンダ穴の中で油圧によって進退する型締ラムと、
(3)前記型締軸の前記ボールねじ溝に螺合し、前記支持プラテンに対してスライド可能に設けられる一方で電動制御によって回転制御されるボールねじナット部材と、そして、
(4)前記型締軸の角ねじに螺合し、前記ボールねじナット部材に対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドして接近又は離隔する一方で、そのボールねじナット部材と共に回転する型締ナットと、を含み、
(5)前記ボールねじナット部材が回転制御されて型開閉が行われる際には、前記型締ラムが後退限度位置に後退し、前記型締ナットが前記所定距離後退した位置にあってその型締ナットの角ねじが前記型締軸の角ねじに対して隙間を明けた状態でそのボールねじナットと共に回転する一方で、前記型締ラムが前進して型締めが行われる際には、その型締ナットがその型締ラムによって押圧されてその型締ナットの角ねじがその型締軸の角ねじを押圧するように構成される。
また、上記の型締装置において、前記型締ラムは、前記支持プラテンの前記シリンダ穴の底部に面する側に形成された型締油室中の油圧によって前進する一方、第1のばねによって後退限度位置まで後退するように構成されてもよい。
また、上記の型締装置において、前記ボールねじナット部材は、電動制御によって回転制御されると共に支持プラテンに対してスライド可能に取り付けられたガイドスリーブと一体化され、
前記型締ナットは、前記ガイドスリーブの中で、前記ボールねじナット部材に対して回転角度位相を一致した状態で前記所定距離スライドして接近又は離隔するように収容されてもよい。
また、前記ガイドスリーブを有する上記の型締装置において、前記シリンダ穴がエンドカバーによって塞がれ、ベアリングホルダがそのエンドカバーに対して第2のばねによって押圧されると共にスライドのみ可能に収容され、そして、前記ガイドスリーブが、ベアリングを介して前記ベアリングホルダに保持されると共に電動モータによって回転制御される回転伝達部材と一体に構成されてもよい。
また、前記ガイドスリーブを有する上記の型締装置において、前記型締ナットと前記ガイドスリーブとの間に介装された係合部材が、その型締ナットとそのガイドスリーブの相対的な回転を禁止すると共に軸方向へのスライドを許容し、前記型締ナットと前記ボールねじナット部材との間に設けられた第3のばねが、前記型締ナットを前記ボールねじナット部材から離隔する方向に押圧することによって、前記型締ナットは、前記ガイドスリーブに対して回転角度位相を一致させた状態で前記所定距離スライドして接近又は離隔するように収容されてもよい。
本発明の型締装置によれば、型閉じ完了状態から型締状態に移行するときに、型締ラムがそのまま前進するだけで型締ナットのみを押圧して型締め状態に移行する。それで、その移行動作は、特に係脱装置を備えなくても、その型締ラムとその型締ナットの自然な前進動作の中で速やかに行われる。そして、型締め時の強力な型締力は、角ねじのみに負担されると共にその角ねじのねじ面全体に負担される。その上、型締め解除に伴って型締ナットが所定距離後退すると、その型締ナットの角ねじが型締軸の角ねじに対して速やかに離隔して、型開閉時の角ねじねじ山同士の摺接は回避される。また、型締めの際の型締ラムの移動ストロークが小さいので、油圧作動油の給排量も少なくて済む。加えて、角ねじ接触面の摩擦抵抗が高いので型締ナットに型締軸軸心周りの回転モーメントを発生させることはない。
また、本発明の型締装置によれば、その型締ラムは、支持プラテンのシリンダ穴の中で単動シリンダとして構成されるので、ボールねじナット部材や型締ナットの組み込み作業や保守点検が容易になる。
また、本発明の型締装置によれば、そのボールねじナット部材がガイドスリーブに上記のように取り付けられ、型締ナットがそのガイドスリーブの中で上記のように収容される。それで、型開閉のときにその型締ナットがボールねじナット部材に対して前記所定距離後退した位置で回転角度位相を一致した状態でボールねじナット部材と共に回転する構成と、型締めのときにその型締ナットが前記所定距離前進して型締力を型締軸に負荷する構成とが、ガイドスリーブを介して無理なくコンパクトに統合される。
また、本発明の型締装置によれば、そのガイドスリーブが、第2のばねによって押圧された状態でスライドのみ可能なベアリングホルダに対して回転可能に保持されるので、そのガイドスリーブは、型開閉する際にベアリングホルダとエンドカバーとが当接した位置で確実に回転する一方、型締めする際にベアリングホルダとエンドカバーとが離隔する位置まで後退することができる。それで、型締めのときに型締力によって伸びたタイバーの伸び代は、ベアリングホルダのスライド代に吸収されて、そのガイドスリーブと一体のボールねじナット部材と型締軸の間に型締力を発生させることはない。
また、本発明の型締装置によれば、型締ナットとガイドスリーブがそれらの間の係合部材によって回転を規制される構成と、第3のばねが型締ラムの後退時にその型締ナットをそのボールねじナット部材から離隔する方向に押圧してスライドさせる簡単な構成とが、型締ナットがガイドスリーブの中でボールねじナット部材に対する回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドする作用を奏させる。
本発明の型締装置の実施形態は、図1と図2に示される。図2は、図1の型締装置駆動部の要部をより詳細に示す断面図であって、非型締め状態から型締め完了状態に移行する状態を示している。特に、(a)図は、図1に対応した非型締め時の状態である。
1はその型締装置であり、可動プラテン4の背面に型締軸10を一体に備え、その型締軸を支持プラテン3に対して移動することによってその可動プラテンを固定プラテン2に対して型開閉し型締めする装置である。固定プラテン2と支持プラテン3とはタイバー5によって連結される。6は固定プラテン2と支持プラテン3との間に取り付けられた金型である。
まず、型締装置1の最も基本的な構成が説明される。型締装置1は、角ねじのねじ山10aに沿って形成されたボールねじ溝10cとを有する型締軸10と、支持プラテン3のシリンダ穴3aの中で油圧によって進退する型締ラム11とを備える。また、その型締装置は、型締軸10のボールねじねじ溝10cに螺合するボールねじナットを含むボールねじナット部材32を含む。そのボールねじナット部材32は、支持プラテン3の中でその支持プラテンに対してスライド可能に収容され、電動制御によって回転制御される。その上、その型締装置は、型締軸10の角ねじ10aに螺合すると共に、ボールねじナット部材32に対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドして接近離隔する型締ナット41を有する。そして、その型締ナットは、型締ラム11が後退限度位置(図示の左端の位置)にあるときにボールねじナット部材32に対して前記所定距離後退して型締軸10の角ねじ10aに対して隙間を保持する一方、型締ラム11が前進するときに型締軸10の角ねじ10aに当接して型締軸10を押圧するように構成される。
特に、型締装置1の型締ラム11は、支持プラテン3のシリンダ穴3aに収容されて、そのシリンダ穴の底部に面する側に形成された型締油室3b中の油圧によって前進する一方、第1のばね13によって後退限度位置まで押圧される単動シリンダに構成されると良い。また、その型締装置は、支持プラテン3の中でスライド可能に収容され電動制御によって回転制御されるガイドスリーブ31と、そのガイドスリーブと一体化されたボールねじナット部材32とを含むように構成されても良い。その他、より具体的な実施形態は、以下の実施例に記載される。
概略上記のように構成された型締装置1は、型締め時に型締ラム11を前進させて型締ナット41を前記所定距離前進させ、その型締ナットの角ねじ41aを型締軸10の角ねじ10aに押圧して型締力をその型締軸に負荷する。すると、型締油室3bで発生した高圧が、反作用として支持プラテン3を型締ラム11に対して後退させてタイバー5を伸長させる結果、固定プラテン2と可動プラテン4の間に型締力が発生する。一方、その型締装置は、型開閉等の非型締め時に型締ラム11を後退限度位置まで後退させて、型締ナット41を前記所定距離戻す。このとき、型締ナット41は、ボールねじナット部材32から離隔した位置でその回転角度位相がボールねじナット部材32のそれに一致するような状態にあって型締軸10の角ねじとの干渉が確実に回避される。そして、その型締装置は、その状態でボールねじナット部材32を回転させて、そのボールねじナット部材に螺合する型締軸10を移動させて型開閉を行う。
以下、より詳細に本型締装置が説明される。型締軸10は、その支持プラテンに対して出没する部分に、角ねじのねじ山10aとねじ溝10bが形成される。そしてそのねじ山10aに沿って後に説明されるボールねじナット部材32と螺合するボールねじ溝10cが形成される。
支持プラテン3の中心には、型締ラム11を収容するシリンダ穴3aが形成され、エンドカバー12によって塞がれる。型締ラム11は、軸部11aと大径のピストン部11bとから成る。シリンダ穴3aの底部と、その底部に面するピストン部11bの背面と、軸部11aとによって形成される空間は、油圧作動油が給排される型締油室3bとなる(図2(b)、(c)で明らかである。)。一方、エンドカバー12側に面するピストン部11bの前面とエンドカバー12との間には、圧縮コイルばねである第1のばね13が複数個同一円周上に等しい間隔で配置される。
型締油室3bには、図示省略された油圧ポンプから油圧作動油が型締め時に供給され、非型締め時にその作動油が排出されて図示省略されたタンク装置に戻される。型締油室3bからの油圧作動油の洩れは、公知のシール部材によって防止される。しかして、型締ラム11は、型締め時に油圧によって前進し非型締め時に第1のばね13によって後退限度位置まで後退する、単動シリンダピストンとして油圧駆動装置を構成する。この構成では、ピストン部11bの前面に油室が形成されずに開放されるので、つぎに説明されるボールねじナット部材32と型締ナット41の組み込みや保守点検が容易である。
なお、型締ラム11は、上記の単動シリンダでなく、エンドカバー12側に油室が形成されその油室中の圧油によって後退限度位置まで後退する、複動シリンダであっても良い。この場合、第1のばね13は不要である。また、支持プラテン3の後方に突き出す型締軸10は、支持プラテン3の背面に取り付けられた筒状カバー7に収納されて異物の付着を回避されると良い。軸部11aとピストン部11bとから漏れ出た油圧作動油は、型締ラム11の前後の空室に明けられた透孔に連通するドレーン配管からタンクに排出される。
また、支持プラテン3と型締ラム11との間に例えばピン14を複数個介在させることによって型締ラム11の回転が防止されると良い。もちろん、回転防止は上記のピン14に限らず、キーあるいはスプラインであっても良い。ただし、この構成は、型締ラム11と型締ナット41との当接面が傾斜していないためにほとんど回転モーメントを発生しないことから、念のために用意するものである。
なお、第1のばね13は、後に説明される第2のばね24のようにショルダボルトと共に筒状カバー7のフランジ部と型締ラム11の軸部11aとの間に配置されても良い。この場合は、図示省略されるが、ショルダボルトが型締ラム11の軸部11aの後端に固定され、ショルダボルトのねじ山のない軸部が筒状カバー7のフランジ部を貫通する。そして、ショルダボルト頭と筒状カバー7のフランジ部との間に圧縮コイルばねが装着されてそれが型締ラム11を後退限度位置方向に引っ張るように構成される。
エンドカバー12には、好ましくはベアリングホルダ21が装着されると良い。ベアリングホルダ21は、筒部とフランジ部とから成り、その筒部がエンドカバー12の装着穴に対してスライドする円筒形状に形成される。そして、その筒部は、例えばキー22によってエンドカバー12に対して軸方向のスライドのみが可能に構成される。また、ベアリングホルダ21のフランジ部は、エンドカバー12のフランジ部に対して重なり代を有する外径に形成される。そして、そのベアリングホルダのフランジ部には、エンドカバー12のフランジ部の同一円周上に等しい間隔で取り付けられた複数個のショルダボルト23が貫通するボルト孔が形成され、それらのボルト孔が、ボルト23のスライドを許容する隙間を有する。また、ベアリングホルダ21のフランジ部とボルト23のボルト頭との間には、圧縮コイルばねである第2のばね24が装着される。そのばね24のばね力は、つぎに説明されるボールねじナット部材32が型開の際に型締軸10に付与する型開力より大きくなるように設定される。しかして、ベアリングホルダ21は、支持プラテン3に対してスライドのみ可能に取り付けられ、型開力より大きい外力が第2のばね24に掛かったときにのみエンドカバー12に対して前進する。したがって、後に説明されるように、型締力がベアリングホルダ21に作用したときには、ベアリングホルダ21のフランジ部とエンドカバー12のフランジ部との間に隙間が生じる。
ベアリングホルダ21には、ベアリング25を介してガイドスリーブ31が回転可能に取り付けられる。ガイドスリーブ31は略円筒状の部材で、その可動プラテン側の前端に、ボールねじナットを内蔵するボールねじナット部材32を一体に備える。ボールねじナットは、図示省略されているが、その構成が概略公知のボールねじナットと同じものであり、型締軸10に形成されたボールねじ溝10cに対応するボール列の転動案内ねじ孔を有する本体部とボールねじナット部材32に固定されるフランジ部とを有し、ボールねじナット部材32の挿入穴にその本体部を挿入される。ただし、ボールねじナットの上記のねじ孔ピッチは、通常より大きい。ボールねじナット部材32自体は実質的にはハウジングである。そこで、以下においては、ボールねじナット部材32は、ボールねじナットを意味するものとしてボールねじナット32として呼称される。なお、32aは、型締軸10の角ねじ溝10b及びボールねじ溝10cに対応した凸部(図示省略)を有してそれらのねじ表面に付着した異物をボールねじナット32より内側に進入させないシール部材である。
また、ガイドスリーブ31は、タイミングベルト33が掛かるプーリ34等の回転伝達部材とボールねじナット部材32を介して一体に取り付けられる。35はもう一方のプーリ、36はそのプーリを回転制御する電動サーボモータである。しかして、電動サーボモータ36が回転伝達部材を介してボールねじナット32を回転制御するとき、ボールねじナット32は、型締軸10をその軸方向に移動制御して型開閉動作を制御する。したがって、電動サーボモータ36、タイミングベルト33、回転伝達部材34及び35、ボールねじナット32及び型締軸10のボールねじ溝10cは、電動駆動装置を構成する。型開きに必要な型開力は、まずボールねじナット32に反作用として作用し、ベアリング25を介してベアリングホルダ21に負荷される。
ガイドスリーブ31には、型締ナット41がガイドスリーブ31に対してスライドのみ可能に、かつ回転不能に内蔵される。そのため、ガイドスリーブ31の内筒は型締ナット41の外筒より僅かに大きく形成される。そして、ピン又はキーの係合部材42によって型締ナット41の回転が規制される。例えば、型締ナット41にピン42が植え込まれると共にガイドスリーブ31に軸方向に長い長孔が形成されて、ピン42がその長孔に対して型締ナット41の軸方向にのみスライド可能に係合するように構成される。型締ナット41の内側には型締軸10の角ねじねじ山10aに対して隙間を明けて螺合する角ねじねじ山41aが形成される。
その上、ガイドスリーブ31の内筒の後部に段部31aが形成され、型締ナット41の外筒に段部41bが形成される。そして、その段部31aからボールねじナット32の後端面までの間隔が、型締ナット41の段部41bからその前端までの長さより上記の所定距離を超える距離長く形成される。また、型締ナット41とボールねじナット32の後端面との間に、圧縮コイルばねである第3のばね43が装着される。そのばね43のばね力は、型締ナット41をボールねじナット32から確実に離隔させるだけの大きさに設定される。そして、そのばね43は、他のばねと同様に複数個同一円周上に等しい間隔で取り付けられる。しかして、型締ナット41は、型締ラム11が前進するときに押圧されて前進する一方、型締ラム11が後退限度位置まで後退するときにその段部41bがガイドスリーブ31の段部31aに当接するまで所定距離後退して復帰位置に到達する。そして、型締ナット41は、ガイドスリーブ31の回転に伴いボールねじナットと共に回転する。すなわち、型締ナット41は、型締ラム11が型締めに移行するときに押圧されて型締力を型締軸10に伝達する。したがって、型締ナット41は、型締軸10の角ねじと共に型締力の伝達装置を構成すると言える。その伝達装置は、ハーフナットのような係脱装置を備えなくとも、型開閉から型締めに速やかに移行することができる。もちろん、本型締装置1では、型厚調整も要さない。
本型締装置1では、ボールねじナット32と型締ナット41とを収容するガイドスリーブ31が、スライドのみ可能なベアリングホルダ21に対して回転制御される。それで、型締めの際に型締力によって伸びたタイバー5の伸び代がベアリングホルダ21のスライド代に吸収されて、ボールねじナット32に型締力が負荷されることはない。このタイバー5の伸び代は、後に説明されるように、ベアリングホルダ21のベアリングカバ−12に対するスライド量として出現する。
以上説明されたように、本型締装置1において、復帰位置にある型締ナット41は、回転しているときにあっても型締軸10の角ねじ10aと決して干渉しない。すなわち、復帰位置にあるその型締ナット41の角ねじねじ山41aは、常にその型締軸10の角ねじ溝10bの略中央位置に位置する。一方、型締軸10上でボールねじ溝10cは角ねじのねじ山10aに形成されている。このため、復帰位置にある型締ナット41の角ねじねじ溝は、確実にボールねじナット32のねじ(ボール列の転動孔)の延長上に在るように構成される。そのため、型締ナット41とボールねじナット32は、それぞれそれらの角ねじとボールねじに基準をおいた回転角度位相が明確に識別された形状に形成されて、それらがガイドスリーブ31に対してそれぞれ正確に位置決めされて両者の回転角度位相が一致するように取り付けられる。
本図では、ボールねじナットを含むボールねじナット部材32がガイドスリーブ31に取り付けられる際に、ボールねじナット32のねじ形状がガイドスリーブ31に対して一定の回転角度位相となるように位置決めされて固定される(図示省略)。そして、型締ナット41も、そのねじ形状基準に上記の係合部材42が取り付けられる外径形状が形成されてその係合部材42を介してガイドスリーブ31に対して一定の回転角度位相となるように取り付けられる。そして、型締ナット41が第3のばね43によって復帰位置に戻されるように取り付けられる。こうして、ガイドスリーブ31は、ボールねじナット32と型締ナット41のねじの回転角度位相関係を一致させた状態で型締ナット41をボールねじナット32に対して所定距離スライドのみ可能に収容する構成を成立させる。したがって、ボールねじナット32と型締ナット41とは、ガイドスリーブ31を介してユニット化される。
以上説明された型締装置の型開閉から型締めへ移行する動作は、その構成要素の位置関係と共に以下にまとめて説明される。それらは、特に、図2に示されるような隙間あるいは間隔を持つように構成される。図中、(a)図は、型開閉時等の非型締め時の状態、(b)図は型締めが開始される途中であって、型締ナットと型締軸の角ねじ山が当接した瞬間の状態、(c)図は型締め完了時の、タイバーが型締力によって伸長して支持プラテンがその分後退した状態である。
まず、型締装置1が非型締状態にある図(a)において、Sは型締ラム11のストロークであって型締油室3bのシリンダ穴底部と型締ラム11ピストン部背面との間隔であり、L1、L2は型締ナット41のねじ山41aと型締軸10の角ねじねじ山10aの前後の隙間、L3は型締ラム11と型締ナット41との間隔、L4は、ガイドスリーブ31内筒の段部31aと型締ナット41外筒の段部41bとの間隔、そして、L5は、型締ナット41前端とボールねじナット32後端との間隔である。このとき、型締ラム11が第1のばね13によって後退限度位置まで後退しているので間隔Sは0である。そして、型締ナット41も第3のばね43によって復帰位置に位置しているので間隔L4も0である。この状態では、型締ナット41と型締軸10の角ねじ同士が干渉することがないように、隙間L1とL2はほとんど等しい。そして、その状態でボールねじナット32が回転して型閉じが行われるとき、型締ナット41は、ボールねじナット32と共に回転する一方でその角ねじ同士が全く干渉することはない。
間隔L3は距離Mとして、略L1程度に形成されると良い。型締ラム11が後退限度位置に後退して型締ナット41が復帰位置まで後退している状態で型締ラム11と型締ナット41の干渉を確実に回避するためである。また、間隔L5は距離Nとして、N>L1に構成される。つぎに説明されるように、型締ナット41が前進してL5が(N−L1)となったときに、ボールねじナット32に対して隙間が残る必要があるからである。また、型締ラム11のストロークSは、後に説明されるように、距離(M+L1+C)を超えて進退できるように構成される。ここで、距離Cは、記述された型締力によるタイバー5の伸び代である。
型閉じが完了するとつぎに型締めが開始されるが、最初に型締ラム11が型締ナット41に当接しつぎに型締ナット41の角ねじ41aが型締軸10の角ねじ10aに当接する。そして、角ねじ同士が当接したとき、型締ナット41がボールねじナット32に対して隙間を明けたまま、型締ラム11と共に型締軸10に対して停止する。その当接した瞬間の状態は図(b)である。その状態では、型締ラム11はストロークSが(M+L1)となるように移動して、型締ナット41も移動して隙間L4がL1となる。また、角ねじ10aと41aが当接して隙間L1が0、隙間L2が(L1+L2)となる。型締ナット41とボールねじナット32の間隔L5は(N−L1)と短縮するが隙間を残している。このとき、型締ナット41は、型締軸10に当接しただけで未だ型締力をその型締軸に負荷しておらず、また、ボールねじナット32に当接していないのでそのボールねじナットになんらの力も負荷しない。
つぎに、型締油室3bにさらに高圧の油圧作動油が供給されて型締ラム11が型締ナット41を押圧して大きな型締力を型締軸10に負荷する。すると、その型締油室の高圧によって支持プラテン3が型締ラム11に対して後退し、タイバー5が伸長して型締力が発生する。そして、タイバー5の伸び代としての距離Cは、図(c)のようにエンドカバー12に対するベアリングホルダ21のフランジ部同士の隙間Cとして出現する。そして、支持プラテン3が距離Cをさらに後退しているので、結局の型締ラム11のストロークSは見かけ上(M+L1+C)に拡大する。このとき、他の隙間あるいは間隔は図(b)の状態からほとんど変化しない。すなわち、型締軸10に対するボールねじナット32及び型締ナット41の位置はそのままほとんど変わらず、ボールねじナット32と型締ナット41の間隔L5もそのままである。したがって、型締ナット41は型締軸10を押圧するがボールねじナット32に負荷を掛けることはない。なお、上記のほとんどという表現は、大きな型締力を付与された型締軸10が厳密には圧縮されて、型締ナット41とボールねじナット32の間の距離がわずかではあるが弾性変形することに由来するものである。ただし、型締軸10の大きい剛性のためにその圧縮変形が小さいことから、ボールねじに無理が掛かることはない。
以上説明されたように、本型締装置1では、型閉じ完了状態から型締め状態に移行するときに型締ラム11がそのまま前進するだけで移行する。したがって、その移行動作は、係脱動作を伴わなくても、きわめて自然な流れの中で速やかに移行する。そして、型締ラム11のストロークSが小さいので、油圧作動油の給排量は少なくて済む。その上、型締め時に強力な型締力を角ねじのねじ面全体に負担させる一方、型開閉時に角ねじを摺接させることはない。加えて、型締めの際にねじ面の面摩擦力によって型締ナット41に回転モーメントを発生させることはなく、結果、支持プラテン3やタイバ5に回転モーメントによる変形を発生させることはない。もちろん、本型締装置1は、電動油圧駆動の型締装置の電動型開閉と油圧型締めによる優れた作用効果をそのまま奏する。
本発明の型締装置を一部断面で示す立面図である。 図1の型締装置の要部をより拡大して示す断面図であって、非型締め状態から型締め完了状態に移行する過程を示す図である。特に、(a)図は非型締め時の状態、(b)図は型締め途中であって、型締ナットの角ねじねじ山と型締軸の角ねじねじ山が当接した瞬間の状態、(c)図は型締め完了時の状態である。
符号の説明
1 型締装置
3 支持プラテン
3a シリンダ穴
3b 型締油室
4 可動プラテン
10 型締軸
10a 型締軸の角ねじねじ山
10b 型締軸の角ねじねじ溝
10c 型締軸のボールねじ溝
11 型締ラム
12 エンドカバー
13 第1のばね
21 ベアリングホルダ
24 第2のばね
25 ベアリング
31 ガイドスリーブ
31a ガイドスリーブ内筒の段部
32 ボールねじナット部材
34 回転伝達部材
36 電動モータ
41 型締ナット
41a 型締ナットの角ねじねじ山
41b 型締ナット外筒の段部
42 係合部材
43 第3のばね

Claims (5)

  1. 支持プラテンに対して移動する型締軸を可動プラテンと一体に備え、該型締軸を、電動駆動装置によって進退させて型開閉し、油圧駆動装置によって押圧して型締めする型締装置において、
    (1)角ねじと、該角ねじのねじ山に沿って形成されたボールねじ溝とを有する型締軸と、
    (2)前記支持プラテンのシリンダ穴の中で油圧によって進退する型締ラムと、
    (3)前記型締軸の前記ボールねじ溝に螺合し、前記支持プラテンに対してスライド可能に設けられる一方で電動制御によって回転制御されるボールねじナット部材と、そして、
    (4)前記型締軸の角ねじに螺合し、前記ボールねじナット部材に対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドして接近又は離隔する一方で、該ボールねじナット部材と共に回転する型締ナットと、を含み、
    (5)前記ボールねじナット部材が回転制御されて型開閉が行われる際には、前記型締ラムが後退限度位置に後退し、前記型締ナットが前記所定距離後退した位置にあって該型締ナットの角ねじが前記型締軸の角ねじに対して隙間を明けた状態で該ボールねじナットと共に回転する一方で、前記型締ラムが前進して型締めが行われる際には、該型締ナットが該型締ラムによって押圧されて該型締ナットの角ねじが該型締軸の角ねじを押圧することを特徴とする射出成形機の型締装置。
  2. 前記型締ラムは、前記支持プラテンの前記シリンダ穴の底部に面する側に形成された型締油室中の油圧によって前進する一方、第1のばねによって後退限度位置まで後退することを特徴とする請求項1記載の射出成形機の型締装置。
  3. 前記ボールねじナット部材は、電動制御によって回転制御されると共に支持プラテンに対してスライド可能に取り付けられたガイドスリーブと一体化され、
    前記型締ナットは、前記ガイドスリーブの中で、前記ボールねじナット部材に対して回転角度位相を一致した状態で前記所定距離スライドして接近又は離隔するように収容されることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の型締装置。
  4. 前記シリンダ穴がエンドカバーによって塞がれ、ベアリングホルダが該エンドカバーに対して第2のばねによって押圧されると共にスライドのみ可能に収容され、そして、前記ガイドスリーブが、ベアリングを介して前記ベアリングホルダに保持されると共に電動モータによって回転制御される回転伝達部材と一体に構成されることを特徴とする請求項3に記載の射出成形機の型締装置。
  5. 前記型締ナットと前記ガイドスリーブとの間に介装された係合部材が、該型締ナットと該ガイドスリーブの相対的な回転を禁止すると共に軸方向へのスライドを許容し、前記型締ナットと前記ボールねじナット部材との間に設けられた第3のばねが、前記型締ナットを前記ボールねじナット部材から離隔する方向に押圧することによって、前記型締ナットは、前記ガイドスリーブに対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドして接近又は離隔するように収容されることを特徴とする請求項3に記載の射出成形機の型締装置。
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