JP2008068226A - 宗教用有体物の表面浄化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有体物の表面のうち、浄化を意図する一部表面について、液状の洗浄剤による洗浄が十分にかつ迅速に達成される一方、洗浄を意図しない他部表面については、この他部表面に液状の洗浄剤が悪影響を及ぼさないようにし、もって、有体物の見栄えを全体的に向上させるようにする。
【解決手段】宗教用有体物の表面浄化方法は、有体物1の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面14,15を液状の洗浄剤により洗浄する、というものである。洗浄に先立って、まず、表面のうち、一部表面14,15以外の他部表面18,21を遮液性の被覆体24で覆い、この被覆体24の端縁部を一部表面14,15の端縁部25に対し離脱可能に液封するよう接合する。次に、一部表面14,15の端縁部25を除くこの一部表面14,15を上記洗浄剤により洗浄する。次に、一部表面14,15の端縁部25から被覆体24を離脱させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、仏像、仏具などの宗教用有体物の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面を、液状の洗浄剤により洗浄するようにした宗教用有体物の表面浄化方法に関するものである。
上記宗教用有体物における例えば仏具は、一般に、木製の基体と、この基体の表面に施されて仏具の表面を形成する金箔もしくは漆による化粧層とを備えている。
上記仏具には、例えば100年以上のように、多年の経過に伴い、その化粧層の表面に塵や線香の煙などが付着して光沢が失われたものが多くみられる。そして、この場合には、この仏具の見栄えが低下しがちである。そこで、上記化粧層の表面を浄化し、その光沢を復元させることにより見栄えを向上させるものとして、下記特許文献1に示された宗教用有体物の表面浄化方法が提案されている。なお、この浄化方法の発明者は、本願発明の発明者と同一である。
上記公報の浄化方法は、いわゆる「泡洗浄」といわれるものである。これによれば、まず、上記仏具の化粧層の表面に洗浄水により形成した泡が付着させられ、この泡による洗浄がなされる。次に、この付着から所定時間経過後に、上記化粧層の表面に溶剤が注がれて、上記泡が洗い流され、その後、これが乾燥させられる。このようにして、上記化粧層の表面に所望の光沢が復元させられることとされている。
そして、上記「泡洗浄」によれば、所要水量は極めて少量で足りる。このため、上記化粧層の内部に対する水の浸み込みが防止される。よって、このような浸み込みにより上記化粧層における金箔や漆が剥がれ落ちて、上記仏具の表面が損傷させられる、ということは防止される。
特開平5−185051号公報
ところで、上記従来の技術によれば、次のような問題点がある。この問題点につき、一つの従来例として示した図3,4に従って説明する。
第1に、図3,4において符号1は宗教用有体物であり、図例では仏具2の一部分を示している。この仏具2は、柱3と、この柱3を支持する台座4とを備えている。上記柱3と台座4とはそれぞれ木製の基体5,6を備えている。これら両基体5,6の互いの結合はほぞ結合とされている。
具体的には、上記柱3の基体5の下端面から下方に向かってほぞ8が突設される。一方、上記台座4の基体6の上面に上記ほぞ8を密嵌可能とさせるほぞ穴9が形成される。そして、上記ほぞ8をほぞ穴9に嵌入させ、上記ほぞ8を除く上記柱3の基体5の下端面10を上記台座4の基体6の上面11に接合させれば、上記柱3と台座4との各基体5,6が互いに結合されるようになっている。
上記柱3の表面のうち、この柱3の下端面およびほぞ8を除くこの柱3の一部表面14と、上記台座4の表面のうち、上記柱3の基体5の下端面に対面する部分およびほぞ穴9を除く台座4の一部表面15とは、それぞれ化粧層16により形成されている。この化粧層16は、上記柱3と台座4との各基体5,6の表面に施された金箔もしくは漆の層である。
そして、図4で示すように、上記2つの基体5,6を結合させたときには、柱3と台座4との各一部表面14,15の間には極めて細い隙間17が生じる。つまり、2つの基体5,6を互いに結合させたことにより形成される仏具2の表面のうち、上記各一部表面14,15を除き、これら両一部表面14,15の間における狭い他部表面18には、上記仏具2の内部に通じる上記隙間17が開口することとなる。
よって、上記仏具2の表面に対し前記「泡洗浄」をした場合、この「泡洗浄」における水分や溶剤が上記隙間17を通り仏具2の内部のほぞ穴9に浸み込んで、この仏具2の内部を変質させるおそれを生じる。
また、第2に、上記仏具2の一部表面14に隣接するこの仏具2の更に他の他部表面21は、上記した金箔や漆以外のもので化粧された他の化粧層22により形成されている。具体的には、この他の化粧層22は、上記柱3の基体5の表面に施された顔料などの塗料もしくは切金(截金:きりかね)の層である。この切金とは、金箔など金属箔を線形状や多角形など所望形状に細かく切り、これを膠などの接着剤により、上記柱3の基体5の表面に貼付して、所望の文様を得るというものである。ここで、上記塗料や切金は、それ自体の強度は小さく、また、上記基体5,6に対する接着力も小さいものである。
そして、上記一部表面14,15に対し前記「泡洗浄」をした場合において、この「泡洗浄」における水分や溶剤が上記他の他部表面21に付着したとする。すると、この他部表面21を形成している他の化粧層22の塗料、もしくは切金における接着剤が上記水分や溶剤に容易に溶解するなどして、上記他の他部表面21を無用に損傷させるおそれを生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、有体物の表面のうち、浄化を意図する一部表面について、液状の洗浄剤による洗浄が十分にかつ迅速に達成される一方、洗浄を意図しない他部表面については、この他部表面に液状の洗浄剤が悪影響を及ぼさないようにし、もって、上記有体物の見栄えを全体的に向上させることである。
請求項1の発明は、宗教用有体物1の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面14,15を液状の洗浄剤により洗浄する宗教用有体物の表面浄化方法であって、
上記洗浄に先立って、まず、上記有体物1の表面のうち、上記一部表面14,15以外の他部表面18,21を遮液性の被覆体24で覆い、この被覆体24の端縁部を上記一部表面14,15の端縁部25に対し離脱可能に液封するよう接合し、
次に、上記一部表面14,15の端縁部25を除くこの一部表面14,15を上記洗浄剤により洗浄し、
次に、上記一部表面14,15の端縁部25から上記被覆体24を離脱させるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記他部表面18,21を上記被覆体24で覆う以前と、上記端縁部25から上記被覆体24の端縁部を離脱させた以後とのうち、少なくともいずれか一方の時点において、上記一部表面14,15の端縁部25を、浄化するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記他部表面18に、上記有体物1の内部に通じる隙間17が開口しているものである。
請求項4の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記他部表面21が、塗料もしくは切金を施すことにより形成されているものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、宗教用有体物の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面を液状の洗浄剤により洗浄する宗教用有体物の表面浄化方法であって、
上記洗浄に先立って、まず、上記有体物の表面のうち、上記一部表面以外の他部表面を遮液性の被覆体で覆い、この被覆体の端縁部を上記一部表面の端縁部に対し離脱可能に液封するよう接合し、
次に、上記一部表面の端縁部を除くこの一部表面を上記洗浄剤により洗浄し、
次に、上記一部表面の端縁部から上記被覆体を離脱させるようにしている。
このため、上記有体物の表面のうち、浄化を意図する上記一部表面について、液状の洗浄剤による洗浄が十分にかつ迅速に達成される一方、洗浄を意図しない上記他部表面については、この他部表面に上記洗浄剤が悪影響を及ぼす、ということは上記被覆体により防止される。よって、上記有体物の見栄えを全体的に向上させることができる。
また、上記したように、他部表面を覆う被覆体の端縁部は、上記一部表面の端縁部に離脱可能に接合させられていて、上記洗浄後には上記一部表面の端縁部から離脱させられるものである。
ここで、上記一部表面における金箔もしくは漆については、それ自体の強度と、上記有体物の基体に対する接着力とは、ある程度の大きいものである。
このため、上記のように一部表面の端縁部に被覆体の端縁部を接合させた後、離脱させる場合、その接合による何らかの接着力によって上記一部表面が剥離させられるなど損傷が生じるということは、より確実に防止される。即ち、このような損傷が上記有体物に生じることをより確実に防止しつつ、この有体物の見栄えをより確実に向上させることができる。
請求項2の発明は、上記他部表面を上記被覆体で覆う以前と、上記端縁部から上記被覆体の端縁部を離脱させた以後とのうち、少なくともいずれか一方の時点において、上記一部表面の端縁部を浄化するようにしている。
ここで、上記一部表面の端縁部の浄化については、例えば、上記液状の洗浄剤で濡らしたモップを用いて、できるだけ軽く払拭するなどにより、上記液状の洗浄剤による悪影響が上記他部表面に与えられることを注意深く防止しつつ、浄化すればよい。この場合、上記一部表面の端縁部の面積は小さいため、上記浄化作業は迅速にできる。そして、これによれば、上記一部表面は、その端縁部までを含め、より全体的にかつ迅速に浄化させられる。よって、上記有体物の見栄えを、より確実に全体的にかつ迅速に向上させることができる。
請求項3の発明は、上記他部表面に、上記有体物の内部に通じる隙間が開口している。
ここで、上記洗浄時には、液状の洗浄剤が上記隙間を通り有体物の内部のほぞ穴などに浸み込むおそれがある。しかし、上記発明によれば、上記浸み込みは、上記他部表面を覆う上記被覆体により防止される。よって、上記洗浄剤による有体物の内部の変質化が防止される。
請求項4の発明は、上記他部表面が、塗料もしくは切金を施すことにより形成されている。
ここで、上記塗料、もしくは切金における接着剤は、これに上記液状の洗浄剤が接触したとすると、この洗浄剤に容易に溶解するなどして上記他部表面が無用に損傷させられるおそれを生じる。しかし、上記発明によれば、上記損傷の発生は、上記他部表面を覆う上記被覆体により防止される。よって、上記洗浄剤による他部表面の損傷が防止される。
本発明の宗教用有体物の表面浄化方法に関し、有体物の表面のうち、浄化を意図する一部表面について、液状の洗浄剤による洗浄が十分にかつ迅速に達成される一方、洗浄を意図しない他部表面については、この他部表面に液状の洗浄剤が悪影響を及ぼさないようにし、もって、上記有体物の見栄えを全体的に向上させるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、宗教用有体物の表面浄化方法は、宗教用有体物の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面を液状の洗浄剤により洗浄するものである。
上記洗浄に先立って、まず、上記有体物の表面のうち、上記一部表面以外の他部表面を遮液性の被覆体で覆い、この被覆体の端縁部を上記一部表面の端縁部に対し離脱可能に液封するよう接合し、
次に、上記一部表面の端縁部を除くこの一部表面を上記洗浄剤により洗浄し、
次に、上記一部表面の端縁部から上記被覆体を離脱させるようにしている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図1,2に従って説明する。なお、この図1,2は、前記図3,4の基本構成と同様であるため、図面に共通の符号を付して、その説明は省略する。
図1,2において、上記有体物1の表面浄化方法につき、説明する。
上記方法は、上記有体物1の表面のうち、一部表面14,15を液状の洗浄剤により洗浄するというものである。この場合、この洗浄に先立って、まず、上記表面のうち、上記一部表面14,15以外の他部表面18,21を遮液性の被覆体24で覆い、この被覆体24の端縁部を上記一部表面14,15の端縁部25に対し離脱可能(図1中一点鎖線)に液封するよう接合(圧接含む)させる。図例では、上記被覆体24の端縁部を上記一部表面14,15の端縁部25に対し接着剤26などにより貼着させている。
上記洗浄剤は、前記「泡洗浄」に用いられるものであって、金箔や漆を変質させないものである。また、上記被覆体24は、ビニールテープ、樹脂シート、コーキング材など不透液性のものである。また、上記被覆体24は、上記一部表面14,15の端縁部25への接合状態において、吸液はするものの液の貫通は遮断する繊維製テープ、シート、ロープのようなものである。
また、上記一部表面14,15の端縁部25に対する上記接着剤26の貼着は、液封がより確実に行われるものである。一方、上記貼着における貼着力の大きさは、上記一部表面14,15の端縁部25から上記被覆体24を離脱させるとき、上記基体5,6の表面からの上記化粧層16の剥離がより確実に防止される程度の小さいものとされる。
次に、上記一部表面14,15の各端縁部25を除くこの一部表面14,15を上記洗浄剤により「泡洗浄」する。なお、この洗浄は「泡洗浄」に限定されるものではない。そして、この洗浄後に、上記一部表面14,15を自然乾燥もしくは送風ファンなどにより強制乾燥させる。
次に、上記一部表面14,15の各端縁部25から上記被覆体24の端縁部を離脱させる。
上記構成によれば、上記有体物1の表面のうち、浄化を意図する上記一部表面14,15について、液状の洗浄剤による洗浄が十分にかつ迅速に達成される一方、洗浄を意図しない上記他部表面18,21については、この他部表面18,21に上記液状の洗浄剤が悪影響を及ぼす、ということは上記被覆体24により防止される。よって、上記有体物1の見栄えを全体的に向上させることができる。
また、上記したように、他部表面18,21を覆う被覆体24の端縁部は、上記一部表面14,15の端縁部25に離脱可能に接合させられていて、上記洗浄後には上記一部表面14,15の端縁部25から離脱させられるものである。
ここで、上記一部表面14,15における金箔もしくは漆については、それ自体の強度と、上記有体物1の基体5,6に対する接着力とは、上記他部表面18,21における塗料や切金のそれに比べてある程度大きいものである。
このため、上記のように一部表面14,15の端縁部25に被覆体24の端縁部を接合させた後、離脱させる場合、その接合による何らかの接着力(貼着力など)によって上記一部表面14,15が剥離させられるなど損傷が生じるということは、より確実に防止される。即ち、このような損傷が上記有体物1に生じることをより確実に防止しつつ、この有体物1の見栄えをより確実に向上させることができる。
一方、上記他部表面18,21を上記被覆体24で覆う以前と、上記端縁部25から上記被覆体24の端縁部を離脱させた以後とのうち、少なくともいずれか一方の時点において、上記一部表面14,15の端縁部25を浄化する。
上記一部表面14,15の端縁部25について浄化する場合、例えば、次のようにする。即ち、上記液状の洗浄剤で濡らしたモップを用いて、上記一部表面14,15の端縁部25をできるだけ軽く払拭することにより、注意深く浄化する。もしくは、上記液状の洗浄剤を用いないで、乾式浄化する。つまり、上記一部表面14,15の端縁部25に付着している汚れを、へらや刷毛で注意深く除去する。上記各浄化をする際には、上記液状の洗浄剤による悪影響が上記他部表面18,21に与えられることを注意深く防止しつつ、浄化すればよい。
上記の場合、上記一部表面14,15の端縁部25の面積は小さいため、上記浄化作業は迅速にできる。そして、これによれば、上記一部表面14,15は、その各端縁部25までを含め、より全体的にかつ迅速に浄化させられる。よって、上記有体物1の見栄えを、より確実に全体的にかつ迅速に向上させることができる。
また、前記したように、他部表面18に、上記宗教用有体物1の内部に通じる隙間17が開口している。
ここで、上記洗浄時には、液状の洗浄剤が上記隙間17を通り有体物1の内部のほぞ穴9などに浸み込むおそれがある。しかし、上記構成によれば、上記浸み込みは、上記他部表面18を覆う上記被覆体24により防止される。よって、上記洗浄剤による有体物1の内部の変質化が防止される。
また、前記したように、他部表面21が、塗料もしくは切金を施すことにより形成されている。
ここで、上記塗料、もしくは切金における接着剤は、これに上記液状の洗浄剤が接触したとすると、この洗浄剤に容易に溶解するなどして上記他部表面18,21が無用に損傷させられるおそれを生じる。しかし、上記構成によれば、上記損傷の発生は、上記他部表面21を覆う上記被覆体24により防止される。よって、上記洗浄剤による他部表面21の損傷が防止される。
なお、以上は図示の例によるが、有体物1は神像、神具、神社、仏閣などであってもよい。また、被覆体24は、液状シリコンをスプレーすることにより形成されるフィルムコーティングでもよい。
本発明の実施例を示し、有体物の部分側面部分断面図である。 本発明の実施例を示し、有体物の部分斜視図である。 従来技術を示し、有体物の部分展開斜視図である。 従来技術を示し、図1に相当する図である。
符号の説明
1 有体物
2 仏具
3 柱
4 台座
5 基体
6 基体
14 一部表面
15 一部表面
16 化粧層
17 隙間
18 他部表面
21 他部表面
22 化粧層
24 被覆体
25 端縁部

Claims (4)

  1. 宗教用有体物の表面のうち、金箔もしくは漆を施すことにより形成された一部表面を液状の洗浄剤により洗浄する宗教用有体物の表面浄化方法であって、
    上記洗浄に先立って、まず、上記有体物の表面のうち、上記一部表面以外の他部表面を遮液性の被覆体で覆い、この被覆体の端縁部を上記一部表面の端縁部に対し離脱可能に液封するよう接合し、
    次に、上記一部表面の端縁部を除くこの一部表面を上記洗浄剤により洗浄し、
    次に、上記一部表面の端縁部から上記被覆体を離脱させるようにしたことを特徴とする宗教用有体物の表面浄化方法。
  2. 上記他部表面を上記被覆体で覆う以前と、上記端縁部から上記被覆体の端縁部を離脱させた以後とのうち、少なくともいずれか一方の時点において、上記一部表面の端縁部を浄化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の宗教用有体物の表面浄化方法。
  3. 上記他部表面に、上記有体物の内部に通じる隙間が開口していることを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の宗教用有体物の表面浄化方法。
  4. 上記他部表面が、塗料もしくは切金を施すことにより形成されていることを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の宗教用有体物の表面浄化方法。
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