JP2008067478A - 変圧器の監視装置および監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを下げて変圧器の停電を監視できる変圧器の監視装置および監視方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1台の変圧器2の2次側の電圧を停電監視装置20のAC入力端子に供給し、残りの変圧器3,4の2次側電圧をACアダプタ31,32に与えて通電信号を停電監視装置20の汎用入力端子に供給することで、変圧器2,3,4の停電を監視する。零相変流器8,9,10により漏電電流を検知して漏電検知信号を停電監視装置20の漏電検知入力端子に与えて漏電を監視する。停電監視装置20は、停電あるいは漏電を判別すると、外部にその情報を送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は変圧器の監視装置および監視方法に関し、特に、複数の変圧器で交流電圧を受電して、各種電気機器に配電する受変電設備に設置されて停電を監視する変圧器の監視装置および監視方法に関する。
ビルなどの建物の受変電設備には、交流電圧を受電して各種電気機器に配電する複数の変圧器が設置されている。このような受変電設備において、停電が生じると各電気機器に障害をきたすため、停電を監視する装置が設置されている。そのような装置として、例えば特開平8−149717号公報(特許文献1)および特開平9−233680号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
その他に、図5に示すような受変電設備の例がある。図5において、受変電設備は、例えば3台の変圧器2,3,4を備えており、電源母線1から各変圧器2,3,4の1次側巻線に、AC6600Vの電源電圧が供給される。各変圧器2,3,4は、1次巻線に供給されたAC6600Vを降圧して、2次側巻線から例えばAC100Vの電圧を出力する。
各変圧器2,3,4の2次側巻線から出力されたAC100Vは、配電設備を介して図示しない各電気機器に供給される。変圧器2から出力されたAC100Vは、停電監視装置11のAC入力端子に与えられている。各変圧器2,3,4には接地端子が設けられており、各接地端子は漏電事故を防止するために、接地線5,6,7を介して接地されている。接地線5,6,7には変圧器2,3,4のそれぞれの漏洩電流を検知するための零相変流器8,9,10が設けられている。零相変流器8,9,10の出力は、停電監視装置11の漏電検知入力端子に与えられている。停電監視装置11は、変圧器2の2次側巻線から入力されているAC100Vを監視していて、変圧器2の停電を監視している。また、停電監視装置11は、各零相変流器8,9,10の出力に基づいて、各変圧器2,3,4の絶縁油の劣化などに起因する漏電状態を監視する。
特開平8−149717号公報 特開平9−233680号公報
図5に示した受変電設備において、停電監視装置11は、漏電検知入力端子を有していて変圧器3,4の漏電を監視しているが、変圧器2を除いて2次側巻線に出力される電圧を監視できるように構成されていない。このため、変圧器3,4の停電を監視することができない。変圧器3,4の停電を監視するためには、停電監視装置11を変圧器3,4のそれぞれに対応して設ける必要があり、コスト高の要因になる。
そこで、この発明の目的は、コストを下げて変圧器の停電を監視できる変圧器の監視装置および監視方法を提供することである。
この発明は、電源母線に1次側巻線が接続された少なくとも2台の変圧器を監視する変圧器の監視装置であって、少なくとも2台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器の2次側巻線から交流電圧が入力される交流電圧入力端子と、交流電圧入力端子に接続された変圧器を除いた残りの変圧器の2次側巻線からの通電信号が入力される入力端子と、交流電圧入力端子に入力される入力電圧と、入力端子に入力される通電信号とに基づいて、少なくとも2台の変圧器の停電を監視する監視手段とを備える。
このように、入力端子を設けて他の変圧器の2次側巻線に出力される通電信号を入力できるようにしたので、各変圧器の停電を監視できる。
好ましくは、残りの変圧器の2次側巻線に出力される交流電圧に基づいて、通電信号を入力端子に出力する通電信号出力手段を含み、監視手段は、交流電圧入力端子に交流電圧が入力されていないとき、あるいは入力端子に通電信号が入力されていないことを判別したことに応じて、停電の発生を示す情報を出力する制御手段を含む。このように通電信号の有無に応じて停電を監視できる。
好ましくは、通電信号出力手段は、残りの変圧器の2次側巻線に出力される交流電圧を直流電圧に整流して、直流電圧を通電信号として出力する整流手段を含む。比較的簡単な整流回路で通電信号を生成できる。
好ましくは、制御手段から出力された停電の発生を示す情報を外部に送信する通信手段を含むことにより、外部で停電の発生を知ることができる。
好ましくは、監視手段は、交流電圧入力端子に入力された交流電圧から変換された駆動電圧に基づいて駆動され、駆動電圧が出力されなくなったことに応じて駆動電圧の供給を行う電池を含むことにより、停電が発生しても電池から電源を供給できるので停電の発生を通知できる。
好ましくは、少なくとも2台の変圧器のそれぞれの漏洩電流を検知した漏電検知信号が入力される漏電検知入力端子を含み、制御手段は、漏電検知入力端子に漏電検知信号が入力されたことに応じて、漏電の発生を示す情報を出力する。これにより、停電と漏電の両方を監視できる。
この発明の他の局面は、電源母線に1次側巻線が接続された少なくとも2台の変圧器を監視する変圧器の監視方法であって、少なくとも2台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器の2次側巻線から交流電圧を入力するステップと、少なくとも1台の変圧器を除いた残りの変圧器の2次側巻線からの通電信号を、交流電圧の入力経路とは異なる経路で入力するステップと、入力される入力電圧と入力される通電信号とに基づいて、少なくとも2台の変圧器の停電を監視するステップとを備える。
この発明によれば、少なくとも2台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器の2次側巻線から交流電圧入力端子に入力される交流電圧と、残りの変圧器の2次側巻線から信号入力端子に入力される信号とを監視することにより、各変圧器に監視装置を設けることなく変圧器の停電を監視できるので、コストを低減できる。
図1はこの発明の一実施形態の変圧器の監視装置が設置された受変電設備を示す図である。図1において、受変電設備は、従来例の図5と同様にして、電源母線1に接続された変圧器2,3,4と、接地線5,6,7と、漏洩電流検知手段として作動する零相変流器8,9,10とを含む。さらに、受変電設備として、変圧器2,3,4の監視装置としての停電監視装置20が設けられている。停電監視装置20には、交流電圧入力端子としてのAC入力端子と、漏電検知入力端子とが設けられているとともに、汎用入力端子が設けられている。AC入力端子には、3台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器2の2次側巻線から出力された交流電圧が入力され、漏電検知入力端子には、零相変流器8,9,10から漏電検知信号が入力される。
残りの2台の変圧器3,4の2次側巻線には、通電信号出力手段として作動するACアダプタ31,32が接続されている。ACアダプタ31,32は、各変圧器3,4の2次側巻線から出力される降圧されたAC電圧を直流電圧に変換して、例えば5Vの通電信号を停電監視装置20の汎用入力端子に与える。停電監視装置20は、変圧器2の停電を検出するのみならず、ACアダプタ31,32から汎用入力端子に入力されている通電信号に基づいて、変圧器3,4の停電も監視する。
汎用入力端子は、5Vの信号を入力できる汎用の入力端子で、ユーザの設定などにより種々の機能を選択できる。本実施例では、この汎用入力端子を通電信号の入力用に使用している。汎用入力端子ではなく、通電信号の入力用の専用の入力端子を持つ構成でもかまわない。
停電監視装置20は、変圧器2から入力されているAC100Vの交流電圧と、ACアダプタ31,32から入力されている通電信号とに基づいて、各変圧器2,3,4の2次側巻線から電圧が出力されなくなって停電状態になったか否かを監視する。また、停電監視装置20は、零相変流器8,9,10からの漏電検知信号に基づいて漏電状態を監視する。停電監視装置20は、停電あるいは漏電状態を検出すると、それぞれの状態を示す情報を外部に出力する。
このように、変圧器3,4の2次側巻線の出力から得られる交流電圧をACアダプタ31,32に入力し、出力される電圧を通電信号として停電監視装置20の汎用入力端子に与えることにより、各変圧器2,3,4の停電を監視することができる。従って、変圧器3,4の2次側にそれぞれ停電監視装置20を設置する必要がないのでコストを下げることができる。
図2は、図1に示した停電監視装置20の具体的なブロック図と、外部装置を示す図であり、図3は図1に示したACアダプタ31,32を示す回路図である。
図2において、停電監視装置20は、漏電検知入力端子201〜203と、汎用入力端子204,205と、AC入力端子206,207とを有している。漏電検知入力端子201〜203には零相変流器8〜10から漏電検知信号が入力され、汎用入力端子204,205には、ACアダプタ31,32から通電信号が入力される。AC入力端子206,207には、変圧器2からAC100Vが入力される。
さらに、停電監視装置20は、抵抗R1〜R3と、整流回路211〜213と、積分回路231〜233と、A/Dコンバータ23と、制御手段として作動し、例えばマイクロコンピュータなどで構成される制御回路24と、ROM25と、RAM26と、通信手段として作動する通信回路27と、変圧器28と、整流回路29と、平滑回路30とを含む。A/Dコンバータ23と、制御回路24と、ROM25と、RAM26は、監視手段として作動する。
AC入力端子206,207に入力されたAC100Vの交流電圧は、変圧器28によって降圧される。降圧された電圧は整流回路29で整流され、平滑回路30で例えば5Vの直流電圧に平滑されて制御回路24に駆動電源として供給されるとともに、制御回路24に停電検知入力として与えられる。なお、平滑回路30で平滑されて出力される直流電圧を安定化回路で安定化するようにしてもよい。
抵抗R1〜R3は、漏電検知入力端子201〜203に入力された漏電検知信号が流れることにより、整流回路211〜213の入力端に電圧を発生させる。整流回路211〜213は、抵抗R1〜R3の両端に発生した電圧を整流する。整流された電圧は、積分回路221〜223に与えられて平均化され、A/Dコンバータ23に与えられてデジタル信号に変換されて制御回路24に与えられる。制御回路24は、A/Dコンバータ23から出力されたデジタル信号と、予め定めるしきい値とに基づいて、漏電状態を判別する。このしきい値は、例えばROM25に記憶されている。
汎用入力端子204,205には、図3に示すACアダプタ31,32から通電信号が入力される。ACアダプタ31は、図3に示すように、変圧器311と、例えば全波整流回路などの整流回路312と、平滑コンデンサ313と、負荷抵抗314とを含む。ACアダプタ31は、例えば5Vの直流電圧を通電信号として出力する整流手段として作動する。
ACアダプタ31は、AC100Vが通電されているときは5V(ハイレベル)を出力している。無通電すなわち停電状態になると、整流回路312の出力は、負荷抵抗314を通じてGND(グラウンド)につながっているので、この負荷抵抗314がプルダウン抵抗のように振る舞い、0V(ローレベル)が出力される。したがって、この出力(通電信号)を監視することで停電を検出できる。ACアダプタ32も同様に構成されている。
汎用入力端子204,205に入力された通電信号は、制御回路24に与えられる。制御回路24は、通電信号と、予め定めるしきい値とに基づいて、停電状態を判別する。そのしきい値は、例えば制御回路24を構成するCPUの入力回路の特性(入力電圧がハイレベル、あるいはローレベル)によって決められる。制御回路24で判別された判別出力は、RAM26に記憶される。RAM26に記憶された停電あるいは漏電状態の判別出力は、制御回路24により通信回路27に出力される。
通信回路27の出力は、例えばDoPa(登録商標)などのデータ通信回線を介してデータセンタ40に送信される。データセンタ40はインターネット回線50に接続されており、インターネット回線50には、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する)60が接続されている。ユーザは、パソコン60により、データセンタ40をアクセスすることにより、停電あるいは漏電状態をモニタすることができる。
なお、ユーザがモニタするための機器は、パソコン60に限定されず、携帯電話や専用端末などを利用してもよい。また、データセンタ40やインターネット回線50も必須ではなく、停電監視装置20から直接パソコン60等へ送信される構成でもよい。また、通信回線は無線が望ましいが、有線でもかまわない。
なお、制御回路24は、変圧器2が停電状態になると、駆動されなくなるので、バックアップのための駆動電圧を供給する電池33が停電監視装置20に設けられている。
図4は、停電監視装置20から停電情報あるいは漏電情報を出力する動作を説明するためのフローチャートである。
図2に示した停電監視装置20は、図1に示した変圧器2からAC100Vの電圧が入力されて動作している。すなわち、停電監視装置20に内蔵されている変圧器28、整流回路29および平滑回路30により直流電圧が生成されて制御回路24などの各回路が駆動されている。また、この直流電圧は通電信号として制御回路24に与えられている。変圧器3,4の2次側巻線から出力されたAC100Vは、図示しない配電設備を介して各電気機器に供給されるとともに、ACアダプタ31,32で直流の通電信号に変換され、汎用入力端子204,205から制御回路24に入力されている。
零相変流器8,9,10のそれぞれの漏電検知信号は、漏電検知入力端子201,202,203に与えられている。漏電が生じていないときには、漏電検知信号が抵抗R1,R2,R3に流れないので、整流回路211,212,213の入力側には電圧が発生しない。このため、整流回路211,212,213の出力は、ほぼ0電位になっており、積分回路221,222,223の出力もほぼ0電位になっている。
制御回路24は、図4に示すフローチャートに基づいて、停電状態および漏電状態を判別する。すなわち、ステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、変圧器2の出力が断したか否かを判別する。この判別は、平滑回路30から通電信号が入力されているか否かに基づいて行われる。
制御回路24は、平滑回路30からの通電信号が入力されなくなると、変圧器2の出力が断したことにより停電になったものと判別し、平滑回路30からの直流電圧に代えて電池33から直流電圧の供給を受ける。これにより、停電監視装置20は停電および漏電の監視を続けることができる。制御回路24は停電の生じたことを判別すると、ステップSP2において、変圧器2の出力断により停電の生じたことを知らせる情報を通信回路27に出力する。その情報は、通信回路27からデータ通信回線を介してデータセンタ40に送信され、さらにデータセンタ40からインターネット回線50に出力される。ユーザはパソコン60を操作することにより、変圧器2の出力が断することにより停電の生じていることを知ることができる。
制御回路24は、ステップSP3において、変圧器3の出力断であるか否かを判別する。この判別は、汎用入力端子204にACアダプタ31から通電信号が入力されているか否かによって行われる。変圧器3の出力断を判別したときには、ステップSP4において、変圧器3の出力断により停電の発生したことを知らせる情報を通信回路27から送信する。
制御回路24は、ステップSP5において、変圧器4の出力断であるか否かを判別する。この判別は、汎用入力端子205にACアダプタ32から通電信号が入力されているか否かによって行われる。変圧器4の出力断を判別したときには、ステップSP6において、変圧器4の出力断により停電の発生したことを知らせる情報を通信回路27から送信する。
ステップSP7において、変圧器2が漏電しているか否かを判別する。変圧器2が絶縁油の劣化などにより漏電が生じると、図1に示した接地線5に漏洩電流が流れる。零相変流器8は漏電電流を検知して漏電検知信号を漏電検知入力端子201に出力する。漏電検知入力端子201に入力された漏電検知信号は、抵抗R1に流れるので、抵抗R1の両端に電圧が発生する。整流回路211は、この電圧を整流し、積分回路221がその整流された電圧を平均化してA/Dコンバータ23に出力する。制御回路24は、A/Dコンバータ23によってデジタル化された信号に基づいて、変圧器2の漏電を判別する。
制御回路24は、ステップSP7において、変圧器2の漏電を判別すると、ステップSP8において、変圧器2が漏電していることを知らせる情報を通信回路27から送信する。ステップSP9において、漏電検知入力端子202に漏電検知信号が入力されているかに基づいて、変圧器3が漏電しているか否かを判別する。変圧器3の漏電を判別すると、ステップSP10において、変圧器3が漏電していることを示す情報を通信回路27から送信する。ステップSP11において、漏電検知入力端子203に漏電検知信号が入力されているかに基づいて、変圧器4が漏電しているか否かを判別する。変圧器4の漏電を判別すると、ステップSP12において、変圧器4が漏電していることを示す情報を通信回路27から送信する。
上述のごとく、この実施形態によれば、変圧器2から停電監視装置20に電源を供給するとともに、少なくとも1台の変圧器2の停電を監視し、残りの変圧器3,4の2次側にACアダプタ31,32を接続して通電信号を停電監視装置20の汎用入力端子204,205に入力することで、変圧器3,4の停電も監視できる。従って、他の変圧器3,4にそれぞれ個別に停電監視装置20を設ける必要がなく、安価なACアダプタ31,32を設けるだけで済むので、コストを低減できる。また、停電のみならず漏電も監視できるので、変圧器2,3,4のそれぞれの動作状態の監視が可能になる。
なお、上述の説明では3台の変圧器2〜4の停電と漏電を監視するようにしたが、受変電設備に少なくとも2台の変圧器が配置されていれば、この発明を適用できる。
また、図5に示した例のACアダプタ31,32を停電監視装置20に内蔵し、変圧器3,4の2次側電圧を直接停電監視装置20に与え、内蔵しているACアダプタ31,32で通電信号を生成するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、変圧器2〜4の停電および漏電を監視するようにしたが、変圧器2〜4にサーミスタ測温体や熱電対などの温度を測定する機器を設けて、それぞれの温度を監視して過熱しているか否かを監視するようにしてもよい。
また、ROM2に代えて書き換え可能な不揮発性メモリを用いるとともに通信回路27として双方向通信可能なものを用い、外部のパソコン60から漏電を判別するためのしきい値を入力して不揮発性メモリに設定するようにしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の変圧器の監視装置は、ビルなどの建物の受変電設備における変圧器の停電や漏電などの動作状態を監視するために利用される。
この発明の一実施形態の変圧器の監視装置の一例の停電監視装置が設置された受変電設備を示す図である。 図1に示した変圧器の監視装置の一例の停電監視装置の具体的なブロック図と、外部装置を示す図である。 図1に示したACアダプタを示すブロック図である。 停電監視装置から停電情報あるいは漏電情報を出力する動作を説明するためのフローチャートである。 従来の受変電設備を示すブロック図である。
符号の説明
1 電源母線、2,3,4,28,311 変圧器、5,6,7 接地線、8,9,10 零相変流器、20 停電監視装置、23 A/Dコンバータ、24 制御回路、25 ROM、26 RAM、27 通信回路、29,211〜213,312 整流回路、30 平滑回路、40 データセンタ、50 インターネット回線、60 パソコン、201〜203 漏電検知入力端子、204,205 汎用入力端子、206,207 AC入力端子、221〜223 積分回路、313 平滑コンデンサ、314 負荷抵抗。

Claims (7)

  1. 電源母線に1次側巻線が接続された少なくとも2台の変圧器を監視する変圧器の監視装置であって、
    前記少なくとも2台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器の2次側巻線から交流電圧が入力される交流電圧入力端子と、
    前記交流電圧入力端子に接続された変圧器を除いた残りの変圧器の2次側巻線からの通電信号が入力される入力端子と、
    前記交流電圧入力端子に入力される入力電圧と、前記入力端子に入力される通電信号とに基づいて、前記少なくとも2台の変圧器の停電を監視する監視手段とを備える、変圧器の監視装置。
  2. 前記残りの変圧器の2次側巻線に出力される交流電圧に基づいて、前記通電信号を前記入力端子に出力する通電信号出力手段を含み、
    前記監視手段は、前記交流電圧入力端子に前記交流電圧が入力されていないとき、あるいは前記入力端子に前記通電信号が入力されていないことを判別したことに応じて、停電の発生を示す情報を出力する制御手段を含む、請求項1に記載の変圧器の監視装置。
  3. 前記通電信号出力手段は、前記残りの変圧器の2次側巻線に出力される交流電圧を直流電圧に整流して、前記直流電圧を前記通電信号として出力する整流手段を含む、請求項2に記載の変圧器の監視装置。
  4. 前記制御手段から出力された停電の発生を示す情報を外部に送信する通信手段を含む、請求項2または3に記載の変圧器の監視装置。
  5. 前記監視手段は、前記交流電圧入力端子に入力された交流電圧から変換された駆動電圧に基づいて駆動され、
    前記駆動電圧が出力されなくなったことに応じて、駆動電圧の供給を行う電池を含む、請求項1から4のいずれかに記載の変圧器の監視装置。
  6. 前記少なくとも2台の変圧器のそれぞれの漏洩電流を検知する漏電検知信号が入力される漏電検知入力端子を含み、
    前記制御手段は、前記漏電検知入力端子に前記漏電検知信号が入力されたことに応じて、漏電の発生を示す情報を出力する、請求項2から5のいずれかに記載の変圧器の監視装置。
  7. 電源母線に1次側巻線が接続された少なくとも2台の変圧器を監視する変圧器の監視方法であって、
    前記少なくとも2台の変圧器のうちの少なくとも1台の変圧器の2次側巻線から交流電圧を入力するステップと、
    前記少なくとも1台の変圧器を除いた残りの変圧器の2次側巻線からの通電信号を、前記交流電圧の入力経路とは異なる経路で入力するステップと、
    前記入力される入力電圧と、前記入力される通電信号とに基づいて、前記少なくとも2台の変圧器の停電を監視するステップとを備える、変圧器の監視方法。

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