JP2008067369A - 切換装置 - Google Patents

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秀之 木原
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Abstract

【課題】切替対象の電圧源や切替制御電圧源の電圧変動にかかわらず電圧源を切替制御できる切換装置を提供する。
【解決手段】切換径路61として、その電圧源の入力端子1と出力端子4との間に、PMOSトランジスタ10aと10bとのソースまたはドレイン電極との直列接続に、それらのバックゲート電極とを接続し、それらのトランジスタのゲート電極に接続され、ドレイン電極に負荷抵抗12aを有するNMOSトランジスタ11aと、同じく負荷抵抗12bを有するNMOSトランジスタ11bとを備え、切換制御用の論理インバータ14の出力を受ける駆動回路とを装備する。
【選択図】図1a

Description

本発明は、電圧源と被供給装置との接続を選択的に切り替える切替装置に関する。
半導体個別または集積回路にて、複数の電圧源から任意の供給源を切換選択する従来手段として、大きさの違う2種類の電圧が入力され、そのうち一方の電圧を出力電圧として選択する場合に、第1の入力端子にかかる電圧が第2の入力端子にかかる電圧よりも低くなった場合でも、内部に設けられたトランジスタに過電流が流れないようにした供給電圧切換え回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、PROMのように、動作上電圧レベルが異なる複数の電源を半導体装置の内部において切換えて使用する場合に、電流パスが形成されにくく、電圧降下のない電源切り換えができる半導体装置の電源切換回路が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−124780号公報 特許3148454号明細書
上記従来技術の課題について以下に説明する。なお、従来技術のPチャネルMOSまたはNチャネルMOSトランジスタを、それぞれ、PMOSまたはNMOSトランジスタと呼称し、それらのゲート〜ソース間電圧については、ソース電極を基準電圧とし、その他の電圧値については、接地端子を基準電圧=0Vとする。
第1に、上記の特許文献1の実施の形態を説明する図を図12に示す。これには、切換制御論理インバータ電圧源電圧VDDselを、電圧源の電圧VDD1またはVDD2以上に維持しないと、その遮断側の電圧源が導通する課題があった。
すなわち、2つのエンハンスメント型PMOSトランジスタTr11とTr12との電圧源入力端子1側または2側をソース電極、電圧源出力端子4側をドレイン電極とし、さらに、Tr11のソース電圧をVs11、ゲート電圧をVg11、Tr12のソース電圧をVs12、ドレイン電圧をVg12とすると、電圧源入力端子1または2に対し、それらのトランジスタのPチャネルのいずれかを遮断状態とするためには、
(Vg11−Vs11)>(Tr11のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式1
(Vg12−Vs12)>(Tr12のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式2
の条件が必要である。
上記のソース電圧Vs11またはVs12は、それぞれに電圧源電圧VDD1またはVDD2に等しいので、それらを代入すると、
(Vg11−VDD1)>(Tr11のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式3
(Vg12−VDD2)>(Tr12のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式4
が必要である。
ここで、上記のトランジスタを制御する切換制御論理インバータ出力が、理想的に接地電圧から切換制御論理インバータ電圧源電圧VDDselまで振幅する場合、ゲート電圧Vg11とVg12とは、その電圧源電圧VDDselに等しいので、それらを代入すると、
(VDDsel−VDD1)>(Tr11のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式5
(VDDsel−VDD2)>(Tr12のゲート〜ソース間閾値電圧)・・式6
が必要である。
結局、一般的なゲート〜ソース間閾値電圧=(−0.3〜−0.7)V程度に対し、上記のトランジスタの遮断条件であるゲート〜ソース間電圧=0Vに設定するためには、
(VDDsel−VDD1)≧0V・・式7
(VDDsel−VDD2)≧0V・・式8
の条件が必要である。
従って、図12の切換制御論理インバータ電圧源電圧VDDselは、いずれの電圧源電圧VDD1およびVDD2以上を維持することが必須であった。
これは、電圧源電圧VDD1とVDD2とが既知であるか、または、遮断すべき電圧源電圧と上記の電圧源電圧VDDselとが、上記の式7または式8を満たすように連動されることが必須であって、上記の電圧VDD1とVDD2とに無条件に切換制御することが不可能であった。
第2に、上記の特許文献2の実施の形態である図2の引用例を図13に示す。これには、2つの電圧源電圧差が、エンハンスメント型PMOSトランジスタT1とT3とのそれぞれのPチャネル電極とNウェルとの境界面に不可避に生じる寄生ダイオードの順方向ダイオード電圧以上に広がると、その遮断側の電圧源が導通する課題があった。
ここで、電圧源電圧VBを電圧源出力電圧VXとして選択する場合を考える。上記の特許文献2の実施の形態の図2のレベル変換回路12a、12bを、簡単化のため、それらの切換出力の等価スイッチ51、52に、それぞれに図13の通りに置換すると、それらの等価スイッチ51、52による切換出力電圧は、等価スイッチ51では接地電圧に、等価スイッチ52では電圧源電圧VBになる。
このため、上記のトランジスタT3とデプレッション型NMOSトランジスタT4とが導通状態となり、上記のトランジスタT1とデプレッション型NMOSトランジスタT2とが遮断状態となる。
上記の特許文献2の明細書の発明が解決しようとする課題の説明の通り、遮断側の上記のトランジスタT2の不十分な遮断性能のため、電圧源出力電圧VX(=VB)は、上記のトランジスタT2のNチャネルを通じ、上記のトランジスタT1のドレイン電圧に反映される。
ここで、上記のトランジスタT1の遮断条件として、そのソース電圧をVs1、そのドレイン電圧をVd1とし、そのソース電極〜Nウェル間に存在する寄生ダイオードDi1の順方向ダイオード電圧をVf1とした時、その寄生ダイオードDi1が逆バイアス状態を維持するためには、
(Vs1−Vd1)< Vf1 ・・・式9
の条件が必要である。
また、上記のソース電圧Vs1は、上記の電圧源電圧VAと等しく、上記のドレイン電圧Vd1は、導通側トランジスタT3とT4、および、不完全遮断側トランジスタT2を通じて上記の電圧源出力電圧VX(=VB)と等しいことから、それらを代入すると、
(VA−VB)< Vf1 ・・・式10
が必要である。
すなわち、遮断状態の電圧源電圧VAが、導通側の電圧源電圧VBより上記の寄生ダイオードDi1の順方向ダイオード電圧Vf1以上の場合、電圧源入力端子1の遮断状態を維持することが不可能であった。
上記の課題は、図12にて、電圧源の入力端子1を導通側、入力端子2を遮断側としても同様に生じるため、寄生ダイオードDi3の順方向ダイオード電圧をVf3とした時、結局、電圧源電圧VAとVBとの関係において、
電圧源入力端子1を切換選択時に、
(VA−VB)≧ Vf1 ・・・式11
電圧源入力端子2を切換選択時に、
(VB−VA)≧ Vf3 ・・・式12
なる条件にて切換制御することが不可能であったことによる。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、切替対象の電圧源や切替制御電圧源の電圧変動にかかわらず、電圧源を切替制御できる切替装置を提供することを目的としている。
本発明の切替装置は、第1に、電圧源とその被供給装置との間で効率良く導通と遮断とを切り換える手段として、エンハンスメント型PMOSトランジスタを用いる(第1の手段)。
第2に、上記のPMOSトランジスタに不可避に生じる寄生ダイオードを、一方が順バイアス状態の際、他方が逆バイアス状態となるように、上記の2つのPMOSトランジスタを直列接続し、電圧源を切換接続する(第2の手段)。この構成により、切換選択する電圧源の電圧変動に影響されることなく、電圧源を切替制御できる。
第3に、上記のPMOSトランジスタと、それらの切換制御回路との間に、上記の電圧源を電源電圧とし、その切換制御回路との共通な基準電圧に対し、それらの電圧源電圧と独立な閾値電圧による駆動回路を、エンハンスメント型NMOSトランジスタにて構成する(第3の手段)。この構成により、切換選択する複数の電圧源と、それらを切換駆動する電圧源との電圧変動に影響されることなく、電圧源を切替制御できる。
本発明の切替装置は、複数の電圧源にそれぞれ接続される複数の入力端子と、被供給装置への出力端子とを具備し、複数の電圧源と被供給装置との接続を選択的に切り替える切替装置であって、前記複数の電圧源のそれぞれと被供給装置とを接続する各切替経路は、第1及び第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタを有し、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのドレイン電極と、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのソース電極とを接続し、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記出力端子とを接続するとともに、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記入力端子とを接続したものである。
上記構成によれば、2つのエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタを直列に接続することにより、トランジスタに生じる寄生ダイオードを、一方が順バイアス状態の際、他方を逆バイアス状態とすることにより、複数の電圧源の電圧差が寄生ダイオードの順方向ダイオード電圧以上となった場合でも、遮断側の電圧源が導通することがなくなる。また、上記構成によれば、各トランジスタのゲート電極と被供給装置側または電圧源側端子とを同電位にすることにより、各トランジスタのゲート電極に接続される切替制御電圧源の電圧をレベル変換することができるため、切替制御電圧源の電圧が切替対象の電圧源の電圧より低い場合であっても、遮断側の電圧源が導通することがなくなる。したがって、上記構成によれば、切替対象の電圧源や切替制御電圧源の電圧変動にかかわらず電圧源を切替制御できる。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1の抵抗を介して接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2の抵抗を介して接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、複数の電圧源に接続される入力端子が第1のレベルシフト回路を介して接続され、第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、複数の電圧源への出力端子が第2のレベルシフト回路を介して接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、切替制御入力端子がそれぞれ第1および第2のNチャネルMOSトランジスタを介して前記第1および第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極に接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続されたものである。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続されたものである。
また、本発明の切替装置は、前記複数の電圧源と前記入力端子間の接続を切替る際、論理入力立ち上がりに遅延時間が設けられるよう構成される。
また、本発明の切替装置は、複数の電圧源にそれぞれ接続される複数の入力端子と、被供給装置への出力端子とを具備し、複数の電圧源と被供給装置との接続を選択的に切り替える切替装置であって、前記複数の電圧源のそれぞれと被供給装置とを接続する各切替経路は、第1及び第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタを有し、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのソース電極と、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのドレイン電極とを接続し、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記出力端子とを接続するとともに、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記入力端子とを接続したものである。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1の抵抗を介して接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2の抵抗を介して接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、複数の電圧源に接続される入力端子が第1のレベルシフト回路を介して接続され、第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、複数の電圧源への出力端子が第2のレベルシフト回路を介して接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、切替制御入力端子がそれぞれ第1および第2のNチャネルMOSトランジスタを介して前記第1および第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極に接続されるものである。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続されたものである。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続され、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続されたものである。
また、本発明の切替装置は、前記複数の電圧源と前記入力端子間の接続を切替る際、論理入力立ち上がりに遅延時間が設けられるよう構成される。
また、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極を、前記電圧源と前記被供給装置との共通接続点の基準電圧から、前記電圧源への印加電圧まで駆動し、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極を、前記基準電圧から、前記被供給装置への印加電圧まで駆動するものである。
さらに、本発明の切替装置は、前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記電圧源側端子とを抵抗を介して接続し、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記被供給装置側端子とを抵抗を介して接続するものである。
本発明の切換装置によれば、第1に、使用中に電圧変動を伴う電池を電圧源として適用できる。
第2に、互いに排他使用し、異なる電圧源電圧を必要とする複数の信号入出力処理装置があって、その共通機能を、それらの端子と共に一本化した別途の処理装置にて置換できる場合、その別途の処理装置に対し、それらの電圧源を本発明の切換装置にて切換選択することで、従来の電圧源別に複数必要であった、それらの処理装置全体の実装規模を縮小化できる。
以下、本発明の実施の形態にかかる電源切換装置を、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態I、II、III、IVで説明するエンハンスメント型PチャネルM
OSまたはNチャネルMOSトランジスタを、それぞれにPMOSまたはNMOSトランジスタと呼称し、さらに、大文字英字Vで始まる電圧変数名の内、それらのトランジスタ、または、等価スイッチのゲート〜ソース間電圧については、ソース電極を基準電圧とし、その他の電圧については、各図の接地端子7を基準電圧=0Vとする。
(実施の形態I)
図1aに、上記の第1の手段から第3の手段までの課題解決の手段としての実施の形態
Iを示す。図1aの電圧源切換装置6に、電圧源を接続するための電圧源入力端子1と2と、その電圧源の被供給装置を接続するための電圧源出力端子4と、その入力端子1と出力端子4との間の電圧源切換径路61と、同じく、その入力端子2と出力端子4との間の電圧源切換径路62と、それらの入力端子1または2のいずれか一方を、その出力端子4に切換選択するための切換制御入力端子5を有する論理インバータ14と論理バッファ24とから構成される切換制御回路とを装備する。
上記の切換径路61として、その電圧源の入力端子1と出力端子4との間に、PMOSトランジスタ10aと10b(第1と第2のPMOSトランジスタ)とのソース又はドレイン電極の直列接続と、それらのトランジスタのゲート電極に接続され、ドレイン電極に負荷抵抗12aを有するNMOSトランジスタ11aと、同じく負荷抵抗12bを有するNMOSトランジスタ11bとを備え、上記の切換制御用の論理インバータ14の出力を受ける駆動回路とを装備する。
同様に、上記の切換径路62として、その電圧源の入力端子2と出力端子4との間に、PMOSトランジスタ20aと20bとのPチャネル電極の直列接続と、それらのトランジスタのゲート電極に接続され、ドレイン電極に負荷抵抗22aを有するNMOSトランジスタ21aと、同じく負荷抵抗22bを有するNMOSトランジスタ21bとを備え、上記の切換制御用の論理バッファ24の出力を受ける駆動回路とを装備する。
なお、図1aでは、PMOSトランジスタ10a,10b,20a,20bをNMOSトランジスタ11a,11b,21a,21bで駆動する例を示したが、PMOSトランジスタ10a,10b,20a,20bを電圧源の電圧で駆動できれば、NMOSトランジスタ11a,11b,21a,21bによる駆動に限定されるものではない。
図1bは、図1aと同等の動作をするものとして、NMOSトランジスタ11aおよび負荷抵抗12aを逆論理のレベルシフト回路11cに置き換え、NMOSトランジスタ11bおよび負荷抵抗12bを逆論理のレベルシフト回路11dに置き換え、NMOSトランジスタ21aおよび負荷抵抗22aを逆論理のレベルシフト回路21cに置き換え、NMOSトランジスタ21bおよび負荷抵抗22bを逆論理のレベルシフト回路21dに置き換えたものである。
上記の論理インバータ14と論理バッファ24とは、上記の出力端子4に対し、切換制御入力端子5に論理Lの相当電圧を与えると上記の入力端子1を接続し、その入力端子5に論理Hの相当電圧を与えると上記の入力端子2を接続するように電圧源を切換制御する。
図1aの上記PMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bのPチャネル電極を、上記の電圧源入力端子1または2から電圧源出力端子4への方向に、順にソース電極およびドレイン電極とする。
本発明の課題解決のための手段の実施の要点は、以下の2点である。第1に、上記の第2の手段の実施のため、上記の第2のPMOSトランジスタのソース電極と第1のドレイン電極との直結点に、それぞれに、それらのPMOSトランジスタのバックゲート電極(Nウェル電極)を接続する。
すなわち、上記のPMOSトランジスタに不可避に生じる寄生ダイオードを、上記の入力端子1または2のソース電極側と、上記の出力端子4のドレイン電極側とにアノード電極を構成させ、かつ、これらの2つの寄生ダイオードのカソード電極同士を対向させることで、それらのアノード電極間のいずれの電圧変動に対しても、それらの寄生ダイオードの順バイアス状態による貫通電流の影響を受けない電圧源の遮断径路を得る。
加えて、上記のNMOSトランジスタの負荷抵抗12a、12b、22a、22bの上記のNMOSトランジスタのドレイン電極との接続点ではない他方を、それらの負荷抵抗と上記のNMOSトランジスタのドレイン電極との接続点に接続するゲート電極を有する上記のPMOSトランジスタの電圧源と異なる上記の入力端子1または2の電圧源と接続する。
すなわち、電圧源の遮断状態にある上記のPMOSトランジスタの直列接続において、電圧源の導通側と遮断側との電圧差により、上記の対向した2つの寄生ダイオードの内、逆バイアス状態となって、そのダイオードの寄生影響を受けないPMOSトランジスタ側のゲート電極に高電圧側の電圧源電圧を印加することで、そのトランジスタのゲート〜ソース間電圧≧0Vを維持し、良好な処断状態を得る。
従って、図1aの通り、負荷抵抗の電圧源への接続先を、負荷抵抗12aと22aとは電圧源出力端子4に、負荷抵抗12bと22bとは電圧源入力端子1または2とにする、いわゆる、たすき掛け接続とする。
第2に、上記の第3の手段の実施のため、上記のNMOSトランジスタ21a、21b、11a、11bの電圧源を上記の切換選択すべき電圧源にて供給し、それらのNMOSトランジスタのソース電極を、上記のインバータ14とバッファ24との接地電極と共通化し、それらのNMOSトランジスタのゲート〜ソース間を上記のインバータおよびバッファにて電圧駆動することで、それらの切換選択すべき電圧源電圧と無関係に、電圧源を切換選択する。すなわち、図1aの通り、切換制御電圧源電圧VDDselを電圧源入力端子1または2の印加電圧と独立に設定する。
上記の詳細を、図1aの各トランジスタを等価スイッチとして置換した図3にて説明する。まず、図1aを図3の等価回路に置換する過程を説明する。第1に、図1aのNMOSトランジスタ11aと負荷抵抗12a、NMOSトランジスタ11bと負荷抵抗12b、NMOSトランジスタ21aと負荷抵抗22a、NMOSトランジスタ21bと負荷抵抗22bの組合せのそれぞれを、図3の等価スイッチ13a、13b、23a、23bに置換する。
図1aのPMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bのゲート入力抵抗値は、それらのソースおよびドレイン電極に対する酸化膜絶縁構造であるため、一般に数百MΩ以上と極端に大きい。
ここで、上記の電圧源切換装置6の電源利用率の高効率化のため、上記の負荷抵抗12a、12b、22a、22bでの消費電流を数十μAに抑える場合でも、電圧源電圧を数百V以下と仮定すれば、実用設計上、それらの負荷抵抗の上限値は、上記のゲート入力抵抗値に比較して2桁ほど低い数MΩ程であり、そのゲート入力抵抗値に比較して無視できると見積もれる。従って、簡略化のため、上記の各々のNMOSトランジスタと負荷抵抗との組合せは、それぞれに、図3の等価スイッチ13a、13b、23a、23bに置換できる。
第2に、図1aのPMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bに、寄生ダイオードDi1a、Di1b、Di2a、Di2bを並列付加し、それぞれに、図3の等価スイッチ1a、1b、2a、2bに置換する。
図2は、PMOSトランジスタ直列接続部に関する説明図である。図1aのPMOSトランジスタ10aと10bとの抽出部を図2(a)に、図2(a)の半導体拡散の断面構造を図2(b)に示す。図2(a)のPMOSトランジスタ10aと10bとは、一般的に図2bの拡散構造により、不可避に生じるPNPトランジスタTr1aとTr1bとを寄生する。
ここで、PMOSトランジスタ10aのドレイン電極D1aとPMOSトランジスタ10bのソース電極S1bと、バックゲート電極(N+ウェル電極)N11と、を直結すると、図2(b)の通り、上記のトランジスタTr1aとTr1bとに、それぞれに、コレクタ〜ベース電極間を短絡したエミッタ〜ベース電極間の寄生ダイオードが残る。
従って、簡略化のため、上記のPMOSトランジスタは、図2(b)の寄生PNPトランジスタTr1aとTr1bとに残る寄生ダイオードを、ソース電極S1aとドレイン電極D1a間の寄生ダイオードDi1a、ソース電極S1bとドレイン電極D1b間の寄生ダイオードDi1bとして、それぞれに、図2(c)の通りに並列付加した図3の等価スイッチ1aと1bとに置換できる。
上記の寄生ダイオードの付加は、同様に、図1aのPMOSトランジスタ20aと20bとにも適用できるので、結局、上記のPMOSおよびNMOSトランジスタの導通または遮断状態を表現する等価回路として、図1aを図3に置換できる。図3を元に、切換制御入力端子5の切換制御入力電圧Vinsel=論理Lの相当電圧の状態を図4に、同入力電圧Vinsel=論理Hの相当電圧の状態を図5に示す。
始めに、上記の入力電圧Vinsel=論理Lの条件である図4の状態を説明する。この条件では、PMOSトランジスタの等価スイッチ1aと1bとのPチャネル、すなわち、ソース電極S1a〜ドレイン電極D1a間と、ソース電極S1b〜ドレイン電極D1b間と、が共に導通状態で、一方、PMOSトランジスタの等価スイッチ2aと2bとのPチャネル、すなわち、ソース電極S2a〜ドレイン電極D2a間と、ソース電極S2b〜ドレイン電極D2b間と、が共に遮断状態となる。
従って、電圧源の入力端子1と出力端子4とが導通で、その入力端子2と出力端子4とが遮断の状態となり、その入力端子1に接続された電圧源電圧Vin1が選択され、電圧源出力端子4の電圧源出力電圧Vout=Vin1となる。
上記の等価スイッチ1aと1bとのゲート〜ソース間電圧Vgs1aとVgs1bとは、それらのPチャネル導通抵抗を無視すると(−Vin1)となり、上記の電圧Vin1が、上記の等価スイッチ1aと1bとのゲート〜ソース間閾値電圧以上なら、電圧源切換径路61にて良好な導通状態を得る。
上記の等価スイッチ2aのゲート〜ソース間電圧Vgs2aは、そのゲート電極G2aに上記の導通側の等価スイッチ1aと1bを通じた電圧源電圧Vin1が印加されるため、Vgs2a=(Vin1−Vin2)となる。
また、上記の等価スイッチ2bのゲート〜ソース間電圧Vgs2bは、その等価スイッチ2bのゲート〜ソース間酸化膜絶縁抵抗が、その等価スイッチ2aの寄生ダイオードDi2aの順バイアス抵抗より遥かに大きいため、そのダイオードDi2aの順バイアス時にて、Vgs2b≧0Vと見積もれる。
上記の等価スイッチ2aと2bとのゲート〜ソース間電圧に注目すると、図4の電圧源の電圧差がVin1>Vin2の場合、上記のダイオードDi2bが順バイアス状態にて貫通する一方、上記のダイオードDi2aが逆バイアスかつ絶縁状態にて寄生影響がなく、かつ、上記のゲート〜ソース間電圧Vgs2a≧0Vが成立し、上記の等価スイッチ2aにて良好な遮断状態を得る。
一般に、MOSトランジスタにおいて、ゲート〜ソース間閾値電圧を一定かつ安定させるため、そのNウェル層をソース電極に接続し、そのバックゲート電圧をソース電圧に固定化する。
しかし、上記の等価スイッチ2aの原型であるPMOSトランジスタ20aのバックゲート電圧は、図1aの通り、そのドレイン電極D2aに固定されるため、そのソース電極S2aを基準とするゲート〜ソース間閾値電圧が一定しない。ところが、上記のダイオードDi2bが順バイアス状態にて貫通する場合、上記のトランジスタ20aのバックゲート電圧は、そのソース電圧より高くなる。これは、バックゲート・バイアス効果により、上記のトランジスタ20aのゲート〜ソース間閾値電圧を深く、かつ、大きくする。そのため、上記の等価スイッチ2aのゲート〜ソース間閾値電圧が変動しても、そのゲート〜ソース間電圧Vgs2a≧0Vにて、上記の遮断状態を損なうことはない。
一方、図4の電圧差がVin1<Vin2の場合、上記のダイオードDi2aが順バイアス状態にて貫通する一方、上記のダイオードDi2bが逆バイアスかつ絶縁状態にて規制影響かなく、かつ、上記の寄生ダイオードDi2aの順バイアス時のゲート〜ソース間電圧Vgs2b≧0Vが成立し、上記の等価スイッチ2bにて良好な遮断状態を得る。
等価スイッチ2bの原型であるPMOSトランジスタ20bのバックゲート電圧は、図1aの通り、そのソース電極S2bの電位に固定されるため、そのソース電極S2bを基準とするゲート〜ソース間閾値電圧は一定している。
他方、図4の電圧差がVin1=Vin2の場合、上記のダイオードDi2aとDi2bとは、共に順バイアス状態にならないため、それらのダイオードの寄生影響がなく、Vgs2a=(Vin1−Vin2)=0V、または、Vgs2b≧0Vのいずれかが成立し、上記の等価スイッチ2aまたは2bにて良好な遮断状態を得る。
この場合、切り替える電圧源に電圧差がなく、等価スイッチ2aの原型であるPMOSトランジスタ20aのソースとバックゲートとに電圧差が生じないため、そのゲート〜ソース間閾値電圧は、そのPMOSトランジスタ20aのソースとバックゲートとの電極接続時と等価となり、上記の等価スイッチ2aでの遮断状態を損なうことはない。
次に、切換制御入力電圧Vinsel=論理Hの相当電圧の条件である図5の状態を説明する。この条件では、PMOSトランジスタの等価スイッチ2aと2bとのPチャネル、すなわち、ソース電極S2a〜ドレイン電極D2a間と、ソース電極S2b〜ドレイン電極D2b間と、が共に導通状態で、一方、PMOSトランジスタの等価スイッチ1aと1bとのPチャネル、すなわち、ソース電極S1a〜ドレイン電極D1a間と、ソース電極S1b〜ドレイン電極D1b間と、が共に遮断状態となる。
従って、電圧源の入力端子2と出力端子4とが導通で、その入力端子1と出力端子4とが遮断の状態となり、その入力端子2に接続された電圧源電圧Vin2が選択され、電圧源出力端子4の電圧源出力電圧Vout=Vin2となる。
上記の等価スイッチ2aと2bとのゲート〜ソース間電圧Vgs2aとVgs2bとは、それらのPチャネル導通抵抗を無視すると(−Vin2)となり、上記の電圧Vin2が、上記の等価スイッチ2aと2bとのゲート〜ソース間閾値電圧以上なら、上記の等価スイッチ1aと1bとの導通時と同様に、電圧源切換径路62にて良好な導通状態を得る。
上記の等価スイッチ1aのゲート〜ソース間電圧Vgs1aは、そのゲート電極G1aに上記の導通側の等価スイッチ2aと2bを通じた電圧源電圧Vin2が印加されるため、上記と同様に、Vgs1a=(Vin2−Vin1)となる。上記の等価スイッチ1bのゲート〜ソース間電圧Vgs1bは、寄生ダイオードDi1aの順バイアス時にて、上記と同様に、Vgs1b≧0Vと見積もれる。
上記の等価スイッチ1aと1bとのゲート〜ソース間電圧に注目すると、図5の電圧源の電圧差がVin2>Vin1の場合、上記のダイオードDi1bが順バイアス状態にて貫通する一方、上記のダイオードDi1aが逆バイアスかつ絶縁状態にて寄生影響がなく、かつ、上記のゲート〜ソース間電圧Vgs1a≧0Vが成立し、上記の等価スイッチ2aの遮断時と同様に、上記の等価スイッチ1aにて良好な遮断状態を得る。
一方、図5の電圧差がVin2<Vin1の場合、上記のダイオードDi1aが順バイアス状態にて貫通する一方、上記のダイオードDi1bが逆バイアスかつ絶縁状態にて寄生影響がなく、かつ、上記のダイオードDi1aの順バイアス時のゲート〜ソース間電圧Vgs1b≧0Vが成立し、上記の等価スイッチ2bの遮断時と同様に、上記の等価スイッチ1bにて良好な遮断状態を得る。
他方、図5の電圧差がVin2=Vin1の場合、上記のダイオードDi1aとDi1bとは、共に順バイアス状態にならないため、それらのダイオードの寄生影響がなく、Vgs1a=(Vin1−Vin2)=0V、または、Vgs1b≧0Vのいずれかが成立し、上記の等価スイッチ2aまたは2bの遮断時と同様に、上記の等価スイッチ1aまたは1bにて良好な遮断状態を得る。
上記の説明の要点を、図6に示す。図6において、上記の導通性能は、点線矢印の起点項目の条件から、一方、上記の遮断性能は、実線矢印の起点項目の条件から得られる。
結局、図1aは、図3、図4、図5との等価な置換であるため、図1の実施の形態Iの電圧源切換装置6において、電圧源入力端子1と2とに、PMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bのゲート〜ソース間閾値電圧以上の正の電圧源が与えられると、それらの互いの電圧差に無関係に、電圧源出力端子4に接続の、その電圧源の被供給装置に対し、それらの電圧を切換接続する電圧源切換装置を実現できる。
尚、本実施の形態では、図2(a)乃至(c)に示したように、第2のPMOSトランジスタのソース電極と第1のPMOSトランジスタのドレイン電極との直結点に、第1のPMOSトランジスタ及び第2のPMOSトランジスタ各々のバックゲート電極が接続されていたが、図7(a)乃至(c)に示したように、第1のPMOSトランジスタのバックゲート電極をそのソース電極に接続し、第2のPMOSトランジスタのバックゲート電極をそのドレイン電極に接続する構成にしても良い。この構成により、2つの寄生ダイオードは図7(c)に示すようにアノード電極同士が対向するように構成されることになり、本実施の形態と同等の効果を得ることが可能となる。
(実施の形態II)
図8に、上記の実施の形態Iに関連する実施の形態IIを示す。図8は、図1aの切換制御の論理インバータ14と論理バッファ24との直後に、それらの論理入力時にのみ立上がり遅延を与える論理入力立上がり遅延回路15と25とを挿入し、電圧源の遮断時刻に対し、その導通時刻を遅延させる。
これは、上記の図1aの実施の形態Iの課題として、電圧源入力端子1から2へ、または、それらの入力端子2から1へ、互いに電圧源切換の際、PMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bとが、同時かつ一時的に導通する瞬間を生じることを防止するためである。
これは、電圧源の遮断側であるPMOSトランジスタの導通状態への移行時間より、その導通側であるPMOSトランジスタのPチャネルが電子で満たされた飽和状態から遮断状態への移行時間の方が、一般的に、長い傾向があることに起因する。
この場合、図4および図5の電圧源の被供給装置8に流れる電圧源電圧Vin1の入力電流Iin1、または、電圧源電圧Vin2の入力電流Iin2以外に、それらの電圧差(Vin1−Vin2)に応じた図9(a)に示す電圧源入力端子1〜2間の貫通電流Iin12が生じる。
上記の貫通電流Iin12は、それらの電圧源の電圧差絶対値|Vin1−Vin2|を、それらの電圧源の内部抵抗値と、PMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bの導通抵抗値と、それらの接続配線抵抗値と、の和で除した値に相当する。一般的に、上記の内部抵抗と導通抵抗の和は、数Ω程と見積もられため、上記の貫通電流の尖頭値は、1Aを越える場合がある。
上記の電流時間は、上記のPMOSトランジスタの切換時間であるμs程の瞬時であり、直流電流時の許容電流値より使用制限を緩和できるため、直ちに、電圧源切換によって上記の電圧源とPMOSトランジスタとが破壊に至ることはない。
しかし、以下の理由により、図9(a)の上記の貫通電流Iin12の発生を防止する必要がある。第1に、上記の電圧源の適用例として、リチウム・イオン2次電池を挙げる場合、上記の貫通電流が、その電池の大電流流出時の発火や爆発等の防止のために内蔵している過電流防止回路の閾値電流値を越えると、その防止回路が働き、その2次電池の予想外の停止を生じる。第2に、実施の形態Iの電圧源切換装置がもたらす多数回の貫通電流Iin12の発生のため、上記の電圧源とPMOSトランジスタとに、長期信頼性を損なう劣化を生じる。
このため、図8は、図1(a)に対し、論理入力立上がり遅延回路15と25とを挿入し、上記の2次電池の予想外の停止と長期信頼性を損なう劣化とを防止する。これにより、図9(b)の通り、電圧源の入力端子1から2へ、または、それらの入力端子2から1へ、の切換の際、電圧源の遮断から導通状態へのPMOSトランジスタの切換を遅延し、その導通から遮断状態へのトランジスタとの瞬時導通状態を回避し、上記の貫通電流Iin12の発生を防止する電圧源切換装置を実現できる。
(実施の形態III)
上記の実施の形態IおよびIIの応用例としての実施の形態IIIを図10(b)に示す。図10(a)は、図10(b)の従来例の形態で、互いに異なる電圧源電圧を必要とする信号入出力処理装置91、92、93が、それらの共通の信号入出力端子9を切換制御入力端子5にて、排他的に切換接続される状態を示す。
上記の処理装置91、92、93は、一般的に、信号入出力端子9の電圧振幅仕様が異なるため、互いに異なる電圧源入力端子1、2、3を必要とした。このため、それらの電圧源電圧が共通であれば、上記の処理装置の一部を共通一本化できる場合であっても、それらの電源電圧が異なるため、従来、上記の処理装置91、92、93のそれぞれに重複した機能をもたせる必要があり、図10(a)の実装装置全体が大規模となる場合があった。
図10(b)では、上記の電圧源入力端子1、2、3と、上記の処理装置91、92、93の共通一本化機能を置換した信号入出力端子9との間に、本実施の形態の電圧源切換装置6を接続し、図10(a)の上記の処理装置91、92、93の使用毎に、その切換制御入力端子5にて信号入出力端子9を切換接続する場合に代えて、その入力端子5にて上記の電圧源入力端子1、2、3を切換接続することで、図10(a)の実装装置全体の規模縮小化を図る。
この場合、上記の実施の形態Iに対し、電圧源入力端子3を追加しているが、導通状態の電圧源は、上記の入力端子1、2、3のいずれか一つに限定されているため、図6において、電圧源電圧Vin2を、その入力端子3の電圧に、電圧源電圧Vin1を、その他の入力端子1または2の電圧のいずれかに読み替えることで、実施の形態Iと同様に、それらの互いの電圧差に無関係に、それらの電圧源を、その被供給装置に供給する電圧源切換装置を実現できる。
(実施の形態IV)
図4に対し、電圧源の被供給装置8と、電圧源入力端子1と2との電圧源とを、それぞれに置換した実施の形態IVを図11に示す。図11では、一つの電圧源を、その電圧源の2つの被供給装置の一方に切換接続する。
図11において、PMOSトランジスタ10a、10b、20a、20bのPチャネル電極を、図4と逆に、上記の電圧源出力端子4から電圧源入力端子1または2への方向に、順にソース電極およびドレイン電極とする。
上記の等価スイッチ1aと1bとのゲート〜ソース間電圧Vgs1aとVgs1bとは、それらのPチャネル導通抵抗を無視すると(−Vin4)となり、上記の電圧Vin1が、上記の等価スイッチ1aと1bとのゲート〜ソース間閾値電圧以上なら、電圧源切換径路61にて良好な導通状態を得る。
ここで、上記の電圧源が一つであるため、上記の入力端子1または2の電圧は、その電圧源電圧Vin4以下となる。この場合、電圧源の遮断側のPMOSトランジスタの等価スイッチ2aについては、その寄生ダイオードDi2aが逆バイアス状態となり、そのゲート〜ソース間電圧Vgs2a≧0V成立し、その等価スイッチ2aにより、電圧源切換径路62にて良好な遮断状態を得る。
加えて、上記の出力端子4から入力端子1へと、上記の出力端子4から入力端子2へと、以外に、上記の出力端子4と新たな電圧源入力端子を有する新たな電圧源切換径路を装備して、それを遮断状態にする場合においても、その径路の上記の等価スイッチ2aに相当する新たなPMOSトランジスタにて、上記と同様に、その新たな切換径路にて良好な遮断状態を得る。
さらに、図11において、上記の切換径路61と62とを共に導通状態にし、上記の被供給回路81と82とに共に電圧源を接続できるように、切換制御することができる。
本発明は、切替対象の電圧源や切替制御電圧源の電圧変動にかかわらず電圧源を切替制御できる効果を有し、電圧源と被供給装置との接続を選択的に切り替える切替装置等に有用である。
本発明の実施の形態Iにかかる電圧源切換装置(NMOSトランジスタ駆動)を示す図 本発明の実施の形態Iにかかる電圧源切換装置(レベルシフト回路駆動)を示す図 本発明の実施の形態IにかかるPMOSトランジスタ直列接続部に関する説明図 図2cの等価回路を反映した図1の等価回路を示す図 本発明の実施の形態Iにおいて電圧源の入力端子1と出力端子4とを切換接続した図1の等価回路を示す図 本発明の実施の形態Iにおいて電圧源の入力端子2と出力端子4とを切換接続した図1の等価回路を示す図 図4と図5とにおける電圧源の電圧差条件と、PMOSトランジスタ1a、1b、2a、2bとの動作状態を示す図 本発明の実施の形態Iにかかる別のPMOSトランジスタ直列接続部に関する説明図 電圧源の遮断から導通移行時に遅延時間を付加する実施の形態IIの電圧源切換装置を示す図 電圧源電流の時間経過を示す図 本発明の実施の形態IIIにかかる電圧源切換装置を説明するための図 図4に対し、電圧源と、その電圧源の被供給装置とを置換した実施の形態油IVの電圧源切換装置を示す図 従来の供給電圧切換え回路の概略図 従来の半導体装置の電源切換回路の概略図
符号の説明
1,2 電圧源入力端子
1a PMOSトランジスタ10aの寄生ダイオード反映の等価スイッチ
1b PMOSトランジスタ10bの寄生ダイオード反映の等価スイッチ
2a PMOSトランジスタ20aの寄生ダイオード反映の等価スイッチ
2b PMOSトランジスタ20bの寄生ダイオード反映の等価スイッチ
4 電圧源出力端子
5 電圧源の切換制御入力端子
6 電圧源切換径路61、62を含む、または、電圧源切換径路61、62、63を含む電圧源切換装置
7 各電圧値の基準となる接地端子
8,81,82 電圧源の被供給装置
9 信号入出力端子
10a 電圧源入力端子1と直結するPMOSトランジスタ
10b PMOSトランジスタ10aと直結するPMOSトランジスタ
11a PMOSトランジスタ10aの導通または遮断を切換駆動するNMOSトランジスタ
11b PMOSトランジスタ10bの導通または遮断を切換駆動するNMOSトランジスタ
11c,11d,21c,21d レベルシフト回路
12a NMOSトランジスタ11aのドレイン電極の負荷抵抗
12b NMOSトランジスタ11bのドレイン電極の負荷抵抗
13a NMOSトランジスタ11aと負荷抵抗12aとの等価スイッチ
13b NMOSトランジスタ11bと負荷抵抗12bとの等価スイッチ
14 切換制御用の論理インバータ
15 電圧源切換径路61の遮断から導通移行時の論理入力立上がり遅延回路
16 論理入力立下がり遅延回避用ダイオード
17 電圧源切換制御回路
20a 電圧源入力端子2と直結するPMOSトランジスタ
20b PMOSトランジスタ20aと直結するPMOSトランジスタ
21a PMOSトランジスタ20aの導通または遮断を切換駆動するNMOSトランジスタ
21b PMOSトランジスタ20bの導通または遮断を切換駆動するNMOSトランジスタ
22a NMOSトランジスタ21aのドレイン電極側の負荷抵抗
22b NMOSトランジスタ21bのドレイン電極側の負荷抵抗
23a NMOSトランジスタ21aと負荷抵抗22aとの等価スイッチ
23b NMOSトランジスタ21bと負荷抵抗22bとの等価スイッチ
24 切換制御用の論理バッファ
25 電圧源切換径路62の遮断から導通移行時の論理入力立上がり遅延回路
51 従来のレベル変換回路の切換出力の等価スイッチ
52 従来のレベル変換回路の切換出力の等価スイッチ
61 電圧源の入力端子1〜出力端子4間の電圧源切換径路
62 電圧源の入力端子2〜出力端子4間の電圧源切換径路
63 電圧源の入力端子3〜出力端子4間の電圧源切換径路
90 信号入出力処理装置91、92,93の共通機能を一本化した信号入出力処理装置
91,92,93 互いに異なる電圧源電圧を必要とする信号入出力処理装置
D1 従来の電圧源入力端子1〜2間の貫通電流防止ダイオード
D1a PMOSトランジスタ10aのドレイン電極
D1b PMOSトランジスタ10bのドレイン電極
D2 従来の電圧源入力端子1〜2間の貫通電流防止ダイオード
D2a PMOSトランジスタ20aのドレイン電極
D2b PMOSトランジスタ20bのドレイン電極
Di1 従来のPMOSトランジスタT1のソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード Di1a PMOSトランジスタ10aのソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード
Di1b PMOSトランジスタ10bのソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード
Di2a PMOSトランジスタ20aのソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード
Di2b PMOSトランジスタ20bのソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード
Di3 従来のPMOSトランジスタT3のソース電極〜Nウェル間の寄生ダイオード G1a PMOSトランジスタ10aのゲート電極
G1b PMOSトランジスタ10bのゲート電極
G2a PMOSトランジスタ20aのゲート電極
G2b PMOSトランジスタ20bのゲート電極
Iin1 電圧源入力端子1の電圧源入力電流
Iin12 電圧源切換時の電圧源入力端子1〜2間の貫通電流
Iin2 電圧源入力端子2の電圧源入力電流
Iin4 電圧源出力端子4の電圧源入力電流
N10 PMOSトランジスタ10aと10bとを含むNウェル断面
N11 PMOSトランジスタ10aと10bとのバックゲート電極
P10 PMOSトランジスタ10aと10bとを含むPサブストレート断面
S1a PMOSトランジスタ10aのソース電極
S1b PMOSトランジスタ10bのソース電極
S2a PMOSトランジスタ20aのソース電極
S2b PMOSトランジスタ20bのソース電極
t 経過時間
T1,T3 従来のエンハンスメント型PMOSトランジスタ
T2,T4 従来のデプレッション型NMOSトランジスタ
td15 論理入力立上がり遅延回路15の遅延時間
td25 論理入力立上がり遅延回路25の遅延時間
Tr11 従来のPMOSトランジスタ
Tr12 従来のPMOSトランジスタ
Tr1a PMOSトランジスタ10aの寄生PNPトランジスタ
Tr1b PMOSトランジスタ10bの寄生PNPトランジスタ
ts12 電圧源入力端子1から2への切換制御入力時刻
ts21 電圧源入力端子2から1への切換制御入力時刻
VA 従来の電圧源入力端子1の電圧源電圧
VB 従来の電圧源入力端子2の電圧源電圧
Vd1 従来のPMOSトランジスタT1のドレイン電圧
Vd2 従来のNMOSトランジスタT2のドレイン電圧
Vd3 従来のPMOSトランジスタT3のドレイン電圧
Vd4 従来のNMOSトランジスタT4のドレイン電圧
Vg1 従来のPMOSトランジスタT1のゲート電圧
Vg2 従来のNMOSトランジスタT2のゲート電圧
Vg3 従来のPMOSトランジスタT3のゲート電圧
Vg4 従来のNMOSトランジスタT4のゲート電圧
Vs1 従来のPMOSトランジスタT1のソース電圧
Vs2 従来のNMOSトランジスタT2のソース電圧
Vs3 従来のPMOSトランジスタT3のソース電圧
Vs4 従来のNMOSトランジスタT4のソース電圧
VDD1 従来の電圧源入力端子1の電圧源電圧
VDD2 従来の電圧源入力端子2の電圧源電圧
VDDsel 切換制御電圧源電圧
Vg11 従来のPMOSトランジスタTr11のゲート電圧
Vg12 従来のPMOSトランジスタTr12のゲート電圧
Vgs1a PMOSトランジスタ10aのゲート〜ソース間電圧
Vgs1b PMOSトランジスタ10bのゲート〜ソース間電圧
Vgs2a PMOSトランジスタ10aのゲート〜ソース間電圧
Vgs2b PMOSトランジスタ20bのゲート〜ソース間電圧
Vin1 電圧源入力端子1の電圧源電圧
Vin2 電圧源入力端子2の電圧源電圧
Vin4 電圧源出力端子4の電圧源電圧
Vinsel 切換制御入力電圧
Vout 電圧源出力端子4または電圧源入力端子1の出力電圧
Vs11 従来のPMOSトランジスタTr11のソース電圧
Vs12 従来のPMOSトランジスタTr12のソース電圧
VX 従来の電圧源出力電圧

Claims (14)

  1. 複数の電圧源にそれぞれ接続される複数の入力端子と、被供給装置への出力端子とを具備し、複数の電圧源と被供給装置との接続を選択的に切り替える切替装置であって、
    前記複数の電圧源のそれぞれと被供給装置とを接続する各切替経路は、
    第1及び第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタを有し、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのドレイン電極と、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのソース電極とを接続し、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記出力端子とを接続するとともに、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記入力端子とを接続した切替装置。
  2. 請求項1記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1の抵抗を介して接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2の抵抗を介して接続される切替装置。
  3. 請求項1に記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1のレベルシフト回路を介して接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2のレベルシフト回路を介して接続される切替装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の切替装置であって、
    切替制御入力端子は、それぞれ第1および第2のNチャネルMOSトランジスタを介して前記第1および第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極に接続される切替装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続される切替装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続される切替装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記複数の電圧源と前記入力端子間の接続を切替る際に、論理入力立ち上がりに遅延時間が設けられるよう構成される切替装置。
  8. それぞれ複数の電圧源に接続される複数の入力端子と、被供給装置への出力端子とを具備し、複数の電圧源と被供給装置との接続を切り替える切替装置であって、
    複数の被供給装置のそれぞれと電圧源とを接続する各切替経路は、
    第1及び第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタを有し、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのソース電極と、前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのドレイン電極とを接続し、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記出力端子とを接続するとともに
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極と、前記前記入力端子とを接続した切替装置。
  9. 請求項8記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1の抵抗を介して接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2の抵抗を介して接続される切替装置。
  10. 請求項8に記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源に接続される入力端子が第1のレベルシフト回路を介して接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極には、前記複数の電圧源への出力端子が第2のレベルシフト回路を介して接続される切替装置。
  11. 請求項8乃至10に記載の切替装置であって、
    切替制御入力端子は、それぞれ第1および第2のNチャネルMOSトランジスタを介して前記第1および第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのゲート電極に接続される切替装置。
  12. 請求項8乃至11のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続される切替装置。
  13. 請求項8乃至11のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記第1のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とドレイン電極が接続され、
    前記第2のエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタのバックゲート電極とソース電極が接続される切替装置。
  14. 請求項8乃至13のいずれかに記載の切替装置であって、
    前記複数の電圧源と前記入力端子間の接続を切替る際、論理入力立ち上がりに遅延時間が設けられるよう構成される切替装置。
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