JP2008067137A - デジタル放送用の室内アンテナ - Google Patents

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Hironori Kimura
裕徳 木村
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Abstract

【課題】 室内に設置される置き時計を模った室内用アンテナであって、帯域幅が広く、室内に設置する場合にインテリアとしての効果があり、しかも小型であって製作コストも安い室内用ループアンテナの提供。
【解決手段】 裏面板5と正面板9の間には導電性に優れた導体板12にて構成したループアンテナと写真8を挟み込み、裏面板5には駆動部4を取付け、駆動部4から延びる駆動軸13を裏面板5、上記写真8、及び表面板9の中央に設けた穴10,11,12を貫通し、表面板側に備えた針1,2を駆動軸13に取付け、さらにアンテナ6に設けたコネクタ14を裏面板5の穴15から突出している。
【選択図】 図3

Description

本発明は小型であるに関らず帯域幅が広く、インテリアとしての効果を備えたデジタル放送用の室内アンテナに関するものである。
デジタル放送用のアンテナには色々な型式が存在しているが、その中の代表的なアンテナとしてループアンテナが知られている。ループアンテナとは、ワイヤーを円形リング状や四角形リング状に丸めた形状とし、これを受信機へ接続している。一周の長さが同じであれば、その形状が円形でも四角形でも、又は三角形であってもアンテナとしての性能は同じである。該ループアンテナは、目的の電波に同調したときに威力を発揮し、ループと可変コンデンサーで、目的の電波の周波数に同調したときに感度が大きく向上する。
ループの巻き数は周波数のカバー範囲に密接な関係があり、巻き数が多過ぎると周波数が下がって高い周波数領域をカバーすることが出来なくなる。また、巻き数が少ないと高い周波数の方へ移行して低い周波数領域がカバー出来なくなる。そこで、形を大型にしたときは巻き数を減らし、小型にしたときは巻き数を増やしている。このように、ループアンテナはワイヤーを巻いて作ることが出来るために製作は簡単であるが、指向性があって弱い電波を受ける場合には該ループアンテナを廻して適当な向きを探すことが必要となる。
特開2005−45331号に係る「広帯域アンテナ素子および広帯域室内アンテナ」は、簡単な構造で広帯域に亘る周波数の電波を受信するアンテナ素子であり、四辺形に形成された導電性の導体板と、この導体板のほぼ中央に位置して互いに対向する辺縁部同士の距離が漸増もしくは漸減する形状の開口部よりなる切抜き孔と、この切抜き孔に連接して開口し前記導体板の一辺へ到達する連通孔と、この連通孔を挟む近傍にそれぞれ設けられた一対の給電点とを有し、前記導体板にて受信した電波を前記給電点に電気信号として給電することが出来る。
特開平11−186836号に係る「スロットアンテナ」は、導体板に直線状のスロットを開け、給電線により導体板に給電を行うスロットアンテナであり、スロット形状をT字型として、給電を行う周波数の波長をλとした場合、T字型スロットの縦部の寸法を略λ/4とし、横部の寸法を略λ/2としている。従って、従来の十字型スロットをもつものよりも小さく出来、小型化できる。
これらのアンテナはその基本形態はループアンテナであり、ワイヤーループの代わりに導体板を用いている。該導体板を使用することで受信面積が拡大して広帯域に亘る周波数の電波を受信することが出来、しかも形状は小型化される。今後の主流となる地上デジタル放送の周波数は470MHz〜770MHzと帯域幅が大きく、これらを受信できる性能のアンテナでなくてはならない。しかし、これらのループアンテナを室内に設置したのでは部屋空間の雰囲気を損なうことが多い。
特開2005−45331号に係る「広帯域アンテナ素子および広帯域室内アンテナ」 特開平11−186836号に係る「スロットアンテナ」
このように、導体板を用いたループアンテナは小型でありながら広帯域に亘る周波数の電波を受けることが出来るが、次世代のワイヤレスLANシステム用アンテナとしてより広帯域VSWR特性を持つアンテナが必要となる。本発明はVSWR2以下の帯域幅が広く、室内に設置する場合にインテリアとしての効果があり、しかも小型であって製作コストも安くて構造の簡単なデジタル放送用の室内アンテナを提供する。勿論、アンテナの型式はループアンテナに限定するものではない。
本発明に係るデジタル放送用の室内アンテナは、置き時計又は掛け時計を模ったアンテナとして構成している。そこで、導電性に優れた導体板にて構成したアンテナを時計内に収容し、時計としての機能とアンテナとしての機能を兼ね備えている。ここで、時計としての具体的な構造並びに形態は限定しないが、表面板の表面には針が取付けられ、裏面板に取着した駆動部によって上記針を駆動することが出来る。そして、アンテナからアンテナコネクタが裏側又は表側へ延び、テレビのコネクタと接続可能とする。又、アンテナから直接ケーブルを導き出すこともある。そして、上記表面板と収容したアンテナとの間に写真や図形を形成したシールを挟み込む構造とすることも出来る。
本発明に係るデジタル放送用の室内アンテナの外観は置き時計としての外観を呈している為に、室内に設置できるインテリアとしての効果を備えている。また、表面板とアンテナの間には写真などのシールを挟むことが出来る為に、好みの写真を挟んだ写真盾としても利用可能となる。特に、導電性に優れた導体板を用いて構成した平面ループアンテナを内蔵することで、受信できる周波数帯域が広く、感度も良好となることで、室内アンテナとしてデジタル放送の受信が十分可能と成る。
図1、図2は本発明に係るデジタル放送用の室内アンテナの外観を示している実施例であり、図1は斜視図、図2は正面図と側面図を表している。この室内アンテナは室内に設置する置き時計としての外観を呈し、正面には時刻を刻む2本の短針1,長針2が設けられ、裏側には該短長針1,2を駆動する駆動部4が取付けられている。ここで、駆動部4は従来の時計に用いられているものと共通している為に説明は省略する。そして、置き時計がテーブルや台の上に転倒することなく起立して置くことが出来るように脚3を取付けている。
図3は脚3を除いた展開図を表しているが、同図に示すように複数枚の板材が積層した構造となっている。同図の5は裏面板、6はアンテナ、7は枠板、8は写真、9は表面板を夫々表している。概略長方形をしたアンテナ6は枠板7に嵌り、この状態で裏面板5に重ねられ、そして枠板7に嵌ったアンテナ6の表面には写真8が重なり、さらに表面板9が重ね合わされる。
裏面板5、写真8、及び表面板9の中央には穴10,11,12が貫通して設けられ、これら穴10,11,12に駆動部4の駆動軸13が嵌り、表面板9の表面に配置される短針1と長針2が駆動軸13に取付けられる。枠板7に嵌ったアンテナ6にはコネクタ14が取着され、このコネクタ14は裏面板5に貫通した穴15から突出し、テレビのアンテナケーブルが該コネクタ14に接続される。
ここで、上記写真8は自分の好みに応じて適当なものを選ぶことが出来、勿論、自分で撮った写真8を所定のサイズに引き伸ばすと共に裁断して挟むことも出来る。ところで、裏面板5、アンテナ6が嵌った枠板7、写真8、表面板9は積層され、四隅がネジ止めされる。裏面板5、枠板7、写真8の四隅には穴が貫通し、表面板9の四隅にはネジ穴が設けられている。そこで、裏から挿通したネジ16,16・・は表面板9のネジ穴に螺合して締め付けられる。
図4は上記アンテナ6の具体例を示している。同図の16は基板、17は導体板を表し、基板16は一般に樹脂製板が使用され、導体板17としては導電性の良好な金属板であり、例えば銅板、真鍮板、アルミ板、スチール板などが使用される。この導体板17は四角形の樹脂製基板16の表面に貼着されている。ここで、導体板17の貼着方法は色々あり、接着剤にて固着したりピン止めすることが出来る。
ところで、導体板17はループ形状を成して、中央部には長方形の開口18を形成し、そして導体板17の一部が切欠かれて切欠き部19を有し、切欠き部19は上記開口18に連通している。そして、該導体板17の外形も長方形であるが、基板16より小さくなっている。しかし、導体板17の外形と基板16の外形を同じ大きさの長方形とすることもある。
上記アンテナ6は基板16に導体板17を貼着した構造としているが、該基板16を用いないで裏面板5を基板として用いることも出来る。この場合には、導体板17を裏面板5に貼着し、そして枠板7も使用しないで写真8をアンテナ面に重ねることが出来る。逆に、導体板17を2枚の基板16,16にて挟み込んだ構造とする場合もある。
図5は本発明の平面ループアンテナの具体的な導体板を示している場合であり、外形の幅寸法L=240mm、開口の幅寸法M=108mm、切欠き部の幅寸法d=12mm、そして外形の高さ寸法は240mm、導体板の幅寸法r=66mmとしている。アンテナから導き出されるケーブルは切欠き部を挟んだ両端に接続される。又、コネクタ14はその外周と内周とに夫々接続される。
図6は上記図5の導体板を備えた平面ループアンテナのVSWR特性を示しており、同図から明らかなようにVSWR<2の周波数は430MHz〜1030MHzと成っている。すなわち、図5のループアンテナはこの帯域の周波数を受信することが可能である。そこで、この比帯域幅は82.2%となり、十分な所要帯域を備えている。
図7はX−Y面内の放射指向性を表し、図8はX−Z面内の放射指向性を表している。ここで、上記図5に示す導体板17の方向、すなわち室内用ループアンテナが設置される面はY−Zである。Y−Z面に室内用ループアンテナを設置した状態でのX−Y面内の放射指向性、X−Z面内の放射指向性を上記図7および図8にそれぞれ表している。
本発明に係る室内用ループアンテナを示す斜視図。 本発明に係る室内用ループアンテナの正面図と側面図。 本発明に係る室内用ループアンテナの展開図。 本発明の室内用ループアンテナを構成するアンテナ部分。 導体板の具体例。 図5の導体板を備えたアンテナのVSWR特性。 図5の導体板がY−Z面内にあるアンテナのX−Y面内の放射指向性を表している。 図5の導体板がY−Z面内にあるアンテナのX−Z面内の放射指向性を表している。
符号の説明
1 短針
2 長針
3 脚
4 駆動部
5 裏面板
6 アンテナ
7 枠板
8 写真
9 表面板
10 穴
11 穴
12 穴
13 駆動軸
14 コネクタ
15 穴
16 基板
17 導体板
18 開口
19 切欠き部
20 ネジ




















Claims (7)

  1. 室内に設置又は掛けることが出来る時計を模った室内アンテナにおいて、少なくとも導電性に優れた導体板にて構成したアンテナと時計の駆動部を備えたデジタル放送用の室内アンテナ。
  2. 上記アンテナがループアンテナである請求項1記載のデジタル放送用の室内アンテナ。
  3. 室内に設置又は掛けることが出来る時計を模った室内アンテナにおいて、裏面板と正面板の間には導電性に優れた導体板にて構成したループアンテナを挟み込み、裏面板には駆動部を取付け、駆動部から延びる駆動軸を裏面板及び表面板の中央に設けた穴を貫通して表面板側に備えた針を該駆動軸に取付け、さらにループアンテナに設けたコネクタを裏面板又は表面板から突出したことを特徴とするデジタル放送用の室内アンテナ。
  4. 室内に設置又は掛けることが出来る時計を模った室内アンテナにおいて、裏面板と正面板の間には導電性に優れた導体板にて構成したループアンテナを挟み込み、裏面板には駆動部を取付け、駆動部から延びる駆動軸を裏面板及び表面板の中央に設けた穴を貫通して表面板側に備えた針を該駆動軸に取付け、さらにループアンテナからテレビに接続するケーブルを導き出したことを特徴とするデジタル放送用の室内アンテナ。
  5. 上記アンテナの導体板を基板に貼着して枠板に嵌め、該枠板を裏面板と表面板の間に挟み込んだ請求項3、又は請求項4記載のデジタル放送用の室内アンテナ。
  6. 上記導体板を両基板にて挟んでアンテナとし、これを上記枠板に嵌めた請求項5記載のデジタル放送用の室内アンテナ。
  7. 上記表面板を透明な材質で構成すると共に、表面板とアンテナとの間に写真や図柄を形成したシートを挟み込んだ請求項3、請求項4、請求項5、又は請求項6記載のデジタル放送用の室内アンテナ。
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