JP2008066843A - データ転送システム、データ転送方法、及びこれらに用いる転送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】HCNノード1は、端末Aから直接的に宛先アドレスを含むデータを受信した場合に、その宛先アドレスの端末Bと直接的に通信するHCNノード8のノードIDをテーブルから抽出し、宛先ノードIDとしてデータに付与することで、端末間の通信の中継に、自ノードIDと宛先ノードIDの排他的論理和演算によって転送先を決定するハイパーキューブネットワークを適用可能にする。また、各HCNノードでは、障害が発生したリンクの次元数を優先ビットとして設定しておき、データ転送時に優先ビットがある場合には、排他的論理和演算の結果が1となる桁のうち優先ビットに対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対してデータを転送することで、転送先を自律的に変更する。
【選択図】図1
Description
青山友紀,"MPLSとフォトニックGMPLS",電気通信協会,2003年12月15日 Y. Saad, M.H.Schultz, etc., "Topological Properties of Hypercubes", IEEE Transactions on computers, Vol.37, No.7, July, 1998
図1は、一実施の形態におけるデータ転送システムの全体的な概略構成を示す図である。同図に示すように、本システムは、端末A,B,C間のデータ通信をハイパーキューブネットワーク(HCN)で中継するものである。図2(a)に示すように、HCNでは、複数のHCNノードに2進数のノードIDをそれぞれ割り振り、各HCNノードと自ノードIDの1つのビットを反転させたノードIDを持つ他のHCNノードとの間でリンクが形成される。図2(a)では、一例としてノードID(000)-(111)がそれぞれ割り振られた8個のHCNノード1−8を示す。また、図2(b)に示すように、各HCNノードは3次元のリンクを持つ。各HCNノードは、HCN用に3つのポート11,12,13を備え、これらのポートに他のHCNノードが接続される。図2(a)では、HCNノード1のノードIDは(000)であり、1桁目(1次元目)のビットを反転させた(001)のノードIDを持つHCNノード2がポート11に接続され、2桁目(2次元目)のビットを反転させた(010)のノードIDを持つHCNノード3がポート12に接続され、3桁目(3次元目)のビットを反転させた(100)のノードIDを持つHCNノード4がポート13に接続される。他のHCNノードについても同様である。
HCNリンク管理テーブル3は、自身のポートに接続されているリンクが、HCNのどの次元に対応しているかということと、その通信状態(Up/Down)を記録したものである。図7にHCNノード1が保持するHCNリンク管理テーブルの例を示す。このHCNリンク管理テーブルでは、ポート番号、次元数、通信状態が関連付けられている。
(0001):アラーム転送
(0010):広告
制御データには、広告を行う際にHCNの次元数、ホップ数を格納する。次元数は本実施形態では3である。ホップ数は、経由したリンクの数である。制御データのフォーマットを図9に例示する。また、アラーム転送時又は広告時のデータ部を図10に例示する。
次に、本システムにおける通常のデータ転送時の動作について説明する。ここでは一例として、端末Aが端末Bにデータを送信するケースで説明する。前提として、各HCNノードは、外部転送テーブル1、HCN転送テーブル2、HCNリンク管理テーブル3が正しく構築されているものとする。また、障害等は発生しておらず優先すべきリンクは無い、すなわち優先ビットが(000)であるものとする。
HCN内にリンク障害が発生した場合は、これをHCN内の全てのHCNノードに通知する広告と、隣接するノードにだけ通知するアラーム転送の2つの動作がある。ここでは広告動作について、図12に示すようにHCNノード5と8の間にリンク障害が発生した場合を例に説明する。
リンク状態検知部6により、HCNノード5との間のリンクに障害発生を検知したときに、そのポート番号からHCNリンク管理テーブル3を参照して断リンクの次元数(3)を把握すると共に、HCNノード5への通信状態をDownに変更する。そして、設定情報から広告を行う事を判断してHCN側送信部8の広告送信部81へ処理を移す。図13にHCNリンク管理テーブルの変更状態を示す。
HCNノード8と同様の動作を行う。これにより、HCNノード2,3に広告用のパケットが送信される。
HCN側受信部9によりパケットを受信し、制御ビット判断部91によりパケットに含まれる制御ビットから広告パケットであると判断し、広告送信部81へ処理を移す。
基本的にHCNノード7と同様に動作する。但し、転送先に該当する2次元目のリンクに対応するのはHCNノード1であるので、HCNノード1に対してパケットを転送する。
基本的にHCNノード7と同様に動作する。但し、ホップ数より大きい次元数(2,3次元目)のうち、断したリンクの次元数(3次元目)および広告パケットを受信したリンクの次元数(2次元目)を除いた次元数に対応するリンクがないため、ここで広告処理を終了する。
基本的にHCNノード7と同様に動作する。但し、ホップ数より大きい次元数(2,3次元目)のうち、断したリンクの次元数(3次元目)および広告パケットを受信したリンクの次元数(2次元目)を除いた次元数に対応するリンクがないため、ここで広告処理を終了する。
HCN側受信部9によりパケットを受信し、制御ビット判断部91によりパケットに含まれる制御ビットから広告パケットであると判断し、広告送信部81へ処理を移す。
HCNノード4と同様の動作を行う。
次に、広告後の通常のデータ転送時の動作について図17を用いて説明する。
次に、HCN内にリンク障害が発生したときのアラーム転送の動作について説明する。図18に示すように、HCNノード5,8間のリンクに障害が発生したことをHCNノード5,8がそれぞれ検知すると、HCNノード5は、その旨を示すデータを隣接するHCNノード2,3に転送し、HCNノード8は、隣接するHCNノード6,7に転送する。それ以上のデータ転送は行わない。このように1ホップ先のHCNノードにだけ転送することで、ネットワーク負荷の軽減を図る。具体的な処理は次の通りである。
リンク状態検知部6により、HCNノード5との間のリンクに関して障害の発生を検知し、そのポート番号からHCNリンク管理テーブル3を参照して断リンクの次元数(3)を把握し、通信状態をDownに変更する。そして、設定情報からアラーム転送を行う事を判断してHCN側送信部8のアラーム転送部82へ処理を移す。
HCNノード8と同様の動作を行う。これにより、HCNノード2,3にアラーム転送用のパケットが送信される。
HCN側受信部9によりパケットを受信し、制御ビット判断部91により制御ビットからアラーム転送パケットであると判断し、アラーム転送部82へ処理を移す。
HCNノード2,6と同様の動作を行う。
次に、アラーム転送後の通常のデータ転送時の動作について図19を用いて説明する。
次に、リンク障害のひとつとしてノード断、すなわちHCNノード自体に障害が発生したときの動作について説明する。ここでは、各ノードについて優先ビット、HCN転送テーブル、HCNリンク管理テーブルが、図20に示す初期状態であるときに、図21に示すようにHCNノード8に障害が発生した場合を例に説明する。
次に、HCNノードが端末との接続(Up)又は接続断(Down)を検知したときの動作について説明する。ここでは、図25に示すように、HCNノード8に端末C(アドレスc)が新たに接続された場合を例に説明する。
リンク状態検知部6により、新たに端末Cがポートに接続されたことを検知する。そして、外部転送テーブル1に端末Cが接続されたポート番号(2)と端末Cのアドレス(c)を追加し、HCN側送信部8の広告送信部81に処理を移す。
HCN側受信部9によりパケットを受信し、制御ビット判断部91によりパケットに含まれる制御ビットから広告用のパケットであると判断し、広告送信部81へ処理を移す。
基本的にHCNノード5と同様に動作する。但し、ホップ数より大きい次元数(2,3次元目)のうち、広告パケットを受信したリンクの次元数(2次元目)を除く次元数に対応するリンクは3次元目が該当するので、3次元目のリンクに対応するHCNノード2にパケットを転送する。
基本的にHCNノード5と同様に動作する。但し、ホップ数より大きい次元数(2,3次元目)のうち、広告パケットを受信したリンクの次元数(1次元目)を除く次元数に対応するリンクは2,3次元目が該当するので、2次元目に対応するHCNノード4および3次元目に対応するHCNノード3に対してパケットを転送する。
HCN側受信部9によりパケットを受信し、制御ビット判断部91によりパケットに含まれる制御ビットから広告用のパケットであると判断し、広告送信部81へ処理を移す。
基本的にHCNノード4と同様に動作する。但し、HCNノード2では、ホップ数より大きい次元数(3次元目)のうち、広告用パケットを受信したリンクの次元数(2,3次元目)を除く次元数に対応するリンクが無く、HCNノード3でも、ホップ数より大きい次元数(3次元目)のうち、広告用パケットを受信したリンクの次元数(1,3次元目)を除く次元数に対応するリンクが無いため転送処理は終了する。
次に、1つの端末が異なるHCNノードに2重に帰属した場合の動作について説明する。2重帰属時には、一方のHCNノードを優先(Primary)とし、他方のHCNノードをバックアップ(Backup)に設定する。この際、端末が接続されているHCNノードのHCN転送テーブルに対して運用者が(Primary/Backup)の種別を設定し、このHCNノードが設定内容を他のHCNノードに対して広告する。
リンク状態検知部6により、新たに端末Bが接続されたことを検知し、外部転送テーブル1に端末Bが接続されているポート番号(11)、端末Bのアドレス(b)、接続状態(Up)を追加し、HCN側送信部8の広告送信部81へ処理を移す。
基本的にHCNノード8と同様に動作する。但し、データに格納する種別は(Backup)になる。HCNノード5からは、HCNノード2,3,8に広告用のパケットが送信される。
HCNノード5から受信した広告用パケットのデータに基づいて、HCN転送テーブル2にノードID(011)、アドレス(b)、種別(Backup)を追加する。
HCNノード8から受信した広告用パケットのデータに基づいて、HCN転送テーブル2にノードID(111)、アドレス(b)、種別(Primary)を追加する。
HCN側受信部9によりHCNノード8から送られてきたパケットを受信し、制御ビット判断部91によりパケットに含まれる制御ビットから広告パケットであると判断し、広告送信部81へ処理を移す。
基本的にHCNノード6と同様に動作する。但し、パケットはHCNノード5から受信するので、受信したパケットからは、検知したHCNノードのノードID(011)、検知されたアドレス(b)、種別(Backup)を取得する。そして、ホップ数より大きい次元数(2,3次元目)のうち、広告パケットを受信したリンクの次元数(2次元目)を除く次元数に対応するのは3次元目のリンクであるので、3次元目のリンクに対応するHCNノード6にパケットを転送する。
基本的にHCNノード2,6と同様に動作する。この結果、HCNノード3は、HCNノード5から受信したパケットをHCNノード1,7に転送し、HCNノード7は、HCNノード8から受信したパケットをHCNノード3,4へ転送する。
基本的にHCNノード6と同様に動作する。すなわち、HCNノード3から受信した広告用パケットのデータに基づいてHCN転送テーブル2を変更し、HCNノード4への転送を行う。また、HCNノード4から受信した広告用パケットのデータに基づいてHCN転送テーブル2を変更し、転送先が無いことから広告処理を終了する。図28(c)にHCN転送テーブルが変更される様子を示す。
基本的にHCNノード6と同様に動作する。すなわち、HCNノード7から受信した広告用パケットのデータに基づいてHCN転送テーブル2を変更し、HCNノード1への転送を行う。また、HCNノード1から受信した広告用パケットのデータに基づいてHCN転送テーブル2を変更し、転送先が無いことから広告処理を終了する。図28(d)にHCN転送テーブルが変更される様子を示す。以上の広告処理によって各HCNノードが保持することになるテーブルの最終状態を図29に示す。
次に、二重帰属時の広告が終了した後の通常のデータ転送の動作について説明する。基本的には、先に説明した[通常のデータ転送時の動作]と同様であるが、端末Aからデータを受信したHCNノード1では、受信したパケットの宛先アドレスbを元に対応する宛先ノードIDについてHCN転送テーブル2を検索する。このとき、アドレスbの端末が接続されているHCNノードのノードIDとしては(111),(011)が該当するところ、プライマリ(Primary)の種別が付いている方の(111)を採用し、これを宛先ノードIDとする。これをHCNラベルに含めてパケットに付与する、自ノードIDと宛先ノードIDのXOR演算を行う、優先ビットを参照して転送先を定める等、その後の処理は通常のデータ転送と同様に行う。
2…HCN転送テーブル
3…HCNリンク管理テーブル
4…優先ビット
5…OpSIF部
6…リンク状態検知部
7…外部パケット受信部
8…HCN側送信部
9…HCN側受信部
10…外部パケット送信部
11…ノード制御部
71…HCN経由判定部
72…ラベル付与部
81…広告送信部
82…アラーム転送部
83…優先ビット管理部
84…エラー送信部
85…XOR計算部
86…送信リンク決定部
91…制御ビット判断部
92…宛先判定部
101…ラベル削除部
102…送信リンク決定部
103…エラー送信部
Claims (9)
- 複数の転送装置に2進数のノードIDを割り振り、各転送装置と当該転送装置の自ノードIDにおける1つのビットを反転させたノードIDを持つ他の転送装置との間でリンクが形成されるハイパーキューブネットワークにより端末間でのデータ通信を中継するデータ転送システムであって、
各転送装置は、
各端末のアドレスと端末が接続されている転送装置のノードIDを示すテーブルを記憶しておく記憶手段と、
使用を回避すべきリンクに関わる2つの転送装置のノードIDが反転するビットの桁数(次元数)を優先ビットとして記憶手段に記憶させておく優先ビット管理手段と、
端末から直接的に宛先アドレスを含むデータを受信した場合に、その宛先アドレスの端末と直接的に通信する転送装置のノードIDを前記テーブルから抽出し、宛先ノードIDとしてデータに付与する付与手段と、
他の転送装置から宛先ノードIDが付与されたデータを受信した場合に、その宛先ノードIDを取得して記憶手段に記憶させる取得手段と、
自ノードIDと前記宛先ノードIDとの排他的論理和を演算し、その演算結果を記憶手段に記憶させる演算手段と、
付与又は受信して得た前記宛先ノードIDが付与されたデータを、前記演算結果が1となる最も小さい桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信するか、前記優先ビットがある場合には前記演算結果が1となる桁のうち優先ビットに対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信する送信手段と、
を有することを特徴とするデータ転送システム。 - 複数の転送装置に2進数のノードIDを割り振り、各転送装置と当該転送装置の自ノードIDにおける1つのビットを反転させたノードIDを持つ他の転送装置との間でリンクが形成されるハイパーキューブネットワークにより端末間でのデータ通信を中継するデータ転送方法であって、
各端末のアドレスと端末が接続されている転送装置のノードIDを示すテーブル、および使用を回避すべきリンクに関わる2つの転送装置のノードIDが反転するビットの桁数(次元数)を示す優先ビットを記憶手段に記憶した転送装置により、
端末から直接的に宛先アドレスを含むデータを受信した場合に、その宛先アドレスの端末と直接的に通信する転送装置のノードIDを前記テーブルから抽出し、宛先ノードIDとしてデータに付与するステップと、
他の転送装置から宛先ノードIDが付与されたデータを受信した場合に、その宛先ノードIDを取得して記憶手段に記憶させるステップと、
自ノードIDと前記宛先ノードIDとの排他的論理和を演算し、その演算結果を記憶手段に記憶させるステップと、
付与又は受信して得た前記宛先ノードIDが付与されたデータを、前記演算結果が1となる最も小さい桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信するか、前記優先ビットがある場合には前記演算結果が1となる桁のうち優先ビットに対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信するステップと、
を有することを特徴とするデータ転送方法。 - 複数の転送装置に2進数のノードIDを割り振り、各転送装置と当該転送装置の自ノードIDにおける1つのビットを反転させたノードIDを持つ他の転送装置との間でリンクが形成されるハイパーキューブネットワークにより端末間でのデータ通信を中継するデータ転送システムに用いられる転送装置であって、
各端末のアドレスと端末が接続されている転送装置のノードIDを示すテーブルを記憶しておく記憶手段と、
使用を回避すべきリンクに関わる2つの転送装置のノードIDが反転するビットの桁数(次元数)を優先ビットとして記憶手段に記憶させておく優先ビット管理手段と、
端末から直接的に宛先アドレスを含むデータを受信した場合に、その宛先アドレスの端末と直接的に通信する転送装置のノードIDを前記テーブルから抽出し、宛先ノードIDとしてデータに付与する付与手段と、
他の転送装置から宛先ノードIDが付与されたデータを受信した場合に、その宛先ノードIDを取得して記憶手段に記憶させる取得手段と、
自ノードIDと前記宛先ノードIDとの排他的論理和を演算し、その演算結果を記憶手段に記憶させる演算手段と、
付与又は受信して得た前記宛先ノードIDが付与されたデータを、前記演算結果が1となる最も小さい桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信するか、前記優先ビットがある場合には前記演算結果が1となる桁のうち優先ビットに対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信する送信手段と、
を有することを特徴とする転送装置。 - 直接接続されているリンクにおける障害の発生を検知して当該リンクの次元数を記憶手段に記憶させる検知手段と、
他の転送装置から障害が発生したリンクの次元数を含むデータを受信し、当該リンクの次元数を記憶手段に記憶させる受信手段と、
検知又は受信して得た前記リンクの次元数を、経由したリンクの数を示すホップ数より大きい次元数のうち障害が発生したリンクの次元数およびデータを受信したリンクの次元数を除いた次元数に対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDをもつ転送装置に対して送信する送信手段と、を有し、
前記優先ビット管理手段は、受信して得た前記リンクの次元数を優先ビットとして記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3記載の転送装置。 - 直接接続されているリンクにおける障害の発生を検知して当該リンクの次元数を記憶手段に記憶させる検知手段と、
検知して得た前記リンクの次元数を、1ホップ先にだけ転送する旨と併せて隣接する転送装置に対して送信する送信手段と、
他の転送装置から前記リンクの次元数および前記旨を含むデータを受信する受信手段と、
前記旨を受信した場合には、以降のデータ転送を停止する手段と、を有し、
前記優先ビット管理手段は、受信して得た前記リンクの次元数を優先ビットとして記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3記載の転送装置。 - 前記検知手段は、リンクの利用率を監視し、利用率が記憶手段に予め記憶している閾値を超えたときに当該リンクの次元数を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4又は5記載の転送装置。
- 全ての次元数が優先ビットになったときに、自ノードIDに対して全てのビットが反転しているノードIDをもつ転送装置に障害が発生したと判断する判断手段と、
障害発生と判断された転送装置のノードIDを他の転送装置に送信する送信手段と、
障害発生と判断された転送装置のノードIDを他の転送装置から受信する受信手段と、
判断又は受信して得た障害発生と判断された転送装置のノードIDを前記テーブルに反映させて抽出対象から除外する手段と、
を有することを特徴とする請求項3記載の転送装置。 - 端末との間での直接的な接続/接続断を検知して当該端末のアドレスを前記テーブルに反映させる検知手段と、
他の転送装置から接続/接続断を検知した転送装置のノードIDおよび検知された端末のアドレスを含むデータを受信して当該ノードIDおよび当該アドレスを前記テーブルに反映させる第2受信手段と、
検知又は受信して得た接続/接続断を検知した転送装置のノードIDおよび検知された端末のアドレスを、経由したリンクの数を示すホップ数より大きい次元数のうちデータを受信したリンクの次元数を除いた次元数に対応する桁が自ノードIDに対して反転しているノードIDを持つ転送装置に対して送信する第2送信手段と、
を有することを特徴とする請求項3記載の転送装置。 - 前記テーブルは、端末が異なる転送装置に2重に接続される場合に、いずれの転送装置を優先させるかを示す種別も記録するものであって、
前記第2送信手段は、接続/接続断を検知した転送装置のノードIDおよび検知された端末のアドレスに加えて前記種別を送信し、
前記第2受信手段は、当該ノードIDおよび当該アドレスに加えて当該種別を前記テーブルに反映させ、
前記付与手段は、前記テーブルからの抽出対象となるノードIDのうち、優先の種別がある方のノードIDを宛先ノードIDとして採用することを特徴とする請求項8記載の転送装置。
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