JP2001197006A - 波長多重ネットワーク - Google Patents

波長多重ネットワーク

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JP2001197006A JP2000006858A JP2000006858A JP2001197006A JP 2001197006 A JP2001197006 A JP 2001197006A JP 2000006858 A JP2000006858 A JP 2000006858A JP 2000006858 A JP2000006858 A JP 2000006858A JP 2001197006 A JP2001197006 A JP 2001197006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WDM方式とAWGを用いて複数のノード間
をHCN接続するHCNにおいて、各ノードの光源の共
有化を図りながら、容易かつ安価にネットワークの大規
模化を可能にする。 【解決手段】 HCNで使用する波長の多波長光を出力
する多波長光源を備え、多波長光源から出力される多波
長光を各ノードの出力ポートから入力する。各ノードで
は、入力される多波長光からそれぞれ割り当てられた波
長の無変調光を分波する光合分波器と、各波長の無変調
光を送信信号により変調して折り返す反射型光変調器を
備え、各反射型光変調器から出力された波長信号光を光
合分波器で合波して波長多重信号光として送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重技術と周
回性波長多重分離素子(例えば、アレイ導波路回折格子
型フィルタ(AWG))を用いてハイパーキューブネッ
トワークを構成することにより高スループット、フォー
ルトトレラントなネットワークを実現する波長多重ネッ
トワークにおいて、各ノードに配置される光源を複数の
ノードで共有化するネットワーク構成法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及と
高速光通信技術の発展を背景として、インターネットを
はじめとするネットワーク利用が急速に進んでいる。オ
フィスでは、事務連絡が電子メールでなされるなど社内
業務のネットワーク化が進んでいる。また、家庭におい
ても電子メールやインターネットが外部との連絡や銀行
の残高照会、電子ショッピングなどに利用されはじめて
いる。このように生活のあらゆるシーンでのネットワー
ク利用が進展するにつれて、通信ネットワークには益々
の大容量化が求められている。
【0003】通信ネットワークは接続端子数、接続距離
など規模によって分類がなされている。まずビル内、工
場内、オフィス内、キャンパス内など比較的小さな領域
でコンピュータ端末などを相互接続するためのネットワ
ークとしてのLAN(LocalArea Network)がある。ネ
ットワーク規模が地域、都市などの領域に広がったネッ
トワークは、WAN(Wide Area Network )またはMA
N(Metropolitan Area Network )などと呼ばれてい
る。さらに、国内あるいは世界中を対象としたネットワ
ークとして広域ネットワークなどが考えられている。こ
れらのネットワークは単独で存在することは少なく、相
互に接続されて世界中に広がる巨大なネットワークを構
成している。
【0004】通信ネットワークは、複数の通信ノードと
通信ノード間を接続する伝送路から構成されている。通
信ノードは複数の入出力端子を持ち、入力された信号を
所望の出力先に出力するためのスイッチング機能を持
つ。また、伝送路はノード間の通信を確保する。ネット
ワークを高速化するためには、伝送路として光ファイバ
を用いた光通信方式の適用が有効である。光ファイバを
用いた光通信方式の適用により、従来のメタルケーブル
を用いた場合に比べて伝送容量、伝送距離を飛躍的に大
きくすることが可能となった。
【0005】光通信方式には、主に光時分割多重通信方
式(TDM)と光波長多重通信方式(WDM)、さらに
光ファイバを多芯化して信号を送受信する空間多重通信
方式(SDM)がある。TDM方式は複数の電気信号を
時間軸上で多重化し高速な光信号に変換して光ファイバ
に入力する。受信端では受信光信号を電気信号に変換し
てもとの複数の信号に分離して出力する。光通信方式で
一般的に用いられる近赤外光は数百テラヘルツの電磁波
であり、テラヘルツオーダーの変調信号を生成すること
が原理的に可能である。実験室レベルでは数百ギガビッ
ト毎秒、実用化レベルでは40ギガビット毎秒の光時分割
多重通信が既に実現されている。
【0006】WDM方式は、複数の電気信号を互いに異
なる波長を有する複数の変調信号光に変換して、1本の
光ファイバで伝送する方式である。光受信端では、光フ
ィルタを用いて波長ごとに信号光を分離し、それぞれ電
気信号に変換して出力する。波長多重通信方式は、光時
分割多重通信方式にくらべて各変調信号光の信号速度が
それほど大きくなくても大容量通信が可能なので、電気
回路への負担が小さいという特徴がある。そのため、波
長多重通信方式をベースとしたネットワーク構成法が最
近活発に研究開発されている。
【0007】WDM方式を用いたネットワーク構成法の
一つとして、WDM方式とアレイ導波路回折格子型フィ
ルタ(以下「AWG」という)を用い、効率的なネット
ワーク構成として知られているハイパーキューブネット
ワーク(以下「HCN」という)を実現する提案がなさ
れている。
【0008】図18は、WDM方式とAWGを組み合わ
せてHCNを実現する従来例を示す。この従来例は、特
開平8−242208号公報(ハイパーキューブ型イン
ターコネクションネットワーク)に開示されている構成
である。図19は、8ノードによるHCNの構成を示
す。
【0009】図において、8個のノードをそれぞれに付
与されるアドレス000〜111で表示する。ノード0
00〜111は、それぞれ送受信部51、光合波器52
および光分波器53を有する。ノード000〜111の
入出力光リンクは、AWG1の入出力ポート0〜7に順
番に接続される。すなわち、ノード000とAWG1の
入力ポート0および出力ポート0が接続され、以下同様
にノード111とAWG1の入力ポート7および出力ポ
ート7が接続される。
【0010】図20は、AWGの入出力ポート間の信号
波長および各入出力ポートに接続されるノードの関係を
示す。8入力8出力のAWGは、入力ポート0に入力さ
れた波長λ0 〜λ7 の信号光を出力ポート0〜7に分波
し、入力ポート1に入力された波長λ0 〜λ7 の信号光
を出力ポート7,0〜6に分波し、以下同様に波長と出
力ポートがサイクリックにシフトする。すなわち、入力
された8波長をそれぞれ異なる出力ポートから出力する
とともに、各出力ポートには各入力ポートからの互いに
異なる波長の信号光が波長多重して出力される。AWG
のこのような性質を周回性と呼び、このような素子を一
般的に周回性波長多重分離素子という。なお、本明細書
ではAWGを中心に説明するが、AWGに限定されるも
のではない。
【0011】ここで、HCNについて簡単に説明する。
HCNは、2n (nは正整数)個のノードを接続するた
めのネットワーク構成法の1種で、ノード番号を2進数
(ノード数が2n (nは正整数)個のときはnビットの
2進数となる)で表したときに、ノード番号の1ビット
だけが反転しているノード同士を接続するものである。
例えば、ノード数が8の場合のHCNでは、ノード00
0とノード001、010、100を接続すればよく、
図20からそのときの使用波長をλ1,λ2,λ4とすれば
よいことがわかる。すなわち、図18に示すように、ノ
ード000の光合波器52で合波された波長λ1,λ2,λ
4 の光信号をAWG1の入力ポート0に入力すると、出
力ポート1,2,4に分波され、それぞれノード00
1、010、100に入力される。他のノードについて
も同様である(図20中にハッチングで示す)。図19
は、このような接続規則でノード同士を接続した様子を
示す。図から、立方体の角にノードを配置したような構
成となっていることがわかる。ちなみに、nをHCNの
次数と言い、8個のノードからなるHCNは3次HCN
と呼ばれる。
【0012】さて、以上の規則でノード間を接続するH
CNは種々の利点があることが報告されている。まず、
多数のノードを相互接続するときの配線数を少なくする
ことができる。n次HCN(ノード数N=2n 個)を実
現するための総配線数Mは、M=n2n 個となる。一
方、例えばN個のノードを完全結合した場合の総配線数
TはT=N2 となる。ここで、M<Tであるので、総ノ
ード数が多くなるとHCNが総配線数の点で有利にな
る。
【0013】次に、平均ホップ数(所望のノードに到達
するまでに経由するノード数)を小さくできる。HCN
の最大ホップ数はnであるが、例えばメッシュネットワ
ークでは2√N(Nは総ノード数)となり、ノード数が
多くなるとやはりHCNが有利となる。
【0014】次に、ルーティングの単純さとネットワー
クのフレキシビリティである。各ノードのルーティング
は、送られてきた信号の宛先ノード番号を自分のノード
番号と比較し、同一の場合には自分のノードで取り込む
し、異なる場合には自分のノードが接続されているノー
ドのうち、そのノード番号が宛先ノード番号と比較して
ビットが反転しているノードへ転送してやれば良い。ま
た、図19からもわかる通り、任意ノード間で信号転送
を行う際の経路は一通りではないので、どこかの配線が
切れても他の経路を迂回するように制御することもでき
る。また、各ノードは複数のノードに接続されている
が、同じ宛先ノードの信号を複数の配線に分割して転送
することにより、信号転送のスループットを大きくする
こともできる。
【0015】このようにHCNは種々の利点があり、主
に並列計算機におけるプロセッサ間あるいはプロセッサ
−メモリ間の接続ネットワークとして適用されてきた。
ただし、実際のネットワークへHCNを適用しようとす
ると、配線が複雑になるという問題があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のWDM方式とA
WGを組み合わせたHCNでは、HCNの次数を大きく
してネットワーク規模を大きくしようとすると、AWG
の入出力ポート数も大きくする必要があった。しかし、
AWGのポート数を多くすることは容易でなく、現状技
術で実現できるポート数は高々32ポートである。したが
って、従来方式では5次HCNまでしか実現できないこ
とになる。
【0017】また、上記の特開平8−242208号公
報(ハイパーキューブ型インターコネクションネットワ
ーク)では、拡張性を確保するためにAWGの入出力ポ
ートの一部を拡張用に利用する構成も提案されている
が、AWGの入出力ポート数が前述のように有限である
ことから大規模なHCNを実現することは困難であっ
た。また、入出力ポート数が大きくなるとAWGの製作
も難しくなるため高価になる問題もある。
【0018】また、上記のHCNでは、各ノードがハイ
パーキューブの次数分だけの光源をもつ必要があった。
図18に示す3次のHCNの構成では、各ノードがそれ
ぞれ割り当てられた3波長分の光源をもつ必要があっ
た。このようなノードに用いる光源は、あらかじめ設計
された波長を安定に出力する必要があることから、光源
製造時の歩留りが悪く、温度制御回路や波長モニタ回路
など周辺回路も大規模なものとなり、高価になる問題が
あった。
【0019】本発明は、WDM方式とAWGを用いて複
数のノード間をHCN接続するHCNにおいて、各ノー
ドの光源の共有化を図りながら、容易かつ安価にネット
ワークの大規模化を可能にする波長多重ネットワークを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では、WDM方式
とAWGを用いて複数のノード間をHCN接続するHC
Nにおいて、次のような手段によりネットワークの大規
模化および総光源数の削減を実現する。
【0021】まず、請求項1の波長多重ネットワークで
は、HCNで使用する波長の多波長光を出力する多波長
光源を備え、多波長光源から出力される多波長光を各ノ
ードの出力ポートから入力する。各ノードでは、入力さ
れる多波長光からそれぞれ割り当てられた波長の無変調
光を分波する光合分波器と、各波長の無変調光を送信信
号により変調して折り返す反射型光変調器を備え、各反
射型光変調器から出力された波長信号光を光合分波器で
合波して波長多重信号光として送信する。
【0022】ネットワークの規模拡大は次のように行
う。請求項2の波長多重ネットワークでは、AWGの入
出力ポートに光カプラを配置して見かけ上の入出力ポー
ト数を増大し、各入出力ポートに接続されたノードの番
号、波長数、波長などをHCN接続となるように配置す
ることにより、少ない入出力ポート数のAWGを用いて
大規模なHCNを実現する。多波長光源から出力される
多波長光は、AWGの入力ポートに配置された光カプラ
を介して各ノードの出力ポートから入力し、反射型光変
調器を有する各ノードで多波長光からそれぞれ割り当て
られた無変調光を選択し、変調して折り返す構成とす
る。
【0023】また、請求項3の波長多重ネットワークで
は、HCN接続された複数のノードからなるサブHCN
内に信号出力用AWGと信号入力用AWGを配置し、W
DM方式により各サブHCNをHCN接続する構成とす
ることにより、大規模なHCNを実現する。サブHCN
間のHCN接続に用いる多波長光源は、信号出力用AW
Gの出力ポートから入力する。
【0024】ここで、請求項1〜3の波長多重ネットワ
ークにおいて、多波長光源は各ノードからの送信に使用
する波長を含む白色光を出力し、光分岐手段を介して白
色光を波長多重分離素子の出力ポート側から入力し、各
入力ポートから各波長の無変調光を合波した多波長光を
出力して各ノードに供給する構成としてもよい(請求項
4)。
【0025】また、請求項5,6の波長多重ネットワー
クでは、複数のサブHCN間をWDM方式によりHCN
接続する外向き用のHCNにおいて、群合分波器を組み
合わせることによって内向き用のHCN接続もAWGと
WDM方式を用いて構成する。これにより、各ノードか
ら入出力される光ファイバの数を少なくでき、安価に大
規模なHCNを実現する。なお、外向き用のHCN接続
に用いる多波長光は、信号出力用AWGの出力ポートか
ら入力して各ノードの出力ポートに入力するか(請求項
5)、各ノードの出力ポートから内向き用のHCN接続
に用いる多波長光とともに入力する(請求項6)。
【0026】また、請求項7の波長多重ネットワークで
は、複数のサブHCN間をWDM方式によりHCN接続
する上記のHCNにおいて、サブHCNへの信号入出力
端に時間多重・波長多重変換回路(TDM/WDM)、
波長多重・時間多重変換回路(WDM/TDM)をそれ
ぞれ接続することにより、HCNを再帰的に拡張できる
構成とする。これにより、より大規模なHCNを実現す
る。
【0027】また、請求項8の波長多重ネットワークで
は、複数のサブHCN間をWDM方式によりHCN接続
する上記のHCNにおいて、サブHCNへの複数の入出
力線を束ね、全てのサブHCNの入出力線を1箇所に集
線した上でHCN接続を実施する。このような構成によ
り、物理的なHCN接続を既存の通信ネットワークの構
成に近いスター網にすることができ、光ファイバケーブ
ルの敷設なども含めたネットワーク構築コストを小さく
する。また、集線部分から光ファイバケーブルを介して
多波長光を入力することにより、効率的に各ノードに多
波長光を供給することができる。
【0028】以上の各手段を組み合わせて階層的にHC
Nを構成することにより、より効率的にHCNを構築す
ることができる。なお、請求項9の波長多重ネットワー
クは、サブHCNを請求項1,2に記載のHCNにより
構成するものである。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態:8ポートのA
WGによる3次HCN:請求項1)図1は、本発明の波
長多重ネットワークの第1の実施形態を示す。本実施形
態は、図18に示すWDM方式とAWGを組み合わせて
3次HCNを実現する従来構成に本発明を適用したもの
である。
【0030】図において、ノード000〜111および
AWG1による全体的な構成は従来構成と同様である。
本実施形態では、多波長光源40から出力される多波長
光を光カプラ2を介してそれぞれノード000〜111
の送信ポートに入力し、各ノードで多波長光からそれぞ
れ割り当てられた波長の無変調光を選択し、反射型光変
調器を用いて変調し、折り返し送信する構成である。一
方、各ノードにおける受信系の構成は従来のものと変わ
らない。なお、光カプラ2は、光サーキュレータを用い
てもよい。
【0031】図2は、多波長光源40の構成例を示す。
なお、図1の波長多重ネットワークでは、波長λ0,λ
1,λ2,λ4,λ5,λ6の6波長を使用する構成で
あり、多波長光源40はそれらの波長を有する多波長光
を出力する。すなわち、多波長光源40は、波長多重ネ
ットワークで使用する波長に応じた複数の波長を有する
多波長光を出力する。
【0032】図において、多波長光源40は、出力波長
λ0,λ1,λ2,λ4,λ5,λ6の光源41−1〜
41−6を有し、それぞれの出力光(無変調光)は光合
波器42で合波され、光増幅器43および光アイソレー
タ44を介して光カプラ45で8分岐して出力される。
各多波長光は、それぞれ図1に示す光カプラ2を介して
ノード000〜111に入力される。なお、光カプラ2
として光サーキュレータを用いた場合には、光アイソレ
ータ44は必ずしも必要としない。
【0033】なお、多波長光源40としては、各ノード
の送信波長を含む白色光から光フィルタで各波長の無変
調光を切り出し、その後で合波、増幅および分岐して出
力する構成としてもよい。この場合に、白色光を図1に
示すAWG1の出力ポート側から入力することにより、
AWG1を光フィルタとして機能させ、各入力ポートか
らそれぞれ波長λ0〜λ7の多波長光を出力させること
も可能である(請求項4)。
【0034】図3は、ノード000の構成例を示す。な
お、ノード000は、波長λ1,λ2,λ4の信号光を
送受信する構成であり、入力される波長λ0,λ1,λ
2,λ4,λ5,λ6の多波長光から必要な波長の無変
調光が選択される。
【0035】図において、多波長光源から出力された多
波長光(λ0,λ1,λ2,λ4,λ5,λ6)がノー
ド000の光合分波器54に入力されると、波長λ1,
λ2,λ4の無変調光が分波され、それぞれ対応する反
射型光変調器55−1〜55−3に入力される。各反射
型光変調器は、それぞれ無変調光を送信信号で変調して
折り返し出力する。波長λ1,λ2,λ4の信号光は光
合分波器54で合波され、図1に示す光カプラ2を介し
てAWG1の入力ポート0に入力される。一方、AWG
1の出力ポート0から出力され、ノード000に入力さ
れる波長λ1,λ2,λ4の信号光は、光分波器53で
分波されて受光器56−1〜56−3に受光される。
【0036】なお、各ノード000〜111は送受信波
長がそれぞれ決められるので、各ノードの光分波器53
および光合分波器54では、それぞれ割り当てられた波
長を合分波するように設定される。また、図1に示す構
成では、各ノードにおける送受信波長が同じであるの
で、光合分波器54と光分波器53は同じ合分波特性を
有する。光合分波器54(光分波器53)および反射型
光変調器55の構成例については後述する。
【0037】このように、本実施形態では各ノードが光
源をもたず、外部から入力された無変調光を反射型光変
調器により変調して折り返し送信する構成になってい
る。波長多重用光源は、一般に波長精度に対する要求条
件が厳しく、素子単体が高価であるばかりでなく、温度
変化に伴う発振波長のドリフト補償のための温度調節回
路やフィードバック制御回路が必要とされ高価である。
図18に示す従来構成では、8ノードからなる3次HC
Nで各ノードが3個の光源を必要とし、ネットワーク全
体で24個の光源が必要であった。一方、本実施形態で
は、光源の数は1つの多波長光源に6波長分を備えれば
よい。
【0038】一般に、n次HCN(ノード数は2n 個)
を実現するには、各ノードにn個の光源を備える必要が
あり、ネットワーク全体ではn×2n 個の光源が必要で
あった。本実施形態の構成では、必要となる光源の数は
n 個以下となる。このように、各ノードの波長多重用
光源を共有化し、光源の数を大幅に削減することによ
り、ネットワークのコストを大幅に小さくすることがで
きる。
【0039】(第2の実施形態:8ポートのAWGによ
る4次HCN:請求項2)図4は、本発明の波長多重ネ
ットワークの第2の実施形態を示す。本実施形態は、8
ポートのAWGを用いて構成される4次HCN(16ノー
ド)を示す。なお、本実施形態は、16ポートのAWGに
よる5次HCN、32ポートのAWGによる6次HCNお
よび7次HCN、64ポートのAWGによる8次HCN、
128 ポートのAWGによる9次HCNおよび10次HCN
のように順次拡張していくことができる(詳しくは、特
願平11−234681(波長多重ネットワーク)に記
載)。
【0040】図において、ノード0000〜1111
は、それぞれ光合分波器54、反射型光変調器55、光
分波器53、受光器56を有する。多波長光源40から
出力される多波長光(λ0〜λ7)は、光カプラ2を介
してそれぞれノード0000〜1111に入力され、各
ノードで多波長光からそれぞれ割り当てられた波長の無
変調光が選択され、反射型光変調器を用いて変調し、折
り返し送信される。ただし、1つの光カプラで2つのノ
ードに多波長光が分配される。
【0041】多波長光が分配されるペアとなるノード0
000,1000から送信された信号光は、折り返し光
カプラ2で合波してAWG1の入力ポート0に入力され
る。以下同様に、ノード0001〜0111とノード1
001〜1111がそれぞれ順番にペアとなり、各ペア
のノードから出力された信号光が光カプラ2で合波さ
れ、AWG1の入力ポート1〜7に順番に入力される。
また、AWG1の出力ポート0〜7には光カプラ3が接
続され、それぞれ2分岐された一方の信号光がノード0
000〜0111に順に入力され、他方の信号光がノー
ド1111〜1000に順に入力される。
【0042】本実施形態の基本的な構成は、図1に示し
た第1の実施形態のHCNと同じである。異なる点は、
AWG1の1ポートあたり複数のノードの波長多重信号
光の入出力を可能とした点である。そのときに、ノード
0000はAWG1の入力ポート0および出力ポート0
に接続し、ノード1000はAWGの入力ポート0およ
び出力ポート7に接続する。同様に、ノード0001は
AWG1の入力ポート1および出力ポート1に接続し、
ノード1001はAWG1の入力ポート1および出力ポ
ート6に接続する。すなわち、ノード0000〜011
1は、同一番号の入出力ポート0〜7に順番に接続され
るが、ノード1000〜1111は、入力ポート0〜7
に順番に接続され、出力ポート7〜0に逆順で接続され
る。
【0043】ここで、このような接続により、8ポート
のAWGを用いて4次HCN(16ノード)が構成可能な
原理について説明する。16個のノード0000〜111
1を最上位ビット0と1の2つのグループに分け、下位
3ビットについてノード番号とAWGの入出力ポート番
号(2進数表示)が一致するものを図5(a) に示し、ノ
ード番号とAWGの入力ポート番号(2進数表示)が一
致し、出力ポート番号(2進数表示)が逆順で接続され
るものを図5(b) に示す。
【0044】図5(a) は、入力ポート0〜7にノード0
000〜0111を接続し、出力ポート0〜7にノード
0000〜0111を接続したものであり、図20に示
す3次HCNと同じ入出力関係(図中ハッチングで示
す)となる。なお、HCN接続の各入出力ポート間で使
用する波長は図20と同様である。
【0045】図5(b) は、入力ポート0〜7にノード1
000〜1111を接続し、出力ポート0〜7にノード
1111〜1000を接続したものであり、出力ポート
0〜7に接続するノードの降順が図5(a) のものと逆に
なっている。このような配置において、HCNは例えば
ノード1000とノード1001、1010、1100
を接続すればよく、そのときの使用波長をλ3,λ5,λ6
とすればよいことがわかる。他のノードについても同様
である(図中ハッチングで示す)。これにより、2種類
の対称な3次HCNが構成され、入力ポートおよび出力
ポートにそれぞれ2つのノードを同時に接続可能なこと
がわかる。
【0046】図6は、8ポートのAWGによる4次HC
Nの接続関係の一例を示す。これは図5(a),(b) を組み
合わせたものであり、入出力ポート間の波長は省略して
いる。AWGの入力ポート0〜7には、ノード(000
0,1000)〜(0111,1111)がそれぞれペ
アで接続され、出力ポート0〜7には、ノード(000
0,1111)〜(0111,1000)がそれぞれペ
アで接続される。○印は図5(a) にハッチングで示した
HCN接続する組み合わせを示し、△印は図5(b) にハ
ッチングで示したHCN接続する組み合わせを示す。ま
た、●,▲印は図5(a) に示すノードと図5(b) に示す
ノードがHCN接続になることを示す。
【0047】すなわち、例えば入力ポート0に接続され
るノード0000は、HCNの定義からノード000
1,0010,0100,1000と接続する必要があ
り、それぞれλ1,λ2,λ4,λ7 で接続される。一方、同
一の入力ポート0に接続されるノード1000は、HC
Nの定義からノード0000,1001,1010,1
100と接続する必要があり、それぞれ波長λ0,λ6,λ
5,λ3 で接続される。これは、1つのポートに2つのノ
ードからの波長多重信号を合波して入力した場合であっ
ても、接続のための波長が互いに重複することなくHC
N接続が可能であることを示している。他の入出力ポー
トについても同様のことが図6から分かる。
【0048】なお、本実施形態は、波長λ0〜λ7の8
波長を使用する構成であり、多波長光源40はそれらの
波長を有する多波長光を出力する。また、本実施形態で
は、各ノードにおける送信波長と受信波長が異なる。図
4に示すノード0000〜0111は、上段に受信波
長、下段に送信波長を示し、ノード1000〜1111
は、上段に送信波長、下段に受信波長を示す。例えば、
ノード0000では、波長λ0〜λ7の多波長光から波
長λ1,λ2,λ4,λ7の無変調光を選択し、反射型
光変調器を用いて変調および折り返し送信する。この信
号光は、ノード1000から出力される波長λ0,λ
3,λ5,λ6の信号光と光カプラ2で合波され、AW
G1の入力ポート0に入力される。一方、AWG1の出
力ポート0には波長λ0〜λ7の波長多重信号光が出力
され、光カプラ3で2分岐してノード0000およびノ
ード1111に入力されるが、ノード0000では波長
λ0,λ1,λ2,λ4の信号光を受信する。
【0049】このように、ノード0000の送信波長は
λ1,λ2,λ4,λ7であり、受信波長は波長λ0,
λ1,λ2,λ4となり、両者は一致しない。他のノー
ドにおいても同様である。したがって、各ノード000
0〜1111の光分波器53および光合分波器54で
は、それぞれ割り当てられた波長を合分波するように設
定される。
【0050】(第3の実施形態:請求項3)図7は、本
発明の波長多重ネットワークの第3の実施形態を示す。
本実施形態は、ノード数4の2次HCNをサブHCNと
し、4つのサブHCNを接続して4次HCN(ノード数
16)を構成する場合について説明する。
【0051】図において、サブHCN00〜11は、そ
れぞれノード0000〜0011、ノード0100〜0
111、ノード1000〜1011、ノード1100〜
1111を収容し、各ノード間がHCN接続されてい
る。例えば、サブHCN00では、ノード0000−0
001、0000−0010、0001−0011、0
010−0011間がそれぞれ双方向接続されている。
なお、サブHCNを実現する際のインターコネクション
の種類については特に言及しない。
【0052】各サブHCNには、外部ネットワークへの
インターフェースとして信号出力用AWG5および信号
入力用AWG6が備えられる。各ノードには、信号出力
用AWG5の対応する入力ポートおよび信号入力用AW
G6の対応する出力ポートが接続されるが、それぞれ同
一のポート番号が使用される。例えば、ノード0000
には、信号出力用AWG5の入力ポート0と信号入力用
AWG6の出力ポート0が接続される。
【0053】各サブHCN00〜11は、信号出力用A
WG5および信号入力用AWG6を介してHCN接続さ
れる。すなわち、サブHCN00−01、00−10、
01−11、10−11間が双方向接続される。ただ
し、各サブHCNの接続では、信号出力用AWG5およ
び信号入力用AWG6の同一のポート番号を使用する。
例えば、サブHCN00とサブHCN01を接続する際
には、信号出力用AWG5の出力ポート0と信号入力用
AWG6の入力ポート0が接続される。信号出力用AW
G5および信号入力用AWG6の入出力ポートと入出力
波長の関係を図8に示す。
【0054】ここで、サブHCN間のHCN接続では、
例えばサブHCN00のノード0000と、サブHCN
01のノード0100およびサブHCN10の1000
を接続することになる。このとき、図8の関係による
と、ノード0000から波長λ0 、λ1 の信号光を送出
することによって接続可能となる。ノード0000から
送出された波長λ0 の信号光は、サブHCN00の信号
出力用AWG5の入力ポート0へ入力され、出力ポート
0から出力される。信号出力用AWG5の出力ポート0
には、サブHCN01の信号入力用AWG6の入力ポー
ト0が接続されているので、この波長λ0 の信号光は信
号入力用AWG6の出力ポート0からノード0100へ
入力される。同様に、ノード0000から送出された波
長λ1 の信号光は、サブHCN00の信号出力用AWG
5およびサブHCN10の信号入力用AWG6を通過
し、ノード1000へ入力される。
【0055】以下同様に、各ノードの入出力信号光の波
長を適切に選択することによって、全てのノードをHC
N接続することが可能となる。すなわち、4つの2次H
CN(ノード数4)をAWGを介してHCN接続するこ
とにより、4次HCN(16ノード)が実現される。
【0056】以上の構成において、サブHCN間を接続
するための各ノードからの送信波長は、サブHCN00
のノード0000でλ0,λ1、ノード0001でλ
1,λ2、ノード0010でλ2,λ3、ノード001
1でλ3,λ0であり、それぞれサブHCN01、サブ
HCN10の対応するノードに対する送信に使用され
る。他のサブHCNの各ノードからの送信においても同
様である。このようなサブHCN間の接続に用いる各ノ
ードの光源についても、多波長光源により共有化するこ
とができる。
【0057】サブHCN00の多波長光源40は、各ノ
ード0000〜0011でサブHCN間の接続に使用す
る波長λ0〜λ3の多波長光を出力する。この多波長光
は、光カプラ3を介して信号出力用AWG5の出力ポー
ト0,1から入力され、入力ポート0から出力される波
長λ0,λ1の多波長光がノード0000に入力され、
入力ポート1から出力される波長λ1,λ2の多波長光
がノード0001に入力され、入力ポート2から出力さ
れる波長λ2,λ3の多波長光がノード0010に入力
され、入力ポート3から出力される波長λ3,λ0の多
波長光がノード0011に入力される。各ノードでは、
それぞれ入力される多波長光から各波長の無変調光を分
波し、反射型光変調器を用いて変調および折り返し送信
する。他のサブHCNにおいても同様である。
【0058】なお、図7のように、各サブHCNごとに
それぞれ多波長光源40を備えてもよいし、複数のサブ
HCNで1つの多波長光源40を共有するようにしても
よい。また、例えばサブHCN00およびサブHCN1
1に備えた多波長光源40から出力される多波長光を信
号入力用AWG6の入力ポート0,1に接続されるリン
クに逆向きに入力することにより、サブHCN01およ
びサブHCN10の各信号出力用AWG5の入力ポート
0,1に多波長光を入力させることができる。
【0059】また、多波長光源40は、各ノードの送信
波長を含む白色光を出力し、信号出力用AWG5の出力
ポート0,1から入力することにより、同様に各波長の
多波長光を各ノードに供給することができる(請求項
4)。
【0060】本構成によれば、サブHCNの信号入出力
用AWGのポート数分だけHCNの次数を拡張すること
が可能である。図7の場合では、信号入出力用AWGが
4ポートあるので、この4ポートを用いて16個のサブH
CNをHCN接続することにより、最大6次HCN(64
ノード)まで拡張することが可能である。すなわち、2
つのAWGを用いて複数のサブHCNをHCN接続する
ことにより、HCNの次数あるいはノード数を容易に拡
張することができる。
【0061】(第4の実施形態:請求項3)図9は、本
発明の波長多重ネットワークの第4の実施形態を示す。
本実施形態は、ノード数16の4次HCNをサブHCNと
し、2つのサブHCNを接続して5次HCN(ノード数
32)を構成する場合について説明する。
【0062】図において、サブHCN00を構成するノ
ード00000〜01111はHCN接続され、サブH
CN01を構成するノード10000〜11111はH
CN接続されているものとする。それぞれのサブHCN
には、信号出力用AWG5および信号入力用AWG6が
配置され、サブHCN間のHCN接続が行われる。ここ
で、2つのサブHCNをHCN接続するとは、各サブH
CN内のノード番号の下4桁が同じノード同士を接続す
ることである。
【0063】サブHCN00のノード00000〜01
111から波長λ0〜λ15の信号光を信号出力用AWG
5の入力ポート0〜15に入力すると、各波長の信号光は
信号出力用AWG5の出力ポート0に波長多重されて出
力され、サブHCN01の信号入力用AWG6の入力ポ
ート0に入力される。サブHCN01の信号入力用AW
G6では、波長多重信号光を各波長ごとに分波し、出力
ポート0〜15からそれぞれノード10000〜1111
1に送出する。これにより、サブHCN00の各ノード
からサブHCN01の各ノードに対してHCN接続する
ことができる。逆方向についても同様である。
【0064】多波長光源40は、サブHCN00を構成
する各ノード00000〜01111でサブHCN間の
接続に使用する波長λ0〜λ15の多波長光を出力する。
この多波長光は、光カプラ3を介して信号出力用AWG
5の出力ポート0から入力され、入力ポート0〜15から
波長λ1〜λ15の無変調光に分波して出力され、各ノー
ド00000〜01111に入力される。各ノードで
は、それぞれ入力される無変調光を反射型光変調器を用
いて変調および折り返し送信する。なお、この多波長光
源40は、波長λ0〜λ15を含む白色光源としてもよ
い。
【0065】本構成によるサブHCN間のHCN接続で
は、HCNの次数に応じて信号入出力用AWGの入出力
ポートが他のサブHCNと接続されることになる。その
場合、各ノードでは16波長の信号光をサイクリックに順
次追加していくことになる。すなわち、次数の増大とと
もに、光カプラまたは光サーキュレータを介して信号出
力用AWG5に多波長光を入力する出力ポート数を順次
増やしていけばよい(図中破線で示す)。これは、サブ
HCN間のHCN接続の次数が増大しても光源数は一定
にできることを示している。
【0066】多波長光源40における光源数(波長数)
は、サブHCNを構成するノード数16に対応している。
信号入出力用AWGの入出力ポートは、サブHCNのノ
ード数と等しい16であり、本構成では最大16次までのサ
ブHCN間のHCN接続が可能となる。
【0067】(第5の実施形態:請求項5)図10は、
本発明の波長多重ネットワークの第5の実施形態を示
す。本実施形態は、図7,9に示すサブHCN内のHC
N接続を図1に示す第1の実施形態の構成により実現
し、さらにサブHCN内でノード間を入出力する波長と
サブHCN間を入出力する波長の帯域を分け、それぞれ
の帯域ごとに合分波する群合分波器を用いて各ノードか
らの信号入出力線をそれぞれ1本とする構成について説
明する。
【0068】図において、サブHCN00およびサブH
CN01は、それぞれノード0000〜0111、ノー
ド1000〜1111を収容し、各ノード間が8ポート
のAWG1を介してHCN接続される。8ポートのAW
Gによる3次HCNは、図1に示す第1の実施形態と同
様である。
【0069】各サブHCNには、外部ネットワークへの
インターフェースとして信号出力用AWG5および信号
入力用AWG6が備えられる。各ノードの送信ポートに
は、群分波器7を介してAWG1および信号出力用AW
G5の対応する入力ポートが接続され、各ノードの受信
ポートには、群合波器8を介してAWG1および信号入
力用AWG6の対応する出力ポートが接続される。
【0070】本実施形態では、サブHCN内接続用(内
向き用)のAWG1と、サブHCN間接続用(外向き
用)の信号出力用AWG5および信号入力用AWG6を
それぞれ用意し、サブHCN内外への接続の切り分けを
AWG外の群分波器7および群合波器8で実現すること
により、各ノードに入出力する信号線が2本だけで第3
および第4の実施形態と同様の機能を実現することがで
きる。
【0071】サブHCN00の内向き用の多波長光源4
0aは、図1に示す多波長光源40と同様に、各ノード
0000〜0111のHCN接続に使用する波長の多波
長光を出力する。この多波長光は、光カプラ2を介して
ノード0000〜0111に入力され、サブHCN00
の外向き用の多波長光源40bは、図7,図9に示す多
波長光源40と同様に、各ノード0000〜0111で
サブHCN間の接続に使用する波長の多波長光を出力す
る。この多波長光は、光カプラ3を介して信号出力用A
WG5の出力ポート0から入力され、入力ポート0〜7
から各波長の無変調光に分波して出力され、光カプラ2
を介して各ノード0000〜0111に入力される。各
ノードでは、それぞれ割り当てられた内向き用および外
向き用の無変調光を選択し、反射型光変調器を用いて変
調および折り返し送信する。
【0072】なお、サブHCN00の外向き用の多波長
光源40bは、各ノード0000〜0111でサブHC
N間の接続に使用する波長を含む白色光源としてもよ
い。他のサブHCN01においても同様である。
【0073】また、各サブHCNごとに、内向き用の多
波長光源40aと外向き用の多波長光源40bを一つに
まとめ、光カプラ2を介してそれぞれ所定の多波長光を
各ノードに入力するようにしてもよい(図12参照)。
また、複数のサブHCNで各多波長光源を共有するよう
にしてもよい。また、サブHCN00に備えた多波長光
源40bから出力される多波長光を信号入力用AWG6
の入力ポート0に接続されるリンクに逆向きに入力する
ことにより、サブHCN01の信号出力用AWG5の入
力ポート0に多波長光を入力させることができる。
【0074】図10のHCNは、8ノードからなる3次
HCNを2個接続して4次HCN(16ノード) を実現す
る構成である。ネットワーク拡張用のAWGは8ポート
なので、これを全て利用すれば最大で 256個のサブHC
NをHCN接続することができる。その場合には、全体
で11次HCN(2048ノード)、各ノードの入出力波長信
号数は11となる。
【0075】図11は、第5の実施形態のサブHCNと
して第2の実施形態の構成(図4)を適用した例を示す
(請求項9)。図において、ノード0000〜111
1、AWG1、光カプラ2,3は図4に示す第2の実施
形態の構成と同様に接続される。また、群分波器7およ
び群合波器8、サブHCN間接続に用いる信号出力用A
WG5および信号入力用AWG6は、図10に示す第5
の実施形態に対応する。
【0076】ここで、群分波器7−1は、ノード000
0〜0111からの出力信号光を分波し、AWG1の入
力ポート0〜7および信号出力用AWG5の入力ポート
8〜15に接続する。群分波器7−2は、ノード1000
〜1111からの出力信号光を分波し、AWG1の入力
ポート0〜7および信号出力用AWG5の入力ポート0
〜7に接続する。群合波器8−1は、AWG1の出力ポ
ート0〜7および信号入力用AWG6の出力ポート15〜
8の出力信号光をノード0000〜0111に接続す
る。群合波器8−2は、AWG1の出力ポート0〜7お
よび信号入力用AWG6の出力ポート0〜7の出力信号
光をノード1111〜1000に接続する。
【0077】サブHCNの内向き用の多波長光源40a
は、図4に示す第2の実施形態と同様に、各ノード00
00〜1111のHCN接続に使用する波長の多波長光
を出力する。この多波長光は、光カプラ2および群分波
器7−1,7−2を介してノード0000〜1111に
入力され、各ノードでそれぞれ割り当てられた波長の無
変調光が選択される。サブHCNの外向き用の多波長光
源40bは、図9に示す第4の実施形態と同様に、各ノ
ード0000〜1111でサブHCN間の接続に使用す
る波長の多波長光を出力する。この多波長光は、光カプ
ラ3を介して信号出力用AWG5の出力ポート0から入
力され、入力ポート0〜15から各波長の無変調光に分波
して出力され、群分波器7−1,7−2を介して各ノー
ド0000〜1111に入力される。各ノードでは、そ
れぞれ割り当てられた波長の無変調光を反射型光変調器
を用いて変調および折り返し送信する。
【0078】このような構成により、各ノードの光源を
共有しながら少ないポート数のAWGを用いてHCNを
構成することが可能となり、経済的にネットワークを構
築できる。図11のサブHCNのノード数は16で4次H
CNとなっている。このサブHCNでサブHCN間接続
に用いる信号入出力用AWG5,6は16ポートなので、
これを全て利用すれば216個のサブHCNをHCN接続
することができる。その場合には、全体で20次HCN
(1,048,576 ノード)となる。
【0079】以上示した第5の実施形態では、図7に示
す第3の実施形態に比べて、各ノードへの入出力信号線
の数を少なくすることができ、経済的にHCNを実現す
ることが可能となる。
【0080】(第6の実施形態:請求項6,7)図12
は、本発明の波長多重ネットワークの第6の実施形態を
示す。本実施形態は、第3〜第5の実施形態において、
他のサブHCNとの接続用に設けられている信号出力用
AWG5の出力ポートに波長多重・時間多重変換回路
(WDM/TDM)を接続し、信号入力用AWG6の入
力ポートに時間多重・波長多重変換回路(TDM/WD
M)を接続することにより、再帰的なネットワーク構築
を可能とするものである。
【0081】図において、サブHCN9は、ここでは図
10に示す第5の実施形態の1つのサブHCNとする。
信号出力用AWG5の出力ポート0〜7には、それぞれ
WDM/TDM10が接続され、さらにその出力が波長
多重回路11により波長多重されて外部に出力される。
外部から入力される波長多重信号は波長分離回路12に
より波長分離され、さらにそれぞれ対応するTDM/W
DM13を介して信号入力用AWG6の入力ポート0〜
7に接続される。図12は、このようなサブHCN9を
一つのノードとして階層的に接続した状態を示す。
【0082】サブHCN9の多波長光源40は、各ノー
ドの内向き用のHCN接続に使用する波長の多波長光お
よび外向き用のHCN接続に使用する波長の多波長光を
出力する。この多波長光は、光カプラ2を介して各ノー
ドに入力され、各ノードでそれぞれ割り当てられた波長
の無変調光が選択される。各ノードでは、それぞれ入力
される無変調光を反射型光変調器を用いて変調および折
り返し送信する。これらの信号光は、内向き用および外
向き用にそれぞれ群分波器7で分波され、AWG1また
は信号出力用AWG5に入力される。さらに、多波長光
源40からは、WDM/TDM10およびTDM/WD
M13で使用する多波長光が出力される。
【0083】図13は、信号出力用AWG5の各出力ポ
ートに接続されるWDM/TDM10の構成例を示す。
WDM/TDM10は、WDM/TDM変換部14に多
波長光源40から出力された多波長光(λa )を入力す
る構成である。
【0084】WDM/TDM変換部14には、波長多重
信号光(図ではλ0 〜λ3 )が入力される。ここでは、
各波長信号光は強度変調されたパルス信号とする。WD
M/TDM変換部14は、入力された複数の波長信号光
を分波し、各波長ごとに電気信号に変換した後にパルス
幅を圧縮して時間軸上に多重化する。さらに、この時分
割多重信号で波長λa の光を変調して出力する。このよ
うにWDM/TDM10は、複数の異なる波長の光信号
を単一波長の光信号に変換する機能をもつ。なお、ここ
では、入出力信号光として強度変調された光信号を想定
しているが、位相変調、周波数変調など他の変調方式で
あってもよい。
【0085】信号出力用AWG5の各出力ポートに接続
されるWDM/TDM10で使用する波長λa は互いに
異なっており、それぞれ異なる単一波長の光に時間多重
された信号が図12に示す波長多重回路11により波長
多重される。この波長多重された信号は、図12の波長
分離回路12で波長分離されて各TDM/WDM13に
入力される。
【0086】図14は、信号入力用AWG6の各入力ポ
ートに接続されるTDM/WDM13の構成例を示す。
TDM/WDM13は、多波長光源40から出力された
多波長光(λ0〜λ3)を光分波器15で分波し、TD
M/WDM変換部16に入力する構成であり、WDM/
TDM10と逆の動作をする。
【0087】TDM/WDM変換部16には、単一波長
の光に時間多重された信号が入力され、一旦電気信号に
変換して複数の時間多重分離信号を生成する。そして、
時間多重分離された各信号は、互いに異なる波長λ0〜
λ3の光をそれぞれ変調し、波長多重して出力する。
【0088】このように、サブHCNの入出力端にWD
M/TDM10およびTDM/WDM13を付加するこ
とにより、サブHCNをサブHCNと同一構成のネット
ワークのノード部分に埋め込むことが可能となる。その
際、WDM/TDM10から出力される信号光の波長、
TDM/WDM13から出力される信号光の波長は、そ
れぞれネットワーク全体がHCNを構成するように設定
される必要がある。図12では8ノードからなる3次H
CNを2回再帰的に構成することによって、64ノードか
らなる6次HCNを実現している。同じような構成を繰
り返すことによって、ネットワーク規模をさらに拡大す
ることが可能である。
【0089】このように、本実施形態によれば、サブH
CNを相互にHCN接続して大規模なHCNを構成する
波長多重ネットワークにおいて、WDM/TDM10お
よびTDM/WDM13を組み合わせることによって再
帰的なネットワーク構成を可能とし、大規模なHCNが
実現可能となる。
【0090】(第7の実施形態:請求項8)ところで、
第3〜第5の実施形態では、サブHCN同士を接続する
ためにAWGを用いており、その間の配線はAWGのポ
ート数および接続するサブHCN数に応じて複雑にな
る。例えば、AWGのポート数が4であれば、最大で16
個のサブHCNのHCN接続が可能であるが、各サブH
CNが互いに離れていればその間をHCN接続すること
は容易ではない。第7の実施形態では、空間多重(SD
M)を用いることにより、サブHCN間のケーブル布設
を容易にしたものである。
【0091】図15は、本発明の波長多重ネットワーク
の第7の実施形態を示す。本実施形態は、サブHCN0
0〜11間を接続するために、各サブHCNの信号出力
用AWG5および信号入力用AWG6に接続される入出
力線を多芯光ファイバケーブル17に収容し、インター
コネクションノード18に集線した構成になっている。
なお、サブHCN内の構成は、第3および第5の実施形
態のいずれでもよい。
【0092】インターコネクションノード18は、複数
の入出力線をHCN接続する。インターコネクションノ
ード18内のHCN接続は、光ファイバをHCN接続し
てもよいし、平面光導波路を用いてHCN接続する導波
路パターンを形成してもよい。なお、各サブHCNの信
号出力用AWG5および信号入力用AWG6は4ポート
あり、最大で16個のサブHCNを接続可能であるので、
インターコネクションノード18ではそのための空きポ
ートが用意されている。
【0093】多波長光源40(外向き用の多波長光源4
0b)は、サブHCN00〜サブHCN11を構成する
各ノードでサブHCN間の接続に使用する波長の多波長
光を出力する。この多波長光は、信号出力用AWG5の
出力ポート0,1から入力されるように、インターコネ
クションノード18内の各線路に入力される。ここで
は、●および○の位置に光カプラを配置し、●には図中
上向きに多波長光を入力し、○には図中下向きに多波長
光を入力する。各ノードでは、それぞれ入力される多波
長光から各波長の無変調光を分波し、反射型光変調器を
用いて変調および折り返し送信する。
【0094】このように、サブHCNの入出力線をイン
ターコネクションノード18に集線し、その中でHCN
接続する構成にすることにより、互いに離れた位置にあ
るサブHCN同士を直接HCN接続する場合に比べて、
配線が単純になるとともに、光ファイバ敷設の手間を簡
略化することができる。これにより、経済的にHCNを
構成することが可能となる。
【0095】(光合分波器54の構成例)各ノードは送
信波長がそれぞれ決められるので、各ノードの光合分波
器54では、それぞれ割り当てられた波長を合分波する
ように設定される。なお、光分波器53についても同様
である。
【0096】図16は、光合分波器54(光分波器5
3)の構成例を示す。ここでは、第1の実施形態(図
1)のノード000における構成を示す。図16(a) は
AWG61と空間スイッチ62による構成、図16(b)
に示す光スターカプラ63と波長可変フィルタ64によ
る構成を示す。
【0097】空間スイッチ62は、例えば平面光導波路
(PLC)上に熱光学効果(TO)スイッチを形成し、
AWG61のポートと反射型光変調器55−1〜55−
3との接続を各ノードに分波する波長に応じて選択す
る。また、波長可変フィルタ64−1〜64−3は、各
ノードに分波する波長に応じてそれぞれ選択する波長を
設定する。
【0098】このように、本発明の波長多重ネットワー
クでは各ノードが光源をもたず、図16に示すような光
空間スイッチ62または可変波長フィルタ64の設定に
より各ノードで送受信する波長を選択することができ
る。したがって、各ノードの構成部品を共通にすること
ができ、ノードコストの低減が可能である。
【0099】(反射型光変調器55の構成例)図17
は、反射型光変調器55の構成例を示す。図17(a) に
示す反射型光変調器55は、インライン型の光変調器7
1と光サーキュレータ72を組み合わせた構成である。
インライン型の光変調器71としては、例えばリチウム
ナイオベートを用いた光変調器や電界吸収型の光変調器
(EA変調器)や半導体光アンプを光変調器として用い
たものなどが利用できる。入力ポート73から入力され
た無変調光は、光サーキュレータ72を介してインライ
ン型の光変調器71に入力される。光変調器71は、外
部からの電気信号(送信信号)により入力された無変調
光を変調して出力する。出力された変調光は、光サーキ
ュレータ72を介して入力ポート73に出力される。
【0100】図17(b) に示す反射型光変調器55は、
マッハツェンダ型光変調器74のアーム部分を切断し、
切断面にミラー75を配置した構成である。マッハツェ
ンダ型光変調器74は、インライン型の光変調器の一つ
であり、ニオブ酸リチウムなどの基板に光導波路76お
よび光分岐部77を形成し、アーム導波路部分に光制御
用電極78を配置した構成である。光導波路76から入
力された光は、光分岐部77で等分岐され、ミラー75
で反射されて戻り、光分岐部77で合波される。光制御
用電極78に外部からの電気信号(送信信号)を印加す
ると、一方の光導波路の屈折率が変化して通過する光に
位相変調がかかる。この位相変調により、ミラー75か
ら光分岐部77に戻ってきた2つの光の位相が逆位相に
なると、2つの光は互いに打ち消しあって出力されな
い。一方、光制御用電極78に電気信号が印加されない
ときには、2つの光は同位相になって光導波路76から
出力される。
【0101】図17(c) に示す反射型光変調器55は、
半導体光増幅器79の一方の端面にミラー80を配置し
た構成である。半導体光増幅器79は、半導体基板に光
導波路81を形成し、光導波路上の電流注入用電極82
に電流を注入すると光増幅器として動作する。一方、電
流注入用電極82に電流を注入しないか、あるいは逆バ
イアス電圧をかけると光吸収媒体として動作し、光は透
過しない。この原理を利用し、電流注入時は入力光を増
幅および反射して出力し、無電流時には反射光がない状
態をつくる。
【0102】このような構成は半導体光増幅器に限ら
ず、面発光レーザの一方のミラーを取り去って反射型光
増幅器とした素子を用いてもよい。この場合、基板上面
に面発光レーザ構造を作り、基板底面にミラーを金属蒸
着などによって作ることが容易である。また、面発光レ
ーザの出力光の形状が光ファイバのモード形状と整合性
がよいので実装も容易である。また、アレイ化も容易で
ある。
【0103】図17(d) に示す反射型光変調器55は、
ハーフミラー83とミラー84を対向しておいたファブ
リペロー共振器の中に、電極85に印加する信号に応じ
て屈折率を変調できる屈折率変調媒体86を挟みこんだ
構成である。入力光の一部は入力端のハーフミラー83
で反射され(a)、残りの入力光はハーフミラー85を
透過し、屈折率変調媒体86、ミラー84、屈折率変調
媒体86、ハーフミラー83を経て出力される(b)。
ここで、屈折率変調媒体86の屈折率を変調すると、ハ
ーフミラー83の一端で2つの光の振幅が同等でかつ同
位相か逆位相かを制御することができ、反射光の強度を
変調することができる。なお、屈折率変調媒体86とし
ては、ニオブ酸リチウムなどの強誘電性電気光学結晶に
電極を付けたものを利用できる。
【0104】また、図17(b) 〜(d) に示す反射型光変
調器55は、入力光が変調部を往復する構成であるの
で、各電極に印加する電力を低減できるとともに、通過
型の光変調器に比べて相互作用長も短くでき、小型化す
ることができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波長多重
ネットワークは、WDM方式と周回性波長多重分離素子
(例えはAWG)を組み合わせたHCNにおいて、次の
ような効果が得られる。
【0106】多波長光源から各ノードに送信に用いる波
長の無変調光を供給し、変調して折り返し送信すること
により、各ノードでは光源が不要となり、安価にノード
を構成することができる。また、多波長光源は、複数の
ノードで共用化されるので、ノード当たりの光源単位も
低くすることができる。したがって、波長多重ネットワ
ークを低コストで実現することができる。
【0107】AWGの入出力ポートに光カプラを接続
し、AWGの入出力ポートに複数のノードを接続するこ
とにより、少ないポート数のAWGを用いて大規模なH
CNを実現することができる。多波長光は、AWGの入
力ポート側に備えられた光カプラを用いて入力すること
により、各ノードに効率よく分配することができる。
【0108】また、AWGをサブHCN間の信号入出力
用に用いることにより、HCNをさらに拡張することが
可能になる。また、サブHCN内のHCN接続用(内向
き用)とサブHCN間のHCN接続用(外向き用)の波
長帯を分離し、波長帯ごとに合分波を行う群合分波器を
用いることにより、サブHCN内外の接続をAWGで実
現し、全体として配線数を削減することができる。
【0109】また、WDM/TDM、TDM/WDMの
各変換回路をサブHCN接続時に用いることにより、再
帰的なネットワーク構成が可能となり、現状のネットワ
ーク構成との整合性がよい大規模なネットワークを経済
的に実現することができる。
【0110】さらに、以上の各構成を組み合わせること
により、大規模かつ大容量のネットワークを低コストで
実現することができる。なお、本発明の波長多重ネット
ワークは、主にLAN、WANへの適用を想定している
が、適用分野はこれに限られるものでなく、広域ネット
ワークや並列処理装置内のプロセッサ間、プロセッサ−
メモリ間ネットワーク、あるいはルータ、ATMスイッ
チ内の配線としても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波長多重ネットワークの第1の実施形
態を示す図。
【図2】多波長光源40の構成例を示す図。
【図3】ノード000の構成例を示す図。
【図4】本発明の波長多重ネットワークの第2の実施形
態を示す図。
【図5】8ポートのAWGを用いて4次HCN(16ノー
ド)を構成する過程を説明する図。
【図6】8ポートのAWGによる4次HCNの接続関係
を示す図。
【図7】本発明の波長多重ネットワークの第3の実施形
態を示す図。
【図8】信号入出力用AWG5,6の入出力ポートと入
出力波長の関係を示す図。
【図9】本発明の波長多重ネットワークの第4の実施形
態を示す図。
【図10】本発明の波長多重ネットワークの第5の実施
形態を示す図。
【図11】第5の実施形態のサブHCNとして第2の実
施形態の構成(図4)を適用した構成例を示す図。
【図12】本発明の波長多重ネットワークの第6の実施
形態を示す図。
【図13】WDM/TDM10の構成例を示す図。
【図14】TDM/WDM13の構成例を示す図。
【図15】本発明の波長多重ネットワークの第7の実施
形態を示す図。
【図16】光合分波器54(光分波器53)の構成例を
示す図。
【図17】反射型光変調器55の構成例を示す図。
【図18】WDM方式とAWGを組み合わせてHCNを
実現する従来例を示す図。
【図19】ハイパーキューブネットワークの構成を示す
図。
【図20】AWGの入出力ポート間の信号波長および各
入出力ポートに接続されるノードの関係を示す図。
【符号の説明】
1 アレイ導波路回折格子型フィルタ(AWG) 2,3 光カプラ 5 信号出力用AWG 6 信号入力用AWG 7 群分波器 8 群合波器 9 サブHCN 10 波長多重・時間多重変換回路(WDM/TDM) 11 波長多重回路 12 波長分離回路 13 時間多重・波長多重変換回路(TDM/WDM) 14 WDM/TDM変換部 15 光分波器 16 TDM/WDM変換部 17 多芯光ファイバケーブル 18 インターコネクションノード 40 多波長光源 41 光源 42 光合波器 43 光増幅器 44 光アイソレータ 45 光カプラ 53 光分波器 54 光合分波器 55 反射型光変調器 56 受光器 61 アレイ導波路回折格子型フィルタ(AWG) 62 光空間スイッチ 63 光カプラ 64 可変波長フィルタ 71 インライン型の光変調器 72 光サーキュレータ 73 入力ポート 74 マッハツェンダ型光変調器 75 ミラー 76 光導波路 77 光分岐部 78 光制御用電極 79 半導体光増幅器 80 ミラー 81 光導波路 82 電流注入用電極 83 ハーフミラー 84 ミラー 85 電極 86 屈折率変調媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の波長信号光を合波して波長多重信
    号光として送信する光送信部と、波長多重信号光を複数
    の波長信号光に分波して受信する光受信部とを有する複
    数のノードと、 複数の入力ポートと複数の出力ポートを有し、各入力ポ
    ートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力
    ポートに分波し、複数の入力ポートから入力された互い
    に異なる波長の信号光を各出力ポートに合波して出力す
    る波長多重分離素子とを備え、 前記波長多重分離素子を介して、前記複数のノードのう
    ち2進表示したノード番号の1ビットのみが異なるノー
    ド同士をハイパーキューブネットワーク接続(以下「H
    CN接続」という)する波長多重ネットワークにおい
    て、 前記波長多重ネットワークで各ノードからの送信に使用
    する波長の無変調光を合波した多波長光を出力する多波
    長光源と、 前記多波長光を前記各ノードの出力ポートに接続すると
    ともに、前記各ノードの出力ポートから送信された波長
    多重信号光を前記多波長光から分離して前記波長多重分
    離素子の所定の入力ポートに接続する光分岐手段とを備
    え、 前記各ノードの光送信部に、入力される前記多波長光か
    らそれぞれ割り当てられた波長の無変調光を分波する光
    合分波器と、各波長の無変調光を送信信号により変調し
    て折り返す反射型光変調器とを備え、各反射型光変調器
    から出力された波長信号光を前記光合分波器で合波して
    前記波長多重信号光として送信する構成であることを特
    徴とする波長多重ネットワーク。
  2. 【請求項2】 複数の波長信号光を合波して波長多重信
    号光として送信する光送信部と、波長多重信号光を複数
    の波長信号光に分波して受信する光受信部とを有する複
    数のノードと、 複数の入力ポートと複数の出力ポートを有し、各入力ポ
    ートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力
    ポートに分波し、複数の入力ポートから入力された互い
    に異なる波長の信号光を各出力ポートに合波して出力す
    る波長多重分離素子とを備え、 前記波長多重分離素子を介して、前記複数のノード同士
    をHCN接続する波長多重ネットワークにおいて、 前記波長多重ネットワークで各ノードからの送信に使用
    する波長の無変調光を合波した多波長光を出力する多波
    長光源と、 前記多波長光を前記各ノードの出力ポートに接続すると
    ともに、前記各ノードの出力ポートから送信された波長
    多重信号光を前記多波長光から分離し、かつHCN接続
    のための所定の組み合わせでそれぞれ結合し、前記波長
    多重分離素子の所定の入力ポートに接続する光分岐・結
    合手段と、 前記波長多重分離素子の出力ポートから出力される波長
    多重信号光を複数に分岐し、HCN接続のための所定の
    組み合わせの複数のノードに接続する光分岐手段とを備
    え、 前記各ノードの光送信部に、入力される前記多波長光か
    らそれぞれ割り当てられた波長の無変調光を分波する光
    合分波器と、各波長の無変調光を送信信号により変調し
    て折り返す反射型光変調器とを備え、各反射型光変調器
    から出力された波長信号光を前記光合分波器で合波して
    前記波長多重信号光として送信する構成であることを特
    徴とする波長多重ネットワーク。
  3. 【請求項3】 複数のノードがHCN接続された複数の
    サブハイパーキューブネットワークをHCN接続する波
    長多重ネットワークにおいて、 前記ノードは、前記サブハイパーキューブネットワーク
    間のHCN接続に用いる波長多重信号光を送信する光送
    信部と、前記サブハイパーキューブネットワーク間の接
    続に用いる波長多重信号光を受信する光受信部とを備
    え、 前記サブハイパーキューブネットワークは、複数の入力
    ポートと複数の出力ポートを有し、各入力ポートから入
    力された波長多重信号光を互いに異なる出力ポートに合
    分波する波長多重分離素子を他のサブハイパーキューブ
    ネットワークに対する出力用および入力用に2個備え、 前記サブハイパーキューブネットワーク内の各ノードか
    ら他のサブハイパーキューブネットワークに送信する波
    長多重信号光を前記出力用の波長多重分離素子の各入力
    ポートに接続し、前記入力用の波長多重分離素子の各出
    力ポートから出力された波長多重信号光を各ノードに接
    続し、 HCN接続となるサブハイパーキューブネットワーク間
    で、前記各サブハイパーキューブネットワークの前記出
    力用の波長多重分離素子の各出力ポートと前記入力用の
    波長多重分離素子の各入力ポートを接続する構成に加
    え、 前記波長多重ネットワークの前記各サブハイパーキュー
    ブネットワーク間の接続に使用する波長の無変調光を合
    波した多波長光を出力する多波長光源と、 前記多波長光を前記出力用の波長多重分離素子の出力ポ
    ートから入力して前記各ノードの出力ポートに接続する
    とともに、前記出力用の波長多重分離素子の出力ポート
    から出力される波長多重信号光を前記多波長光から分離
    し、HCN接続する他のサブハイパーキューブネットワ
    ークの入力用の波長多重分離素子の入力ポートに接続す
    る光分岐手段とを備え、 前記各ノードの光送信部に、入力される前記多波長光か
    らそれぞれ割り当てられた波長の無変調光を分波する光
    合分波器と、各波長の無変調光を送信信号により変調し
    て折り返す反射型光変調器とを備え、各反射型光変調器
    から出力された波長信号光を前記光合分波器で合波して
    前記波長多重信号光として送信する構成であることを特
    徴とする波長多重ネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の波長多
    重ネットワークにおいて、 前記多波長光源は各ノードからの送信に使用する波長を
    含む白色光を出力し、前記光分岐手段を介して前記白色
    光を前記波長多重分離素子の出力ポート側から入力し、
    各入力ポートから各波長の無変調光を合波した多波長光
    を出力して各ノードに供給する構成であることを特徴と
    する波長多重ネットワーク。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の波長多重ネットワーク
    において、 前記ノードは、前記サブハイパーキューブネットワーク
    内でHCN接続するための(以下「内向き用」という)
    波長多重信号光と、前記サブハイパーキューブネットワ
    ーク間をHCN接続するための(以下「外向き用」とい
    う)波長多重信号光を合波して送信する光送信部と、前
    記内向き用の波長多重信号光と前記外向き用の波長多重
    信号光を分波して受信する光受信部とを備え、 前記サブハイパーキューブネットワークは、前記ノード
    から送信された前記内向き用および前記外向き用の波長
    多重信号光を分波し、前記内向き用にHCN接続するた
    めの波長多重分離素子と前記出力用の波長多重分離素子
    に接続する群分波器と、前記内向き用にHCN接続する
    ための波長多重分離素子と前記入力用の波長多重分離素
    子から入力する前記内向き用および前記外向き用の波長
    多重信号光を合波して前記各ノードに接続する群合波器
    とを備え、 前記外向き用のHCN接続に使用する波長の無変調光を
    合波した多波長光を出力する前記多波長光源の他に、前
    記内向き用のHCN接続に使用する波長の無変調光を合
    波した多波長光を出力する多波長光源と、 前記内向き用の多波長光を前記各ノードの出力ポートに
    接続するとともに、前記各ノードの出力ポートから送信
    された波長多重信号光を前記多波長光から分離して前記
    群分波器に接続する光分岐手段とを備えたことを特徴と
    する波長多重ネットワーク。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の波長多重ネットワーク
    において、 前記光分岐手段は、前記外向き用および前記内向き用の
    多波長光を前記各ノードの出力ポートに接続するととも
    に、前記各ノードの出力ポートから出力される波長多重
    信号光を前記多波長光から分離して前記群分波器に接続
    する構成であることを特徴とする波長多重ネットワー
    ク。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかに記載の波長多
    重ネットワークにおいて、 前記サブハイパーキューブネットワークは、 波長多重信号光を時間多重された単一波長の信号光に変
    換して出力する波長多重・時間多重変換回路と、時間多
    重された単一波長の信号光を波長多重信号光に変換して
    出力する時間多重・波長多重変換回路とを備え、 前記出力用の波長多重分離素子の各出力ポートに前記波
    長多重・時間多重変換回路を接続し、前記外向き用の波
    長多重分離素子の各出力ポートから出力された波長多重
    信号光をそれぞれ時間多重された互いに異なる単一波長
    の信号光に変換し、それを波長多重して出力する波長多
    重回路を備え、 外部から入力される波長多重信号光を波長分離し、それ
    ぞれ時間多重された互いに異なる単一波長の信号光とし
    て前記時間多重・波長多重変換回路に入力する波長分離
    回路を備え、 前記各回路を備えたサブハイパーキューブネットワーク
    を請求項3〜5のいずれかに記載の波長多重ネットワー
    クのノードとして用いてハイパーキューブネットワーク
    を構成することを特徴とする波長多重ネットワーク。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載の波長多
    重ネットワークにおいて、 HCN接続となるサブハイパーキューブネットワーク間
    で、前記各サブハイパーキューブネットワークの前記出
    力用の波長多重分離素子の各出力ポートと前記入力用の
    波長多重分離素子の各入力ポートを接続する際に、前記
    波長多重分離素子の各出力ポートおよび各入力ポートに
    接続する複数の光ファイバを集線する多芯光ファイバケ
    ーブルを備え、 前記各サブハイパーキューブネットワークに接続された
    前記多芯光ファイバケーブルの他端を1箇所に集めてそ
    の芯線をHCN接続し、 前記多芯光ファイバケーブルを介して前記多波長光を各
    ノードに送信する構成であることを特徴とする波長多重
    ネットワーク。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれかに記載の波長多
    重ネットワークにおいて、 前記サブハイパーキューブネットワークは、請求項1ま
    たは請求項2に記載の波長多重ネットワークにより構成
    されたことを特徴とする波長多重ネットワーク。
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