JP2008066426A - コンデンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子の熱劣化を抑制する事と、このコンデンサ素子からケースの下面開口部外に引き出されたリード線の耐振強度を高める事を目的とする。
【解決手段】有天筒状のケース1と、このケース1内に収納されたコンデンサ素子2と、このコンデンサ素子2から上記ケース1の下面開口部外に引き出されたリード線3、4と、このリード線3、4が貫通する貫通孔5、6を有すると共に、ケース1の下面開口部に装着された封口体7と、この封口体7の下面側に設けると共に、リード線3、4の端子部3a、4aが装着された端子台8とを備え、コンデンサ素子2は、表面に電極を有する樹脂製のフィルムを巻回した柱状構造とし、このコンデンサ素子2の外表面とケース1の内表面との間には空間を形成した。
また、このコンデンサ素子2の上面とケース1の天井面との間には、弾性支持体20を介在させた。
【選択図】図12
【解決手段】有天筒状のケース1と、このケース1内に収納されたコンデンサ素子2と、このコンデンサ素子2から上記ケース1の下面開口部外に引き出されたリード線3、4と、このリード線3、4が貫通する貫通孔5、6を有すると共に、ケース1の下面開口部に装着された封口体7と、この封口体7の下面側に設けると共に、リード線3、4の端子部3a、4aが装着された端子台8とを備え、コンデンサ素子2は、表面に電極を有する樹脂製のフィルムを巻回した柱状構造とし、このコンデンサ素子2の外表面とケース1の内表面との間には空間を形成した。
また、このコンデンサ素子2の上面とケース1の天井面との間には、弾性支持体20を介在させた。
【選択図】図12
Description
本発明はコンデンサに関するものである。
温度特性と周波数特性に優れたコンデンサとして、樹脂製フィルムを用いたものが脚光を浴びている。
すなわち、このコンデンサは、表面に電極を有する樹脂製フィルムを巻回して柱状のコンデンサ素子を形成し、このコンデンサ素子の外周を外装樹脂で覆った構造となっている(これに関する先行文献としては下記先行特許文献1がある)。
特許第2877364号公報
上記従来例で問題となるのは、コンデンサ素子が、樹脂製フィルムを用いて形成されているので、はんだ実装時の高温で、このコンデンサ素子が熱劣化してしまうという事であった。
すなわち、近年はんだは、鉛フリーのものを使用することになったが、鉛フリーはんだは、その溶融温度が高くなるので、このわずかな時間のはんだ実装時に樹脂製フィルムが熱劣化してしまうのであった。
もちろんこのコンデンサ素子は上述のごとく、その外周を外装樹脂で覆っているが、外装樹脂が樹脂製フィルムのコンデンサ素子に接しているので、わずかな時間のはんだ実装時であっても、はんだ溶融の為の高温が外装樹脂を介してコンデンサ素子に伝わり、この結果として上述のごとくコンデンサ素子が熱劣化してしまうのであった。
そこでこの熱劣化を抑制する為に本発明者らは、コンデンサ素子をケース内に収納させる事を検討したところ、ケースによる遮熱効果により耐熱性が向上する事が確認された。
本発明は、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子の熱劣化を抑制する事と、このコンデンサ素子から上記ケースの下面開口部外に引き出されたリード線の耐振強度を高める事を目的にするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子を有天筒状のケース内に収納させると共に、このコンデンサ素子の上面と上記ケースの天井面との間には、弾性体によって形成した弾性支持体を介在させ、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子を有天筒状のケース内に収納させると共に、このコンデンサ素子の外表面と上記ケースの天井面との間には空間を形成したものであり、はんだ実装時に加わる高温は、外周のケースにより遮られるので、直接コンデンサ素子に伝わる事はなく、またこのコンデンサ素子の外表面と上記ケースの内表面との間には空間を形成しているので、ケースからの熱伝導も大幅に抑制され、この結果、わずかな時間しか必要としない、はんだ実装時程度では、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子が熱劣化することはなく、本来の特徴である温度特性と周波数特性に優れたコンデンサが維持できることとなる。
また、このコンデンサ素子の上面と上記ケースの天井面との間には、弾性体によって形成した弾性支持体を介在させ、コンデンサ素子の上面をケースの天井面に弾性支持体を介して保持したので、コンデンサ素子が外部からの振動、例えば自動車にこのコンデンサが搭載された状態での振動でコンデンサ素子がケース内で頻繁に振れ、その結果としてこのコンデンサ素子のリード線が断線劣化してしまうのを抑制できる事になる。
更にコンデンサ素子の上面をケースの天井面に保持した弾性支持体は発泡体であるので、ケースの上面からの熱伝導も伝わりにくく、よってこの点からもコンデンサ素子の熱劣化を抑制できるものとなる。
以下本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1〜図4に示すように、本実施の形態のコンデンサは、有天筒状のケース1と、このケース1内に収納されたコンデンサ素子2と、このコンデンサ素子2から上記ケース1の下面開口部外に引き出されたリード線3、4と、このリード線3、4が貫通する貫通孔5、6を有すると共に、上記ケース1の下面開口部に装着された封口体7と、この封口体7の下面側に設けると共に、上記リード線3、4の端子部3a、4aが装着された端子台8とを備えており、以下順次これらの構成体について説明する。
先ず、前記ケース1はアルミニューム等の金属製の有天筒状のものであって、その内、外表面には電気的絶縁を取るために樹脂膜(図示せず)が設けられている。
次にコンデンサ素子2は、図5のごとく表面にアルミニューム製の電極9a、10aをそれぞれ蒸着形成した樹脂製(本実施の形態ではPET製)のフィルム9、10を重ね合わせた状態で巻回し、円柱状としたものである。
なお、フィルム9は図5に示すようにその表面に電極9aが長手方向に連続的に形成されているが、図5における上辺側には電極9aの不形成部9bが長手方向に連続的に形成されている。またフィルム10は図5に示すようにその表面に電極10aが長手方向に連続的に形成されているが、図5における下辺側には電極10aの不形成部10bが長手方向に連続的に形成されている。
そしてこのようなフィルム9、10を重ね合わせた状態で巻回する場合、長手方向に直交する幅方向(図5のA方向で、図3ではコンデンサ素子2の上下方向)に若干(本実施の形態では0.3mm〜0.8mm)ずらせた状態で巻回することとする。
この結果図6に示すようにコンデンサ素子2の上面方向には、フィルム10の上辺側がフィルム9の上辺よりは上方に突出し、またこの上方への突出部において電極10aがフィルム9の存在による隙間11から露出した状態になっている。
逆にコンデンサ素子2の下面方向には、図6では図示していないがフィルム9の下辺側がフィルム10の下辺よりは下方に突出し、またこの下方向への突出部においてフィルム10の存在による隙間から電極9aが露出した状態になっている。
本実施の形態のコンデンサ素子2は、図6に示すように上記上面に露出する電極10aと、下面に露出する電極9a部分に、それぞれZn、Sn、Cuを含む複数成分製のメタリコン金属を溶射し、これにより集電極12、13を形成している。
なお、コンデンサ素子2は図示していないが、その外周は、フィルム9、10の電極9a、10aを設けていない部分を、連続的に数回巻回する事により、電気的な絶縁構造を取っている。また、図5に示すように、フィルム10の電極10aはその長手方向に周期的に、その長手方向に直交する方向に、両側からの溝aによる幅狭部分10bを形成し、フューズ機能を持たせるようになっている。
次にリード線3、4と封口体7について説明をするが、これらのリード線3、4は例えばCu、Snメッキ鋼線により形成され、また封口体7はゴムにより形成されたものである。
封口体7のリード線3、4が貫通する貫通孔5、6は、図3、図4、図8からも理解されるように、コンデンサ素子2の下面に対応する部分に形成されている。また、リード線4の上端は、コンデンサ素子2の上面外周から、このコンデンサ素子2の上面の中心部に向けて折曲され、その後このコンデンサ素子2の上面の集電極12にスポット溶接により接続された構成となっている。
さらに、上記リード線3の上端は、コンデンサ素子2の下面内周から、このコンデンサ素子2の下面中心部(空洞の巻回軸2a)外に向けて折曲された状態となっており、この折曲部が、コンデンサ素子2の下面の集電極13にスポット溶接により接続された構成となっている(なお、リード線3の上端は、下記図9の(b)を用いた説明のごとく、先ずコンデンサ素子2の下面の集電極13にスポット溶接により接続し、その後その溶接部より下方部分のリード線3部分を折り曲げる、という手順により、組み立てるようになっている)。
以下、リード線3、4を以上のごとくコンデンサ素子2の上、下面の集電極12、13にスポット溶接する製造手順について説明する。
先ず、図9(a)のごとくリード線3、4のそれぞれの下端を、封口体7の貫通孔5、6に上方から下方へと貫通させる。なお、リード線3の貫通孔5上部分で、コンデンサ素子2の下面に対応する部分は図8にも示すようにコンデンサ素子2の外周方向へと延長され、その後コンデンサ素子2の外周面外に対応する部分から上方へと延長された形状としている。
また、リード線4が、コンデンサ素子2の下面をコンデンサ素子2の外周方向へと延長された部分に対応する封口体7部分には、図4、図8のごとくこのリード線4の延長部をガイドする溝7aが形成されているので、このリード線4の延長部がコンデンサ素子2の下面と封口体7の間に介在することはなく、よって封口体7上にコンデンサ素子2が安定的に設置される。
次に図9(b)、図8のごとく、コンデンサ素子2を横倒し状態とし、リード線3の上端を、コンデンサ素子2下面の集電極13に対し、その内周から、このコンデンサ素子2の下面中心部(空洞の巻回軸2a)外に向けた状態で当接させ、この状態で集電極13にスポット溶接により接続する。
なお、このように、リード線3の上端を、コンデンサ素子2下面の集電極13に対し、その内周から、このコンデンサ素子2の下面中心部(空洞の巻回軸2a)外に向けた状態で当接させ、この状態で集電極13にスポット溶接により接続する理由は、リード線3の上端と集電極13の接触面積(接続距離)を大きく取る為である。
つまり、リード線3の上端は、コンデンサ素子2下面の内周(外周部よりも内側)から上方に突出しているので、この位置から結果的に水平方向に折り曲げられたリード線3部分を、このコンデンサ素子2の下面中心部(空洞の巻回軸2a)に向けて接続しようとすると、その先端は空洞の巻回軸2a部分に達して適切な接続が出来なくなるだけでなく、その先端がリード線4に接近することにもなるので好ましくない。
そこで、本実施の形態では、リード線3の上端を、コンデンサ素子2下面の集電極13に対し、その内周から、このコンデンサ素子2の下面中心部(空洞の巻回軸2a)外に向けた状態で当接接続するものであり、このようにするとリード線3の上端と集電極13の適切な接続が出来るだけではなく、リード線3の上端とリード線4の接近を気にすることもなくなる。
次に図9(c)、(d)のごとくコンデンサ素子2を封口体7上に載せ、このときリード線3の集電極13接続部下方が、図8のごとく略90度折れ曲がることになる。なお、リード線3の集電極13への接続部に対応する封口体7上面部分には、凹部7bが形成され、この凹部7b内にリード線3の集電極13への接続部が収納される状態になるので、リード線4の延長部をガイドする溝7aと同じく、このリード線3接続部がコンデンサ素子2の下面と封口体7の間に介在することはなく、よって封口体7上にコンデンサ素子2が安定的に設置される。
次に図9(e)のごとくリード線4の上端を、コンデンサ素子2上面の集電極12に対し、その外周から、このコンデンサ素子2の上面中心部(空洞の巻回軸2a)に向けて折り曲げ、集電極12に当接させ、この状態で集電極12にスポット溶接により接続する。
次に図9(f)のごとく、ケース1をコンデンサ素子2上方から被せ、このケース1の下面開口部と封口体7の外周を嵌合させ、その後ケース1の下面開口部より若干上方を、封口体7に向けて絞ることにより気密を図る。
次に図9(g)のごとくリード線3、4の下端を端子台8の貫通孔8a、8bを貫通させ、図2のごとく外方に曲げて、端子部3a、4aを形成する。
以上のように形成された本実施の形態のコンデンサにおいては、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子2を有天筒状のケース1内に収納させると共に、このコンデンサ素子2の外周表面と上記ケース1の内周表面との間、及びコンデンサ素子2の上面と上記ケース1の天井面との間には空間を形成している。
このため、はんだ実装時に加わる高温は、外周のケース1により遮られることとなるので、直接コンデンサ素子2に伝わる事はなく、またこのコンデンサ素子2の外表面と上記ケース1の内表面との間には空間を形成しているので、ケース1からの熱伝導も大幅に抑制され、この結果、わずかな時間しか必要としない、はんだ実装時程度では、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子2が熱劣化することはなく、本来の特徴である温度特性と周波数特性に優れたコンデンサが維持できることとなる。
また、本実施の形態においては、リード線4のコンデンサ素子2の下面近傍、具体的には、このリード線4の上記封口体7の溝7a内部分からコンデンサ素子2の下端より若干上方までの部分には、図示していないが例えば絶縁テープや絶縁被覆等が施してあり、これによりリード線4がコンデンサ素子2の下面の集電極13に不用意に接触することのないようにしている。
また、封口体7の溝7a内部分においては、これらの絶縁テープや絶縁被覆等による被覆により、リード線4の線形が太くなり、この結果溝7a内でのがたつきが生じにくくなる。
さらに、本実施の形態においては、図7のごとくコンデンサ素子2の空洞の巻回軸2aには、集電極12、13の形成前に、その上下開口部内に絶縁体よりなる封口体14、15を嵌入しているので、集電極12、13がこの巻回軸2a部を通じて電気的に短絡されることはない。
つまり、これらの集電極12、13は上述のごとく、それぞれZn、Sn、Cuを含む複数成分製のメタリコン金属を溶射して形成しているが、この溶射時にメタリコン金属が巻回軸2aを貫通して相手方に到達し、電気的な短絡を発生させてしまうのを、巻回軸2aの上、下開口部内に絶縁体よりなる封口体14、15を嵌入することで、集電極12、13がこの巻回軸2a部を通じてメタリコン金属で電気的に短絡されるのを阻止しているのである。
なお、図7の封口体14、15は先端が半球状となった円柱状としたが、図10のごとく球状の封口体16、17としても良く、また図11のごとく円錐状の封口体18、19としても良い。
またこれらの封口体14〜19は巻回軸2aの上、下開口部内に嵌入させたが、巻回軸2aの内方にさらに深く挿入することにより、これらの封口体14〜19によりコンデンサ素子2が内方に収縮するのを抑制する支えともなり、これによりコンデンサとしての性能を安定することができる。
つまり、樹脂製フィルムを用いたコンデンサ素子2は熱がかかると収縮により、容量変化がおきる(一例として収縮初期は電極9a、10a間が接近し、容量が大きくなり、さらに収縮すると電極9a、10a間が広がって容量が小さくなる)ので、この収縮を封口体14〜19によって抑制することで、コンデンサとしての性能を安定することができるのである。
また本実施の形態のコンデンサは、下記理由(1)(2)により、唸り音を小さくすることができる。
(1)コンデンサ素子2は、図5のごとく表面にアルミニューム製の電極9a、10aをそれぞれ蒸着形成した樹脂製(本実施の形態ではPET製)のフィルム9、10を重ね合わせた状態で巻回し、円柱状としたものであるので、平板状のものに比べ、唸りの原因となる、交流による振動が発生しにくくなる。
(2)また例えわずかな唸り音が発生したとしても、このコンデンサ素子2の外周は、有天筒状のケース1で覆い、さらにこのケース1の下面開口部は封口部7で蓋をしているので、ケース1外に洩れる唸り音は極めて小さくなる。
また本実施の形態のコンデンサは、このコンデンサ素子2の上面と上記ケース1の天井面との間に、図12のごとく、ゴムや発泡体等のような弾性を有する材料によって形成した弾性支持体20を介在させ、コンデンサ素子2の上面をケース1の天井面にこの弾性支持体20を介して保持したので、コンデンサ素子2が外部からの振動、例えば自動車にこのコンデンサが搭載された状態での振動でコンデンサ素子2がケース1内で頻繁に振れ、その結果としてこのコンデンサ素子2のリード線3、4が断線劣化してしまうのを抑制できる。
更にコンデンサ素子2の上面をケース1の天井面に保持した弾性支持体20は発泡体であるので、ケース1の上面からの熱はこの弾性支持体20を介してコンデンサ素子2に熱伝導しにくく、よってこの点からもコンデンサ素子2の熱劣化を抑制できるものとなる。
なお、弾性支持体20はケース1の天井面に予め装着した状態にしておき、その後このケース1内にコンデンサ素子2を挿入するようにしている。
以上のように本発明は、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子を有天筒状のケース内に収納させると共に、このコンデンサ素子の外表面と上記ケースの内表面との間には空間を形成したものであり、はんだ実装時に加わる高温は、外周のケースにより遮られるので、直接コンデンサ素子に伝わることはなく、またこのコンデンサ素子の外表面と上記ケースの内表面との間には空間を形成しているので、ケースからの熱伝導も大幅に抑制され、この結果、わずかな時間しか必要としない、はんだ実装時程度では、樹脂製フィルムを用いて形成されたコンデンサ素子が熱劣化することはなく、本来の特徴である温度特性と周波数特性に優れたコンデンサが維持できることとなる。
また本発明のコンデンサは、このコンデンサ素子の上面と上記ケースの天井面との間に、発泡体によって形成した弾性支持体を介在させ、コンデンサ素子の上面をケースの天井面にこの弾性支持体を介して保持したので、コンデンサ素子が外部からの振動、例えば自動車にこのコンデンサが搭載された状態での振動でコンデンサ素子がケース内で頻繁に振れ、その結果としてこのコンデンサ素子のリード線が断線劣化してしまうのを抑制できる。
更にコンデンサ素子の上面をケースの天井面に保持した弾性支持体は発泡体であるので、ケースの上面からの熱はこの弾性支持体を介してコンデンサ素子に熱伝導しにくく、よってこの点からもコンデンサ素子の熱劣化を抑制できるものとなる。
したがって、幅広い工業分野での使用が可能となる。
1 ケース
2 コンデンサ素子
3 リード線(第二のリード線)
4 リード線(第一のリード線)
5 貫通孔
6 貫通孔
7 封口体
8 端子台
20 弾性支持体
2 コンデンサ素子
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4 リード線(第一のリード線)
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6 貫通孔
7 封口体
8 端子台
20 弾性支持体
Claims (1)
- 有天筒状のケースと、このケース内に収納されたコンデンサ素子と、このコンデンサ素子から上記ケースの下面開口部外に引き出されたリード線と、このリード線が貫通する貫通孔を有すると共に、上記ケースの下面開口部に装着された封口体とを備え、上記コンデンサ素子は、表面に電極を有する樹脂製のフィルムを巻回した柱状構造とし、このコンデンサ素子の外表面と上記ケースの内表面との間には空間を形成すると共に、このコンデンサ素子の上面と上記ケースの天井面との間には、弾性体によって形成した弾性支持体を介在させたコンデンサ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103208363A (zh) * | 2012-04-28 | 2013-07-17 | 瑞安市中泰线路器材有限公司 | 一种电容器顶部钢帽及其制造方法 |
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2006
- 2006-09-06 JP JP2006241005A patent/JP2008066426A/ja active Pending
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