JP2008066323A - 表示装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩留及び信頼性の高い表示装置、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明にかかる表示装置は、層間絶縁膜12と、表示領域111において層間絶縁膜12の上に配置され、周辺領域112から信号又は電源をTFT120に供給するための信号配線13と、信号配線13の上に形成されたパッシベーション膜14と、表示領域111に設けられ、パッシベーション膜14の上に形成された有機平坦化膜17と、有機平坦化膜17の上に形成された上層導電膜15と、を備え、周辺領域112の有機平坦化膜17が形成されていない非平坦化領域300において、信号配線13と上層導電膜15との間に2層以上の無機絶縁膜が形成されているものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、表示装置、及びその製造方法に関する。
従来、表示装置の一種として、画素毎に配される発光素子に有機EL素子を用いた有機EL(electroluminescence:電界発光)表示装置が注目されている。有機EL表示装置は、有機EL層を上下から挟み込む電極同士の間に電流を流すことによって有機EL層を発光させるものである。有機EL素子は、透明電極からなる陽極と金属からなる陰極との間に挟持された構造となっている。
アクティブマトリクス型有機EL表示装置において、有機EL素子を駆動する能動素子として、一般的に薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと称す)が用いられている。このTFTを含む画素駆動回路基板(以下、TFT基板と称す)の画素毎に、有機EL層を含む有機EL素子が形成される。そして、ガラス基板上にTFTを含む画素回路を有する回路層の上に、有機EL素子を含む有機EL層が形成される。この有機EL層と回路層とは、コンタクト部を介して電気的に接続する。
有機EL層の膜厚は通常数μm以下であり、例えば数十nm〜数百nmと極めて薄い。また、有機EL層は、成膜によってTFT基板の上に形成される。従って、成膜するTFT基板の下地面が十分に平坦でない場合、有機EL層を均一な膜厚に成膜することができないという問題が生じる。即ち、有機EL層の下の回路層の平坦性が極めて重要となる。
そこで、有機EL層の下地の面を平坦化する目的で、TFT基板の画素部に平坦化膜を用いる技術が特許文献1〜3に開示されている。具体的には、TFT基板の透明電極(陽極)の下層に形成される絶縁層として平坦化膜を形成している。なお、透明電極は、また、TFTの透明電極下層に、無機絶縁膜と有機樹脂膜とで積層された絶縁層を形成する技術も特許文献4に開示されている。
平坦化膜としては、平坦化に適する材料という理由でポリイミド樹脂やアクリル樹脂といった有機絶縁膜が主に用いられる。しかし、これらの有機絶縁膜は、活性化不純物が含有されているだけでなく、吸湿しやすいという特徴を有している。従って、有機絶縁膜に吸収された水分や不純物が有機EL層に浸入し、有機EL層の絶縁性及び信頼性が劣化するという問題が生じる。
上述した問題を解決するため、図8に示すように、TFT基板110の表示領域111と周辺領域112では平坦化膜が分離され、周辺領域112の一部で平坦化膜がない非平坦化領域300を有する構造が特許文献5、6に開示されている。これにより、有機EL層から漏出する水分や不純物による信頼性劣化を防止することができる。
特開2002−076346号公報 特開2002−202735号公報 特開2002−215063号公報 特開2000−349300号公報 特開2005−164818号公報 特開2006−066206号公報
しかしながら、発明者は従来技術には以下の課題があることを見出した。図9を用いて、従来技術に係る課題を以下に説明する。図9は、図8で示した非平坦化領域300におけるTFT基板110の構造を示した断面図である。図9は、ゲート絶縁膜20より上の積層構造を示している。ゲート絶縁膜20の上には、ゲート配線21が形成されている。そして、層間絶縁膜22に形成されたコンタクトホール28を介して信号配線23とゲート配線21が接続している。更に、信号配線23の上を覆うようにパッシベーション膜24が形成され、その上に上層導電膜25が形成されている。ここで、信号配線23は、TFTの制御信号や電源信号を供給する配線を示している。上層導電膜25は、有機EL層を挟み込む電極のうち、有機EL層の上層に配置される陽極(カソード電極)を形成する。
図9に示すように、従来技術では、上層導電膜25と信号配線23との間に層間絶縁膜22が1層形成されている。パッシベーション膜24の厚みは、300nm以下と薄いため、プロセス上のばらつき等によっては、上層導電膜25と信号配線23との間(例えば矢印部)で絶縁耐性が低下する場合がある。その結果、上層導電膜25と信号配線23とが短絡し、有機EL表示装置の歩留及び信頼性が低下する問題が生じている。
本発明は、以上の問題点を鑑みてなされたものであり、歩留及び信頼性の高い表示装置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、表示領域と、前記表示領域の外側に配置された周辺領域と備える表示装置であって、基板と、前記基板の前記表示領域内に形成されたTFTと、前記TFTの上に層間絶縁膜と、前記表示領域において前記層間絶縁膜の上に配置され、前記周辺領域から信号又は電源を前記TFTに供給するための配線と、前記配線の上に形成されたパッシベーション膜と、前記表示領域に設けられ、前記パッシベーション膜の上に形成された平坦化膜と、前記平坦化膜の上に形成された上層導電膜と、を備え、前記周辺領域の前記平坦化膜が形成されていない非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間に2層以上の無機絶縁膜が形成されているものである。
本発明の第2の態様は、表示領域と、前記表示領域の外側に配置された周辺領域と備える表示装置の製造方法であって、基板上の前記表示領域内に、TFTを形成する工程と、前記TFTの上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記表示領域内における前記層間絶縁膜の上に、前記周辺領域から信号又は電源を前記TFTに供給するための配線を形成する工程と、前記配線の上にパッシベーション膜を形成する工程と、前記パッシベーション膜の上に、前記表示領域に配置される平坦化膜を形成する工程と、前記周辺領域の前記平坦化膜が形成されていない非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間に少なくとも2層以上の無機絶縁膜が形成されているものである。
本発明によれば、歩留及び信頼性の高い表示装置、及びその製造方法を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略および簡略化がなされている。また、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
始めに、本発明に係る表示装置に用いられるTFT基板について説明する。本発明に係る表示装置100は、特に有機EL表示装置を例に用いて説明する。図1(a)は、有機EL表示装置に用いられるTFT基板の構成を示す正面図である。これは、実施の形態1及び実施の形態2において共通の構造である。図1に示す有機EL表示装置は、ガラス基板等で形成されるTFT基板110を有している。図1(b)は、図1(a)のTFT基板の表示領域を示している。TFT基板110は、例えばTFTがアレイ状に配置されたTFTアレイ基板である。
TFT基板110には、表示領域111と表示領域111を囲むように設けられた周辺領域112とが設けられている。図1(b)に示すように表示領域111は矩形状に形成される。周辺領域112は、表示領域111を囲むように額縁状に形成される。この周辺領域112において、枠状のシール材が形成され、TFT基板110と対向基板とが貼り合わせられる。これにより、有機EL層が封止される。さらに、周辺領域112には、平坦化膜が形成されていない非平坦化領域300が配置されている。非平坦化領域300は、表示領域111を囲むよう枠状に配置されている。この非平坦化領域300では、後述する平坦化膜が除去されている。すなわち、非平坦化領域300では、平坦化膜が形成されていない溝が形成されている。なお、非平坦化領域300は、例えば、シール材の内側に形成される。
図1(a)に示すように、表示領域111には、複数の走査信号線113と複数の表示信号線114とが形成されている。複数の走査信号線113は平行に設けられている。同様に、複数の表示信号線114は平行に設けられている。走査信号線113と表示信号線114とは、互いに交差するように形成されている。走査信号線113と表示信号線114とは直交している。そして、隣接する走査信号線113と表示信号線114とで囲まれた領域が画素117となる。従って、TFT基板110では、画素117がマトリクス状に配列される。
TFT基板110の周辺領域112には、走査信号駆動回路115と表示信号駆動回路116とが設けられている。走査信号線113は、表示領域111から周辺領域112まで延設されている。走査信号線113は、TFT基板110の端部で、走査信号駆動回路115に接続される。表示信号線114も同様に、表示領域111から周辺領域112まで延設されている。表示信号線114は、TFT基板110の端部で、表示信号駆動回路116と接続される。走査信号駆動回路115の近傍には、外部配線118が接続されている。また、表示信号駆動回路116の近傍には、外部配線119が接続されている。外部配線118、119は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)等の配線基板である。
外部配線118、119を介して走査信号駆動回路115、及び表示信号駆動回路116に外部からの各種信号が供給される。走査信号駆動回路115は外部からの制御信号に基づいて、ゲート信号(走査信号)を走査信号線113に供給する。このゲート信号によって、走査信号線113が順次選択されていく。表示信号駆動回路116は外部からの制御信号や、表示データに基づいて表示信号を表示信号線114に供給する。これにより、表示データに応じた表示電圧を各画素117に供給することができる。
画素117内には、少なくとも1つのTFT120が形成されている。TFT120は表示信号線114と走査信号線113の交差点近傍に配置される。このTFT120は、例えば、スイッチング(SW)用の薄膜トランジスタである。このTFT120が駆動用TFTに表示電圧を供給する。そして、駆動用TFTが画素電極に表示電圧に応じた駆動電流を供給する。即ち、走査信号線113からのゲート信号(走査信号)によって、スイッチング素子であるTFT120がオンする。これにより、表示信号線114から、TFT120のドレイン電極に接続された駆動用TFTに表示電圧が印加される。そして、駆動用TFTは電源電圧、及び画素電極に接続されており、表示電圧に応じた駆動電流を画素電極に供給する。つまり、走査信号線113は、TFT120にゲート信号(走査信号)を供給する信号配線であり、表示信号線114は、ソース信号(表示電圧)を供給する信号配線である。
画素電極は、有機EL表示装置の有機EL層を挟持する陰極(アノード電極)である。そして、陰極である画素電極と、陽極(カソード電極)である対向電極との間に、表示電圧に応じた電流が流れ、有機EL層が発光する。ここで、画素電極は有機EL層の下層に配置され、対向電極は、有機EL層の上層に配置される。前述したように、TFTアレイ基板の画素117には、それぞれ有機EL層を有する有機EL素子が形成されている。従って、画素117内のTFT120の表示電圧を制御することにより、有機EL素子毎に発光量を制御することが可能となる。つまり、画素117毎に表示電圧を変えることにより、所望の画像を表示することができる。
実施の形態1.
次に、実施の形態1に係るTFT基板の一例について説明する。実施の形態1は、TFT基板の非平坦化領域300において、周辺領域112からTFTに信号及び電源等を供給するための信号配線と、上層導電膜との間に2層以上の無機絶縁膜を形成することに特徴を有している。これにより、TFT基板110の非平坦化領域300において、信号配線と上層導電膜との絶縁耐性を向上させることができる。
まず、始めに画素に設けられたTFT120の構造及び製造方法について述べる。なお、以下は、有機EL表示装置に適用されるトップゲート型構造のTFTの一例について説明するものであるが、本発明は、トップゲート型構造に限らず、ボトムゲート型構造のTFTに用いることも可能である。
図2は、実施の形態1に係るトップゲート型TFT基板の断面構造を示した断面図である。図2に示すTFT基板110は、ガラス基板1、拡散防止層2、半導体層3、ゲート絶縁膜10、及びゲート電極11を有している。ガラス基板1上には拡散防止層2が形成されている。拡散防止層2の上には、半導体層3が形成されている。半導体層3は、チャネル領域32、ソース領域31、及びドレイン領域33から構成される。また、半導体層3、ゲート絶縁膜10、及びゲート電極11によって、TFT120が形成される。TFT基板110には、TFT120がアレイ状に複数形成されており、図2はその中の一つのTFT120の断面を示している。チャネル領域と対向する箇所にはゲート電極11が配置される。このようなTFT120が後述するパッシベーション膜によって覆われる。そして、ドレイン領域33、及びソース領域31等には、ゲート絶縁膜10とパッシベーション膜に形成されたスルーホールを介して、各種の信号配線が接続される。
次に、TFTの製造方法について説明する。始めに、ガラス基板1を純水又は酸を用いて洗浄する。TFT基板110に使用される基板材料は、ガラスに限らず、ポリカーボネートやアクリル等のプラスチックを用いることが可能である。
その後、ガラス基板1を覆うように、拡散防止層2が成膜される。拡散防止層2には、例えばSiN(窒化シリコン)が用いられ、化学気相成膜(CVD)法等により成膜される。拡散防止層2は、ガラス基板1とその上部の素子間との絶縁、及びガラス基板1からの不純物の拡散を防止する。また、拡散防止層2の上部に形成される半導体層3との界面準位密度を抑え、TFT120の性能を安定化する。なお、拡散防止層2の材料には、SiNに限らず、SiO(酸化シリコン)等を用いることも可能である。
その後、拡散防止層2の上に、チャネル領域32、ソース領域31、及びドレイン領域33を有する半導体層3が島状に形成される。まず、半導体層3の材料が拡散防止層2の上に成膜される。半導体層3の材料としては、アモルファスシリコン膜やマイクロクリスタルシリコンが使用可能であるが、性能を向上させるためにはより高品質なポリシリコン膜を用いることが望ましい。但し、ポリシリコン膜を直接基板にCVD法で形成するには、600℃以上の熱処理が必要となるため、通常の安価なガラス基板に形成することが困難である。従って、プラズマCVD法等の低温CVD法によって、まずアモルファスシリコン膜を拡散防止層2上に形成し、レーザーアニーリングによってポリシリコン化する工程を用いることが望ましい。その後、フォトレジスト工程やドライエッチング工程等を用いて、半導体層3を所望の形状に形成する。
その後、半導体層3の上を覆うように、ゲート絶縁膜10が成膜される。ゲート絶縁膜10は、例えばSiO(酸化シリコン)が用いられる。ゲート絶縁膜10は、半導体層3との界面準位密度を抑える効果を有している。また、ガラス基板1の材料であるガラスの熱歪を考慮すると低温CVD法による成膜が望ましい。なお、ゲート絶縁膜10をSiO以外の材料によって形成したり、低温CVD法以外のTFT製造手段によって形成することが可能である。
その後、ゲート絶縁膜10を介して、チャネル領域32を覆う部分にゲート電極11が島状に形成される。つまり、ゲート電極11とチャネル領域32との間には、ゲート絶縁膜10が配置され、ゲート電極11は、ゲート絶縁膜10を挟んで半導体層3のチャネル領域32の対面に配置されている。即ち、半導体層3のチャネル領域32とゲート電極11は、ゲート絶縁膜10を挟んで対向配置される。ゲート電極11の形成では、まず、Mo膜等をスパッタリング法等の方法によって成膜する。
その後、フォトレジスト工程を用いて、ゲート電極11を島状の形状に形成する。具体的には、Mo膜上に塗布したフォトレジストをベークし、フォトレジストが所定のパターン形状にマスキングされ、露光処理される。次に、例えば有機アルカリ系の現像液でフォトレジストが現像され、パターニングされる。更に、例えばリン酸及び硝酸の混合溶液を用いてMo膜をウェットエッチングすることにより、ゲート電極11が所望のパターン形状に形成される。そして、フォトレジストを除去し、除去された基板を洗浄する。
その後、ゲート電極11をマスクに用いて、半導体層3のソース領域31及びドレイン領域33に、例えばリン(P)或いはボロン(B)等の不純物を導入する。これにより、半導体層3に、高濃度不純物領域が形成される。導入法としては、イオン注入法やイオンドーピング法を用いて行うことができる。以上の工程を経て、TFT120が完成する。
そして、TFT120の上には、層間絶縁膜、信号配線、パッシベーション膜、平坦化膜、画素電極、有機EL層、及び対向電極が順次形成される。これらの工程については、後述する。
図2では図示されないが、ゲート電極11は、チャネル領域32の上層領域以外に延伸され、ゲート配線を形成する。このゲート配線は、図1に示した走査信号線113と接続し、走査信号駆動回路115と接続する。走査信号駆動回路115は、外部からの制御信号に基づくゲート信号(走査信号)を走査信号線113を介してゲート電極11に供給する。つまり、ゲート配線を介してゲート電極11と接続した走査信号線113は、TFT120へ制御信号を供給し、有機EL素子の発光を制御する。ここで、走査信号線113は、TFT120への制御信号を供給する配線である。走査信号線113は、走査信号駆動回路115と接続する場合、TFT基板110の表示領域111から周辺領域112へ延伸する。
次に、図3(a)〜(d)を用いて、TFT120を形成後の工程について説明する。すなわち、ゲート電極11、及びゲート配線11aの形成工程以降について述べる。図3は、図1に示した非平坦化領域300におけるTFT基板の断面構造を示している。なお、図3では、ゲート絶縁膜10よりも下層の構造については省略している。
図3(a)は、ゲート絶縁膜10の上にゲート配線11aが形成される工程を示した断面図である。ゲート絶縁膜10までの製造方法は、図2に示した方法と同様であるため、説明を省略する。ゲート絶縁膜10を成膜したTFT基板110上に、例えばMo膜等のゲートメタルをスパッタリング法等により成膜する。その後、フォトレジスト工程によってレジストパターンを形成し、エッチング工程によってゲートメタルをエッチングする。その後不要となったレジストの除去を行い、ゲート配線11aを得る。ここまでの構造が、図3(a)に示されている。ゲート配線11aの形成工程は、図2のゲート電極11の形成工程と同じ工程である。即ち、このゲート配線11aは、図2に示すゲート電極11から延伸されたものであり、ゲート電極11と同じ工程で形成されるものである。但し、ゲート配線11aの下層領域には、TFT120は形成されない。
次に、図3(b)を用いて、層間絶縁膜12の形成からコンタクトホール18の形成される工程について説明する。ゲート配線11aを形成した後、ゲート配線11aを覆うように、層間絶縁膜12を成膜する。層間絶縁膜12の材料は、例えばSiO膜等が用いられる。層間絶縁膜12は、基板材料であるガラスの熱歪を考慮すると低温CVD法による成膜が望ましいが、その方法に限るものではない。また、材料もSiO膜に限らない。層間絶縁膜12は、他の材料を用いた無機絶縁膜でもよい。
その後、ゲート配線11aとその上に形成される信号配線13とを接続するためのコンタクトホール18を層間絶縁膜12に形成する。コンタクトホール18の形成部分には、フォトレジスト工程によってレジストパターンが除去され、ドライエッチング工程によって層間絶縁膜12をエッチングする。その後不要となったレジストを除去し、コンタクトホール18を得る。ここまでの構造が、図3(b)に示されている。これにより、ゲート配線11aまで到達するコンタクトホール18が形成される。
次に、図3(c)を用いて、信号配線13が形成される工程について説明する。コンタクトホール18の形成後、スパッタリング法等により厚さ1.0μm以下の導電膜を成膜する。その後、フォトレジスト工程によってレジストパターンを形成し、ウェットエッチング或いはドライエッチングによるエッチング工程により導電膜を所望の形状にパターニングする。その後、不要となったレジストを除去し、信号配線13を得る。導電膜を成膜する時、コンタクトホール18の内部にも導電膜の材料が埋め込まれる。従って、信号配線13とゲート配線11aはコンタクトホール18を介して物理的及び電気的に接続される。ここまでの構造が図3(c)に示されている。なお、信号配線13は、ゲート配線11aに接続される配線に限られるものではない。例えば、TFT120のソース領域31やドレイン領域33と接続される配線であってもよい。すなわち、信号配線13は、TFT120と電気的に接続される配線として用いることができる。従って、信号配線13を介して、TFT120へのゲート信号、ソース信号、電源電位等が供給される。この信号配線13は周辺領域112からTFT120に信号又は電源を供給するよう周辺領域112から表示領域111にわたって形成され、表示領域111内において層間絶縁膜12の上に配置される。
次に、図3(d)を用いて、パッシベーション膜14が形成される工程について説明する。ここでは、信号配線13の上を覆うように、パッシベーション膜14が成膜される。パッシベーション膜14は、例えばSiN膜等の絶縁膜を用いて、プラズマCVD法により成膜される。一方、表示領域111においてもパッシベーション膜14が形成される。
ここで、表示領域における製造工程を図4を用いて説明する。図4は、表示領域111においてTFTが形成されている箇所の構成を示す断面図である。まず、TFT120が形成されている表示領域111では、パッシベーション膜14の上に形成される画素電極と信号配線とを接続するためにスルーホールを形成する。具体的には、パッシベーション膜14の上に、フォトレジスト工程によりレジストパターンを形成し、ドライエッチングによりパッシベーション膜14をエッチングする。その結果、パッシベーション膜14にスルーホールが形成される。その後、不要になったレジストは除去される。
このパッシベーション膜14にスルーホールを形成した後、基板表面を平滑化するため、有機平坦化膜17が成膜される。有機平坦化膜17は、スルーホールを有するパッシベーション膜14の上に形成される。そして、この有機平坦化膜17にもスルーホールが形成される。さらに、有機平坦化膜17の上には、アノード電極となる画素電極41が形成される。この画素電極41がスルーホールを介して、TFT120と電気的に接続される。そして、画素電極41の上には有機EL層42が形成される。さらに、有機EL層42上には、対向電極を含む上層導電膜15が形成される。この対向電極がカソード電極(陽極)となる。そして、対向電極と、画素電極41とは対向配置され、これらの間に、有機EL層42が挟持される。これにより、表示電圧に応じた輝度で有機EL層42が発光する。上層導電膜15は、例えば、周辺領域112から表示領域111にわたって形成され、共通電位(カソード電位)を画素内の対向電極(カソード電極)に供給する。よって、周辺領域112内の非平坦化領域300にも上層導電膜15が形成される。
有機平坦化膜17は、例えば、厚さが1μm以上のポリイミド樹脂やアクリル樹脂等を用いることができる。また、有機平坦化膜17として感光性樹脂を用いることによって、容易にパターニングできる。有機平坦化膜17は、例えば、表示領域111の全体に形成される。さらに、前述したように有機EL層の水分劣化を防止するため、周辺領域112には、非平坦化領域300が形成される。すなわち、フォトリソグラフィー工程を用いて、周辺領域112の一部又は全部において有機平坦化膜17を除去する。これにより、周辺領域112のシール材内側には非平坦化領域300が形成される。
ここで、表示領域111では、信号配線13と上層導電膜15との間には、有機平坦化膜17、及びパッシベーション膜14が形成されている。従って、信号配線13と上層導電膜15とは、短絡が生じにくい。しかしながら、周辺領域112では、膜厚の厚い有機平坦化膜17が形成されていない非平坦化領域300が形成される。この場合、プロセス上のばらつき等によっては、非平坦化領域300において、信号配線13と上層導電膜15とが短絡し、有機EL表示装置に表示不良が発生するという問題があった。そこで、本実施の形態では、図3(d)で示したパッシベーション膜14の成膜工程を2回に分けて実施している。すなわち、パッシベーション膜14は2層の無機絶縁膜によって形成される。
具体的には、図5に示すように、パッシベーション膜14は、1回目の成膜工程による第1のパッシベーション膜14aと2回目の成膜工程による第2のパッシベーション膜14bとから構成される。なお。図5は、非平坦化領域300におけるTFT基板110の構成を示した断面図である。図5では、パッシベーション膜14が第1のパッシベーション膜14aと、第2のパッシベーション膜14bとの2層構造となっている。また、第1のパッシベーション膜14aと第2のパッシベーション膜14bとのトータル膜厚は、300nm以上となっている。図5におけるパッシベーション膜14の積層数は2層であるが、2層以上の積層構造とすることが可能である。また、各々のパッシベーション膜14a、14bの材料は、同じ材料に限らず、異なる材料を用いることが可能である。例えば、窒化シリコン層や、酸化シリコン層を用いることができる。更に、各々のパッシベーション膜14a、14bの膜厚は、同じでなくてもよい。なお、図5では、ゲート絶縁膜10よりも下層の構造については省略している。
各々のパッシベーション膜14a、14bの成膜方法には、例えば、CVD法が用いられる。実施の形態1では、パッシベーション膜14が2層以上の積層構造であり、且つトータル膜厚が300nm以上であることが重要であり、その製造方法を限定するものではない。従って、以上に示した製造方法は、例示的に示されたものであり、TFT製造に係る当業者が考えうる他の方法を適用することも可能である。
以上のように、パッシベーション膜14を2層以上の積層構造にし、トータル膜厚を300nm以上とすることで、上層導電膜15と信号配線13との間の絶縁耐性を向上させ、上層導電膜15と信号配線13との短絡を防止することができる。なお、上層導電膜15は、例えば、ITO等の透明導電膜によって形成される。上層導電膜15は、公知のスパッタリング法、及びフォトリソグラフィー工程によってパターニングされる。なお、パッシベーション膜14と上層導電膜15の間の有機EL層、及び画素電極の形成には、公知の材料、及び方法を用いることができるため、説明を省略する。さらに、画素117を確定するため、有機EL層を分離するための、隔壁を形成してもよい。
なお、積層構造のパッシベーション膜14の下層に配置される信号配線13は、特に限定されるものではい。例えば、上述した走査信号線113と接続される信号配線13に限らず、走査信号線113と接続される信号配線13や、電源電圧を供給するための信号配線13等であってもよい。すなわち、信号配線13は、TFT120と電気的に接続される配線であればよい。もちろん、スイッチング用のTFT120に限らず、駆動用TFTやその他のTFTに接続されていてもよい。そして、この信号配線13を介して画素117内のTFT120に電源や信号を供給する。この場合、信号配線13は、周辺領域112から表示領域111まで形成され、TFT120と接続される。非平坦化領域300において信号配線13は、パッシベーション膜14と層間絶縁膜12との間に配置されている。
そして、TFT120、及び信号配線13の上層に積層構造のパッシベーション膜14を形成する。これにより、非平坦化領域300において、パッシベーション膜14の下層に配置される信号配線13とその上層に配置される上層導電膜15との絶縁不良の発生を抑制することができる。すなわち、パッシベーション膜14が積層構造を有しているため、層間絶縁膜12やゲート絶縁膜10の上層に信号配線13が形成された場合であっても、絶縁不良の発生が抑制される。さらに、パッシベーション膜14の上層に配置される導電膜は、上層導電膜15に限られるものではない。例えば、画素内の他の電極と接続される導電膜であってもよい。従って、非平坦化領域300において、上層導電膜15と下層の信号配線13の間に2層の無機絶縁膜からなるパッシベーション膜14が形成されていればよい。さらに、2層の無機絶縁膜からなるパッシベーション膜14の合計膜厚を300nm以上とする。そして、非平坦化領域300全体において、信号配線13と上層導電膜15との間に2層の無機絶縁膜を配置する。これにより、絶縁不良を更に抑制することが可能となる。
なお、上記の説明では、周辺領域112の一部に非平坦化領域300を形成したが周辺領域112の略全てを非平坦化領域300にすることも可能である。すなわち、周辺領域112全体を非平坦化領域300とすることも可能である。この場合、表示領域111の外側部分全体で有機平坦化膜17を除去して、非平坦化領域300を形成する。そして、周辺領域全体に積層構造のパッシベーション膜14を形成する。なお、有機平坦化膜17に限らず、無機平坦化膜を用いてもよい。このように、平坦化膜を形成することによって有機EL素子の形成面を平坦にすることができる。よって、表示品位を向上することができる。
また、図6に示すように、非平坦化領域300において、ゲート配線11aと同じレイヤからなる信号配線13aを形成してもよい。すなわち、非平坦化領域300における信号配線がゲート配線11aと同じレイヤの信号配線13aから構成される。この信号配線13aは、非平坦化領域300から有機平坦化膜17が配置されている領域まで延設されている。そして、有機平坦化膜17が形成されている領域において、層間絶縁膜12にコンタクトホールが形成される。このコンタクトホールを介して、層間絶縁膜12の下層の信号配線13aと、層間絶縁膜12の上層の信号配線13とが電気的に接続される。信号配線13aを介して画素117内の信号配線13に信号、電源電位が供給される。このような構成では、非平坦化領域300における信号配線13aと上層導電膜15との間に、層間絶縁膜12及びパッシベーション膜14の無機絶縁膜が配設される。つまり、非平坦化領域300においては、ゲート配線11aと同じレイヤの信号配線13aを形成することにより、上層導電膜15と信号配線13aとの間に2層以上の絶縁膜構造が形成できる。この場合は、パッシベーション膜14を2層構造としなくても、絶縁不良を更に抑制することが可能となる。すなわち、パッシベーション膜14を1層とした場合でも、非平坦化領域300において上層導電膜15と信号配線13aとの間には、2層の無機絶縁膜が配置される。これにより、絶縁不良の抑制とともに、製造工程の簡略化を図ることができる。この場合、非平坦化領域では、信号配線13を形成せず、信号配線13aのみを形成する。なお、図6では、ゲート絶縁膜10よりも下層の構造については省略している。
実施の形態2.
次に、図7を用いて、実施の形態2について説明する。図7は、実施の形態2に係る平坦化膜のない周辺領域の断面構造を示した断面図である。実施の形態1と同じ構成要素については、図1から図6で示した符号と同じ符号を用いる。図6では、パッシベーション膜14の膜厚Dが300nm以上有することに特徴を有している。また、ここではパッシベーション膜14を1層の絶縁膜で形成している。それ以外の構成、及び製造方法については、実施の形態1を同じであるため、説明は省略する。
以上のような構成により、第2の実施形態も第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。さらに、実施の形態1と実施の形態2を組み合わせてもよい。
本発明は有機EL表示装置に限られるものではない。発光層の下に平坦化膜を有する自発光型表示装置であれば、適用可能である。例えば、有機EL表示装置の他、無機EL表示装置に対して適用することができる。この場合、上層導電膜15がEL層と接続されるカソード電極、又はアノード電極とする。なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲において、上記の実施形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することができる。
本発明に係る表示装置に用いられるTFT基板を示す平面図である。 実施の形態1に係るTFT基板のTFTの構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るTFT基板の非平坦化領域の製造工程を示す断面図である。 表示領域においてTFTが形成されている箇所の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るTFT基板の非平坦化領域の断面図である。 実施の形態1に係るTFT基板の非平坦化領域を含む領域の断面図である。 実施の形態2に係るTFT基板の非平坦化領域の断面図である。 自発光型表示装置の平面図である。 従来技術に係るTFT基板の非平坦化領域の断面図である。
符号の説明
1 ガラス基板、 2 拡散防止層、
3 半導体層、 31 ソース領域、 32 チャネル領域、 33 ドレイン領域、
4 TFT、 10 ゲート絶縁膜、 11 ゲート電極、 11a ゲート配線、
12 層間絶縁膜、 13、13a 信号配線、
14、14a、14b パッシベーション膜、
15 上層導電膜、 17 平坦化膜、
20 ゲート絶縁膜、 21 ゲート配線、 22 層間絶縁膜、 23 信号配線、
24 パッシベーション膜、 25 導電膜、
41 画素電極、42 有機EL層
110 TFT基板、 111 表示領域、 112 周辺領域、
113 走査信号線、 114 表示信号線、
115 走査信号駆動回路、 116 表示信号駆動回路、
117 画素、 118、119 外部配線、
120 TFT、300 非平坦化領域

Claims (8)

  1. 表示領域と、前記表示領域の外側に配置された周辺領域と備える表示装置であって、
    基板と、
    前記基板の前記表示領域内に形成されたTFTと、
    前記TFTの上に設けられた層間絶縁膜と、
    前記表示領域において前記層間絶縁膜の上に配置され、前記周辺領域から信号又は電源を前記TFTに供給するための配線と、
    前記配線の上に形成されたパッシベーション膜と、
    前記表示領域に設けられ、前記パッシベーション膜の上に形成された平坦化膜と、
    前記平坦化膜の上に形成された上層導電膜と、を備え、
    前記周辺領域の前記平坦化膜が形成されていない非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間に2層以上の無機絶縁膜が形成されている表示装置。
  2. 前記2層以上の無機絶縁膜の合計膜厚が、300nm以上であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記層間絶縁膜の下に配置され、前記TFTと接続されるゲート配線をさらに備え、
    前記非平坦化領域における前記配線が前記ゲート配線と同じレイヤで形成され、
    前記非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間の2層以上の無機絶縁膜が前記層間絶縁膜、及び前記パッシベーション膜によって形成されている請求項1、又は2に記載の表示装置。
  4. 前記非平坦化領域における前記配線が前記層間絶縁膜の上に配置され、前記パッシベーション膜を2層以上の無機絶縁膜によって形成されている請求項1、又は2に記載の表示装置。
  5. 表示領域と、前記表示領域の外側に配置された周辺領域と備える表示装置の製造方法であって、
    基板上の前記表示領域内に、TFTを形成する工程と、
    前記TFTの上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記表示領域内における前記層間絶縁膜の上に、前記周辺領域から信号又は電源を前記TFTに供給するための配線を形成する工程と、
    前記配線の上にパッシベーション膜を形成する工程と、
    前記パッシベーション膜の上に、前記表示領域に配置される平坦化膜を形成する工程と、
    前記周辺領域の前記平坦化膜が形成されていない非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間に少なくとも2層以上の無機絶縁膜が形成されている表示装置の製造方法。
  6. 前記2層以上の無機絶縁膜の合計膜厚が、300nm以上であることを特徴とする請求項5に記載の表示装置の製造方法。
  7. 前記層間絶縁膜を形成する前に、前記TFTと接続されるゲート配線を形成する工程をさらに備え、
    前記非平坦化領域における前記配線が前記ゲート配線と同じレイヤで形成され、
    前記非平坦化領域において、前記配線と前記上層導電膜との間の2層以上の無機絶縁膜が前記層間絶縁膜、及び前記パッシベーション膜によって形成されている請求項5、又は6に記載の表示装置の製造方法。
  8. 前記非平坦化領域における前記配線が前記層間絶縁膜の上に配置され、前記パッシベーション膜を2層以上の無機絶縁膜によって形成されている請求項5、又は6に記載の表示装置の製造方法。
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