JP2008065710A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各タスクの動作によって、たとえ優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ情報処理装置を提供する。
【解決手段】 優先度が高く、入力装置のキー操作に依存する動作を行う音楽コンテンツ受信管理部にキー操作が行われたことを示すキーイベントを送信するに際し、入力装置制御部は、同じキーが連続して操作されたことによって同じキーイベントが連続する場合(ステップS101、「YES」)、それらのキーイベントの中の1つを残して削除する(ステップS102)。また、キー入力制御タスクは、優先度が低い音楽コンテンツ再生部が動作中には(ステップS104、「YES」)、所定時間の待ち状態を経て(ステップS105)、キーイベントを送信する。上記の処理により、音楽コンテンツ受信管理部の動作を抑制し、音楽コンテンツ再生部にCPUが割り当てられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理装置に係り、特に、優先度が低いタスクにもCPUを割り当てる処理に関する。
移動通信端末装置などの可搬装置に組み込まれるCPUは、蓄電池に蓄えられた電力で動作するため、少ない消費電力で動作するものが選ばれる。そこで、そのCPUで動作するOSは、小さいものが求められる。また、移動通信端末装置などの装置は、実時間処理が必要であり、OSは、複数のタスクを素早く適切にスケジュールする、即ち、複数のタスクの中の適切なタスクにCPUを割り当てる機能を持つものが求められる。
これらの要求を満たすため、各タスクには優先度が付され、OSは、優先度が高いタスクにCPUを割り当てることが行われている。即ち、OSは、優先度が高いタスクが処理を終えた後に、そのタスクの優先度に準じる高い優先度が付されたタスクにCPUを割り当てる。
この割り当て処理によれば、優先度が低いタスクに長時間に渡ってCPUが割り当てられない可能性がある。そこで、OSの基でスケジューラタスクを動作させ、そのスケジューラタスクがたとえ優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−54699号公報(第2−4頁、図7)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている手法では、スケジューラタスクがあたかもOSの1つの機能処理部として動作するため、そのタスクを含むOSの処理量が増える問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、各タスクの動作によって、たとえ優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、入力手段と、前記入力手段が操作されると、その操作内容を示すイベントを送信する入力制御タスクと、前記入力制御タスクによって送信されたイベントに従って動作する第1のタスクと、前記第1のタスクより優先度が低い第2のタスクとを有し、前記入力制御タスクは、前記第2のタスクが起動されており、かつ、前記入力手段に連続して同じ操作がされた場合、その操作された回数に満たない個数のその操作内容を示す前記イベントを送信することを特徴とする。
本発明によれば、各タスクの動作によって、たとえ優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ情報処理装置を提供することができる。
以下に、本発明による情報処理装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置は、装置全体の制御を行う制御部11と、移動通信網を介した通信を行うために基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、受話用のスピーカ14aと、送話用のマイクロフォン14bと、通話部14cと、表示部15と、入力装置16と、音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ記憶部22と、音楽コンテンツ再生部23と、音楽再生用のスピーカ23aとからなる。
音楽コンテンツ記憶部22には、音楽コンテンツ22aが記憶される。ここで、音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ再生部23とは、CPUによって動作されるタスクである。なお、タスクは、起動から消滅に至るまでの間、CPUが割り当てられた実行状態、CPUを待つレディ状態及びイベントを待つ待ち状態の3つの状態のいずれかの状態にある。
図2は、制御部11の構成を示すブロック図である。制御部11は、スケジューラ11aと、入力装置16と接続される入力装置制御部11bと、表示部15と接続される表示部制御部11cと、タイマー11dと、送受信部13と接続される送受信制御部11eと、キー入力制御タスク11fとからなる。
そして、制御部11は、タスクである音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ再生部23とにOS機能を提供する。なお、スケジューラ11aと、入力装置制御部11bと、表示部制御部11cと、タイマー11dと、送受信制御部11eとは、カーネルであり、タスクではない。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の各部の動作を、図1及び図2を参照して説明する。
スケジューラ11aは、タスク、即ち、音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ再生部23と、キー入力制御タスク11fとに優先度を付して記憶する。ここで、優先度は、キー入力制御タスク11fに付されたものが最も高く、音楽コンテンツ受信管理部21に付されたものがそれに次ぎ、音楽コンテンツ再生部23に付されたものが最も低い。
そして、スケジューラ11aは、これらのタスクの中で、レディ状態にあるタスクがあれば、そのタスクにCPUを割り当てて、実行状態におく。複数のタスクがレディ状態にある場合、優先度が高いタスクに割り当てる。そして、そのCPUを割り当てられたタスクが消滅した場合、及び自ら待ち状態に移行した場合、そのタスクに次いで優先度が高いタスクにCPUを割り当てて、実行状態におく。
入力装置制御部11bは、入力装置16のキーが操作されると、その操作されたキーを識別するイベントを受信し、キー入力制御タスク11fの受信要求に応じてそのキーイベントをキー入力制御タスク11fに送信する。
表示部制御部11cは、タスク及びカーネルの各部の表示部15への表示要求を受信し、要求された表示を表示部15に行わせる。
タイマー11dは、タスクからの指定された時間経過後のイベント発生要求に従い、要求後に指定された時間が経過した場合、タイマーイベントを発生して、スケジューラ11aに通知する。その際、上記要求を送信したタスクを併せて通知する。
送受信制御部11eは、送受信部13によって通話着信信号が受信された場合、その着信を報知し、使用者に着呼操作を促す。送受信部13によって音楽コンテンツが受信された場合、その音楽コンテンツを音楽コンテンツ受信管理部21に送信させる。更に、入力装置16の所定のキー操作が行われた場合、送受信部13に発呼動作をさせる。
キー入力制御タスク11fは、入力装置制御部11bからキーイベントを受信する。そして、受信されたキーイベントを要求に応じてタスク及びカーネルの各部に送信する。
通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られた制御信号を送受信制御部11eへ、ディジタル音声信号を通話部14cへ、また、音楽コンテンツを音楽コンテンツ受信管理部21へ送る。更には、送受信制御部11eから出力される制御信号、及び通話部14cから出力されるディジタル音声信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
通話部14cは、送受信部13から出力されるディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅して受話用スピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをディジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
表示部15は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、表示部制御部11cに制御されることで、文字・数字や画像データの表示動作を行い、表示されているデータは、キー入力制御タスク11fによって受信されたキーイベントなどに応答した各部の動作に伴って、表示部制御部11cからの指示を受けることで切換わる。
入力装置16は、通信相手の電話番号の指定に用いられる文字キーや数字キーと、複数の機能キーを含むキーからなる。そして、入力装置16のキーが入力操作されると、そのキー入力を受け付けて、そのキーの識別子を入力装置制御部11bに通知する。
音楽コンテンツ受信管理部21は、送受信部13から送信された音楽コンテンツを受信して、音楽コンテンツ記憶部22に音楽コンテンツ22aとして記憶させる。また、音楽コンテンツ記憶部22に記憶された音楽コンテンツ22aを識別する情報の一覧を表示部制御部11cを経由して、表示部15に表示させる。
図3は、表示部15に表示された音楽コンテンツ22aを識別する情報の一覧の一例を示す。この一例では、音楽コンテンツ22aの楽曲名である、「楽曲A」、「楽曲B」及び「楽曲C」からなる音楽コンテンツ一覧15aが表示されている。
更に、音楽コンテンツ受信管理部21は、キー入力制御タスク11fから送信されたキーイベントに従って、表示された音楽コンテンツ一覧15aから1つの音楽コンテンツ22aを選択する。この選択は、例えば、上向き矢印キーの操作と、下向き矢印キーの操作によって上または下に表示された楽曲名に対応する音楽コンテンツ22aを選択する。
図3に示す例では、「楽曲A」が選択されていることを、ハッチングによって示す。そして、音楽コンテンツ受信管理部21は、キー入力制御タスク11fから送信された所定のキーが操作されたキーイベントを受信して、選択された音楽コンテンツ22aの再生を音楽コンテンツ再生部23に指示する。
音楽コンテンツ再生部23は、音楽コンテンツ受信管理部21からの指示に基づいて、指示された音楽コンテンツ22aを再生して、スピーカ23aから音楽を発生させる。ここで、音楽コンテンツ再生部23に長時間に渡ってCPUが割り当てられない状態、即ち、実行状態以外の状態に置かれると、スピーカ23aから発生させる音楽が途切れ、装置の使用者にとって耳障りである可能性がある。そのため、音楽コンテンツ再生部23に長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ必要がある。
以下、本発明の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信端末装置の、たとえ優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ動作について説明する。
図4は、入力装置16のキーが操作され、そのキーイベントが音楽コンテンツ受信管理部21によって受信されるまでの動作のフローを示す。
入力装置16のキーが操作されると、入力装置制御部11bは、その操作されたキーを識別するイベントを受信して、入力装置制御部11b内に記憶する。そして、音楽コンテンツ再生部23が起動されており、かつ、同じキーイベント、即ち、同じキーが操作されたことを示すイベントが連続して受信されているか否かを調べる(ステップS101)。
そして、音楽コンテンツ再生部23が起動されており、かつ、上記イベントが連続していれば、入力装置制御部11bは、連続する複数の同じキーイベントの中の少なくとも1つを残して、その他を削除する(ステップS102)。その削除の後、及びステップS101で否と判断された場合、入力装置16の操作されたキーを識別するイベントを受信する動作に戻る。
なお、上記説明は、少なくとも1つのキーイベントを残して、その他のキーイベントを削除するとしたが、これに限るものではない。例えば、入力装置制御部11bは、削除に代えて、上記その他のキーイベントを示す情報を、削除された旨を示す情報に更新する。または、上記その他のキーイベントに無効、禁止、その他、これらに準じる識別子を付加する。そして、その更新された、または、その識別子が付加されたキーイベントを後述するキーイベントの送信の対象としないとしても良い。
また、入力装置制御部11bは、キー入力制御タスク11fの要求に応じ、入力装置制御部11b内に記憶されたキーイベントをキー入力制御タスク11fに送信して、そのキーイベントの記憶を削除する。ここで、複数のキーイベントが記憶されている場合、より前に受信されたキーイベントを送信して削除する。
キー入力制御タスク11fは、入力装置制御部11bから1つのキーイベントを受信し(ステップS103)、音楽コンテンツ再生部23が起動されているか否かを調べる(ステップS104)。起動されていない場合、受信されたキーイベントを音楽コンテンツ受信管理部21に送信して、入力装置制御部11bからキーイベントを受信する動作に戻る。
一方、起動されている場合、キー入力制御タスク11fは、自らを所定の時間に渡る待ち状態に置く(ステップS105)。そして、タイマー11dによって所定の時間の経過が調べられた後に、レディ状態を経て実行状態に戻り、受信されたキーイベントを音楽コンテンツ受信管理部21に送信して、入力装置制御部11bからキーイベントを受信する動作に戻る。なお、既に説明した通り、キー入力制御タスク11fには高い優先度が付されているので、レディ状態から直ちに実行状態に戻る。
ここで、ステップS103で、キーイベントが受信されない場合、キー入力制御タスク11fは、キーイベント待ち状態に移る(図示せず)。なお、音楽コンテンツ再生部23が起動されているか否かによらず、キー入力制御タスク11fが入力装置制御部11bから1つのキーイベントを受信する度に行う処理は単純であり、その度に実行状態に置かれる時間は短い。
上記説明した入力装置16のキーが操作され、そのキーイベントが音楽コンテンツ受信管理部21によって受信されるまでの動作のフローによれば、第1に入力装置制御部11bによって、キーイベントが削除されることによって、音楽コンテンツ受信管理部21に送信されるキーイベントの数の削減が行われる。
既に説明したように、音楽コンテンツ受信管理部21に送信されるキーイベントは、上向き矢印キーの操作と、下向き矢印キーの操作に対応するものである。そこで、複数の同じ内容を示すキーイベントが連続した場合、少なくとも1個を残して他を削除しても、使用者は、音楽コンテンツ受信管理部21の動作が遅くなるように感じることはあるものの、その削除によって違和感を感じることがない。
また、音楽コンテンツ受信管理部21に送信されるキーイベントは、音楽コンテンツ再生部23が音楽をスピーカ23aから発生させる際の音量を上げるためのイベントと、その音量を下げるイベントを含む場合も、同様である。
即ち、複数の同じ内容を示すキーイベントが連続した場合、少なくとも1個を残して他を削除しても、使用者は、音楽コンテンツ再生部23の音量を上げ、または下げる動作が遅くなるように感じることはあるものの、その削除によって違和感を感じることがない。
なお、この音楽コンテンツ受信管理部21に送信されるキーイベントは、音量を上げ、または下げるイベントを含む場合、音楽コンテンツ受信管理部21は、そのイベントを受信すると、音量を上げ、または下げる指示を音楽コンテンツ再生部23に送信する。
また、第2に、キー入力制御タスク11fによって、音楽コンテンツ受信管理部21にキーイベントが送信される間隔が所定の時間以上に保たれることによって、音楽コンテンツ受信管理部21にキーイベントが送信される頻度の減少が行われる。
これらの音楽コンテンツ受信管理部21に送信されるキーイベントの数の削減、及び頻度の減少によって、高い優先度である音楽コンテンツ受信管理部21がキーイベントを受信したことによる動作の減少が可能になり、低い優先度である音楽コンテンツ再生部23にCPUが割り当てられる機会を増やすことができる。即ち、音楽コンテンツ再生部23にCPUが充分に割り当てられないことによって、スピーカ23aから発生させる音楽が途切れ、装置の使用者にとって耳障りである可能性を減らすことができる。
図5は、音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ再生部23との関連を持った動作のフローを示す。
音楽コンテンツ受信管理部21は、所定の単位の単位動作を行い、(ステップS201)、その動作を終了すると、音楽コンテンツ再生部23が起動されているか否かを調べる(ステップS202)。起動されていなければ、ステップS201に戻り、次の単位動作を行う。
一方、起動されていれば、音楽コンテンツ受信管理部21は、セマフォを生成し、自らそのセマフォが削除されるまで待ち状態に移行することと、優先度が音楽コンテンツ受信管理部21の優先度以下である全タスクにCPUを割り当てることをスケジューラ11aに指示する。この動作により、優先度が最下位のタスクにまでCPUを割り当てさせる(ステップS203)。そして、そのセマフォが削除されると、レディ状態を経由して実行状態に移り、ステップS201に戻り、次の単位動作を行う。
音楽コンテンツ再生部23は、所定の単位の単位動作を行い(ステップS301)、音楽コンテンツ受信管理部21によって作成されたセマフォを削除する(ステップS302)。そして、ステップS301に戻り、次の単位動作を行う。
ここで、音楽コンテンツ受信管理部21の単位動作は、短時間で終了する動作であれば良く、その動作が何らかの動作の段階に対応したものでも良く、対応しないものでも良い。例えば、音楽コンテンツ受信管理部21の状態を示す1つまたは複数のプログラム変数に値が代入されること、即ち、動作の段階が終了したことを単位動作の終了としても良い。
また、音楽コンテンツ受信管理部21が用いるプログラムのサブプログラムへの分岐や、そのサブプログラムからの復帰、即ち、単にプログラムコーディングに依存して、動作の段階に対応しないことを単位動作の終了としても良い。
更に、表示部制御部11cに表示要求を送信することを単位動作の終了としても良い。ここで、この要求が、例えば、1文字の表示であっても良く、1行の表示であっても良い。また、上記の複数の単位動作の終了を単位動作の終了としても良い。
一方、音楽コンテンツ再生部23の単位動作は、再生中の音楽コンテンツ22aを所定の時間に渡って再生するだけの情報を音楽コンテンツ再生部23内のバッファ記憶領域に記憶する動作である。この記憶された情報は、音楽コンテンツ再生部23内の処理部であって、スピーカ23aを駆動する処理部によって、スピーカ23aから音楽として発生させられる。
上記情報をバッファ記憶領域に記憶させる動作は、バッファ記憶領域の大きさが小さいため、短時間で終了する処理である。しかし、バッファ記憶領域に記憶された情報の再生の終了までに、音楽コンテンツ再生部23にCPUが割り当てられる、即ち、実行状態に置かれる必要がある。バッファ記憶領域に記憶された情報の再生が終了すると、スピーカ23aから再生される音楽が中断し、使用者の耳障りであるからである。
上記説明した、音楽コンテンツ受信管理部21と、音楽コンテンツ再生部23との関連を持った動作によって、優先度が最も低い音楽コンテンツ再生部23にも頻繁にCPUが割り当てられる。より頻繁に割り当てるには、音楽コンテンツ受信管理部21のステップS201の動作で説明した単位動作をより小さいものとすれば良い。言い換えると、より頻繁に単位動作が終了したと判断させるようにすれば良い。
以上の説明で、制御部11を構成する入力装置制御部11bと、表示部制御部11cと、タイマー11dと、送受信制御部11eとは、カーネルであり、タスクではないとしたが、これに限るものではない。専用のハードウェアとしても良い。優先度が特に高いタスクとしても良い。また、タスクである入力装置制御部11bと、キー入力制御タスク11fとを1つのタスクとしても良い。
以上の説明は、優先度が高い音楽コンテンツ受信管理部21と、優先度が低い音楽コンテンツ再生部23とを例に、優先度が低いタスクであっても長時間に渡ってCPUが割り当てられないことを防ぐ処理を説明したが、これに限るものではない。優先度が高いタスクと、優先度が低いタスクとは、いずれのタスクであっても良い。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る音楽コンテンツ受信管理部によって表示部に表示される音楽コンテンツ一覧の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る入力装置のキーが操作され、そのキーイベントが音楽コンテンツ受信管理部によって受信されるまでの動作のフローを示す図。 本発明の実施形態に係る音楽コンテンツ受信管理部と、音楽コンテンツ再生部との関連を持った動作のフローを示す図。
符号の説明
11 制御部
11a スケジューラ
11b 入力装置制御部
11c 表示部制御部
11d タイマー
11e 送受信制御部
11f キー入力制御タスク
15 表示部
15a 音楽コンテンツ一覧
16 入力装置
21 音楽コンテンツ受信管理部
22 音楽コンテンツ記憶部
22a 音楽コンテンツ
23 音楽コンテンツ再生部

Claims (5)

  1. 入力手段と、
    前記入力手段が操作されると、その操作内容を示すイベントを送信する入力制御タスクと、
    前記入力制御タスクによって送信されたイベントに従って動作する第1のタスクと、
    前記第1のタスクより優先度が低い第2のタスクとを有し、
    前記入力制御タスクは、前記第2のタスクが起動されており、かつ、前記入力手段に連続して同じ操作がされた場合、その操作された回数に満たない個数のその操作内容を示す前記イベントを送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 入力手段と、
    前記入力手段が操作されると、その操作内容を示すイベントを送信する入力制御タスクと、
    前記入力制御タスクによって送信されたイベントに従って動作する第1のタスクと、
    前記第1のタスクより優先度が低い第2のタスクとを有し、
    前記入力制御タスクは、前記第2のタスクが起動されている場合、前記イベントを所定の時間以上の時間間隔をおいて送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 第1のタスクと、
    前記第1のタスクより優先度が低い第2のタスクとを有し、
    前記第1のタスクは、前記第2のタスクが起動されている場合、所定の単位動作を行う度に待ち状態に移り、少なくとも自タスクの優先度未満、かつ、前記第2のタスクの優先度以上の優先度のタスクを実行させ、
    前記第2のタスクは、所定の単位動作を行うと前記第1のタスクの実行を少なくとも再開可能にさせる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 表示手段と、
    音楽コンテンツを記憶する音楽コンテンツ記憶手段とを更に有し、
    前記第1のタスクは、前記音楽コンテンツ記憶手段に記憶された音楽コンテンツの一覧を前記表示手段に表示し、前記入力制御タスクによって送信されたイベントに従って前記表示手段に表示された音楽コンテンツの一覧の中から1つの音楽コンテンツを選択し、その選択された音楽コンテンツの再生を前記第2のタスクに指示し、
    前記第2のタスクは、前記第1のタスクによって再生を指示された音楽コンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 入力手段と、
    前記入力手段が操作されると、その操作内容を示すイベントを送信する入力制御タスクと、
    表示手段と、
    音楽コンテンツを記憶する音楽コンテンツ記憶手段とを更に有し、
    前記第1のタスクは、前記音楽コンテンツ記憶手段に記憶された音楽コンテンツの一覧を前記表示手段に表示し、前記入力制御タスクによって送信されたイベントに従って前記表示手段に表示された音楽コンテンツの一覧の中から1つの音楽コンテンツを選択し、その選択された音楽コンテンツの再生を前記第2のタスクに指示し、
    前記第2のタスクは、前記第1のタスクによって再生を指示された音楽コンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016173750A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 株式会社デンソー 電子制御装置

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