JP2008065035A - 光ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

光ケーブル接続用クロージャ Download PDF

Info

Publication number
JP2008065035A
JP2008065035A JP2006242606A JP2006242606A JP2008065035A JP 2008065035 A JP2008065035 A JP 2008065035A JP 2006242606 A JP2006242606 A JP 2006242606A JP 2006242606 A JP2006242606 A JP 2006242606A JP 2008065035 A JP2008065035 A JP 2008065035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
optical fiber
fixing base
vertical wall
optical cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006242606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4960046B2 (ja
Inventor
Ikuya Tsuruta
育也 鶴田
Yasushi Mano
恭 真野
Tetsuya Osugi
哲也 大杉
Tatsuya Ishihara
竜也 石原
Hisahiko Ubukawa
久比古 生川
Kenji Sasaki
健次 佐々木
Takeshi Hasegawa
健 長谷川
Masanobu Toyonaga
雅信 豊永
Hiroyuki Tanase
博之 棚瀬
Masafumi Awamori
雅史 粟森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Japan Recom Ltd
Shodensha Co Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Japan Recom Ltd
Shodensha Co Ltd
Nippon Tsushin Denzai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Japan Recom Ltd, Shodensha Co Ltd, Nippon Tsushin Denzai KK filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006242606A priority Critical patent/JP4960046B2/ja
Publication of JP2008065035A publication Critical patent/JP2008065035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4960046B2 publication Critical patent/JP4960046B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 太い光ケーブルと細い光ファイバ心線とが混在する収容トレイでも細い心線を断線することなく保護すると共に接続作業が容易にでき、配線の状態をも目視での識別確認を簡便化し、接続処理作業をも安全に行なえることを図る。
【解決手段】 コネクタ収納部1と、コネクタAに接続された分岐光ファイバ心線bの心線余長を収納する心線余長収納部2とを備えた成端トレイ3と、分岐光ファイバ心線bを配線するための配線用把持具ベース4とをスリーブ5内に設けた光ケーブル接続用クロージャであって、前記コネクタ収納部1が、前記コネクタAを個別に収納する縦壁6と、収納した前記コネクタAを縦壁6に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持する支持ピン7のあるコネクタ固定ベース8とを設けて、該コネクタ固定ベース8に嵌脱できるコネクタAに接続される光ファイバ素線或いは光ファイバ外被線を上下傾きで層分け保持するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ケーブルから光ドロップケーブルを家屋に引き込む時に、用いられる光ケーブル接続用クロージャに関するものである。
従来から、光ファイバケーブルを用いたネットワークの中で通信事業者から加入者宅まで直接光ファイバを引き込む場合、加入者宅近傍には、1心乃至数心程度の光ケーブルが通信事業者のネットワークとして配線されており、光ケーブルからドロップ光ケーブル等によって必要心線を引き落として、加入者宅に引き込まれる。不特定の加入者宅に光ファイバを引き込むために、既設の光ケーブルから接続に必要な余長を取り出し、ドロップ光ケーブルと接続するには、光ケーブル接続用クロージャが使用されている。
この光ケーブル接続用クロージャでは、配線されている光ケーブルに直接取付けクロージャ内部で、光ケーブルの外被を心線から剥ぎ取り、必要心線を切断後取り出してはぎ取り分の余長を活用してドロップ光ケーブルと接続、収納するものである。従って切断しない残りの光ファイバはそのまま繋がれて状態で下流側に行き別の加入者宅への引き落としドロップ光ケーブルとの接続に使用される。
最近では、サービス開始期間の短縮化や契約の切替えや住居移転の変更等が多くなっててきおり、光ファイバ心線の接続には、着脱自在が容易なコネクタが多用されるようになってきている。
このような光ケーブルの分岐、引き込み、接続などを行なうための光ケーブル接続用クロージャでは、特許文献1に示すようにケーブル心線相互を接続するほか、その接続部とケーブル心線の余長部分を収納するための心線接続余長収納トレイを内装したクロージャが知られている。
特開2001−42155号(明細書全文,図面全図参照)
この従来の光ケーブル接続用クロージャで要求される機能としては、ドロップ光ファイバが引き落とせること、テープ心線タイプのドロップ光ケーブルも引き落とされること、切断された光ファイバ心線を再活用するため、下流側に送る機能などの多種機能が要求されている。例えば、ドロップ光ファイバ(単線)を引き込んでも。数カ月後に解約となった場合、クロージャ内部での切断が必要となったり、また、同じ集合住宅では単心よりも多心(4心や8心)のテープ心線でのドロップケーブルで引き込み建屋内で分岐するほうが効率が良い場合や、地域的に解約が多い所では、切断されたままになっているが下流側に新規加入者の契約が発生した場合には、上流側のクロージャで切断されたものを割り入れして下流側につなぎ込む必要がある。
また、最近ではコネクタの機能が充実して接続部であるつなぎ込む側のコネクタに多種の形態のものが直接つなぐことが出来るようになって細い心線と光ケーブルとが混在する収容トレイでは断線事故が多発しやすい等問題がある。
本発明は、これら従来の不便さを排除しようとするもので、光ケーブルと細い心線とが混在する収容トレイでも細い心線を断線することなく保護するとともに接続作業が容易にできるほか、配線の状態をも目視で容易に確認でき、さらに接続状態の良否の確認も簡便にできて断線防止に威力を発揮できほか接続処理作業をも安全に行なえるし、性能評価のレベルを大幅に向上することができる光ケーブル接続用クロージャをコンパクトで安価な形態で提供することを目的としている。
本発明は、光ファイバ心線を接続するためのコネクタを収納するコネクタ収納部と、前記コネクタに接続された分岐光ファイバ心線の心線余長を収納する心線余長収納部とを備えた成端トレイと、該心線余長収納部に収納されている分岐光ファイバ心線を配線するための配線用把持具ベースとをスリーブ内に設けた光ケーブル接続用クロージャであって、前記コネクタ収納部が、前記コネクタを個別に収納する縦壁と、収納した前記コネクタを縦壁に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持する支持ピンのあるコネクタ固定ベースとを設けて、該コネクタ固定ベースに嵌脱できるコネクタに接続される光ファイバ素線の分岐光ファイバ心線或いは光ファイバ外被線の光ケーブルを上下傾きで層分け保持するようにしたことにある。
この光ケーブル接続用クロージャでは、細い光ファイバ素線の分岐光ファイバ心線と光ファイバ外被線の光ケーブルとを上層と下層とに層分けして区別して配線収納処理できるため光ファイバ素線を安全に保護できるほか、配線の区分も確実にできるため配線の整理処理作業も簡便であり、配線の点検や接続の作業性を大幅に改善できるようになっている。即ち、前記成端トレイでのコネクタはコネクタ収納部においてコネクタ固定ベースによって変位可能に配備されていて、所定位置で上下層に変換でき、接続単位で層分けしたもので、心線接続部は固定され、心線余長も曲率半径を確保した上で取り回し収納できるので、心線余長の吸収に自由度を持たせて納められ、伝送特性に悪影響を及ぼすことがない形態で用いられる。
また、本発明では前記コネクタ収納部が、前記支持ピンを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止溝を備え、さらに前記コネクタ固定ベースを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止突起に係合する係止凹部を前記コネクタ固定ベースに備えたことで、コネクタの係止固定が確実で緩み止めも容易で安全に用いられるようになっている。
さらに、前記コネクタ収納部が、前記コネクタ固定ベースを設置するための前記縦壁に形成される係止溝と、係止突起とが離れた位置で、高さ方向に段差のある上下関係にあって前記コネクタ固定ベースを層分け保持できる構成としたことで、細い心線と太い光ケーブルとを個別に収容することが容易で、組み込み作業も簡便にできるようになっている。
さらにまた、前記コネクタ収納部が、接続部ホルダなどを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた多目的溝を並列して備え、該多目的溝を形成する縦壁に接続部ホルダなどを係止するために飛び出し防止爪と、ガタツキ防止リブを設けたことにより、後分岐タイプのクロージャで要求される多種性能への対応が容易にできるし、成端トレイ内のテープ素線の飛び出しを防止し素線の浮き上がりもなく安全に用いられ、配線の確認も簡易に行え接続作業などの手入れや管理作業も手軽にできるようになっている。
本発明では、前記コネクタ固定ベースが、前記コネクタを嵌合支持する嵌合孔を有し、両サイドにつまみ片を備え、該つまみ片に突設した傾斜保持支持ピンと水平保持支持ピンとからなる支持ピンを設け、該支持ピンを前記縦壁に設けた係止溝に嵌入係止してコネクタを前記成端トレイに上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持できるので、コネクタ固定ベースの成端トレイへの組付けセットも容易で、収納されているコネクタを押し下げたり、押し上げたりすることもし易いので、光ファイバ素線の分岐光ファイバ心線と光ファイバ外被線の光ケーブルとの層分け操作も簡単であり、しかもコネクタがガタつかずに確実に接続することができ、外被が除去された光ファイバ心線の余長を成端トレイの心線余長収納部に収納すると共に、外被に覆われた光ケーブルの余長は成端トレイの下側に設けられた光ケーブル余長収納部に収納されて区分され、配線干渉もなく光ファイバ素線の破損現象もなく安全性を高めることができる。
本発明では、前記成端トレイが、中央部にコネクタ収納部を形成すると共に、両側に心線保護シートを係脱自在に配備し、スリーブ内に固定されたフレームに定着されたことにより、配線整理も配線確認作業も容易にできるほか、接続する光ファイバ心線の傷つけを防止しするし、光ファイバ心線の保持位置も調整して光ファイバ心線の緩みも良好にすることができて配線施工作業や配線の維持管理が容易である。
本発明は、光ファイバ心線を接続するためのコネクタを収納するコネクタ収納部と、前記コネクタに接続された分岐光ファイバ心線の心線余長を収納する心線余長収納部とを備えた成端トレイと、該心線余長収納部に収納されている分岐光ファイバ心線を配線するための配線用把持具ベースとをスリーブ内に設けた光ケーブル接続用クロージャであって、前記コネクタ収納部が、前記コネクタを個別に収納する縦壁と、収納した前記コネクタを縦壁に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持する支持ピンのあるコネクタ固定ベースとを設けて、該コネクタ固定ベースに嵌脱できるコネクタに接続される光ファイバ素線或いは光ファイバ外被線を上下傾きで層分け保持するようにしてあるので、光ファイバ素線と光ファイバ外被線との区分配線収納処理が容易にでき光ファイバ素線を安全に保護できるほか、配線の区分も確実にできるため配線の整理処理作業も簡便であり、配線の点検や接続の作業性を大幅に改善できる。
また、本発明では、前記コネクタ収納部が、前記支持ピンを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止溝を備え、さらに前記コネクタ固定ベースを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止突起に係合する係止凹部を前記コネクタ固定ベースに備えたことで、コネクタの係止固定が確実で緩み止めも容易で安全に用いられるし、さらに前記コネクタ収納部が、接続部ホルダを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた多目的溝を並列して備えているので、後分岐タイプのクロージャで要求される多種性能への対応が容易にできるし、成端トレイ内のテープ素線の飛び出しを防止し素線の浮き上がりもなく安全に用いられ、配線の確認も簡易に行えて接続作業などの手入れや管理作業も手軽にでき光ケーブル接続用クロージャの性能評価のレベルを大幅に向上することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)および図1(B)は本発明の光ケーブル接続用クロージャに係る第1実施形態を示す横断面図および縦断面図、図2および図3はコネクタ固定ベースを示す図、図4は接続部ホルダを示す図、図5は多目的溝の使用状態を示す図、図6はSCアダプタホルダを示す図、図7は心線保護カバーを示す図である。
図1および図2に示す実施形態のケーブル接続用クロージャでは、複数本の光ファイバ心線を有する光ケーブルの任意の点から必要な光ファイバ心線を切り出して分岐ケーブルを接続し、残りの光ファイバ心線は切断せずにそのまま収納しておく後分岐タイプのクロージャとして用いられる。
そして、切断した光ファイバ心線aを接続するためのコネクタAを収納するコネクタ収納部1と、前記コネクタAに接続された分岐光ファイバ心線bの心線余長を収納する心線余長収納部2とを備えた成端トレイ3と、該心線余長収納部2に収納されている分岐光ファイバ心線bを配線するための配線用把持具ベース4とをスリーブ5内に設けた光ケーブル接続用クロージャであって、前記コネクタ収納部1が、前記コネクタAを個別に収納する縦壁6と、収納した前記コネクタAを縦壁6に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持する支持ピン7のあるコネクタ固定ベース8とを設けて、該コネクタ固定ベース8に嵌脱できるコネクタAに接続される光ファイバ素線或いは光ファイバ外被線を上下傾きで層分け保持するようにしてある。
前記光ファイバ心線aとしては、光ケーブルのスロット溝に収容されている多心例えば4心乃至8心のテープ心線を用いることができ、また分岐ケーブルとしては各家庭に引き込むための単心のドロップ光ファイバやマンション等の集合住宅に引き込むための多心のテープ心線を用いたドロップケーブルを用いることができる。
さらに分岐ケーブルには切断されたままになっている光ケーブル同士を接続するために両端にコネクタが取り付けられた割り入れ用のコードなどを用いることができる。
また、コネクタAとしてはソケットおよびプラグの両方から構成されるものを用いるし、分岐ケーブルとしていろいろなものを用いるのでプラグの形状も種々のものが使用される。
前記コネクタ収納部1としては、縦壁6を複数間隔をあけて縦格子状に並列配備し、その複数列の各隙間をコネクタAが差し込めるコネクタ収納部2としてあるが、各隙間の底面に上下に連通する貫通孔6を形成し該貫通孔6に嵌め込まれるようにコネクタ固定ベース8を支持ピン7によって回動自在に設けて、コネクタ固定ベース8の隙間内での配置状態を上向き或いは下向きに傾斜変換できるようにしてある。そして前記支持ピン7を係脱自在に係止するために前記縦壁6に単数或いは複数設けた係止溝9を例えば千鳥状に備え、さらに前記コネクタ固定ベース8を係脱自在に係止するために前記縦壁6に設けた係止突起10に係合する係止凹部11を前記コネクタ固定ベース8に備えて、該コネクタ固定ベース8が縦壁6に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持されるようにしてある。
この場合、前記コネクタ収納部1が、前記コネクタ固定ベース8を設置するための前記縦壁6に形成される係止溝9と、係止突起10とが離れた位置で、高さ方向に段差のある上下関係にあって、前記コネクタ固定ベース8を層分け保持できる構成として、細い心線と太い光ケーブルとを個別に収容することが容易で、組み込み作業も簡便にできるようになっている。
前記係止突起10は、図2に示すように縦壁6の両側に対称位置に設けて置き、コネクタ固定ベース8の傾斜方向を上流側或いは下流側いずれににも対応して、即ちドロップケーブル側が下側になるようにコネクタ固定ベース8の係止凹部11を一方の係止突起10に係合してるセットできるようにするのが好ましい。
さらに作業上、前記コネクタ固定ベース8の可動操作には素線時〔水平方向保持の上層配置・図2a〕では係止突起10を中心として上方に約20度程度回動し開放するのがよく〔図2b〕、一方外被時〔下方傾斜保持の下層配置・図2c〕では、係止突起10を中心として下方に約45度程度回動し開放するのがよい〔図2d〕。
前記コネクタ固定ベース8としては、図3に示すように断面逆U状のプラスチック製の支枠片からなり、前記コネクタAの押出し用孔を兼ねた嵌合孔8を有し、両サイドにつまみ片8を備え、該つまみ片8に上下に突設した傾斜保持支持ピンと水平保持支持ピンとからなる支持ピン7を設け、該支持ピン7の一つを選んで前記縦壁6に設けた係止溝9に嵌入係止してコネクタ固定ベース8上で嵌合孔8に嵌入したコネクタAを前記成端トレイに上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持するようにしてある。
この支持ピン7の係脱にはつまみ片8を指先で摘んで引き寄せて縦壁6の間に挿入し係止溝9の位置に合わせて放せば支持ピン7が係止溝9に嵌まることでセットでき、取り外しのときもつまみ片8を指先で摘んで支持ピン7を係止溝9から外してずらせば良く、その係脱操作を簡単に行うことができる。
なお、前記係止溝9は並列される縦壁6に千鳥状にずらせて設けておけば前記コネクタ固定ベース8が少しづつずれて配備されコネクタ収納やコネクタの上下向き保持の取り扱い操作が容易になって作業性を良くすることができる。
また、前記コネクタ収納部1は、縦壁6の間にコネクタAを収容する嵌合溝を複数列例えば6〜8列形成したものからなるが、接続部ホルダBを係脱自在に係止するために前記縦壁6に設けた多目的溝12を2列並列して備え、該多目的溝12を形成する縦壁6に接続部ホルダ12を係止するために飛び出し防止爪13と、ガタツキ防止リブ14を設けて素線把持プラグ15或いは外被線把持プラグ16を保持するようにすることもできる。
この場合、通常は多目的溝12はスプライス固定部19を設け、スプライスDを1溝につき4個収納〔2列2段〕できるようにしてあるが、多目的用の接続部ホルダBを2個取り付けて使用する。〔図4〕
そして、心線を保留するときには、接続部ホルダBを取り外して素線把持プラグ15或いは外被線把持プラグ16を保持するが、成端トレイ3の上面と下面との両方を利用して、素線把持プラグ15は成端トレイ3の上面に保留し、外被線把持プラグ16は成端トレイ3の下面(裏面)に保留するのがよい。この際プラグのラッチ部分が成端トレイの穴に嵌まることで前後の動きを抑制するようになっている。〔図5〕
なお、SCアダプタを配置する必要があるときは、前記多目的溝12にはSCアダプタホルダEを設置するのがよい。〔図6〕
さらに、前記コネクタ収納部1にはその一つに全接用ホルダC〔2列2段:4接続部収納可〕24心単心ケーブルにおける全心接続時に6溝に設置し接続部を収納することもできる。
前記コネクタ固定ベース8としては、断面逆U状のプラスチック製の支枠片からなり、前記コネクタAの押出し用孔を兼ねた嵌合孔8を有し、両サイドにつまみ片8を備え、該つまみ片8に上下に突設した傾斜保持支持ピンと水平保持支持ピンとからなる支持ピン7を設け、該支持ピン7の一つを選んで前記縦壁6に設けた係止溝9に嵌入係止して、コネクタ固定ベース8上で嵌合孔8に嵌入したコネクタAを前記成端トレイに上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持するようにしてある。例えば、前記つまみ片8にある下方の支持ピン7を縦壁6の係止溝9に嵌入し、係止凹部11を縦壁6の係止突起10に嵌め込めばコネクタ固定ベース8を水平状態で保持されコネクタ固定ベース8上にあるコネクタAが上層に配置されることになる。〔図2a〕
また前記つまみ片8にある上方の支持ピン7を縦壁6の係止溝9に嵌入し、係止凹部11を縦壁6の係止突起10に嵌め込めばコネクタ固定ベース8を下向きの傾斜状態で保持されコネクタ固定ベース8上にあるコネクタAが下層に配置されることになる。〔図2c〕
そして素線時には前者を選び、外被線時には後者を選んで上下層に区別して収納配線でき、細い心線を保護すると共に作業性をも改善できる。
この場合、コネクタ固定ベース8上のコネクタAの層分け配備には、コネクタ固定ベース8を設置するための前記縦壁6に形成される係止溝9と、係止突起10とが離れた位置で、選ばれた上下関係にあることと、コネクタ固定ベース8の両側上下に突設した支持ピン7の選択が配慮されればよい。
また、前記支持ピン7の係止溝9での係脱には、つまみ片8を指先で摘んで引き寄せて縦壁6の間に挿入し係止溝9の位置に合わせて放せば、支持ピン7が係止溝9に嵌まることでセットでき、取り外しのときもつまみ片8を指先で摘んで支持ピン7を係止溝9から外してずらせば良く、その係脱操作を簡単に行うことができる。
なお、前記係止溝9は並列される縦壁6に千鳥状にずらせて設けておけば、前記コネクタ固定ベース8が少しづつずれて配備されコネクタ収納やコネクタの上下向き保持の取り扱い操作が容易になって作業性を良くすることができる。
本発明での成端トレイ3は、コネクタ収納部1が回動自在のコネクタ固定ベース8を介してコネクタAを収納するので、コネクタAを固定する傾きが上方、水平或いは下方により素線或いは外被線を上下で分離して層分けして配線ルートの明確化ができ、多機能要求に対して必要となるコネクタ収納部1を簡単に増設、撤去でき取扱い簡便である。
例えば全心接続する際、8心の場合、中央部に8接続部を収納するコネクタ固定構造にする。また24心の場合、全接用ホルダをコネクタ収納部の6溝に取付け、24接続部を収納する接続部固定構造にする。また、表面側中央部に素線プラグ(コネクタ)を2個保留する箇所を有するコネクタ固定構造とする。さらに裏面側中央部に外被線プラグ(コネクタ)を2個保留する箇所を有するコネクタ固定構造とした成端トレイとして用いるのがよく、成端トレイ内での接続作業がし易い位置に変移させてコネクタ固定を行うことができ、且つ、点検、補修作業の簡便化が図れる。
また、前記成端トレイ3は、中央部にコネクタ収納部1を形成すると共に、該コネクタ収納部1の片側に隣接して心線余長収納部2が設けられ、片側に配線用把持具ベース4と両側に係脱自在の心線保護シート17とを配備し、スリーブ5内に固定されたフレーム18に定着されている。
図1aに示す如く成端トレイ3のコネクタ収納部1に隣接する心線余長収納部2は、分岐光ファイバ心線bの単心線をプラグに接続している場合に、この単心線の余長を収納するもので、また分岐ケーブルとして4心のテープ心線を有するドロップケーブルを用いる場合には、テープ心線をばらしてコネクタ付けするため、ばらした単心線の余長を心線余長収納部2に収納することになるが、テープ心線の各単心線を別個にコネクタ収納部1に導く際に生ずる長さの差を吸収すると共に各単心線について許容曲げ半径以上の曲げ半径を確保できるようにしてある。
また、前記成端トレイ3に設けられている配線用把持具ベース4はドロップケーブルを把持する部材で、ドロップケーブルの外被を把持し、ドロップケーブルのテープ心線から分離された分岐光ファイバ心線bは成端トレイ3の心線余長収納部2に配線される。
さらに成端トレイ3に着脱自在に設けられ心線保護シート17はプラスチックからなり、スリーブ5内に配線収納される前記光ファイバ心線aならびに分岐光ファイバ心線bをそれぞれ成端トレイ3の上面から被覆して定着保持するために係止部17によって係脱自在に備えて心線の浮き上がりやずれがなく配線の安全を確保できるようにしてある。
図1に示すように、スリーブ5内に設置される成端トレイ3の下方にはフレーム18が水平に設けられており、その下部にはドロップ光ファイバ、ドロップケーブル或いはコードなどの外被のついた光ケーブルを収納でき、この収納された光ケーブルは成端トレイ3の上方へ配線されてコネクタ接続される。
配線されている光ケーブルに分岐ケーブルを接続する心線接続作業では、光ケーブルの接続点付近の外被を除去して光ファイバ心線を露出し、スリーブ5の両端に設けられているケーブル把持部21に光ケーブルの外被を取り付ける。
次いで、光ファイバ心線のうち接続作業を行うために切断した光ファイバ心線の端部にコネクタAのソケットを取付ける。
一方分岐ケーブルとして多心のテープ心線を有するドロップケーブルを接続する場合は、ドロップケーブルの端部の外被を適宜長さ除去してテープ心線を露出し、テープ心線に含まれる分岐光ファイバ心線を分離し、各分岐光ファイバ心線の先端にコネクタAのプラグを取り付けておく。ドロップケーブルは、端面板20からスリーブ5内に導入され把持具を通り成端トレイ3の片側に設けられている配線用把持具ベース4によりドロップケーブルの外被の端部を把持する。
露出された分岐光ファイバ心線bは成端トレイ3の心線余長収納部2に配線され長さを調整してプラグを光ケーブルのソケットに接続し、この接続したプラグとソケットのコネクタAはコネクタ固定ベース8に定着されて成端トレイ3のコネクタ収納部2に収容される。
このコネクタ固定ベース8は、細い心線の素線時にはコネクタ収納部2の上層に保持し、太い光ケーブルの外被線時にはコネクタ収納部2の下層に保持して上下層に区別して収納して、細い心線を保護するようにしてある。
この場合、前記コネクタ収納部2は図1および図5、図6に示すように接続部ホルダB或いは全接用ホルダC又はスプライスDやSCアダプタEを挿入して多目的溝12として用いて種々の接続形態に対応するようにし、適宜な変形、改良などが容易にきるようにするのがよい。
実施例の光ケーブル接続用クロージャでは、光ファイバ心線aと分岐ケーブルとを接続するコネクタAは、コネクタ固定ベース8を介して成端トレイ3のコネクタ収納部1に収納されるので、コネクタAが確実に保持され、接続ロスがなく安全に維持できるほか、心線の素線時あるいは外被線時に層分け区別してコネクタ収納部1に収納され点検、接続などの作業が簡便に行え、破損し易い光ファイバ心線の安全を確保することができる。
なお、前記光ケーブル接続用クロージャは、コネクタ固定ベース8を設けたコネクタ収納部1と、分岐ケーブル側のコネクタに接続されている外被が除去された分岐光ファイバ心線の余長を収納する心線余長収納部を成端トレイ3に設けて多機能を持たせる構成にしているので、細い分岐光ファイバ心線と太い分岐光ケーブルとを容易に区別して収納でき、接続作業に支障がないようにしてあって光ケーブルから光ドロップケーブルを家屋に引き込む際に用いられる光ケーブル接続用クロージャとして有用である。
本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの一実施形態を示し、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。 図1の例で用いられるコネクタ固定ベースを示し、(a)は光ファイバ素線の使用状態の側面図、(b)はその着脱時の開放状態の側面図、(c)は光ファイバ外被線の使用状態の側面図、(d)はその着脱時の開放状態の側面図である。 図2の例のコネクタ固定ベースを拡大して示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)は正面図である。 図1の例で用いられる接続部ホルダを示し、(a)はその使用状態の平面図、(b)はその単体をしめす平面図、(c)はその側面図である。 図1の例で用いられる多目的溝の一使用状態を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその底面図である。 図1の例で用いられる多目的溝にSCアダプタホルダを用いた一使用状態を示し、(a)はその通常時(SCアダプタなしで多目的溝用蓋として用いる)状態の側面図、(b)はSCアダプタ取付時状態の側面図、(c)はそのSCアダプタホルダの平面図、側面図、正面図である。 図1の例で用いられる心線保護カバーを示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。
符号の説明
A コネクタ
B 接続部ホルダ
C 全接用ホルダ
D スプライス
E SCアダプタホルダ
a 光ファイバ心線
b 分岐光ファイバ心線
c 通過心線
1 コネクタ収納部
2 心線余長収納部
3 成端トレイ
4 配線用把持具ベース
5 スリーブ
6 縦壁
7 支持ピン
8 コネクタ固定ベース
嵌合孔
つまみ片
9 係止溝
10 係止突起
11 係止凹部
12 多目的溝
13 飛び出し防止爪
14 ガタツキ防止リブ
15 素線把持プラグ
16 外被線把持プラグ
17 心線保護シート
17 係止部
18 フレーム
19 スプライス固定部
20 端面板
21 ケーブル把持部
22 ケーブルTM把持部
23 通過心線ガイド

Claims (6)

  1. 光ファイバ心線を接続するためのコネクタを収納するコネクタ収納部と、前記コネクタに接続された分岐光ファイバ心線の心線余長を収納する心線余長収納部とを備えた成端トレイと、該心線余長収納部に収納されている分岐光ファイバ心線を配線するための配線用把持具ベースとをスリーブ内に設けた光ケーブル接続用クロージャであって、前記コネクタ収納部が、前記コネクタを個別に収納する縦壁と、収納した前記コネクタを縦壁に上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持する支持ピンのあるコネクタ固定ベースとを設けて、該コネクタ固定ベースに嵌脱できるコネクタに接続される光ファイバ素線或いは光ファイバ外被線を上下傾きで層分け保持するようにしたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
  2. 前記コネクタ収納部が、前記支持ピンを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止溝を備え、さらに前記コネクタ固定ベースを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた係止突起に係合する係止凹部を前記コネクタ固定ベースに備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  3. 前記コネクタ収納部が、前記コネクタ固定ベースを設置するための前記縦壁に形成される係止溝と、係止突起とが離れた位置で、高さ方向に段差のある上下関係にあって前記コネクタ固定ベースを層分け保持できる構成としたこと特徴とする請求項1または2に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  4. 前記コネクタ収納部が、接続部ホルダを係脱自在に係止するために前記縦壁に設けた多目的溝を並列して備え、該多目的溝を形成する縦壁に接続部ホルダを係止するために飛び出し防止爪と、ガタツキ防止リブを設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  5. 前記コネクタ固定ベースが、前記コネクタを嵌合支持する嵌合孔を有し、両サイドにつまみ片を備え、該つまみ片に突設した傾斜保持支持ピンと水平保持支持ピンとからなる支持ピンを設け、該支持ピンを前記縦壁に設けた係止溝に嵌入係止してコネクタを前記成端トレイに上向き若しくは水平方向或いは下向きに回動自在に支持することを特徴とする請求項2,3または4のいずれかに記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  6. 前記成端トレイが、中央部にコネクタ収納部を形成すると共に、該コネクタ収納部1の片側に隣接して心線余長収納部2が設けられ、片側に配線用把持具ベースと、両側に係脱自在の心線保護シートを配備し、スリーブ内に固定されたフレームに定着されたことを特徴とする請求項5に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
JP2006242606A 2006-09-07 2006-09-07 光ケーブル接続用クロージャ Active JP4960046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006242606A JP4960046B2 (ja) 2006-09-07 2006-09-07 光ケーブル接続用クロージャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006242606A JP4960046B2 (ja) 2006-09-07 2006-09-07 光ケーブル接続用クロージャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008065035A true JP2008065035A (ja) 2008-03-21
JP4960046B2 JP4960046B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=39287810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006242606A Active JP4960046B2 (ja) 2006-09-07 2006-09-07 光ケーブル接続用クロージャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4960046B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070124A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Nippon Tsushin Denzai Kk 光配線用トレイ及びそれを備えたクロージャ
JP2020154168A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 日本通信電材株式会社 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278903U (ja) * 1988-12-07 1990-06-18
JPH09233670A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Japan Riicom:Kk ケーブル接続用クロージャ
JPH09258036A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Fujikura Ltd 光ファイバ心線及び接続部の収納構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278903U (ja) * 1988-12-07 1990-06-18
JPH09233670A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Japan Riicom:Kk ケーブル接続用クロージャ
JPH09258036A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Fujikura Ltd 光ファイバ心線及び接続部の収納構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070124A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Nippon Tsushin Denzai Kk 光配線用トレイ及びそれを備えたクロージャ
JP2020154168A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 日本通信電材株式会社 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ
JP7224988B2 (ja) 2019-03-20 2023-02-20 日本通信電材株式会社 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4960046B2 (ja) 2012-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8270797B2 (en) Splice holder for communication socket
EP1766452B1 (en) Telecommunications connection cabinet with holder for storing fiber optic connectors and corresponding method
EP1883844B1 (en) Fiber optic adapter module consisting of plurality of integrally formed adapters
US7961999B2 (en) Optical waveguide distribution device
US8718435B2 (en) Terminal enclosure with extractable fiber organizer tray
JP5111432B2 (ja) 光クロージャ
KR101201989B1 (ko) 광섬유 커플링 장치 및 방법
JP4130469B1 (ja) 光配線盤
US6293707B1 (en) Patch panel with pivoting bracket assembly
JP4960046B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP4637811B2 (ja) 光心線分岐部把持部品及びそれと組み合わせて用いる光心線収納ケース
JP2008170743A (ja) アウトレット及びその光配線方法
JP4960047B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP4637000B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP4904513B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP5492641B2 (ja) 光モジュール
JP4455414B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP2006098610A (ja) 光コネクタローゼット
JP4745200B2 (ja) 光ケーブル接続部収納用キャビネットにおけるモジュール収納棚
JP2903021B1 (ja) 余長収納ケースおよび光配線盤
US7894700B2 (en) Holding member for optical distribution frame and optical distribution frame
JP2008158340A (ja) 光ケーブル接続用クロージャー
JP2004212841A (ja) 連結用光ケーブル接続箱及び連結型光ケーブル接続箱
JP2013113891A (ja) 光ケーブル接続用クロージャ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120306

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120322

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4960046

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350