JP2008064672A - ガスメータ吊下げユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットの高さを抑えることができ小型化を実現したガス栓一体型のガスメータ吊下げユニットを提供する。
【解決手段】吊下げユニット1は、ガスメータの入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及10及び出口管部40と、入口管部10内に組み込まれて同管部内の通路を開閉する栓体27とを備えている。入口管部10は、ガスメータの入口から立ち上がる手前側の立上り管部11と、この立上り管部11から奥側に延びる横行管部13と、この横行管部13の奥側で立ち下がる立下り管部15とを有している。ガス栓のハンドル22は、横行管部13の手前側に配置されている。ガス栓の栓体27は横行管部13の奥側に配置されており、ハンドル22と栓体27とを繋ぐ連結部材25は横行管部13内を縦断して配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガスメータを建物壁等に取り付けるためのガスメータ吊下げユニットに関する。特には、ユニットの高さを抑え小型化することができるガス栓一体型のガスメータ吊下げユニットに関する。
従来、ガスメータを吊るすように支持すると共にガス栓が一体に組み込まれたガスメータ吊下げユニットが開示されている(特許文献1参照)。
同文献のガスメータ吊下げユニットは、従来一般的なガスメータを吊るすものであって、奥側で2本並んで上方に延び出した入側配管及び出側配管にそれぞれ接続された、略コ字型の入口管部及び出口管部を備えている。入口管部の手前側にはガス栓のハンドルが設けられている。また、このハンドルに連動して回転する栓体は、入口管部内の手前側に収容されている。
特開平8−247304号公報
ところで、近年、流体中を伝播する超音波の速さが流体の流速によって変化する超音波の性質を利用した小型の超音波式ガスメータが実用化されつつある。しかしながら、このような小型のガスメータにも好適に対応でき、ユニットの小型化も実現することができるガス栓一体型の吊下げユニットは従来提案されていない。
特許文献1の構成の場合、ガス栓のハンドルが手前側に配置されており操作がし易いという利点はあるものの、栓体が入口管部の手前側上部に配置されているので、ユニットの高さを抑えることが困難であると考えられる(具体的な説明については図3を参照して後述する)。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユニットの高さを抑え小型化することができるガス栓一体型のガスメータ吊下げユニットを提供することにある。
上記目的を実現するための本発明のガスメータ吊下げユニットは、上方を向いたガスメータの入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及び出口管部と、これら両管部を支持する支持部と、前記入口管部内に組み込まれて同管部内の通路を開閉するガス栓と、備えるガスメータ吊下げユニットであって、
前記入口管部は、
前記ガスメータの入口から立ち上がる手前側の立上り管部と、
該立上り管部から奥側に延びる横行管部と、
該横行管部の奥側で立ち下がる立下り管部と、を有するものであって、
前記ガス栓のハンドルが前記横行管部の手前側に配置されると共に、前記ガス栓の栓体が前記横行管部の奥側に配置されており、前記ハンドルと前記栓体とを繋ぐ連結部材が前記横行管部内を縦断して配置されていることを特徴とする。
なお、「ガス栓」と「連結部材」とは一体に構成されていてもよい。
この種のガスメータ吊下げユニットにおいては、入口管部のうち、ガス栓の栓体を収容する部分の径が他の部分と比較して太くなるのが一般的である。本発明のガスメータ吊下げユニットにおいては、この栓体が入口管部(具体的には横行管部)の奥側に配置されている。したがって、横行管部の手前側の部分の径を細くすることができ、その結果、従来栓体を手前側に配置していた構成と比較して、ユニットの高さを低く抑えることができる。この場合であっても、ガス栓のハンドルは入口管部の手前側に配置されているので、操作性を損なうことはない。
本発明のガスメータ吊下げユニットにおいて、上記連結部材は、前記ハンドルの操作に連動して前記横行管部の内周面に沿って摺動回転する薄肉円筒状の部材であってもよい。
このような構成によれば、入口管路内のガス通路の断面積を大幅に減少させることなく、十分な通路断面積を確保することができるので、効率的にガスを送ることが可能となる。
この場合、更に、連結部材(薄肉円筒状部材)の円筒側面に、前記手前側の立上り管部の通路に連通する横孔が形成されており、前記ハンドルが開位置のときに、該横孔と前記立上り管部内の通路とが連通し、前記ハンドルが閉位置のときに、前記横孔と前記立上り管部の通路とが連通しなくなるような構成とすることができる。
また、前記ハンドルと前記円筒状の連結部材とが、前記入口管部の円孔に回動自在に支持されて同入口管部の内外に延びるハンドル軸を介して連結されていてもよい。この場合、前記ハンドル軸の外周面と円孔の内周面との間に、Oリングや耐火性パッキンなどのシール手段を嵌め込むことにより、シール性を良好に確保することができる。
上述したように、本発明によれば、ユニットの高さを抑え小型化することができるガス栓一体型のガスメータ吊下げユニットを提供することができる。
発明を実施するための形態
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のガスメータ吊下げユニットの一形態を示す外観斜視図であり、吊下げユニット1にガスメータ50が吊るされた状態が示されている。図2は、図1の吊下げユニット及びガスメータの正面図(図2(A))並びに側面図(図2(B))である。
図1に示すように、このガスメータ吊下げユニット1は、奥側端部がガスの入側配管2に接続され手前側端部がガスメータ50の入口51に接続される略コ字型(下向き)の入口管部10と、同様に、奥側端部がガスの出側配管3に接続され手前側端部が同ガスメータ50の出口52に接続される略コ字型の出口管部40と、これら両管部を支持する支持プレート48とを備えている。
この例で用いられているガスメータ50は、超音波式の小型ガスメータであり、四角い箱状の筐体に収容されている。ガスメータ50の入口51は、筐体上面の左側に上向きに配置されている。ガスメータ50の出口52は、筐体上面の右側に上向きに配置されている。筐体の正面にはメータ表示部55が配置されており、同ガスメータにより計測された計測値がこの表示部55に表示されるようになっている。
ガスの入側配管2及び出側配管3は、建物壁に沿うようにして互いに平行に上向きに延び出した、従来一般的なガス配管である。
支持プレート48は、一例として金属製であり、入口管部10と出口管部40とを支持して両管部を相互に位置決め固定すると共に、両管部10、40(並びに入側配管2及び出側配管3)を建物壁に固定する役割を果たす。支持プレート48の奥側には、上向きに折り曲げられたプレート状の固定部48aが形成されており、この固定部48aが建物壁にビス止めされる。
図1の右側に示す出口管部40は、従来より一般的な構成であり、ガスメータ50の出口52に接続され、そこから上向きに立ち上がる手前側の立上り管部41と、同立上り管部41の上端から奥側に水平かつ真っ直ぐに延び出した横行管部43と、同横行管部43の奥側で下向きに立下りその下端が出側配管3に接続される立下り管部45と、を有している。
手前側の立上り管部41の下端にはユニオンナット18が設けられており、このユニオンナット18により立上り管部41とガスメータ50の出口52とが接続される。
次に、入口管部10及びその内部構造について、図1に加え図3、図4を参照して詳細に説明する。
図3は、入口管部10の内部構成を説明するための断面図である。図4は、入口管部10単体の構成を示す断面図である。
図4に示すように、この入口管部10は、ガスメータの入口51(図1参照)に接続され、そこから上向きに立ち上がる手前側の立上り管部11と、同立上り管部11の上端から奥側に水平かつ真っ直ぐに延び出した横行管部13と、同横行管部13の奥側で下向きに立下りその下端が入側配管2に接続される立下り管部15とを有している。
手前側の立上り管部11とガスメータの入口51(図1参照)との接続には、出口管部40側と同様、ユニオンナット18が用いられている。
図4に示すように、横行管部13は円筒状の部位であり、ガスが通る内孔14を有している。この内孔14は、具体的には、手前側の立上り管部11に連通する断面円形のストレート部14aと、その奥に形成された、手間側に向かってすぼまるテーパ部14bとで構成されている。このテーパ部14bは栓体27(詳細下記)が収容される構造部であり、同テーパ部14bには、奥側の立下り管部15が連通している。栓体27を収容する都合上、テーパ部14bの内径はストレート部14aよりも大きくなっている。これに対応して、横行管部13の外周部のうち、このテーパ部14bに対応する部位の外径が相対的に大きくなっている(大径部13B)。すなわち、横行管部13は、相対的に外径が小さい手前側の基部13A(外径=d)と、相対的に外径が大きい奥側の大径部13B(外径=d)とに分けられる。
横行管部13の手前側の端面には、ハンドル軸24(詳細下記)が挿通される円孔13hが横向きに形成されている。
次に、入口管部10内に各種部品を組み込んだ完成状態について図3を参照して説明する。
図3に示すように、入口管部10の内部には、手前側のストレート部14aに円筒リング25が配置され、奥側のテーパ部14bに栓体27が配置されている。円筒リング25の手前には、丸棒状のハンドル軸24(詳細下記)が入口管部10の円孔13hに通され、このハンドル軸24の手前側が外側(手前側)に延び出している。
そして、この延び出した側の端部に、栓体27を回すためのハンドル22がビス止めされている。ハンドル22を回すと、それに連動して、ハンドル軸24、円筒リング25、及び、栓体27が回転するようになっている。
以下、各部品について詳細に説明する。
栓体27は、図3に示すように、奥側の立下り管部15内の通路と、横行管部13内の通路とに連通するL字型の通路が内部に形成された円柱状の金属製部材である。栓体27は、横行管部13のテーパ部14b内に横向きに嵌め込まれている。栓体27の外周面は、テーパ部14bの内周面に対応した、手前側(図3の図示左側)に向かってすぼまるテーパ状である。栓体27を組み込んだ状態では、栓体27の外周面とテーパ部14bの内周とが密着している。
テーパ部14bの右端開口部のところには円板状の裏蓋29が取り付けられている。この裏蓋29と、横向きに配置された上記栓体27の底部との間にはコイルバネ28が圧縮された状態で配置されており、このコイルバネ28が栓体27を手前側に押し付けている。このようにして組み込まれた栓体27は、テーパ部14b内で軸線周りに摺動回転可能となっている。
円筒リング25は一例として金属製であり、図5に示すような、両端が開口した薄肉の円筒部材である。円筒リング25の外径は入口管部10のストレート部14aの内径よりも僅かに小さく、円筒リング25がストレート部14a内で摺動回転する程度とされている。
円筒リング25の奥側の開口端からは、2つの突出片25aが奥側に向かって真っ直ぐに延び出している。突出片25aは、互いに180°の間隔をおいて、リング25の左右両側に1つずつ形成されている。この突出片25aは、図3に示すように、横向きに配置された上記栓体27の頂部に形成された凹部27aのそれぞれに係合する。この係合により、円筒リング25の回転に連動して栓体27が回転するようになっている。
円筒リング25外周面のうちやや手前寄りの部位には、立上り管部11(図3参照)内の通路に連通する横孔25hが形成されている。この横孔25hの輪郭形状(上面側から投影して見たときの輪郭を言う)は円形であり、そのサイズは、立上り管部11の内径とほぼ同一である。
図3の状態では、円筒リング25の横孔25hと立上り管部11内の通路とが連通しガスが通る状態となっているが、この状態から円筒リング25を所定角度(例えば90°)回転させると、立上り管部11内の通路が円筒リング25の外周面によって閉塞され、ガスの流通が阻止されるようになっている。
図5に示すように、円筒リング25の手前側の開口端の上下には、ハンドル軸24(図3参照、詳細下記)の頭部24bを受けるための係止部26が形成されている。この係止部26は、ハンドル軸24の回転に連動して円筒リング25を回転させるための構造部である。この役割を果たすものであれば、その具体的な構造は限定されるものではないが、本実施形態では次のような構成となっている。
すなわち、係止部26は、円筒リング25の手前側の開口端から手前側に真っ直ぐ延び出すと共に、ある程度延び出したところで奥側に折り返されたU字部26aと、そのU字部26aの折り返された片の端部において約90°の角度で径方向内向きに折り曲げられた受け部26bとを有している。受け部26bは、径方向内側に張り出したフラットな面となっている。
続いて、図3を参照してハンドル軸24について説明する。
ハンドル軸24は、一例として金属製であり、入口管部10の円孔13h内に摺動回転可能に挿通される軸部24aと、この軸部24aの端部に形成された頭部24bとを有している。ハンドル軸24は、頭部24bが入口管部10の内側となるように組み込まれており、これにより円孔13hからの抜けが防止されている。
頭部24bの上下面は、入口管部10の内部において、図5に示した円筒リング手前側
の上下2つの係止部26によって挟み込まれており、これにより、ハンドル軸24の回転に連動して円筒リング25が回転するようになっている。頭部24bの頂面(図示右側の面)は、各係止部26の受け部26bによって押さえられている。
図3に示すように、ハンドル軸24の軸部24aの外周と、円孔13hの内周との間は、軸方向に沿って2つ配置されたOリングR、Rによってシール性が確保されている。軸部24aの外周であって、円孔13hよりも僅かに手前側の部位には、外径が円孔13の内径よりも大きいストップリングRが嵌められており、これにより、ハンドル軸24が入口管部10内にそれ以上押し込まれないようになっている。
ハンドル軸24の手前側には、ハンドル22がビス止めされている。ハンドル22の形状等については特に限定されるものではないが、本実施形態では、図1に示すように、一例として四角形型のハンドル22が用いられている。
次に、上記のように構成された本実施形態のガスメータ吊下げユニット及びガスメータ50の動作について説明する。
まず、図3に示すように、栓体27内のL字型通路が、立下り管部15内の通路と円筒リング25内の通路とに連通している状態では、円筒リング25の外周の横孔25hも手前側の立上り管部11内の通路に連通している。これにより、建物壁に沿う入側配管2(図1参照)からのガスが、奥側の立下り管部15、横行管路13、及び手前側の立上り管部11を経由してガスメータ50の入口51に送り込まれる。
ガスメータ50では、送り込まれたガスがその内部を通過する際に超音波方式により流量が検出され、その検出結果がメータ表示部55に表示される。
ガスメータ50の出口52から送り出されたガスは、出口管部40の手前側の立上り管部41、横行管路43、及び奥側の立下り管路45を経由して出側配管3に送られる。
一方、図3の状態から、例えば、ハンドル22を正面から見て右回り90°回転させると、ハンドル22に連結されたハンドル軸24、その奥の円筒リング25、更にその奥の栓体27が連動して90°回転する。栓体27が図3の状態(開状態)から90°回転することにより、奥側の立下り管部15の通路が栓体27の外周面によって閉塞される。また、この状態では、手前側の円筒リング25も90°回転しているので、手前側の立上り管部11の通路も円筒リング25の外周面によって閉塞されることとなる。これによりガスの流通が阻止される。
ハンドル22を左回り90°回して元の位置に戻すことにより、栓体27内のL字型のガス通路と奥側の立下り管部15の通路とが再び連通し、また、手前側の円筒リング25の横孔25hと手前側の立上り管部11の通路とが再び連通する。これにより、ガスメータ50へガスが再び流れる。
以上説明した本実施形態のガスメータ吊下げユニット1によれば、入口管部10の構成に関し、ガス栓を構成する栓体27を奥側に配置するようにしたため、下記理由により、入口管部10ひいてはユニット1全体の高さが低く抑えられている。
すなわち、図3、図4を参照して上述したように、入口管部10のうち、栓体27が組み込まれる部分(大径部13B)は他の部分(基部13A)の径dと比較してどうしても大径(d)になってしまう。
他方、手前側の立上り管部11は、ユニオンナット18が取り付けられる部位であり、ユニオンナット18の可動域を確保するため、同管部11はある程度の長さとする必要がある。
このような条件のもと、仮に、栓体27を手前側に配置しようとすると、大径部13Bが手前側となり、入口管部10の手前側における高さ寸法が、径dと径dの差分だけ大きくなってしまう。また、大径部13Bの径dに合わせて、ハンドル22を1サイズ大きくする必要もある。そのため、入口管路10の全体としての高さがより高くなってしまう。
これに対して本実施形態の構成によれば、栓体27が組み込まれる大径部13Bを奥側に配置するようにしたので、奥側においてはその高さがやや高くなるものの、手前側においては入口管部10の高さを低くすることができ、その結果、入口管部10全体の高さを抑えることができ、ユニットの小型化を図ることができる。
次に、本実施形態のガスメータ吊下げユニットの構成と、従来の一構成例(特開2005-114524号公報参照)との対比について説明する。
同文献のガスメータ吊下げユニット(ガスメータ支持装置)では、荷重がガスメータ取付け側(手前側)に著しく偏っている。そのため、ガスメータを強固に固定するためには、一次側接続管の下流側端部と二次側接続管の上流側端部とを水平方向に所定距離だけ離れた状態で保持する保持部材に加えて、一次側接続部の上流側端部と二次側接続管の下流側端部とを固定する固定手段を備える必要があった。
これに対して本実施形態の構成では、ガス栓の栓体27が入口管部10の奥側に配置されており、また、ガスメータ50自体も小型のものであるので、ガスメータ取付け側(手前側)が極めて軽量化されている。そのため、支持金具(支持プレート48)は、奥側の両立下り管部15、45のみを支持すればよく、支持金具を大幅に小型化することが可能となる。
ところで、本実施形態のようなテーパ状の栓体27(図3参照)の場合、その外周面と、内孔14奥の内周面(テーパ部14bの内周面)との間に、グリス等を塗布するのが一般的であるが、場合によってはそのグリスが落滴する可能性もある。栓体27が入口管部10の手前側に配置されている場合、そこから落滴したグリスがガスメータ50に到り、ガスメータに悪影響を及ぼす懸念がある。これに対して、本実施形態のように栓体27を奥側に配置する構成とすれば、ガスメータ50にグリスが付着することがないので、ガスメータに悪影響を及ぼすこともない。
なお、上記のような本実施形態の作用効果を得るためには、栓体27が奥側に配置されていればよく、ハンドル22と栓体27を連結するため部材(本実施形態におけるハンドル軸26及び円筒リング25)の形状は種々変更可能である。
例えば、中実丸棒状の連結部材(不図示)を利用して、ハンドル22と栓体27とを連結するようにしてもよい。この場合、上述したような円筒リング25を用いる必要がないため、構造を簡素化することができる点で有利である。但し、この棒状の連結部材の径が大きいと、横行管路13内のガス通路の断面積が小さくなり、ガスメータ50のへのガスの円滑な流れが乱される懸念もあり得る。
そこで、本実施形態のように円筒リング25を用いるようにすれば、下記のような作用効果を得ることができる。すなわち、円筒リング25は薄肉円筒状部材であるので、ガス通路の断面積を大幅に減少させることもなく、通路断面積が十分に確保され、効率的にガスを送ることが可能である。
また、この円筒リング25は、上述したように、ハンドル22を閉位置にした際に、その外周面で手前側の立上り管部11の通路を閉塞する役割も果たしている。このような構成によれば、比較的簡単な構成でガスの漏れをより防止することができる。
本発明のガスメータ吊下げユニットの一形態を示す外観斜視図である。 図1の吊下げユニット及びガスメータの正面図(図2(A))並びに側面図(図2(B))である。 入口管部の内部構成を説明するための断面図である。 入口管部単体の構成を示す断面図である。 円筒リング単体の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・ガスメータ吊下げユニット、2・・・入側配管、3・・・出側配管、10・・・入口管部、11・・・立上り管部、13・・・横行管部、13A・・・基部、13B・・・大径部、13h・・・円孔、14・・・内孔、14a・・・ストレート部、14b・・・テーパ部
15・・・立下り管部、18・・・ユニオンナット、22・・・ハンドル、24・・・ハンドル軸、24a・・・軸部、24b・・・頭部
25・・・円筒リング、25a・・・突出片、25h・・・横孔、26・・・係止部、27・・・栓体、28・・・コイルバネ
40・・・出口管部、41・・・立上り管部、43・・・横行管部、45・・・立下り管部、48・・・支持プレート、50・・・ガスメータ、51・・・入口、52・・・出口、55・・・表示部

Claims (5)

  1. 上方を向いたガスメータ入口及び出口にそれぞれ接続される入口管部及び出口管部と、これら両管部を支持する支持部と、前記入口管部内に組み込まれて同管部内の通路を開閉するガス栓と、を備えるガスメータ吊下げユニットであって、
    前記入口管部は、
    前記ガスメータの入口から立ち上がる手前側の立上り管部と、
    該立上り管部から奥側に延びる横行管部と、
    該横行管部の奥側で立ち下がる立下り管部と、を有するものであって、
    前記ガス栓のハンドルが前記横行管部の手前側に配置されると共に、前記ガス栓の栓体が前記横行管部の奥側に配置されており、前記ハンドルと前記栓体とを繋ぐ連結部材が前記横行管部内を縦断して配置されていることを特徴とするガスメータ吊下げユニット。
  2. 前記連結部材が、前記ハンドルの操作に連動して前記横行管部の内周面に沿って摺動回転する薄肉円筒状の部材であることを特徴とする、請求項1に記載のガスメータ吊下げユニット。
  3. 前記連結部材の円筒側面に、前記手前側の立上り管部の通路に連通する横孔が形成されており、
    前記ハンドルが開位置のときに、該横孔と前記立上り管部内の通路とが連通し、
    前記ハンドルが閉位置のときに、前記横孔と前記立上り管部の通路とが連通しなくなることを特徴とする、請求項2に記載のガスメータ吊下げユニット。
  4. 前記ハンドルと前記円筒状の連結部材とが、
    前記入口管部の円孔に回動自在に支持されて同入口管部の内外に延びるハンドル軸を介して連結されており、
    前記ハンドル軸の外周面と前記円孔の内周面との間にシール手段が嵌め込まれてシール性が確保されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載のガスメータ吊下げユニット。
  5. 請求項4に記載の前記シール手段が耐火性パッキンであることを特徴とするガスメータ吊下げユニット。
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