JP2008064357A - 熱交換器用フィルターユニット - Google Patents
熱交換器用フィルターユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008064357A JP2008064357A JP2006240889A JP2006240889A JP2008064357A JP 2008064357 A JP2008064357 A JP 2008064357A JP 2006240889 A JP2006240889 A JP 2006240889A JP 2006240889 A JP2006240889 A JP 2006240889A JP 2008064357 A JP2008064357 A JP 2008064357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- filter unit
- heat exchanger
- corrugated plate
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
【課題】ライナーと波板とで形成される流路内における空気の通過時間を長くでき、隣り合うフィルター間に存在するライナーを挟んで行なわれる流体間の熱交換効率を向上を図ることのできる熱交換器用フィルターユニットを提供する。
【解決手段】透湿性のある紙で作られたライナー2と、透湿性のあるクレープ紙で作られた波板3とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルター1を上下方向に隣り合うフィルター1の段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着してなる。
【選択図】図1
【解決手段】透湿性のある紙で作られたライナー2と、透湿性のあるクレープ紙で作られた波板3とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルター1を上下方向に隣り合うフィルター1の段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱交換器用フィルターユニットに関するものである。
従来の熱交換器用フィルターユニットとして、例えば特許文献1に記載されているような熱交換器用フィルターユニットが知られている。この特許文献1に記載されている熱交換器用フィルターユニットは、通気性ならびに透湿性のある材料で作られたフラットなライナーと同じく通気性ならびに透湿性のある材料で作られた波板とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルターを上下方向に隣り合うフィルターの段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層してなるものである。
特開2005−201502号公報
上記特許文献1に記載の熱交換器用フィルターユニットの場合、一般的にはライナーや波板はフラットな材料で作られており、特に空気との接触が多い波板の表面が平滑であると、空気がライナーと波板とで形成される流路内を殆んどストレートな状態で流れることになり、熱交換効率を向上させるのに限界があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、ライナーと波板とで形成される流路内における空気の通過時間を長くでき、熱交換効率を向上を図ることのできる熱交換器用フィルターユニットを提供することにある。
本発明の請求項1に記載の熱交換器用フィルターユニットは、透湿性のある紙で作られたライナーと、透湿性のあるクレープ紙で作られた波板とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルターを上下方向に隣り合うフィルターの段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着してなることを特徴とする。
以上のように、本発明の熱交換器用フィルターユニットは、クレープ紙で作られた波板の皺の凹凸により、ライナーと波板とで形成される流路内の気流が層流ではなく乱流となり、また波板の皺の凹凸により波板との空気の接触面積が大きくなり、隣り合うフィルター間に存在するライナーを挟んで行なわれる流体間の熱交換効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図4を用いて具体的に説明する。
図において、1は透湿性のあるフラットな紙で作られたライナー2と、同じく透湿性のあるクレープ紙(皺のよっている紙)で作られた波板3とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルターで、このフィルター1を上下方向に隣り合うフィルター1の段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着して熱交換器用フィルターユニットを作製している。なお、最下部に位置するフィルター1の下端にはそのフィルター1のライナー2が存在するのであるが、最上部に位置するフィルター1の波板3の上端にはライナー2が存在しないので、ライナー2と同材料で作られたライナー4を接合させている。
図において、1は透湿性のあるフラットな紙で作られたライナー2と、同じく透湿性のあるクレープ紙(皺のよっている紙)で作られた波板3とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルターで、このフィルター1を上下方向に隣り合うフィルター1の段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着して熱交換器用フィルターユニットを作製している。なお、最下部に位置するフィルター1の下端にはそのフィルター1のライナー2が存在するのであるが、最上部に位置するフィルター1の波板3の上端にはライナー2が存在しないので、ライナー2と同材料で作られたライナー4を接合させている。
上記構成において、クレープ紙で作られた波板3の皺の凹凸により、ライナー2と波板3とで形成される流路内の気流が層流ではなく乱流となり、また波板3の皺の凹凸により波板3との空気の接触面積が大きくなり、隣り合うフィルター1間に存在するライナー2を挟んで行なわれる流体間の熱交換効率を向上させることができる。
なお、図面に示す実施の形態ではライナー2,4はフラットな紙で作られているが、このライナー2,4を波板3と同様にクレープ紙で作るようにしても良い。
1 フィルター
2 ライナー
3 波板
4 ライナー
2 ライナー
3 波板
4 ライナー
Claims (1)
- 透湿性のある紙で作られたライナーと、透湿性のあるクレープ紙で作られた波板とを接着剤を用いて接合した片面段ボール状のフィルターを上下方向に隣り合うフィルターの段目の方向が互いに直交する方向に向くように多数枚積層接着してなることを特徴とする熱交換器用フィルターユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240889A JP2008064357A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 熱交換器用フィルターユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240889A JP2008064357A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 熱交換器用フィルターユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008064357A true JP2008064357A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39287230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006240889A Pending JP2008064357A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 熱交換器用フィルターユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008064357A (ja) |
-
2006
- 2006-09-06 JP JP2006240889A patent/JP2008064357A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4994450B2 (ja) | 熱交換素子およびその製造方法ならびに熱交換器および熱交換換気装置 | |
WO2010125644A1 (ja) | 全熱交換素子 | |
JP5042310B2 (ja) | 熱交換素子およびその製造方法ならびに熱交換換気装置 | |
WO2008126372A1 (ja) | 熱交換素子 | |
JPH09152292A (ja) | 熱交換素子 | |
TWI421460B (zh) | Heat exchange element | |
JP4928295B2 (ja) | 顕熱交換素子 | |
JP4466156B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP3731114B2 (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JP2008064357A (ja) | 熱交換器用フィルターユニット | |
JP2008070070A (ja) | 全熱交換器 | |
JP2012141121A (ja) | 全熱交換素子 | |
JP2017062094A (ja) | 熱交換素子 | |
KR101443053B1 (ko) | 현열 교환 소자 | |
KR100732375B1 (ko) | 굴곡전열유로를 구비한 환기장치 | |
JP2005326068A (ja) | 熱交換器用プレート及び熱交換器 | |
JP6430089B1 (ja) | 熱交換素子、熱交換換気装置及び熱交換素子の製造方法 | |
JP2005201502A (ja) | 熱交換器用フィルターユニット | |
JP6893686B2 (ja) | 高性能低圧損静止型全熱交換素子の製法 | |
JP2010151344A (ja) | 全熱交換器 | |
CN110573823A (zh) | 流路板、热交换元件、热交换换气装置和流路板的制造方法 | |
KR20090094982A (ko) | 열교환기용 필터 유닛 | |
JP4312640B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
KR20080071058A (ko) | 열교환장치용 격막 부재 및 이를 이용한 열교환장치 | |
JP3125449U (ja) | 対向流型熱交換素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080430 |