JP2008063823A - アオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置 - Google Patents

アオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
閉鎖水域に対してアオコ藻類対策と、水面浮遊物回収とを1つの浮体装置で効果的に行えるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置を提供する。
【解決手段】
水面に浮遊するごみ回収及びアオコ藻類増殖防止のための回収船2であって、水面に浮遊するごみ及びアオコ藻類を流入させる流入口7と、その流入口7から取り入れたごみ及びアオコ藻類を含む水を流す水路ダクト12と、この水路ダクト12内のごみ及びアオコ藻類を含む水を水路ダクト12に沿って移動させる流動発生用装置(吹送設備)13と、水路ダクト12内を流れる水に水中超音波を照射してアオコ藻類細胞の非活性化を進行させる水中超音波発射用振動子8と、水路ダクト12内の流れからごみを分離回収する回収かご5とを備え、回収かご5は外部の運搬搬送集約設備によって搬送可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダム、湖沼、河川、運河、河口域、港湾水域などの閉鎖水域の水質環境保全、水面清掃、アオコ藻類増殖防止対策など、閉鎖水域の水質を管理するために、閉鎖水域に対してアオコ藻類増殖防止を行うとともに、閉鎖水域の水面から浮遊物を回収する浮体装置に関する。
閉鎖水域には、浮遊ごみ、落ち葉、枯草、小動物の死骸などを含む多量の表層ごみ類が集積することも多く、これらを除去する必要に迫られることがしばしば生ずる。更に、高水温期に藍藻類やアオコ藻類(これらを本発明ではアオコ藻類と総称する)が異常発生して水面を覆う事態がしばしば生じて利水上また、水質環境上、極めて厄介で深刻な問題となる。このような場合の対処として、従来、表層ごみ類は、陸上から回収機、起重機などを差し伸べ、或いは、汎用又は専用のごみ回収船を航行させて回収し、水面を覆ったアオコ藻類に対しては硫酸銅溶液などの殺藻剤を水面に散布して殺藻し、増殖を抑制し、或いは、専用のアオコ回収船を出動させてポンプ装置でアオコ層を吸引し、脱水処理を行って回収したアオコを産業廃棄物処理へ回す、というような各種の対策が施されて来た。このうち、化学薬剤を散布してアオコ藻類を殺藻するやり方は、将来に亘る水系、地球生態系に与える影響の観点から、今後は、藻類抑制対策技術から除外される必要がある。
特に、アオコ藻類の回収については、アオコ藻類の発生原因の排除まで踏み込む対策ではなかったため、アオコ藻類を回収しても回収しても次々に発生するアオコ・プランクトンの増殖現象に立ち向かうという、いつ果てるとも知れないという作業である。このように発生したらその都度回収するというだけでは除去効果は低い。ごみ回収も表層アオコ藻類回収も、浮遊物の回収という点では類似の概念ではあるが、両者は回収技術の要点が大きく異なるため、ごみ回収はごみ回収船、アオコ藻類の回収にはアオコ回収船、というように、別々の考え方による異なる機械装置を装備した作業船が使用され、類似使用箇所に対しても、応用や流用というようなことが考えられることなく、個々別々に投資が行われて来ているのが実情である。
以下、従来のごみ回収船、及びアオコ回収船の例を図6から図9によって説明する。図6と図7はごみ回収船の例を示す概略図である。先ず図6において、31はごみ回収水面、32はごみ回収船、33はごみ回収船の操縦室、34は水上の浮遊ごみ類、35は回収されたごみ類を受け入れるごみ回収かご、36はごみ回収かご35をごみの収集などに際して昇降させるために使用するクレーンなどの昇降装置、37は水面ごみを船上に取り込むのに用いる動力コンベア式回収ネットなどのごみ回収装置を示している。図6のごみ回収船32は、閉鎖水域に漂着・集積し、あるいは漂流している浮遊ごみ34を船体に装備されたごみ回収装置37で船上に採り上げ、その後、陸上へ回収するやり方である。
図7において、38はごみ回収船を移動させるための推進器装置であり、39はごみ揚収槽で、ごみ回収かご35が満杯になったときにごみ回収かご35の内容物を収集するためのものである。その他の構成は図6に示すものと同等であり、対応する部分には同じ符号を付してあり、その説明を省略する。図7のごみ回収船32は、双胴型の船体の前方からごみ回収船32の推進力、或いは補助空気ジェット、或いは補助水ジェットなどの水流発生装置を操作して双胴間にごみを流れ込ませ、それを水面下でごみ回収かご35で受け止め、吊り上げ装置や昇降装置を用いて船上へ回収し、その後陸上へ回収する。これらの図6,7に示すごみ回収船は単機能的であり、投資効果が低い。
次に、図8と図9は従来のアオコ回収船の例を示す概略図である。先ず図8は応急的に有り合わせの機材を用いた最も簡単なアオコ回収船の例を示している。図8において、41は部分的にアオコのスカム(scum; 薄皮)発生が見られる閉鎖水域の水面、42はアオコ回収船(小型ボート)、43は水上に発生しているアオコ・スカム、44は水上からアオコ・スカム吸引装置45によって回収されたアオコ水を回収タンク46へ送り込むためのアオコ水ホース、47はアオコ回収船42を移動させるための推進装置、48は船上でアオコ・スカム吸引装置45に動力を供給するための発電機装置を示している。
図8の回収船により、閉鎖水域に漂着・集積している、或いは、表層にスカム状に集積した「水の華」状態のアオコ藻類を、船上から専用の吸引装置45を水面に降ろして船上の回収タンク46に回収し、浮上分離法、或いは脱水などの操作を行った後、陸上へ回収する。しかしながら、このやり方は単機能型であり、投資効果が高いとは言えない。
次に、図9に示すアオコ回収船において、52はアオコ回収機器を搭載したアオコ回収船(デッキバージ)を示している。53はアオコ水ホースを示し水上からアオコ・スカムを吸引装置54によって回収されたアオコ水を浮上分離槽55へ送り込む。56はアオコ回収船52上の動力を供給するためのエンジン発電機室、57は水面上のアオコ・スカムを吸い上げるための真空ないし減圧槽、58はアオコ水の吸い上げと配送のための管路切り替えに用いる真空ポンプ並びに切り替えバルブ制御部、59は浮上分離された濃縮アオコ水を貯留するアオコ回収タンク、60はアオコ・スカム吸引装置54を吊上げて位置を調節するブームを示している。61はアオコ回収機器を搭載したアオコ回収船52を水上移動させるための曳船である。
このアオコ回収船52によると、閉鎖水域に集積したアオコ藻類を吸引装置54によって船上にポンプアップし、固液混相の回収液に浮上分離法、脱水などの操作を行なった後、濃縮されたアオコ水、ないしアオコ藻類を脱水ケーキ状にするなどして陸上に回収する。このやり方に基いて単機能型の装置とするのは、投資効率が高いとは言えない。
また、閉鎖水域内に集積した「水の華」状態のアオコ藻類を含んだ水を、高圧ポンプで吸引・加圧し、高圧ノズルから噴射して固体壁に衝突させ、その際に生ずる衝撃圧効果によってアオコ・プランクトンを非活性化し、親株プランクトンの非活性化を通じて、異常発生の抑制に繋がるようにすることも考えられるが、高圧ポンプ、高圧ノズル噴射、固体衝撃に必要な大口径、大流量の連続高圧噴射を実現することが極めて困難であり、この点に制限条件が存在するため、大型湖沼などに対して大容積のアオコ水を処理するに当たっては必ずしも適する技術とは言えない。
或いは、閉鎖水域内に集積した「水の華」状態のアオコ藻類を、水流発生機構を備えた装置により容器内に導き、超音波を照射して藻類を非活性化し、以後の大増殖、異常大発生を抑制し、水域における「水の華」状態のアオコ藻類の発生を物理的に抑制することも考えられる。このやり方は、際限なく増殖を繰り返す状況の中で単なるアオコ回収を繰り返す場合の効果を大きく上回るアオコ除去効果を発揮する。しかしながら、これを単機能型の装置として運用することは、費用対効果に優れた対策とは言えない。
以上のように、従来考えられている閉鎖水域におけるアオコ藻類対策と、水面浮遊物回収策は、それぞれ個別に行われていて、大部分が重複投資であり、技術的、コスト面で不利であるにも拘わらず、従来この難点について全く指摘されておらず、多目的利用化による機種削減、そのコスト面での有利性も従来全く試みられたことがない。このやり方を継続すれば、水域管理機関では、終始多重投資が強いられることになり、社会的にも、環境対策上からも改善すべき余地が大きい。従来のように、ごみ回収をごみ回収専用作業船に頼り、アオコ回収作業をアオコ回収専用作業船で行うというだけでは、重複投資が大きいという難点だけでなく、予防対策的な技術が全く加味されておらず、アオコ藻類の爆発的な増殖に対しては爆発的な必要作業量の増加に泣くだけであり、対策としての知恵や科学的技術は事実上入っていないに等しい。
一方、アオコ藻類の防除対策に本格的に取組むには、水中の窒素N、リンPの削減こそが原理的な正攻法であり、本来これに取組む必要があることは十分よく知られているのであるが、この正攻法で問題を解決できる低コストの技術は、未だ実用から程遠い将来の夢にすぎないというのが現状である。従って、アオコ藻類の爆発的大発生を抑制し、回収作業を効果的、かつ、低コストで低減させることができる現実的な技術が求められている状況にある。
以上、説明したように、閉鎖水域の表層ごみを回収するために専用のごみ回収船、ならびに大発生したアオコ藻類を回収するための専用アオコ回収船の双方を別個に投資調達して管理、運用することは、事業的にも社会的にも大きな重複投資であり、閉鎖水域の水質管理上、非常に大きな問題であり、更に、従来のように単にアオコ藻類を回収するだけでは費用対効果が低く、技術的改善が必要である。
本発明は、閉鎖水域に対して別個に行われている従来のアオコ藻類対策と、水面浮遊物回収とを1つの浮体装置で効果的に、かつ、低コストで行うことができるように考えられたアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置を提供することを課題としている。
前記した課題を解決するため本発明は、水面に浮遊するごみ回収及びアオコ藻類増殖防止のための浮体装置であって、水面に浮遊するごみ及びアオコ藻類を流入させる流入口と、同流入口から取り入れたごみ及びアオコ藻類を含む水を流す水路ダクトと、同水路ダクト内のごみ及びアオコ藻類を含む水を同水路ダクトに沿って移動させる流動発生用装置と、前記水路ダクト内を流れる水に水中超音波を照射してアオコ藻類細胞の非活性化を進行させる水中超音波発射装置と、前記水路ダクト内の流れからごみを分離回収する回収かごとを備え、前記回収かごは外部の運搬搬送集約設備によって搬送可能に構成されていることを特徴とするアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置を提供する。
本発明によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置においては、前記水路ダクト内にオゾン・エアレーションを行うためのオゾン発生装置を備えた構造とすることができる。
本発明によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置においては、前記水中超音波発射装置による超音波照射箇所における前記水路ダクトの鉛直断面積が大きくされアオコ水の通過流速を減らし、アオコに対する超音波照射時間を確保して超音波殺藻効果を高揚する構造とするのが好ましい。
本発明による前記したアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置においては、前記水路ダクトが水面下に配置され、前記回収かごへのごみの分離回収が水面下で行われる構造としても、或るいは、前記水路ダクトが自由水面を保持する位置に配置され、前記回収かごへのごみの分離回収が自由水面を保持する状態で行われる構造とすることができる。
本発明によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置によれば、閉鎖水域におけるアオコ藻類と浮遊するごみを流入口から水路ダクトに取り入れて1つの浮体装置でごみを回収除去するとともに、水路ダクト内を流れる水に水中超音波発射装置から水中超音波を照射してアオコ藻類細胞の非活性化を進行させることによって、その後のアオコ藻類の増殖を防ぐことができる。
また、本発明の装置によれば、回収かごによって水路ダクト内の流れから分離して回収されたごみは、その回収かごを外部の運搬搬送集約設備によって搬送することが可能である。
このように、本発明においては、際限なく増殖を続けるアオコ細胞に対し、既存の技術を適用してアオコ増殖の基となる親株細胞を殺藻することによってアオコ藻類の増殖を抑制することを可能とし、これにより、いつ果てるとも知れず無制限に必要となるアオコ回収作業が、アオコの異常発生の抑制、必要なアオコ回収作業の僅少化という非常に効果的な対策の実行に取って代わることとなり、閉鎖水域の水質管理上、注目すべき改善が達成されることになる。こうして本発明によれば、従来個別に行われていた「アオコ増殖対策」と「ごみ回収」の2分野の目的に対する作業を、単一の浮体装置によって同時に実行できることとなる。これは重複投資を排除し得るだけでなく、閉鎖水域の水質管理上、アオコ回収作業量の大幅削減という従来のアオコ回収では全く達成することが出来なかった機能を達成可能とし、水域環境保全上、大きな改善をもたらすことが出来る。
ダム、湖沼であれ、或いは港湾であれ、公園池でも、ごみ回収やアオコ防除を必要とするような閉鎖水域は、大なり小なり細菌・大腸菌類に汚染されているのが実態である。一方、このような水域、海域では、水辺の親水空間を設けた施設に連なる計画も増えており、公衆衛生施設上から水域の防疫管理も非常に重要となる。本発明によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置において、オゾン・エアレーションを行うオゾン発生装置を備えた構造としたものでは、ごみ回収やアオコ防除を実行すると同時に、有機汚濁物質の酸化・分解、ならびに水域内の細菌・大腸菌群数類の低減の促進を併せ行う事によって、水域の防疫対策まで同時に実行できることとなり、従来この対策を直接実行できる装置、手段が特に無かっただけに、本発明は該分野にも新たに、積極的に貢献するものとなる。
本発明によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置において、前記水中超音波発射装置による超音波照射箇所における前記水路ダクトの流路断面積が大きくされた構造としたものでは、超音波照射箇所における水路ダクト内の水流が減速され、超音波殺藻のための超音波照射時間が十分に取られて超音波殺藻効果を高揚することができる。
更に、本発明におけるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置において、前記水路ダクトを水面下に配置し、前記回収かごへのごみの分離回収が水面下で行われる構造としたものでは、水路ダクト内を移送される物に対して全て水中で水中超音波発射装置からの水中超音波を照射してアオコ藻類細胞の非活性化を進行させることによって、その後のアオコ藻類の増殖を防ぐことができる。また、前記水路ダクトが自由水面を保持する位置に配置され、前記回収かごへのごみの分離回収が自由水面を保持する状態で行われる構造としたものでは、比較的浮力の大きな水面ごみを浮力に抗して水中へ引き込んで移送しることなしに、水面ごみは浮上した状態のまま水面を経由してごみ回収かごへ送り込んで効率よく分離して回収することができる。
以上説明したように、本発明におけるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置によれば、アオコ藻類対策と、水面浮遊物回収とを1つの浮体装置で効果的に、かつ、低コストで行うことができ、本発明による装置で回収かごによって水路ダクト内の流れから分離して回収されたごみは、その回収かごを外部の運搬搬送集約設備によって移動し、必要に応じてトラックなどで簡便に陸送することができ、従来の大型船を含むアオコ回収船や大型ごみ回収船に比べ随所で簡便に便宜を提供することが可能である。
以下、図1によって本発明の実施の形態について具体的に説明する。
(第1実施例)
図1において、1は閉鎖水域における水面を示し、水面1上には浮遊ごみ或いはアオコ・スカムないしこれらの混合物4が浮遊している。2は本発明の第1実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船を示しており、このアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2は、操艇操舵室3、回収されたごみ類を受け入れるごみ回収かご5、推進器装置6を備えている。ごみ回収かご5は、これに回収されたごみを船外へ回収するのに、図示のように、別基礎のクレーン(図示していない)などにより吊り上げ可能になっている。
7は、ごみ回収口ならびにアオコ水吸入口としての流入口(吸引口)であって、この流入口7には、後記するように本回収船2を長さ方向に伸びて設けられた吸引水路、送水ダクトからなる水路ダクト12が一体に接続されており、流入口7から吸引したごみ、アオコ水などは、その水路ダクト12を通って、流入口7と反対側の吐出口から吐き出されるとともに、吐き出されたごみなどは、ごみ回収かご5に受け入れられる構成となっている。
8は複数個の水中超音波発射用振動子、9はごみ、アオコ水を水路ダクト12に沿って送るための動力源及びそれを用いた水ポンプを内臓する設備、10は水路ダクト12中にオゾン・エアレーションを行うためのオゾン発生装置、11は以上の船上の装置の発停制御のための動力制御盤である。
次に、図2によって、このアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2に設けられている水路ダクト12について説明する。図2の(a)に示すように、水路ダクト12は、回収船2の長さ方向に伸びて設けられており、閉鎖水域1の静止水面のレベルに設けられた流入口7に続く水路ダクト12は、水面下に伸び、流入口7から吸引されたごみ、アオコ水などを水面下の水路ダクト12を通して導かれるように構成されている。水路ダクト12を通ったごみ、アオコ水などは水路ダクトの後端から出てごみ回収かご5内へ吐き出され、ごみがごみ回収かご5に回収され、水は回収かご5の網目を通して水中に排出されるように構成されている。なお、図2には水中超音波振動子8とオゾン発生装置10の図示を省略してある。
動力源及びそれを用いた水ポンプを内臓する設備9からの加圧水は、加圧水管又は耐圧ホース14を通して、流動発生用ジェット噴射ノズル装置などの吹送設備13に送られる。この吹送設備13としての流動発生用ジェット噴射ノズル装置としては、特許第2911078号、第3267904号及び第329008号に示されたような構成の設備を用いることができる。水路ダクト12の断面が(b)図に示してあり、流入口7部分であるA−A断面、吹送設備13の前のB−B断面、吹送設備13の後のC−C断面と順に断面が小さくなっており、水路ダクト12内の流速は後流で大きくされて最大流速で吐き出される。
本実施例のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2によれば、ごみ回収の実施と同時にアオコ増殖の基となる親株細胞の非活性化(物理殺藻)が可能となり、これによって、高水温期を中心にして発生を繰り返す藍藻類アオコプランクトンの大増殖を積極的に抑制し、アオコの異常大発生の要因が排除される。これによって、いつ果てるとも知れなかったアオコ回収の必要頻度を劇的に下げ得るとともに、アオコ回収の不要化に近づけることができる。更に、このアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2を採用することにより、内外に多数存在している従来型のごみ回収船、アオコ回収船に期待されている単機能の単なる多機能化に止まらず、ごみ回収、アオコ回収の必要性に対して行われる対策技術における費用対効果を著しく向上させ、水域環境保全に大きく貢献することが可能となる。
(第2実施例)
次に、図3に示した第2実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2の水路ダクト12について説明する。図3の(a)に見られるようにこの第2実施例による回収船2における水路ダクト12も、流入口7から吸引したごみ、アオコ水などは水面下を通るように設けられており、水路ダクト12を通ったごみ、アオコ水などは水路ダクト12の後端からごみ回収かご5の内部へ吐き出されてごみ回収かご5内に至り、ごみがごみ回収かご5に回収された後、水はごみ回収かご5の網目を通って水中に排出されるように構成されている。水路ダクト12の断面が(b)図に示してあり、流入口7部分であるA’−A’断面(断面積a)、吹送設備13の位置でのB’−B’断面(断面積b)、吹送設備13の後のC’−C’断面(断面積c)、ごみ回収かご5に出る前のD’−D’断面(断面積d)は図示のとおりで、(c)図の流路断面積に見られるように吹送設備13の位置におけるB’−B’断面付近で断面積が大きくなっている。これによって、水路ダクト12内の流速をこの付近で減速させて、水中超音波振動子8による超音波殺藻のための超音波照射時間の余裕をとり、超音波殺藻効果を高揚させるようにしている。その他の構成は第1実施例における構成と実質同じであり、対応する部分に同じ符号を付してあり、それらについての説明は省略する。この第2実施例のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2によれば、水中超音波振動子8による超音波殺藻を高めているため、第1実施例におけるアオコ回収の不要化に向けての効果を一段と高めることができるものとしている。
(第3実施例)
次に、図4に示した第3実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2における水路ダクト12について説明する。先の実施例による回収船に対して、この第3実施例による回収船2に見られる大きな相違点は、先の実施例の回収船における流入口7の後の水路ダクト12が静水面1の下に入り、ごみの放流が水面下となっているのに対し、この実施例3の回収船における水路ダクト(吹送溝)12内を流れるごみ、アオコを含む水流が、終始、自由表面を有し、水路ダクト12の最下流端の吐出口も水面を有する吐出流となっている点である。
第1実施例及び第2実施例では、水面付近に浮遊するごみを、動力源及び水ポンプを備えた設備9から加圧水管又は耐圧ホース14を通して導かれる加圧水により作動する流動発生用ジェット噴射ノズル装置などの吹送設備13による吸引流によって水面下に引き込んで送流する構成のものであったが、この第3実施例では比較的浮力の大きな水面浮上ごみを浮力に抗して水中に引き込んで送流することをせずに、水面浮上ごみは浮上したまま樋状の漏斗型溝の構造となっている水路ダクト12内の水面を経由してごみ回収かご5に送り込まれることになる。
その他の構成は先の実施例における構成と実質同じであり、対応する部分に同じ符号を付してあり、それらについての説明は省略する。図4には水中超音波振動子8を図示していないが、本実施例3においても先の実施例におけると同様の作用を行わせるために、水中超音波振動子8を装備している。
この第3実施例のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2によれば、比較的浮力の大きな水面浮上ごみは浮上したまま樋状の漏斗型溝内の水面を経由してごみ回収かごに送り込んで容易に回収することができ、先の実施例と同様、アオコ回収の不要化に向けての効果を一段と高めることができるものとしている。
(第4実施例)
次に、図5に示した第4実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2について説明する。この第4実施例の回収船は、先の第3実施例による回収船に比して、ごみ、アオコ水を水路ダクト(吹送溝)12に沿って吹送するための動力源及び水ポンプを備えた設備9から加圧水管又は耐圧ホース14を通して導かれる加圧水により作動する流動発生用ジェット噴射ノズル装置などの吹送設備13が、水路ダクト(吹送溝)12に沿ってタンデム状に2セット装備されている。この吹送設備13のタンデム化の目的は、水路ダクト(吹送溝)12に沿うごみ、アオコ水の送流力を強化することである。
その他の構成は先の実施例における構成と実質同じであり、対応する部分に同じ符号を付してあり、それらについての説明は省略する。図5にも水中超音波振動子8を図示していないが、本実施例においても先の実施例におけると同様の作用を行わせるために、水中超音波振動子8を装備している。
この第4実施例のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船2によれば、比較的浮力の大きな水面浮上ごみは浮上したまま樋状の漏斗型溝内の水面を経由してごみ回収かごに送り込んで容易に回収することができ、先の実施例と同様、アオコ回収の不要化に向けての効果を高めることができるものとしている。
以上、本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらに何ら限定されることなく実施することができる。
例えば、上記した第2実施例から第4実施例のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船では、水路ダクト12中にオゾン・エアレーションを行うためのオゾン発生装置10の装備を示していないが、これらの回収船においても、第1実施例による回収船におけると同様に、水路ダクト12中にオゾン・エアレーションを行うためのオゾン発生装置を装備することができる。
また、水路ダクト12の構成やその各部での断面形状、断面積の大きさは、図示したもの以外に必要に応じて種々の組み合わせて使用したものとすることが可能である。
本発明の第1実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船を示す説明図。 図1の回収船2に設けられている水路ダクト12の配置構成を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は各部の断面形状を示す断面図。 本発明の第2実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船における水路ダクト12を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は各部の断面形状を示す断面図、(c)は水路ダクト12における流路断面積を示す線図。 本発明の第3実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船における水路ダクト12を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は各部の断面形状を示す断面図。 本発明の第4実施例によるアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船における水路ダクト12を示す説明図で、(a)は側面図、(b)は平面図。 従来の閉鎖水域におけるごみ回収船の構成例を示す説明図。 従来の閉鎖水域におけるごみ回収船の他の構成例を示す説明図。 従来の閉鎖水域におけるアオコ回収船の構成例を示す説明図。 従来の閉鎖水域におけるアオコ回収船の他の構成例を示す説明図。
符号の説明
1 閉鎖水域
2 アオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収船
3 操艇操舵室
4 浮遊ごみ或いはアオコ・スカムないしこれらの混合物
5 ごみ回収かご
6 推進器装置
7 流入口(吸引口)
8 水中超音波発射用振動子
9 動力源及びそれを用いた水ポンプを内臓する設備
10 オゾン発生装置
11 動力制御盤
12 水路ダクト
13 流動発生用ジェット噴射ノズル装置などの吹送設備
14 加圧水管又は耐圧ホース
31 ごみ回収水面
32 ごみ回収船
33 ごみ回収船の操縦室
34 水上の浮遊ごみ類
35 ごみ回収かご
36 クレーンなどの昇降装置
37 動力コンベア式ごみ回収装置
38 推進器装置
41 閉鎖水域の水面
42 アオコ回収船(小型ボート)
43 水上に発生しているアオコ・スカム
44 アオコ水ホース
45 アオコ・スカム吸引装置
46 回収タンク
47 推進装置
48 発電機装置
52 アオコ回収船(デッキバージ)
53 アオコ水ホース
54 アオコ・スカム吸引装置
55 浮上分離槽
56 エンジン発電機室
57 真空ないし減圧槽
58 真空ポンプ並びに切り替えバルブ制御部
59 アオコ回収タンク
60 ブーム
61 曳船

Claims (5)

  1. 水面に浮遊するごみ回収及びアオコ藻類増殖防止のための浮体装置であって、水面に浮遊するごみ及びアオコ藻類を流入させる流入口と、同流入口から取り入れたごみ及びアオコ藻類を含む水を流す水路ダクトと、同水路ダクト内のごみ及びアオコ藻類を含む水を同水路ダクトに沿って移動させる流動発生用装置と、前記水路ダクト内を流れる水に水中超音波を照射してアオコ藻類細胞の非活性化を進行させる水中超音波発射装置と、前記水路ダクト内の流れからごみを分離回収する回収かごとを備え、前記回収かごは外部の運搬搬送集約設備によって搬送可能に構成されていることを特徴とするアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置。
  2. 前記水路ダクト内にオゾン・エアレーションを行うためのオゾン発生装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置。
  3. 前記水中超音波発射装置による超音波照射箇所における前記水路ダクトの流路断面積が大きくされ超音波殺藻効果を高揚する構造となっていることを特徴とする請求項1に記載のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置。
  4. 前記水路ダクトが水面下に配置され、前記回収かごへのごみの分離回収が水面下で行われる構造となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置。
  5. 前記水路ダクトが自由水面を保持する位置に配置され、前記回収かごへのごみの分離回収が自由水面を保持する状態で行われる構造となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のアオコ藻類増殖防止型水面浮遊物回収浮体装置。
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