JP2008062729A - プログラム及びシミュレーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シミュレーション装置1では、旅客管理部110が、行動属性毎に出現駅と目的駅との組合せ毎の旅客の出現確率を定義した旅客出現確率テーブル522に従って、行動属性及び目的駅が設定された旅客を各駅に出現させる。そして、出現させた旅客それぞれの行動を当該旅客に設定した乗継計画に従って制御するとともに、各旅客に設定されている乗継計画を、各駅間の最適な列車乗継を格納した列車乗継データ614を基に逐次更新する。また、運行制御部120が、予め定められた計画ダイヤに従い、各駅における旅客それぞれの列車の乗降によって生じる遅延等を算出して各列車の運行を制御する。そして、列車乗継作成部130が、列車の運行に伴い、その時点での各駅間の最適な列車乗継を算出して列車乗継データ614を更新する。
【選択図】図1
Description
シミュレーション時刻を時々刻々と計時する計時手段(例えば、図1のCPU100;図26のステップA1,A21)、
各列車の各駅の着発時刻を少なくとも含む運転時刻が定義された所与のダイヤデータに基づき、前記計時手段の計時開始時刻において所定の最適乗継条件を満足する各駅間の列車乗継を算出する計時開始時点列車乗継算出手段(例えば、図1の列車乗継作成部130;図26のステップA7)、
前記算出された各駅間の列車乗継を最新の列車乗継(例えば、図6の列車乗継データ614)として記憶する最新列車乗継記憶手段(例えば、図1のRAM600)、
前記計時手段により計時されるシミュレーション時刻に従って、前記ダイヤデータに沿った各列車の仮想的な運行を制御する列車仮想運行制御手段(例えば、図1の運行制御部120;図29のステップD5、図30のステップE21)、
前記計時手段により計時されている現在のシミュレーション時刻において、前記列車仮想運行制御手段により運行された何れかの列車が何れかの駅へ到着又は発車したことを検出する着発発生検出手段(例えば、図1の運行制御部120;図29のステップD1、図30のステップE1)、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅を起点とし他の駅を目的駅とする前記最適乗継条件を満足する列車乗継を当該駅間の最新の列車乗継として算出し、前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている該当する駅間の列車乗継を更新する最新列車乗継更新手段(例えば、図1の列車乗継作成部130;図29のステップD9、図3のステップE7)、
出発駅と目的駅とを設定した仮想旅客を当該出発駅に逐次出現させる旅客出現手段(例えば、図1の旅客管理部110;図26のステップA11)、
前記旅客出現手段により新たな仮想旅客が出現された場合に、当該仮想旅客の列車乗継として、当該出現時点において前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている当該仮想旅客の出発駅と目的駅間の列車乗継を設定する旅客別列車乗継設定手段(例えば、図1の旅客管理部110;図28のステップC5)、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客及び着発した当該列車に乗車している仮想旅客それぞれに設定されている列車乗継のうち、当該駅を起点とした当該仮想旅客の目的駅までの列車乗継を、前記最新列車乗継に記憶されている当該駅間の列車乗継に更新する旅客別列車乗継更新手段(例えば、図1の旅客管理部110;図29のステップD11、図30のステップE9)、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、前記旅客別列車乗継更新手段により更新された列車乗継に従って、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客の着発した当該列車への乗車適否、及び、当該列車に乗車していた仮想旅客の降車適否を判定して、当該仮想旅客の当該列車に対する乗降を制御する仮想旅客乗降制御手段(例えば、図1の旅客管理部110;図30のステップE11)、
前記仮想旅客乗降制御手段の乗降制御に従って、各列車に乗車している仮想旅客を管理する乗客管理手段(例えば、図1の旅客管理部110)、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム(例えば、図1のシミュレーションプログラム510)である。
シミュレーション時刻を時々刻々と計時する計時手段と、
各列車の各駅の着発時刻を少なくとも含む運転時刻が定義された所与のダイヤデータに基づき、前記計時手段の計時開始時刻において所定の最適乗継条件を満足する各駅間の列車乗継を算出する計時開始時点列車乗継算出手段と、
前記算出された各駅間の列車乗継を最新の列車乗継として記憶する最新列車乗継記憶手段と、
前記計時手段により計時されるシミュレーション時刻に従って、前記ダイヤデータに沿った各列車の仮想的な運行を制御する列車仮想運行制御手段と、
前記計時手段により計時されている現在のシミュレーション時刻において、前記列車仮想運行制御手段により運行された何れかの列車が何れかの駅へ到着又は発車したことを検出する着発発生検出手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅を起点とし他の駅を目的駅とする前記最適乗継条件を満足する列車乗継を当該駅間の最新の列車乗継として算出し、前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている該当する駅間の列車乗継を更新する最新列車乗継更新手段と、
出発駅と目的駅とを設定した仮想旅客を当該出発駅に逐次出現させる旅客出現手段と、
前記旅客出現手段により新たな仮想旅客が出現された場合に、当該仮想旅客の列車乗継として、当該出現時点において前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている当該仮想旅客の出発駅と目的駅間の列車乗継を設定する旅客別列車乗継設定手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客及び着発した当該列車に乗車している仮想旅客それぞれに設定されている列車乗継のうち、当該駅を起点とした当該仮想旅客の目的駅までの列車乗継を、前記最新列車乗継に記憶されている当該駅間の列車乗継に更新する旅客別列車乗継更新手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、前記旅客別列車乗継更新手段により更新された列車乗継に従って、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客の着発した当該列車への乗車適否、及び、当該列車に乗車していた仮想旅客の降車適否を判定して、当該仮想旅客の当該列車に対する乗降を制御する仮想旅客乗降制御手段と、
前記仮想旅客乗降制御手段の乗降制御に従って、各列車に乗車している仮想旅客を管理する乗客管理手段と、
を備えたシミュレーション装置(例えば、図1のシミュレーション装置1)である。
前記仮想旅客乗降制御手段による当該列車への仮想旅客の乗降にかかる仮想乗降時間を算出する仮想乗降時間算出手段(例えば、図1の運行制御部120;図30のステップE15)として前記コンピュータを機能させ、
前記列車仮想運行制御手段が、前記仮想乗降時間算出手段により算出された仮想乗降時間に基づいて、前記ダイヤデータに定義されている当該列車の発車時刻を遅らせる乗降時間順応化手段(例えば、図1の運行制御部120;図30のステップE25)を有するように前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
前記列車仮想運行制御手段が、所定の列車運行制約条件を満たすように前記ダイヤデータに定義されている各列車の各駅の着発時刻を可変して列車の運行を制御する運行制約順応化手段(例えば、図1の運行制御部120;図30のステップE25)を有するように前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
前記旅客出現手段により出現された各仮想旅客の乗車位置を設定する乗車位置設定手段(例えば、図1の旅客管理部110;図28のステップC3)として前記コンピュータを機能させ、
前記乗客管理手段が、前記仮想旅客乗降制御手段により仮想旅客が列車に乗車する場合に前記乗車位置設定手段により設定された乗車位置に乗車させることで、各列車の各乗車位置毎の仮想旅客を管理するように前記コンピュータを機能させる、
ためのプログラムとしても良い。
前記最適乗継条件が異なる複数の行動属性のうちの何れかの行動属性を、前記旅客出現手段により出現された各仮想旅客それぞれに設定する行動属性設定手段(例えば、図1の旅客管理部110;図28のステップC1)として前記コンピュータを機能させ、
前記計時開始時点列車乗継算出手段及び前記最新列車乗継変更手段が、前記行動属性毎に、対応する最適乗継条件を満足する列車乗継を算出するように前記コンピュータを機能させ、
前記旅客別列車乗継設定手段及び前記旅客別列車乗継更新手段が、当該仮想旅客に設定されている行動属性に対応する列車乗継を当該仮想旅客の列車乗継に設定するように前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
前記ダイヤデータに基づくダイヤ図と、前記列車仮想運行制御手段により運行された各列車の運行実績に基づく実績ダイヤ図とを重畳的に表示制御するとともに、前記計時手段により計時されているシミュレーション時刻の進行に合わせて当該実績ダイヤ図を逐次更新表示していくダイヤ図表示制御手段(例えば、図1の画面表示制御部150;図26のステップA5、図32のステップG1)として前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
ユーザの選択操作に従って、前記ダイヤ図表示制御手段により表示制御されたダイヤ図及び実績ダイヤ図中の列車を選択する列車選択手段(例えば、図1の入力部200;図32のステップG19)、
前記乗客管理手段の管理内容に基づいて、前記選択された列車に乗車している仮想乗客の一覧及び/又は人数を表示制御するとともに、その表示内容を前記計時手段により計時されているシミュレーション時刻の進行に合わせて逐次更新する乗客表示制御手段(例えば、図1の画面表示制御部150;図32のステップG21,G5)、
として前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
各仮想旅客それぞれの移動履歴に基づいて、前記ダイヤデータに対する不効用値を算出する不効用値算出手段(例えば、図1の不効用値算出部140;図26のステップA25)として前記コンピュータを機能させるためのプログラムとしても良い。
図1は、本実施形態におけるシミュレーション装置1の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、シミュレーション装置1は、CPU100と、入力部200と、表示部300と、通信部400と、ハードディスク(記憶装置)500と、RAM600とが、バス10により互いにデータ通信可能に接続されて構成された公知のコンピュータシステムを用いて実現される。
乗車率=車内人数/定員×100[%] ・・(1)
仮想乗車率=(着時の車内人数−降車人数+乗車予定人数)/定員数 ・・(2)
Tn=A(x1+x2)2+B(x1+x2)+Cy ・・(3)
上式(3)において、A,B,Cは定数であり、例えば、A=−0.0031,B=0.7908,C=0.003、である。
図26は、シミュレーション装置1により実行されるシミュレーション処理の流れを説明するためのフローチャートである。この処理は、CPU100がシミュレーションプログラム510を実行することで実現される。同図によれば、CPU100は、先ず、初期設定として、シミュレーション時刻である現在時刻tを、所定のシミュレーションの開始時刻t0に設定する(ステップA1)。また、運行制御部120が、各列車の計画ダイヤを運用ダイヤに設定する(ステップA3)。次いで、画面表示制御部150が、各列車の計画ダイヤを表示したダイヤ画面を表示部300に表示させる(ステップA5)。続いて、列車乗継作成部130が、列車乗継作成処理を行って、行動属性毎の列車乗継データ614を作成する(ステップA7)。
以上の処理を行うと、着時処理を終了する。
図30は、発時処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図によれば、運行制御部120が、シミュレーション中の現在時刻が運用ダイヤに基づく何れかの列車の何れかの駅からの発時刻であるかを判断し、発時刻ならば(ステップE1:YES)、当該列車について当該駅での発時更新済みであるか否かを判断する。発時更新済みならば(ステップE3:YES)、現在時刻を発列車の実績の発時刻として実績ダイヤを更新する(ステップE21)。
ループEの処理はこのように行われる。全ての乗車位置それぞれを対象としたループEの処理を終了すると、旅客管理部110は乗降処理を終了する。
以上の処理を行うと、発時処理を終了する。
以上の処理を行うと、画面表示制御部150は表示画面変更処理を終了する。
以上の処理を行うと、シミュレーション処理は終了となる。
このように、本実施形態のシミュレーションでは、行動属性毎に出現駅と目的駅との組合せ毎の旅客の出現確率を定義した旅客出現確率テーブル522に従って、行動属性及び目的駅が設定された旅客が各駅に出現され、出現された旅客それぞれは、当該旅客に設定された乗継計画に従ってその行動(列車への乗降等)が制御される。また、予め定められた計画ダイヤに従い、各駅における旅客それぞれの列車の乗降によって生じる遅延等が算出されて列車の運行が制御される。また、各旅客に設定されている乗継計画は、随時、各駅間の最適な列車乗継を格納した列車乗継データ614を基に更新され、この列車乗継データ614は、列車の運行に伴って随時更新されており、その時点での最適な列車乗継を格納している。つまり、シミュレーションの進行に伴って変化する列車の運行を基に算出された、その時点での最適な列車乗継が乗継計画として各旅客に適用され、旅客それぞれは、その時点で最適な乗継計画に基づいて制御される。従って、旅客それぞれの行動を忠実に再現することができ、これにより、極めて精度の良いシミュレーションが実現できる。
100 CPU
110旅客管理部
120 運行制御部
130 列車乗継作成部
140 不効用値算出部
150 画面表示制御部
200 入力部
300 表示部
400 通信部
500 ハードディスク(記憶装置)
510 シミュレーションプログラム
521 計画ダイヤデータ
522 旅客出現確率テーブル
523 乗車位置選択確率テーブル
524 定員データ
525 上限乗車率データ
600 RAM
611 運用ダイヤデータ
612 実績ダイヤデータ
613 旅客データ
614 列車乗継データ
615 列車データ
621 乗降人数データ
622 乗降実績データ
623 乗降時間データ
624 滞留旅客データ
625 不効用値データ
Claims (9)
- シミュレーション時刻を時々刻々と計時する計時手段、
各列車の各駅の着発時刻を少なくとも含む運転時刻が定義された所与のダイヤデータに基づき、前記計時手段の計時開始時刻において所定の最適乗継条件を満足する各駅間の列車乗継を算出する計時開始時点列車乗継算出手段、
前記算出された各駅間の列車乗継を最新の列車乗継として記憶する最新列車乗継記憶手段、
前記計時手段により計時されるシミュレーション時刻に従って、前記ダイヤデータに沿った各列車の仮想的な運行を制御する列車仮想運行制御手段、
前記計時手段により計時されている現在のシミュレーション時刻において、前記列車仮想運行制御手段により運行された何れかの列車が何れかの駅へ到着又は発車したことを検出する着発発生検出手段、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅を起点とし他の駅を目的駅とする前記最適乗継条件を満足する列車乗継を当該駅間の最新の列車乗継として算出し、前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている該当する駅間の列車乗継を更新する最新列車乗継更新手段、
出発駅と目的駅とを設定した仮想旅客を当該出発駅に逐次出現させる旅客出現手段、
前記旅客出現手段により新たな仮想旅客が出現された場合に、当該仮想旅客の列車乗継として、当該出現時点において前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている当該仮想旅客の出発駅と目的駅間の列車乗継を設定する旅客別列車乗継設定手段、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客及び着発した当該列車に乗車している仮想旅客それぞれに設定されている列車乗継のうち、当該駅を起点とした当該仮想旅客の目的駅までの列車乗継を、前記最新列車乗継に記憶されている当該駅間の列車乗継に更新する旅客別列車乗継更新手段、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、前記旅客別列車乗継更新手段により更新された列車乗継に従って、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客の着発した当該列車への乗車適否、及び、当該列車に乗車していた仮想旅客の降車適否を判定して、当該仮想旅客の当該列車に対する乗降を制御する仮想旅客乗降制御手段、
前記仮想旅客乗降制御手段の乗降制御に従って、各列車に乗車している仮想旅客を管理する乗客管理手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。 - 前記仮想旅客乗降制御手段による当該列車への仮想旅客の乗降にかかる仮想乗降時間を算出する仮想乗降時間算出手段として前記コンピュータを機能させ、
前記列車仮想運行制御手段が、前記仮想乗降時間算出手段により算出された仮想乗降時間に基づいて、前記ダイヤデータに定義されている当該列車の発車時刻を遅らせる乗降時間順応化手段を有するように前記コンピュータを機能させるための請求項1に記載のプログラム。 - 前記列車仮想運行制御手段が、所定の列車運行制約条件を満たすように前記ダイヤデータに定義されている各列車の各駅の着発時刻を可変して列車の運行を制御する運行制約順応化手段を有するように前記コンピュータを機能させるための請求項1又は2に記載のプログラム。
- 前記旅客出現手段により出現された各仮想旅客の乗車位置を設定する乗車位置設定手段として前記コンピュータを機能させ、
前記乗客管理手段が、前記仮想旅客乗降制御手段により仮想旅客が列車に乗車する場合に前記乗車位置設定手段により設定された乗車位置に乗車させることで、各列車の各乗車位置毎の仮想旅客を管理するように前記コンピュータを機能させる、
ための請求項1〜3の何れか一項に記載のプログラム。 - 前記最適乗継条件が異なる複数の行動属性のうちの何れかの行動属性を、前記旅客出現手段により出現された各仮想旅客それぞれに設定する行動属性設定手段として前記コンピュータを機能させ、
前記計時開始時点列車乗継算出手段及び前記最新列車乗継変更手段が、前記行動属性毎に、対応する最適乗継条件を満足する列車乗継を算出するように前記コンピュータを機能させ、
前記旅客別列車乗継設定手段及び前記旅客別列車乗継更新手段が、当該仮想旅客に設定されている行動属性に対応する列車乗継を当該仮想旅客の列車乗継に設定するように前記コンピュータを機能させるための請求項1〜4の何れか一項に記載のプログラム。 - 前記ダイヤデータに基づくダイヤ図と、前記列車仮想運行制御手段により運行された各列車の運行実績に基づく実績ダイヤ図とを重畳的に表示制御するとともに、前記計時手段により計時されているシミュレーション時刻の進行に合わせて当該実績ダイヤ図を逐次更新表示していくダイヤ図表示制御手段として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜5の何れか一項に記載のプログラム。
- ユーザの選択操作に従って、前記ダイヤ図表示制御手段により表示制御されたダイヤ図及び実績ダイヤ図中の列車を選択する列車選択手段、
前記乗客管理手段の管理内容に基づいて、前記選択された列車に乗車している仮想乗客の一覧及び/又は人数を表示制御するとともに、その表示内容を前記計時手段により計時されているシミュレーション時刻の進行に合わせて逐次更新する乗客表示制御手段、
として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜6の何れか一項に記載のプログラム。 - 各仮想旅客それぞれの移動履歴に基づいて、前記ダイヤデータに対する不効用値を算出する不効用値算出手段として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜7の何れか一項に記載のプログラム。
- シミュレーション時刻を時々刻々と計時する計時手段と、
各列車の各駅の着発時刻を少なくとも含む運転時刻が定義された所与のダイヤデータに基づき、前記計時手段の計時開始時刻において所定の最適乗継条件を満足する各駅間の列車乗継を算出する計時開始時点列車乗継算出手段と、
前記算出された各駅間の列車乗継を最新の列車乗継として記憶する最新列車乗継記憶手段と、
前記計時手段により計時されるシミュレーション時刻に従って、前記ダイヤデータに沿った各列車の仮想的な運行を制御する列車仮想運行制御手段と、
前記計時手段により計時されている現在のシミュレーション時刻において、前記列車仮想運行制御手段により運行された何れかの列車が何れかの駅へ到着又は発車したことを検出する着発発生検出手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅を起点とし他の駅を目的駅とする前記最適乗継条件を満足する列車乗継を当該駅間の最新の列車乗継として算出し、前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている該当する駅間の列車乗継を更新する最新列車乗継更新手段と、
出発駅と目的駅とを設定した仮想旅客を当該出発駅に逐次出現させる旅客出現手段と、
前記旅客出現手段により新たな仮想旅客が出現された場合に、当該仮想旅客の列車乗継として、当該出現時点において前記最新列車乗継記憶手段に記憶されている当該仮想旅客の出発駅と目的駅間の列車乗継を設定する旅客別列車乗継設定手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客及び着発した当該列車に乗車している仮想旅客それぞれに設定されている列車乗継のうち、当該駅を起点とした当該仮想旅客の目的駅までの列車乗継を、前記最新列車乗継に記憶されている当該駅間の列車乗継に更新する旅客別列車乗継更新手段と、
前記着発発生検出手段による検出がなされた場合に、前記旅客別列車乗継更新手段により更新された列車乗継に従って、当該検出された着発駅に滞留している仮想旅客の着発した当該列車への乗車適否、及び、当該列車に乗車していた仮想旅客の降車適否を判定して、当該仮想旅客の当該列車に対する乗降を制御する仮想旅客乗降制御手段と、
前記仮想旅客乗降制御手段の乗降制御に従って、各列車に乗車している仮想旅客を管理する乗客管理手段と、
を備えたシミュレーション装置。
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