JP2008062159A - 生ゴミ処理機 - Google Patents

生ゴミ処理機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008062159A
JP2008062159A JP2006241529A JP2006241529A JP2008062159A JP 2008062159 A JP2008062159 A JP 2008062159A JP 2006241529 A JP2006241529 A JP 2006241529A JP 2006241529 A JP2006241529 A JP 2006241529A JP 2008062159 A JP2008062159 A JP 2008062159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
garbage
disposed
shaft portion
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006241529A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamanaka
一弘 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006241529A priority Critical patent/JP2008062159A/ja
Publication of JP2008062159A publication Critical patent/JP2008062159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

【課題】横幅または奥行きの寸法を小型化することが可能で、設計の自由度が高く利便性が良い生ゴミ処理機を提供する。
【解決手段】内部に処理槽15が配設され、上方に生ゴミを投入する投入口18を有する処理機本体10と、投入口18を閉塞する蓋体54と、処理槽15内に回転軸21が横方向に延びるように架設され、回転軸21から羽根部22が突設された回転部材20と、回転軸21に向けて縦方向に延びるように配設した回転駆動軸26と、回転駆動軸26を軸線を中心として回転させる駆動手段と、縦方向に延びる回転駆動軸26の回転を、横方向に延びる回転軸21の回転に変換して接続する変換手段とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、台所で発生する残菜、残飯、生ゴミなどを処理する生ゴミ処理機に関するものである。
本発明の生ゴミ処理機に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平07−88463号公報号公報 特開2001−334238号公報
この特許文献1には、生ゴミを収容する処理槽を着脱可能に配設する処理機本体と、該処理機本体に開閉可能に配設した蓋体とを備え、前記処理槽内に処理槽内の生ゴミを攪拌する攪拌手段を配設するとともに、前記蓋体内に処理槽内の生ゴミを加熱する加熱手段を配設した生ゴミ処理機が記載されている。前記攪拌手段は、処理槽の底を垂直方向に貫通された回転軸と、処理槽内に位置するように回転軸の端部に配設した回転部材と、前記回転軸において回転部材とが逆側の端部に接続した駆動モータとを備えている。
そして、ユーザが処理槽内に生ゴミを投入して処理を開始させると、前記加熱手段による熱を蓋体に配設したファンにより生ゴミに対して上方より供給しながら、前記攪拌手段によって攪拌することにより、生ゴミが含む水分を蒸発させて乾燥させるとともに、攪拌により破断する構成としている。
しかしながら、特許文献1では、回転部材が垂直方向に延びる回転軸を中心として水平方向に回転するものであるため、前記処理機本体を最大限に小型化しても平面視円形状となり、小型化には限界がある。
一方、特許文献2には、攪拌手段を構成する回転部材を、処理槽に対して水平方向に延びるように配設する回転軸と、該回転軸から放射状に突出される羽根部とを有する回転部材とで構成した生ゴミ処理機が記載されている。この構成では、水平方向に延びる回転軸を中心として羽根部が垂直方向に回転するものであるため、回転軸の寸法設定により横幅または奥行きを低減できる。
しかしながら、特許文献2では、処理槽を貫通させた回転軸の一端に第1プーリを配設するとともに、駆動モータの出力軸に第2プーリを配設し、これらプーリにかけてエンドレスベルトを配設しているため、処理槽を取り外す構成を採用できず、設計の自由度が悪いという問題がある。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、横幅または奥行きの寸法を小型化することが可能で、設計の自由度が高く利便性が良い生ゴミ処理機を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の生ゴミ処理機は、内部に処理槽が配設され、上方に生ゴミを投入する投入口を有する処理機本体と、前記投入口を閉塞する蓋体と、前記処理槽内に回転軸が横方向に延びるように架設され、該回転軸から羽根部が突設された回転部材と、前記回転軸に向けて縦方向に延びるように配設した回転駆動軸と、前記回転駆動軸を軸線を中心として回転させる駆動手段と、縦方向に延びる前記回転駆動軸の回転を、横方向に延びる前記回転軸の回転に変換して接続する変換手段とを備えた構成としている。
この生ゴミ処理機は、駆動手段の駆動により縦方向に延びる回転駆動軸が軸線を中心として水平方向に回転し、その回転が変換手段によって横方向に延びる回転軸の回転に変換される。これにより、回転軸から突設した羽根部を確実に縦方向に回転させ、処理槽内の生ゴミを攪拌および粉砕することができる。
そして、この生ゴミ処理機によれば、回転部材の回転軸を横方向に延びるように配設するとともに、該回転部材を回転させるための回転駆動軸を縦方向に延びるように配設しているため、全体の横方向または奥行きの寸法を希望に応じた寸法設定が可能であり、十分な小型化を図ることができる。また、回転部材を回転させる機構として回転軸同軸を採用しているため設計の自由度を向上でき、例えば、処理槽を着脱可能な構成を採用することができる。
この生ゴミ処理機では、前記変換手段は、ウォームギアからなることが好ましい。このようにすれば、縦方向に延びる回転駆動軸と横方向に延びる回転軸との接続強度を十分に確保できる。
また、前記回転駆動軸において、前記変換手段とは逆側の端部に、前記駆動手段に着脱可能に連結する連結部を設け、前記処理槽を、前記回転駆動軸および回転部材とともに前記処理機本体から着脱可能に構成することが好ましい。このようにすれば、回転部材と駆動手段とを確実に着脱可能に連結できる。そして、処理槽を着脱可能とする構成を実現できるため、ユーザの使用上の利便性を向上できる。
さらに、前記駆動手段は、駆動モータに連結された第1軸部と、縦方向に延び前記連結部に着脱可能に連結される第2軸部と、前記第1軸部の回転を前記第2軸部に伝えて該第2軸部を回転させる伝達手段とを備えることが好ましい。このようにすれば、平面視で駆動モータが処理槽から外側に突出することなく、確実に処理槽の下部に配置することができる。
具体的には、前記第1軸部を縦方向に延びるように配設し、前記伝達手段を、第1および第2軸部に配設した第1および第2円板状部材と、これら円板状部材に巻回した無端状部材とを備える構成することが好ましい。
または、前記第1軸部を縦方向に延びるように配設し、前記伝達手段を、前記第1軸部に配設した第1平歯車と、前記第2軸部に配設され前記第1平歯車に噛み合う第2平歯車とを備える構成とすることが好ましい。
本発明の生ゴミ処理機では、
回転部材の回転軸を横方向に延びるように配設するとともに、該回転部材を回転させる回転駆動軸を縦方向に延びるように配設しているため、全体の横方向または奥行きの寸法を希望に応じた寸法設定が可能であり、十分な小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1(A),(B)は、本発明の第1実施形態に係る生ゴミ処理機を示す。この生ゴミ処理機は、生ゴミの水分を無くすことにより重量および容積を低減させる乾燥方式であり、大略、処理機本体10と、該処理機本体10の上部を開閉可能に閉塞する蓋体54とからなる。
前記処理機本体10は、略四角筒状をなす胴体11の下端開口を底板12により閉塞した外装体を備えている。前記胴体11の上端面には、後述する処理槽15を装着する開口部13が設けられている。この開口部13の周囲には、若干下向きに窪む段部14が形成されている。
前記処理機本体10の内部には、生ゴミを収容して処理を行う処理槽15が着脱可能に配設されている。この処理槽15は樹脂製であり、前記開口部13の内周縁と同一の外法をなす角筒状上部16と、該角筒状上部16に連続した半円筒状下部17とを有する上端開口で下端閉塞の容器からなる。前記角筒状上部16の上端開口は、生ゴミを投入する投入口18を構成する。また、この角筒状上部16の上端外周縁には、前記段部14に嵌るフランジ部19が設けられている。
そして、前記処理槽15の内部には、収容された生ゴミを攪拌および粉砕する回転部材20が配設されている。この回転部材20は、金属または硬質で高強度の樹脂からなり、横方向である水平(幅)方向に延びる回転軸21と、該回転軸21から側面視で放射状をなすように等間隔で突設された複数(本実施形態では4本)の羽根部22とを備えている。各羽根部22は、回転により生ゴミを粉砕するもので、周(回転)方向に幅広な金属板からなる。また、処理槽15の内壁には、平面視で略凹字形状をなす固定刃23が、各羽根部22と対応するように設けられている。
また、処理槽15の外部には、回転部材20を回転させる駆動機構が配設されている。この駆動機構は、処理槽15と一体的に着脱可能なリンク部24と、処理機本体10の底板12に固定された駆動部34とを備えている。
前記リンク部24は、水平方向に延びる回転部材20の回転軸21を軸線を中心として回転させるもので、処理槽15から外側に膨出するように設けたカバー部25内に配設した回転駆動軸26と、軸21,26の回転方向を変換して連結する変換手段であるウォームギア27と、駆動部34に着脱可能に連結するための連結部30とを備えている。
前記回転駆動軸26は、回転軸21の端部に向けて、該回転軸21と直交するように縦方向である垂直(高さ)方向に延びるものである。この回転駆動軸26は、前記カバー部25内に、軸線を中心として水平方向に回転可能に配設されている。
前記ウォームギア27は、図2に示すように、ねじ歯車からなるウォーム28と、はす歯歯車からなるウォームホイール29とからなり、ウォーム28が回転駆動軸26の上端に配設され、ウォームホイール29が回転軸21の一端に配設されている。そして、これらの各歯が噛み合うように配設することにより、回転駆動軸26の水平方向の回転を、回転軸21の垂直方向の回転に変換するように構成している。
前記連結部30は、カバー部25の下端に埋設した円筒状のスリーブ31と、該スリーブ31の内周部において垂直方向に延びる軸線を中心として水平方向に回転する軸受部材32とを備えている。軸受部材32には、上下端面に断面D字形状に窪む接続凹部33a,33bが設けられ、その上側の接続凹部33aに、前記回転駆動軸26のウォーム28とは逆側の下端が離脱不可能に連結されている。
前記駆動部34は、回転駆動軸26を介して回転部材20を回転させるもので、駆動モータ35と、該駆動モータ35により回転される第1軸部36と、前記連結部30の下端の接続凹部33bに着脱可能に連結される第2軸部37とを備えている。これら軸部36,37は、回転駆動軸26と同一の垂直方向に延びるように配設されている。そのうち、第1軸部36は、駆動モータ35に対して回転数を調整するための減速機38を介して接続されている。第2軸部37は、処理槽15の正規装着位置において、前記連結部30の下部に位置するように図示しないブラケットにより、胴体または底板12に固定され、その先端は、接続凹部33bと同様の断面D字形状とされている。なお、接続凹部33bおよび第2軸部37は断面D字形状に限られず、着脱可能で、連結状態では相対的に回転しない形状および構造であれば希望に応じて変更が可能である。
そして、本実施形態では、第1軸部36の回転を第2軸部37に伝える伝達手段として、それぞれプーリからなる第1円板状部材39および第2円板状部材40が配設されている。そして、これら円板状部材39,40には、環状ベルトからなる無端状部材41が巻回するように配設されている。
また、処理槽15と胴体11との間には、処理槽15内の空気を機外に排気する排気手段として排気管42が配設され、この排気管42に、排気する空気中に含まれる臭気成分を脱臭する脱臭手段である脱臭部45と、送風手段である排気ファン53とが介設されている。
前記排気管42は、処理槽15の背部上方に開口させた排気口43に一端が接続され、垂直下方に垂下して、胴体11の背部下方に開口させた排気口44に他端が接続されている。これら排気口43,44には、それぞれ図示しないフィルタが配設されている。
前記脱臭部45は、排気管42において垂下した垂直部分にケース46を介設し、このケース46内に脱臭部材50を着脱可能に配設したものである。前記ケース46は、背面側が開口され、その開口が蓋47により開閉可能に密閉されている。なお、胴体11において、ケース46と水平方向に対応する部分には取出口48が設けられ、この取出口48が蓋49により開閉可能に閉塞されている。前記脱臭部材50は、脱臭材である造粒炭または破砕炭からなる活性炭51を軟質な網目状の樹脂ネット52に収容したものである。なお、活性炭51は、水洗いによる再生を可能とするために、化学的に反応する燐酸やアニリンなどを添着することなく、臭気成分を効果的に除去できるようにしている。
前記排気ファン53は、処理槽15内の空気を吸引し、冷却して外部に排気するもので、排気管42に介設したケースの内部にプロペラ形状の羽根を配設したものである。
前記蓋体54は、処理機本体10の投入口18を閉塞するもので、前記処理機本体10に対して背面側でヒンジ接続され、正面側から背面側に向けて上向きに開閉可能に配設されている。この蓋体54は、下端開口の略逆椀状をなす上板55と下板56とを嵌め合わせて構成されるものである。下板56には、処理機本体10の投入口18の内側に位置するように、上向きに隆起したファン配設部57が設けられている。そして、このファン配設部57には、円形状の基板の外周部に中心に向けて延びる複数の羽根を有する給気手段であるシロッコファン58が配設されている。このシロッコファン58は、ファン配設部57の上側にファンモータ59を配設し、ファン配設部57内に貫通させた出力軸に固定されている。このシロッコファン58は、回転により羽根の中央から空気を吸引し、径方向外向きに給気する。そのため、その給気が処理槽15内に対流するように、前記ファン配設部57の上側隅部は、円弧状をなす湾曲部57aとされている。
そして、本実施形態では、前記ファン配設部57には、シロッコファン58の外周部に位置するように給気の加熱手段であるヒータ60が配設されている。また、蓋体54には、外部から前記ファン配設部57にかけて延びる吸気管61が配設されている。
このように構成された生ゴミ処理機は、図示しない制御基板に配設された制御手段であるマイコンにより、予め設定されたプログラムに従って動作される。具体的には、ユーザが処理槽15内に生ゴミを投入して、図示しない操作パネルのスイッチをオン状態にすることにより、ヒータ60、シロッコファン58、回転部材20、および、排気ファン53をオンして、生ゴミ処理を開始する。そして、この生ゴミ処理は、処理槽15内に配設した図示しない温度センサの検出値に基づいて、処理が終了したと判断すると停止する。
次に、生ゴミ処理機による処理作用について具体的に説明する。
生ゴミ処理では、ヒータ60の動作により、生ゴミの上部表面が加熱され、生ゴミが含む水分が蒸発される。また、シロッコファン58の動作により、生ゴミの上部表面に温風が積極的に供給され、蒸気が更に加熱されて過熱蒸気となるとともに、生ゴミの乾燥が促進される。さらに、回転部材20の動作により、羽根部22と固定刃23とで生ゴミを粉砕しながら攪拌する。そして、この攪拌により、水分が減少された上部表面の生ゴミが多量の水分を含んだ内部の生ゴミと混合され、吸水されて周囲の生ゴミの含水量が平衡される。以降順次表面上部と内部とが混合され、ヒータ60による加熱に加えて前記過熱蒸気とで生ゴミの乾燥が進行する。
一方、生ゴミから発生した臭気成分を含んだ水蒸気は、排気ファン53の動作により、吸気管から吸引した空気と混合され、排気管42から機外に冷却されて排気される。この際、本実施形態では、排気管42において垂直に延びる部分に脱臭部材50を配設しているため、樹脂ネット52に収容させた活性炭51は、自身の重量でケース46内において底を遮蔽するように堆積している。そのため、排気管42の一部を構成するケース46内を通る空気は、堆積した活性炭51の間を流通して排気される。その結果、排気に含まれる臭気成分を高効率で脱臭(吸着)して排気することができる。なお、この排気に従って吸気管61から処理槽15内に外気が取り込まれる。
この生ゴミ処理が終了すると、処理槽15内には重量および容積が減量された乾燥ゴミが残存している。そのため、次に新たな生ゴミを投入する前に、処理槽15を処理機本体10から取り外し、所定の廃棄袋に乾燥ゴミを廃棄する。この際、回転駆動軸26を含むリンク部24と、回転部材20とは、処理槽15と一緒に処理機本体10から取り外される。そして、再び処理槽15を処理機本体10に装着すると、回転駆動軸26の下端の連結部30を介して第2軸部37が連結される。
一方、脱臭部材50を構成する活性炭51は、経時的に細孔が徐々に目詰まりし、脱臭性能が劣化してくる。そのため、清浄時期になると、胴体11の蓋49を取り外すとともにケース46の蓋47を取り外し、内部の脱臭部材50を取り出す。その後、脱臭部材50を水洗いし、脱臭能力を回復させる。なお、必要に応じて中性洗剤を用いて洗浄することにより、その脱臭能力の回復を促進できる。このように洗浄した脱臭部材50は、自然乾燥させた後、再びケース46内に収容させて蓋47,49で閉塞する。
次に、駆動モータ35による回転部材20の回転動作について具体的に説明する。
まず、駆動モータ35が動作されると、その出力軸に接続された減速機38を介して第1軸部36が予め設定された回転速度で回転する。そうすると、その回転が円板状部材39,40および無端状部材41を介して第2軸部37に伝達され、該第2軸部37が円板状部材39,40の直径比率に応じて予め設定された回転速度で回転する。
これにより、軸受部材32を介して第2軸部37と連結された回転駆動軸26は、第2軸部37と同一の回転速度で、垂直に延びる軸線を中心として水平方向に回転する。そうすると、回転駆動軸26の上端に配設されたウォーム28が、同様に垂直方向に延びる軸線を中心として水平方向に回転する。
その結果、ウォーム28に噛み合うように配設されたウォームギア27が、水平方向に延びる軸線を中心として垂直方向に回転する。そうすると、このウォームギア27を端部に配設した回転部材20の回転軸21が、同様に水平方向に延びる軸線を中心として垂直方向に回転する。
このように、回転軸21が回転すると、放射状に突出された羽根部22が垂直方向の回転軌跡で回転され、前述のような粉砕および攪拌作用を得ることができる。
そして、この生ゴミ処理機では、回転部材20の回転軸21を水平方向に延びるように配設するとともに、該回転部材20を回転させるための回転駆動軸26を垂直方向に延びるように配設しているため、全体の横方向または奥行きの寸法を希望に応じた寸法設定とすることが可能であり、十分な小型化を図ることができる。
また、垂直方向に延びる回転駆動軸26を採用することにより、連結部30を介して処理槽15を着脱可能に構成することができる。その結果、ユーザの使用上の利便性を向上できる。そして、回転軸21と回転駆動軸26との回転方向を変換するために、ウォームギア27を適用しているため、これらの接続強度を十分に確保できる。
さらに、連結部30を介して回転駆動軸26に連結する第2軸部37は、伝達手段である円板状部材39,40と無端状部材41を介して駆動モータ35と連結した第1軸部36に連結されているため、駆動モータ35を平面視で処理槽15から外側に突出させることなく、十分な配設スペースを有する処理槽15の下部に配置することができる。その結果、駆動モータ35の配設スペースを確保するために、全体が大型化することを防止できる。
図3(A),(B)は、第2実施形態の生ゴミ処理機を示す。この第2実施形態では、回転駆動軸を収容するとともに連結部30を配設するカバー部25を、処理槽15内に膨出するように設けている。また、伝達手段を構成する円板状部材39,40および無端状部材41の代わりに、第1軸部36に第1平歯車62を配設するとともに、第2軸部37に第2平歯車63を配設している。さらに、給気手段を構成するシロッコファン58を、そのファンモータ59の出力軸が横方向である水平方向に延びるように配設した点で、第1実施形態と相違している。
具体的には、第2実施形態の蓋体54は、第1実施形態と同様に上板55と下板56とを備え、その下板56には、上(縦)向きに深く幅(横)方向に狭いファン配設部57が設けられている。そして、このファン配設部57の下側開口には、ファン配設部57の内壁とでインボリュート通路を構成する隔壁部材64が配設されている。そして、このファン配設部57には、第1実施形態と同様のシロッコファン58が配設されている。このシロッコファン58は、ファン配設部57の側部にファンモータ59が配設され、その出力軸がファン配設部57の壁部を水平方向に貫通するように配設されている。また、本実施形態では、吸気管61の一端が、シロッコファン58の羽根の中央に位置するように、ファン配設部57内を臨むように接続されている。
このように構成した第2実施形態では、処理槽15内に生ゴミを投入して処理を実行すると、第1実施形態と同様に生ゴミの重量および容積を減量できる。また、カバー部25を処理槽15内に膨出するように設けているため、処理槽15に不要な突出部分をなくし、処理機本体10から処理槽15を着脱する作業性を向上することができる。
さらに、給気手段を構成するシロッコファン58をも、水平方向に延びる軸の軸線を中心として垂直方向に回転する構成としている。その結果、第1実施形態の構成と比較すると、横方向の寸法を更に小型化できる。しかも、第1実施形態では、幅方向の小型化によりシロッコファン58をも対応する小型のものを使用する必要があるため、十分な風量を得られない可能性が生じる。しかし、この第2実施形態の構成では、横方向の寸法を小型化しても、十分な風量を得ることが可能なシロッコファン58を適用可能である。そのため、風量不足による生ゴミの処理効率の低下を防止できる。
なお、本発明の生ゴミ処理機は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、第1実施形態の生ゴミ処理機に、第2実施形態に示すように処理槽15の内側にカバー部25を設ける構成、平歯車62,63を適用する構成、および、シロッコファン58を垂直方向に回転させる構成のいずれかを、希望に応じて組み合わせてもよい。
また、各実施形態では、変換手段としてウォーム28とウォームホイール29とからなるウォームギア27を適用したが、図4に示すように、一対の傘歯車65A,65Bを適用してもよい。勿論、この変換手段は、これらの構成に限られず、垂直方向に延びる回転駆動軸26の回転を、水平方向に延びる回転軸21の回転に変換できる機構であれば、いずれでも適用可能である。
さらに、前記実施形態では、回転軸21および回転駆動軸26の関係および構成を明確にするために、垂直方向を縦方向とし、水平方向を横方向と規定したが、水平方向の幅を縦方向、水平方向の奥行きを横方向としてもよく、その方向性は希望に応じて変更が可能である。
本発明の第1実施形態の生ゴミ処理機を示し、(A)は縦断面図、(B)は横断面図である。 変換手段の構成を示す斜視図である。 第2実施形態の生ゴミ処理機を示し、(A)は縦断面図、(B)は横断面図である。 他の変換手段の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10…処理機本体
15…処理槽
18…投入口
20…回転部材
21…回転軸
22…羽根部
24…リンク部
26…回転駆動軸
27…ウォームギア(変換手段)
30…連結部
34…駆動部(駆動手段)
35…駆動モータ
36…第1軸部
37…第2軸部
39…第1円板状部材
40…第2円板状部材
41…無端状部材
54…蓋体

Claims (6)

  1. 内部に処理槽が配設され、上方に生ゴミを投入する投入口を有する処理機本体と、
    前記投入口を閉塞する蓋体と、
    前記処理槽内に回転軸が横方向に延びるように架設され、該回転軸から羽根部が突設された回転部材と、
    前記回転軸に向けて縦方向に延びるように配設した回転駆動軸と、
    前記回転駆動軸を軸線を中心として回転させる駆動手段と、
    縦方向に延びる前記回転駆動軸の回転を、横方向に延びる前記回転軸の回転に変換して接続する変換手段と
    を備えたことを特徴とする生ゴミ処理機。
  2. 前記変換手段は、ウォームギアからなることを特徴とする請求項1に記載の生ゴミ処理機。
  3. 前記回転駆動軸において、前記変換手段とは逆側の端部に、前記駆動手段に着脱可能に連結する連結部を設け、前記処理槽を、前記回転駆動軸および回転部材とともに前記処理機本体から着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生ゴミ処理機。
  4. 前記駆動手段は、駆動モータに連結された第1軸部と、縦方向に延び前記連結部に着脱可能に連結される第2軸部と、前記第1軸部の回転を前記第2軸部に伝えて該第2軸部を回転させる伝達手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載の生ゴミ処理機。
  5. 前記第1軸部を縦方向に延びるように配設し、前記伝達手段を、第1および第2軸部に配設した第1および第2円板状部材と、これら円板状部材に巻回した無端状部材とを備える構成としたことを特徴とする請求項4に記載の生ゴミ処理機。
  6. 前記第1軸部を縦方向に延びるように配設し、前記伝達手段を、前記第1軸部に配設した第1平歯車と、前記第2軸部に配設され前記第1平歯車に噛み合う第2平歯車とを備える構成としたことを特徴とする請求項4に記載の生ゴミ処理機。
JP2006241529A 2006-09-06 2006-09-06 生ゴミ処理機 Pending JP2008062159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006241529A JP2008062159A (ja) 2006-09-06 2006-09-06 生ゴミ処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006241529A JP2008062159A (ja) 2006-09-06 2006-09-06 生ゴミ処理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008062159A true JP2008062159A (ja) 2008-03-21

Family

ID=39285323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006241529A Pending JP2008062159A (ja) 2006-09-06 2006-09-06 生ゴミ処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008062159A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017144007A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機
CN113041981A (zh) * 2021-03-10 2021-06-29 陈佳佳 一种汽车胶管用含氟橡胶的制备工艺及其生产设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017144007A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機
CN113041981A (zh) * 2021-03-10 2021-06-29 陈佳佳 一种汽车胶管用含氟橡胶的制备工艺及其生产设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101375322B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
JP2011115716A (ja) 生ごみ処理機
KR101583279B1 (ko) 분쇄 및 교반 기능을 갖는 음식물 쓰레기 처리 어셈블리
JP2008062159A (ja) 生ゴミ処理機
CN110385336A (zh) 一种医疗废弃垃圾绿色磁化处理装置
JP2010069425A (ja) 生ごみ処理機
CN107339865A (zh) 一种粉末干燥装置及干燥方法
JP2006226662A (ja) 含水物処理装置
KR200439009Y1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치의 교반축
JPH07313958A (ja) 生ゴミ発酵処理装置
JP2009011944A (ja) 生ごみ処理機
JP2008200622A (ja) 生ゴミ処理機および生ゴミ処理機に用いる攪拌部材
JP2006187735A (ja) 生ごみ処理機
JP3714949B2 (ja) 生ゴミ処理機
JP3782316B2 (ja) 生ごみ処理装置
JPH1094777A (ja) 生ごみ処理装置
CN214915629U (zh) 一种巧克力加工用原料混合装置
CN221017924U (zh) 餐厨垃圾处理机
KR200155148Y1 (ko) 간이 음식물쓰레기 처리장치
KR20230175093A (ko) 개폐가 용이하고 악취를 제거할 수 있는 미생물 음식물 처리기
CN209284913U (zh) 一种自动洗米的烹饪器具
JP4040006B2 (ja) 生ごみ処理装置
JP3286048B2 (ja) 生ごみの処理機
KR0151299B1 (ko) 음식물쓰레기 처리기
JP3670412B2 (ja) 生ゴミ処理機