JP2008061012A - 無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多機能化した無線装置が複数のシステム動作を並行して行い、送信出力の設定値を電池出力に対応させて制御する。
【解決手段】無線装置は、移動通信システムと他の無線システムの並行動作を開始して(ステップS1)、それぞれの送信部(送信部11及び送信部21)の送信出力を設定する(ステップS2)。無線装置の制御部は、予めメモリに格納された送信出力と電池出力の対応関係のデータをメモリから読み出して、設定した送信出力値から電池出力値を推定する(ステップS3)。制御部は、電池出力の推定値が所定のしきい値を超えていれば(ステップS4の“NO”)少なくとも一方(送信部22)の送信出力を再設定し(ステップS5)、電池出力の推定値が所定のしきい値以下であれば(ステップS4の“YES”)再設定を行わない。制御部は、並行動作の終了の操作がされると(ステップS6の“YES”)処理を終了する。
【選択図】図2

Description

本発明は無線装置に係り、特に相異なる2以上の通信システムに対応する無線装置に関する。
相異なる2以上の通信システムに対応する無線装置(携帯端末)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。上記の特許文献1に開示された携帯端末は、セルラ方式の第1の無線通信システムと、ホットスポット方式の第2の無線通信システムの双方において通信することが可能である。当該携帯端末は、消費電流の低減を考慮しつつ自身の位置等に基づき無線通信システム間の接続又は接続の切り換えを行う旨が記載されている。
相異なる2以上の通信システムに対応し、電池残量と待ち受け時間の長短により通信システム間の切り換えを制御する無線装置(携帯端末)が知られている(例えば、特許文献2参照。)。上記の特許文献2に開示された携帯端末は、対応する複数のシステムのそれぞれについて待ち受け時間のデータを保持している。当該携帯端末は、電池残量が選択中のシステムに係る待ち受け時間のしきい値を下回ったとき、より長い待ち受け時間を可能とするシステムへ切り換える旨が記載されている。
電池残量の減少に対応して、優先度の低い機能から順に停止させるという技術が知られている(例えば、特許文献3参照。)。上記の特許文献3に開示された携帯機器は、電池残量を検出して各種機能の実行可能時間を求める。当該携帯機器は、節電動作が必要な場合、機能の実行に本質的でない部分から順に停止又は機能低下させる旨(例えば、音楽再生における画像表示の停止、音量の低下等)が記載されている。
特開2004−320473号公報(第2、8乃至10ページ、図3) 特開2004−235863号公報(第2、4乃至7ページ、図1) 特開2002−314678号公報(第2乃至5ページ、図1)
上述した従来の技術に係る無線装置は、複数のシステムに対応するものであっても、それらのシステム間を切り換える(複数のシステム動作を並行して行わない。)ことを前提とするものであった。また、節電目的の機能の切り換え又は選択を、位置の情報又は電池残量の減少を条件として判断するものであった。
これに対して、今後は、例えば携帯電話で音声通話をしながら同じ携帯電話の無線ローカルエリアネットワーク(LAN)機能を用いて外部ファイルのダウンロードを行えるというような、多機能の迅速な活用を求められることが考えられる。また、無線装置が位置の情報を持たなかったり、電池残量がまだ十分な範囲にとどまっていたりする場合にも、節電機能が働くことが望ましい。上記の特許文献1乃至特許文献3に記載された技術は、上述したように複数のシステム動作を並行して行うことはできず、また節電目的の機能の切り換え又は選択のために位置の情報又は電池残量の減少という条件を要するという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、複数のシステム動作を並行して行い、かつ、送信出力の設定値を電池出力に対応させて制御することのできる無線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無線装置は、電池を装着する手段と、第1の送信手段と、対応する無線システムを前記第1の送信手段と異にする第2の送信手段と、前記第1の送信手段の送信出力値及び前記第2の送信手段の送信出力値と電池の出力値を対応付けて記憶することのできる記憶手段と、前記第1の送信手段の送信出力値及び前記第2の送信手段の送信出力値を設定すると共に、前記設定した送信出力値に対応する電池の出力値を前記記憶手段から読み出して、前記読み出した電池の出力値が所定のしきい値を超えると判断したとき、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができる制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信システムに対応する動作を並行して行うことができる複数の送信手段を備えた無線装置が、必要に応じて送信出力値を再設定することにより、多機能の迅速な活用と電池の持続時間改善を両立させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る無線装置1のブロック図である。無線装置1は、移動通信システムに属して使用される例えば携帯電話機のような移動通信端末であるものとする。
無線装置1は、上記の移動通信システムに属して使用されるためのアンテナ10を備えている。アンテナ10は、送受切り換え部11を介して送信部12及び受信部13に接続されている。送信部12及び受信部13は、制御部14に接続されている。制御部14は、例えばマイクロプロセッサ又はディジタルシグナルプロセッサ(DSP)のような処理デバイスにより構成される。制御部14は、無線装置1の全体又は各部の監視及び制御を行う。無線装置1は、メモリ15を備えている。メモリ15は、無線装置1の動作に必要とされる各種のデータを記憶させる(格納する)ことができる。
送信部12は、制御部14から得た情報を符号化したディジタル送信信号により連続波を変調し、その変調出力を周波数変換及び増幅して無線送信波を生成する。当該無線送信波は、送受切り換え部11を経てアンテナ10から放射され、無線装置1が属する移動通信システムの図示しない基地局に対して送信される。
当該図示しない基地局から無線装置1に到来した無線受信波は、アンテナ10及び送受切り換え部11を経て受信部13により受信される。受信部13は当該無線受信波を増幅及び周波数変換し、当該無線受信波により搬送されて到来したディジタル受信信号を復調する。受信部13はさらに、その復調出力を復号化して基地局から送られた情報を抽出し、制御部14に送る。
無線装置1は、送話部16、受話部17及び音声インターフェース18を備えている。上記の移動通信システムを介して音声を含む通話が開始されると、送話部16から入力された音声は音声インターフェース18によりディジタル信号に変換されて符号化され、上述したのと同様に送信部12において生成される無線送信波に搬送されて送信される。また、無線受信波に搬送されて受信部13により受信され復調されたディジタル音声信号は、音声インターフェース18により復号化されアナログ音声信号に変換されて受話部17から再生される。
無線装置1は、上記の移動通信システムとは異なる無線システム(例えば無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)、ブルートゥース等であるが、それらに限らない。)に属して使用されるためのアンテナ20を備えている。アンテナ20は、送受切り換え部21を介して送信部22及び受信部23に接続されている。送信部22及び受信部23は、制御部14に接続されている。
送信部22は、制御部14から得た情報を符号化したディジタル送信信号により連続波を変調し、その変調出力を周波数変換及び増幅して無線送信波を生成する。当該無線送信波は、送受切り換え部21を経てアンテナ20から放射され、図示しない相手装置(例えば無線LANの基地局、ブルートゥースの相手側装置等であるが、それらに限らない。)に対して送信される。なお送信部22は、送信部12と同様にディジタル音声信号を送信することができるとしてもよい。
当該図示しない相手装置から無線装置1に到来した無線受信波は、アンテナ20及び送受切り換え部21を経て受信部23により受信される。受信部23は当該無線受信波を増幅及び周波数変換し、無線受信波により搬送されて到来したディジタル受信信号を復調する。受信部23はさらに、その復調出力を復号化して上記の相手装置から送られた情報を抽出し、制御部14に送る。なお受信部23は、受信部13と同様にディジタル音声信号を受信することができるとしてもよい。
無線装置1は、例えば液晶デバイスにより構成された表示部24を備えている。表示部24は、文字列、カーサー又は画像を含む画面を表示することができる。無線装置1は、十字キー、複数の文字キー及び複数の機能キーを含む操作部25を備えている。上記の十字キーは、表示部24に表示された画面上でカーサーを移動させるために使用される。上記の文字キーは、それぞれトグル方式によって英数字又は記号を入力するために使用される。上記の機能キーは、それぞれ表示部24上に表示される機能を実行するために使用される。
無線装置1は、電池装着部27を備えている。電池装着部27には、電池27aを装着することができる。電池27aの電池出力は、電池装着部27の図示しない電極を経て、上述した無線装置の各構成に対して給電される。それらの構成のうち、消費電力の大小を左右する例として、送信部12及び送信部22が挙げられる。送信部12及び送信部22が並行して動作可能にされた場合の各送信出力値と電池27aの出力値(電圧値、電流値又は電力値)を対応付けて表すデータを、メモリ15に格納することができる。当該データは、測定又は計算等の方法によって得ることができる。
制御部14は、上述した移動通信システムの基地局から受信した指示に基づいて、送信部12の送信出力値を設定することができる。制御部14は、操作部25における操作入力に基づいて送信部12の送信出力値を設定することができるものとしてもよい。制御部14は、設定した送信出力値を送信部12に対して指示することができる。送信部12は、上記の指示を受けた後、当該指示された値の送信出力を生成する。
制御部14は、操作部25における操作入力に基づいて送信部12の送信出力値を設定することができる。制御部14は、設定した送信出力値を送信部22に対して指示することができる。送信部22は、上記の指示を受けた後、当該指示された値の送信出力を生成する。
図2を参照して、本発明の実施例1に係る無線装置1の動作について説明する。図2は、無線装置1の動作を表すフローチャートである。本発明の実施例1に係る動作の開始(“START”)は、操作部25における移動通信システムと無線システムの並行動作を開始する操作によってなされる(ステップS1)。制御部14は、移動通信システムの基地局から受信した指示に基づいて送信部12の送信出力値を設定し、送信部12に対して当該設定値を指示する。また制御部14は、操作部25における操作入力に基づいて送信部22の送信出力値を設定する(ステップS2)。
上記のステップS2において、制御部14は操作部25における操作入力に基づいて送信部12の送信出力値を設定するとしてもよく、送信部12の送信出力値を予め定められたデフォルト値に設定するとしてもよい。制御部14は、送信部22の送信出力値を予め定められたデフォルト値に設定するとしてもよい。
制御部14は、送信部12及び送信部22の各送信出力値と電池27aの出力値を対応させてメモリ15に格納されたデータを参照することにより、電池27aの出力値を推定する(ステップS3)。制御部14は推定した電池27aの出力値(推定値)を所定のしきい値と比較して、上記の推定値が当該しきい値を超えると判断したとき(ステップS4の“NO”)、送信部22の送信出力値を減少させて再設定する(ステップS5)。制御部14は上記の推定値が当該しきい値以下であると判断したとき(ステップS4の“YES”)、ステップS5をバイパスする。
制御部14は、例えば電池27aの出力値を上記のしきい値以下にとどめる何らかの関数にしたがって、上記の再設定を行うことができる。このような再設定により、電池27aの持続時間の改善が期待される。制御部14はステップS5において、移動通信システムにおける条件が許す範囲で(例えば、移動端末である無線装置が一定の範囲まで送信出力を自律的に設定してもよければ)、送信部12の送信出力値を減少させて再設定してもよい。また、送信部12と送信部22の送信出力値の総和がその上限を超えないように再設定してもよい。
制御部14はその後、操作部25において移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされるまでは(ステップS6の“NO”)、上記のステップS3乃至ステップS5の処理を反復する。操作部25において移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされたときは(ステップS6の“YES”)、本発明の実施例1に係る動作を終了する(“END”)。
本発明の実施例1によれば、無線装置が複数の通信システムに対応する動作を並行して行うと共に電池出力に対応して送信出力値を再調整することにより、多機能の迅速な活用と電池の持続時間改善を両立させることができる。
以下、図3乃至図5を参照して、本発明の実施例2を説明する。図3は、本発明の実施例2に係る無線装置2のブロック図である。無線装置2は、実施例1で説明した無線装置1の構成に、監視部28及び温度センサ29を付加したものである。その他の構成は、すべて無線装置1の構成と同じであるから、それぞれ同一の符号を付して表し説明を省略する。
監視部28は電池装着部27の図示しない電極の1に接続され、電池27aの出力値(電圧値、電流値又は電力値)を監視することができる。温度センサ29は無線装置2の内部に設けられ、無線装置2の機器温度を測定することができる。監視部28は温度センサ29に接続され、無線装置2の機器温度を監視することができる。監視部28は制御部14に接続され、監視により得られた電池27aの出力値のデータ及び無線装置2の機器温度のデータを制御部14に送ることができる。
図4を参照して、本発明の実施例2に係る無線装置2の動作について説明する。図4は、無線装置2の実施例2に係る動作を表すフローチャートである。本発明の実施例2に係る動作の開始(“START”)後のステップS11乃至ステップS14の動作は、図2のステップS1乃至ステップS4の動作と同じであるから、説明を省略する。
制御部14はステップS13において推定した電池27aの出力値(推定値)を所定のしきい値と比較して、上記の推定値が当該しきい値以下であると判断したとき(ステップS14の“YES”)、監視部30に指示して電池27aの出力値のデータ及び無線装置2の機器温度のデータを取得する(ステップS15)。
制御部14は上記の電池27aの出力値及び機器温度のデータをそれぞれ所定の上限値と比較して、電池の27aの出力値又は機器温度のうち少なくとも一方がその上限値を超えると判断したとき(ステップS16の“NO”)、送信部22の送信出力値を減少させて再設定する(ステップS17)。制御部14は、電池27aの出力値及び機器温度のデータが共に各々の上限値以下であると判断したとき(ステップS16の“YES”)、ステップS17をバイパスする。なお、上記の電池27aの出力値のデータの上限値は、ステップS14におけるしきい値と同じであってもよく、異なっていてもよい。
ステップS17における送信部22の送信出力値の再設定は、図2のステップS5におけるのと同様に行うことができる。制御部14はステップS17において、実施例1(図2のステップS5)におけるのと同様に、移動通信システムにおける条件が許す範囲で送信部12の送信出力値を減少させて再設定してもよい。また、送信部12と送信部22の送信出力値の総和がその上限を超えないように再設定してもよい。
制御部14は、ステップS14において上記の推定値が上記のしきい値を超えると判断したとき(ステップS14の“NO”)、電池出力値及び機器温度のデータに関わらず、送信部22の送信出力値を減少させて再設定する(ステップS17)。
制御部14はその後、操作部25において前述した移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされるまでは(ステップS18の“NO”)、上記のステップS13乃至ステップS17の処理を反復する。操作部25において移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされたときは(ステップS18の“YES”)、本発明の実施例2に係る動作を終了する。
図5は、無線装置2の実施例2に係る動作の変形例を表すフローチャートである。図5におけるステップごとの処理は、図4において説明したステップごとの処理と同じであるから、各ステップに図4と同一の符号を付して表している。図5の変形例を表すフローチャートと図4のフローチャートとの相違は、ステップS14における条件付き分岐先の如何にある。
図5の変形例では、制御部14はステップS14において電池27aの出力の推定値が所定のしきい値を超えると判断したとき(ステップS14の“NO”)、監視部30に指示して電池27aの出力値のデータ及び無線装置2の機器温度のデータを取得する(ステップS15)。制御部14は上記の推定値が当該しきい値以下であると判断したとき(ステップS14の“YES”)、ステップS15乃至ステップS17をバイパスする。
図4のフローチャートによれば、電池27aの出力の推定値が所定のしきい値を超えると判断された場合に、送信部22の送信出力値が再設定される。これに対して、図5のフローチャートによれば、電池27aの出力の推定値が所定のしきい値を超えると判断され、かつ、電池27aの出力値又は機器温度のうち少なくとも一方の監視結果のデータがその上限値を超えると判断された場合に、送信部22の送信出力値が再設定される。無線装置2の使用の条件に合わせて、図4又は図5の何れかのフローチャートを選択することができる。
図4又は図5のフローチャート中ステップS15において、制御部14は監視部30に指示して電池27aの出力値のデータのみを取得するものとしてもよい。その場合、無線装置1は温度センサ29を備えなくてもよい。
本発明の実施例2によれば、送信出力値等の監視結果のデータも利用することにより、送信出力値の再設定の要否をより正確に判断することができるという、付加的な効果が得られる。
以下、図6及び図7を参照して、本発明の実施例3を説明する。本発明の実施例3に係る無線装置は、実施例2で説明した無線装置2であるものとする。したがって、以下の実施例3の説明においては、図3も適宜参照する。
図6は、無線装置2の実施例3に係る動作を表すフローチャートである。本発明の実施例3に係る動作の開始(“START”)後のステップS21及びステップS22の動作は、図4のステップS11及びステップS12の動作と同じであるから、説明を省略する。
制御部14は、操作部25における操作入力に基づいて、実施例1において説明した移動通信システムを介する音声通話が行われている場合に(ステップS23の“YES”)、送信部12及び送信部22の各送信出力値と電池27aの出力値を対応させてメモリ15に格納されたデータを参照することにより、電池27aの出力値を推定する(ステップS24)。以降のステップS24乃至ステップS29の動作は、図4のステップS13乃至ステップS18の動作と同じであるから、説明を省略する。
ステップS23において音声通話が行われていない場合(ステップS23の“NO”)、制御部14は前述した移動通信システムと無線システムの並行動作の終了又は継続を判断して処理を分岐する(ステップS29)。
図7は、無線装置2の実施例3に係る動作の変形例を表すフローチャートである。図7におけるステップごとの処理は、図6において説明したステップごとの処理と同じであるから、各ステップに図6と同一の符号を付して表している。図7の変形例を表すフローチャートと図6のフローチャートとの相違は、ステップS25における条件付き分岐先の如何にある。この相違については、実施例2において図4と図5を対比して説明した通りであるから、説明を省略する。
図6又は図7において、ステップS26及びステップS27の処理を省略したと仮定する。その場合に得られるフローチャートは、実施例1において説明した図2のフローチャートにおいて、ステップS2とステップS3の間に音声通話の有無を判断する処理(図6又は図7のステップS23に相当する。)を挿入したのと等価である。
本発明の実施例3によれば、無線装置の電力消費に占める割合の高い音声通話の有無に基づくことにより、送信出力値の再設定の要否を的確に判断することができるという付加的な効果が得られる。
以下、図8を参照して、本発明の実施例4を説明する。本発明の実施例4に係る無線装置は、実施例2で説明した無線装置2であるものとする。したがって、以下の実施例4の説明においては、図3も適宜参照する。
図8は、無線装置2の実施例4に係る動作を表すフローチャートである。本発明の実施例4に係る動作の開始(“START”)後のステップS41の動作は、実施例3において説明した図7のステップS21の動作と同じであるから、説明を省略する。
制御部14は、無線装置1のデフォルト設定又は操作部25における操作入力に基づいて、送信部12及び送信部22の各送信出力値を可変とする設定がなされているか否かを判断する。その結果、可変とする設定がなされていれば(ステップS42の“YES”)、制御部14は送信部12及び送信部22の送信出力値をそれぞれ設定する(ステップS43)。以降のステップS43乃至ステップS50の動作は、図7のステップS22乃至ステップS29の動作と同じであるから、説明を省略する。
ステップS42において、送信部12及び送信部22の各送信出力値を可変とする設定がなされていなければ(ステップS42の“NO”)、制御部14は送信部12及び送信部22の送信出力値を予め定められた固定値にそれぞれ設定する(ステップS55)。続いて制御部14は、操作部25において前述した移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされるまで待機する(ステップS56の“NO”)。操作部25において移動通信システムと無線システムの並行動作を終了する操作がなされたときは(ステップS56の“YES”)、本発明の実施例4に係る動作を終了する(“END”)。
図8のフローチャートは、実施例3で説明した図7のフローチャートにおいてステップS21とステップS22の間に送信出力可変の可否を判断する処理(図8のステップS42)を挿入し、送信出力が可変でないとき固定値に設定して並行動作の終了を待つ(図8のステップS42の“NO”乃至ステップS56)ように変形したものである。
これと同様に、実施例1で説明した図2のフローチャートにおいてステップS1とステップS2の間に送信出力可変の可否を判断する処理を挿入し、送信出力が可変でないとき固定値に設定して並行動作の終了を待つように変形することもできる。また、実施例2で説明した図4若しくは図5又は実施例3で説明した図6のフローチャートを同様に変形することもできる。
本発明の実施例4によれば、送信出力値を可変とする設定がされている場合に限ることにより、送信出力値の再設定の要否を的確に判断することができるという付加的な効果が得られる。以上の実施例1乃至実施例4において説明した無線装置の構成、接続、動作フロー等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
本発明の実施例1に係る無線装置のブロック図。 本発明の実施例1に係る無線装置の動作を表すフローチャート。 本発明の実施例2に係る無線装置のブロック図。 本発明の実施例2に係る無線装置の動作を表すフローチャート。 本発明の実施例2に係る無線装置の動作の変形例を表すフローチャート。 本発明の実施例3に係る無線装置の動作を表すフローチャート。 本発明の実施例3に係る無線装置の動作の変形例を表すフローチャート。 本発明の実施例4に係る無線装置の動作を表すフローチャート。
符号の説明
1、2 無線装置
10、20 アンテナ
11、21 送受切り換え部
12、22 送信部
13、23 受信部
14 制御部
15 メモリ
16 送話部
17 受話部
18 音声インターフェース
24 表示部
25 操作部
27 電池装着部
27a 電池
28 監視部
29 温度センサ

Claims (5)

  1. 電池を装着する手段と、
    第1の送信手段と、
    対応する無線システムを前記第1の送信手段と異にする第2の送信手段と、
    前記第1の送信手段の送信出力値及び前記第2の送信手段の送信出力値と電池の出力値を対応付けて記憶することのできる記憶手段と、
    前記第1の送信手段の送信出力値及び前記第2の送信手段の送信出力値を設定すると共に、前記設定した送信出力値に対応する電池の出力値を前記記憶手段から読み出して、前記読み出した電池の出力値が所定のしきい値を超えると判断したとき、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができる制御手段とを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  2. 前記電池の出力値を監視する監視手段をさらに備え、
    前記制御手段はさらに、前記監視手段により監視された電池の出力値が定められた限度を超えるならば、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記第1の送信手段は音声通話を含む無線通信に用いられ、
    前記制御手段は、前記第1の送信手段が音声通話に用いられている場合に限って、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記電池の出力値を監視する監視手段をさらに備え、
    前記第1の送信手段は音声通話を含む無線通信に用いられ、
    前記制御手段は、前記第1の送信手段が音声通話に用いられており、かつ、前記読み出した電池の出力値が所定のしきい値を超えると判断したとき、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができ、
    前記制御手段はさらに、前記第1の送信手段が音声通話に用いられており、かつ、前記監視手段により監視された電池の出力値が定められた限度を超えるならば、少なくとも前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の送信手段の送信出力値を可変とする設定がされている場合に限って、前記第2の送信手段の送信出力値を設定しなおすことができることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線装置。
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