JP2008060807A - イメージ追跡システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 機密朗詠した文書を外部に発しした時刻、操作者等を容易に検索することを可能とし、機密漏洩時に漏洩元を特定することを可能とする。
【解決手段】 画像入出力装置から機密漏洩した文書を「それと指示してスキャン」あるいは「画像データをそれと指示して送信」することで画像入出力装置で漏洩文書データに対してOCR処理を実施し、OCR処理の結果とログデータ中の文書を検索、照会し、一致した単語数が多い順に、該当文書候補とし表示する。
【選択図】 図5
【解決手段】 画像入出力装置から機密漏洩した文書を「それと指示してスキャン」あるいは「画像データをそれと指示して送信」することで画像入出力装置で漏洩文書データに対してOCR処理を実施し、OCR処理の結果とログデータ中の文書を検索、照会し、一致した単語数が多い順に、該当文書候補とし表示する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像処理装置を使用したユーザとその際に処理された画像データ、あるいは画像データに処理を施したデータ、さらに使用した日時等を関連付けてログとして保存することで、画像データが外部に流出した際に蓄積されたログを利用して画像データの流出元を特定する機能を有する、デジタル式複写機、あるいはプリンタ等を含んだ形で構築されるシステムに関する。
近年DRAMやHDD等の記憶媒体の低価格化に伴い、大量の画像データを安価に画像処理装置内に蓄積できるようになってきている。これにより従来、用紙への印字出力や原稿から読み取った画像データの出力のみの機能であった装置に、蓄積(ファイリング)機能も加えることが出来るようになった。またインターネット等のインフラの整備が進み、画像処理装置に入力した画像をネットワーク上の他の装置へ送信する、あるいは画像をネットワーク上で複数のユーザで共有することが可能となった。このような利便性が向上する反面、新たにセキュリティ上の問題が出てきている。すなわち記憶装置上の画像データを第三者に改竄される、あるいは消去される、さらには不正に出力されるなどの危険性が増大している。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2004−17538号公報
セキュリティへの関心が高まり、画像入出力機器において入出力が行われた画像と、その操作者、操作日時など情報をログとして記憶装置に蓄積し、後日機器の管理者が操作者、画像等を確認するシステムを提供することが重要な課題となっている。
このような機器において、画像を検索するためには予めログとして保存する画像データに自動文字認識(OCR)処理を施し、OCR処理結果をログに関連付けて保存することで、検索を容易に行うことが出来るシステムが知られているが、OCRによる文字の認識率は100%ではないこと、またログとして保存されるデータは大容量となるため、画像情報が漏洩した際に検索に使用するキーワードを選択することが難しく、検索者にとっては非常に手間となる作業である。
上述された発明を解決するために、本発明は発明されたものであり、
画像入出力装置を使用する際に操作者を特定するユーザ認証手段と、
装置へ入力、または装置から出力した画像データをオリジナル画像データとして蓄積する手段と、前記オリジナル画像データに対して自動文字認識(OCR)処理を施す文字認識手段とを有し、
画像入出力装置が使用される際には前記ユーザ認証手段により認証された個人を特定する情報と、前記装置から入出力されたオリジナル画像データと、前記文字認識手段によりオリジナル画像データから認識された文字データ情報と、画像入出力装置の操作日時とを関連付けて「画像つきログデータ」として記憶装置に残すことが可能な画像つきログ取得機能を持つことを特徴とする画像入出力装置において、
文書検索要求とともに画像データを入力された際には、入力した画像データを前記文字認識手段により自動文字認識を実行し、文字認識手段により検出された単語を予め「画像つきログデータ」として蓄積されたデータ内の文字データ情報をと比較し、一致した単語画多い文書から該当文書候補として結果を表示することを特徴とする画像出力装置を提供するものである。
画像入出力装置を使用する際に操作者を特定するユーザ認証手段と、
装置へ入力、または装置から出力した画像データをオリジナル画像データとして蓄積する手段と、前記オリジナル画像データに対して自動文字認識(OCR)処理を施す文字認識手段とを有し、
画像入出力装置が使用される際には前記ユーザ認証手段により認証された個人を特定する情報と、前記装置から入出力されたオリジナル画像データと、前記文字認識手段によりオリジナル画像データから認識された文字データ情報と、画像入出力装置の操作日時とを関連付けて「画像つきログデータ」として記憶装置に残すことが可能な画像つきログ取得機能を持つことを特徴とする画像入出力装置において、
文書検索要求とともに画像データを入力された際には、入力した画像データを前記文字認識手段により自動文字認識を実行し、文字認識手段により検出された単語を予め「画像つきログデータ」として蓄積されたデータ内の文字データ情報をと比較し、一致した単語画多い文書から該当文書候補として結果を表示することを特徴とする画像出力装置を提供するものである。
本発明により、機密性の高いデータが外部に流出した場合には流出したデータを画像出力装置にてスキャン、あるいは画像入出力装置に画像データを送信することで、流出したデータにオリジナル画像と同一の画像処理とOCR処理を施し、その処理結果と予め蓄積されているログ上のOCR処理結果の比較を実行することで、流出データのオリジナルとなる画像である確率が高いデータを自動的に検索することが可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳説する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳説する。
図1は本発明に係る電子部品としてのコントローラ部が搭載された画像入出力装置(データ処理装置)の一実施の形態を示すブロック構成図であって、該画像入出力装置1は、LAN(Local Area Network)400にてのホストコンピュータ(本実施の形態では第一、第二のホストコンピュータ3,4)に接続されている。
即ち、上記画像入出力システム(装置)1は、画像データの読取処理を行うリーダ部2と、画像データの出力処理を行うプリンタ部6と、画像データの入出力操作を行うキーボード、及び画像データや各種機能の表示などを行う液晶パネルを備えた操作部7と、制御プログラムや画像データ等が予め書き込まれたハードディスクドライブ8を装着し、これら各構成要素に接続されて該構成要素に接続されて該構成要素を制御する単一の電子部品からなるコントローラ部110とから構成されている。
さらにリーダ部2は原稿用紙を搬送する原稿給紙ユニット(部)10と、原稿画像を光学的に読み取って電気信号としての画像データに変換するスキャナ部11とを有し、プリンタ部6は記録用紙を収容する複数段の給紙カセットを備えた給紙ユニット(部)12と画像データを記録用紙に転写、定着するマーキングユニット(部)13と印字された記録用紙にソート処理やステイプル処理を施して、外部に排出する排紙ユニット(部)14とを有している。
図2はリーダ部2及びプリンタ部6の詳細を示す内部構造であって、リーダ部5はプリンタ部6に載置されている。
そして、リーダ部2では、原稿給送ユニット10に積層された原稿用紙がその積層順にしたがって、先頭から順次1枚ずつプラテンガラス15上に給送され、スキャナユニット11で所定の読取動作が終了した後、該読み取られた原稿用紙はプラテンガラス15上から原稿給送ユニット10に排出される。
また、上記スキャナユニット11では、原稿用紙がプラテンガラス15上に搬送されてくるとランプ16が点灯し、次いで光学ユニット17の移動を開始させ、原稿用紙を下方から照射し、走査する。そして、原稿用紙からの反射光は、複数のミラー18−20、及びレンズ21を介してCCDイメージセンサー(以下、単に「CCD」と記す)22へと導かれ、走査された原稿画像はCCD22によって読み取られる。そして、CCD22で読み取られた画像データは、所定の処理が施された後、コントローラユニット110(図2では図示省略)に転送される。
あるいは、原稿プラテン上に載置された原稿を同様にランプ16を点灯し、次いで光学ユニット17の移動を開始させ、原稿用紙を下方から照射し、走査することで、走査された原稿画像をCCD22によって読み取ることが可能である。
あるいは、原稿プラテン上に載置された原稿を同様にランプ16を点灯し、次いで光学ユニット17の移動を開始させ、原稿用紙を下方から照射し、走査することで、走査された原稿画像をCCD22によって読み取ることが可能である。
以上の手順で送出されたリーダからの画像データは、コネクタ56を介してコントローラ部110に送出される。
次いで、プリント部6では、コントローラ部110から出力された画像データに対応するレーザ光が、レーザドライバ23により駆動されるレーザ発行部24から発行され、該レーザ光はマーキング部13の感光ドラム25にはレーザ光に応じた静電潜像が形成され、現像器26により前記静電潜像の部分に現像罪が付着する。
一方、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙部12(給紙カセット12a,12b)から記録用紙が給紙されて転写部27に搬送され、感光ドラム25に付着している現像剤を記録用紙に転写する。画像データが転写された記録用紙は定着部28に搬送され、定着部28における加熱・加圧処理により画像データが記録紙に定着される。
そして、画像データを記録用紙に片面記録する場合は、定着部28を通過した記録用紙が排出ローラ29によってそのまま排紙ユニット14に排出され、排紙ユニット14は排出された記録用紙を束ねて記録用紙の仕分けを行い、また、仕分けされた記録用紙のステイプル処理を行う。
また、画像データを記録用紙に両面記録する場合は、排出ローラ29まで記録用紙を搬送した後、該は移出ローラ29の回転方向を逆転させ、フラッパ30によって再給紙搬送路31へと導かれ、該再給紙搬送路31に導かれた記録用紙は上述と同様にして転写部27に搬送される。
コントローラ部110は、上述したように単一の電子部品で構成され、リーダ部2読み取った画像データをコードに変換し、LAN400を介して第一及び第二のホストコンピュータ3、4に送信するスキャナ機能、及びホストコンピュータ3、4からLAN2を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部6に出力するプリンタ機能、その他の機能ブロックを有している。
図3はコントローラ部110の詳細を示すブロック図である。
すなわち、メインコントローラ32は、CPU33とバスコントローラ34と後述する各種コントローラ回路を含む機能ブロックとを内蔵すると共に、ROMI/F35を介してROM36と接続され、DRAMI/F37を介してDRAM38と接続され、コーデックI/F39を介してコーデック40と接続され、また、ネットワークI/F41を介してネットワークコントローラ42と接続されている。
ROM36は、メインコントローラ32のCPU33で実行される各種制御プログラムや演算データが確認されている。DRAM38は、CPU33が動作するための作業領域や画像データを蓄積するための領域として使用される。コーデック40はDRAM38に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIGなどの周知の圧縮方式で圧縮し、また圧縮されたデータをラスターイメージに伸長する。また、コーデック40にはSRAM43が接続されており、該SRAM43は前記コーデック40の一時的な作業領域として使用される。
ネットワークコントローラ42は、ネットワーク44を介してLAN2との間で所定の制御動作を行う。
また、前記メインコントローラ32はスキャナバス45を介してスキャナI/F46に接続され、プリンタバス47を介してプリンタI/F48に接続され、さらにPCIバス等の汎用高速バス49を介して拡張ボードを接続するための拡張コネクタ50及び入出力制御部(I/O制御部)51に接続されている。
I/O制御部51はリーダ部2やプリンタ部6との間で制御コマンドを送受信するための調歩同期式のシリアル通信コントローラ52が2チャンネル装備されており、該シリアル通信コントローラ52はI/Oバス53を介してスキャナI/F46及びプリンタI/F48に接続されている。
スキャナI/F48は、第一の調歩同期シリアルI/F54及び第一のビデオI/F55を介してスキャナコネクタ56に接続され、さらに該スキャナコネクタ56はリーダ部2のスキャナユニット11に接続されている。そして、スキャナI/F46はスキャナ部11から受信した画像データに対し所望の2値化処理や、主走査方向及び/又は副走査方向の変倍処理を行い、またスキャナ部11から送られてきたビデオ信号に基づいて制御信号を生成し、スキャナバス45を介してメインコントローラ32に転送する。
また、プリンタI/F48は、第2の調歩同期シリアルI/F57及び第2のビデオI/F58を介してプリンタコネクタ59に接続され、さらに該プリンタコネクタ59はプリンタ部6のマーキングユニット13に接続されている。そして、プリンタI/F48はメインコントローラ32から出力された画像データにスムージング処理を施して該画像データをマーキングユニット13に出力し、さらにマーキングユニット13から送られたビデオ信号に基づいて、生成された制御信号をプリンタバス47に出力する。
そして、CPU33は、ROM36からROMI/F35を介して読み込まれた制御プログラムに基づいて動作し、例えば、第1及び第2のホストコンピュータ3、4から受信したPDL(ページ記述言語)データを解釈し、ラスターイメージデータに展開処理を行う。
また、バスコントローラ34は、スキャナI/F46プリンタI/F48、その他拡張コネクタ50等に接続された外部機器から入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時のアービトレーション(調停)やDMAデータ転送の制御を行う。即ち、例えば、上述したDRAM38とコーデック40との間のデータ転送や、スキャナ部5からDRAM38へのデータ転送、DRAM38からマーキングユニット13へのデータ転送等は、バスコントローラ34によって制御され、DMA転送される。
また、I/O制御部51は、LCDコントローラ60及びキー入力I/F761を介してパネルI/F62は操作部7に接続されている。また、前記I/O制御部51は不揮発性メモリとしてのEEPROM66に接続され、またE−IDEコネクタ63を介してハードディスクドライブ8に接続され、さらに、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するリアルタイムクロックモジュール64に接続されている。尚、リアルタイムクロックモジュール64はバックアップ用電池65に接続されて該バックアップ用電池65によりバックアップされている。
図4はメインコントローラ32の内部詳細を示すブロック構成図である。
バスコントローラ34は、4×4の64ビットクロスバススイッチで構成され、64ビットのプロセッサバス(Pバス)67を介してCPU33に接続され、またメモリ専用のローカルバス(Mバス)68を介してキャッシュメモリ69aを備えたメモリコントローラ69に接続されている。尚、メモリコントローラ69はROM36やDRAM38などのメモリ類と接続され、これらのメモリ類の動作を制御する。
さらに、該バスコントローラ34はグラフィックスバス(Gバス)70を介してGバスアービタ71及びスキャン・プリンタコントローラ72と接続され、また入出力バス(Bバス)73を介して、Bバスアービター74、Gバスアービタ71、インタラプトコントローラ、及び各種機能ブロック(電力管理ユニット76、UARTなどのシリアルI/Fコントローラ77、USB(Universal Serial Bus)コントローラ78、IEEE1284等のパラレルI/Fコントローラ79、LANコントローラ80汎用入出力コントローラ81、Bバス73と外部バスであるPCIバスとの間でI/F動作を司るPCIバスI/F82、及びスキャナ・プリンタコントローラ72)と接続されている。
Bバスアービタ74はBバス73を協調制御するアービトレーションであり、Bバス73のバス使用要求を受け付け、調停の後、使用許可が選択された一つのマスタに与えられ、これにより同時に2つ以上のマスタがバスアクセスを行うのを禁止している。尚、アービトレーション方式は3段階の優先権を有し、それぞれの優先権に複数のマスタが割り当てられる。
インタラプトコントローラ75は、上述した各機能ブロック及びコントローラユニット110の外部からインタラプトを集積し、CPU33がサポートするコントローラ類72、77−82及びノンマスカブルインタラプト(NMI)に再配分する。
電力管理ユニット76は機能ブロック毎に電力を管理し、さらに1チップで構成されている電子部品としてコントローラユニット110の消費電力量の監視を行う。すなわち、コントローラユニット110は、CPU33を内蔵した大規模なASIC(特定用途向けIC)で構成されており、このため全ての機能ブロックが同時に動作すると大量の熱を発生して、コントローラ部110自体が破壊されてしまう虞がある。
そこで、このような事態を防止するために各に機能ブロック毎に消費電力を管理し、各機能ブロックの消費電力量はパワーマネージメントレベルとして電力管理ユニット76に集積される。そして、該電力管理ユニット76では各機能ブロックの消費電力量を合計し、該消費電力量が限界消費電力を超えないように各機能ブロックの消費電力量を一括して、監視する。
Gバスアービタ71は中央アービトレーション方式によりGバス70を協調制御しており、各バスマスタに対して専用の要求信号と許可信号とを有する。尚、バスマスタへの優先権の付与方式として、全てのバスマスタを同じ優先権として、公平にバス権を付与する公平アービトレーションモードといずれか一つのバスマスタに対して優先的にバスを使用させる優先アービトレーションモードのいずれかを指定することができる。
上述のような画像入出力装置を例にあげ、本特許の具体的な実施例について図5〜図9を用いて以下に、具体的に述べる。
図5、図6では画像つきログデータ保存クライアントA(以下、クライアントA)及び流出文書検索クライアントB(以下、クライアントB)と画像データ監査サーバがネットワークを介して接続されている。ネットワークをLAN400として、今、クライアントA及びBを画像入出力システム1、画像データ監査サーバをLAN400上のPC4として見ることができる。
図7では画像入出力システム1で新規入力画像を画像つきログとして記録する際の動作について、図8では画像入出力システム1が画像つきログデータの検索処理を要求する際の動作について、また図9では画像データ監査サーバの動作をフローチャートで説明する。
新規入力画像を画像つきログとして記録する処理について最初に説明する。
まず、図5を中心にコピー操作時に、画像つきログを保存する方法の概略を述べる。
まず、図5を中心にコピー操作時に、画像つきログを保存する方法の概略を述べる。
まず図5と図7のフローチャートを用いてクライアントAの動作を説明する。
図5でクライアントAである画像入出力システム1にて、(1)の操作認証を実行する。
画像入出力システム1にてジョブ実行時には必ず、操作者(以下ユーザ)を特定する認証動作を実行する。認証処理には、現在普及している技術として、ユーザIDとパスワードによって識別を行うものから、ICカードを用いるもの、指紋認証等様々な技術が考えられる。
画像入出力システム1では、ハードウェアとして拡張が必要な場合には、拡張コネクタ50にUSBのデバイスなどのブリッジを接続するなどして、拡張が可能となっており、上記認証方法等の1つあるいは複数を組み合わせて用い、ユーザ認証を行うことが可能であり具体的な認証方については特に限定しない。画像入出力システム1中のCPU33は図7中のSTEP9001で上記処理を実行し、処理を図7中のSTEP9002に移行する。
画像入出力システム1では、SETP9002で、認証したユーザの権限を確認する。
ユーザ権限は予め画像入出力システム1及び、PC4で設定可能とする。
ユーザ権限は予め画像入出力システム1及び、PC4で設定可能とする。
STEP9002でSTEP9001にて認証したユーザに画像ログ検索の権限がある場合には、STEP9003に画像入出力システム1は処理を移行し、操作部7に画像つきログから画像の検索指示が可能なI/Fを表示する。
STEP9004で画像入出力システム1はジョブ実行要求待ちとなる。
STEP9004で画像つきログの検索要求があった場合の処理についての詳細は後述する。
STEP9004で画像つきログの検索要求があった場合の処理についての詳細は後述する。
図5の(2)の手順で画像入出力システム1にてコピー操作が実行されると、画像入出力システム1は例えば、コピージョブの実行要求を処理する。CPU33はSTEP9005に処理を進めジョブ実行要求を受け付ける。ジョブ実行要求を受け付ける際には、画像入出力システム1内部の処理として画像つきログを保存可能な領域の確保等が行われる。
STEP9006では、ジョブを内部的に識別するためのユニークな番号(ジョブID)の発行、及びジョブの実行日時、操作者(ユーザ)情報等の画像つきログデータの付加情報としてハードディスク8に保存する。
STEP9007では上記の画像つきログデータの付加情報を画像データ監査サーバに新規ジョブ登録要求として送信する。
画像データを送信する前にログデータ付加情報を送信することでジョブの実行要求が行われたことをログとして保存する。
STEP9008ではコピー動作の一つとして原稿画像のスキャンを実施し画像の入力を実施する。
STEP9009にCPU33は処理を移行する。
CPU33はSTEP9009で事前術のジョブIDと画像データを関連付けて、ハードディスク8に保存し、STEP9010で保存したデータを画像データ監査サーバに送信する。(図5中の(3))
図5の(3)でクライアントAはスキャンしたデータを画像データ監査サーバに送信する。
図5の(3)でクライアントAはスキャンしたデータを画像データ監査サーバに送信する。
送信動作は特にユーザが意識的に操作部を通して指示するものではない。
上述の実施例では画像つきログデータの登録をコピージョブとして説明したが、画像入出力システムに入力されるPDLプリント、あるいはFAX送信、FAX受信等の画像データを対象とすることも可能である。その場合にはSTEP9005あるいはSTEP9008が該当するジョブの操作となる。
次に画像データ監査サーバの動作フローについて図5の(4)以降と、図9のフローチャートを用いて説明する。
画像データ監査サーバは図9のフローチャートに基づいて、画像つきログデータを保存する。
画像データ監査サーバはSTEP1101において、クライアントAからの要求待ちの状態にある。STEP1101で図5中の(1),(2)、および(3)にてクライアントAより新規ジョブ登録要求があった場合には処理をSTEP1102に進める。STEP1102ではSTEP9007にてクライアントAより送信される画像つきログデータの付加情報を受信し、STEP1103でログデータの一部として監査サーバの持つ大容量不揮発メモリに保存する。
STEP1104ではクライアントAがSTEP9010で送信するジョブIDと画像データを受信する。
画像データ監査サーバではSTEP1105で受信した画像データをオリジナルの画像データとして保存した上で、STEP1106で画像の解像度を確認する。一般的にOCR(文字認識)可能な解像度として300DPI以上の解像度が求められるが、画像データ監査サーバのOCR能力によって、要求される解像度は異なる。
STEP1106で画像データ監査サーバがOCR処理不可能な解像度である場合にはOCR処理可能な解像度にSTEP1107で解像度変換処理を実行する。そうでない場合には処理をSTEP1108に進めOCR処理を実行する。
STEP1009ではOCR処理結果とSTPE1105で保存した画像データ、ジョブID,操作者等の画像つきログデータの付加情報を関連付けて画像データ監査サーバのもつ大領領不揮発性メモリに保存して処理をSTEP1101に戻す。
ここまでで、クライアントAから画像データ監査サーバに画像つきログデータを保存する処理について説明した。
以降は画像データから該当ジョブを検索する処理について図6、及び図7〜9のフローチャートを用いて説明する。
図6でクライアントBである画像入出力システム1にて、操作認証を実行した後、STEP9002で検索権限ありと判定された場合にはSTEP9004で画像つきログ検索要求をユーザが画像入出力システム1に要求することが出来る。
STEP9004で画像つきログ検索を行う場合には処理を図8のフローチャートに
移す。
移す。
STEP1001でクライアントBでは操作部に画像つきログデータの検索に必要となる操作のガイド表示を行う。画像データの検索は実際に検索対象となる画像データを画像データ監査サーバに送信することで実施するが、ユーザはその対象となる画像をクライアントBで原稿をスキャンするか、あるいは予めクライアントBの持つハードディスク8に保存されているデータとするかの選択を実施する。
STEP1001で原稿をスキャンすることを選択した場合には処理をSTEP1002に移行し、原稿画像をスキャンする。(図6中の(2))
STEP1003でクライアントBは画像データをハードディスク8に一時保存し、STEP1004で画像データ監査サーバに画像データ検索要求とともに画像データを送信し、STEP1005で画像データを削除して処理を終了する。
STEP1003でクライアントBは画像データをハードディスク8に一時保存し、STEP1004で画像データ監査サーバに画像データ検索要求とともに画像データを送信し、STEP1005で画像データを削除して処理を終了する。
クライアントBである画像入出力システム1は装置内部のハードディスク8に画像データを保存することも可能であり、そのデータを検索対象とすることも出来る。その場合には処理をSTEP1001からSTEP1004に移行し、STEP1004でハードディスク8に保存されているデータを送信する。ハードディスク8には画像入出力システム1が外部から受信するFAX受信画像やPDL画像も蓄積可能であるので、それらを検索対象とすることも可能である。
画像データ監査サーバは図6の(3)にて画像データを受信する。図9のSTEP1101で画像データ検索要求を受信し、処理をSTEP1121に移行する。
STEP1121では受信した画像データがOCR可能な解像度かを確認し、OCR可能な解像で無い場合にはSTEP1123で解像度変換処理を実施し、STEP1124でOCR処理を実施する。(図6中の(4),(5))
STEP1125では画像データ監査サーバの持つ大容量HDD内にSTEP1124でOCR処理を実施した画像データと比較していない文書があるかどうかを確認する。
STEP1125では画像データ監査サーバの持つ大容量HDD内にSTEP1124でOCR処理を実施した画像データと比較していない文書があるかどうかを確認する。
文書が存在する場合には処理をSTEP1126に進めそうでない場合にはSTEP1130に移行する。画像データ監査サーバにログデータが一つも無い場合にはSTEP1126に処理を一度も移行することなく処理をSTEP1130に移行する。
STEP1126では画像データ換算サーバのもつ画像つきログデータ内のデータを比較文書として、一つ選択する。
STEP1127では検索要求のあったデータのOCR処理結果(STEP1124の結果)とSTEP1126で選択されたデータのOCR処理結果を比較する。
OCR処理結果の比較によりSTEP1128では一致した単語の数をジョブIDとともに保持し、処理をSTEP1125に戻す。
STEP1124のOCR処理結果と画像データ監査サーバ内の全ての画像データのOCRデータの比較が終了すると処理をSTEP1130に移行する。
STEP1130ではSTEP1129で保持したジョブIDとOCR結果が一致した単語数を表示し処理を終了する。
本実施例では画像つきログデータは画像データ監査サーバで保存する構成を例に述べているが、画像データ監査サーバ自体が独立したソフトウェアとして画像入出力システム1に内蔵されていてもかまわない。
また、図6中の流出文書クライアントBはPC3などのPCであり、検索対象文書はPCのハードディスク内部の文書であってもかまわない。
1 画像入出力システム
3 クライアントPC
501 デジタル署名発行認証サーバ
3 クライアントPC
501 デジタル署名発行認証サーバ
Claims (5)
- 画像入出力装置を使用する際に操作者を特定するユーザ認証手段と、
装置へ入力、または装置から出力した画像データをオリジナル画像データとして蓄積する手段と、前記オリジナル画像データに対して自動文字認識(OCR)処理を施す文字認識手段とを有し、
画像入出力装置が使用される際には前記ユーザ認証手段により認証された個人を特定する情報と、前記装置から入出力されたオリジナル画像データと、前記文字認識手段によりオリジナル画像データから認識された文字データ情報と、画像入出力装置の操作日時とを関連付けて「画像つきログデータ」として記憶装置に残すことが可能な画像つきログ取得機能を持つことを特徴とする画像入出力装置において、
文書検索要求とともに画像データを入力された際には、入力した画像データを前記文字認識手段により自動文字認識を実行し、文字認識手段により検出された単語を予め「画像つきログデータ」として蓄積されたデータ内の文字データ情報とを比較し、一致した単語が多い文書から該当文書候補として結果を表示することを特徴とする画像入出力装置。 - 前記画像入出力装置は画像の入力手段としてPDL(ページ技術言語)入力を持つことを特徴とする請求項目1記載の画像入出力装置。
- 画像入出力装置は原稿画像をデジタルデータとして入力可能な原稿スキャン手段を具備し、
前記画像入出力装置は画像の入力手段として前記原稿スキャン手段を用いること特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。 - 画像入出力装置はファクシミリ送受信可能なファクシミリ通信手段を具備し、
前記画像入出力装置は入出力されるデータとしてファクシミリ送受信データを用いること特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。 - 画像入出力装置はネットワークインターフェースを具備し、
前記画像入出力装置は入出力されるデータとして前記ネットワークインターフェースを用いること特徴とする請求項1記載の画像入出力装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006233948A JP2008060807A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | イメージ追跡システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008060807A true JP2008060807A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39243071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008060807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102802038A (zh) * | 2012-07-25 | 2012-11-28 | 华中科技大学 | 一种基于并行比特流处理器的二值图像模板匹配系统 |
-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006233948A patent/JP2008060807A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102802038A (zh) * | 2012-07-25 | 2012-11-28 | 华中科技大学 | 一种基于并行比特流处理器的二值图像模板匹配系统 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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