JP2008059677A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一のアーティストでも、共演者名等が記録されていることにより別のアーティストとして取り扱われ、同様のアーティスト名が多数列記されることによって同一アーティストの識別が困難となることを防止した「アーティスト名表示方法及び装置」とする。
【解決手段】アーティスト検索で検索した最初のアーティスト名を第1バッファメモリに記録し、次に検索したアーティスト名を第2バッファメモリに記録し、前記第1バッファメモリに記録したアーティスト名と第2バッファメモリに記録したアーティスト名とを比較し、前記アーティスト名に所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、両アーティスト名が同一であるとき共通アーティストであると判別し、検索したアーティスト名を表示する表示メモリに、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストとして記録する。
【選択図】図1
【解決手段】アーティスト検索で検索した最初のアーティスト名を第1バッファメモリに記録し、次に検索したアーティスト名を第2バッファメモリに記録し、前記第1バッファメモリに記録したアーティスト名と第2バッファメモリに記録したアーティスト名とを比較し、前記アーティスト名に所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、両アーティスト名が同一であるとき共通アーティストであると判別し、検索したアーティスト名を表示する表示メモリに、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストとして記録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯音楽端末等のオーディオ装置において、多数蓄積された音楽データから特定のアーティストを検索するに際し、同一のアーティストにも関わらずアーティスト名に共演者名等が記録されることにより別のアーティストとして検索されてしまうことを防ぐようにしたアーティスト名表示方法及びその方法を実施する装置に関するものである。
現在広く用いられている各種のオーディオ装置においては、近年は例えばDVD、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ記録媒体を用い、大容量のオーディオデータを記録してこれを再生して利用することが行われている。このような大容量のオーディオデータの中から所望の曲を選択して聴くには、オーディオデータ中に記録されているタグ情報を利用し、これを検索してアーティスト名、楽曲名、アルバム名をABC順や五十音順に一覧表示して、その中から希望のものを選択して聴くことが行われる。
このような大量のオーディオデータからタグ情報等を利用して所望の楽曲を選択する手法は、MP3形式等で記録したオーディオデータから所望の楽曲を選択する際に行われ、特に近年急速に普及している携帯音楽端末でも広く採用されているが、それ以外でも一般家庭用オーディオ装置や車両用オーディオ装置でも、フラッシュメモリやハードディスクに記録した楽曲の再生や、DVDオーディオの再生に際しても採用され、更にはパソコンでオーディオデータのデータ管理を行う際にも採用されている。
特に携帯音楽端末の利用に際しては、これを車両に持ち込んで車内で聴くことも行われるが、その際にはオーディオ性能に優れている車両用オーディオ装置に有線或いは無線で接続して、携帯音楽端末からオーディオデータを車両用オーディオ装置に送信可能とし、車両用オーディオ装置で携帯音楽端末の楽曲を再生することが行われる。その際には、車両用オーディオ装置から携帯音楽端末に対して再生操作を初めとする各種操作の信号を出力し、車両用オーディオ装置によって携帯音楽端末に記録されている楽曲を前記と同様に検索し、その結果を車両用オーディオ装置の画面に表示し、その中から所望のものを選択して聴くことができるようにもなっている。
なお、ナビゲーション装置のデータ検索に際して、名称を構成する全てのワードから成る本体データと、その本体データの一部のワードから成る複製データとから曖昧検索用データを構成し、検索文字列と一致する文字列を含む曖昧検索用データを検索し、同一名称に対応する曖昧検索用データが複数個ある場合には、検索文字列の文字数よりも重複文字数が小さい曖昧検索用データを選定することにより、曖昧検索において同じ名称が重複して表示されるのを防止する技術は特許文献1に記載されている。
特開11−85763号公報
前記のような従来のオーディオ装置においては、アーティスト名リストを一覧表示ができるが、この場合、アーティスト名称が同一でない場合は、別アーティストとして取り扱われる。しかしながら、オーディオデータに記録されるアーティスト名称においては、その楽曲の演奏において主となるアーティストが他のアーティストを客演者として共演する際に、アーティスト名称として客演者であるフィーチャリング(featuring)アーティストを前記主となるアーティストと共に記録することがある。
その際には例えば図5のアーティストリスト表示例に示すように、アーティスト名の検索の結果としてABC順にアーティスト名を並べて表示するとき、先頭文字がMのアーティストメイトして「Monky Magik」に続いて「MINMI」が表示され、「MINMI Feat.Alice」が更に続き、以降「MINMI Feat.Back」「MINMI Feat.Super」・・・と表示され、アーティスト「MINMI」の演奏に客演しているアーティストである「Alice」、「Back」「Super」・・・のアーティスト名が「MINMI」に続いてフィーチャリングの簡略文字であり記号である、「Feat.」として記録されているとき、これらは全てアーティスト名データ上では異なったアーティストとして取り扱われ、表示されることとなる。
しかしながら、利用者がアーティスト「MINMI」の曲を選択して聴きたいと思ったとき、ABC順に表示される画面をスクロールし、図5に示すような先頭文字がMのアーティスト部分に至ったとき、異なったアーティストとして図4に示すように「MINMI」単独のものの他、「MINMI・・・」が多数存在することとなり、予めこのような状態を予測しているときには比較的対応は容易であるが、このような状態を知らずにこの表示を見たとき、アーティスト「MINMI」の曲は「MINMI」単独の名称のみを選択し、他の「MINMI」の曲を選択することが困難となる。また、これらの曲を全て連続して聴きたいと思うとき、これらを全て選択して連続再生指示を行う必要があり、面倒であった。
上記のような状態は、単に共演者としての「Feat.」や「Featuring」のような言葉によって、特定のアーティストと共演者とをアーティスト名に記録する場合の他、例えば「Minmi&VADER」のように「&」で表示することもあり、「Minmi/・・・」のように「/」の前後に分けて表示することもある。このような場合も前記と同様であり、一見するだけでは同一アーティストであることを識別することが困難となる。
したがって本発明は、多数のオーディオデータを検索してその中から特定のアーティストを選択するに際して、アーティスト毎のリストを表示する際、同一のアーティストにも関わらず共演者名等が記録されていることにより別のアーティストとして取り扱われ、同様のアーティスト名が多数列記されることによって同一アーティストの識別が困難となることを防止し、これらを全て同一のアーティストとして取り扱い、表示することができるようにしたアーティスト表示方法及び装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るアーティスト表示方法は、前記課題を解決するため、アーティスト検索で検索した最初のアーティスト名を第1バッファメモリに記録し、次に検索したアーティスト名を第2バッファメモリに記録し、前記第1バッファメモリに記録したアーティスト名と第2バッファメモリに記録したアーティスト名とを比較し、前記アーティスト名に所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、第1バッファメモリのアーティスト名と第2バッファメモリのアーティスト名が同一であるとき共通アーティストであると判別し、検索したアーティスト名を表示する表示メモリに、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストとして記録することを特徴とする。
また、本発明に係る他のアーティスト表示方法は、前記アーティスト表示方法において、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分に替えて、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする。
また、本発明に係るアーティスト表示装置は、アーティスト検索で検索された最初のアーティスト名を記録する第1バッファメモリと、次に検索されたアーティスト名を記録する第2バッファメモリと、前記検索されたアーティスト名を異なったアーティスト名毎に記録し表示部に出力する表示メモリと、前記第1バッファメモリと、第2バッファメモリと、表示メモリのデータの記録を行うメモリデータ記録手段と、前記第1バッファメモリと第2バッファメモリとに記録されたアーティスト名を比較し共通のアーティストであるか否かを判別する共通アーティスト判別手段とを備え、前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で異なったアーティストであると判別したときには、前記第1バッファメモリのアーティスト名と第2バッファメモリのアーティスト名を前記表示メモリに異なったアーティスト名で記録し、共通のアーティストであると判別したときには、前記表示メモリに同一アーティスト名で記録し、前記共通アーティスト判別手段では、所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストであるか否かを判別することを特徴とする。
また、本発明に係るアーティスト表示装置は、前記アーティスト表示装置において、前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分に替えて、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする。
また、本発明に係るアーティスト表示装置は、前記アーティスト表示装置において、前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号のないアーティスト名にも、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする。
また、本発明に係るアーティスト表示装置は、前記アーティスト表示装置において、前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときに、表示用メモリに共通アーティストとして記録する際には、そのアーティストの展開表示用データとして、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分も含む正式のアーティスト名も記録することを特徴とする。
また、本発明に係るアーティスト表示装置は、前記アーティスト表示装置において、前記アーティスト検索を行うオーディオデータを備えたオーディオ機器と、利用者がアーティスト検索指示を行い、検索結果を表示するオーディオ機器とは別体であり、両オーディオ機器をデータ通信可能に接続していることを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、多数のオーディオデータを検索してその中から特定のアーティストを選択するに際して、アーティスト毎のリストを表示する際、同一のアーティストにも関わらず共演者名等が記録されていることにより別のアーティストとして取り扱われ、同様のアーティスト名が多数列記されることによって同一アーティストの識別が困難となることを防止し、これらを全て同一のアーティストとして取り扱い、見やすく表示され、また特定のアーティストの選択が容易となる。
同一のアーティストにもかかわらず共演者名等が記録されていることにより別のアーティストとして取り扱われ、同様のアーティスト名が多数列記されることを防止するという課題を、アーティスト検索で検索した最初のアーティスト名を第1バッファメモリに記録し、次に検索したアーティスト名を第2バッファメモリに記録し、前記第1バッファメモリに記録したアーティスト名と第2バッファメモリに記録したアーティスト名とを比較し、前記アーティスト名に所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、第1バッファメモリのアーティスト名と第2バッファメモリのアーティスト名が同一であるとき共通アーティストであると判別し、検索したアーティスト名を表示する表示メモリに、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストとして記録することにより実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図4は本発明を、MP3等により圧縮して多数のオーディオデータを記憶しこれを再生可能としている携帯音楽端末機器21を、車両オーディオ装置におけるヘッドユニット(HU)として示している車載オーディオ装置22に対して、データの送受信可能な接続線23によって接続し、車載オーディオ装置の操作によって、携帯音楽端末機器21に蓄積されたオーディオデータを取り込み、これを再生して車内スピーカーシステム24から出力することができるようにした例を示している。
この例においては、車載オーディオ装置22側の操作によって携帯音楽端末21に蓄積されているオーディオデータについて、特にそのオーディオデータ中のタグ情報を用いて検索を行い、検索結果を車載オーディオ装置22の表示部25、或いはこれに接続したディスプレイ26に表示可能としている例を示している。このようなディスプレイ26は、近年広く用いられている車両用ナビゲーション装置のモニターを、オーディオ装置の操作の際に表示切換によってオーディオの各種情報を表示可能とし、このディスプレイ26に図示するような検索結果を表示するようにしても良い。前記表示部25或いはディスプレイ26に表示された検索結果は、利用者の指示によりスクロール可能とされる。
上記のようなオーディオシステムの構成において、本発明は図1に示すような機能ブロックにより構成することができる。図1の例においては、車載オーディオ装置等のAV機器1に携帯音楽端末2を接続しており、携帯音楽端末2にはフラッシュメモリや小型ハードディスク等の、多数のオーディオデータが蓄積されているオーディオデータ蓄積部3を備え、この携帯音楽端末2の通常の使用態様においては再生出力部4によりこのオーディオデータを読み込んで再生して出力するようにしている。
携帯音楽端末2にはデータ検索部5を備え、通常の使用態様においても利用者の指示により例えばアーティスト検索等の検索を行い、その検索結果によって利用者が選択したアーティストの楽曲の再生出力を行うことができる。また通信部6を備え、有線により、或いはトランスミッター等の無線によりAV機器1の通信部10とデータの送受信を可能としている。
AV機器1の通信部10では利用者によりAV機器1のアーティスト検索指示部13から携帯音楽端末2に対して検索指示信号を出力し、携帯音楽端末2では通信部6でこの指示信号を入力し、携帯音楽端末2の通常のデータ検索と同様にアーティスト検索を行う。その検索結果は通信部6からAV機器1の通信部10に出力し、通信部10で入力した検索データは検索データ取込部12で取り込んでメモリデータ記録部12に出力する。
メモリデータ記録部12では第1バッファメモリ14、第2バッファメモリ15及び表示メモリ17のメモリのデータ記録を行い、また、そのデータ記録の態様として第2バッファメモリのデータを第1バッファメモリ14への移動、各バッファメモリのデータ消去等を行う。それにより例えば第1番目の検索結果データが取り込まれたとき、これを第1バッファメモリ14に記録する。また、第2番目の検索結果データが取り込まれたときには、これを第2バッファメモリ15に記録し、以降順にこれらを更新して記録することができる。
共通アーティスト判別部16では、第1バッファメモリ14に記録されているアーティスト名と、第2バッファメモリ15に記録されているアーティスト名が共通であるか否かを判別する。その判別に際しては、例えば「Monkey Magik」と「MINMI」のときには異なるアーティスト、「MINMI」と「MINMI」は同一アーティストとして判別するのは当然であるが、その他、前記のような客演者としての「Feat.・・・」、「Featuring」或いは共演者としての「&・・・」や「AND・・・」、更には「 / 」等が存在するときにはこれを検出し、それらが存在するときには両アーティストは共通である、と判別する。なお、主たるアーティストに名前を連ねている客演者等のアーティストは、以降便宜的に「共演者」と総称する。
メモリデータ記録部12では共通アーティスト判別部16で両アーティストが異なると判別したときには、第1番目に第1バッファメモリ14に記録されたアーティスト名を表示メモリ17の第1の位置に記録する。その際にはこのときのアーティスト名と共に記録されている曲名、アルバム名等も対応して記録し、利用者の指示等によりそのデータを表示可能とする。その後、第1バッファメモリ14のデータを消去し、第2バッファメモリ15のデータを書き込むことにより、第2バッファメモリ15のアーティスト名を第1バッファメモリ14に移動する。メモリデータ記録部12のこの記録操作後にアーティスト検索指示部13は、前記と同様に次のアーティストの検索指示を通信部10、6を介して行い、同様に次のアーティストデータの取り込みを行って、そのアーティスト名のデータを第2バッファメモリ15に記録する。以降、アーティスト名が全て異なるときには、同様の作動を繰り返す。
それに対して、n番目に読み込んで記録している第1バッファメモリ14のアーティスト名と、n+1番目に読み込んで記録している第2バッファメモリ15のアーティスト名が同一のときには、その後第1バッファメモリ14のアーティスト名が表示メモリ17のm番目に記録した後、第2バッファメモリ15のアーティスト名が第1バッファメモリに移動し、更に次に検索されたアーティスト名が第2バッファメモリ15に記録して更新を行うが、その後更新された第1バッファメモリのアーティスト名を表示メモリに書き込む作動の時に、表示メモリ17において先にm番目に記録されていたアーティストと同一アーティストとして記録を行うこととなる。また、その後このアーティスト名の表示指示があったとき、各楽曲のアルバム名や曲名を表示できるようにそのデータも関連つけて記録しておく。
このような第1バッファメモリ14と第2バッファメモリ15に記録された両アーティスト名の比較に際して、前記のように客演者としての「Feat.・・・」、或いは共演者としての「&・・・」や「AND・・・」等が存在するときにはこれを検出し、両者は同一アーティストであると判別し、前記同一アーティストと判別したときと同様の処理を行う。このときには前記図3(a)に示すような「MINMI」として表示メモリ17に記録しても良いが、このような共演者が記録されているアーティスト名を含んでいることを示すため、単独アーティストである「MINMI」の他に、例えば図3(b)のように「MINMI+α」のような表示用データを記録しても良い。その際には、単独の演奏の楽曲については単独名として別に表示しても良いが、その他、最初単独名として「MINMI」と記録した部分をその後「MINMI+α」と書き換えて全て統一し、結果的に図3(c)のように記録し表示しても良い。
上記のような作動を繰り返し、全てのデータ処理が終了したとき、或いは表示メモリに空き容量が無くなったときにはこの処理を終了し、表示メモリ17に前記のようにして記録したデータを表示部18に表示する。その際には前記のような態様により、図3(a)〜(c)に示すように表示される。
このような表示を行った後、利用者が特定のアーティスト名等を指示するとき、その指示された曲のオーディオデータ出力の指示を携帯音楽端末2に対して行い、そこから出力されてくるオーディオデータをオーディオデータ取込部19で取り込み、これを再生出力部20で再生して、車内スピーカシステムから出力する。
上記のような機能ブロックからなる本発明の実施例においては、例えば図2に示す作動フローにしたがって順に作動させることができる。図2に示す例においては、利用者が車載オーディオ装置等のAV機器1において携帯音楽端末2に蓄積されている多数の楽曲の内、所望のアーティストの曲を聴こうとして、アーティスト毎の表示を行い、その中から選択しようとするときの例を示している。
図2において、最初AV機器として示す車載オーディオ装置側でn個目のアーティストの取得要求を、アーティストサーチコマンドを携帯音楽端末に出力することにより行い(ステップS1)、携帯音楽端末ではそのアーティストサーチコマンドによってアーティストサーチを開始する(ステップS2)。そのアーティストサーチ中において(ステップS3)、n個目のアーティストの情報であるステータスが検索されると、これを第1バッファに格納する(ステップS4)。その際には図中例1として示すように、「MINMI」を第1バッファに格納することとなる。
この作動は、図1におけるAV機器1のアーティスト検索指示部13で携帯音楽端末2に対する検索指示を行うとき、通信部10から携帯音楽端末2の通信部6を介し、データ検索部5がオーディオデータ蓄積部3内のオーディオデータのアーティスト検索を行い、検索データ取込部11がn個目の検索アーティストを各通信部6、10を介して取り込み、メモリデータ記録部12がそのデータを第1バッファメモリ14に記録することにより行う。
次いでAV機器側においてn+1個目の2個目のアーティストの取得要求を行う(ステップS5)。その後前記ステップS1と同様の作動を行い、携帯音楽端末にアーティストサーチコマンドを送信し、携帯音楽端末ではアーティストサーチを行い(ステップS6)、そのアーティストサーチ中において(ステップS7)、n+1個目第2番目のアーティストステータスが検索され、これを第2バッファに格納する(ステップS8)。この作動により、図1の第2バッファメモリ15にn+1個目に検索されたアーティストが記録される。その際には図中例2として示しているように、「MINMI Feat.ALICE」を第2バッファに格納することとなる。なお、その後同様の作動を繰り返すとき、このステップS8においては例4として示すように「MINMI Feat.BACK」を第2バッファに格納し、例6として示すように「Mr.Children」を第2バッファに順に格納することとなる。
その後、第1バッファに格納されたアーティストと第2バッファに格納されたアーティストが共通のアーティストか否かを判別し(ステップS9)、共通のアーティストであると判別したときにはその共通部分を第1バッファに格納し、第2バッファをクリアする(ステップS10)。ここで第1バッファに格納されたアーティストと第2バッファに格納されたアーティストが共通のアーティストであるか否かの判別に際しては、前記のように、客演者としての「Feat.・・・」、或いは共演者としての「&・・・」や「AND・・・」等が存在するときにはこれを検出し、両者は同一アーティストであると判別する。また、第1バッファと第2バッファの共通部分としての「MINMI」を第1バッファに格納して第2バッファをクリアする。
これらの作動は、共通アーティスト判別部16が第1バッファメモリ14と第2バッファメモリ15のアーティスト名を比較し、前記判別を行って、その結果によりメモリデータ記録部13に所定の作動をさせることにより行うことができる。その際には例3に示すように、「MINMI」に対して「+α」を自動付加させ、「MINMI+α」を第1バッファに格納し、第2バッファをクリアする作動を行う。なお、このとき自動付加する記号や文字としては、前記のように「+α」の他、識別可能であるならば種々のものを用いることができる。また、前記ステップS8において例4の作動を行った後では例5に示すように、前記例3と同様に、「MINMI+α」を第1バッファに格納し、第2バッファはクリアすることとなる。
また、前記ステップS9において、共通アーティストではないと判別したときには、第1バッファを表示メモリのm番目に保存し、また第2バッファのデータを第1バッファに移動する。即ち、例えば第1バッファに「MINMI+α」が記録され、第2バッファに「Mr.Children」が記録されているとき、両者には共通部分がないと判別し、第1バッファの「MINMI+α」を表示メモリのm番目において先に記録されている「MINMI+α」の部分に別のオーディオデータとして保存するとともに、第2バッファの「Mr.Children」を第1バッファに移動することとなる。
前記ステップS10の作動を行った後、及びステップS11の作動を行った後は、再びステップS5に戻って、次のアーティストの取得要求を行い、最終的に携帯音楽端末に記録されている全てのデータの検索が終了したか、或いはAV機器における表示メモリが満杯になったときにはこの作動を停止する。
本発明は前記のようなアーティスト名の表示手法の他、メモリデータ記録部では、共通アーティスト判別部で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときに、表示用メモリに共通アーティストとして記録する際には、そのアーティストの展開データとして、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分も含む正式のアーティスト名も記録するようにしても良い。その際には、例えば図3(a)の「MINMI」、或いは(b)(c)のような「MINMI+α」部分をリモコン等で指示した時、同図(d)のように、正式のアーティスト名を表示することができるようになる。この詳細な情報表示に際しては、アルバム名や曲名を表示するようにしても良く、その際には前記同図(d)の表示と共に、或いは他の表示指示操作によって表示するようにしても良い。
1 AV機器
2 携帯音楽端末
3 オーディオデータ蓄積部
4 再生出力部
5 データ検索部
6 通信部
10 通信部
11 検索データ取込部
12 メモリデータ記録部
13 アーティスト検索指示部
14 第1バッファメモリ
15 第2バッファメモリ
16 共通アーティスト判別部
17 表示メモリ
18 表示部
19 オーディオデータ取込部
20 再生出力部
2 携帯音楽端末
3 オーディオデータ蓄積部
4 再生出力部
5 データ検索部
6 通信部
10 通信部
11 検索データ取込部
12 メモリデータ記録部
13 アーティスト検索指示部
14 第1バッファメモリ
15 第2バッファメモリ
16 共通アーティスト判別部
17 表示メモリ
18 表示部
19 オーディオデータ取込部
20 再生出力部
Claims (7)
- アーティスト検索で検索した最初のアーティスト名を第1バッファメモリに記録し、 次に検索したアーティスト名を第2バッファメモリに記録し、
前記第1バッファメモリに記録したアーティスト名と第2バッファメモリに記録したアーティスト名とを比較し、
前記アーティスト名に所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、第1バッファメモリのアーティスト名と第2バッファメモリのアーティスト名が同一であるとき共通アーティストであると判別し、
検索したアーティスト名を表示する表示メモリに、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストとして記録することを特徴とするアーティスト表示方法。 - 前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分に替えて、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする請求項1記載のアーティスト表示方法。
- アーティスト検索で検索された最初のアーティスト名を記録する第1バッファメモリと、
次に検索されたアーティスト名を記録する第2バッファメモリと、
前記検索されたアーティスト名を異なったアーティスト名毎に記録し表示部に出力する表示メモリと、
前記第1バッファメモリと、第2バッファメモリと、表示メモリのデータの記録を行うメモリデータ記録手段と、
前記第1バッファメモリと第2バッファメモリとに記録されたアーティスト名を比較し共通のアーティストであるか否かを判別する共通アーティスト判別手段とを備え、
前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で異なったアーティストであると判別したときには、前記第1バッファメモリのアーティスト名と第2バッファメモリのアーティスト名を前記表示メモリに異なったアーティスト名で記録し、共通のアーティストであると判別したときには、前記表示メモリに同一アーティスト名で記録し、
前記共通アーティスト判別手段では、所定の共演者を示す文字或いは記号が存在するとき、この文字或いは記号とこれに続く部分を除いて、共通アーティストであるか否かを判別することを特徴とするアーティスト表示装置。 - 前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分に替えて、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする請求項3記載のアーティスト表示装置。
- 前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときには、共演者を示す文字或いは記号のないアーティスト名にも、所定の文字或いは記号を付して表示メモリに記録することを特徴とする請求項4記載のアーティスト表示装置。
- 前記メモリデータ記録手段では、前記共通アーティスト判別手段で所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分を除いて共通アーティストであると判別したときに、表示用メモリに共通アーティストとして記録する際には、そのアーティストの展開表示用データとして、前記所定の共演者を示す文字或いは記号とこれに続く部分も含む正式のアーティスト名も記録することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のアーティスト表示装置。
- 前記アーティスト検索を行うオーディオデータを備えたオーディオ機器と、利用者がアーティスト検索指示を行い、検索結果を表示するオーディオ機器とは別体であり、両オーディオ機器をデータ通信可能に接続していることを特徴とする請求項3記載のアーティスト表示装置。
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Cited By (1)
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JP2009277263A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Pioneer Electronic Corp | 音楽データ記録装置、音楽データ記録方法及び音楽データ記録プログラム |
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JP2009277263A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Pioneer Electronic Corp | 音楽データ記録装置、音楽データ記録方法及び音楽データ記録プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091110 |