JP2008059369A - ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008059369A
JP2008059369A JP2006236729A JP2006236729A JP2008059369A JP 2008059369 A JP2008059369 A JP 2008059369A JP 2006236729 A JP2006236729 A JP 2006236729A JP 2006236729 A JP2006236729 A JP 2006236729A JP 2008059369 A JP2008059369 A JP 2008059369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
tasks
workflow
workflow management
critical path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006236729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5127186B2 (ja
Inventor
Yoshiro Matsui
善郎 松井
Niemann Michael
ニーマン ミヒャエル
Harald Holz
ホルツ ハラルド
Rostanin Oleg
ロスタニン オーレグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006236729A priority Critical patent/JP5127186B2/ja
Priority to US11/842,572 priority patent/US20080059967A1/en
Publication of JP2008059369A publication Critical patent/JP2008059369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5127186B2 publication Critical patent/JP5127186B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】プロジェクトの進捗管理を正確かつ容易に行うことができるワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理システム100であって、タスク情報を格納している格納手段120と、格納手段120からタスク情報を取得し、タスク情報に含まれる複数のタスクの構造,複数のタスク間の依存関係,複数のタスクの状態及びスケジュールの情報からワークフローのクリティカルパスを算出する算出手段110と、算出手段が算出したクリティカルパスを画面上に表示させる表示制御手段101とを備えたことにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体に係り、特に階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、WBS(Work Breakdown Structure)をベースにした例えばMS Project(登録商標)などのプロジェクト管理ツールが知られるようになった。
ここでプロジェクトとは、ある目的を実現するために一定期間チームを組み、活動するものを言う。また、WBSとは作業分解図等のことであり、プロジェクトに含まれる全ての作業をタスクとして拾い出して、その内容を明確化していく手法であり、作業計画の基本となる。
ここでは、MS Project(登録商標)を従来のプロジェクト管理ツールの一例として説明する。例えばMS Project(登録商標)では、プロジェクトの工程をプロセス(ワークフロー)により管理する。また、プロセス(ワークフロー)ではプロジェクトの工程をタスクにより管理する。
プロジェクトの工程をタスクにより管理するMS Project(登録商標)では各タスクの開始・終了予定日時、見積り工数、実際の開始・終了日時などを管理することによりプロジェクトの進捗・リソース(担当者)を管理するために用いられる。
MS Project(登録商標)の主な機能としては、WBSによるタスクの階層化がある。ただし、MS Project(登録商標)はタスクの親子関係がない。親タスクは実体がなく、包含タスクのみの存在である。
また、MS Project(登録商標)の主な機能としては、先行タスクによるタスクの依存関係の管理がある。また、MS Project(登録商標)の主な機能としては、タスクの期間、開始日、終了日、リソースによるスケジュール、計画管理がある。
また、MS Project(登録商標)の主な機能としては、作業実績の入力による進捗管理がある。また、MS Project(登録商標)の主な機能としては、クリティカルパスによるプロジェクトの管理(余剰日数0のタスクをクリティカルタスクとして認識し、クリティカルパスを自動的に計算する。)がある。更にMS Project(登録商標)の主な機能としては、ガンチャート、PARTチャートによる工程のビジュアル化がある。
なお、出願人は出願時点までに本発明に関連する公開された先行技術文献を発見することができなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
従来のプロジェクト管理ツールでは、タスクの期間、開始日、終了日、先行タスク、リソースなどのタスク情報を厳密に管理することにより、工程の管理が可能となる。現実にはプロジェクトの進行中にタスクを追加したり、リソース(担当者)が変更になることがあり、それらを反映しようとすると、意図しない様々な矛盾が発生したりして、プロジェクト管理ツールを上手く利用することが難しかった。
そこで、本出願人は、柔軟にプロジェクトを変更可能とする為に、新たなプロジェクト管理ツール(ワークフロー管理システム)を提案し、特許出願を行っている(例えば特願2006−3497、特願2006−3500参照)。
特願2006−3497及び特願2006−3500に記載されているワークフロー管理システムでは、AKW(Agile Knowledge Workflow)技術を用いることで、タスクの変更を容易化している。つまり、特願2006−3497及び特願2006−3500に記載されているワークフロー管理システムでは、プロジェクトの頻繁な変更が許されている。
しかしながら、新たなワークフロー管理システムではプロジェクトの頻繁な変更を許したため、プロジェクトの進捗管理が困難になるという課題が発生した。具体的に、管理者はプロジェクトの進捗管理において、クリティカルパスを見つけることが難しくなり、クリティカルパスから遅延リスクを正確かつ迅速に検出することが困難となった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、プロジェクトの進捗管理を正確かつ容易に行うことができるワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は、階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理システムであって、タスク情報を格納している格納手段と、前記格納手段からタスク情報を取得し、そのタスク情報に含まれる前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報から前記ワークフローのクリティカルパスを算出する算出手段と、前記算出手段が算出した前記クリティカルパスを画面上に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、プロジェクトの進捗管理を正確かつ容易に行うことができるワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
<システム構成>
図1は本発明によるワークフロー管理システムの一実施例のシステム構成図である。図1のワークフロー管理システム100は、GUI提供部101と、ワークフローエンジン110と、データベース(Databases)120と、Eメールサブシステム(Email subsystem)130とを有する。
GUI提供部101はワークフロー管理システム100を使用するユーザUの操作するユーザ用端末(図示せず)に対して、GUI(Graphical User Interface)を提供する。
ワークフローエンジン110は、既存のタスクモデルおよび/もしくはタスクインスタンスからの再利用により動的にワークフローモデルを生成し実行する。データベース120は、各種情報を体系的に管理する。また、EメールサブシステムはEメールに関する各種処理を行う。
GUI提供部101は、レンダリングエンジン102,入出力制御部103,プロセスチャート生成部104を有する。レンダリングエンジン102は表示画面を描画する。入出力制御部103はユーザUの操作するユーザ用端末との間で情報のやり取りを行う。プロセスチャート生成部104はプロセスチャートを生成する。
ワークフローエンジン110は、検索エンジン111,タスク制御部112,ワークフロー記録部116を備えている。検索エンジン111はDB120に対して各種の検索を実行する。タスク制御部112はワークフローを構成するタスクの制御を行う。ワークフロー記録部116はデータベース120を参照し、ユーザUの操作するユーザ用端末との間のワークフロー管理システム100の動作を監視してワークフローの作業記録を後述する作業記録DB124に対して行う。
タスク制御部112は、タスク作成部113,タスク実行部114,推測エンジン115を有する。タスク作成部113は、タスクを作成する。タスク実行部114は、作成されたタスクを実行する。推測エンジン115は、作業記録DB124の情報を元にユーザUの現在のタスクを推測し、関連する情報をデータベース120から検索する。
データベース120は、関連情報DB121,タスクモデルDB122,タスクインスタンスDB123,作業記録DB124,組織情報DB125を有する。関連情報DB121はワークフローの実行に際して参考にされる関連情報を格納する。タスクモデルDB122は予め管理者等によって抽象化されたタスクモデルを格納する。
タスクインスタンスDB123は、過去のタスクインスタンスを格納する。作業記録DB124は、ワークフローの作業記録を格納する。また、組織情報DB125は企業等の組織情報を格納する。なお、タスクモデルDB122およびタスクインスタンスDB123は関連情報DB121に登録された情報とのリンクを持つ。
動作概要として、ユーザUはユーザ用端末からGUI提供部101の入出力制御部103を通じてワークフローエンジン110を操作し、ワークフローの作成、実行、ワークフローモデルの作成、関連情報の登録、及び、これらとワークフローインスタンス、ワークフローモデルとのリンク等の作業を行う。
ワークフローの作成に際し、ワークフローエンジン110の検索エンジン111は各種の検索をデータベース120に対して実行する。また、ワークフローエンジン110のタスク制御部112は、タスクモデルDB122およびタスクインスタンスDB123を使用し、ユーザUの指示等に基づいてタスクを制御する。
タスク制御部112のタスク作成部113は、ユーザUの指示に従ってデータベース120の情報を元にタスクの作成、情報のリンク付け等の作業を行う。タスク実行部114は、ユーザUの指示に従ってタスクインスタンスDB123の情報を利用し、実際のタスク情報の更新を行う。タスクの実行は、ワークフロー管理システム側から見ればタスク情報の更新である。
推測エンジン115は、作業記録DB124の情報を元にユーザUの現在のタスクを推測し、関連する情報をデータベース120から検索する。また、ワークフロー記録部116は、ユーザUとワークフロー管理システム100の動作を監視し、ワークフローの作業記録を作業記録DB124に格納する。
なお、ワークフロー管理システム100は例えばパーソナルコンピュータ(PC)等で実現されるものである。以下に示した各実施例の動作処理は特に明記しない限り、CPUがROMやハードディスク装置等に記憶されたプログラムに従い、RAM等のメインメモリをワークエリアとして使用して実行、処理される。
以下では、図1のワークフロー管理システム100において、プロジェクトの進捗管理を正確かつ容易に行うことができる実施例1〜3について説明する。本発明によるワークフロー管理システム100では、プロジェクトの頻繁な変更を許しつつも、プロジェクトの進捗管理を正確かつ容易に行うことができる。
まず、本発明によるワークフロー管理システム100は、WBSにおいて、任意のタスクに子タスクを作成可能とする。また、本発明によるワークフロー管理システム100は親タスクもタスクの実体を持てるものとする。
また、本発明によるワークフロー管理システム100は、親タスクと子タスクとの時間的依存関係を撤廃し、親タスク及び子タスクにそれぞれ任意の開始日、終了日又は期間を保持する。ただし、本発明によるワークフロー管理システム100は、親タスクが子タスクよりも前に開始し、後で終了する。また、本発明によるワークフロー管理システム100は親タスク及び子タスクを独立して、また、並行して実行できる。
また、本発明によるワークフロー管理システム100は、WBSにおけるタスクの親子関係とは別に、タスクの順序関係を保持する。この順序関係は、前述したMS Project(登録商標)の先行タスクと同様である。
また、本発明によるワークフロー管理システム100は、各タスクの進捗度を残日数あるいは割合によりユーザが設定できる。また、本発明によるワークフロー管理システム100は、タスクの順序関係と期間とを元に、プロジェクトのクリティカルパスを後述するように発見する。ユーザは、クリティカルパスを参照することにより、プロジェクトの進捗管理が可能である。
また、本発明によるワークフロー管理システム100は、クリティカルパスに含まれるタスクをクリティカルタスクとして一覧表示し、それらクリティカルタスクの進捗を管理する。また、本発明によるワークフロー管理システム100は、クリティカルタスクがサブタスクを含む場合、サブタスクの進捗を元にクリティカルタスクの進捗を計算する。
また、本発明によるワークフロー管理システム100は、クリティカルパスにおいて遅延リスクが検出された場合に、ユーザ用端末の画面上又はEメールなどでユーザに遅延リスクが高まったことを通知できる。
図2は、ワークフロー管理システムにおけるクリティカルパス表示処理を表した一例のシーケンス図である。なお、図2中のブラウザ201はユーザ用端末に搭載される。ステップS201に進み、ユーザ用端末に搭載されているブラウザ201はユーザからの要求に基づき、ワークフロー管理システム100のGUI提供部101にクリティカルパス表示要求を行う。
ステップS202に進み、GUI提供部101はユーザが選択したプロジェクトを指定して、クリティカルパス表示要求に基づき、推測エンジン115にクリティカルパス計算要求を行う。ステップS203に進み、推測エンジン115はクリティカルパス計算要求に基づき、クリティカルパス計算に必要なタスク構造・依存関係情報をタスクインスタンスDB123に要求する。
タスクインスタンスDB123は例えばタスク構造・依存関係情報を図3及び図4のようなテーブルスキーマにより格納している。図3は、タスクテーブルの一例の構成図である。図4は、タスクシーケンステーブルの一例の構成図である。
図3のタスクテーブルは、タスクID,タスク名,タスクの記述,タスクの状態,開始予定日,終了予定日,残日数および親タスクIDを含む構成である。また、図4のタスクシーケンステーブルはタスクシーケンスID,開始タスクIDおよび終了タスクIDを含む構成である。
例えばタスク構造・依存関係情報は、図3のタスクテーブル及び図4のタスクシーケンステーブルから取得できる。ステップS204に進み、推測エンジン115はタスクインスタンスDB123からタスク構造・依存関係情報を受信する。
ステップS205に進み、推測エンジン115は続いてクリティカルパス計算に必要なタスク状態情報をタスクインスタンスDB123に要求する。例えばタスク状態情報は図3のタスクテーブルから取得できる。ステップS206に進み、推測エンジン115はタスクインスタンスDB123からタスク状態情報を受信する。
ステップS207に進み、推測エンジン115は後述するようにクリティカルパス計算を行う。ステップS208に進み、推測エンジン115はクリティカルパスの計算結果をGUI提供部101に送信する。
ステップS209に進み、GUI提供部101は、表示情報を生成する為に必要なタスク構造・依存関係情報をタスクインスタンスDB123に要求する。ステップS210に進み、GUI提供部101はタスクインスタンスDB123からタスク構造・依存関係情報を受信する。
ステップS211に進み、GUI提供部101はクリティカルパスの計算結果及びタスク構造・依存関係情報から表示情報を生成する。ステップS212に進み、GUI101は生成した表示情報をブラウザ201に送信し、後述するようなクリティカルパスが表された画面をブラウザ201に表示させる。
なお、本発明によるワークフロー管理システム100は、タスクの追加又は分割,タスクの遅延又は短縮などが生じた場合、クリティカルパスの再計算を行う。ここではタスクの追加処理を例として説明する。
図5は、ワークフロー管理システムにおけるタスクの追加処理を表した一例のシーケンス図である。なお、図2中のブラウザ201はユーザ用端末に搭載される。
ステップS501に進み、ユーザ用端末に搭載されているブラウザ201はユーザからの要求に基づき、ユーザが選択したプロジェクトを指定して、ワークフロー管理システム100のGUI提供部101にタスク追加要求を行う。
ステップS502に進み、GUI提供部101はタスク追加要求に基づき、タスク作成部113にタスク作成要求を行う。ステップS503に進み、タスク作成部113はタスク作成要求に基づき、推測エンジン115にタスク追加前のクリティカルパス計算要求を行う。ステップS504に進み、推測エンジン115はタスク追加前のクリティカルパス計算要求に基づき、クリティカルパス計算に必要なタスク構造・依存関係情報をタスクインスタンスDB123に要求する。ステップS505に進み、推測エンジン115はタスクインスタンスDB123からタスク構造・依存関係情報を受信する。
ステップS506に進み、推測エンジン115はクリティカルパス計算に必要なタスク状態情報をタスクインスタンスDB123に要求する。ステップS507に進み、推測エンジン115はタスクインスタンスDB123からタスク状態情報を受信する。
ステップS508に進み、推測エンジン115は後述するようにクリティカルパス計算を行う。ステップS509に進み、推測エンジン115はクリティカルパスの計算結果をタスク作成部113に送信する。
タスク追加前のクリティカルパスの計算結果を受信すると、タスク作成部113はステップS510に進み、タスクインスタンスDB123へのタスク登録・タスク構造更新を要求する。そして、ステップS511に進み、タスク作成部113はタスクインスタンスDB123へのタスク登録・タスク構造更新の結果をタスクインスタンスDB123から受信する。
ステップS512に進み、タスク作成部113は推測エンジン115にタスク追加後のクリティカルパス計算要求を行う。ステップS513に進み、推測エンジン115はタスク追加後のクリティカルパス計算要求に基づき、クリティカルパス計算に必要なタスク構造・依存関係情報をタスクインスタンスDB123に要求する。推測エンジン115はステップS514に進み、タスクインスタンスDB123からタスク構造・依存関係情報を受信する。
ステップS515に進み、推測エンジン115はクリティカルパス計算に必要なタスク状態情報をタスクインスタンスDB123に要求する。ステップS516に進み、推測エンジン115はタスクインスタンスDB123からタスク状態情報を受信する。
ステップS517に進み、推測エンジン115は後述するようにクリティカルパス計算を行う。ステップS518に進み、推測エンジン115はクリティカルパスの計算結果をタスク作成部113に送信する。
タスク追加後のクリティカルパスの計算結果を受信すると、タスク作成部113はステップS519に進み、タスク追加前及びタスク追加後のクリティカルパスを比較し、遅延が発生するタスクを抽出する。ステップS520に進み、タスク作成部113はステップS519で抽出した遅延が発生するタスクの担当者にメールで通知する旨、Eメールサブシステム130に要求する。Eメールサブシステム130は、必要な情報をデータベース120から取得し、遅延が発生するタスクの担当者に、タスクの遅延発生をEメールで通知する。
また、ステップS521に進み、タスク作成部113はタスク作成要求に対する応答をGUI提供部101に対して行う。さらに、ステップS522に進み、GUI提供部101はタスク追加要求に対する応答をブラウザ201に対して行う。なお、図2のシーケンス図と同様に、図5のシーケンス図はタスク追加後のクリティカルパス及び遅延が発生するタスクが表された画面をブラウザ201に表示させるようにしてもよい。
次に、クリティカルパス計算処理について説明する。図6はWBSによるタスクの階層化を表した一例のイメージ図である。図6の「プロジェクトA」は「タスク1」〜「タスク7」で構成されている。
「タスク3」及び「タスク4」は「タスク2」の子タスクである。「タスク6」は「タスク5」の子タスクである。「タスク7」は「タスク6」の子タスクである。図6の「プロジェクトA」の場合、各タスクの開始、終了日に以下の制限がある。
例えば「タスク2」は「タスク3」及び「タスク4」よりも前に開始し、後で終了しなければならない。「タスク5」は「タスク6」及び「タスク7」よりも前に開始し、後で終了しなければならない。「タスク6」は「タスク7」よりも前に開始し、後で終了しなければならない。
図6の「プロジェクトA」では、「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係が規定されているものとする。本実施例では、この順序関係をタスクシーケンスと呼んでいる。図6の「プロジェクトA」では、以下の手順でクリティカルパスを発見する。
まず、推測エンジン115は、順序関係が定義されているタスク、タスクシーケンスについて、以下のようにクリティカルパスを計算する。なお、開始予定日,終了予定日及び期間には、「終了予定日−開始予定日>期間」の関係がある。
推測エンジン115は、タスクシーケンスを構成している「タスク1」の終了予定日と「タスク3」の開始予定日とを比較する。「タスク3」の開始予定日が「タスク1」の終了予定日より前の場合、推測エンジン115は「タスク3」の開始予定日を「タスク1」の終了予定日に変更する。
次に、推測エンジン115は、タスクシーケンスを構成している「タスク3」の終了予定日と「タスク6」の開始予定日とを比較する。ここで「タスク6」の開始予定日が「タスク3」の終了予定日より前の場合、推測エンジン115は「タスク6」の開始予定日を「タスク3」の終了予定日に変更する。
このように、推測エンジン115は、「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係から成るタスクシーケンスの終了予定日を「タスク6」の終了予定日に変更する。
次に、推測エンジン115は親子関係がある「タスク2」の終了予定日と「タスク3」の終了予定日とを比較する。ここで「タスク2」の終了予定日が「タスク3」の終了予定日より前の場合、推測エンジン115は「タスク2」の終了予定日を「タスク3」の終了予定日に変更する。
推測エンジン115は、親子関係がある「タスク5」の終了予定日と「タスク6」の終了予定日とを比較する。ここで「タスク5」の終了予定日が「タスク6」の終了予定日より前の場合、推測エンジン115は「タスク5」の終了予定日を「タスク6」の終了予定日に変更する。
推測エンジン115は、上記の手順で計算したタスクシーケンス,「タスク2」又は「タスク5」の終了予定日を比べ、最後に終了するタスク又はタスクシーケンスをクリティカルパスとする。
タスクシーケンスの終了予定日は、例えば図7のフローチャートに示す手順により導出される。ステップS701に進み、推測エンジン115は「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係から成るタスクシーケンスから最初のタスクである「タスク1」を選択し、現在のタスクとする。
ステップS702に進み、推測エンジン115はタスクシーケンスに現在のタスク「タスク1」の次のタスクがあるか否かを判定する。タスクシーケンスに現在のタスク「タスク1」の次のタスク「タスク3」があるので、推測エンジン115はステップS703に進み、現在のタスクの終了予定日(t1)より次のタスクの開始予定日(t2)が前か否かを判定する。
現在のタスク「タスク1」の終了予定日(t1)より次のタスク「タスク3」の開始予定日(t2)が前であれば、推測エンジン115はステップS704に進み、次のタスクである「タスク3」の開始予定日を現在のタスクである「タスク1」の終了予定日の日付で更新したあと、ステップS705に進む。なお、現在のタスク「タスク1」の終了予定日(t1)より次のタスク「タスク3」の開始予定日(t2)が前でなければ、推測エンジン115はステップS705に進む。
ステップS705では、推測エンジン115が、次のタスクである「タスク3」を選択して現在のタスクとしたあと、ステップS702に戻る。ステップS702では、推測エンジン115が、タスクシーケンスに現在のタスク「タスク3」の次のタスクがあるか否かを判定する。推測エンジン115は、タスクシーケンスに現在のタスク「タスク3」の次のタスク「タスク6」があるので、ステップS703に進み、現在のタスクの終了予定日(t1)より次のタスクの開始予定日(t2)が前か否かを判定する。
現在のタスク「タスク1」の終了予定日(t1)より次のタスク「タスク3」の開始予定日(t2)が前であれば、推測エンジン115はステップS704に進み、次のタスクである「タスク6」の開始予定日を現在のタスクである「タスク3」の終了予定日の日付で更新したあと、ステップS705に進む。なお、現在のタスク「タスク3」の終了予定日(t1)より次のタスク「タスク6」の開始予定日(t2)が前でなければ、推測エンジン115はステップS705に進む。
ステップS705では、推測エンジン115が、次のタスクである「タスク6」を選択して現在のタスクとしたあと、ステップS702に戻る。ステップS702では、推測エンジン115が、タスクシーケンスに現在のタスク「タスク6」の次のタスクがあるか否かを判定する。推測エンジン115は、タスクシーケンスに現在のタスク「タスク6」の次のタスクがないので、ステップS706に進み、現在のタスク「タスク6」の終了予定日をタスクシーケンスの終了予定日として採用し、処理を終了する。
また、子タスクを持つ親タスクの終了予定日は、例えば図8のフローチャートに示す手順により導出される。ステップS801に進み、推測エンジン115は「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係から成るタスクシーケンスの終了予定日の導出によってサブタスクの終了予定日が更新される。
ステップS802に進み、推測エンジン115は「プロジェクトA」を構成する全てのタスクについてステップS803の処理を実行する。ステップS803では、現在のタスクの子孫タスクの中で終了予定日が最も遅いタスクの終了予定日を現在のタスクの終了予定日とする。
なお、子タスクを持つ親タスクの進捗度は、親タスクと子タスクとの関係として以下の状況を考慮して管理する必要がある。まず、親タスクの開始予定日は子タスクの開始予定日よりも前になければならない。また、親タスクの終了予定日は子タスクの終了予定日よりも後になければならない。また、親タスクはタスク処理の実体を持っており、子タスクと独立して実行されなければならない。さらに、子タスクは任意に追加されなければならない。
例えば親タスクの進捗度は、親タスク及び全ての子タスクの進捗度の平均とすることができる。これにより、全てのタスクの進捗度をそれぞれ計算できる。また、クリティカルタスクの進捗度を参照することにより、プロジェクトのクリティカルパスにおける進捗度を見ることができる。タスクの進捗度は、各タスクの残日数を導入すれば、以下に示した式(1)によって計算することができる。
タスクの進捗度=(期間−残日数)/期間・・・(1)
例えばユーザ用端末に搭載されているブラウザ201は、前述のように計算されたクリティカルパスに基づき、実施例1〜4のようなガンチャートを表示できる。
図9は、プロジェクトの開始予定日前(計画時)にブラウザが表示するガンチャートの一例のイメージ図である。図9のガンチャートでは、「クリティカルパス1」及び「クリティカルパス2」を表示している。例えば「クリティカルパス1」は、「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係から成るタスクシーケンスである。また、「クリティカルパス2」は、「タスク6」である。なお、図9等に示したガンチャートでは、1ヶ月が20日(4週間)で表されている。なお、図9のガンチャートは、例えば図2のシーケンス図で表した処理を利用して作成される。
図10は、プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの一例のイメージ図である。図10のガンチャートは、クリティカルパスで遅れが生じた場合を表している。具体的には、9月1日時点で「タスク3」の残日数が15日(3週間)となっている。
つまり、クリティカルタスクである「タスク3」には1週間の遅れが生じ、終了日が1週間遅延する。また、「タスク3」の終了日が1週間遅延することで、「タスク6」の開始日及び終了日は1週間遅延する。さらに、「タスク6」の終了日が1週間遅延することにより、「タスク5」の終了日は1週間遅延する。その結果、クリティカルパスは1週間の遅れとなる。
ワークフロー管理システム100では、クリティカルパスの遅れが生じると、その旨をプロジェクトの管理者や各タスクの担当者に、ブラウザ201やEメールを利用して通知できる。なお、図10のガンチャートは、例えば図5のシーケンス図で表した処理を利用して作成される。
図11は、プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの他の一例のイメージ図である。図11のガンチャートでは、「タスク8」が追加された場合を表している。具体的には、9月1日時点で期間が3週間の「タスク8」がクリティカルタスクである「タスク3」のサブタスクとして追加されている。
このとき、「タスク8」の親タスクである「タスク3」は「タスク8」よりも先に終了できない為、1週間の遅れが生じ、終了日が1週間遅延する。また、「タスク3」の終了日が1週間遅延することで、「タスク6」の開始日及び終了日は1週間遅延する。
さらに、「タスク6」の終了日が1週間遅延することにより、「タスク5」の終了日は1週間遅延する。その結果、クリティカルパスは1週間の遅れとなる。
ワークフロー管理システム100では、クリティカルパスの遅れが生じると、その旨をプロジェクトの管理者や各タスクの担当者に、ブラウザ201やEメールを利用して通知できる。なお、図11のガンチャートは、例えば図5のシーケンス図で表した処理を利用して作成される。
図12は、プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの他の一例のイメージ図である。図12のガンチャートでは、「タスク3」の一部を「タスク8」として分割し、期間が短縮された場合を表している。
具体的には、8月15日時点でクリティカルタスクである「タスク3」の一部を期間が2週間の「タスク8」として切り出し、その「タスク8」を「タスク3」のサブタスクとして追加したものである。このため、「タスク3」の期間は4週間から2週間に短縮されている。
このとき、「タスク6」は「タスク3」の終了直後に開始できるため、「タスク6」の開始日を2週間早めることができる。ワークフロー管理システム100では、プロジェクトの管理者や「タスク6」の担当者に、「タスク6」のスケジュールを2週間前倒しできる旨をブラウザ201やEメールを利用して通知し、計画の変更を促すことができる。
さらに、「タスク6」のスケジュールを2週間前倒しに変更した場合は、プロジェクトの管理者や「タスク5」の担当者に、スケジュールの変更可能範囲を通知し、計画の変更を促すことができる。
すると、「タスク1」→「タスク3」→「タスク6」の順序関係から成るタスクシーケンスはクリティカルパスでなくなる。クリティカルパスは、「タスク5」だけとなる。ワークフロー管理システム100では、プロジェクトの管理者や「タスク5」の担当者に、その旨を通知できる。
(実施例1〜3のまとめ)
本発明によるワークフロー管理システム100では、任意のタスクをプロジェクト実行中に容易にブレークダウンできる。また、本発明によるワークフロー管理システム100では、実際の業務でタスクのブレークダウンとタスクの順序関係が別なケースがしばしば発生するが、それに対応できる。また、本発明によるワークフロー管理システム100では、タスクの進行管理ができる。
また、本発明によるワークフロー管理システム100では、プロジェクトの進捗において特に管理対象とすべきものを提示することで、枝葉末節にとらわれず、プロジェクトを適正に管理できる。また、複数のクリティカルタスクをタスクの順序関係を元に一連のクリティカルパスとしてみることで、複雑な状況でもプロジェクトの進捗を容易に見ることができる。
また、本発明によるワークフロー管理システム100では、クリティカルタスクの進行管理と組み合わせることで、プロジェクトの進捗上の問題の発生を容易に発見できる。さらに、本発明によるワークフロー管理システム100では、タスクを追加する度にクリティカルパスを自動計算することでタスクの進捗を常に最新のプロジェクトの状態に基づいて管理できる。
これにより、本発明によるワークフロー管理システム100では、単にクリティカルパス上の進捗が遅れているときだけでなく、タスクを追加したときにもリアルタイムにプロジェクト全体の進捗に対するリスクを検出し、ユーザに提示することができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明によるワークフロー管理システムの一実施例のシステム構成図である。 ワークフロー管理システムにおけるクリティカルパス表示処理を表した一例のシーケンス図である。 タスクテーブルの一例の構成図である。 タスクシーケンステーブルの一例の構成図である。 ワークフロー管理システムにおけるタスクの追加処理を表した一例のシーケンス図である。 WBSによるタスクの階層化を表した一例のイメージ図である。 タスクシーケンスの終了予定日を導出する処理の一例のフローチャートである。 子タスクを持つ親タスクの終了予定日を導出する処理の一例のフローチャートである。 プロジェクトの開始予定日前(計画時)にブラウザが表示するガンチャートの一例のイメージ図である。 プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの一例のイメージ図である。 プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの他の一例のイメージ図である。 プロジェクトの開始予定日後にブラウザが表示するガンチャートの他の一例のイメージ図である。
符号の説明
100 ワークフロー管理システム
101 GUI提供部
102 レンダリングエンジン
103 入出力制御部
104 プロセスチャート生成部
110 ワークフローエンジン
111 検索エンジン
112 タスク制御部
113 タスク作成部
114 タスク実行部
115 推測エンジン
116 ワークフロー記録部
120 データベース
121 関連情報DB
122 タスクモデルDB
123 タスクインスタンスDB
124 作業記録DB
125 組織情報DB
130 Eメールサブシステム
201 ブラウザ

Claims (19)

  1. 階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理システムであって、
    タスク情報を格納している格納手段と、
    前記格納手段からタスク情報を取得し、そのタスク情報に含まれる前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報から前記ワークフローのクリティカルパスを算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記クリティカルパスを画面上に表示させる表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。
  2. 前記算出手段は、前記クリティカルパスに含まれるタスクをクリティカルタスクとして管理し、前記クリティカルタスクの進捗に基づいて前記ワークフローの進捗を算出することを特徴とする請求項1記載のワークフロー管理システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記ワークフローの進捗に遅延が検出されると、その旨を前記画面上に表示させることを特徴とする請求項1記載のワーフフロー管理システム。
  4. 前記算出手段が前記ワークフローの進捗に遅延を検出すると、その旨をユーザ用端末に送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のワークフロー管理システム。
  5. 前記複数のタスク間の依存関係は、各タスクの順序関係を表すことを特徴とする請求項1記載のワークフロー管理システム。
  6. 前記格納手段に、前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報を登録する登録手段を更に有し、
    前記算出手段は、前記格納手段に格納されている前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報に変更があると前記クリティカルパスを算出し直すことを特徴とする請求項1記載のワークフロー管理システム。
  7. 階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理方法であって、
    タスク情報を格納している格納手段からタスク情報を取得する取得ステップと、
    そのタスク情報に含まれる前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報から前記ワークフローのクリティカルパスを算出手段により算出する算出ステップと、
    前記算出手段が算出した前記クリティカルパスを表示制御手段により画面上に表示させる表示制御ステップと
    を備えたことを特徴とするワークフロー管理方法。
  8. 前記算出ステップは、前記クリティカルパスに含まれるタスクをクリティカルタスクとして管理し、前記クリティカルタスクの進捗に基づいて前記ワークフローの進捗を算出することを特徴とする請求項7記載のワークフロー管理方法。
  9. 前記表示制御ステップは、前記ワークフローの進捗に遅延が検出されると、その旨を前記画面上に表示させることを特徴とする請求項7記載のワーフフロー管理方法。
  10. 前記算出ステップで前記ワークフローの進捗に遅延が検出されると、その旨を送信手段によりユーザ用端末に送信する送信ステップを更に有することを特徴とする請求項7記載のワークフロー管理方法。
  11. 前記複数のタスク間の依存関係は、各タスクの順序関係を表すことを特徴とする請求項7記載のワークフロー管理方法。
  12. 前記格納手段に、前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報を登録手段により登録する登録ステップを更に有し、
    前記算出ステップは、前記格納手段に格納されている前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報に変更があると前記クリティカルパスを算出し直すことを特徴とする請求項7記載のワークフロー管理方法。
  13. 記憶装置,演算処理装置を含むコンピュータにおいて実行される階層的に細分化された複数のタスクから成るワークフローを管理するワークフロー管理システムであって、
    前記コンピュータを、
    タスク情報を格納している格納手段と、
    前記格納手段からタスク情報を取得し、そのタスク情報に含まれる前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報から前記ワークフローのクリティカルパスを算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記クリティカルパスを画面上に表示させる表示制御手段と
    して機能させるためのワークフロー管理プログラム。
  14. 前記算出手段は、前記クリティカルパスに含まれるタスクをクリティカルタスクとして管理し、前記クリティカルタスクの進捗に基づいて前記ワークフローの進捗を算出することを特徴とする請求項13記載のワークフロー管理プログラム。
  15. 前記表示制御手段は、前記ワークフローの進捗に遅延が検出されると、その旨を前記画面上に表示させることを特徴とする請求項13記載のワーフフロー管理プログラム。
  16. 前記算出手段が前記ワークフローの進捗に遅延を検出すると、その旨をユーザ用端末に送信する送信手段として更に機能させるための請求項13記載のワークフロー管理プログラム。
  17. 前記複数のタスク間の依存関係は、各タスクの順序関係を表すことを特徴とする請求項13記載のワークフロー管理プログラム。
  18. 前記格納手段に、前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報を登録する登録手段として更に機能させ、
    前記算出手段は、前記格納手段に格納されている前記複数のタスクの構造,前記複数のタスク間の依存関係,前記複数のタスクの状態及びスケジュールの情報に変更があると前記クリティカルパスを算出し直すことを特徴とする請求項13記載のワークフロー管理プログラム。
  19. 請求項13乃至18何れか一項に記載されるワークフロー管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2006236729A 2006-08-31 2006-08-31 ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体 Expired - Fee Related JP5127186B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236729A JP5127186B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体
US11/842,572 US20080059967A1 (en) 2006-08-31 2007-08-21 Workflow management system, workflow management method, workflow management program, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236729A JP5127186B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008059369A true JP2008059369A (ja) 2008-03-13
JP5127186B2 JP5127186B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=39153553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236729A Expired - Fee Related JP5127186B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080059967A1 (ja)
JP (1) JP5127186B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095918A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Being:Kk プロジェクト計画装置
JP2012083811A (ja) * 2010-10-06 2012-04-26 Mitsubishi Motors Corp 産業財産権の情報管理システム
JP2013117959A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Boeing Co:The プロジェクトの計画及び管理のシミュレーション及び視覚化
WO2017130446A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 日揮株式会社 プロジェクト管理装置、プロジェクト管理システム、プロジェクト管理方法およびプログラム
CN111199386A (zh) * 2019-12-27 2020-05-26 天阳宏业科技股份有限公司 一种工作流引擎及其实现方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5024450B2 (ja) * 2008-05-30 2012-09-12 富士通株式会社 復旧方法管理プログラム、復旧方法管理装置及び復旧方法管理方法
US8856018B2 (en) * 2008-09-15 2014-10-07 The Boeing Company Methods and systems for optimizing production forecasts using statistically prioritized discrete modeling methodology
US9002721B2 (en) * 2008-10-08 2015-04-07 Appirio, Inc. System and method for project management and completion
US20100138268A1 (en) * 2008-12-01 2010-06-03 Verizon Business Network Services, Inc. Progress management platform
US9275367B2 (en) * 2011-05-05 2016-03-01 Aegis Analytical Corporation System for designating, displaying and selecting types of process parameters and product outcome parameters
US20140317590A1 (en) * 2013-04-17 2014-10-23 International Business Machines Corporation Automating the analysis of application lifecycle management data for software developement
US20140317014A1 (en) * 2013-04-17 2014-10-23 CloudLogix, LLC Shipping Route Determination
US20150339619A1 (en) * 2014-05-23 2015-11-26 Mckinsey & Company, Inc. Automatically updating work schedules
CN105808619B (zh) * 2014-12-31 2019-08-06 华为技术有限公司 基于影响分析的任务重做的方法、影响分析计算装置及一键重置装置
JP2018041287A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 富士通株式会社 スケジュール表示プログラム、スケジュール表示方法およびスケジュール表示装置
US11436541B2 (en) * 2017-02-02 2022-09-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Macrotask execution for digital assistant devices
US11720466B1 (en) * 2020-04-09 2023-08-08 Palantir Technologies Inc. Interactive graph generation for computation analysis
CN114003831B (zh) * 2021-10-21 2024-04-30 易协云(杭州)科技有限公司 一种利用网页图形化展示项目进度的方法及系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09158478A (ja) * 1995-12-11 1997-06-17 Hitachi Ltd 建設工程管理方法および装置
JP2001117969A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd スケジュール管理システム
JP2002007651A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Technology Of Asia Co Ltd ワークフロー作成システム
JP2006506716A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト 処理ツールを作成する装置及び方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5233533A (en) * 1989-12-19 1993-08-03 Symmetrix, Inc. Scheduling method and apparatus
US5408663A (en) * 1993-11-05 1995-04-18 Adrem Technologies, Inc. Resource allocation methods
JPH10207939A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Nec Corp ワークフローシステム
US6601035B1 (en) * 1997-07-10 2003-07-29 At&T Corp. Methods for dynamically predicting workflow completion times and workflow escalations
US20030149717A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-07 William Heinzman Batch processing job streams using and/or precedence logic
TW200521776A (en) * 2003-12-26 2005-07-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd A work item alarming system and method
US7210073B1 (en) * 2003-12-31 2007-04-24 Precise Software Solutions Ltd. Workflows for performance management methodology
US8290805B2 (en) * 2004-09-13 2012-10-16 Hirokazu Usui Project management system
US20070288207A1 (en) * 2006-06-12 2007-12-13 Autodesk, Inc. Displaying characteristics of a system of interconnected components at different system locations

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09158478A (ja) * 1995-12-11 1997-06-17 Hitachi Ltd 建設工程管理方法および装置
JP2001117969A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd スケジュール管理システム
JP2002007651A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Technology Of Asia Co Ltd ワークフロー作成システム
JP2006506716A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト 処理ツールを作成する装置及び方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND200600784021; 伊原 創: 'プロジェクト計画の策定(WBS、スケジュールの作成編)' JAVA PRESS Vol.43, 20050810, p.192-200, (株)技術評論社 *
JPN6011021480; 伊原 創: 'プロジェクト計画の策定(WBS、スケジュールの作成編)' JAVA PRESS Vol.43, 20050810, p.192-200, (株)技術評論社 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095918A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Being:Kk プロジェクト計画装置
JP2012083811A (ja) * 2010-10-06 2012-04-26 Mitsubishi Motors Corp 産業財産権の情報管理システム
JP2013117959A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Boeing Co:The プロジェクトの計画及び管理のシミュレーション及び視覚化
WO2017130446A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 日揮株式会社 プロジェクト管理装置、プロジェクト管理システム、プロジェクト管理方法およびプログラム
CN111199386A (zh) * 2019-12-27 2020-05-26 天阳宏业科技股份有限公司 一种工作流引擎及其实现方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080059967A1 (en) 2008-03-06
JP5127186B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5127186B2 (ja) ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体
US10216542B2 (en) Resource comparison based task scheduling method, apparatus, and device
JP2008059368A (ja) ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、ワークフロー管理プログラムおよび記録媒体
US20100138268A1 (en) Progress management platform
US8831967B2 (en) Workflow management using a to-do list
US8788248B2 (en) Transparent flow model simulation implementing bi-directional links
CN112199007A (zh) 菜单显示方法、装置、电子设备和存储介质
JP5194581B2 (ja) 文書処理装置および文書処理プログラム
JP2014164618A (ja) 頻出パターン抽出装置、頻出パターン抽出方法及びプログラム
KR20180130733A (ko) 협업 의존성 기반 컴포넌트 재사용 추천 시스템 및 방법
US20080249822A1 (en) Method and apparatus for process discovery
US7484179B2 (en) Integrated work management and tracking
CN102640150A (zh) 自动生成查询历程
JP2015201103A (ja) 業務記述の管理プログラム、業務記述の管理方法、及び業務記述の管理装置
JP2007286694A (ja) 進捗管理システム及び進捗度計算方法
JP6336922B2 (ja) 業務バリエーションに基づく業務影響箇所抽出方法および業務影響箇所抽出装置
JP5651873B2 (ja) 操作支援方法及び計算機
US20170185397A1 (en) Associated information generation device, associated information generation method, and recording medium storing associated information generation program
CN105094845A (zh) 流程建模装置和方法
JP6626327B2 (ja) ガントチャート生成プログラム、ガントチャート生成装置、および、ガントチャート生成方法
Bae et al. A version management of business process models in bpms
US9158504B2 (en) Method and system to automatically generate use case sequence diagrams and class diagrams
WO2017141432A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US10318906B2 (en) Project plan generation from an information architecture model
JP7391740B2 (ja) 影響特定支援装置及び影響特定支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5127186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees