JP2008058709A - 光源装置及びこれを備える表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプの非点灯時には光学シートの押圧力を強くでき、点灯により雰囲気温度が上昇し、光学シートが熱膨張するときには押圧力を弱くして熱膨張を押圧体の変形により吸収することができるようにする。
【解決手段】表示パネル7の裏側に配置されるランプ1と、該ランプ1及び表示パネル7の間に配置される光学シート2と、ランプ1及び光学シート2を支持する箱形の支持体3と、光学シート2の周縁部を支持体3の開放縁部に押圧する押圧体4とを備え、該押圧体4の少なくとも一部を、雰囲気温度の上昇により変形し、押圧する力を弱小にすべき熱変形材で形成し、光学シート2の熱膨張による摺動を可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置等の表示装置の光源として使用される光源装置及びこれを備える表示装置に関する。
テレビ等の表示装置は、画像を表示する表示パネルの裏側に光源装置が配置される。
光源装置は縦に離隔して並置される複数本のランプと、夫々のランプを収容支持する支持体と、該支持体内に収容され、ランプが発光した光を反射させる反射シートと、ランプ及び表示パネルの間に配置され、前記反射シートが反射した光を拡散する反射偏光板、プリズムシート、拡散シート、拡散板等が積層された光学シートと、該光学シートの周縁部を前記支持体に押圧して取付ける押圧体とを備える(例えば、特許文献1参照)。
図13は従来の光源装置が表示装置に組込まれた構成を示す断面図である。支持体100は直方体をなす箱部の開放側に、光学シート101に沿う扁平の支持面102aを有するシート受部102が設けられており、前記支持面102aに光学シート101の周縁部が支持されている。また、光学シート101の周縁部を支持体100に押圧する押圧体103は光学シート101の周縁部と対向する押圧部103a及び該押圧部103aを支持体100の開放部外側に取付ける取付部103bとを有し、該取付部103bが支持体100の開放部外側に螺子止めされることにより押圧部103aが光学シート101に接触し、該光学シート101を支持面102aに押圧している。
ところで、光学シート101は一般に合成樹脂シートにより形成されているが、光学シート101の支持体100への押圧力が弱い場合、輸送時の振動により光学シート101がシート面に沿う方向へ摺動するため、該光学シート101が傷付き易くなる。因って、押圧体103により光学シート101を強く押圧し、輸送時の振動により光学シート101が摺動するのを規制するのが好ましい。また、ランプ点灯時、光学シート101を支持する支持体100内は前記ランプが発光する光により温度が上昇し、光学シート101が熱膨張するため、光学シート101の支持体100への押圧力が強い場合、光学シート101の熱膨張を吸収することができず、光学シート101にシワ、シミが発生し、このシワ、シミが表示パネル104の表示面に画像ムラとして現れることになる。因って、押圧体103により光学シート101を弱く押圧し、熱膨張したとき光学シート101が自由に摺動することができるようにし、熱膨張により光学シート101にシワ、シミが発生しないようにするのが好ましい。
特開2005−285714号公報
そこで、従来は輸送時の振動による傷付きと、ランプ点灯時の温度上昇によるシワ、シミの発生をなくするという相反する条件を満足するように、光学シートの押圧力を調整してるが、完全に両方を満足することは困難であり、改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は光学シートの周縁部を支持体に押圧する押圧体の少なくとも一部を、雰囲気温度の上昇により変形し、押圧する力を弱小にすべき熱変形材で形成することにより、ランプの非点灯時には光学シートの押圧力を強くでき、点灯により光学シートが熱膨張するときには押圧力を弱くすることができる光源装置及び表示装置を提供することにある。
また、他の目的は押圧体を、光学シートを押圧する押圧部と、支持体に取付けられる取付部と、熱変形材で形成され、押圧部及び取付部を連結する熱変形部とを有する構成とすることにより、熱変形部を有する押圧体を備えるわりにコストを低減できる光源装置及び表示装置を提供することにある。
また、他の目的は熱変形部を、雰囲気温度の上昇により収縮し、押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させるように構成することにより、押圧力を設定し易い光源装置及び表示装置を提供することにある。
また、他の目的は押圧体を、光学シートの周縁部を押圧する押圧部及び支持体に取付けられる取付部を有する構成とし、雰囲気温度の上昇により変形し、前記押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させる熱変形部を支持体に設けることにより、既存の押圧体を用いることができ、熱変形部を有する押圧体に比べて強い押圧力に設定することができる光源装置及び表示装置を提供することにある。
また、他の目的は熱変形部を、雰囲気温度の上昇により膨張する構成とすることにより、熱変形材に関係なく押圧力を設定することができる光源装置及び表示装置を提供することにある。
また、他の目的は押圧体を表示パネルの裏面に設けることにより、押圧体を備える割に組立て作業性を向上できる光源装置及び表示装置を提供することにある。
本発明に係る光源装置及び表示装置は、表示パネルの裏側に配置されるランプと該ランプ及び前記表示パネルの間に配置される光学シートとを支持する支持体、及び前記光学シートの周縁部を前記支持体に押圧する押圧体を備える光源装置において、前記押圧体の少なくとも一部は、雰囲気温度の上昇により変形し、押圧する力を弱小にすべき熱変形材で形成してあることを特徴とする。
この発明にあっては、輸送時等、ランプの非点灯時には雰囲気温度の上昇が殆どなく、押圧体は変形していないため、設定された押圧力で光学シートを押圧することができ、光学シートがシート面に沿う方向へ摺動するのを規制することができる。また、ランプの点灯時には雰囲気温度が上昇し、熱変形材で形成してある押圧体の少なくとも一部が変形し、押圧する力が弱小になるため、熱膨張する光学シートをシート面に沿う方向へ摺動させることができる。
また、本発明に係る光源装置及び表示装置は、前記押圧体は、前記光学シートの周縁部を押圧する押圧部と、前記支持体に取付けられる取付部と、前記熱変形材で形成され、前記押圧部及び取付部を連結する熱変形部とを有することを特徴とする。
この発明にあっては、既存の押圧体の押圧部と取付部を分割し、熱変形部で連結することができるため、既存のスペースに押圧体を配置することができ、しかも、既存の支持体に押圧体を取付けることができ、熱変形部を有する押圧体を備える割りに光源装置のコスト、及び光源装置を備える表示装置のコストを低減できる。
また、本発明に係る光源装置及び表示装置は、前記熱変形部は、雰囲気温度の上昇により収縮し、前記押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させるようになしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、熱変形部が収縮している状態で押圧力を設定することができるため、押圧力を設定し易い。
また、本発明に係る光源装置及び表示装置は、表示パネルの裏側に配置されるランプと該ランプ及び前記表示パネルの間に配置される光学シートとを支持する支持体、及び前記光学シートの周縁部を前記支持体に押圧する押圧体を備える光源装置において、前記押圧体は、前記周縁部を押圧する押圧部及び前記支持体に取付けられる取付部を有し、前記支持体は、雰囲気温度の上昇により変形し、前記押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させる熱変形部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、既存の押圧体を用いることができるため、熱変形部を有する押圧体に比べて強い押圧力に設定することができる。
また、本発明に係る光源装置及び表示装置は、前記熱変形部は、雰囲気温度の上昇により膨張するようになしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、雰囲気温度により押圧体が熱変形しないため、熱変形材に関係なく押圧力を設定することができ、押圧力を設定し易い。
また、本発明に係る表示装置は、表示パネルと、該表示パネルの裏側に配置された前記光源装置とを備え、前記押圧体は前記表示パネルの裏面に設けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、表示パネルの取付作業を行うことにより押圧体を組み込むことができるため、押圧体を備える割に組立て作業性を向上できる。また、押圧体が光学シートの周縁より外方へ突出する突出量を少なくすることが可能であるため、表示装置を小形化し得る。
以上詳述したように本発明によれば、輸送時等、ランプの非点灯時には設定された押圧力で光学シートを押圧することができ、光学シートがシート面に沿う方向へ摺動するのを規制することができる。しかも、ランプの点灯時には押圧体が光学シートを押圧する力を弱小にすることができ、熱膨張する光学シートをシート面に沿う方向へ摺動させることができ、光学シートにシワ、シミが発生するのを防ぐことができる。
また、本発明によれば、既存のスペースに押圧体を配置することができ、しかも、既存の支持体に押圧体を取付けることができるため、熱変形部を有する押圧体を備えるわりに光源装置、表示装置のコストを低減できる。
また、本発明によれば、熱変形部が収縮している状態で押圧力を設定することができるため、押圧力を設定し易い。
また、本発明によれば、既存の押圧体を用いることができ、熱変形部を有する押圧体に比べて強い押圧力に設定することができる。
また、本発明によれば、熱変形材に関係なく押圧力を設定することができ、押圧力を設定し易い。
また、本発明によれば、表示パネルの取付作業を行うことにより押圧体を組み込むことができるため、押圧体を備えるわりに組立て作業性を向上でき、また、押圧体が光学シートの周縁より外方へ突出する突出量を少なくすることが可能であり、表示装置を小形化し得る。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた構成を示す断面図、図2は押圧体が熱変形した状態を示す断面図、図3は熱変形した押圧体部分の拡大図である。
図示した光源装置は、直方体をなす表示パネルの裏側に配置されるもので、複数本が縦に並置される円筒形をなすランプ1と、該ランプ1を収容支持し、且つ拡散板等の光学シート2の周縁部を支持する箱形をなす支持体3と、光学シート2の周縁部を支持体3の開放縁部に押圧して取付ける押圧体4と、支持体3の裏壁に沿って配置され、支持体3内に収容されているランプ1が発光した光を支持体3の開放側へ反射させる反射シート5とを備える。
ランプ1は両端部に電極を有する冷陰極管であり、支持体3内の両側に並設された凹形保持部に両端部が保持される。
支持体3は直方体をなし、表側が開放されている箱部31と、該箱部31の周壁内側に内嵌保持され、光学シート2の周縁部を支持するシート受部32とを有する。箱部31の開放側で、複数の周方向位置には、外側へ延出され、螺子孔33aを有する取付片33が設けられている。具体的には、箱部31の下部に2〜6個の取付片33が横方向に離隔して設けられ、上部に2個の取付片33が横方向に離隔して設けられている。
シート受部32は、光学シート2の周縁部裏面に沿う扁平の支持面32aと、該支持面32aの外縁から立上がり、光学シート2の周縁と対向して該光学シート2の面に沿う方向への摺動を制限する制限部32bとを有する。
反射シート5は、周縁部から立上がる立上り部5a及び該立上り部5aの端から外方へ延出され、支持面32aと対向する鍔部5bを有し、該鍔部5bが支持面32aに接触している。
押圧体4は光学シート2の周縁部表面と対向する押圧部41と、螺子孔33aに対応する挿通孔42aを有し、取付片33に取付けられる取付部42と、押圧部41及び取付部42を連結し雰囲気温度の上昇により収縮して変形する熱変形部43とを備え、取付部42が取付片33に螺子止めされることにより押圧部41が光学シート2を支持面32aに押圧している。押圧部41及び取付部42はポリカーボネート等の耐熱性を有する合成樹脂材を成形してなり、ランプ1の点灯により雰囲気温度が上昇しても殆ど変形しないように構成されている。熱変形部43は、形状記憶合金、バイメタル等の熱変形材で形成してあり、雰囲気温度の上昇により収縮し、図2及び図3に示すように押圧部41を光学シート2の周縁部と離隔する方向へ変位させるようになしてある。
光学シート2は反射偏光板21、プリズムシート22、拡散シート23、拡散板24等が積層されており、表示パネルに対応する大きさの直方体をなし、周縁部裏面が反射シート5の鍔部5bに接触している。
以上のように構成された光源装置は、開放縁が上向となるように作業台に載置された支持体3内に反射シート5及びランプ1を組み込んだ後、光学シート2の拡散板24、拡散シート23、プリズムシート22及び反射偏光板21を順次支持体3の支持面33aに載置して支持する。次に、支持体3の下部の取付片33及び上部の取付片33に押圧体4の取付部42を、該取付部42の挿通孔42aに挿通する雄螺子6を螺子孔33aに緊締することにより取付ける。この場合、支持体3の下部に配置される押圧体4は押圧部41を光学シート2の表面に接触させ、光学シート2を押圧し、該光学シート2が面方向へ摺動するのを規制し、また、支持体3の上部に配置される押圧体4は押圧部41が光学シート2の表面に接触するかしない程度にする。即ち、光源装置が輸送されるときは、光学シートが上側となるように横置きにして輸送されるため、支持体3の一側部で光学シート2を押圧することにより、振動による光学シート2の摺動を規制することができ、また、光学シート2が表側となるように縦置きして使用されるとき、光学シート2の自重が支持体3の下部に加わり、支持体3の下部で光学シート2を受止めるため、支持体3の下部に押圧体4を配置し、支持体3の上部は光学シート2を押圧する必要がない。
このように組立てられた光源装置は、押圧体4が光学シート2を押圧しているため、輸送時の振動で光学シート2が摺動するのを規制することができ、光学シート2が傷付くのを防ぐことができる。また、光源装置のランプ1が点灯し、雰囲気温度が上昇して光学シート2が熱膨張するとき、押圧体4の熱変形部43が熱収縮し、押圧部41が光学シート2と離隔する方向へ変位し、光学シート2を押圧する力が弱小になるため、熱膨張する光学シート2をシート面に沿う方向へ摺動させることができ、光学シート2にシワ、シミが発生するのを防ぐことができる。
実施の形態2
図4は本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた他の構成を示す断面図、図5は押圧体部分の拡大図、図6は押圧体が熱変形した状態を示す断面図、図7は熱変形した押圧体部分の拡大図である。
この光源装置は、押圧部41及び取付部42を熱変形部43が連結する押圧体4を備える代わりに、熱変形材で形成され、光学シート2を押圧する熱変形部44及び該熱変形部44を取付片33に取付ける取付部45を有する押圧体4を備える構成としたものである。
熱変形部44は、光学シート2の外周部表面に接触する接触板部44aと、該接触板部44aの一側から板厚方向へ変位しつつ外方へ延出された結合部44bとを有し、該結合部44bが取付部45に結合されている。
取付部45は取付片33と対向し、挿通孔42aが開設されている取付板部45aと、該取付板部45aの一側から光学シート2の厚さ方向へ立上がる立上板部45b及び該立上板部45bの端から光学シート2の表面に沿う方向へ延出されている結合板部45cとを有し、該結合板部45cに接触板部44aが結合されており、雰囲気温度の上昇により熱変形部44が光学シート2の周縁部表面と離隔する方向へ収縮するようになしてある。
この光源装置にあっては、押圧体4の熱変形部44が光学シート2の周縁部表面を押圧しているため、輸送時の振動により光学シート2が摺動するのを防ぐことができる。また、ランプ1の点灯により雰囲気温度が上昇して光学シート2が熱膨張するとき、該光学シート2を押圧している熱変形部44が光学シート2と離隔する側へ熱収縮し、光学シート2を押圧する力が弱小になるため、熱膨張する光学シート2をシート面に沿う方向へ摺動させることができ、光学シート2にシワ、シミが発生するのを防ぐことができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態3
図8は本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた他の構成を示す断面図、図9は押圧体部分の拡大図、図10は押圧体が熱変形した状態を示す断面図、図11は熱変形した押圧体部分の拡大図である。
この光源装置は、押圧体4の一部が熱変形材で形成してある代わりに、支持体の制限部32bを熱変形材で形成し、該制限部32bが熱膨張することにより押圧体が押圧する力を弱小にするように構成したものである。
押圧体4は、光学シート2を押圧する押圧部46と、該押圧部46を取付片33に取付ける取付部47とを有する合成樹脂製であり、押圧部46及び取付部47の境界に、雰囲気温度が上昇し、制限部32bが膨張したとき該制限部32bの先端が当接する当接部48と、該当接部48の近傍を支点として押圧部46を光学シート2の周縁部と離隔する方向へ変位させる薄肉のヒンジ部49とを設けてある。取付部47には螺子孔33aに対応する挿通孔が開設されている。
取付部47は取付片33と対向し、挿通孔が開設されている取付板部47aと、該取付板部47aの一側から光学シート2の厚さ方向へ立上がる立上板部47bを有し、該立上板部47bに押圧部46が連なっている。
熱変形部としての制限部32bは支持面32aの外縁に取着されている。
この光源装置にあっては、押圧体4の剛性を、熱変形部を有する図1及び図4に示す押圧体4に比べて高くすることができるため、光学シート2を押圧する力を、図1及び図4に示す構成に比べて強くすることができる。また、ランプ1の点灯により雰囲気温度が上昇して光学シート2が熱膨張するとき、制限部32bが熱膨張する。この熱膨張により制限部32bの先端が当接部48に当接し、ヒンジ部49が撓みつつ押圧部46が光学シート2と離隔する方向へ変位し、光学シート2を押圧する力が弱小になるため、熱膨張する光学シート2をシート面に沿う方向へ摺動させることができ、光学シート2にシワ、シミが発生するのを防ぐことができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1、2と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
以上のように構成された光源装置は、図1、図4、図8に示すように液晶表示装置等の表示装置の光源として使用される。
この表示装置はテレビ画像を表示する表示パネル7と、該表示パネル7の裏側に配置された光源装置Aと、該光源装置Aのランプ1及び表示パネル7の間に配置された光学シート2と、表示パネル7の周縁部を取囲む四角形をなすフロントキャビネットと、光源装置Aを覆うバックキャビネットとを備える液晶テレビ、換言すれば液晶表示装置である。
表示パネル7は、前側に画像表示面を有し直方体をなすパネル本体71と、該パネル本体71の周縁部を挟んで保持した四角形をなす内外の保持枠体72,73とを備え、複数のボルトにより保持枠体72,73が支持体3に取着されている。また、内側の保持枠体72の裏面には押圧体4及び表示パネル7間の隙間を低減する可撓帯体8が設けられ、押圧体4の押圧部が光学シート2と離隔するときの力により撓むように構成されている。
このように構成された表示装置は、光学シート2を光源装置Aに組み込んだ後、表示パネル7を光学シート2上に載置し、表示パネル7の保持枠体72,73を複数のボルトにより支持体3に取着し、スタンド、フロントキャビネット、バックキャビネット等を取着する。
図12は本発明に係る表示装置の他の構成を示す断面図である。この表示装置は、押圧体4を支持体3に取付ける代わりに、表示パネル7の内側の保持枠体72の裏面に、熱変形材で形成され、光学シート2を押圧する押圧体4を取付けたものである。押圧体4は全体が熱変形材で形成されている。
この表示装置にあっては、押圧体4が光学シート2の周縁部表面を押圧しているため、輸送時の振動により光学シート2が摺動するのを防ぐことができる。また、ランプ1の点灯により雰囲気温度が上昇して光学シート2が熱膨張するとき、押圧体4が光学シート2と離隔する側へ熱収縮し、光学シート2を押圧する力が弱小になるため、熱膨張する光学シート2をシート面に沿う方向へ摺動させることができ、光学シート2にシワ、シミが発生するのを防ぐことができる。
その他の構成及び作用は上述した実施の形態と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、以上説明した実施の形態では支持体3の下部及び上部に複数の押圧体4を配置した構成について説明したが、その他、支持体3の下部に配置する押圧体4は支持体3の下部のほぼ全長に対応する長さとし、1個としてもよい。また、押圧体4は支持体3の下部、上部及び両側部に配置する構成としてもよい。
本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた構成を示す断面図である。 押圧体が熱変形した状態を示す断面図である。 熱変形した押圧体部分の拡大図である。 本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた他の構成を示す断面図である。 押圧体部分の拡大図である。 押圧体が熱変形した状態を示す断面図である。 熱変形した押圧体部分の拡大図である。 本発明に係る光源装置が表示装置に組込まれた他の構成を示す断面図である。 押圧体部分の拡大図である。 押圧体が熱変形した状態を示す断面図である。 熱変形した押圧体部分の拡大図である。 本発明に係る表示装置の他の構成を示す断面図である。 従来の光源装置が表示装置に組込まれた構成を示す断面図である。
符号の説明
1 ランプ
2 光学シート
3 支持体
32b 制限部(熱変形部)
4 押圧体
41 押圧部
42,45,47 取付部
43,44 熱変形部
7 表示パネル
A 光源装置

Claims (7)

  1. 表示パネルの裏側に配置されるランプと該ランプ及び前記表示パネルの間に配置される光学シートとを支持する支持体、及び前記光学シートの周縁部を前記支持体に押圧する押圧体を備える光源装置において、前記押圧体の少なくとも一部は、雰囲気温度の上昇により変形し、押圧する力を弱小にすべき熱変形材で形成してあることを特徴とする光源装置。
  2. 前記押圧体は、前記光学シートの周縁部を押圧する押圧部と、前記支持体に取付けられる取付部と、前記熱変形材で形成され、前記押圧部及び取付部を連結する熱変形部とを有する請求項1記載の光源装置。
  3. 前記熱変形部は、雰囲気温度の上昇により収縮し、前記押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させるようになしてある請求項2記載の光源装置。
  4. 表示パネルの裏側に配置されるランプと該ランプ及び前記表示パネルの間に配置される光学シートとを支持する支持体、及び前記光学シートの周縁部を前記支持体に押圧する押圧体を備える光源装置において、前記押圧体は、前記周縁部を押圧する押圧部及び前記支持体に取付けられる取付部を有し、前記支持体は、雰囲気温度の上昇により変形し、前記押圧部を前記周縁部と離隔する方向へ変位させる熱変形部を有することを特徴とする光源装置。
  5. 前記熱変形部は、雰囲気温度の上昇により膨張するようになしてある請求項4記載の光源装置。
  6. 表示パネルと、該表示パネルの裏側に配置された請求項1乃至5のいずれか一つに記載の光源装置とを備えることを特徴とする表示装置。
  7. 前記押圧体は前記表示パネルの裏面に設けてある請求項6記載の表示装置。
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