JP2008057927A - スラリー氷、スラリー氷の製造方法及びスラリー氷の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】魚介類の外観や風味を損なうことなく運搬時の冷却に使用できるスラリー状の氷を提供する。
【解決手段】製造装置10は、海水貯留槽1、製氷装置3、スラリー氷貯留槽4、排出装置5、浄水装置8Aを備える。海水貯留槽1は、取得した海水を貯留する。製氷装置3は、海水をシャーベット状に製氷する。浄水装置8Aは、供給水を逆浸透膜によって逆浸透膜水に浄化する。スラリー氷貯留槽4は、製氷装置3で製氷された海水氷を逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留する。排出装置5は、スラリー氷貯留槽1に貯留されたスラリー氷を外部に排出する。
【選択図】図1
【解決手段】製造装置10は、海水貯留槽1、製氷装置3、スラリー氷貯留槽4、排出装置5、浄水装置8Aを備える。海水貯留槽1は、取得した海水を貯留する。製氷装置3は、海水をシャーベット状に製氷する。浄水装置8Aは、供給水を逆浸透膜によって逆浸透膜水に浄化する。スラリー氷貯留槽4は、製氷装置3で製氷された海水氷を逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留する。排出装置5は、スラリー氷貯留槽1に貯留されたスラリー氷を外部に排出する。
【選択図】図1
Description
この発明は、産地から販売地等の目的地へ魚介類を運搬する際の魚介類の冷却に好適なスラリー氷、並びに、このスラリー氷の製造方法及び製造装置に関する。
魚介類を産地から販売地等の目的地に運搬する際に、魚介類を冷凍すると鮮度が低下し、旨味が損なわれる。また、冷凍に際して粉砕した氷を魚介類に接触させた状態で運搬すると、魚介類の表面に損傷を与えるだけでなく、氷の使用量を正確に計測できず、氷の搬送も困難になる。
また、海水や水を貯留した水槽内で魚介類を運搬することとすると、魚介類の運搬中に水槽内の海水や水の温度や酸素量を制御するためには、複雑な構成の装置が必要になり、装備費や運搬コストの高騰を招く(例えば、特許文献1参照。)。また、運搬効率を優先して水槽内に多量の魚介類が投入される場合が多く、運搬中の魚介類に過度のストレスが作用し、旨味が損なわれる問題がある。
そこで、海水をシャーベット状に製氷した後に海水と攪拌混合し、スラリー状とした海水氷を提案した。海水氷は、活魚の表面に損傷を与えることなく活魚に直接接触させて冬眠状態に冷却することができ、溶解時に冬眠状態の活魚に充分な酸素を供給することで旨味を損なうことなく大量の活魚を効率的に運搬することができる。また、流量による正確な使用量の計測が可能で、かつ、搬送性に優れる。
特開平01−157327号公報
しかしながら、シャーベット状に製氷した海水氷と海水とを攪拌混合したスラリー状の海水氷は、塩分濃度が高いため、運搬された活魚をそのまま食用に供することができない問題がある。例えば、シラスは、殆ど塩分を含まない水を製氷した氷とともに鮮魚の状態で搬送され、そのまま食用に供される場合があるが、シラスの運搬時の冷却のためにスラリー状の海水氷を用い場合は、運搬後に水洗いしなければならない。
一方、シラスの運搬時の冷却のために水道水を製氷した氷を用いると、水道水中の塩素によってシラスが白濁して捕獲時の透明な状態のまま運搬することができない。また、塩素によってシラスの風味が損なわれる。このため、商品価値が低下する。このような問題は、シラスだけでなく鮮魚状態で運搬される魚介類に一般的に生じる。
この発明の目的は、魚介類の外観や風味を損なうことなく運搬時の冷却に使用することができるスラリー氷、スラリー氷の製造方法及びスラリー氷の製造装置を提供することにある。
この発明のスラリー氷は、海水をシャーベット状に製氷した後に逆浸透膜水と撹拌混合したものである。塩分を殆ど含有しないシャーベット状の海水氷が塩分を全く含まない逆浸透膜水と攪拌混合されるため、塩分濃度が十分に低いスラリー氷が作成され、運搬時に魚介類を浸漬しても塩辛くなることがない。また、逆浸透膜水は塩素を殆ど含まないため、運搬される魚介類の外観や味覚が損なわれることがない。例えば、シラスは、捕獲時の透明な状態のまま運搬される。
この発明のスラリー氷の製造方法は、製氷工程、浄水工程、貯留工程を含む。製氷工程では、海水がシャーベット状の海水氷に製氷される。浄水工程では、供給水を逆浸透膜に通過させて逆浸透膜水が作成される。貯留工程では、シャーベット状の海水氷が逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留される。
貯留工程では、シャーベット状の海水氷に逆浸透膜水を撹拌混合する際に、海洋深層水から作成した鮮度調整液をさらに加えることができる。スラリー氷にミネラル成分が添加され、運搬中の魚介類の鮮度が保持される。
この発明のスラリー氷の製造装置は、海水貯留槽、製氷部、浄水装置、スラリー氷貯留槽、排出部及び制御部を備えている。海水貯留槽は、取得した海水を貯留する。製氷部は、貯留槽内の海水をシャーベット状の海水氷に製氷する。浄水装置は、供給水を逆浸透膜に通過させて逆浸透膜水を作成する。スラリー氷貯留槽は、製氷部で製氷された海水氷を浄水装置で作成された逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留する。排出部は、スラリー氷貯留槽に貯留されたスラリー氷を外部に排出する。制御部は、排出部におけるスラリー氷の排出流量を制御する。シャーベット状の海水氷と逆浸透膜水とを攪拌混合したスラリー氷が、流量を制御されつつ排出される。
この発明のスラリー氷の製造装置には、逆浸透膜水貯留槽、冷却装置をさらに備えることができる。逆浸透膜水貯留槽は、浄水装置で作成された逆浸透膜水を貯留する。冷却装置は、製氷部での海水氷の製氷時に発生する濃縮冷海水によって逆浸透膜水貯留槽内の逆浸透膜水を冷却する。海水氷の作成時に発生する低温の濃縮冷海水との熱交換によって逆浸透膜水を冷却することができ、減圧装置や専用の冷媒を備えた冷却装置を設けることなく逆浸透膜水の温度を調整できる。
この発明の海水氷は、塩分を殆ど含まないシャーベット状の海水氷と塩分を全く含まない逆浸透膜水とを攪拌混合して作成されるため、塩分濃度が十分に低いスラリー氷を作成することができ、運搬時に魚介類を浸漬しても塩辛くなることを防止できる。また、逆浸透膜水は塩素を殆ど含まないため、運搬される魚介類の外観や味覚を損なうことがない。これによって、魚介類を外観や風味を損なうことなく冷却して運搬することができる。
この発明のスラリー氷の製造方法は、シャーベット状の海水氷と逆浸透膜水とを撹拌混合しつつスラリー状にして貯留することができ、魚介類の外観や風味を損なうことなく運搬時の冷却に使用することができるスラリー氷を容易に製造することができる。
この発明のスラリー氷の製造装置は、シャーベット状の海水氷と逆浸透膜水とを攪拌混合したスラリー氷を、流量を制御しつつ排出することができる。
図1は、この発明の実施形態に係るスラリー氷の製造装置10のブロック図である。製造装置10は、海水貯留槽1、気泡発生装置2、製氷機3、スラリー氷貯留槽4、排出装置5、操作装置6、殺菌装置7、逆浸透膜水貯留槽8、浄水装置8A、冷却装置8B、鮮度調整液槽9を備えている。
海水貯留槽1は、海から採取した海水を貯留する。殺菌装置7は、海水貯留槽1からポンプ11を介して製氷機3に供給される海水を、一例として紫外線の照射によって殺菌する。製氷機3は、この発明の製氷部であり、一例として海水を冷却したシリンダの内面に薄膜状に凍らせた後に掻き落とし、シャーベット状の海水氷を作る。製氷機3は、他の方法でシャーベット状の海水氷を作るものであってもよい。
浄水装置8Aは、逆浸透膜を備えている。浄水装置8Aには、バルブ81を介して水道水等の供給水が流入する。供給水は、逆浸透膜を通過する際に、塩素を含む不純物が取り除かれ、逆浸透膜水となる。逆浸透膜水貯留槽8は、浄水装置8Aで作成された逆浸透膜水がバルブ82を介して流入する。冷却装置8Bは、逆浸透膜水貯留槽8内の逆浸透膜水を冷却する。冷却装置8Bには、製氷機3での海水氷の作成時に発生する高濃度冷海水(例えば、NaClの濃度が3〜4%、温度が−2℃)が冷媒として供給される。冷却装置8Bは、逆浸透膜水貯留槽8からポンプ83を介して流入する逆浸透膜水と高濃度冷海水との間で熱交換を行う。冷却された逆浸透膜水は、逆浸透膜水貯留槽8内に戻される。
鮮度調整液槽9は、鮮度調整液を貯留する。鮮度調整液は、一例として海洋深層水から作られ、多量のミネラルを含有している。鮮度調整液槽9は、製氷機3で発生した高濃度冷海水によって冷却することもできる。
スラリー氷貯留槽4は、モータ41及び撹拌羽根42を備えている。スラリー氷貯留槽4には、製氷機3からポンプ31を介してシャーベット状の海水氷が供給され、逆浸透膜水貯留槽8からポンプ84及びバルブ85を介して逆浸透膜水が供給される。スラリー氷貯留槽4は、シャーベット状の海水氷を逆浸透膜水と撹拌、混合してスラリー氷として貯留する。スラリー氷貯留槽4には、鮮度調整液槽9からポンプ91を介して鮮度調整液が適宜供給される。スラリー氷貯留槽4が貯留するスラリー氷に、適量のミネラルを付与することができる。
排出装置5は、ポンプ51、流量計52、排出管53を備えている。排出管53は、一端を海水氷貯留槽4に接続している。ポンプ51及び流量計52は、排出管53に備えられている。ポンプ51は、海水氷貯留槽4内に貯留されているスラリー状の海水氷を排出管53を経由して外部に排出する。流量計52は、排出管53内の海水氷の流量を測定し、流量に応じた電気信号を流量信号として出力する。
スラリー氷貯留槽4内に貯留されているスラリー状の海水氷は、流動性が高いため、排出管53として可撓性を有するホース等を使用することがでる。このため、スラリー氷の排出位置の自由度が高く、スラリー氷を使用する場所への搬送作業が簡略化され、作業性が向上する。例えば、漁港内の安定した場所に設置された販売装置10から漁船内にスラリー氷を直接排出することができる。また、排出管53内におけるスラリー氷の流量を測定することができ、スラリー氷の排出量を正確に計測することができる。
操作装置6は、ディスプレイ61、貨幣処理機62を備えている。ディスプレイ61は、種々の画面を表示する。ディスプレイ61の表面には、タッチパネルが配置されている。タッチパネルは、ディスプレイ61が表示する画面に応じた情報の入力を受け付ける。通常、ディスプレイ61はスラリー氷の販売のための画面を表示しており、タッチパネルはスラリー氷の購入量等の入力を受け付ける。
貨幣処理機62は、スラリー氷の購入量に応じた代金の処理を行う。このため、貨幣処理機62は、貨幣投入口63及び釣り銭放出口64を備えている。貨幣処理機62は、代金以上の金額の貨幣が貨幣投入口63に投入されると、これを収納して必要な釣り銭を釣り銭放出口64に放出する。
上記の構成において、操作装置6を除く海水貯留槽1、製氷機3、スラリー氷貯留槽4、排出装置5、殺菌装置7、逆浸透膜水貯留槽8、浄水装置8A、冷却装置8B、鮮度調整液槽9がこの発明の海水氷の製造装置に含まれる。
図2は、この発明のスラリー氷の製造方法を示す図である。この発明のスラリー氷の製造装置を構成する海水貯留槽1、製氷機3、海水氷貯留槽4、排出装置5、殺菌装置7、逆浸透膜水貯留槽8、浄水装置8A、冷却装置8B、鮮度調整液槽9は、殺菌工程S1、製氷工程S2、浄水工程S3、貯留工程S4及び排出工程S5を順次行う。
殺菌工程S1では、酸素気泡を含有した海水氷に殺菌装置7によって例えば紫外線の照射による殺菌処理を施す。製氷工程S2では、海水を製氷装置3によってシャーベット状の海水氷に製氷する。浄水工程S3では、逆浸透膜を介して供給水から逆浸透膜水を作成する。
貯留工程S4では、シャーベット状の海水氷をスラリー氷貯留槽4で逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留する。排出工程S5では、スラリー氷貯留槽4内に貯留されている海水氷を排出装置5によって外部に排出する。
以上の処理により、海水を衛生的なスラリー状のスラリー氷にしてスラリー氷貯留槽4に貯留しておき、必要に応じて所定量を外部に排出することができる。
図3は、販売装置10の制御部の構成を示すブロック図である。販売装置10の操作装置6には、この発明の制御部である制御装置100が収納されている。制御装置100は、ROM102、RAM103を備えたCPU101に、表示制御部104、タッチパネル105、貨幣処理機62、ポンプドライバ106,109、A/D変換器107、インタフェース108等を接続して構成されている。
CPU101は、ROM102に予め書き込まれたプログラムに従って各機器を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAM103に割り当てられている各メモリエリアに格納する。表示制御部104には、ディスプレイ61が接続されている。表示制御部104は、CPU101から入力された画面データをディスプレイ61に表示する。タッチパネル105は、操作データをCPU101に入力する。
ポンプドライバ106及び109は、CPU101から供給される駆動データに従ってポンプ51及び91を駆動する。A/D変換器52は、流量計52の流量信号をディジタルデータに変換してCPU101に入力する。インタフェース108は、パーソナルコンピュータ等の外部装置201に接続されている。CPU101は、インタフェース108を介して外部装置201との間でデータの送受信を行う。外部装置201は、販売量の管理や領収書等の帳票の発行を行う。
スラリー氷の販売時には、CPU101は、貨幣処理機62から投入金額データを読み取り、タッチパネル105から入力された購入量に単価を乗じた代金の金額と比較する。CPU101は、投入金額が代金の金額以上である場合に、流量計52の流量データが購入量に一致するまで、駆動データをポンプドライバ51に出力する。CPU101は、投入金額が代金の金額より多い場合には貨幣処理機62に差額データを出力し、釣り銭を放出させる。
CPU101は、スラリー氷貯留槽4内のスラリー氷に付与すべき鮮度調整液量の調整も行う。鮮度調整液量の調整時にはCPU101は、タッチパネル105から入力された付与量に応じてポンプドライバ109に駆動データを出力する。
販売装置10が販売するスラリー氷は、魚介類の運搬時の冷却に好適である。販売装置10が販売するスラリー氷は、スラリー状であるため、魚介類に直接接触しても魚介類の表面に損傷を与えることがない。漁船上で捕獲した魚介類に直ちにスラリー氷を接触させ、魚介類の鮮度を保つことができる。
また、販売装置10が販売するスラリー氷は、塩分を殆ど含まないため、運搬中の魚介類を浸漬しても魚介類が塩辛くなることがなく、魚介類の風味を損なうことがない。また、スラリー氷は、塩素を含まないため、魚介類の風味を損なうことがないだけでなく、運搬中の魚介類を浸漬しても魚介類が白濁することがなく、魚介類の外観を損なうこともない。
なお、販売装置10に、貨幣処理機62に代えて、又は、貨幣処理機62とともに、カード処理機や通信処理機を備え、プリペイドカード、ポストペイカード又は携帯電話機等の通信機器との間の通信により、スラリー氷の販売量に応じた課金処理を行うようにしてもよい。
1 海水貯留槽
3 製氷装置
4 スラリー氷貯留槽
5 排出装置
6 操作装置
7 殺菌装置
8 逆浸透膜水貯留槽
8A 浄水装置
8B 冷却装置
9 鮮度調整液槽
3 製氷装置
4 スラリー氷貯留槽
5 排出装置
6 操作装置
7 殺菌装置
8 逆浸透膜水貯留槽
8A 浄水装置
8B 冷却装置
9 鮮度調整液槽
Claims (5)
- 運搬中の活魚の冷却に使用されるスラリー状の氷であって、海水をシャーベット状に製氷した後に逆浸透膜水と撹拌混合されてスラリー状を呈することを特徴とするスラリー氷。
- 海水をシャーベット状の海水氷に製氷する製氷工程と、供給水を逆浸透膜に通過させて逆浸透膜水を作成する浄水工程と、シャーベット状の海水氷を逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留する貯留工程と、を含むことを特徴とするスラリー氷の製造方法。
- 前記貯留工程は、シャーベット状の海水氷に逆浸透膜水を撹拌混合する際に、海洋深層水から作成した鮮度調整液をさらに加えることを特徴とする請求項2に記載のスラリー氷の製造方法。
- 取得した海水を貯留する海水貯留槽と、前記貯留槽内の海水をシャーベット状の海水氷に製氷する製氷部と、供給水を逆浸透膜に通過させて逆浸透膜水を作成する浄水装置と、前記製氷部で製氷された海水氷を前記浄水装置で作成された逆浸透膜水と撹拌混合しつつスラリー状にして貯留するスラリー氷貯留槽と、前記スラリー氷貯留槽に貯留されたスラリー氷を外部に排出する排出部と、前記排出部におけるスラリー氷の排出流量を制御する制御部と、を含むことを特徴とするスラリー氷の製造装置。
- 前記浄水装置で作成された逆浸透膜水を貯留する逆浸透膜水貯留槽と、前記製氷部での海水氷の製氷時に発生する濃縮冷海水によって前記逆浸透膜水貯留槽内の逆浸透膜水を冷却する冷却装置と、をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のスラリー氷の製造装置。
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2006
- 2006-09-01 JP JP2006238044A patent/JP2008057927A/ja active Pending
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