JP2008057383A - フリーピストンエンジンの制御装置 - Google Patents

フリーピストンエンジンの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008057383A
JP2008057383A JP2006233447A JP2006233447A JP2008057383A JP 2008057383 A JP2008057383 A JP 2008057383A JP 2006233447 A JP2006233447 A JP 2006233447A JP 2006233447 A JP2006233447 A JP 2006233447A JP 2008057383 A JP2008057383 A JP 2008057383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
piston
shaft
pistons
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006233447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4807186B2 (ja
Inventor
Koichi Nakano
光一 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2006233447A priority Critical patent/JP4807186B2/ja
Publication of JP2008057383A publication Critical patent/JP2008057383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4807186B2 publication Critical patent/JP4807186B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

【課題】要求発電量に応じた適切な発電電力が得られるようにする。
【解決手段】駆動輪2R、2Lを駆動するための走行用モータ1への電力供給が、第1発電機12、第2発電機13から行われる。第1発電機12は高速運転時に発電効率がよくなるように設定される。第2発電機13は、フリーピストンエンジン11のピストン41,42の慣性質量を変更するための重りととしても機能するもので、低速運転時に発電効率がよくなるように設定される。第2発電機13は、ピストン41、42に対して、クラッチ14を介してピストン断続される。要求発電量が小さいときは、クラッチ14を接続することにより、ピストン41,42の慣性質量が大きくなって低速運転され、第2発電機13によって効率よく発電が行われる。要求発電量が大きいときは、クラッチ14が切断されて、ピストン41,42はその慣性質量が小さくなって高速運転され、第1発電機12で効率よく発電される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フリーピストンエンジンの制御装置に関するものである。
近時、燃焼ガスの有する熱エネルギを高効率に取り出すという観点から、フリーピストンエンジンが注目されている。特許文献1には、フリーピストンエンジンのピストンに設けた永久磁石が、リニア発電機の磁界内を往復動されることにより発電を行うものが開示されている。また、特許文献2には、互いに一体化された左右一対のピストンを行程をずらして運転することにより、左右一対のピストンが一体となって往復動されるようにし、この左右一対のピストンを連結している連結ロッドに、リニア発電機用の永久磁石を保持させたものが開示されている。
特開2005−155345号公報 特開2003−343202号公報
発電を行うフリーピストンエンジンにおいては、例えば自動車の走行モータへの給電用として用いる等の場合は、要求負荷やバッテリの蓄電量等に応じて発電量を大きく変化させる必要がある。この発電量を変化させるには、ピストン速度を変更することにより達成できるが、フリーピストンエンジンにおいては、通常の自動車用エンジンとは異なって、吸入空気量や燃料噴射量を大きく変化させるという手法によってピストン速度を大きく変化させることが難しいものとなる。すなわち、フリーピストンエンジンでは、その上死点位置と下死点位置とが一定位置に定まらずに、例えば一の気筒の膨張エネルギによって他の気筒の圧縮を行う等のことから、ピストン速度を適正値からかなり低下させてしまうと、圧縮圧力が大きく低下して出力の大幅な低下となるばかりでなく、極端な場合にはエンジンが自動停止してしまうことになる。
一方、フリーピストンエンジンにおいては、要求される最高出力に応じた最高発電量を確保するために、かなりの高速運転を行うことも要求される。このため、例えば低負荷運転時のような要求発電量が小さいときに、高速運転を行っているときのピストン速度のまま発電を行ったのでは、余剰電力が大きくなり過ぎて、バッテリへの充電のみでは余剰電力を吸収できなかったり、余剰電力を十分に吸収しようとすとバッテリを大型化することが要求され、また余剰電力をバッテリへ急速充電せざるを得ないことにもなってバッテリの耐久性低下や充電損失が大きくなる等の問題を生じてしまう。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、要求発電量に応じた適切な発電量が得られるようにしたフリーピストンエンジンの制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
シリンダと、
前記シリンダ内に往復動可能に嵌合されると共に該シリンダ内の燃焼圧力を受けるピストンと、
前記ピストンの往復動に応じて発電を行なう第1発電機と、
要求発電量に応じて前記ピストンの慣性質量を変更する慣性質量変更手段と、
を備えているようにしてある。
上記解決手法によれば、ピストンの慣性質量が変化されることによって、安定した運転が得られるピストン速度の適正値が変化される。つまり、高速でも低速でも安定した運転を行って、要求発電量に応じた適切なピストン速度として、適切な発電量を得ることが可能になる。また、適宜低速での運転が行われることにより、常時高速運転する場合に比して耐久性向上の上でも好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記慣性質量変更手段は、前記ピストンの往復動速度が所定速度以下のときに慣性質量の変更を行うように設定されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、慣性質量の変更に伴うショックを防止する上で好ましいものとなる。
前記慣性質量変更手段が、前記ピストンに連結されて該ピストンの往復動に応じて変位される質量体と、該ピストンと質量体との連結を断続するクラッチと、を備えているようにしてある(請求項3対応)。この場合、質量体とピストンとの連結を断続するという簡単かつ確実な手法でもって、ピストン速度つまり発電量の大きさを変更することができる。
前記質量体が、前記第1発電機とは別体の第2発電機とされ、
前記第2発電機が、前記第1発電機よりも低速で定格出力となるように設定されている、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、質量体を第2発電機でもって構成することにより、質量体を単なる重りでもって構成する場合に比して、より効率よく発電を行わせる上で好ましいものとなる。すなわち、第1発電機が高速用、第2発電機が低速用となって、ピストン速度に応じた効率のよい発電を行なうことができる。
前記シリンダおよびピストンが一対設けられると共に、一方のピストンの膨張行程時に他方のピストンの圧縮行程時となるように該一対のピストンの行程が互いに異なるように設定され、
前記一対のピストンに対して連動機構を介して連結されて、一方のピストンの膨張行程時に正転されると共に他方のピストンの膨張行程時に逆転されるシャフトが設けられ、
前記第1発電機が、前記シャフトの正逆回転に応じて発電を行う回転式とされ、
前記慣性質量変更手段が、前記第1発電機とは別体とされて前記シャフトの正逆回転に応じて発電を行う回転式の第2発電機と、該シャフトと第2発電機との連結を断続するクラッチと、を備えている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、第1、第2の各発電機をそれぞれ回転式として、リニア式発電機の場合に比して発電効率が高くしかもコスト的にも有利なものとすることができる。また、一方のピストンの有する爆発エネルギによって、他方のピストンでの圧縮作用を行わせることができ、ピストンに対して圧縮用(復帰用)のリターンスプリングを別途設ける必要もなくなる。
前記第1発電機が、常時前記シャフトに連結されると共に該シャフトが高速回転されたときに定格出力となるように設定され、
前記第2発電機が、前記第1発電機よりも低速回転のときに定格出力となるように設定されている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、ピストン速度の大きくなる高速時とピストン速度の小さくなる低速時とにそれぞれ対応した効率のよい発電を行うことができる。
前記連動機構が、前記ピストンの往復動によって往復動されるラックと、該ラックに噛合されると共に前記シャフトと連動されたピニオンとを有している、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、ラックとピニオンという簡単な構成を利用して、ピストンの往復動をシャフトの正逆回転に変換することができる。
前記シリンダおよびピストンが同一軸線上において一対設けられると共に、一方のピストンの膨張行程時に他方のピストンの圧縮行程時となるように該一対のピストンの行程が互いに異なるように設定され、
前記一対のピストン同士が連結ロッドを介して連結されており、
前記第1発電機が、前記連結ロッドに対して機械的に連結されて、該連結ロッドの往復動に応じて発電を行うようにされ、
前記慣性質量変更手段が、前記連結ロッドに対して機械的に連結されて該連結ロッドの往復動に応じて発電を行うと共に前記第1発電機とは別体とされた第2発電機と、該連結ロッドと第2発電機との連結を断続するクラッチと、を備えている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、一対のピストンを2つの発電機に連結させるのに、1つの連結ロッドを有効に利用して行うことができる。また、一方のピストンの有する爆発エネルギによって、他方のピストンでの圧縮作用を行わせることができ、ピストンに対して圧縮用(復帰用)のリターンスプリングを別途設ける必要もなくなる。
本発明によれば、フリーピストンエンジンによって発電を行う場合に、要求発電量に応じて適切な発電量を得ることができる。
図1は、車両としての自動車を駆動するモータへの給電用としてフリーピストンエンジンを利用した場合の実施形態を示すものである。この図1において、1は駆動用(走行用)のモータで、実施形態ではACモータで構成されている。2R、2Lは左右の駆動輪(前輪または後輪)であり、この駆動輪2R、2Lは、デファレンシャルギア3を介してモータ1によって駆動される。
10は、後述するフリーピストンエンジンであり、エンジン本体11と第1発電機12と第2発電機13を含めたユニット体として構成されている。第1発電機12によって発電された電力(交流)は、整流器20によって直流に変換された後、DC−ACコンバータ21を介してモータ1に供給される一方、余剰電力はバッテリ22に供給される。同様に、第2発電機13によって発電された電力(交流)は、整流器25によって直流に変換された後、DC−ACコンバータ21を介してモータ1に供給される一方、余剰電力はバッテリ22に供給される。バッテリ22からの電力が、上記DC−ACコンバータ21を介してモータ1に供給されるようにもなっている。制動時の回生エネルギを回収するため、制動時には、モータ1によって発電された電力が、整流器23によって直流に変換された後、DC−DCコンバータ24によって昇圧されてバッテリ22に供給される。
第1発電機12は、高速用とされて(高速回転されたときに定格出力が得られるように、コイルの巻き数や磁界場強度等が設定されている)、エンジン本体11によって常時駆動される一方、第2発電機13は低速用とされている(低速回転されたときに定格出力が得られるように設定されている)。この第2発電機13は、クラッチ14を介してエンジン本体11に対して断続されるようになっている。すなわち、クラッチ14は、要求発電量が小さくてエンジン本体11を低速運転する場合に接続され、要求発電量が大きくてエンジン本体11を高速運転するときは切断される。
自動車の運転状態に応じた電力供給の流れは、例えば次のように行われるが、フリーピストンエンジン10による最大発電量は、モータ1による最大出力を確保できる程度に十分に大きいものとされている。
(1)要求発電量が極めて少ないとき
発進時や極軽負荷時でかつバッテリ22の蓄電量が大きいときである。このときは、各発電機12、13での発電は行われず(フリーピストンエンジン10の停止状態)、バッテリ22からのみモータ1へ電力が供給される。
(2)要求発電量が少ないとき
軽負荷運転時、または中負荷かつバッテリ22の蓄電量が多いときである。このときは、クラッチ14が接続されて、低速用の第2発電機13での発電が行われて(フリーピストンエンジン10が作動で、クラッチ14が接続)、第2発電機13からモータ1へ電力が供給されると共に、余剰電力はバッテリ22に蓄電される。なお、高速用の第1発電機12は駆動されるものの、高速時に定格出力を得る設定とされているために、低速時には発電電圧が極めて小さくなり、事実上低速用の第2発電機13での発電のみとなる。
(3)要求発電量が中程度のとき
中負荷時、または軽負荷かつバッテリ22の蓄電量が少ないときである。このときは、第1発電機12のみ(クラッチ14の切断)、あるいは事実上第2発電機13のみ(クラッチ14の接続)での発電が行われて、モータ1へ電力が供給されると共に、余剰電力はバッテリ22に蓄電される。
(4)要求発電量が大きいとき
高負荷時、または中負荷かつバッテリ22の蓄電量が少ないときである。このときは、第1発電機12でのみ発電が行われて(クラッチ14は切断)、第1発電機12からモータ1へ電力が供給されると共に、余剰電力はバッテリ22に蓄電される。
(5)回生制動時
モータ1が駆動輪2R、2Lによって駆動される発電機として機能されるときである。このときは、モータ1で発電された電力がバッテリ22に蓄電される。なお、フリーピストンエンジン10は、停止してもよいが、次の発電に備えて低速で運転を継続させることもできる(クラッチ14は接続)。
次に、フリーピストンエンジン10について、図2、図3を参照しつつ説明する。まず、フリーピストンエンジン10は、ハウジング(ケーシング)Kを有し、このハウジングKは、防振ゴム86を介して車両のフレームに保持されている。ハウジングK内には、エンジン本体11を構成する第1、第2の一対のシリンダ31,32が配設されている。第1シリンダ31内には第1ピストン41が摺動自在に嵌合され、同様に第2シリンダ32内には第2ピストン42が摺動自在に嵌合されている。各シリンダ31と32(各ピストン41と42)とは、左右に隣り合って配置、より具体的には互いに平行な上下方向に伸びる2つの軸線上に別々に位置するように設定されている(互いに同一軸線上に位置しないように設定されている)。
第1シリンダ31と第1ピストン41とによって第1燃焼室51が画成され、第2シリンダ32と第2ピストン42とによって第2燃焼室52が画成されている。各燃焼室51,52には、それぞれ吸気弁53、排気弁54および燃料噴射弁55が配設されて、4サイクルの燃焼が行われるようになっている(実施形態では自己着火式とされて、点火プラグは有しないものとなっている)。すなわち、吸気弁53が開かれて燃焼室51(52)に吸気が供給された後、燃料噴射弁55から燃料噴射が実行されて燃焼が行われ、その後排気弁が開かれて燃焼室51(52)内の排気ガスが外部へ排出されることになる。第1ピストン41と第2ピストン42とは、互いに行程が180度相違されて、一方のピストンが燃焼圧力を受けるとき(膨張行程にあるとき)、他方のピストンが圧縮行程とされる。このように、一方のピストンの有する爆発エネルギによって、他方のピストンの圧縮作用を行わせるので、各ピストン41,42に対して圧縮用のリターンスプリングを別途設ける必要がないものとなっている。
第1ピストン41には、その軸線方向に伸ばして一対の第1ラック61が一体化され、同様に第2ピストン42には、その軸線方向に伸ばして一対の第2ラック62が一体化されている。各ラック61と62との間には、シャフト65が配設されている。このシャフト65は、エンジン本体11のハウジング(ケーシング)Kに回転可能に保持されている。各ピストン41,42に設けられた一対のラック61,62は、ピストン41,42の径方向に離れた位置となるように位置されている。
シャフト65には、その軸線方向に小間隔をあけて一対のピニオン66が一体的に取付けられている。そして、このピニオン66に対して、第1ラック61および第2ラック62が噛合されている。すなわち、各ラック61,62によって、シャフト65つまりピニオン66が径方向から挟まれた形式でもって、各ラック61,62がピニオン66に噛合されている。これにより、ピニオン66の径方向一方側からのみラックが噛合される場合に比して、シャフト65つまりピニオン66に対して片持ち式に外力が大きく作用することが防止される。なお、各ピストン41,42に対して一対のラック(ピニオン)を設けたのは、ピストン41,42に対して作用するラックからの反力が片持ち式に作用しないようにする等のためであり、1つのピストンに対して1つのラック(ピニオン)のみを設けるようにしてもよい。このように、ラックアンドピニオン機構を利用して、ピストン41,42の往復動に応じて、シャフト65が正逆回転されることになる。
シャフト65には、前述した吸気弁53用の駆動カム71,および排気弁54用のカム72が一体的に設けられている。図3において、一対のピニオン66を挟んで図中左方側のカム71,72が、一方のシリンダ31(一方のピストン41)用であり、図中右方側のカム71,72が他方のシリンダ32(他方のピストン42)用である。
一方のシリンダ31における吸気弁53に着目して、カム71との機械的な連動関係について説明する。図3において、ハウジングKには、シリンダ31の上方位置においてロッカアームシャフト81が保持され、このロッカアームシャフト81に、ロッカアーム82が揺動自在に保持されている。このロッカアーム82の一端部が吸気弁53と係合されて、吸気弁53を開弁方向に押圧可能となっている。勿論、吸気弁53は、図示を略すリターンスプリングによって、閉弁方向に常時付勢されている。
上記ロッカアーム82の他端部には、上下方向に伸びるタペット83の上端部が、回動可能に連結されている。このタペット83の下端部は、吸気弁53用の駆動カム71に対して常時当接されている。これにより、ピストン41,42の往復動に応じてシャフト65が正逆回転されると、カム71も正逆回転されて、ロッカアーム82がロッカアームシャフト81を中心として揺動され、これにより、吸気弁53が所定のタイミングで開閉されて、吸気、圧縮、膨張、排気という4サイクルでの各行程が行われることになる。
シリンダ32における排気弁54や、シリンダ32における吸気弁53,排気弁54についても、シリンダ31における吸気弁53と同様に、ロッカアームやタペットを介して所定タイミングでもって開閉駆動されることになる。
シャフト65に対して、第1発電機12、第2発電機13が直列に配置され、各発電機12と13との間にクラッチ14が配設されている。第1発電機12は、シャフト65に対して常時連結されている。また、第2発電機13は、クラッチ14が接続されたとき、第1発電機12(の上記ロータ)を介してシャフト65に連結される。
各発電機12、13は、永久磁石を保持したロータおよび固定コイルを有する回転式とされて、シャフト65が回転されることにより永久磁石を保持したロータが回転され、これによりロータの周囲に設けたコイルに誘導起電力が発生されて発電されることになる。このような回転式の発電機12、13にあっては、同じ発電量を得るのであれば、リニア式発電機よりもより発電効率の高いものとなり、かつコストも安価になる。なお、発電機12、13は、高熱となるシリンダ31,32の外部に位置されているので(特にシリンダ31,32から離れた位置に設置されているので)、より発電効率を高める上でも好ましいものとなっている。
高速用となる第1発電機12は、例えばピストン速度が20m/secのときに定格出力が得られるように設定され、低速用の第2発電機13は、例えばピストン速度が5m/secのときに定格出力が得られるように設定されて、両発電機12と13との特性が互いに相違されている。すなわち、第1発電機12は、シャフト65が高速で正逆回転されるときに効率よく大きな電圧を発生する一方、シャフト65の正逆回転速度が大きく低下すると、十分な発電を行えない(発電電圧が極端に低下する)ものとなる。これとは逆に、第2発電機13は、シャフト65が低速で正逆回転されるときに効率よく大きな電圧を発生する一方、シャフト65の正逆回転速度が大きく上昇すると、十分な発電を行えない(発電電圧が極端に低下する)ものとなる。
ここで、一般的に、ピストン速度が大きくなるほど大きな発電量が得られるが、フリーピストンエンジンにおいては、安定した運転を得るためのピストン速度には適正値(適正幅)がある。すなわち、フリーピストンエンジンにおいては、安定した運転がピストンの共振周波数域において得られる一方、共振周波数はピストンの「慣性質量の1/2乗」に反比例する。つまり、ピストンの慣性質量が大きいほど、共振周波数が小さくなって低速での安定運転を得ることができ、ピストンの慣性質量が小さいほど共振周波数が大きくなって高速での安定運転を得ることができる。なお、ピストンの慣性質量は、ピストン単体での質量に加えて、ピストンに機械的に連動された各種部材の質量を加味した値となる(ピストンと共に一体的に動く全部材の慣性質量ということになる)。
要求発電量が大きくて大きなピストン速度が要求されるときは、クラッチ14を切断して質量体としての第2発電機13がピストンの慣性質量として作用しないようにしてあるので、相対的にピストンの慣性質量は小さいものとなり、高速での安定運転が得られると共に、高速用として設定された第1発電機12による効率的な発電が行われることになる。逆に、要求発電量が小さくて小さなピストン速度が要求されるときは、クラッチ14を接続して質量体としての第2発電機13がピストンの慣性質量として作用するようにしてあるので、ピストンの慣性質量は大きいものとなり、低速での安定運転が得られると共に、低速用として設定された第1発電機12による効率的な発電が行われることになる。
上述した要求発電量に応じて発電態様を切り替えるために、電磁式のクラッチ14の断続制御等が、図1に示すように、マイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラCUによって制御される。そして、コントローラCUには、アクセル開度センサ15で検出されたアクセル開度信号、ブレーキセンサ16で検出されたブレーキ信号、および蓄電センサ17で検出されたバッテリ22の蓄電量信号が入力される。なお、アクセル開度、ブレーキ信号およびバッテリ蓄電量は、要求発電量を決定するためのパラメータとして用いられる。
次に、図4に示すフローチャートを参照しつつ、コントローラCUの制御例について説明する。なお、以下の説明でSはステップを示す。まず、S1において、
アクセル開度とブレーキ信号の有無と蓄電量とが読み込まれる。次いでS2において、図5に示すマップから、アクセル開度に応じた要求出力が決定される。要求出力は、アクセル開度が大きいほど大きくされ、アクセル開度がある程度以上大きくなると要求出力は上限値の言って一とされる。次いで、S3において、要求出力とバッテリ蓄電量とに基づいて、図示を略すをマップ等から、要求発電量が決定される。要求発電量は、バッテリ蓄電量が小さいほどかつ要求出力が大きいほど、大きくなるように決定される。
S3の後、S4において、要求発電量がゼロであるか否かが判別される。このS4での判別は、前述した運転状態に応じた発電態様の(1)または(5)の状態であるか否かの判別となる。このS4の判別でYESのときは、S5において、現在エンジン(エンジン本体11)が作動中であるか否かが判別される。このS5の判別でYESのときは、S6においてエンジンを停止させた後、リターンされる。S5の判別でNOのときは、S6を経ることなくなくそのままリターンされる。
前記S4の判別でNOのときは、S7において、現在エンジン作動中であるか否かが判別される。このS7の判別でNOのときは、S9においてエンジンを作動させた後S8に移行され、S7の判別でYESのときはS9を経ることなくS8に移行される。S8では、要求発電量が、低速用発電機13の最大出力以上であるか否かが判別される。このS8の判別でNOのときは、低速用発電機13で発電を行うときであり、このときは、まずS10において、クラッチ14が接続されているか否かが判別される。このS10の判別でYESのときは、クラッチ14が接続されていて低速用発電機13で発電が可能な状態になっているときなので、そのままリターンされる。
上記S10の判別でNOのときは、S11において、ピストン速度が所定速度(0あるいは0に近い速度)であるか否かが判別される。このS11の判別でYESのときは、S12において、クラッチ14を接続した後、リターンされる。また、S11の判別でNOのときは、ピストン速度が所定速度以下になるのを待って、S12へ移行される。このように、ピストン速度が小さいときにクラッチ14を接続することにより、クラッチ14の接続に起因するショックが防止あるいは低減されることになる。
前記S8の判別でYESのときは、高速用の第1発電機12でのみ発電を行うときで、クラッチ14を切断すべき状態である。このときは、まず、S13において、クラッチ14が接続中であるか否かが判別される。このS13の判別でNOのときは、既にクラッチ14が接続されているときなので、そのままリターンされる。上記S13の判別でYESのときは、S14において、ピストン速度が所定速度(0あるいは0に近い速度)であるか否かが判別される。このS14の判別でYESのときは、S15において、クラッチ14を切断した後、リターンされる。また、S14の判別でNOのときは、ピストン速度が所定速度以下になるのを待って、S15へ移行される。このように、ピストン速度が小さいときにクラッチ14を切断することにより、クラッチ14の切断に起因するショックが防止あるいは低減されることになる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示すもので、前述の実施形態と同一構成要素には同一符合を付してその重複した説明は省略する。本実施形態では、両端がそれぞれ閉じられた円筒状部材によって構成されたシリンダ部材30を有する。シリンダ部材30は、その一端部側に第1シリンダ31が構成される一方、その他端部側に第2シリンダ32が構成されている。第1シリンダ31内には第1ピストン41が摺動自在に嵌合され、第2シリンダ32内には第2ピストン42が摺動自在に嵌合されている。各ピストン41と42とは、連結ロッド43によって連結されて互いに一体化されている。第1ピストン41と第2ピストン42とは、互いに行程が180度相違されて、一方のピストンが燃焼圧力を受けるとき(膨張行程にあるとき)、他方のピストンが圧縮行程とされる。これにより、一対のピストン41、42と連結ロッド43とのユニット体は、互いに一体となって、シリンダ部材30の軸線方向に往復動されることになる。なお、図6では、吸気弁、排気弁等は図示を略してある。
上記連結ロッド43にはラック61A、61Bが一体的に形成されている。このラック61A、61Bは、前記実施形態における一対のラック61,62に相当するものである。一対のピストン41と42との間には、連結ロッド43の付近において、連結ロッド43を挟んで対象位置において一対のシャフト65A、65Bが配設されている。このシャフト65Aに一体的に設けたピニオン66Aが、上記ラック61Aに噛合されている。また、シャフト65Bに一体的に設けたピニオン66Bが、上記ラック61Bに噛合されている。そして、シャフト65Aには第1発電機12が常時連結される一方、シャフト65Bには、クラッチ14を介して第2発電機13が連結されている。なお、シリンダ部材30には、ピニオン66A、66Bとの干渉そ避けるための切欠30a、30bが形成されている。
本実施形態では、ピストン41,42の往復動に応じて、連結ロッド43も往復動され、これに伴って、シャフト65A、65Bが正逆回転されて、回転式の発電機12、13によって発電されることになる。勿論、高速時にクラッチ14が切断されて1発電機12のみによる発電が行われ、低速時にはクラッチ14が接続されて第2発電機13による発電が行われる。本実施形態では、1つの連結ロッド43が、2つのピストン41,42を発電機12,13と連動させるための共通用とされている。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。ピストンは、一対構造の場合に限らず、1つのみであってもよく、あるいは図2や図6に示す構造のものを複数段並置したものであってもよい(例えば、図3において、シャフト65の軸線方向に間隔をあけてピストン(シリンダ)を複数設置する構造で、シャフト65は全てのピストン共通の1本とされる)。例えば、図2に示す構造のものを3段並置して(ピストンつまり燃焼室の数は合計で6個)、1つの燃焼室の排気量を330ccとした場合には、総排気量1980ccのフリーピストンエンジンが得られることになる。往復動されるピストンによってシャフト65(65A、65B)を正逆回転させるための機械的な連動機構は適宜の形式のものを採択できるが、歯車を利用したものが、精度よく連動させる上でかつ極力簡単な構成にする等の上で好ましいものとなる。シャフト65(65A、65B)とピストンとの連動機構中にチェーン等の巻掛け媒介節を介在させてもよく、この場合は、シャフト65(65A、65B)や発電機12、13の配設位置の選択の自由度が高まることになる。
2つの発電機12と13とを、それぞれ、別個のクラッチを介してシャフト65(ピストン)に断続させるようにしてもよい。この場合、高速時には、第1発電機12用のクラッチのみを接続すると共に第2発電機13用のクラッチを切断し、逆に、低速時には第2発電機13用のクラッチのみを接続すると共に、第1発電機12用のクラッチを切断すればよい(ただし、この場合は、低速用の発電機13に別途重りをつける等により、十分に慣性質量が大きくなるようにしておく等のことが必要となる)。質量体として、発電機以外に、例えば比重の大きい金属からなる単なる重りをピストンに対して断続させるようにしてもよい。また、慣性質量の変更は、2段階に限らず、3段階以上の多段階にすることもでき、多段階にするほど、要求発電量にきめ細かく対応することができる。
発電機12、13は、回転式とすることなく、従来一般的に採用されているリニア式とすることもでき、この場合は、正逆回転されるシャフト65(65A、65B)を必ずしも必要としない。リニア式の発電機を用いる場合は、例えば、図6において、ピニオン65A、65Bに噛合されるラックを有する磁石保持体をシリンダ部材30の軸線方向に伸ばして往復動可能に配設して、この磁石保持体に永久磁石をシリンダ部材30の軸線方向に伸ばして保持させる共に、この永久磁石に近接させて、シリンダ部材30の軸線方向に伸ばしてコイルを配設すればよい。また、磁石保持体を別途設けることなく、連結ロッド43に直接永久磁石を保持させてよい(ただし、連結ロッド43に断続される質量体としての発電機あるいは単なる重りは、クラッチを介して連結ロッドに断続されるように構成される)。
吸気弁53,排気弁54をシャフト65によって開閉駆動する場合、カム71,72を直接シャフト65に設けることなく、例えばシリンダ31,32の上部にカムシャフトを配設して、シャフト65とカムシャフトとをチェーン等によって連動させるようにしてもよい(いわゆるオーバヘッドカムシャフト形式)。勿論、吸気弁53,排気弁54は、シャフト65に対して機械的に連動されることなく、電磁式に駆動されるものであってもい。フリーピストンエンジンは、火花点火式であってもよく、あるいは2サイクル式(この場合は吸気弁および排気弁は不用となる)にする等、適宜の形式を採択することができる。フリーピストンエンジンは、自動車用に限らず、定置式の発電用等に用いる等、その使用範囲は限定されないものである。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
フリーピストンエンジンを自動車の走行用モータへの給電用として利用した場合の実施形態を示す全体系統図。 本発明によるフリーピストンエンジンの一例を示す断面側面図。 図2のX3−X3線相当での全体断面図。 本発明の制御例を示すフローチャート。 アクセル開度と要求出力との関係を示すマップ。 本発明の第2の実施形態を示すもので、図2に対応した図。
1:モータ
2R、2L:駆動輪
10:フリーピストンエンジン
11:エンジン本体
12:第1発電機(高速用)
13:第2発電機(低速用)
14:クラッチ(第2発電機の断続用)
15:アクセル開度センサ
16:ブレーキセンサ
17:蓄電量センサ
22:バッテリ
31:第1シリンダ
32:第2シリンダ
41:第1ピストン
42:第2ピストン
43:連結ロッド
51:第1燃焼室
52:第2燃焼室
53:吸気弁
54:排気弁
55:燃料噴射弁
61,62:ラック(連動機構)
61A、61B:ラック(連動機構)
65:シャフト(正逆回転)
65A、65B:シャフト(正逆回転)
66:ピニオン(連動機構)
66A、66B:ピニオン(連動機構)

Claims (8)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に往復動可能に嵌合されると共に該シリンダ内の燃焼圧力を受けるピストンと、
    前記ピストンの往復動に応じて発電を行なう第1発電機と、
    要求発電量に応じて前記ピストンの慣性質量を変更する慣性質量変更手段と、
    を備えていることを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記慣性質量変更手段は、前記ピストンの往復動速度が所定速度以下のときに慣性質量の変更を行うように設定されている、ことを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記慣性質量変更手段が、前記ピストンに連結されて該ピストンの往復動に応じて変位される質量体と、該ピストンと質量体との連結を断続するクラッチと、を備えていることを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  4. 請求項3において、
    前記質量体が、前記第1発電機とは別体の第2発電機とされ、
    前記第2発電機が、前記第1発電機よりも低速で定格出力となるように設定されている、
    ことを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  5. 請求項1または請求項2において、
    前記シリンダおよびピストンが一対設けられると共に、一方のピストンの膨張行程時に他方のピストンの圧縮行程時となるように該一対のピストンの行程が互いに異なるように設定され、
    前記一対のピストンに対して連動機構を介して連結されて、一方のピストンの膨張行程時に正転されると共に他方のピストンの膨張行程時に逆転されるシャフトが設けられ、
    前記第1発電機が、前記シャフトの正逆回転に応じて発電を行う回転式とされ、
    前記慣性質量変更手段が、前記第1発電機とは別体とされて前記シャフトの正逆回転に応じて発電を行う回転式の第2発電機と、該シャフトと第2発電機との連結を断続するクラッチと、を備えている、
    ことを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  6. 請求項5において、
    前記第1発電機が、常時前記シャフトに連結されると共に該シャフトが高速回転されたときに定格出力となるように設定され、
    前記第2発電機が、前記第1発電機よりも低速回転のときに定格出力となるように設定されている、
    ことを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
  7. 請求項5または請求項6において、
    前記連動機構が、前記ピストンの往復動によって往復動されるラックと、該ラックに噛合されると共に前記シャフトと連動されたピニオンとを有している、ことを特徴とするフリーピストンエンジン。
  8. 請求項1または請求項2において、
    前記シリンダおよびピストンが同一軸線上において一対設けられると共に、一方のピストンの膨張行程時に他方のピストンの圧縮行程時となるように該一対のピストンの行程が互いに異なるように設定され、
    前記一対のピストン同士が連結ロッドを介して連結されており、
    前記第1発電機が、前記連結ロッドに対して機械的に連結されて、該連結ロッドの往復動に応じて発電を行うようにされ、
    前記慣性質量変更手段が、前記連結ロッドに対して機械的に連結されて該連結ロッドの往復動に応じて発電を行うと共に前記第1発電機とは別体とされた第2発電機と、該連結ロッドと第2発電機との連結を断続するクラッチと、を備えている、
    ことを特徴とするフリーピストンエンジンの制御装置。
JP2006233447A 2006-08-30 2006-08-30 フリーピストンエンジンの制御装置 Expired - Fee Related JP4807186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233447A JP4807186B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 フリーピストンエンジンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233447A JP4807186B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 フリーピストンエンジンの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008057383A true JP2008057383A (ja) 2008-03-13
JP4807186B2 JP4807186B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=39240446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006233447A Expired - Fee Related JP4807186B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 フリーピストンエンジンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4807186B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173630A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 General Electric Co <Ge> 電気式車両向けのモジュール型補助パワーユニットアセンブリ
WO2011077599A1 (ja) * 2009-12-24 2011-06-30 Ikeda Kazuhiro 発電機、自己発電型モーターおよびそれを用いた電力供給システム
WO2012039167A1 (ja) * 2010-09-21 2012-03-29 スズキ株式会社 電動車両の発電制御装置
JP2013099145A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Toyota Central R&D Labs Inc 電源システム
CN104527400A (zh) * 2015-01-08 2015-04-22 江西东江机电有限公司 混合动力装置和电动汽车
JPWO2013175578A1 (ja) * 2012-05-22 2016-01-12 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
WO2021078863A1 (en) * 2019-10-25 2021-04-29 Epinovatech Ab Ac-dc converter circuit
US11469300B2 (en) 2018-04-22 2022-10-11 Epinovatech Ab Reinforced thin-film semiconductor device and methods of making same
US11634824B2 (en) 2021-06-09 2023-04-25 Epinovatech Ab Device for performing electrolysis of water, and a system thereof
US11652454B2 (en) 2020-02-14 2023-05-16 Epinovatech Ab Monolithic microwave integrated circuit front-end module
US11695066B2 (en) 2019-12-11 2023-07-04 Epinovatech Ab Semiconductor layer structure
US11815004B2 (en) 2017-04-24 2023-11-14 General Electric Company Adaptive linear linked piston electric power generator
US11955972B2 (en) 2020-03-13 2024-04-09 Epinovatech Ab Field-programmable gate array device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228829A (ja) * 1990-04-12 1992-08-18 Imra Europ Sa フリーピストンエンジン
JPH06288253A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Kanagawa Kagaku Gijutsu Akad エンジン
US20060185631A1 (en) * 2005-02-24 2006-08-24 Fitzgerald John W Four-cylinder, four-cycle, free piston, premixed charge compression ignition, internal combustion reciprocating piston engine with a variable piston stroke

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228829A (ja) * 1990-04-12 1992-08-18 Imra Europ Sa フリーピストンエンジン
JPH06288253A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Kanagawa Kagaku Gijutsu Akad エンジン
US20060185631A1 (en) * 2005-02-24 2006-08-24 Fitzgerald John W Four-cylinder, four-cycle, free piston, premixed charge compression ignition, internal combustion reciprocating piston engine with a variable piston stroke

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173630A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 General Electric Co <Ge> 電気式車両向けのモジュール型補助パワーユニットアセンブリ
JPWO2011077599A1 (ja) * 2009-12-24 2013-05-02 一博 池田 発電機、自己発電型モーターおよびそれを用いた電力供給システム
WO2011077599A1 (ja) * 2009-12-24 2011-06-30 Ikeda Kazuhiro 発電機、自己発電型モーターおよびそれを用いた電力供給システム
CN103097219B (zh) * 2010-09-21 2015-09-23 铃木株式会社 电动车辆的发电控制装置
US8852053B2 (en) 2010-09-21 2014-10-07 Suzuki Motor Corporation Power generation control device for electric vehicle
WO2012039167A1 (ja) * 2010-09-21 2012-03-29 スズキ株式会社 電動車両の発電制御装置
CN103097219A (zh) * 2010-09-21 2013-05-08 铃木株式会社 电动车辆的发电控制装置
JP2013099145A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Toyota Central R&D Labs Inc 電源システム
JPWO2013175578A1 (ja) * 2012-05-22 2016-01-12 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
CN104527400A (zh) * 2015-01-08 2015-04-22 江西东江机电有限公司 混合动力装置和电动汽车
US11815004B2 (en) 2017-04-24 2023-11-14 General Electric Company Adaptive linear linked piston electric power generator
US11846230B2 (en) 2017-04-24 2023-12-19 General Electric Company Adaptive linear linked piston electric power generator
US11840957B2 (en) 2017-04-24 2023-12-12 General Electric Company Adaptive linear linked piston electric power generator
US11469300B2 (en) 2018-04-22 2022-10-11 Epinovatech Ab Reinforced thin-film semiconductor device and methods of making same
WO2021078863A1 (en) * 2019-10-25 2021-04-29 Epinovatech Ab Ac-dc converter circuit
US11695066B2 (en) 2019-12-11 2023-07-04 Epinovatech Ab Semiconductor layer structure
US11652454B2 (en) 2020-02-14 2023-05-16 Epinovatech Ab Monolithic microwave integrated circuit front-end module
US11955972B2 (en) 2020-03-13 2024-04-09 Epinovatech Ab Field-programmable gate array device
US11634824B2 (en) 2021-06-09 2023-04-25 Epinovatech Ab Device for performing electrolysis of water, and a system thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP4807186B2 (ja) 2011-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4807186B2 (ja) フリーピストンエンジンの制御装置
JP4779881B2 (ja) フリーピストンエンジン
JP4614605B2 (ja) 燃焼機関を備えた装置、該装置の使用および車両
US8201523B2 (en) Integrated combustion and electric hybrid engines and methods of making and use thereof
JP2008223657A (ja) フリーピストンエンジン
KR101134649B1 (ko) 동력전환 장치와 이를 이용한 하이브리드 시스템
JP2008051058A (ja) フリーピストンエンジン
JP2015077867A (ja) ハイブリッド車両
US20150175157A1 (en) Hybrid vehicle
US20190372426A1 (en) Cross-over electro-magnetic engine
JP2009008069A (ja) フリーピストンエンジンおよびその制御方法
CN104442804B (zh) 用于控制混合动力车辆的装置和方法
CN103321739A (zh) 四冲程直线发动发电机
US10830127B2 (en) Crank drive device for an internal combustion engine, drive train and vehicle
JP2009008068A (ja) フリーピストンエンジンおよびその制御方法
EP3615779B1 (en) Adaptive linear linked piston electric power generator
JP2008232105A (ja) フリーピストンエンジン
JP2004044433A (ja) ハイブリッド車両の制御装置及び方法、並びにハイブリッド車両
US8485146B2 (en) Engine device
JP2014532144A (ja) 軌道式の非往復動内燃機関
JP2007255288A (ja) エンジン始動装置
US20130133626A1 (en) Crankshaftless internal combustion engine
WO2011140705A1 (zh) 油电混合动力引擎
CN114000943A (zh) 一种内燃发电装置和无人机动力系统
TW201139837A (en) Fuel-electric hybrid power engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4807186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees