JP2008056733A - ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐亀裂成長性を低下させることなく、カーボンブラックの分散性に優れ、tanδを充分に低減させ、転がり抵抗特性および破壊特性をともに向上させることができるゴム組成物を提供する。
【解決手段】天然ゴムおよび/またはイソプレンゴムを40重量%以上、ならびにブタジエンゴムを25重量%以上含有するゴム成分100重量部に対して、ヨウ素吸着量が40〜80mg/gであり、DBP吸油量が100〜145ml/100gであるカーボンブラックを15〜30重量部、ならびにBET比表面積が120〜200m2/gのシリカを含有し、該カーボンブラックおよび該シリカの合計含有量が25〜35重量部であり、70℃における損失正接が0.07以下であり、破断強度TBおよび破断時伸びEBが下記式を満たすゴム組成物。
TB×EB×0.5≧4000
【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物に関する。
タイヤの低燃費化を図るために、転がり抵抗を低減させることを目的として、タイヤを構成するゴム組成物のヒステリシスロス(一般に、粘弾性特性値における損失正接(tanδ)により、表される)を低減させることが重要である。
とくに、タイヤを構成するゴム組成物の中でも、トレッド、ベーストレッド、サイドウォールなどのタイヤにおける重量構成比率が高い部材のゴム組成物のヒステリシスロスを低減させることが一般的に行われている。
たとえば、サイドウォール用ゴム組成物においては、カーボンブラックの含有量を低減させたり、カーボンブラックの一部をシリカで代替したりすることにより、ヒステリシスロスを低減させる方法が用いられてきた。しかし、これらの従来の手法では、ヒステリシスロスを大幅に低減させる事は難しいという問題があった。
そこで、カーボンブラックの含有量をさらに大幅に減少させると、ヒステリシスロスを充分に低減させることはできるものの、サイドウォール用ゴム組成物として充分な強度特性を得ることが難しいという問題があった。
また、カーボンブラックをシリカで代替する場合、たとえシリカの含有比率を増加させたとしても、ヒステリシスロスを大幅に低減させることは困難であった。
特許文献1には、所定のジエン系ゴム、所定のカーボンブラック、所定のシリカおよびシランカップリング剤を所定量含有することにより、転がり抵抗を低減させ、耐摩耗性、ウェットグリップ性能、耐屈曲亀裂成長性および耐カット性に優れたサイドウォール用ゴム組成物が開示されている。しかし、さらにtanδを低減するために、カーボンブラック、シリカの配合量を低減させた配合では、たとえtanδは低減できても、破壊特性を要求特性以上にすることは難しい。
特開平10−36559号公報
本発明は、耐亀裂成長性を低下させることなく、カーボンブラックの分散性に優れ、tanδを充分に低減させ、転がり抵抗特性および破壊特性をともに向上させることができるゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴムおよび/またはイソプレンゴムを40重量%以上、ならびにブタジエンゴムを25重量%以上含有するゴム成分100重量部に対して、ヨウ素吸着量が40〜80mg/gであり、DBP吸油量が100〜145ml/100gであるカーボンブラックを15〜30重量部、ならびにBET比表面積が120〜200m2/gのシリカを含有し、該カーボンブラックおよび該シリカの合計含有量が25〜35重量部であり、
70℃における損失正接が0.07以下であり、破断強度TBおよび破断時伸びEBが下記式を満たすゴム組成物に関する。
TB×EB×0.5≧4000
前記ゴム組成物は、カーボンブラック分散性が90%以上であることが好ましい。
本発明によれば、所定のゴム成分、所定のカーボンブラックおよび所定のシリカを所定量含有することにより、耐亀裂成長性を低下させることなく、カーボンブラックの分散性に優れ、tanδを充分に低減させ、転がり抵抗特性および破壊特性をともに向上させることができるゴム組成物を提供することができる。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分、カーボンブラックおよびシリカを含有する。
前記ゴム成分は、天然ゴム(NR)および/またはイソプレンゴム(IR)ならびにブタジエンゴム(BR)を含有する。
NRとしては、タイヤ工業などにおいて一般的に使用されるRSS♯3などを使用することができる。また、IRとしても同様に、タイヤ工業などにおいて一般的に使用されるものを使用することができる。
ゴム成分中のNRおよび/またはIRの含有率は40重量%以上、好ましくは45重量%以上である。NRおよび/またはIRの含有率が40重量%未満では、破壊強度(破断強度(TB)×破断時伸び(EB)×0.5)を4000以上とすることが困難になり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、NRおよび/またはIRの含有率は75重量%以下が好ましく、60重量%以下がより好ましい。NRおよび/またはIRの含有率が75重量%をこえると、耐屈曲亀裂成長性が著しく低下する傾向がある。
BRとしては、BR150B(宇部興産(株)製)、BR01(JSR(株))などのゴム工業において一般的なものを使用することができる。
ゴム成分中のBRの含有率は25重量%以上、好ましくは40重量%以上である。BRの含有率が25重量%未満では、耐屈曲疲労性能が低下する。また、BRの含有率は60重量%以下が好ましく、50重量%以下がより好ましい。BRの含有率が60重量%をこえると、破壊強度を4000以上にすることが難しく、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる傾向がある。
ゴム成分としては、NR、IRおよびBR以外にも、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)などのゴム成分があげられ、これらを含有してもよい。なかでも、NR、IRおよびBR以外のゴムを含有する場合、SBRが好ましい。
カーボンブラックのヨウ素吸着量(IA)は40mg/g以上である。カーボンブラックのIAが40mg/g未満では、破壊強度を4000以上とすることが困難になり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、カーボンブラックのIAは80mg/g以下である。カーボンブラックのIAが80mg/gをこえると、tanδを0.07以下とすることが困難となり、転がり抵抗を充分に低減させることができない。
カーボンブラックのジブチルフタレート吸油量(DBP)は100ml/100g以上である。カーボンブラックのDBPが100ml/100g未満では、tanδを0.07以下とすることが困難となり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、カーボンブラックのDBPは145ml/100g以下である。カーボンブラックのDBPが145ml/100gをこえると、破壊強度を4000以上とすることが困難となり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100重量部に対して15重量部以上である。カーボンブラックの含有量が15重量部未満では、破壊強度を4000以上とすることが困難となり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、カーボンブラックの含有量は30重量部以下である。カーボンブラックの含有量が30重量部をこえると、tanδを0.07以下とすることが困難となり、転がり抵抗を充分に低減させることができない。
シリカとしては、湿式法または乾式法により製造されたシリカがあげられるが、とくに制限はない。
シリカのBET比表面積(BET)は120m2/g以上である。シリカのBETが120m2/g未満では、破壊強度を4000以上とすることが困難となり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、シリカのBETは200m2/g以下である。シリカのBETが200m2/gをこえると、tanδを0.07以下とすることが困難となり、転がり抵抗を充分に低減させることができない。
シリカの含有量は、ゴム成分100重量部に対して5重量部以上が好ましい。シリカの含有量が5重量部未満では、破壊強度が低下する傾向がある。また、シリカの含有量は20重量部以下が好ましい。シリカの含有量が20重量部をこえると、tanδを0.07以下にすることが困難となり、転がり抵抗を充分に低減させることができない傾向がある。
カーボンブラックおよびシリカの合計含有量は、ゴム成分100重量部に対して25重量部以上である。カーボンブラックおよびシリカの合計含有量が25重量部未満では、破壊強度を40000以上とすることが困難となり、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。また、カーボンブラックおよびシリカの合計含有量は35重量部以下である。カーボンブラックおよびシリカの合計含有量が35重量部をこえると、tanδを0.07以下とすることが困難となり、転がり抵抗を充分に低減させることができない。
本発明のゴム組成物は、上記のように、所定のゴム成分、粒子間のつながりが発達した(IAおよびDBPが上記範囲内の)カーボンブラックおよび粒子の細かい(BETが上記範囲内の)シリカを所定量含有することにより、カーボンブラックを減量することによるカーボンブラックの分散性の低下を抑制することができ、補強効果の充分でない領域にシリカが入って補強し、破壊特性を向上させることができ、さらに、耐亀裂成長性を損なうことなく、tanδおよび転がり抵抗を充分に低減させることができる。
本発明のゴム組成物は、前記ゴム成分、カーボンブラックおよびシリカ以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、たとえば、ワックス、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、硫黄などの加硫剤、各種加硫促進剤などを、必要に応じて適宜配合することができる。
本発明のゴム組成物において、カーボンブラック分散性は90%以上が好ましく、95%以上がより好ましい。カーボンブラック分散性が90%未満では、破壊強度が低下する傾向がある。なお、カーボンブラック分散性は100%が最も好ましい。また、カーボンブラック分散性は、とくに制限されるわけではないが、たとえば、ASTM D2663Bに記載されている方法に準じて測定することができる。
本発明のゴム組成物は、耐屈曲性を確保するためにBRをブレンドしており、柔らかいゴムであるため、タイヤトレッドや、内部の配合には適さないという理由から、サイドウォール用とすることが好ましい。
本発明のゴム組成物を用いて、タイヤを通常の方法により製造することができる。すなわち、本発明のゴム組成物を未加硫の段階で、たとえば、サイドウォールの形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成形し、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造することができる。
本発明のゴム組成物をサイドウォール用としてタイヤを製造した場合、前記タイヤのサイドウォール部から切り出した所定サイズのゴムシートの損失正接(tanδ)は、70℃、周波数10Hz、初期歪10%および動歪2%の条件下で、0.07以下、好ましくは0.06以下である。tanδが0.07をこえると、転がり抵抗を充分に低減させることができない。
本発明のゴム組成物をサイドウォール用としてタイヤを製造した場合、前記タイヤのサイドウォール部から切り出したゴムシートのTBおよびEBは、下記式を満たす。
TB×EB×0.5≧4000
なお、TBおよびEBは、とくに制限されるわけではないが、たとえば、JIS K 6251に記載されている測定方法に準じて、測定することができる。
前記ゴムシートのTB×EB×0.5(破壊強度)は4000以上、好ましくは5000以上である。破壊強度が4000未満では、ゴム組成物の外傷に対する抵抗性が不充分となる。
実施例にもとづいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
つぎに、実施例および比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
天然ゴム(NR):RSS#3
ブタジエンゴム(BR):宇部興産(株)製のBR150B
スチレンブタジエンゴム(SBR):JSR(株)製のSBR1502
カーボンブラック(1):東洋カーボン(株)製のシースト3(N330、IA:82mg/g、DBP:102ml/100g)
カーボンブラック(2):東海カーボン(株)製のシーストNH(N351、IA:70mg/g、DBP:120ml/100g)
カーボンブラック(3):三菱化学(株)製の試作カーボンブラック(N351HA、IA:58mg/g、DBP:147ml/100g)
カーボンブラック(4):三菱化学(株)製の試作カーボンブラック(N351HB、IA:58mg/g、DBP:140ml/100g)
カーボンブラック(5):東海カーボン(株)製のシーストSO(N550、IA:43mg/g、DBP:121ml/100g)
カーボンブラック(6):東海カーボン(株)製のシーストV(N660、IA:36mg/g、DBP:90ml/100g)
シリカ(1):デグッサ社製のウルトラジルVN3(BET:175m2/g)
シリカ(2):ローディア社製のローディア115GR(BET:112m2/g)
シリカ(3):日本シリカ工業(株)製のニップシールAQ(BET:205m2/g)
シリカ(4):デグッサ社製の試作シリカB(BET:123m2/g)
ワックス:日本精鑞(株)製のオゾエース0355
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製
ステアリン酸:日本油脂(株)製
老化防止剤:フレキシス社製のサントフレックス13(N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン)
硫黄:日本乾硫工業(株)製のセイミサルファー
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルファンアミド)
実施例1〜5および比較例1〜12
表1に示す配合処方にしたがい、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を、バンバリーミキサーを用いて、排出温度160℃の条件下で2.5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に、硫黄および加硫促進剤を添加し、バンバリーミキサーを用いて、排出温度100℃の条件下で2分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間プレス加硫し、実施例1〜5および比較例1〜12の加硫ゴム組成物を得た。
(カーボンブラック分散性)
ASTM D2663Bに準じて、前記加硫ゴム組成物をカットしたとき、その断面において、カーボンブラックの単位面積あたりの割合を測定し、カーボンブラックが全て分散しており、凝集が確認できない状態を100として指数表示した(CB分散)。なお、CB分散が大きいほど、ゴム組成物中にカーボンブラックが分散しており、良好であることを示す。
(粘弾性試験)
前記未加硫ゴム組成物をタイヤ成型機上でサイドウォールの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼りあわせて未加硫タイヤを作製した。該未加硫タイヤを141℃の条件下で45分間プレス加硫することにより、実施例1〜5および比較例1〜12の試験用タイヤ(タイヤサイズ:11R22.5 14PR、オールシーズンパターン)を製造した。
製造した試験用タイヤのサイドウォール部から、幅4mm、厚さ1.8〜2.2mmおよび長さ30mmのゴムシートを切り出し、(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、初期歪10%、動歪2%および周波数10Hzの条件下で、70℃における損失正接(tanδ)の測定を行なった。なお、tanδの値が小さいほど、転がり抵抗が低減され、好ましいことを示す。
(破壊特性)
製造した試験用タイヤのサイドウォール部から、厚さ1.8〜2.2mmのゴムシートを切り出し、JIS K 6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方」に準じて、引張り強度(TB)および破断時伸び(EB)を測定し、破壊強度(TB×EB×0.5)を算出した。なお、破壊強度が大きいほど、優れることを示す。
(転がり抵抗特性)
ドラム試験機を用いて、タイヤ内圧700kPaおよび荷重24.5Nの条件下で、製造した試験用タイヤを80km/hでドラム走行させ、設置面と試験用タイヤとの間に発生する最大摩擦係数を測定した。さらに、比較例1の転がり抵抗指数を100とし、下記計算式により、各配合の最大摩擦係数を指数表示した。なお、転がり抵抗指数が小さいほど、転がり抵抗が低減されており、優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(各配合の最大摩擦係数)
÷(比較例1の最大摩擦係数)×100
(耐亀裂成長性試験)
製造した試験用タイヤのサイドウォールの最大歪位置に、幅5mmおよび深さ2mmのカット傷をつけ、ドラム試験機を用いて、タイヤ内圧850kPaおよび荷重37.5kNの条件下で、40km/hで15000kmドラム走行させ、ドラム走行後のカット傷の幅および深さを測定し、カット傷が成長(200%以内)していなければ、合格(○)とした。
上記試験の評価結果を表1に示す。
Figure 2008056733

Claims (2)

  1. 天然ゴムおよび/またはイソプレンゴムを40重量%以上、ならびにブタジエンゴムを25重量%以上含有するゴム成分100重量部に対して、
    ヨウ素吸着量が40〜80mg/gであり、DBP吸油量が100〜145ml/100gであるカーボンブラックを15〜30重量部、ならびに
    BET比表面積が120〜200m2/gのシリカを含有し、
    該カーボンブラックおよび該シリカの合計含有量が25〜35重量部であり、
    70℃における損失正接が0.07以下であり、
    破断強度TBおよび破断時伸びEBが下記式を満たすゴム組成物。
    TB×EB×0.5≧4000
  2. カーボンブラック分散性が90%以上である請求項1記載のゴム組成物。
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