JP2008056705A - 急性心筋梗塞の心筋傷害の低減用医薬製剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外因性C1−エステラーゼインヒビターを有効成分とする急性心筋梗塞の患者または急性心筋梗塞の危険性のある患者に投与するための医薬製剤。
【選択図】 なし
Description
き、そして虚血、収縮性の心筋不全、頻脈を生じ、そして房心室伝導を傷つけることになる場合がある(非特許文献21、非特許文献22、非特許文献23、非特許文献24、非特許文献25、非特許文献26、非特許文献27、非特許文献28、参照)。
血漿−由来ヒトC1−エステラーゼインヒビターのAMIの心筋障害に対する投与効果を、左前方下行冠状動脈(LAD)の永久結紮を受けたイヌについて実験した。閉塞後48時間に、動物を屠殺し、そして心臓を摘出した。虚血性心筋を約1グラムの小片に切った。心筋障害を、各心筋組織小片中の残存α−ヒドロキシブチル酸デヒドロゲナーゼ(HBDH)活性を測定することにより評価した。15分および48時間での各心筋小片中の血流を、閉塞15分および48時間後に静脈内に標識顕微鏡を注入し、そして小片の放射性活性を計数することにより測定した。結果を%で表し、100%は正常な心筋で観察された値である。示した結果は閉塞2および8時間後にC1−エステラーゼインヒビターを受容した4匹のイヌ(処置)、ならびにC1−エステラーゼインヒビターを受容しなかった4匹のイヌ(対照)について得た。
本発明は炎症反応の抑制法、より詳細には補体系の活性化の抑制法を提供し、これは急性心筋梗塞の経過中に起こる。好適なインヒビターは、血漿から精製されたC1−エステ
ラーゼインヒビターまたは組換えC1−エステラーゼインヒビターあるいはそれから派生する組換え変更体、あるいはC1−エステラーゼインヒビターに類似する特異性を有する他のインヒビターの組換え構造体を含んでもよいC1−エステラーゼインヒビターである。
本明細書に使用する“補体系”という句は1組のタンパク質を言い、そのほとんどが不活性な前駆タンパク質として血中を循環し、因子としても知られている。系の活性化中に、1つの因子が引き続き1つの因子を限定タンパク質分解により活性化し、そしてこれが続く。この活性化過程はカスケードに似ており、したがって補体系も1つの主要な血漿カスケード系であると考えられ、そして他方は凝固、フィブリン分解および接触系である。補体系の生理学的役割は、侵襲する微生物に対して生体を防御することである。このシステムは古典的および別の経路の2つの経路を介して活性化されることができ、両方が共通の末端経路を活性化することができる。Cooper N.R.,1985,Adv.Immunol.37:151;Muller−Eberhard H.J.ら、1980,Adv.Immunol.29:1;Muller−Eberhard H.J.ら、1992,In:Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman
R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第33頁。アナフィラトキシンとしても知られている、多くの生物的に活性なペプチドは、補体の活性化中に生成される。Vogt W.,1986,Complement 3:177。アナフィラトキシン、特にC3aおよびC5aは好中球に走化性があり、これらの細胞を凝集、活性化そして脱顆粒させることができる。Vogt W.,1986,Complement 3:177;Goldstein IM,1992,In;Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第63頁。さらにアナフィラトキシンは脈管透過性を増大させ、内皮細胞への好中球の付着を刺激し、血小板を活性化し、そして脈管活性エイコサノイド、トロンボキサンA2ならびにLTC4、LTD4およびLTE4のようなペプチドロイコトリエンの生成を誘導することができる。また、共通経路の活性化の際に形成されるいわゆるターミナル補体複合体(terminal complement com
plexes:TCC)は、細胞を殺す能力のような重要な効果を有する。Muller−Eberhard H.J.,1986,Ann.Rev.Immunol.4:503。この補体の古典的経路の活性化は、5つのタンパク質(1つのC1q、2つのC1r、そして2つのC1sタンパク質)の巨大分子複合体から成る第一成分の活性化に始まる。C1複合体のC1qタンパク質は、例えば免疫複合体のようなアクチベーターに結合し、両方のC1rおよび両方のC1s副成分の活性化を引き起こす。Cooper N.R.,1985,Adv.Immnol.37:151。活性化中、C1rおよびC1sタンパク質は単一ペプチド−鎖不活性タンパク質から二−鎖活性セリンプロテイナーゼに転換される。Cooper N.R.,1985,Adv.Immnol.37:151。活性化C1複合体は次に、補体因子C3を活性化できる補体C4およびC2因子を活性化する。数種の血漿タンパク質(注目すべきものはC1−エステラーゼインヒビター、C4−結合タンパク質およびセリン−プロテイナーゼ因子1)は、補体のこの古典的な経路の活性化を阻害できる。Muller−Eberhard H.J.,1992,In:Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第33頁;Cooper N.R.,1985,Adv.Immnol.37:151。
F.,ら、1992、In;Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第103頁。接触系はまた、主要血漿カスケード系にも属し、そしてそれを通して凝固系が活性化される2つの経路の1つと考えられることが多く、もう1方はいわゆる凝固の非本質的経路である。接触系の生理学的役割は正確には知られていないが、この系が炎症状態で活性化状態になりうることが知られている。Colman R.W.,1984,J.Clin.Invest.73:1249;Kaplan A.P.ら、1987、Blood 70:1;Kozin F.,ら、1992、In;Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第103頁。接触系の活性化はヘグマン因子としても知られている第XII因子のアクチベーターへの結合から始まる。続いて、結合した第XII因子は活性化状態になることができ、この工程中に一本鎖不活性状態から二本鎖活性セリンプロテイナーゼに転換する。Trans G.ら、1987,Sem Thromb Hemost 13:1。活性化した第XII因子は次にプレカリクレインを(これはそのコフィクターと一緒に高分子量キニノーゲンがアクチベーターに結合し)、活性セリンプロテイナーゼカリクレインに活性化する。次にカリクレインは結合を活性化することができるが、活性化第XII因子(相互活性化)、および/または第XI因子を未だに活性化せず、これは次に第IX因子を活性化し凝固の活性化を開始する。Cochrane C.G.ら、1982,Adv.Immunol 33:290;Colman R.W.,1984,J.Clin. Invest.73:1249;Kaplan A.P.ら、1987、Blood 70:1;Kozin F.,ら、1992、In;Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles
and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第
103頁。接触系の活性化は、古典的な補体経路も阻害する同じタンパク質、C1−エステラーゼインヒビターにより制御される。接触系の活性化中、ブラディキニン、カリクレインおよび活性化第XII因子のような数種の生物学的活性成分が形成され、これらは好中球の活性化および脱顆粒を増大させ、脈管透過性を増大し、管脈張力を減少させることができる。Colman R.W.,1984,J.Clin.Invest.73:1249;Kozin F.,ら、1992、In;Gallin JI,Goldstein IM,Snyderman R(編集):炎症:基本的原理および臨床的関連(Inflammation:Basic Principles and Clinical Correlates)、ニューヨーク、ラベン出版、第103頁。
N.A.ら、1987,Blood 69;1600。
を形成することが特徴である。これらの複合体では、プロテイナーゼの活性部位がいわゆるセルピンの反応中心に結合し、したがって不活性となっている。Travis J.ら、1983,Ann.Rev.Biochem 52:655。
血漿または精製調製物中のC1−エステラーゼインヒビター活性は、発色およびエステル分解アッセイを含む数種のアッセイで測定でき、そのアッセイでは活性C1sによる基質の転換の阻害を監視する。これらのアッセイは当該技術分野で周知である。また固体−相結合活性C1sに結合するC1−エステラーゼインヒビターの結合をアッセイするラジオイムノアッセイも、機能的C1−エステラーゼインヒビターのレベルを測定するのに使用できる。Nuijens J.H.ら、1989,J.Clin.Invest 84;443。機能的C1−エステラーゼインヒビターのレベルは様々な方法で発現できる。ここでミリリットルあたりの単位(U/ml)とは、1U/mlがプールした正常血漿中に存在するC1−エステラーゼインヒビター濃度で使用される場合で、それは1mlの血漿あたり約270μgである。Nuijens J.H.ら、1989,J.Clin.Invest 84;443。
て本発明の好適態様では静脈注射する。そのような賦形剤は当該技術分野で周知であり、例えば水、塩水、デキストロース溶液、リンガー溶液および少量のヒト血清アルブミンを含有する溶液を含む。もちろん、危機にさらされた心筋中にこのインヒビターの十分な濃度を与えるために、C1−エステラーゼインヒビターのほとんどすべての投与法を本発明の範囲に含むことを意図するものと考える。
本明細書に記載するC1−エステラーゼインヒビター調製物を単独または組み合わせて、AMIにかかっている宿主生物、またはこの症状を発生する危険性のある宿主生物の処置するために使用できる。
Fine Chemicals:ウプサラ、スウェーデン)と、2g/kgの濃度で60分間、8−10℃でインキューベーションする;3)DEAE−Sephadexを回収し、そして150mMのクエン酸ナトリウム、pH7.0で洗浄し、そして10mMのクエン酸三ナトリウム、2Mの塩化ナトリウム、pH7.0で溶出し、;4)硫酸アンモニウムを溶出液に加えて、最終濃度50%とし、重量/重量;5)13,000rpmでの遠心後、硫酸アンモニウムを上清に加えて最終濃度65%とし、重量/重量;6)沈殿を遠心により回収し、そして10mMのクエン酸三ナトリウム、pH7.0に溶解し;7)硫酸アンモニウムを除去するためにダイアフィルトレーションを行い、そして溶液濃度を40−50mg/mlのタンパク質濃度に濃縮し;8)B型肝炎免疫グロブリンを加え(0−4IU/ml)、溶液を0.22μmフィルターに通し、容器に分割し、そして凍結乾燥し;9)凍結乾燥生成物を60℃で72時間加熱処理する。
係は、各片中の閉塞15分後に注入したミクロスフェアの活性を残存β−ヒドロキシブチレートに対してプロットすることにより視覚化することができる。LADの永久的閉塞を受けた非処置のイヌでは、閉塞15分後の局所心筋流と48時間後の心筋細胞傷害に直線的関係が存在する(図1および2、左図)。この関連性は、LADの永久的閉塞を受け、そして閉塞2および8時間後にC1−エステラーゼインヒビターを体重kgあたり35Uの投与量で静脈注射して処置したイヌでは変化する。これらの後者の動物では、閉塞15分後の局所心筋流に基づき予想されるよりも有意に多い残存β−ヒドロキシブチレート活性が特に心臓内の組織片のような心筋組織片に見いだされ(図1および2、右図)、C1−エステラーゼインヒビターのイヌへの投与がLADの永久的閉塞後の心筋細胞傷害を有意に減少させることを説明している。同様に、LADの永久的閉塞を受けた非処置の動物では、閉塞15分後と48時間後と間の局所心筋流に直線的関連性がある(図3および4、左図)。永久的なLADの閉塞を受けたイヌのC1−エステラーゼインヒビター処置は、閉塞15分後の局所心筋流に基づき予想されるよりも良好な48時間後の流れを伴い((図3および4、左図)、これはC1−エステラーゼインヒビターの治療が危機にさらされた心筋中の局所的血流を部分的に再生できることを示している。
Claims (21)
- 外因性C1−エステラーゼインヒビターを有効成分とする急性心筋梗塞の治療的または予防的処置のための医薬製剤。
- 有効成分として他の薬剤が組み合わされる請求項1記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが心筋細胞傷害を減少せしめるのに十分な量で投与されるのに使用される請求項1に記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが、ヒト血漿から精製されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターがヒト血漿から精製され、その後C1−エステラーゼインヒビター活性を維持して化学的または他の操作により修飾されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが、動物血漿から精製されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが動物血漿から精製され、その後C1−エステラーゼインヒビター活性を維持したまま化学的または他の操作により修飾されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが、血漿以外のヒト生体物質から精製されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが血漿以外のヒト生体物質から精製され、その後C1−エステラーゼインヒビター活性を維持したまま化学的または他の操作により修飾されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが、血漿以外の動物生体物質から精製されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが血漿以外の動物生体物質から精製され、その後C1−エステラーゼインヒビター活性を維持して化学的または他の操作により修飾されたC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが組換えC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターがC1−エステラーゼインヒビター活性を維持したまま化学的または他の操作により修飾された組換えC1−エステラーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターがC1−エステラーゼインヒビター活性がすでに維持されている、組換えC1−エステラーゼインヒビターの変異体である、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターが、C1−エステラーゼインヒビター活性を維持した
まま化学的または他の操作により修飾された組換えC1−エステラーゼインヒビターの変異体である、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。 - C1−エステラーゼインヒビターがC1−エステラーゼインヒビター活性を生じるように突然変異させた、C1−エステラーゼインヒビター以外の組換えプロテイナーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- C1−エステラーゼインヒビターがC1−エステラーゼインヒビター活性を生じるように突然変異され、そしてC1−エステラーゼインヒビター活性を維持して化学的または他の操作により修飾された、C1−エステラーゼインヒビター以外の組換えプロテイナーゼインヒビターである、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬製剤。
- 他の薬剤が、組織プラスミノーゲンアクチベーター、ウロキナーゼおよびストレプトキナーゼのような心筋への血流を向上させる物質からなる群より選ばれる請求項2に記載の医薬製剤。
- 他の薬剤が、酸素ラジカルスカベンジャーおよびサイトカイン拮抗薬のような抗炎症性を有する物質からなる群より選ばれる請求項2に記載の医薬製剤。
- 急性心筋梗塞の予防的または治療的処置に使用するための医薬組成物を調製するために、C1−エステラーゼインヒビターの単独、または他の薬剤と組み合わせた使用。
- C1−エステラーゼインヒビター、医薬的に許容できるキャリアー、および心筋への血流を向上させることができる物質または抗炎症性を有する物質のいずれか、あるいはその両方を含んで成る医薬組成物。
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