JP2008054903A - 多目的スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】
台座を付け替えることにより、種々物品の安定した掲示と載置を可能とし、スペース小とする机上使用を主とする多目的スタンドを提供する。
【解決手段】下敷可能の台となる薄板体上面に柱脚管固定用の管体を立設してなる基台を設け、該基台に転倒防止支板を角度調整可能に設けてなる保持台に設け、一方、前記管体に挿入可能なる柱脚管を有して、掲示用と載置用の各使用器具に合わせて使用する台座を固定して成る、多目的スタンドとして課題を解決している。
【選択図】 図13

Description

この発明は、小型の、用意された器具類或いは書類等を掲示又は載置を可能とする多目的のスタンドに関するものである。
従来から種々の載置台が利用されているが、そのいずれも単一物品を対象とするものであり、又大型であるために机上での使用には不向きのものであり、小型の各適合器具の交換により、各種多品目の物品の掲示又は載置を可能とするスタンドは知られていない。
机上で使用する各種物品との対面において、パソコン、ワープロ、楽器その他の操作時或いは閲覧に必要な諸記載書、楽譜面、画紙、その他の掲示閲覧、又は電話子機、携帯電話機、各種リモコン器、参考書籍,等の手元における利便性と保管、聴取りなどを容易に可能とする各種に対応できる多目的スタンドは見当たらないのが現状である。
本発明は以上のような従来状況から、机上に於けるスタンドに各種物品の掲示又は載置を容易に可能とする多目的スタンドを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決する手段として本発明は、以下の構成とするものである。
請求項1記載の発明は、転倒を防止する為の角度の調節可能な支板が、基台上に立設する保持管の側面に突出させて設ける突片にヒンジ結合し、該基台を基板の片側に寄せて固定する保持台の前記保持管に、各種台座に設ける取付管が連結柱脚管を介して摺動可能に高さの調節ができるように嵌合させて成る多目的スタンドとするものであり、請求項2記載の発明は、台座として、皿状の立置用板を片面底辺部に固定する平板状の掲示板の裏面にT字状の取付管を固定して、該取付管の連結柱脚管部を前記保持管に挿嵌して成る原稿等を掲示板の表面に止めて使用するスタンドとするものであり、請求項3記載の発明は、両端部が多少突出する下方の一面を載置部とする断面がL字状の板体の上縁部に、T字状の取付管の頂部に架けるフック状の架止部を左右に設けて配置する台座を構成し、該台座の下方に垂下する連結柱脚管を前記保持管に挿嵌して成るスタンドとするものであり、請求項4記載の発明は、背面となる側がV字状に欠設する台板に立設し上辺中央部に欠設する切欠部の左右をJ字状に屈曲させる架止部を設ける板体の中間部左右側面に物品の転倒を防止する為の側板を設けると共に下方部の台板上に接する位置に枠板を設けて箱を形成し、この板体の背面に通すT字状の取付管が接続する連結柱脚管部が前記保持管に嵌合する台座を有するスタンドとして目的を達成している。
本発明によれば、各種器具の交換により、使用状態に合う掲示又は載置が得られ、且つその掲示又は載置の位置、角度の調整を可能とするので極めて使い易いものとなる。支板のあることに依り物品の転倒を防止し、安定した掲示又載置が保証されると共に、保持台の下敷を可能とするのでより使い易いものとなる等の特有の効果を有するものである。
以下、本発明の実施形態について図面に示す実施例に従って説明する。
図1〜図7において、略長方形板の平板状基板2の一側方の短辺近傍上面に直方体状の基台3を固着し、基台3の中央上面に各種台座の連結柱脚管を挿嵌し固定する保持管4を固定立設して、この保持管4の中間部の外側面に孔6を穿設した小さい板でなる一対の突片7を基板2の外側に向けて設け、この突片7に挟まれる孔10を穿つ突部9を有する正面形状がT形の板でなる支板8が突片7と孔6及び10に挿嵌する雄ネジを有するツマミ11と蝶ナット12に依って搖動自在に且つ螺着固定されて結合して保持台1を形成している。従って、ツマミ11を緩めると支板8は回動可能となり、保持管4に対する支板8の角度を調整した後、ツマミ11を締め込んで支板8の位置を固定させることができる。
図8〜図13は掲示型台座の実施に係るスタンドの例でである。長方形状薄板の掲示板13の下方前面に、掲示板13に穿つ穴15と折立面に穿つ穴16を通す取付ボルト17と蝶ナット18により着脱自在に取付けられる、掲示板13の横幅と略同程度の長さを有し図12に示す皿状の、物品を載せるための、短辺の両側が上方に折立する立置用板14を設け、掲示板13の裏面には、中央部が丸く曲折する柱脚管保持板19を介して固定ボルト22及び蝶ナット23により掲示板13に挟持固定されるT字状の取付管20が設けられ、取付管20に摺動可能に接続する連結柱脚管24部が保持管4に嵌挿されるように構成する台座としている。両端部に掲示板13に固定する固定ボルト22用の小孔を設ける小板体である柱脚管保持板19は中央部を丸く曲折した膨らみを有するものであり、T字状取付管20の頂部となる横棒部左右を挟んで取付管20と掲示板13が結合されるが、この場合に、柱脚管保持板19の中央部の膨らみ空間部の大きさに取付管20の横棒部が多少傾斜できる程度の遊びを持たせているので、その範囲内で掲示板13を傾斜させて固定することが可能となる。
取付管20は、螺合されている固定のためのツマミ25を有する連結柱脚管24に摺動可能に嵌合し、適宜位置で高さの調節後に固定できるようになっている。亦、保持管4と連結柱脚管24は、互いに摺動可能に嵌合し、保持管4の側面に螺合するツマミ5によって連結柱脚管24が高さの調節後に締め付け固定される。
図13は、原稿用紙の掲示を図示した掲示事例図でラップトップ型式パソコンを用いた場合の原稿掲示が有効である。
図14〜図17は載置型の台座の例である。載置部となる断面がL字状板体26の底面部前方を上方に折り曲げ、L字状板体26の巾よりも多少広い巾の屈折部27形成し、T字状の取付管20の頭部横棒部に架ける、J字状に曲折するフック状の架止片28を、L字状板体26の上縁に距離を置いて2箇所に固着し、この架止片28により載置物品の荷重量を支えることができる台座とするものであり、台座に設けられる、前記実施例と同様に、取付管20が連結柱脚管24と摺動可能に嵌合し、この連結柱脚管24が保持管4に嵌合することで載置用のスタンドを構成している。図17は、物品載置状態を図示した載置事例図で軽量小型多種物品の載置に有効である。
図18〜図23は載置枠台型の台座に係る多目的スタンドの実施例である。
この立置状の長方形板体29は、主に、載置できる対象物を軽量且つ小型の細長形状物とし、長方形板体29板体の上部中央を一部切除し左右を折曲させて主要部位を形成するものである。長方形板体29の上部中央切除部の左右端側の細長部位を裏面側に向け適当な位置で折曲させ、前記載置用のL字状板体26の架止片28と近似構造の架止のための架止部30が形成される。31は帯状脱落防止のやや細めの側板31で、長方形板体29の略中間に位置する左右の側端に取付けるコの字形状にやや細めの板で形成されている側板31あり、脱落防止の為に設けるものである。物品の安置を図る枠板32で、長方形板体29の前方下端周囲四方に配置される。枠板32下部に固着され台板33は、載置枠台型の適合器具を多目的スタンドに架止使用以外の、独立単独させて利用可能を図った構成の台板33とし、また取付管20の頭部に架けて使用するときには、柱取付管20及び連結柱脚管24と接触し邪魔部とならないように、台板33の後方中央部位にV形カットの切欠部34を設けてある。
図23は、物品載置状態を図示した載置事例図で本載置枠台型適合器具は主に携帯電話又はリモコン載置を目的に構成したものである。
次に、各種器具を装着しての使用について説明する。
1、掲示用の器具の装着使用について
机上その他の上に保持台1を載せ、掲示板13の裏面で固定ボルト22と柱脚管保持板19とにより固定される取付管20を連結柱脚管24に挿入し、この挿入された連結柱脚管24の他端側を保持管4挿入し、高さを定めてツマミ5及び11を締めて掲示板13の上下位置を定める。また、掲示板13裏面の柱脚管保持板19に適度な押圧にて保持され、回動可能に位置しているのでこの掲示板13の角度を調整する。
基板2は掲示板13位置の前方に長く伸びており、例えば図13に示すようにパソコンを置き、掲示板13に原稿等を載せることで、この原稿を読みながら文字入力等を行うことができ、既述のように掲示板13の上下位置は可変であり、状況に応じて調整して使用することができる。
市販の原稿吊下具はその構造からパソコン画面の左もしくは右に位置させての使用となるが、本例では図示のごとく画面の直上に原稿を位置させることができ、視線の動きをスムースにして利用することができる。なお、パソコンの重さは基板2に乗るため本発明品の一層の安定が可能である。
2、載置用の台座に適合する器具の使用について
この載置できる台座の使用時は、記述の取付管20と結合する連結柱脚管24を用い、保持台1の保持管4に連結柱脚管24を挿入し、この連結柱脚管24に取付管20を挿入する。又は保持管4に直接取付管20を挿入して使用することもでき、
この状態において、保持台1上方に取付管20のT形頭部が位置するので、ここに架止部28を挿入架止させる。これが図17の状態であり、屈折部27上に小器機や書籍その他の物品を載置させることができる。
なお、保持管4に対し取付管20、連結柱脚管24はスライド可能であるとともにツマミ5、ツマミ25で、その上下位置を設定でき、保持台1に対する物品載置位置設定を自由に行うことができる。
3、載置枠台付き台座の使用について
この載置枠台型の台座に適合する器具の使用は、2に記載のものと同要領で、取付管20及び連結柱脚管24を用い、架止部30を取付管20を挿入架止させる。これが図23の状態である。
本例は主に携帯電話又はリモコン載置利用を目的としたものであり、この携体電話又はリモコンを立てて入れたときにも側板や枠板が位置しているのでその倒れを防止することができる。
なお、載置枠台型の台座においては、台板33有するので、そのまま机上等に置いての単独使用も可能である。また、V形の切欠部34は台板33が各柱脚管の邪魔にならぬよう設けたものである。
以上本発明について記したが、本発明は保持台1上に目的に応じた台座を取り付けて用いるものであり、種々の物品の適切な掲示と載置が可能であり多目的に利用することができる。
また、掲示又は載置部分の上下高低位置を利用し易いように適切に選択でき、掲示又は載置部位の下方前方側に基板2が位置し、基板2後方には支板8が位置し、かつ支板8の角度調整が可能であるため,本品の転倒防止をして安定した載置を可能とする有用なスタンドを得ることができる。
本発明の保持台1の平面図 本発明の保持台1の側面図 本発明の支板8の正面図 本発明の支板8の右側面図 本発明の保持台1の平面図 本発明の保持台1の側面図 本発明の保持台1の斜視図 本発明の掲示板13の正面図 本発明の掲示板13の背面図 本発明の取付管20の平面図 連結柱脚管の平面図 本発明の立置用板14の斜視図 本発明の掲示型台座の使用事例斜視図 本発明のL字状板体26正面図 上図右側面図 同上図の背面図 本発明のL型台座における載置事例斜視図 本発明の他の実施例に係る台座の平面図 同上図の正面図 同上図の背面図 同上図の右側面図 図19におけるA-A断面図 同図実施例の載置事例斜視図
符号の説明
1 保持台
2 基板
3 基台
4 保持管
5 ツマミ
6 孔
7 突片
8 支板
9 突部
10 孔
11 ツマミ
12 蝶ナット
13 掲示板
14 立置用板
15 孔
16 孔
17 取付ボルト
18 蝶ナット
19 柱脚管保持板
20 取付管
22 固定ボルト
23 蝶ナット
24 連結柱脚管
25 ツマミ
26 L字状板体
27 屈折部
28 架止片
29 長方形板体
30 架止部
31 側板
32 枠板
33 台板
34 切除部

Claims (4)

  1. 台座の連結柱脚部が嵌合し適宜位置で固定される保持管を立設する基台を、平板状基板の一端部に設けた保持台の、前記固定管の外側面に突片を固定し、該突片に揺動可能にヒンジ結合する支板を取り付けて成る、前記台座を変えることに依り多目的に利用できるスタンド。
  2. 皿状の立置用板を片面底辺部に着脱自在に固定する平板状の掲示板の裏面にT字状の取付管を固定し、該取付管を連結柱脚管としての直管に接続して成る台座の該連結柱脚管が保持台の前記保持管に接続して成る請求項1記載のスタンド。
  3. 一面を載置部とする断面がL字状の板体上辺部の左右に、T字状の取付管の頂部に架ける架止部を有する台座の前記取付管が嵌合する連結柱脚管を保持台の前記保持管に嵌挿して成る請求項1記載のスタンド。
  4. 背面側の中央部に切欠部を施す台板に立設し、上辺中央部に欠設する切欠部の左右にT字状の取付管に架けるJ字状の架止部を設ける板体の中間部左右に物品を保持するための側板を設けると共に、下方において枠板で囲い、前記台板上に接して位置する箱を形成する台座の、前記台板の裏面に渡して前記T字状取付管に接続する連結柱脚管を前記保持管に嵌合して成る請求項1記載のスタンド。
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