JP2008054436A - モータ - Google Patents

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Hideyuki Ogiwara
英之 荻原
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Abstract

【課題】低コストでありながら衝撃発生時の湾曲状マグネットの脱落事故を抑制できるモータの提供。
【解決手段】モータのアウターステータは、中心に回転軸貫通孔12aを持つ小判状端板部12、及びこの小判状端板部12のうち相平行な直線状縁12bで折曲し回転軸貫通孔12aを通る軸線Lに関して軸対称である一対の胴板部13,13から成る有底筒状のモータケース10と、一対の胴板部13,13のうち周方向に隣接する湾曲状胴板部13b,13c同士の内側に配した湾曲状マグネット20とを備え、湾曲状マグネット20は、隣接する湾曲状胴板部13b,13c同士の周端を離したスリットSに嵌合して周端に掛り止まる掛止突起20bを一体的に有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータに関し、特にそのモータケース構造とマグネット取着構造に関する。
特開10−336978に開示のモータケース(ヨーク)は、一枚の金属平板を打ち抜いて、小判形端板部とこの外周端から互いに相反する方向へ延出された一対の胴板部を有する平板状の基板を形成すると共に、両胴板部が軸対称となる小判形端板部上の所定位置にモータ回転軸が貫通する回転軸挿通孔を形成するプレス工程と、小判形端板部と一対の胴板部との境界部分を屈曲させて一対の胴板部を互いに対向させる曲げ工程とにより製造される。一対の胴板部のうち周方向に隣接する湾曲状胴板部同士の周端は突き合わされており、隣接する湾曲状胴板部同士の内側に、湾曲状マグネットが接着剤で固定されている。
このため、モータケースは、深絞り加工を必要とせず、一枚金属平板のプレス工程と曲げ工程で製造できるので、低コスト化を図ることができる。
特開10−336978(図5〜図10)
しかしながら、このモータに落下等による衝撃が生じた場合、モータケースの内側に接着固定された湾曲状マグネットの脱落が起り易い。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、低コストでありながら、衝撃発生時の湾曲状マグネットの脱落事故を抑制できるモータを提供することにある。
本発明に係るモータは、中心に回転軸貫通孔を持つ小判状端板部、及びこの小判状端板部のうち相平行な直線状縁で折曲し回転軸貫通孔を通る軸線に関して軸対称である一対の胴板部から成る有底筒状のモータケースと、一対の胴板部のうち周方向に隣接する湾曲状胴板部同士の内側に配した湾曲状マグネットとを備えるモータにおいて、湾曲状マグネットは、隣接する湾曲状胴板部同士の周端を離した空き間に嵌合して周端に掛り止まる掛止突起を一体的に有することを特徴とする。
モータケースは一枚の金属平板をプレス工程と曲げ工程で製造できるため、低コスト化を図ることができるが、これらの工程では隣接する湾曲状胴板部同士の周端を突き合わすのではなく、むしろ周端を互いに離して空き間を開けることにより、この空き間に嵌合して周端に掛り止まる掛止突起を有する湾曲状マグネットを設けることができる。このため、衝撃発生時の湾曲状マグネットの脱落事故を抑制できる。また、空き間が掛止突起で埋まるため、周端突合せ状態のモータケースに比して漏れ磁束も抑制できる。
ここで、空き間の幅をw、湾曲状マグネットの掛止突起における厚みをtとすると、w≦tであることが望ましい。漏れ磁束を略完全に防止できるからである。
空き間をスリットとすると、モータケースの開口側からスリットに掛止突起を軸線方向へ差し込んだ焼結マグネットを用いることができる。マグネット本体に比して小体積の掛止突起が一体成形されているだけであるため、型費及び材料費の点ではさほどのコスト高とならずに済む。
また、湾曲状マグネットとしては、空き間を注入口としてモールドして成る樹脂マグネットとすることができる。モータケース内に内型を挿入した状態で隣接する湾曲状胴板部同士を外型として空き間にマグネット用樹脂を注入した後、後着磁することにより、樹脂マグネットを隣接する湾曲状胴板部同士の内面と周端とに、接着材を用いることなく密着固定させることができ、しかも外型としてのモータケースとマグネット用樹脂との間に隙間が残らないことから、着磁分布のバラツキを抑えることができる。
本発明によれば、低コストなモータでありながら、衝撃発生時の湾曲状マグネットの脱落事故を抑制できる。
次に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1(A)は本発明の一実施形態に係るモータのアウターステータを示す平面図、図1(B)は同アウターステータの正面図、図1(C)は同アウターステータの底面図、図2(A)は同アウターステータの右側面図、図2(B)は図1(A)のa−a′線に沿って切断した状態を示す断面図である。
本例のアウターステータはブラシ付きモータに使用するものであって、小判形モータケース(ヨーク)10とこの内側に対向して設けた同形一対の湾曲状マグネット20,20とから成る。
モータケース10は、中心に回転軸貫通孔12aを持つ小判状端板部12と、この小判状端板部12のうち相平行な直線状縁12bで折曲し回転軸貫通孔12aを通る軸線Lに関して軸対称である一対の胴板部13,13から成る有底筒状体であって、一対の胴板部13,13のうち周方向に隣接する湾曲状胴板部13b,13c同士の内側に、湾曲状マグネット20が設けられている。
小判状端板部12は、同長で相平行に対向した直線状縁12b,12bと、直線状縁12b,12bの一方の線端X,X同士を結んだ第1円弧縁12cと、直線状縁12b,12bの他方の線端X,X同士を結んだ第2円弧縁12dとで区画されている。
各胴板部13は、直線状縁12bの長さに亘って軸線L方向に延在する平坦状胴板部13aと、この平坦状胴板部13aの一方端から第1円弧縁12c(第2円弧縁12d)に沿って軸線Lを右回りに巡る第1湾曲状胴板部13bと、平坦状胴板部13aの他方端から第2円弧縁12d(第1円弧縁12c)に沿って軸線Lを左回りに巡る第2湾曲状胴板部13cとから成る。そして小判形モータケース10の開口側の各平坦状胴板部13aには、その開口を閉蓋するエンドブラケット(図示せず)を掛止するための曲げ止め舌片Tが形成されている。
各湾曲状マグネット20は焼結マグネットで、図3に示す如く、従来と同様な湾曲部20aと、この背筋に沿って一体的に形成されたアリ状の掛止突起20bから成り、掛止突起20bは第1及び第2湾曲状胴板部13b,13cの周端を離して形成したアリ溝状のスリットSに嵌合することにより、その周端に掛り止まっている。
このようなアウターステータは図4に示すようにして製造される。まず、打ち抜きプレス工程により一枚の金属基板1が形成される。この金属基板1は、小判状端板部12とこれから相反する方向に延出した胴板部13,13とから成る。曲げ止め舌片Tも同時に形成される。次いでバーリング加工より小判状端板部12に回転軸貫通孔12aが形成される。次いで折曲加工により、胴板部13,13を小判状端板部12に対し起立した後、各胴板部13の両側を周方向に曲げて第1及び第2湾曲状胴板部13b,13cを形成する。そして、第1及び第2湾曲状胴板部13b,13cの内側に接着剤を塗布してから、母線に沿うスリットSに対して湾曲状マグネット20の掛止突起20bを軸方向に差し込んで湾曲状マグネット20を固定することにより、アウターステータが得られる。
このように、モータケースは一枚の金属平板をプレス工程と曲げ工程で製造できるため、低コスト化を図ることができる。また、これらの工程では隣接する湾曲状胴板部13b,13c同士の周端を突き合わすのではなく、むしろ周端を互いに離してスリットSを開けることにより、このスリットSに嵌合して周端に掛り止まる掛止突起20bを有する湾曲状マグネット20を設けることができる。このため、衝撃発生時の湾曲状マグネット20の脱落事故を抑制できる。また、スリットSが掛止突起20bで埋まるため、周端突合せ状態のモータケースに比して漏れ磁束も抑制できる。
ここで、スリットSの幅をw、湾曲状マグネット20の掛止突起20bにおける厚みをtとすると、w≦tとなっている。このため漏れ磁束を略完全に防止できる。
なお、この湾曲状マグネット20は湾曲部20aに比して小体積の掛止突起20bを付帯的に有するだけであるため、型費及び材料費の点ではさほどのコスト高とならずに済む。
図5は同アウターステータの別の製造方法を説明する工程斜視図である。本例の製造方法においてもモータケース10をプレス工程で得るところは図3に示す製造方法と同じである。異なる点は、湾曲状マグネット20が樹脂マグネットであって、図6に示す如く、モータケース10内に内型30をセットした状態でモータケース10を外型として利用し、スリットSを樹脂注入口としてゲートGからマグネット用樹脂を射出して湾曲状胴板部13b,13cの内側に湾曲状マグネット20をモールド成形する。焼結マグネットの場合は安全性を考慮して接着剤の塗布を必要とするが、この樹脂マグネットの場合にはスリットSに樹脂マグネットが掛止突起20bとして強固に付着し、接着剤の塗布工程も排除できる。また、湾曲状胴板部13b,13cの内側面と湾曲状マグネット20との間に浮きが起らず、後着磁により着磁分布のバラツキを抑制できる。
(A)は本発明の一実施形態に係るモータのアウターステータを示す平面図、(B)は同アウターステータの正面図、(C)は同アウターステータの底面図である。 (A)は同アウターステータの側面図、(B)は図1(A)のa−a′線に沿って切断した状態を示す断面図である。 同アウターステータにおける一対の湾曲状マグネットを示す斜視図である。 同アウターステータの製造方法を説明する組立斜視図である。 同アウターステータの別の製造方法を説明する組立斜視図である。 図5中の湾曲状マグネットを得るための樹脂モールド工程を示す平面図である。
符号の説明
1…金属基板
10…小判形モータケース(ヨーク)
12…小判状端板部
12a…回転軸貫通孔
12b…直線状縁
12c…第1円弧縁
12d…第2円弧縁
13…胴板部
13a…平坦状胴板部
13b…第1湾曲状胴板部
13c…第2湾曲状胴板部
20…湾曲状マグネット
20a…湾曲部
20b…掛止突起
30…内型
G…ゲート
L…軸線
S…スリット
T…曲げ止め舌片
t…掛止突起における厚み
…一方の線端
…他方の線端
w…スリットの幅

Claims (4)

  1. 中心に回転軸貫通孔を持つ小判状端板部、及びこの小判状端板部のうち相平行な直線状縁で折曲し前記回転軸貫通孔を通る軸線に関して軸対称である一対の胴板部から成るモータケースと、一対の胴板部のうち周方向に隣接する湾曲状胴板部同士の内側に配した湾曲状マグネットとを備えるモータにおいて、
    前記湾曲状マグネットは、前記隣接する湾曲状胴板部同士の周端を離した空き間に嵌合して前記周端に掛り止まる掛止突起を一体的に有することを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、前記空き間の幅をw、前記湾曲状マグネットの前記掛止突起における厚みをtとすると、w≦tであることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、前記空き間はスリットであって、前記湾曲状マグネットは前記モータケースの開口側から前記スリットに前記掛止突起を軸線方向へ差し込んだ焼結マグネットであることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のモータにおいて、前記湾曲状マグネットは前記空き間を注入口としてモールドして成る樹脂マグネットであることを特徴とするモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072054A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Minebea Co Ltd モータ
JP2017169316A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 アスモ株式会社 モータ

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