JP2008053305A - モジュールの製造方法およびカメラモジュールの製造方法 - Google Patents

モジュールの製造方法およびカメラモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】セラミック基板上に半導体チップを実装する場合、配置するモジュールの製造方法及びカメラモジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の開口部を設けた金属基板1に粘着性フィルム3を貼付け、開口部2から露出した粘着面にモジュールサイズのセラミック基板5を固定し、半導体装置を製造する。最終工程では半導体装置を真空吸着するのみでよい。支持材は繰り返し利用可能で従来切り落とされていたセラミック基板の無駄がなくなる。更に1枚の支持材当たりの取れ数が増加する。製造工程中セラミック基板の分割工程がないため、歩留りも向上する。
【選択図】図7

Description

本発明は、モジュールの製造方法およびカメラモジュールの製造方法に係り、特にセラミック基板上に実装部品を配置するモジュールの製造方法およびカメラモジュールの製造方法に関する。
従来では、大判のセラミック基板上に多数の半導体装置を形成、モールドし最終工程においてセラミック基板を分割して個々のモジュールを得る方法が知られている(例えば特許文献1参照。)。
図12〜図14には、従来の半導体装置の一例として、セラミック基板上に撮像素子を実装し、カメラモジュールを形成する場合を示す。図12は、支持材の平面図であり、図13(A)〜(C)はカメラモジュールの製造方法を示す図であり、図12のd−d線断面に相当する断面図である。
図12の如く、支持材は、複数(ここでは3段×6列)のモジュール領域Mr、および連結部155c、フレーム部155fからなるセラミック基板155である。モジュール領域Mrは最終工程において個々のカメラモジュールとなる領域である。各モジュール領域Mrは、連結部155cによりフレーム部155fに支持・固定されている。隣り合うモジュール領域Mrの離間距離L2は例えば5mmである。そして、各モジュール領域Mrに所望の導電パターン156を形成する。尚、図12に示す1枚の支持材155により一括で保持される複数のモジュール領域Mrを1つの単位として、以下の各製造工程が行われる。例えば、図12の場合、1枚の支持材(セラミック基板)155当たりのモジュール領域Mrは18個である。
その後、各モジュール領域Mrに半導体チップ157を固着する。半導体チップ157は例えば受光部を含む集積回路が構成された撮像素子である。そして、半導体チップ157の各電極と対応する導電パターン156を例えばボンディングワイヤ158などで電気的に接続する(図12、図13(A))。
カメラモジュールの光学ユニットを搭載するために、各モジュール領域Mrに、パッケージ枠(レンズ枠)159を固着する。パッケージ枠159の内部には、例えば半導体チップ157を覆うように光学ユニット60が収納され、パッケージ枠159の上部はIRカットフィルタ163等で覆われる(図13(B))。
このように、1つの支持材155上に複数のカメラモジュールを形成した後、最終工程においてプレスか、ルーターにより支持材155の連結部155cを切断し、個々のカメラモジュール170を分離する(13(C))。
特開2000−124167号公報
図14は、図13(B)の状態の支持材155を示す平面図である。
図14を参照し、上記の製造方法ではセラミック基板で形成された支持材155の全てのモジュール領域Mrにカメラモジュール170を形成後、連結部155cおよびフレーム部155fを切断している(図13(C))。つまり連結部155cおよびフレーム部155fも高価なセラミック基板であるが、これらは製造工程中に分割、破棄される領域であり、製品の最終構造としては不要な領域である。
また支持材155のサイズは、例えば縦H21が57mm、横W21が123mmであり、支持材155の全体が大判なセラミック基板であるため、製造工程中のハンドリング不良や、ワイヤボンド時のストレスによる割れが発生したり、反りが発生しやすいなどの問題がある。
例えば、製造工程において半導体チップやカメラモジュールの部品をモジュール領域Mrに実装後、セラミック基板の割れや反り等の欠陥部位Cを検出、マーキングし、画像認識によってマーキングされたモジュール領域Mrを不良として扱う場合がある。
このような場合、既に実装された半導体チップやカメラモジュールの部品が無駄になったり、作業効率(例えば支持材1枚あたりの収率)が低下するなどの問題がある。
また各モジュール領域Mr間の離間距離L2は、例えば5mmである。これは連結部155cの幅に、切り離しの際の補強分や、割れを考慮したマージン等を含む値である。
つまり、図14の如く、複数のモジュール領域Mrを一括で保持する支持材155に大判のセラミック基板を用いる場合、18個のモジュール領域Mr以外のセラミック基板(フレーム部155f、連結部155c)は全て無駄な領域となるため、コストの低減には限界があった。また、全て良品となった場合でも、支持材155の1枚(例えば57mm×123mm)当たりの半導体装置(カメラモジュール)の収率(18個)はこれ以上増加させることができず、歩留りが悪い問題があった。
本発明は、係る課題に鑑みてなされ、第1に、複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後該導電パターンの電気的特性を検査し、モジュール領域毎に分割して欠陥部位を有さない良品状態の絶縁基板を得る工程と、前記複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、前記絶縁基板を固定する工程と、前記絶縁基板に半導体チップを固着し、該半導体チップの電極と前記導電パターンを電気的に接続する工程と、前記半導体チップのパッケージ材を前記絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、前記絶縁基板を前記粘着性フィルムから剥離する工程と、を具備することにより解決するものである。
また、前記絶縁基板は、真空チャック装置の吸着により前記粘着性フィルムから剥離することを特徴とするものである。
また、前記絶縁基板は、セラミック基板であることを特徴とするものである。
また、前記粘着性フィルムの粘着面は再接着性及び再剥離性を有することを特徴とするものである。
第2に、複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、所望の導電パターンを形成したモジュールサイズの絶縁基板を準備する工程と、前記複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、前記絶縁基板を固定する工程と、前記絶縁基板に撮像素子となる半導体チップを固着し、該半導体チップの電極と前記導電パターンを電気的に接続する工程と、前記半導体チップのパッケージ材を前記絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、前記パッケージ材の内部に光学ユニットを収納する工程と、前記絶縁基板を前記粘着性フィルムから剥離する工程と、を具備することにより解決するものである。
また、前記絶縁基板は、絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後該導電パターンの電気的特性が検査され、モジュール領域毎に分割され欠陥部位を有さない良品が選択されることを特徴とするものである。
また、前記絶縁基板は、真空チャック装置の吸着により前記粘着性フィルムから剥離することを特徴とするものである。
また、前記絶縁基板は、セラミック基板であることを特徴とするものである。
また、前記粘着性フィルムの粘着面は再接着性及び再剥離性を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、絶縁基板(特にセラミック基板)表面に半導体チップを実装する半導体装置の製造方法において、歩留りを向上させることができる。
より詳細には、第1に、取り扱う絶縁基板(セラミック基板)の面積がモジュールサイズであるため、ハンドリング不良による基板の割れや、反りの発生を大幅に低減できる。支持材に大判のセラミック基板を採用すると、反りが発生した場合に補正をすることができず、また割れや欠け等の欠陥も生じやすい。しかし、本実施形態では、既にモジュールサイズに分割されているので、反りの発生を大幅に抑制できる。また、ワイヤボンド時のストレスに対しても十分な強度が得られる。
また、セラミック基板は、半導体チップを実装する以前に導電パターンが形成され、電気的特性も検査された後、モジュールサイズに切り出されている。つまり、表面に形成された導電パターンの電気的特性や、割れ、反り、欠け等の欠陥部位の有無も検査された後の良品のセラミック基板を支持材に接着するので、支持材1枚あたりの収率、および、最終的な歩留りを大幅に向上させることができる。
第2に、セラミック基板は各モジュール領域として必要な面積のみ確保すれば良く、例えば従来の連結部、フレーム部などの無駄な部分が不要となる。従って、セラミック基板表面に半導体チップを実装するモジュールにおいて、セラミック基板のコストを低減できる。
また、製造工程中、複数のモジュール領域を一括で保持する支持材は、繰り返し利用が可能である。本実施形態の支持材と、従来の絶縁基板による支持材の1枚当たりのコストを比較した場合、粘着性フィルムの材質によっては本実施形態の支持材の方が高価になる場合もある。しかし、従来と同数の半導体装置を得るために必要な、支持材のトータルコストで比較すると本実施形態では大幅に有利となる。
更に、従来の如く支持材が全てセラミック基板の場合は、産業廃棄物として廃棄をしなければならないが、本実施形態において支持材に金属基板を採用した場合にはリサイクル可能であり環境に良い利点を有する。
第3に、各モジュール領域を従来より近接して配置することができる。つまり、1フレーム当たりの面積が従来と同等の場合、支持材1枚あたりのモジュールの収率を従来の約2倍にすることができる。
第4に、従来と同様の設備を維持できるので、新たな設備投資を行うことなく半導体装置の歩留りを向上できる。
第5に、セラミック基板上に例えば撮像素子および受光部等を実装することにより、歩留りを向上させたカメラモジュールの製造方法を提供できる。
カメラモジュールの場合には、発塵を抑えるために撮像素子となる半導体チップや受光部等の実装基板はセラミック基板を採用することが望ましい。しかし、セラミック基板は高価であり、上記の如く大判で取り扱うと不良が増加し、歩留りが悪い問題がある。
本実施形態によれば、セラミック基板を採用し、コストを抑えて歩留りを向上させたカメラモジュールの製造方法を提供できる。
本発明の実施の形態を図1から図11を参照し、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明の半導体装置の製造方法は、複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後、導電パターンの電気的特性を検査し、モジュール領域毎に分割して欠陥部位を有さない良品状態の絶縁基板を得る工程と、複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、絶縁基板を固定する工程と、絶縁基板に半導体チップを固着し、半導体チップの電極と導電パターンを電気的に接続する工程と、半導体チップのパッケージ材を絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、絶縁基板を粘着性フィルムから剥離する工程と、から構成される。
まず、図1から図7を参照し、本発明の第1の実施形態を説明する。第1の実施形態は、絶縁基板表面に半導体チップを実装する場合の一例である。
第1工程(図1):複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程。
図1(A)は、支持材を示す平面図であり、図1(B)は図1(A)のa−a線断面図である。
支持基板1は、半導体装置のリードフレーム等に一般的に採用される金属(例えば銅(Cu))基板である。金属基板1は縦H11が57mm、横W11が123mmの矩形状である。金属基板1には、複数の開口部2が設けられる。開口部2は、互いに等しい離間距離L1で例えば4行×8列のマトリクス状に配置される。開口部2は縦H12が12mm、横W12が14mmの矩形であり、離間距離L1は例えば1mmである。
図1(B)の如く、金属基板1は厚みd1が例えば0.2mmであり、第1主面S1と第2主面S2を有する。第2主面S2側には粘着性フィルム3が接着し、これにより支持材4が得られる。
粘着性フィルム3は、例えばカプトン(登録商標)テープに代表される耐熱マスキングテープであり、耐熱、耐寒性、機械特性、電気特性、耐薬品性などに優れたポリイミドフィルムをベースにしたテープである。また、粘着面は再接着性および再剥離性を有する。
また、粘着性フィルム3は、アルミ箔を基材とし片面に耐熱性に優れたシリコン系粘着剤を塗布したアルミ箔粘着テープ(耐熱250℃常用)や、シリコン系粘着剤が塗布され耐熱範囲が広い(−101℃〜+256℃)PTFE(PolyTetraFluoroEthylene:四フッ化エチレン樹脂)電気絶縁テープ等でもよい。
粘着性フィルム3は第1主面S1’が粘着面であり第2主面S2’が非粘着面である。厚みd2は例えば0.1mm〜1.0mm程度であり、ここでは一例として0.15mmとする。
すなわち、本実施形態の支持材4は、金属基板1の開口部2に粘着性フィルム3の粘着面が露出したものである。そして、後述するがこの開口部2(粘着面)に支持固定されて半導体装置が製造される。
つまり、各開口部2は半導体装置のモジュール領域に個々に対応して設けられ、本実施形態によれば、従来と同サイズの支持材4の1枚につき36個のモジュール領域を確保できる。つまり、36個の半導体装置が1つの支持材4により一括に支持固定され、形成される。
支持基板1は、粘着性フィルム3を、製造装置でハンドリング可能に支持するものであればよく、銅フレームに限らずステンレス鋼(SUS)などの合金鋼や、鉄・ニッケル合金(42アロイ)等でもよい。しかし、耐熱性、耐久性等を考慮すると金属基板が望ましく、銅フレームであれば安価でもあり好適である。
粘着性フィルム3の粘着面は半導体装置を一時的に支持固定するものであり、吸着チャック等で半導体装置を容易に剥離できる程度の粘着力(例えば0.4N/mm程度〜25N/mm程度)があれば十分である。また、既述の如く粘着面は再接着性および再剥離性を有するため、1つの支持材4を繰り返し使用することが可能である。
尚、図1では、金属基板1と粘着性フィルム3の外形は同等の大きさに記載しているが、上記の如く粘着性フィルム3は粘着面が開口部2から露出すればよく、金属基板1と同等の大きさでなくても良い。また、粘着性フィルム3は、例えば中央で分割されているなど、1枚の金属基板1に対して複数設けられていても良い。
第2工程(図2):絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後、導電パターンの電気的特性を検査し、モジュール領域毎に分割して欠陥部位を有さない良品状態の絶縁基板を得る工程。
図2は、一般的な絶縁基板の一例を示す斜視図であり、これを参照し、本実施形態の絶縁基板5を説明する。
絶縁基板5は例えばセラミック基板、ガラスエポキシ基板、ガラス基板あるいはフレキシブルシート等である。本実施形態では、絶縁基板としてガラスエポキシ基板より発塵が抑えられ、また半導体装置の最終構造において所定の強度を維持できるセラミック基板5を採用する。本実施形態のセラミック基板は図2の如く、所望の回路素子のパターン52を形成した絶縁材料(セラミック層)51を多層に積層した多層配線基板54である。
セラミック基板5の製造工程の一例を示すと、先ず、プラスチックフィルムの表面に、セラミック粉体とバインダー樹脂を含むセラミック混合材料をシート状に塗付し、セラミック混合材料を乾燥し、セラミック混合材料からなるシート(以下、グリーンシートという)を作製する。
次に、複数のグリーンシートの表面に、導電体粉体とバインダー樹脂を含む導電体混合材料を用いて、電子回路の設計に応じた回路素子のパターン(配線も含む)52を印刷する。半導体チップや他の実装部品が固着される最上層(粘着性フィルム3との接着面S2の対向面S1)には、金属メッキやスクリーン印刷等により所望の導電パターン6が形成される。
そして、回路素子のパターン52が印刷された複数のグリーンシートを重ね合わせて積層体(セラミック層)51を作製した後、セラミック層51に熱プレスを施して、セラミック層51を一体化し、多層セラミック層を得る。更に、熱プレスが施された多層セラミック層に焼成を施し、多層配線基板54を得る。回路素子52は、セラミック層51を貫通して形成された導通路(ビアホール)53によって接続される(図2(A))。また、必要に応じて、サーマルビア55や印刷抵抗56等が設けられる。この状態で、導電パターン6の電気的特性を検査する。
その後、焼成が施された多層配線基板54をモジュールサイズに切断して、複数のセラミック基板5(5a、5b)を得る。
例えば、多層配線基板54のサイズを214mm×274mmとし、上下左右のマージンを5mmとし、各セラミック基板5の間隔を0.2mmとする。これを288個(16列×18段)に分割することにより、モジュールサイズのセラミック基板5が得られる。
ここでモジュールサイズとは、1つのモジュール(完成品)の外形を構成するパッケージ材に個々に対応するモジュール領域Mrのサイズをいう。つまり、セラミック基板5a、5bはモジュール領域Mr毎に分割され、個別にパッケージされるモジュールの最終構造の基板サイズを有しており、絶縁基板5a、5bのそれぞれがそのままモジュール領域Mrとなる。本実施形態のセラミック基板5は、一例として縦H13が10.00mm、横W13が13.00mmである。又、セラミック基板5の厚みは例えば0.4mm程度である。
更に、セラミック基板5は全て、モジュールサイズに分割前に導電パターン6の電気的特性が検査される。またモジュールサイズに分割後にはセラミック基板5の割れ、欠け、反り等の欠陥も検査され、不良や欠陥部位のない良品状態のセラミック基板5a、5bのみが選別される(図2(B))。
従来では、複数のモジュール領域Mrを有する大判の多層配線基板54の状態で、半導体チップ等の実装工程、封止工程を行い、最終工程にて個々のモジュールサイズに分割していた。
ところで電子機器の高性能化に伴い複雑な回路を実現するため、セラミック層51の多層化が進んでいる。一方電子機器の小型化に対する要求は、益々厳しくなっており、多層配線基板54の小型化、すなわち各セラミック層51の薄膜化が望まれている。
しかし、セラミック層51の積層数が多くなり、また多層配線基板54が大判になると、多層配線基板54の割れや欠けの発生率も高くなる。また特に、多層配線基板54で従来の如く幅の狭い連結部155cでモジュール領域Mrを支持する支持材を形成すると、反りが発生する問題がある。反りの発生は補正ができず、セラミック層51の薄膜化が進むと回路素子52の表面と他の回路素子52の表面とが互いに接触して短絡する等の問題が発生する。
本実施形態では、半導体チップ等の実装以前に、多層配線基板54の状態で導電パターン6の電気的特性を検査し、その後モジュールサイズに分割して欠陥部位の有無についての検査を行う。そして、良品状態の絶縁基板5a、5bのみを選別する。
第3工程(図3):複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、絶縁基板を固定する工程。
図3(A)は、支持材4の一部平面図、図3(B)は、図3(A)のb−b線断面図である。
尚、図3以降では、支持材4の記載を一部省略し、隣り合う2つの開口部(開口部2aおよび開口部2b)のみを拡大図示して説明するが、実際には図1に示す32個の開口部2について同様である。また、開口部2aおよび開口部2bは、全く同様の構成であり、以降の工程で、これらの領域に形成される半導体装置も全く同様の構成である。また、これ以降の導電パターン6や半導体チップ7については概要で示す。
図3(A)(B)の如く、セラミック基板5aおよびセラミック基板5bは、金属基板1の開口部2aおよび開口部2bから露出した粘着性フィルム3の粘着面にそれぞれ固定される。セラミック基板5a、5bは、その中心が開口部2a、2bの中心とそれぞれ一致するよう画像認識で位置補正を行い配置される。セラミック基板5の端部と開口部2の端部とのマージンは、例えば0.5mmである。
ここで既述の如く、粘着面は後の工程で、真空チャック装置等によりセラミック基板5が粘着面から容易に剥離できる程度の粘着性を有している。つまりセラミック基板5は粘着性フィルム3の粘着面に一時的に支持固定される。
第4工程(図4):絶縁基板に半導体チップを固着し、半導体チップの電極と前記導電パターンを電気的に接続する工程。
図4(A)は支持材の一部平面図、図4(B)は図4(A)のb−b線断面図である。
セラミック基板5aおよびセラミック基板5b上に、絶縁性(または導電性)接着剤によりそれぞれ半導体チップ7a、7bを固着し、キュアする。この固着は、一般的に知られているセラミック基板と半導体チップとの固着であり、十分な固着強度を有する。
その後、半導体チップ7a、7bの各電極とセラミック基板5a、5bの対応する導電パターン6とをそれぞれボンディングワイヤなどの接続手段8で電気的に接続する。接続手段8は、金属クリップ(金属板)等でもよい。
尚、本実施形態の以降の図では1つのセラミック基板5に1つの半導体チップ7が配置される例を示しているが、例えば1つのセラミック基板5aに複数の半導体チップ7が実装されてもよいし、他に抵抗やコンデンサなどの受動素子が実装されてもよい。
半導体チップ7等の実装部品は、導電パターン6、ビアホール53やサーマルビア55(図2参照)等を介して、セラミック基板5の裏面に設けられた外部接続電極(不図示)に接続する。
このように、セラミック基板5に表面実装技術(Surface MountTechnology:SMT)を用いて必要な部品を実装できる。
第5工程(図5、図6):半導体チップのパッケージ材を絶縁基板のそれぞれに固着する工程。
図5(A)は支持材の一部平面図、図5(B)は図5(A)のb−b線断面図である。また、図6は、支持材全体の平面図である。
セラミック基板5a、5bのそれぞれに対応し、半導体チップ7a、7bをそれぞれ封止するパッケージ材9a、9bをセラミック基板5a、5bに固着する。パッケージ材9は、例えば金属、セラミック等のキャップ(封止蓋)であり、セラミック基板5a、5bの外周に絶縁性接着剤により固着される。
これにより図6の如く、1つの支持材4のモジュール領域Mrのそれぞれに、パッケージされたモジュール20が形成され、32個のモジュール20が1枚の支持材4により一括で保持固定される。
第6工程(図7):絶縁基板を粘着性フィルムから剥離する工程。
図7(A)は平面図であり、図7(B)は、断面の概要図である。
真空チャック装置の吸着部(コレット)30をパッケージ材9aの上部に吸着し、セラミック基板5aを粘着性フィルム3から剥離してパッケージされたモジュール20aを得る。次に、吸着部(コレット)30をパッケージ材9bの上部に吸着し、セラミック基板5bを粘着性フィルム3から剥離してパッケージされたモジュール20bを得る。これにより、1つのセラミック基板5をモジュール領域Mrとし、パッケージ材9で封止された複数のモジュール20が得られる。
粘着性フィルム3の粘着面は、例えば0.4N/mm程度〜25N/mm程度であるので、吸着部30でモジュール20を容易に剥離することができる。
本実施形態では、従来と同サイズの支持材4の1フレーム当たり、32個のモジュール20を形成できる。つまり1フレーム当たり18個の取れ数であった従来と比較して、生産性を大幅に向上させることができる。
更に、セラミック基板5a、5bは当初からモジュールサイズに切り出されており、パッケージ材9aで封止後のセラミック基板の切断、分割が不要である。従ってモジュール20の最終工程においてセラミック基板が原因となる不良を大幅に抑制できるので、歩留りを向上させることができる。
粘着性フィルム3の粘着面は再接着性および再剥離性を有する。すなわち、セラミック基板5が剥離された支持材4は、再利用が可能である。従来では、支持材の全てがセラミック基板で形成されており、半導体装置として個別に分割した後に連結部、フレーム部を再利用することはできなかった。しかし本実施形態では、粘着性フィルム3の接着面が所定の接着強度を維持できる間は、同じ支持材4を繰り返し利用することができ、支持材4のコストとして従来と比較した場合も、大幅に有利になる。
更に、従来の如く支持材155がセラミック基板の場合には、産業廃棄物として廃棄しなければならないが、本実施形態の如く銅フレームを採用することにより、支持材4をリサイクル処理することができる。
次に、図8から図11を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第2の実施形態は、パッケージ材内部に撮像素子が形成されるものであり、複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、所望の導電パターンを形成したモジュールサイズの絶縁基板を準備する工程と、複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、絶縁基板を固定する工程と、絶縁基板に撮像素子となる半導体チップを固着し、半導体チップの電極と導電パターンを電気的に接続する工程と、半導体チップのパッケージ材を絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、パッケージ材の内部に光学ユニットを収納する工程と、絶縁基板を前記粘着性フィルムから剥離する工程と、から構成される。
第1の実施形態と同様の工程は、図示および詳細な説明を省略する。
まず、第1工程は第1の実施形態と同様であり、複数の開口部2a、2bを有する金属基板1に粘着性フィルム3を接着した支持材4を準備する(図1参照)。
第2工程から第4工程も第1の実施形態と同様であり、所望の導電パターンを形成したモジュールサイズの絶縁基板を準備し、複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、絶縁基板を固定し、絶縁基板に撮像素子となる半導体チップを固着する。
すなわち、図2を参照して第1の実施形態と同様に、表面に所望の回路素子のパターン52を形成した絶縁材料(セラミック層)51を多層に積層し、最上層(粘着性フィルム3との接着面S2の対向面S1)には、金属メッキやスクリーン印刷等により所望の導電パターン6を形成する。
セラミック層51に熱プレスを施して、セラミック層51を一体化し、多層セラミック層を得る。更に、熱プレスが施された多層セラミック層に焼成を施し、多層配線基板54を得る。回路素子52は、セラミック層51を貫通して形成されたビアホール53によって接続され、必要に応じて、サーマルビア55や印刷抵抗56等が設けられる。裏面には外部接続電極(不図示)が形成される。この状態で導電パターン6の電気的特性が検査される。
その後、焼成が施された多層配線基板54をモジュールサイズに切断して、複数のセラミック基板5を得る。セラミック基板5の厚みは例えば0.4mm程度である。
セラミック基板5は全て、切断前に導電パターン6の電気的特性が検査される。またセラミック基板5の割れ、欠け、反り等の欠陥も検査され、不良や欠陥部位のない良品状態のセラミック基板5a、5bのみが選別される。
その後、図8(A)の如く、開口部2a、2bから露出した粘着性フィルム3の粘着面に、セラミック基板5a、5bをそれぞれ固定する。
次に、図8(B)の如くセラミック基板5a、5bに半導体チップ7a、7bおよび必要な実装部品をそれぞれ固着し、半導体チップ7a、7bの電極と対応する導電パターン6を電気的に接続する。ここで、半導体チップ7a、7bは撮像素子であり、受光部、センサ部、制御部などを備えたICである。
第5工程(図9):半導体チップのパッケージ材を絶縁基板に固着する工程。
図9(A)は、支持材4の一部平面図であり、図9(B)は図9(A)のc−c線断面図である。
半導体チップ7a、7bの中心を基準として、セラミック基板5a、5bの端部に接着樹脂を塗布する。そして半導体チップ7a、7bのパッケージ材9a、9bを、セラミック基板5a、5bのそれぞれに対応して接着し、接着樹脂を硬化する。
パッケージ材9a、9bは半導体チップ7a、7bを被覆し、後の工程で光学ユニットが収納されるレンズ枠であり、例えばプラスチックである。従って、最終工程で半導体チップ7は密封されるが、この状態ではパッケージ材9a、9bの上部は光学ユニットが収納できるよう円形に開口している。第2の実施形態のパッケージ材9a、9bの高さは、5mm程度である。
パッケージ材9a、9bは天面のコーナー部(円形に開口した外側のパッケージ枠)が吸着治具により吸着され、それぞれのセラミック基板5a、5bに位置合わせし配置される。天面の吸着であるので、パッケージ材9a、9bの高さが高い(5mm程度)のであっても、セラミック基板5a、5bの離間距離を近接できる。
従来では、分割や分割のためのマージン、補強等のため、モジュール領域Mrの離間距離は5mm程度も必要であった。
しかし、本実施形態ではセラミック基板5a、5bは既にモジュールサイズに分割されているため、半導体チップ7等の実装部品やパッケージ材9の位置合わせが可能な程度まで、隣り合うセラミック基板5(モジュール領域Mr)の離間距離を近接できる。本実施形態では例えば2.0mm程度である。
これにより、従来と同じサイズの支持材4当たり、32個のモジュール領域Mrを確保することができる
第5工程(図10):パッケージ材の内部に光学ユニットを収納する工程。
図10は、図9のc−c線に相当する断面図である。
光学ユニット10は、レンズとレンズ保持部などからなり、撮像素子である半導体チップ7の受光部と位置合わせされ、パッケージ材9内部の半導体チップ7の上に配置される(図10(A))。
そして、パッケージ内で光学ユニット10が動かないよう、固定手段11で固定される。固定手段は、例えばバネであり、常にレンズと半導体チップ7とが当接するよう伸縮、可動なものである。(図10(B))。
更に、光学ユニット10および固定手段11が浮動しないように、バネおさえ12を圧入する。バネ押さえ12は、パッケージ材(レンズ枠)9と同質の材料(プラスチック)である。
バネおさえ12は、中央付近が開口されているため、開口部分にIRカットフィルター13を配置する。
バネおさえ12およびIRカットフィルタは接着性樹脂の塗布、硬化により強固に接着される(図10(C))。
半導体チップ(撮像素子)7の表面に設けられた受光部(不図示)は、IRカットフィルタ13で密閉されるため、塵やゴミなどが混入することはない。半導体チップ7は、パッケージ材9、バネ押さえ12、IRカットフィルタ13により完全に封止される。
また、撮像素子となる半導体チップ7の上方を、透明なプラスチック(センサーカバー)や、IRカットフィルター等の封止手段で封止してもよい。この場合も半導体チップ7は、少なくともパッケージ材9、および上方の封止手段により完全に封止される。
これにより、1つの支持材4に、32個のパッケージされたカメラモジュール20が一括で支持固定される(図6参照)。
第6工程(図11):絶縁基板を粘着性フィルムから剥離する工程。
図11(A)は、支持材の一部平面図であり、図11(B)は、断面概要図である。
光学ユニット10の上部は、既述の如くバネ押さえ12およびIRカットフィルタ13で密閉されている。本工程では、真空チャック装置の吸着部(コレット)30をIRカットフィルタ13の上部に吸着し、セラミック基板5aを粘着性フィルム3から剥離してパッケージされたモジュール20aを得る。同様に、真空チャック装置の吸着により、セラミック基板5bを粘着性フィルム3から剥離して、パッケージされたモジュール20bを得る。これにより、1つのセラミック基板5をモジュール領域とし、パッケージ材9、バネ押さえ12、IRカットフィルタ13で封止されたカメラモジュール20が得られる。
このように本実施形態では、セラミック基板5a、5bは支持材4に固定する以前にモジュールサイズに切り出されており、最終工程でのセラミック基板の切断、分割が不要である。
特に、カメラモジュールの場合には、発塵を抑えるために撮像素子となる半導体チップ7や受光部等の実装基板はセラミック基板を採用することが望ましい。しかし、セラミック基板は高価であり、上記の如く大判で取り扱うと不良が増加し、歩留りが悪い問題がある。
本実施形態では、セラミック基板を採用しながら、モジュール20の最終工程においてセラミック基板が原因となる不良を大幅に抑制できる。従って、コストを抑えて歩留りを向上させたカメラモジュールの製造方法を提供できる。
尚、本実施形態の支持材4は、比較のために従来の支持材と同サイズ(57mm×123mm)とした。しかし実際には従来と同じ製造装置を使用する場合、支持材4を移動させるレール幅(縦H11のサイズ)が決定しているのみである。つまり、縦H11のサイズが57mmであれば、横W11のサイズは適宜選択が可能である。特に本実施形態では、絶縁基板5はモジュールサイズに切断されて支持材4に固定される。つまり、セラミック基板の場合、基板サイズが大きくなると割れや反りの発生が問題になるが、本実施形態では支持材4の横W11のサイズは製造装置で取扱可能な範囲で拡大(伸張)することができる。
本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の実施形態を説明する斜視図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の実施形態を説明する平面図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面概要図である。 本発明の実施形態を説明する平面図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 本発明の実施形態を説明する断面図である。 本発明の実施形態を説明する(A)平面図、(B)断面図である。 従来技術を説明する平面図である。 従来技術を説明する断面図である。 従来技術を説明する平面図である。
符号の説明
1 支持基板
2、2a、2b 開口部
3 粘着性フィルム
4 支持材
5、5a、5b 絶縁基板
6 導電パターン
7、7a、7b 半導体チップ
8 接続手段
9、9a、9b パッケージ材
10 光学ユニット
11 バネ
12 バネ押さえ
13 IRカットフィルタ
20、20a、20b モジュール
30 吸着部
155 絶縁基板
155c 連結部
155f フレーム部
156 導電パターン
157 半導体チップ
158 接続手段
159 パッケージ材
160 光学ユニット
161 バネ
162 バネ押さえ
163 IRカットフィルタ
170 半導体装置(カメラモジュール)
Mr モジュール領域
C 欠陥部位

Claims (9)

  1. 複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、
    絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後、該導電パターンの電気的特性を検査し、モジュール領域毎に分割して欠陥部位を有さない良品状態の絶縁基板を得る工程と、
    前記複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、前記絶縁基板を固定する工程と、
    前記絶縁基板に半導体チップを固着し、該半導体チップの電極と前記導電パターンを電気的に接続する工程と、
    前記半導体チップのパッケージ材を前記絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、
    前記絶縁基板を前記粘着性フィルムから剥離する工程と、
    を具備することを特徴とするモジュールの製造方法。
  2. 前記絶縁基板は、真空チャック装置の吸着により前記粘着性フィルムから剥離することを特徴とする請求項1に記載のモジュールの製造方法。
  3. 前記絶縁基板は、セラミック基板であることを特徴とする請求項1に記載のモジュールの製造方法。
  4. 前記粘着性フィルムの粘着面は再接着性及び再剥離性を有することを特徴とする請求項1に記載のモジュールの製造方法。
  5. 複数の開口部を有する支持基板に粘着性フィルムを接着した支持材を準備する工程と、
    所望の導電パターンを形成したモジュールサイズの絶縁基板を準備する工程と、
    前記複数の開口部から露出した粘着性フィルムのそれぞれに、前記絶縁基板を固定する工程と、
    前記絶縁基板に撮像素子となる半導体チップを固着し、該半導体チップの電極と前記導電パターンを電気的に接続する工程と、
    前記半導体チップのパッケージ材を前記絶縁基板のそれぞれに固着する工程と、
    前記パッケージ材の内部に光学ユニットを収納する工程と、
    前記絶縁基板を前記粘着性フィルムから剥離する工程と、
    を具備することを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
  6. 前記絶縁基板は、絶縁材料を多層に積層して所望の導電パターンを形成した後、該導電パターンの電気的特性が検査され、モジュール領域毎に分割され、欠陥部位を有さない良品が選択されることを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュールの製造方法。
  7. 前記絶縁基板は、真空チャック装置の吸着により前記粘着性フィルムから剥離することを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュールの製造方法。
  8. 前記絶縁基板は、セラミック基板であることを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュールの製造方法。
  9. 前記粘着性フィルムの粘着面は再接着性及び再剥離性を有することを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュールの製造方法。
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