JP2008053053A - 誤挿入防止構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに嵌合するオス側接点とメス側接点を有する機器の誤挿入防止構造において、前記各機器に形成された接点領域とは異なる領域であって、一方の機器に形成された凸部と、他方の機器に形成された穴若しくは凹部を有し、前記凸部を穴若しくは凹部に挿入するに際しては、前記接点領域同士がほぼ平行な状態で挿入できる程度に前記凸部と穴若しくは凹部を形成した。
【選択図】図1
Description
図4において、1はオス側接点1aを有する第1機器、2はメス側接点2aを有する第2機器である。3はオス側接点領域1a’の略中央部に形成された誤挿入防止構造を構成する矩形状の凸部、4はメス側接点領域2a’側に設けられ、凸部3が挿入され誤挿入防止構造を構成する矩形状の凹部(図示省略)である。
なお、2等辺3角形状の凹凸部の形状は機器の種類に応じて任意に変更可能である。
また、誤接続防止用の凸部と凹部の嵌合により、機器が嵌合した時点で接点に過剰な応力がかかるという問題があった。
また、従来の誤挿入防止構造は、電気的接点の領域中に配置されるため、スペースの制約から、誤接続防止を行う際の組み合わせパターンが少なく、更に、機器の内部の狭い空間に形成されるため、一度、製品に組み込んでしまうと、その後で変更することが難しいという問題があった。
互いに嵌合する機器の誤挿入防止構造において、前記機器に形成された接点領域とは異なる領域であって、一方の機器に形成された凸部と、他方の機器に形成された穴若しくは凹部を有し、前記凸部を穴若しくは凹部に挿入するに際しては、前記接点領域同士がほぼ平行な状態で挿入できる程度に前記凸部と穴若しくは凹部を形成したことを特徴とする。
前記凸部と穴若しくは凹部は前記接点領域同士が傾いて挿入された場合は接点の端部が接触しない程度に長く(深く)形成したことを特徴とする。
前記凸部の外周に突起を、前記穴若しくは凹部の内周に前記突起が挿入される溝を形成したことを特徴とする。
前記凸部及び穴若しくは凹部は前記機器に着脱自在に形成したことを特徴とする。
前記凸部及び穴若しくは凹部はいずれか一方のコネクタの少なくとも2箇所に形成したことを特徴とする。
前記凸部は円柱、楕円柱、四角柱、三角柱を含む多角柱状に形成され、根元側を先端側よりわずかに小さく形成したことを特徴とする。
前記凸部と穴若しくは凹部を形成する部材に彩色を施したことを特徴とする。
前記凸部は根元側の中心にねじ穴が形成されコネクタの裏側からねじ止めにより固定したことを特徴とする。
前記ねじ穴とねじは、前記凸部の補強部材として機能する程度に長く形成したことを特徴とする。
前記穴若しくは凹部は前記ブラケットに形成され、このブラケットをねじにより着脱自在に固定したことを特徴とする。
前記凸部は先端部を硬い材利用で根元部を柔らかな材料で形成したことを特徴とする。
前記凸部および穴若しくは凹部を導電性部材で形成したことを特徴とする。
コネクタに形成された接点領域とは異なる領域であって、一方のコネクタに形成された凸部と、他方のコネクタに形成された穴若しくは凹部を有し、凸部を穴若しくは凹部に挿入するに際しては、接点領域同士がほぼ平行な状態で挿入できる程度に凸部と穴若しくは凹部を形成したので、接点の数や配列に制限が生じることがなく、機器同士の斜め嵌合を防止することができる。そして、斜め嵌合による電気的に不安低な挙動を排除することで、オンライン状態での脱着が可能となる。
凸部と穴若しくは凹部は接点領域同士が傾いて挿入された場合は接点の端部が接触しない程度に長く(深く)形成し、凸部の外周に突起を、前記穴若しくは凹部の内周に前記突起が挿入される溝を形成したので、機器同士の斜め嵌合を防止することができる。
前記凸部の外周に突起を、前記穴若しくは凹部の内周に前記突起が挿入される溝を形成したので、正しい組み合わせの機器同士しか嵌合できないようにすることができ、電気接点の破壊を防止することができる。
凸部及び穴若しくは凹部は前記機器に着脱自在に形成したので、ユーザ側において、誤挿入防止構造の追加増設作業を行うことができる。
凸部及び穴若しくは凹部はいずれか一方のコネクタの少なくとも2箇所に形成したので、
複数のキー付きピンのピッチを変えることで、更に多くの組み合わせレパートリーに対応することができる。
凸部と穴若しくは凹部を形成する部材に彩色を施したので、更に多くの組み合わせレパートリーに対応することができる。
凸部の根元側の中心にねじ穴を形成し、機器の裏側からねじ止めにより固定したので、誤接続防止キーの向きを回転させて自由な位置で固定することができ、多くのレパートリーに対応することができ、現場での機能増設改造に対応できる。
ねじ穴とねじは、前記凸部の補強部材として機能する程度に長く形成したので、凸部の強度向上を図ることができる。
穴若しくは凹部は前記ブラケットに形成され、このブラケットをねじにより着脱自在に固定したので、現場での機能増設改造に対応できる。
凸部は先端部を硬い材利用で根元部を柔らかな材料で形成したので、嵌合中、および嵌合後に、接点に掛かる過剰な応力を軽減することができる。
凸部および穴若しくは凹部を導電性部材で形成したので、電気的な導通をとり、機器のアースを取る機能を付け加えることができる。
23によりメス側接点11aを有する第2機器11に固定されている。
このブラケット20には凸部12の厚肉部14が挿入される穴21及び溝22形成されており、凸部12を穴21に挿入することによりオス側接点10aとメス側接点11aが嵌合するようになっている。
また、凸部12とブラケット20の穴の形状や、突起16と溝22の嵌め合わせの形状を変化させたり、凸部とブラケット20に彩色を施すことにより誤接続を防止することができる。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
1a,10a オス側接点
1a'10a’ オス側接点領域
2,11 第2機器
2a,11a メス側接点
2a',11a’ メス側接点領域
3,4a,12 凸部
3a,4 凹部
13 鍔部
14 厚肉部
15 薄肉部
16 突起
20,20a ブラケット
21 穴
22,22a 溝
23 ねじ
Claims (12)
- 互いに嵌合するオス側接点とメス側接点を有する機器の誤挿入防止構造において、前記各機器に形成された接点領域とは異なる領域であって、一方の機器に形成された凸部と、他方の機器に形成された穴若しくは凹部を有し、前記凸部を穴若しくは凹部に挿入するに際しては、前記接点領域同士がほぼ平行な状態で挿入できる程度に前記凸部と穴若しくは凹部を形成したことを特徴とする誤挿入防止構造。
- 前記凸部と穴若しくは凹部は前記接点領域同士が傾いて挿入された場合は接点の端部が接触しない程度に長く(深く)形成したことを特徴とする請求項1に記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部の外周に突起を、前記穴若しくは凹部の内周に前記突起が挿入される溝を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部及び穴若しくは凹部は前記機器に着脱自在に形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部及び穴若しくは凹部はいずれか一方の機器の少なくとも2箇所に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部は円柱、楕円柱、四角柱、三角柱を含む多角柱状に形成され、根元側を先端側よりわずかに小さく形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部と穴若しくは凹部を形成する部材に彩色を施したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部は根元側の中心にねじ穴が形成され機器の裏側からねじ止めにより固定したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記ねじ穴とねじは、前記凸部の補強部材として機能する程度に長く形成したことを特徴とする請求項8に記載の誤挿入防止構造。
- 前記穴若しくは凹部は前記ブラケットに形成され、このブラケットをねじにより着脱自在に固定したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部は先端部を硬い材利用で根元部を柔らかな材料で形成したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
- 前記凸部および穴若しくは凹部を導電性部材で形成したことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の誤挿入防止構造。
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