JP2008051990A - 表示装置 - Google Patents

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昌嗣 冨田
Yukito Iida
幸人 飯田
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Abstract

【課題】高精細化に伴って電気光学素子の寄生容量の容量値が小さくなったとしても、駆動トランジスタのソース電位の上昇分を抑え、駆動電圧を確保するようにする。
【解決手段】有機EL素子21と、有機EL素子21にソースにて接続され、当該有機EL素子21を駆動する駆動トランジスタ22と、入力信号電圧Vsigをサンプリングして画素内に書き込む書き込みトランジスタ23と、駆動トランジスタ22のゲートとソースとの間に接続され、書き込みトランジスタ23によって書き込まれた入力信号電圧Vsigを保持する保持容量24とを含む画素20が行列状に配置されてなる有機EL表示装置において、駆動トランジスタ22のソースと有機EL素子21のカソードノードとの間に補助容量24を接続して、信号電圧Vsigの書き込み動作において駆動トランジスタ22のソース電位Vsの上昇を抑える。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関し、特に電気光学素子を含む画素が行列状(マトリクス状)に配置されてなる表示装置に関する。
近年、画表示を行う表示装置の分野では、画素の発光素子として、流れる電流値に応じて発光輝度が変化するいわゆる電流駆動型の電気光学素子、例えば有機EL(electro luminescence) 素子を含む画素回路がマトリクス状に多数配置されてなる有機EL表示装置が開発され、商品化が進められている。有機EL表示装置は、有機EL素子が自発光素子であることから、液晶セルを含む画素によって光源(バックライト)からの光強度を制御する液晶表示装置に比べて、画像の視認性が高い、バックライトが不要、素子の応答速度が速い等の特長を持っている。
有機EL表示装置では、液晶表示装置と同様、その駆動方式として単純(パッシブ)マトリクス方式とアクティブマトリクス方式とを採ることができる。ただし、単純マトリクス方式の表示装置は、構造が簡単であるものの、大型でかつ高精細な表示装置の実現が難しいなどの問題がある。そのため、近年、電気光学素子に流れる電流を、当該電気光学素子と同じ画素回路内に設けた能動素子、例えば絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(一般には、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;TFT))によって制御するアクティブマトリクス方式の表示装置の開発が盛んに行われている。
アクティブマトリクス方式の有機EL表示装置においては、画素(画素回路)が、有機EL素子に加えて、当該有機EL素子を駆動する駆動トランジスタと、映像信号をサンプリングして画素内に書き込む書き込みトランジスタと、駆動トランジスタのゲートに接続され、書き込みトランジスタによって書き込まれた信号電圧を保持する保持容量とを少なくとも有する構成となっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−345722号公報
ところで、近年、表示装置の高精細化、低消費電力化が進んでいる。そして、表示装置の高精細化が進と、有機EL素子のサイズが小さくなり、それに伴って有機EL素子の寄生容量の容量値が小さくなる。また、表示装置の低消費電力化が進と、画素に書き込む映像信号の振幅幅も小さくなる。
ここで、映像信号の書き込みトランジスタによる書き込み動作において、駆動トランジスタのゲート電位が上昇する際に、保持容量と有機EL素子の寄生容量とのカップリングによって駆動トランジスタのソース電位が上昇する。ゲート電位の上昇分をΔVg、保持容量の容量値をCcs、寄生容量の容量値をCelとすると、ソース電位の上昇分ΔVsは、次式(1)で与えられる。
ΔVs=ΔVg×{Ccs/(Ccs+Cel)} ……(1)
ここで、Vthは駆動TFT202の閾値電圧、μはキャリアの移動度、Wはチャネル幅、Lはチャネル長、Coxは単位面積当たりのゲート容量、Vgsはゲート・ソース間電圧である。
そして、表示装置の高精細化に伴って有機EL素子の寄生容量の容量値Celが小さくなると、上記式(1)から明らかなように、駆動トランジスタのソース電位の上昇分ΔVsが大きくなる。その結果、駆動トランジスタの駆動電圧、即ちゲート−ソース間電圧Vgsが小さくなるために、入力される映像信号の信号電位に対応した発光輝度が得られなくなる。映像信号の振幅値を大きくすることで、発光輝度の低下を抑えることはできるものの、それでは表示装置の低消費電力化に逆行することになる。
以上では、電気光学素子が有機EL素子の場合を例に挙げて従来の問題点について述べたが、有機EL素子の場合に限らず、寄生容量を持つ電気光学素子全般に対して言えることである。
そこで、本発明は、高精細化に伴って電気光学素子の寄生容量の容量値が小さくなったとしても、駆動トランジスタのソース電位の上昇分を抑え、駆動トランジスタの駆動電圧を確保するようにした表示装置を提供することを目的とする。
本発明による表示装置は、電気光学素子と、前記電気光学素子にソースにて接続され、当該電気光学素子を駆動する駆動トランジスタと、入力信号電圧をサンプリングして画素内に書き込む書き込みトランジスタと、前記駆動トランジスタのゲートとソースとの間に接続され、前記書き込みトランジスタによって書き込まれた前記入力信号電圧を保持する保持容量と、前記駆動トランジスタのソースと固定電位ノードとの間に接続された補助容量とを有する画素が行列状に配置された構成となっている。
上記構成の表示装置において、補助容量は、駆動トランジスタのソースと固定電位ノードとの間に接続されていることで、駆動トランジスタのソースに接続された電気光学素子の寄生容量に対して並列に接続されていることになる。これにより、書き込みトランジスタによる書き込み動作において、駆動トランジスタのソース電位は、保持容量と補助容量との合成の容量値に応じて上昇することになるが、補助容量の容量値に対応する分だけ電位の上昇分が抑えられる。
本発明によれば、高精細化に伴って電気光学素子の寄生容量の容量値が小さくなったとしても、その減少分を補助容量の容量値で補うことで、書き込みトランジスタによる書き込み動作において、駆動トランジスタのソース電位の上昇を抑えることができるために、映像信号の振幅値を大きくしなくても、駆動トランジスタの駆動電圧を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るアクティブマトリクス型表示装置、例えば有機EL表示装置の構成の概略を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る有機EL表示装置10は、画素(PXLC)20が行列状(マトリクス状)に2次元配置されてなる画素アレイ部30と、当該画素アレイ部30の周辺に配置され、各画素20を駆動する駆動部、即ち書き込み走査回路40、電源走査回路50および水平駆動回路60とを有する構成となっている。画素アレイ部30には、m行n列の画素配列に対して、画素行ごとに走査線31−1〜31−mと電源供給線32−1〜32−mとが配線され、画素列ごとに信号線33−1〜33−nが配線されている。
画素アレイ部30は、通常、ガラス基板などの透明絶縁基板上に形成され、平面型(フラット型)のパネル構造となっている。画素アレイ部30の各画素20は、アモルファスシリコンTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)または低温ポリシリコンTFTを用いて形成することができる。低温ポリシリコンTFTを用いる場合には、走査回路40、電源走査回路50および水平駆動回路60についても、画素アレイ部30を形成するパネル(基板)上に実装することができる。
書き込み走査回路40は、走査線31−1〜31−mに順次走査信号WSL1〜WSLmを供給して画素20を行単位で線順次走査する。電源走査回路50は、書き込み走査回路40による線順次走査に同期して、電源供給線32−1〜32−mに第1電位Vcc_Hとそれよりも低い第2電位Vcc_Lで切り替わる電源電圧を供給する。水平駆動回路60は、信号線33−1〜33−nに対して輝度情報に応じた映像信号の信号電位Vsigと基準電位Voとを適宜供給する。ここで、第2電位Vcc_Lは、基準電位Voよりも十分に低い電位である。
(画素回路)
図2は、画素(画素回路)20の具体的な構成例を示す回路図である。図2に示すように、画素20は、デバイスに流れる電流値に応じて発光輝度が変化する電流駆動型の電気光学素子、例えば有機EL素子31を発光素子として有し、当該有機EL素子31に加えて、駆動トランジスタ22、書き込みトランジスタ23、保持容量24および補助容量25を有する構成となっている。
ここで、駆動トランジスタ22および書き込みトランジスタ23としてNチャネル型のTFTが用いられている。ただし、ここでの駆動トランジスタ22および書き込みトランジスタ23の導電型の組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
有機EL素子21は、カソードノード(カソード電極)が、全ての画素20に対して共通に配線された共通電源供給線34に接続されている。なお、有機EL素子21は、寄生容量26を持っている。駆動トランジスタ22は、ソースが有機EL素子21のアノードノード(アノード電極)に接続され、ドレインが電源供給線32(32−1〜32−m)に接続されている。書き込みトランジスタ23は、ゲートが走査線31(31−1〜31−m)に接続され、ソースが信号線33(33−1〜33−n)に接続され、ドレインが駆動トランジスタ22のゲートに接続されている。
保持容量24は、一端が駆動トランジスタ22のゲートに接続され、他端が駆動トランジスタ22のソース(有機EL素子21のアノードノード)に接続されている。補助容量25は、一端が駆動トランジスタ22のソースに接続され、他端が基準電位ノード、例えば有機EL素子21のカソードノード(共通電位供給線34)に接続されている。すなわち、補助容量25は、有機EL素子21の寄生容量26に対して並列に接続されている。
かかる構成の画素20において、書き込みトランジスタ23は、書き込み走査回路40から走査線31を通してゲートに印加される走査信号WSLに応答して導通状態となることにより、信号線33を通して水平駆動回路60から供給される映像信号の信号電位Vsigをサンプリングして画素20内に書き込む。この書き込まれた信号電位Vsigは、保持容量24に保持される。
駆動トランジスタ22は、電源供給線32の電位が第1電位Vcc_Hにあるときに、当該電源供給線32から電流の供給を受けて、保持容量24に保持された信号電位Vsigに応じた駆動電流を有機EL素子21に供給することによって当該有機EL素子21を電流駆動する。この画素構成において、駆動トランジスタ22のソースと基準電位ノードとの間に補助容量25を接続した点が本発明の特徴とするところであり、補助容量25の作用効果については後で詳細に説明する。
(閾値補正機能)
ここで、電源走査回路50は、書き込みトランジスタ23が導通した後で、水平駆動回路60が信号線33(33−1〜33−n)に基準電位Voを供給している間に、電源供給線32(32−1〜32−m)の電位を第1電位Vcc_Hと第2電位Vcc_Lとの間で切り替える。この電源電位の切り替えにより、駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthに相当する電圧が保持容量24に保持される。
保持容量24に駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthに相当する電圧を保持するのは次の理由による。駆動トランジスタ22の製造プロセスのばらつきや経時変化により、各画素ごとに駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthや移動度μなどの特性変動がある。この特性変動により、駆動用トランジスタ22に同一のゲート電位を与えても、画素ごとにドレイン・ソース間電流(駆動電流)Idsが変動し、発光輝度のばらつきとなって現れる。この閾値電圧Vthの画素ごとのばらつきの影響をキャンセル(補正)するために、閾値電圧Vthに相当する電圧を保持容量24に保持するのである。
駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthの補正は次のようにして行われる。すなわち、保持容量24にあらかじめ閾値電圧Vthを保持しておくことで、信号電圧Vsigによる駆動トランジスタ22の駆動の際に、当該駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthが保持容量24に保持した閾値電圧Vthに相当する電圧と相殺される、換言すれば、閾値電圧Vthの補正が行われる。
これが閾値補正機能である。この閾値補正機能により、画素ごとに閾値電圧Vthにばらつきや経時変化があったとしても、それらの影響を受けることなく、有機EL素子21の発光輝度を一定に保つことができることになる。閾値補正の原理については後で詳細に説明する。
(移動度補正機能)
図2に示した画素20は、上述した閾値補正機能に加えて、移動度補正機能を備えている。すなわち、水平駆動回路60が映像信号の信号電位Vsigを信号線33(33−1〜33−n)に供給している期間で、かつ、書き込み走査回路40から出力される走査信号WSL(WSL1〜WSLm)に応答して書き込みトランジスタ23が導通する期間、即ち移動度補正期間において、保持容量24に信号電位Vsigを保持する際に、駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsの移動度μに対する依存性を打ち消す移動度補正が行われる。この移動度補正の具体的な原理および動作については後述する。
(ブートストラップ機能)
図2に示した画素20はさらにブートストラップ機能も備えている。すなわち、水平駆動回路60は、保持容量24に信号電位Vsigが保持された段階で走査線31(31−1〜31−m)に対する走査信号WSL(WSL1〜WSLm)の供給を解除し、書き込みトランジスタ23を非導通状態にして駆動トランジスタ22のゲートを信号線33(33−1〜33−n)から電気的に切り離する。これにより、駆動トランジスタ22のソース電位Vsの変動にゲート電位Vgが連動するために、駆動トランジスタ22のゲート−ソース間電圧Vgsを一定に維持することができる。
(回路動作)
次に、本実施形態に係る有機EL表示装置10の回路動作について、図3のタイミングチャートを基に、図4および図5の動作説明図を用いて説明する。なお、図4および図5の動作説明図では、図面の簡略化のために、書き込みトランジスタ23をスイッチのシンボルで図示し、また補助容量25および有機EL素子21の寄生容量26についてはそれらの合成容量Cとして図示している。
図3のタイミングチャートでは、時間軸を共通にして、走査線31(31−1〜31−m)の電位変化、電源供給線32(32−1〜32−m)の電位変化、駆動トランジスタ22のゲート電位Vgおよびソース電位Vsの変化を表している。
<発光期間>
図3のタイミングチャートにおいて、時刻t1以前は有機EL素子21が発光状態にある(発光期間)。この発光期間では、電源供給線32の電位が高電位Vcc_H(第1電位)にあり、図4(A)に示すように、電源供給線32から駆動トランジスタ22を通して有機EL素子21に駆動電流(ドレイン・ソース間電流)Idsが供給されるため、有機EL素子21が駆動電流Idsに応じた輝度で発光する。
<閾値補正準備期間>
そして、時刻t1になると線順次走査の新しいフィールドに入り、図4(B)に示すように、電源供給線32の電位が高電位Vcc_H(第1電位)から信号線33の基準電位Voよりも十分に低い電位Vcc_L(第2電位)に遷移すると、駆動トランジスタ22のソース電位Vsも低電位Vcc_Lにほぼ等しい電位となる。
次に、時刻t2で書き込み走査回路40から走査信号WSLが出力され、走査線31の電位が高電位側に遷移することで、図4(C)に示すように、書き込みトランジスタ23が導通状態となる。このとき、水平駆動回路60から信号線33に対して基準電位Voが供給されているために、駆動トランジスタ22のゲート電位Vgが基準電位Voになる。このとき、駆動トランジスタ22のソース電位Vsは、基準電位Voよりも十分に低い電位Vcc_Lにある。
ここで、低電位Vcc_L(第2電位)については、駆動トランジスタ22のゲート−ソース間電圧Vgsが、当該駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthよりも大きくなるように設定しておくこととする。このように、駆動トランジスタ22のゲート電位Vgを基準電位Vo、ソース電位Vsを低電位Vcc_Lにそれぞれ初期化することで、閾値電圧補正動作の準備が完了する。
<閾値補正期間>
次に、時刻t3で、図4(D)に示すように、電源供給線32の電位が低電位Vcc_Lから高電位Vcc_Hに切り替わると、駆動トランジスタ22のソース電位Vsが上昇を開始する。やがて、駆動トランジスタ22のゲート−ソース間電圧Vgsが当該駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthになり、当該閾値電圧Vthに相当する電圧が保持容量24に書き込まれる。
ここでは、便宜上、閾値電圧Vthに相当する電圧が保持容量24に書き込む期間を閾値補正期間と呼んでいる。なお、この閾値補正期間において、電流が専ら保持容量24側に流れ、有機EL素子21側には流れないようにするために、有機EL素子21がカットオフ状態となるように共通電源供給線34の電位を設定しておくこととする。
<書き込み期間/移動度補正期間>
次に、時刻t4で書き込み走査回路40からの走査信号WSLの出力が停止し、走査線31の電位が低電位側に遷移することで、図5(A)に示すように、書き込みトランジスタ23が非導通状態となる。このとき、駆動トランジスタ22のゲートがフローティング状態になるが、ゲート−ソース間電圧Vgsが駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthに等しいために、当該駆動トランジスタ22はカットオフ状態にある。したがって、ドレイン・ソース間電流Idsは流れない。
次に、時刻t5で、図5(B)に示すように、信号線33の電位が基準電位Voから映像信号の信号電位Vsigに遷移する。続いて、時刻t6で書き込み走査回路40から再び走査信号WSLが出力され、走査線31の電位が高電位側に遷移することで、図5(C)に示すように、書き込みトランジスタ23が導通状態になって映像信号の信号電位Vsigをサンプリングする。
この書き込みトランジスタ23による信号電位Vsigのサンプリングにより、駆動トランジスタ22のゲート電位Vgが信号電位Vsigとなる。このとき、有機EL素子21は始めカットオフ状態(ハイインピーダンス状態)にあるために、駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsは有機EL素子21に並列接続の合成容量Cに流れ込み、よって合成容量Cの充電が開始される。
合成容量Cの充電により、駆動トランジスタ22のソース電位Vsが上昇を開始し、やがて駆動トランジスタ22のゲート‐ソース間電圧VgsはVsig+Vth−ΔVとなる。すなわち、ソース電位Vsの上昇分ΔVは、保持容量24に保持された電圧(Vsig+Vth)から差し引かれるように、換言すれば、保持容量24の充電電荷を放電するように作用し、負帰還がかけられたことになる。したがって、ソース電位Vsの上昇分ΔVは負帰還の帰還量となる。
このように、駆動トランジスタ22に流れるドレイン・ソース間電流Idsを当該駆動トランジスタ22のゲート入力に、即ちゲート‐ソース間電圧Vgsに負帰還することにより、駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsの移動度μに対する依存性を打ち消す、即ち移動度μの画素ごとのばらつきを補正する移動度補正が行われる。
より具体的には、映像信号の信号電位Vsigが高いほどドレイン・ソース間電流Idsが大きくなるために、負帰還の帰還量(補正量)ΔVの絶対値も大きくなる。したがって、発光輝度レベルに応じた移動度補正が行える。また、映像信号の信号電位Vsigを一定とした場合、駆動トランジスタ22の移動度μが大きいほど負帰還の帰還量ΔVの絶対値も大きくなるために、画素ごとの移動度μのばらつきを取り除くことができる。
<発光期間>
次に、時刻t7で書き込み走査回路40からの走査信号WSLの出力が停止し、走査線31の電位が低電位側に遷移することで、図5(D)に示すように、書き込みトランジスタ23が非導通状態となる。これにより、駆動トランジスタ22のゲートは信号線33から切り離される。これと同時に、ドレイン・ソース間電流Idsが有機EL素子21に流れ始めることにより、有機EL素子21のアノード電位はドレイン・ソース間電流Idsに応じて上昇する。
有機EL素子21のアノード電位の上昇は、即ち駆動トランジスタ22のソース電位Vsの上昇に他ならない。駆動トランジスタ22のソース電位Vsが上昇すると、保持容量24のブートストラップ動作により、駆動トランジスタ22のゲート電位Vgも連動して上昇する。このとき、ゲート電位Vgの上昇量はソース電位Vsの上昇量に等しくなる。故に、発光期間中駆動トランジスタ22のゲート‐ソース間電圧VgsはVin+Vth−ΔVで一定に保持される。
(閾値補正の原理)
ここで、駆動トランジスタ22の閾値補正の原理について説明する。駆動トランジスタ22は、飽和領域で動作するように設計されているために定電流源として動作する。これにより、有機EL素子21には駆動トランジスタ22から、次式(1)で与えられる一定のドレイン・ソース間電流(駆動電流)Idsが供給される。
Ids=(1/2)・μ(W/L)Cox(Vgs−Vth)2 ……(2)
ここで、Wは駆動トランジスタ22のチャネル幅、Lはチャネル長、Coxは単位面積当たりのゲート容量である。
図6に、駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Ids対ゲート・ソース間電圧Vgsの特性を示す。この特性図に示すように、駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthの画素ごとのばらつきに対する補正を行わないと、閾値電圧VthがVth1のとき、ゲート・ソース電圧Vgsに対応するドレイン・ソース間電流IdsがIds1になるのに対して、閾値電圧VthがVth2(Vth2>Vth1)のとき、同じゲート・ソース電圧Vgsに対応するドレイン・ソース間電流IdsがIds2(Ids2<Ids)になる。すなわち、駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthが変動すると、ゲート・ソース電圧Vgsが一定であってもドレイン・ソース間電流Idsが変動する。
これに対して、上記構成の画素(画素回路)20では、先述したように、発光時の駆動トランジスタ22のゲート−ソース間電圧VgsがVin+Vth−ΔVであるために、これを式(2)に代入すると、ドレイン・ソース間電流Idsは、
Ids=(1/2)・μ(W/L)Cox(Vin−ΔV)2 ……(3)
で表される。
すなわち、駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthの項がキャンセルされており、駆動トランジスタ22から有機EL素子21に供給されるドレイン・ソース間電流Idsは、駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthに依存しない。その結果、駆動トランジスタ22の製造プロセスのばらつきや経時変化により、各画素ごとに駆動トランジスタ22の閾値電圧Vthが変動しても、ドレイン・ソース間電流Idsが変動しないために、有機EL素子21の発光輝度も変動しない。
(移動度補正の原理)
次に、駆動トランジスタ22の移動度補正の原理について説明する。図7に、駆動トランジスタ22の移動度μが相対的に大きい画素Aと、駆動トランジスタ22の移動度μが相対的に小さい画素Bとを比較した状態で特性カーブを示す。駆動トランジスタ22をポリシリコン薄膜トランジスタなどで構成した場合、画素Aや画素Bのように、画素間で移動度μがばらつくことは避けられない。
画素Aと画素Bで移動度μにばらつきがある状態で、例えば両画素A,Bに同レベルの入力信号電位Vsigを書き込んだ場合に、何ら移動度μの補正を行わないと、移動度μの大きい画素Aに流れるドレイン・ソース間電流Ids1′と移動度μの小さい画素Bに流れるドレイン・ソース間電流Ids2′との間には大きな差が生じてしまう。このように、移動度μのバラツキに起因してドレイン・ソース間電流Idsに画素間で大きな差が生じると、画面のユニフォーミティを損なうことになる。
ここで、先述した式(1)のトランジスタ特性式から明らかなように、移動度μが大きいとドレイン・ソース間電流Idsが大きくなる。したがって、負帰還における帰還量ΔVは移動度μが大きくなるほど大きくなる。図6に示すように、移動度μの大きな画素Aの帰還量ΔV1は、移動度の小さな画素Vの帰還量ΔV2に比べて大きい。そこで、移動度補正動作によって駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsを入力信号電圧Vsig側に負帰還させることで、移動度μが大きいほど負帰還が大きくかかることになるために、移動度μのばらつきを抑制することができる。
具体的には、移動度μの大きな画素Aで帰還量ΔV1の補正をかけると、ドレイン・ソース間電流IdsはIds1′からIds1まで大きく下降する。一方、移動度μの小さな画素Bの帰還量ΔV2は小さいために、ドレイン・ソース間電流IdsはIds2′からIds2までの下降となり、それ程大きく下降しない。結果的に、画素Aのドレイン・ソース間電流Ids1と画素2のドレイン・ソース間電流Ids2とはほぼ等しくなるために、移動度μのばらつきが補正される。
以上をまとめると、移動度μの異なる画素Aと画素Bがあった場合、移動度μの大きい画素Aの帰還量ΔV1は移動度μの小さい画素Bの帰還量ΔV2に比べて小さくなる。つまり、移動度μが大きい画素ほど帰還量ΔVが大きく、ドレイン・ソース間電流Idsの減少量が大きくなる。すなわち、駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsを入力信号電圧Vsig側に負帰還させることで、移動度μの異なる画素のドレイン・ソース間電流Idsの電流値が均一化され、その結果、移動度μのばらつきを補正することができる。
ここで、図2に示した画素(画素回路)20において、閾値補正、移動度補正の有無による映像信号の信号電位(サンプリング電位)Vsigと駆動トランジスタ22のドレイン・ソース間電流Idsとの関係について図8を用いて説明する。
図8において、(A)は閾値補正および移動度補正を共に行わない場合、(B)は移動度補正を行わず、閾値補正のみを行った場合、(C)は閾値補正および移動度補正を共に行った場合をそれぞれ示している。図8(A)に示すように、閾値補正および移動度補正を共に行わない場合には、閾値電圧Vthおよび移動度μの画素A,Bごとのばらつきに起因してドレイン・ソース間電流Idsに画素A,B間で大きな差が生じることになる。
これに対して、閾値補正のみを行った場合は、図8(B)に示すように、当該閾値補正によってドレイン・ソース間電流Idsのばらつきをある程度低減できるものの、移動度μの画素A,Bごとのばらつきに起因する画素A,B間でのドレイン・ソース間電流Idsの差は残る。そして、閾値補正および移動度補正を共に行うことで、図8(C)に示すように、閾値電圧Vthおよび移動度μの画素A,Bごとのばらつきに起因する画素A,B間でのドレイン・ソース間電流Idsの差をほぼ無くすことができるために、どの階調においても有機EL素子21の輝度ばらつきは発生せず、良好な画質の表示画像を得ることができる。
(補助容量の作用)
次に、本発明の特徴とする補助容量25の作用について説明する。補助容量25は、駆動トランジスタ22のソースと固定電位ノード(本例では、有機EL素子21のカソードノード)との間に接続されていることで、駆動トランジスタ22のソースに接続された有機EL素子21の寄生容量26(図2参照)に対して並列に接続されていることになる。そして、補助容量25の容量値をCsb、寄生容量26の容量値をCelとすると、回路上、有機EL素子21の寄生容量26の容量値が(Csb+Cel)になることと同等となる。
ここで、映像信号の信号電圧Vsigの書き込み動作を考えた場合、有機EL素子21の寄生容量26の容量値がCelから(Csb+Cel)と大きくなることで、信号電圧Vsigの書き込み動作において、駆動トランジスタ22のゲート電圧Vsが上昇する際に、保持容量24と有機EL素子21の寄生容量26(補助容量25を含む)とのカップリングによる上昇量を、補助容量25の容量値Csbに対応する分だけ小さくする(抑える)ことができる。
これにより、表示装置の高精細化が進むことにより、有機EL素子21のサイズが小さくなり、それに伴って有機EL素子21の寄生容量26の容量値Celが小さくなったとしても、その減少分を補助容量25の容量値Csbで補うことで、書き込みトランジスタ23による信号電圧Vsigの書き込み動作において、駆動トランジスタ22のソース電位Vsの上昇を抑えることができるために、映像信号の振幅値を大きくしなくても、駆動トランジスタ22の駆動電圧(ゲート−ソース間電圧Vgs)を確保することができる。
また、有機EL素子21の寄生容量26に対して補助容量25を並列に接続することにより、移動度補正動作を行う際に、有機EL素子21の寄生容量26(補助容量25を含む)の充電により時間がかかり、駆動トランジスタ22のソース電位Vsの上昇が遅くなるために、移動度補正期間(図3参照)を決定する走査信号(走査パルス)SWL(SWL1〜SWLm)のタイミング制御がし易くなる。
なお、画素回路20としては図2に示した回路例に限られるものではない。すなわち、本発明は、電気光学素子に加えて、少なくとも、電気光学素子を駆動する駆動トランジスタと、入力信号電圧をサンプリングして画素内に書き込む書き込みトランジスタ、駆動トランジスタのゲートとソースとの間に接続され、書き込みトランジスタによって書き込まれた入力信号電圧を保持する保持容量とを含む画素回路がマトリクス状に配置されてなる表示装置全般に適用可能である。
また、上記実施形態では、画素回路20の電気光学素子として、有機EL素子を用いた有機EL表示装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの適用例に限られるものではなく、デバイスに流れる電流値に応じて発光輝度が変化する電流駆動型の電気光学素子(発光素子)を用いた表示装置全般に対して適用可能である。
本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の構成の概略を示すシステム構成図である。 画素(画素回路)の具体的な構成例を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の回路動作の説明図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の回路動作の説明図(その2)である。 駆動トランジスタの閾値電圧Vthのばらつきに起因する課題の説明に供する特性図である。 駆動トランジスタの移動度μのばらつきに起因する課題の説明に供する特性図である。 閾値補正、移動度補正の有無による映像信号の信号電位Vsigと駆動トランジスタのドレイン・ソース間電流Idsとの関係の説明に供する特性図である。
符号の説明
10…有機EL表示装置、20…画素(画素回路)、21…有機EL素子、22…駆動トランジスタ、23…書き込みトランジスタ、24…保持容量、25…補助容量、26…有機EL素子の寄生容量、30…画素アレイ部、31(31−1〜31−m)…走査線、32(32−1〜32−m)…電源供給線、33(33−1〜33−n)…信号線、34…共通電源供給線、40…書き込み走査回路、50…電源走査回路、60…水平駆動回路

Claims (2)

  1. 電気光学素子と、
    前記電気光学素子にソースにて接続され、当該電気光学素子を駆動する駆動トランジスタと、
    入力信号電圧をサンプリングして画素内に書き込む書き込みトランジスタと、
    前記駆動トランジスタのゲートとソースとの間に接続され、前記書き込みトランジスタによって書き込まれた前記入力信号電圧を保持する保持容量と、
    前記駆動トランジスタのソースと固定電位ノードとの間に接続された補助容量と
    を有する画素が行列状に配置されてなる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記電気光学素子は有機EL素子であり、
    前記固定電位ノードは前記有機EL素子のカソードノードである
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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