JP2008050116A - 回転式容器移送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1上回転体2、第1下回転体3と、第2上回転体、第2下回転体と、第1上回転体2の外形は複数の腕部がスターホイール状に延設され、中心には穴が形成され、その内周面には第1内歯車2fが形成されている。この第1内歯車2fに噛み合う第1ピニオンギヤ4と、第1下回転体3の外形には複数の腕部がスターホイール状に延設され、内周面には第1内歯車2fと対向する位置に第2内歯車3fが形成されている。この第2内歯車3fと第1ピニオンギヤ4に噛み合う第2ピニオンギヤ5とを備え、第1上回転体2と第2上回転体とを第1連結ピンによって連結し、第1下回転体3と第2下回転体13とを第2連結ピンによって連結し、第1上回転体2、第1下回転体3を回動すると、第2上回転体、第2下回転体も回動する回転式容器移送装置10。
【選択図】図2
Description
により、径違いのロットになっても容易に変更ができ、しかも、芯ずれが生じない回転式容器移送装置を提供することができる。
図1は本発明の回転式容器移送装置を2個配置した配置図である。図1に示すように、中央の円弧状ガイド8,8を挟んで、回転式容器移送装置10,10が左右に1個ずつ配置されている。容器Wである2点鎖線で図示した、例えば、壜(ビン、瓶ともいう)が、左側から流れてきて、スクリュー20により所定の間隔に広げられた容器Wは、左側の回転式容器移送装置10によって拾い上げられ、方向転換し、液体充填機25へ供給される。そうすると、この液体充填機25をほぼ1回転している間に容器に液体が充填され、右側の回転式容器移送装置10を介して容器Wが回収され、後工程へと搬送される。
この第1保持部1は、左右2つのブロック9が、第1上回転体2と第1下回転体3のスターホイール状に延設された腕部2a,3aに交換自在に装着されている。また、第2保持部11も前記同様に左右2つのブロック9が、第2上回転体12と第2下回転体13のスターホイール状に延設された腕部12a,13a(図3参照)に交換自在に装着されている。円弧状ガイド8は、第1保持部1と第2保持部11と3点当たりになるように、容器Wの周囲を覆うようにガイドしながら保持するようになっている。
すなわち、第1保持部1は、第1上回転体2と第1下回転体3とによって受け持ち、第2保持部11は、第2上回転体12と第2下回転体13とが受け持つ。
また、第1上回転体2の外形は、ここでは4本の腕部2aがスターホイール状に延設されている。第1上回転体2の中心には穴2cが形成され、その内周面に第1内歯車2fがセグメントギヤ状に形成されている。そして、回転自在に軸支された第1ピニオンギヤ4がこの第1内歯車2fと噛み合っている。
なお、ここでいう「セグメントギヤ状」とは、全周に亘って成形された内歯車ではない欠損箇所を設けた歯車をいう。
つまり、第1上回転体2および第2上回転体12と、第1下回転体3および第2下回転体13との回動は、平面視で一方を時計の回転方向へ回すと、他方は反対方向へ均等に回る。
2本のレバー19を緩めて第2連結ピン7をフリーにする。
そこで、保持部Hに壜B3を挿入し、ブロック9のひとつを把持し、開口しながら図1に示す円弧状ガイド8との間に所定の隙間を持たせて、今度は壜B3との隙間が所定の隙間になるまで閉じる方向へ回動させる。そして、2本のレバー19を締めて終了となる。
また、角壜B4用の左ブロック9cを、第1上回転体2と第2上回転体12の位置決めピン3gと抜け止めピン3hに差し込み、ボールプランジャ9dを介して固定する。
また、容器の高さや形状によっては、第3の保持部又はそれ以上の保持部を設けても良い。
2 第1上回転体
2a,3a,12a,13a 腕部
2c,3c 穴
2f 第1内歯車
2g 位置決めピン
2h 抜け止めピン
3 第1下回転体
3f 第2内歯車
4 第1ピニオンギヤ
5 第2ピニオンギヤ
6 第1連結ピン
7 第2連結ピン
8 円弧状ガイド
9 ブロック
9b 右ブロック
9c 左ブロック
9d ボールプランジャ
10,10′ 回転式容器移送装置
11 第2保持部
12 第2上回転体
13 第2下回転体
14 回転軸
14a キー
15 フランジ部付スリーブ
16 ナットリング
17 プレート
18 ボルト
19 レバー
20 スクリュー
21 ボルト
21a ワッシャ
22 カバー
23 ベアリング
24,26 ボルト
25 液体充填機
B1,B2,B3 壜(丸壜)
B4,B5 角壜
H 保持手段
W 容器
Claims (5)
- 回転自在に軸支された回転体と、この回転体における円周方向の複数箇所に配置した容器を保持する保持部とを備え、回転して容器を移送する回転式容器移送装置において、
移送する各前記容器を両側から保持する第1保持部を有する第1上回転体および第1下回転体と、
前記第1上回転体の外形は複数の腕部がスターホイール状に延設され、中心には穴が形成され、その内周面には第1内歯車がセグメントギヤ状に形成され、この第1内歯車に噛み合う第1ピニオンギヤと、
前記第1下回転体の外形には複数の腕部がスターホイール状に延設され、中心には穴が形成され、その内周面には前記第1内歯車と対向する位置にセグメントギヤ状に第2内歯車が形成され、この第2内歯車と前記第1ピニオンギヤに噛み合う第2ピニオンギヤと、を備えたことを特徴とする回転式容器移送装置。 - 回転自在に軸支された回転体と、この回転体における円周方向の複数箇所に配置した容器を保持する保持部とを備え、回転して容器を移送する回転式容器移送装置において、
移送する各前記容器の上段を両側から保持する第1保持部を有する第1上回転体および第1下回転体と、
前記各容器の下段を両側から保持する第2保持部を有する第2上回転体および第2下回転体と、
前記第1上回転体の外形は複数の腕部がスターホイール状に延設され、中心には穴が形成され、その内周面には第1内歯車がセグメントギヤ状に形成され、この第1内歯車に噛み合う第1ピニオンギヤと、
前記第1下回転体の外形には複数の腕部がスターホイール状に延設され、中心には穴が形成され、その内周面には前記第1内歯車と対向する位置にセグメントギヤ状に第2内歯車が形成され、この第2内歯車と前記第1ピニオンギヤに噛み合う第2ピニオンギヤと、を備え、
前記第1上回転体と前記第2上回転体とを複数の第1連結ピンによって連結し、前記第1下回転体と前記第2下回転体とを複数の第2連結ピンによって連結し、前記第1上回転体および第1下回転体を回動すると、前記第2上回転体および第2下回転体も同様に回動するように構成されたことを特徴とする回転式容器移送装置。 - 前記第1上回転体および前記第2上回転体と、前記第1下回転体および前記第2下回転体との回動は、平面視でプラス方向とマイナス方向へ均等に回動することを特徴とする請求項2に記載の回転式容器移送装置。
- 保持手段は、前記第1保持部と、前記第2保持部と、円弧状ガイドと、から構成され、
前記第1保持部は、前記第1上回転体および第1下回転体のスターホイール状に延設された腕部にブロックが交換自在に装着され、
前記第2保持部は、前記第2上回転体および第2下回転体のスターホイール状に延設された腕部にブロックが交換自在に装着され、
前記円弧状ガイドは、前記第1保持部と、前記第2保持部とによって三角形を構成する3点当りになるように容器の周囲を覆うようにガイドされたことを特徴とする請求項3に記載の回転式容器移送装置。 - 交換自在に装着された前記ブロックは、丸容器用ブロックまたは角容器用ブロックであることを特徴とする請求項4に記載の回転式容器移送装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015121087A1 (de) * | 2014-02-12 | 2015-08-20 | Khs Gmbh | Sterntaschenverstellung |
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JPS50108085A (ja) * | 1974-01-31 | 1975-08-26 | ||
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JP2003523904A (ja) * | 2000-02-21 | 2003-08-12 | シデル | 幾何形状可変の案内経路を有する容器搬送装置 |
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