JP2008050037A - 板状内容物一枚取出容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥環境で収納する必要がある厚い板状内容物に適用可能な一枚取出容器を提供する。
【解決手段】ヒンジ付容器10と板状パッキン400と乾燥剤含有樹脂成形体500とからなり、ヒンジ付容器10の蓋部200に板状パッキン400を嵌着し、前方側周壁の上端内面から内側へ傾斜する前方側傾斜板と、前方側傾斜板に平行な後方側傾斜板130を設け、左右方向に内側を二分する仕切板140で二列の収納室を設け、それぞれに、乾燥剤含有樹脂成形体500を上下移動可能に挿入し、この上に、板状内容物600を集積収納して容器1を封止する。板状内容物600を取り出す時、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、乾燥剤含有樹脂成形体500を上下移動させ、板状内容物600を蓋部側へ移動させ、蓋部側位置にある板状内容物を蓋部に嵌着する板状パッキン400の取出用突部に接着させ、蓋部の開口時に、板状内容物を蓋部に接着させて取り出す。
【選択図】図1
【解決手段】ヒンジ付容器10と板状パッキン400と乾燥剤含有樹脂成形体500とからなり、ヒンジ付容器10の蓋部200に板状パッキン400を嵌着し、前方側周壁の上端内面から内側へ傾斜する前方側傾斜板と、前方側傾斜板に平行な後方側傾斜板130を設け、左右方向に内側を二分する仕切板140で二列の収納室を設け、それぞれに、乾燥剤含有樹脂成形体500を上下移動可能に挿入し、この上に、板状内容物600を集積収納して容器1を封止する。板状内容物600を取り出す時、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、乾燥剤含有樹脂成形体500を上下移動させ、板状内容物600を蓋部側へ移動させ、蓋部側位置にある板状内容物を蓋部に嵌着する板状パッキン400の取出用突部に接着させ、蓋部の開口時に、板状内容物を蓋部に接着させて取り出す。
【選択図】図1
Description
本発明は、板状内容物、例えば、血糖値センサーなどの板状センサーチップや過酸化水素又は尿蛋白などの検出紙チップ、又は、口内清涼剤シート、紙石鹸、化粧シートなどを必要な乾燥した環境状態で収納し、使用するときに、板状内容物を一枚ずつ取り出せる板状内容物一枚取出容器に関するものである。
従来、使用するときに、一枚ずつ内容物を取り出す容器としては、例えば、図4(a)及び(b)に示す板状内容物一枚取出容器(1)が知られていた。この容器は、外観が長方体状で、四方の周壁(110)と底板(120)とからなる容器本体部(100)の後方側周壁の上端部外面に、ヒンジ部(300)を介して、四方の周壁(210)と天板(220)とからなる蓋部(200)を開閉可能に接続したものあり、容器本体部の所定位置から後方の上端部を覆板(160)で覆い、その覆板の前方に取出用開口部(170)を形成し、その取出用開口部と対応する底板(120)の前方左右中央の所定位置に角状C字状のスリット(121)により形成される押上板部(122)を設け、蓋部の前方側壁の下端中央位置に開閉用つまみ(211)を突設し、天板(220)内面の容器本体部の取出用開口部に対応する前方左右中央の所定位置に、突部(231)の先端側に粘着シート(232)を貼着した取出用突部(230)を突設したものであった。そして、使用するときに、容器本体部(100)の底板の押上板部(122)を指で押し上げて、容器本体部に集積されて収容されている板状内容物(600)を押し上げ、一番上の板ィルム状内容物を蓋部の天板の取出用突部(230)に接着させ、次に、開閉用つまみ(211)に指をかけて蓋部(200)を後方へ開口すると、開口した蓋部の内側に、板状内容物(600)が一枚だけ、容器本体部(100)の取出用開口部(170)から取り出されるものであった。
しかしながら、上述した従来のフィルム状内容物一枚取出容器は、蓋部を開口したときに、蓋部の天板の取出し用突部に接着した内容物を、容器本体の上端部の覆板の先端部に摺接させながら曲げて、取出用開口部から取り出すため、自ずと、取り出される内容物の厚みに限界が生じ、厚みが厚い内容物には、適用することが出来なかった。また、底板には、押上板部を形成するためのスリットがあり、防湿性が付与されていないため、乾燥した環境状態で収納する必要がある内容物には、適用することが出来なかった。
本発明は、上述の従来の内容物一枚取出容器の問題点を解決したものであり、乾燥した環境状態で収納する必要がある厚みが厚い板状内容物、例えば、医療関係のセンサーチップにも適用することができる板状内容物一枚取出容器を提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、外観が長方体状の容器であって、ヒンジ付容器と板状パッキンと乾燥剤含有樹脂成形体とからなり、ヒンジ付容器は、容器本体部の後方側周壁の上端部外面に、ヒンジ部を介して、蓋部が開閉可能に接続し、容器本体部は、四方の周壁と前後に対向する傾斜板と底板と仕切板とからなり、周壁の外周上方に蓋部との咬合リングを設け、前方側周壁の上端内面から下方容器内側へ傾斜する前方側傾斜板と、この前方側傾斜板と平行で対向する後方側傾斜板とを周壁内面上端から底板に接続させて設け、左右方向に内側を二分する仕切板を、前方側傾斜板と底板と後方側周壁の内面に接続させて設けて左右二列の収納室を設け、この左右二列の収納室のそれぞれの左右内面に対向させて、傾斜板と仕切板とに平行で前後方向に等間隔のガイドリブを複数個設け、蓋部は、周壁と天板とからなり、前方側周壁の中央外周下端に、開口用つまみを突設し、内周面下方に容器本体部との咬合リングを設け、内側天板下に板状パッキンを嵌着し、この板状パッキンは、容器本体部の左右二列の収納室の上方対向所定位置に、それぞれ取出用突部を垂設し、この取出用突部は、突部の下面に粘着シート又は吸着シートを設け、容器本体部の左右二列の収納室に、それぞれ乾燥剤含有樹脂成形体を上下移動可能に挿入し、この乾燥剤含有樹脂成形体上に、板状内容物を集積収納して蓋部を閉じて容器を封止し、板状内容物を取り出すときには、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、乾燥剤含有樹脂成形体の上下移動により、乾燥剤含有樹脂成形体上に集積する板状内容物を蓋部側へ移動させ、最も蓋部側位置にある板状内容物を、蓋部に嵌着する板状パッキンの取出用突部に接着させ、蓋部を開口したときに、板状内容物を左右一枚ずつ蓋部に接着させて取り出すことを特徴とする板状内容物一枚取出容器である。
次に、本発明の第2の発明は、前方側及び後方側傾斜板の傾斜角度を、10°〜45°にしたことを特徴とする第1の発明に記載の板状内容物一枚取出容器である。
そして、本発明の第3の発明は、前方側側傾斜板と後方側傾斜板との内面間の幅を、前方側及び後方側傾斜板の乾燥剤含有樹脂成形体の上面位置より上端間の長さより大きくしたことを特徴とする第1乃至第2の発明に記載の板状内容物一枚取出容器である。
乾燥剤含有樹脂成形体上に板状内容物を集積して収納した本発明の板状内容物一枚取出容器は、収納する板状内容物を取り出すときに、容器を上下に振るか、又は反転倒立させると、左右二列の収納室内では、傾斜板とガイドリブの相互作用により、それぞれの乾燥剤含有樹脂成形体が上下移動して、板状内容物集積収納部に集積する板状内容物が蓋部側へ移動し、最も蓋部側位置にある板状内容物が、蓋部に嵌着する板状パッキンに設けられた左右二個の取出用突部にそれぞれ接着し、蓋部を開口したときに、板状内容物を左右一枚ずつ蓋部に接着させて取り出すことができる。
また、本発明の板状内容物一枚取出容器は、蓋部を容器本体部に咬合させて閉じたときに、容器本体部の上端開口部は、蓋部内に嵌着された板状パッキンにより完全に封止されるため、容器内の密封性が良好である。また、容器内には乾燥剤含有樹脂成形体が収納されているため、容器内は、良好な乾燥状態にあり、乾燥した環境状態で収納する必要がある内容物にも適用することができる。
次に、本発明の板状内容物一枚取出容器の一実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態の板状内容物一枚取出容器の断面図であり、図1(b)は、収納する一実施形態の板状内容物の平面図であり、図2(a)は、図1の板状内容物一枚取出容器のヒンジ付容器の蓋部を開いたときの平面図であり、図2(b)は、その断面図である。そして、図3は、収納する板状内容物が横に立ったときの状態を示す説明図である。
本実施形態の板状内容物一枚取出容器(1)は、図1(a)示すように、外観が長方体状の容器であって、ヒンジ付容器(10)と板状パッキン(400)と乾燥剤含有樹脂成形体(500)とから構成される容器である。容器本体(100)内に、先ず、乾燥剤含有樹脂成形体(500)を上下移動可能に挿入し、この乾燥剤含有樹脂成形体上に、板状内容物(600)を集積収納して蓋部(200)を閉じて容器を封止するものである。そ
して、板状内容物を取り出すときには、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、乾燥剤含有樹脂成形体の上下移動させて、乾燥剤含有樹脂成形体上に集積する板状内容物を蓋部側へ移動させ、最も蓋部側位置にある板状内容物を、蓋部に嵌着する板状パッキンの取出用突部に接着させて、蓋部を開口したときに、板状内容物を左右一枚ずつ蓋部に接着させて取り出すものである。なお、板状内容物(600)は、図1(b)に示すように、先端部に薬剤部又は電極部(610)を形成したものであり、この薬剤部又は電極部には、取り扱うときに、指が触れないように気を付けるものである。そして、本実施形態の板状内容物一枚取出容器に収納するときには、板状内容物の薬剤部又は電極部側を容器の前方側にして収納するものである。
して、板状内容物を取り出すときには、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、乾燥剤含有樹脂成形体の上下移動させて、乾燥剤含有樹脂成形体上に集積する板状内容物を蓋部側へ移動させ、最も蓋部側位置にある板状内容物を、蓋部に嵌着する板状パッキンの取出用突部に接着させて、蓋部を開口したときに、板状内容物を左右一枚ずつ蓋部に接着させて取り出すものである。なお、板状内容物(600)は、図1(b)に示すように、先端部に薬剤部又は電極部(610)を形成したものであり、この薬剤部又は電極部には、取り扱うときに、指が触れないように気を付けるものである。そして、本実施形態の板状内容物一枚取出容器に収納するときには、板状内容物の薬剤部又は電極部側を容器の前方側にして収納するものである。
本実施形態のヒンジ付容器(10)の構造は、図2(a)及び(b)に示すように、容器本体部(100)の後方側周壁(110)の上端部外面に、ヒンジ部(300)を介して、蓋部(200)が開閉可能に接続するものである。容器本体部は、四方の周壁(110)と前後に対向する傾斜板(130)と底板(120)と仕切板(140)とからなり、周壁の外周上方に蓋部の咬合リング(212)と咬合する咬合リング(111)を設け、前方側周壁の上端内面から下方容器内側へ傾斜する前方側傾斜板(130)と、この前方側傾斜板と平行で対向する後方側傾斜板(130)とを周壁内面上端から底板に接続させて設け、左右方向に内側を二分する仕切板(140)を、前方側傾斜板と底板と後方側周壁の内面に接続させて設けて、下方に乾燥剤含有成形体収容部(152)とその上方に板状内容物集積収容部(151)を形成する左右二列の収納室(150)を設け、この左右二列の収納室のそれぞれの左右内面に対向させて、傾斜板と仕切板とに平行で前後方向に等間隔のガイドリブ(113)を、例えば図2(a)に示すように、8個設けるものである。ガイドリブは、乾燥剤含有成形体及び集積する板状内容物と周壁内面及び仕切板内面とに空間を生じさせて、乾燥剤含有成形体及び集積する板状内容物が上下に移動し易くするものである。
また、前方側側傾斜板と後方側傾斜板との内面間の幅(図3に示すW)は、前方側及び後方側傾斜板の乾燥剤含有樹脂成形体の上面位置より上端間の長さ(図3に示すL)より大きくするものである。前方側側傾斜板と後方側傾斜板との内面間の幅が、前方側及び後方側傾斜板の乾燥剤含有樹脂成形体の上面位置より上端間の長さより小さいと、集積する板状内容物が少なくなったときに、収納する板状内容物が、容器内で縦方向に一回転してしまうことがある。
また、前方側及び後方側傾斜板の傾斜角度(図3に示すθ°)は、10°〜45°に設定するものである。10°より傾斜角度が小さい場合には、集積する板状内容物が少なくなり、収納する板状内容物(600)が、図3に示すように、容器内で横方向に回転したときに、板状内容物の後方側上端部が後方側傾斜板の内面に当接するが、競り量が少ないため剛性反発力が弱く、横立ちしてしまうか又は一回転してしまうことがある。また、45°より傾斜角度が大きい場合には、集積できる板状内容物の量が少なくなる。
蓋部(200)は、図2(a)及び(b)に示すように、周壁(210)と天板(220)とからなり、前方側周壁の中央外周下端に、開口用つまみ(211)を突設し、内周面下方に容器本体部の咬合リング(111)と咬合する咬合リング(212)を設け、内側天板下に板状パッキン(400)を嵌着しするものである。
そして、容器本体部とヒンジ部と蓋部は、ポリプロピレンなどのヒンジ特性をもつ熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により一体に成形して作製するものである。なお、ヒンジ部は、一点ヒンジの通常のヒンジ機構でも、三点ヒンジのスナップヒンジ機構でも良い。なお、スナップヒンジ機構は、蓋部が完全な状態に開閉していない場合に、その位置から自動的に蓋部が完全に開くか閉じるものである。
次に、本実施形態の板状パッキン(400)の形状は、図1又は図2(a)及び(b)に示すように、蓋部(200)内側に嵌着したときに、容器本体部(100)の左右二列の収納室(150)の上方対向所定位置に、それぞれ取出用突部(410)を垂設し、この取出用突部は、突部(411)の下面に粘着シート又は吸着シート(412)を設けるものである。なお、板状パッキンの材質は、防湿性が必要であり、エチレン・プロピレンゴム、シリコンゴム、エチレン・プロピレン・ジエン三成分共重合体ゴムなどが適している。また、粘着シートの粘着剤としては、ウレタン系、オレフィン系、エポキシ系、アクリル系のものが使用できるが、いづれも乾燥した環境内で板状内容物を取り出せる粘着力をもち、また、取り出された板状内容物を、手で容易に取り外すことができるように、粘着力を設定するものである。また、吸着シートとしては、例えば、簡単なものとして、発泡シートを水平方向に切断して、表面側に発泡の切断面を出したものでも良い。
そして、本実施形態の乾燥剤含有樹脂成形体(500)の形状は、図1及び図3に示すように、容器を振ったときに上下方向に移動し易くするために、前方面及び後方面を容器本体部(100)の前方側側傾斜板及び後方側傾斜板(130)の傾斜内面に合わせ、板状内容物(600)を集積及び押し上げし易くするために、上下面と左右面を平面にしたものであるが、この形状に限るものではない。なお、乾燥剤含有樹脂成形体は、熱可塑性樹脂に乾燥剤を分散混合して射出成形法などで成形したものである。使用する乾燥剤としては、吸水しても体積が増加しないタイプ(微量の膨張に抑えられるタイプ)に限定され、具体的には、シリカゲルやゼオライト(モレキュラシーブ)などである。成形体のベースになる熱可塑性樹脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどを基準として使用するが、透湿度のあるその他の熱可塑性樹脂も使用することができる。また、乾燥剤含有樹脂成形体の乾燥能力を向上させるために、成形体にリブや切欠き付けて表面積を広くしても良い。
1……板状内容物一枚取出容器
10……ヒンジ付容器
100……容器本体部
110,210……周壁
111,212……咬合リング
112……受台リング
113……ガイドリブ
120……底板
121……スリット
122……押上板部
130……傾斜板
140……仕切板
150……収納室
151……板状内容物集積収容部
152……乾燥剤含有樹脂成形体収容部
160……覆板
170……取出用開口部
200……蓋部
211……開口用つまみ
220……天板
230,410……取出用突部
231,411……突部
232,412……粘着シート又は吸着シート
300……ヒンジ部
400……板状パッキン
500……乾燥剤含有樹脂成形体
600……板状内容物
610……薬剤部又は電極部
θ°……傾斜角度
W……幅
L……長さ
10……ヒンジ付容器
100……容器本体部
110,210……周壁
111,212……咬合リング
112……受台リング
113……ガイドリブ
120……底板
121……スリット
122……押上板部
130……傾斜板
140……仕切板
150……収納室
151……板状内容物集積収容部
152……乾燥剤含有樹脂成形体収容部
160……覆板
170……取出用開口部
200……蓋部
211……開口用つまみ
220……天板
230,410……取出用突部
231,411……突部
232,412……粘着シート又は吸着シート
300……ヒンジ部
400……板状パッキン
500……乾燥剤含有樹脂成形体
600……板状内容物
610……薬剤部又は電極部
θ°……傾斜角度
W……幅
L……長さ
Claims (3)
- 外観が長方体状の容器であって、ヒンジ付容器と板状パッキンと乾燥剤含有樹脂成形体とからなり、前記ヒンジ付容器は、容器本体部の後方側周壁の上端部外面に、ヒンジ部を介して、蓋部が開閉可能に接続し、前記容器本体部は、四方の周壁と前後に対向する傾斜板と底板と仕切板とからなり、周壁の外周上方に蓋部との咬合リングを設け、前方側周壁の上端内面から下方容器内側へ傾斜する前方側傾斜板と、該前方側傾斜板と平行で対向する後方側傾斜板とを周壁内面上端から底板に接続させて設け、左右方向に内側を二分する仕切板を、前方側傾斜板と底板と後方側周壁の内面に接続させて設けて左右二列の収納室を設け、該左右二列の収納室のそれぞれの左右内面に対向させて、傾斜板と仕切板とに平行で前後方向に等間隔のガイドリブを複数個設け、前記蓋部は、周壁と天板とからなり、前方側周壁の中央外周下端に、開口用つまみを突設し、内周面下方に容器本体部との咬合リングを設け、内側天板下に前記板状パッキンを嵌着し、該板状パッキンは、容器本体部の左右二列の収納室の上方対向所定位置に、それぞれ取出用突部を垂設し、該取出用突部は、突部の下面に粘着シート又は吸着シートを設け、前記容器本体部の左右二列の収納室に、それぞれ前記乾燥剤含有樹脂成形体を上下移動可能に挿入し、該乾燥剤含有樹脂成形体上に、板状内容物を集積収納して蓋部を閉じて容器を封止し、板状内容物を取り出すときには、容器を上下に振るか又は反転倒立させて、前記乾燥剤含有樹脂成形体の上下移動により、乾燥剤含有樹脂成形体上に集積する板状内容物を蓋部側へ移動させ、最も蓋部側位置にある板状内容物を、蓋部に嵌着する板状パッキンの取出用突部に接着させ、蓋部を開口したときに、板状内容物を左右一枚ずつ蓋部に接着させて取り出すことを特徴とする板状内容物一枚取出容器。
- 前記前方側及び後方側傾斜板の傾斜角度を、10°〜45°にしたことを特徴とする請求項1記載の板状内容物一枚取出容器。
- 前記前方側側傾斜板と後方側傾斜板との内面間の幅を、前記前方側及び後方側傾斜板の前記乾燥剤含有樹脂成形体の上面位置より上端間の長さより大きくしたことを特徴とする請求項1乃至2記載の板状内容物一枚取出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006228937A JP2008050037A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 板状内容物一枚取出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006228937A JP2008050037A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 板状内容物一枚取出容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2006228937A Pending JP2008050037A (ja) | 2006-08-25 | 2006-08-25 | 板状内容物一枚取出容器 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2008050037A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013073117A1 (ja) * | 2011-11-14 | 2015-04-02 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | センサ収納容器 |
CN107380656A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-11-24 | 诺圆环保科技(苏州)有限公司 | 吸色片包装盒 |
-
2006
- 2006-08-25 JP JP2006228937A patent/JP2008050037A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9381068B2 (en) | 2011-11-14 | 2016-07-05 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Sensor storage container |
CN107380656A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-11-24 | 诺圆环保科技(苏州)有限公司 | 吸色片包装盒 |
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