JP2008049738A - 車両走行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両走行制御装置5には、車間距離情報等から演算された目標駆動力によりエンジン1を制御するエンジン最適化演算装置5Bと、変速機2を制御する変速点補正演算装置5Cとが設けられる。エンジン最適化演算装置5Bは、最適燃料消費率マップを有する最適燃費点算出手段を備え、燃料消費率が最適となる最適エンジン回転数及びアクセル開度相当信号を算出する。最適エンジン回転数は変速点補正演算装置5Cに入力されて、ここで目標変速比と実変速比との偏差に基づくPID演算が行われ、車速補正量が算出される。変速機2の変速段は車速と車速補正量とを加算した信号により制御される。
【選択図】図4
Description
本発明の課題は、エンジンと複数の変速段を有する変速機とを搭載した車両において、燃料消費率を最適化するようにエンジン及び変速機を制御し、走行状態の変動に伴う不安定現象を生じることなく、目標とする車両の走行を達成する車両走行制御装置を構成することにある。
「エンジンと複数の変速段を有する変速機とを備えた車両の車両走行制御装置であって、
前記エンジンは、前記車両走行制御装置が出力するアクセル開度相当信号に対応してエンジンを制御するエンジン制御装置を備え、
前記変速機は、車速を表す車速信号と前記アクセル開度相当信号とに対応して変速段を決定する変速段決定手段を有する変速機制御装置を備え、
前記車両走行制御装置は、最適燃料消費率となる前記エンジンの回転数と前記エンジンの出力トルクとの関係を示す最適燃料消費率マップを有する最適燃費点算出手段、前記最適燃費点算出手段の出力により前記アクセル開度相当信号を算出するアクセル開度算出手段、及び前記最適燃費点算出手段の出力により目標となる変速比を算出する目標変速比算出手段を備えており、
前記最適燃費点算出手段が、目標とする駆動力と車速とにより前記最適燃料消費率マップを用いて最適エンジン回転数及び最適エンジン出力トルクとを決定し、前記アクセル開度算出手段が前記アクセル開度相当信号を決定するとともに、目標変速比算出手段が、車速と前記最適エンジン回転数とに基づき目標変速比を決定し、さらに、
前記車両走行制御装置は、前記目標変速比と実際の変速比との変速比差を算出するとともに、前記変速比差を車速差に変換して前記変速比差に応じた車速補正量を算出し、かつ、車速と前記車速補正量とを加算した信号を、車速を表す車速信号として前記変速段決定手段に入力する」
ことを特徴とする車両走行制御装置となっている。
このように、本発明の車両走行制御装置による先行車追従制御では、最適燃料消費率マップにより、目標駆動力を得るため燃料消費量が最小となるエンジンの作動点が算出され、これに応じてエンジン制御が遂行される。したがって、先行車追従制御時の燃料経済性が大幅に向上する。
本発明の変速段の制御においては、変速機の変速段の切り替えが生じたときには、エンジン回転数がステップ状に変化する。これに伴い制御系が不安定となり、変速段の切り替えを繰り返すハンチングが発生したり、エンジン回転数の収束に時間的な遅れが発生する虞れがあるが、請求項2の発明では、PID制御のゲイン等を調整して不安定な制御動作の防止を図ることが可能となる。
この車両には、自動的な運転とマニュアル運転を切り替える手動/自動スイッチが設置され、自動的な運転のときには、運転者が操作するアクセル開度と独立して車両走行制御装置5の演算したアクセル開度相当信号が、アクセル開度の代わりに変速機制御装置21及びエンジン制御装置11に入力されるようになる。なお、オートクルーズ制御の場合には、目標となる設定車速が車両走行制御装置5に入力される。
Fdes=FR+(m+Δm)×ades
ここで、FRは、転がり抵抗等車両の走行抵抗であり、車両重量や車両の走行状態により定まる量である。また、m及びΔmは、それぞれ、車両質量、回転部分相当質量であり、車両に固有の値である。
Pdes=Fdes×Vf
最適燃費点算出手段51には、図3に示す最適燃料消費率マップが備えられている。最適燃料消費率マップは、エンジンの一定の出力に対し最適燃料消費率となるエンジン回転数と出力トルクとの関係を示すもので、このマップから、エンジンの出力Pdesを発生するために最小の燃料消費量となる、最適エンジン回転数ωdes及び最適エンジン出力トルクTdesとが決定される。図6は、その決定方法を図示するものであり、最適エンジン回転数ωdes及び最適エンジン出力トルクTdesは、目標駆動力Fdesを生じるために必要なエンジンの出力Pdes(図6の目標出力線)と、最適燃料消費率の曲線との交点となる作動点として求めることができる。
ω=C×Ig×Vf (Cは定数)
で表される。したがって、エンジン1が最適エンジン回転数ωdesとなるための目標変速比Igdesは次のようになる。
Igdes=(1/C)×(ωdes/Vf)
一方、車両走行制御装置5には、実際の変速比Igrを求める実変速比算出手段54が備えられており、実変速比算出手段54は、実際のエンジン回転数ωrと車速Vfから次のように求められる。
Igr=(1/C)×(ωr/Vf)
C×(Vf+ΔVf)×Igr=C×Vf×Igdes
ΔVf=(Igdes−Igr)×(Vf/Igr)
となる。ここで、Vf及びIgrは定数とみなし得るから、車速補正量ΔVfと、目標変速比Igdesと実際の変速比Igrとの変速比差(Igdes−Igr)とは、比例する量となり、両者は簡単に変換ができる。
下図において実際の変速比Igrは直線の傾きとして表され、実際のエンジン回転数ωrは現在の変速段N速に対応した直線上の作動点Aとなる。前述したように、実際の変速比Igrは離散的な値であるから、先行車追従制御において、最適燃費点算出手段51により決定された最適エンジン回転数ωdesは、実際のエンジン回転数ωrと異なる場合がある。このときは、ωdesにより定まる目標変速比IgdesとIgrとの偏差に基づきPID制御器での演算が実行され、車速補正量ΔVfが算出される。ΔVfの値が増加し(Vf+ΔVf)の大きさが変速点を越えると、変速段が隣接する変速段、例えばN+1速に切り替わる。これにより作動点はBとなり、エンジンの状態は最適エンジン回転数ωdesに近い作動点に移るので、その燃料消費率が改善される。
11 エンジン制御装置
2 変速機
21 変速機制御装置
3 クラッチ
31 クラッチ制御装置
4 車速センサ
5 車両走行制御装置
51 最適燃費点算出手段
52 アクセル開度算出手段
53 目標変速比算出手段
54 実変速比算出手段
55 減算処理手段
56 PID制御器
57 加算処理手段
6 車間距離センサ
Claims (2)
- エンジンと複数の変速段を有する変速機とを備えた車両の車両走行制御装置であって、
前記エンジンは、前記車両走行制御装置が出力するアクセル開度相当信号に対応してエンジンを制御するエンジン制御装置を備え、
前記変速機は、車速を表す車速信号と前記アクセル開度相当信号とに対応して変速段を決定する変速段決定手段を有する変速機制御装置を備え、
前記車両走行制御装置は、最適燃料消費率となる前記エンジンの回転数と前記エンジンの出力トルクとの関係を示す最適燃料消費率マップを有する最適燃費点算出手段、前記最適燃費点算出手段の出力により前記アクセル開度相当信号を算出するアクセル開度算出手段、及び前記最適燃費点算出手段の出力により目標となる変速比を算出する目標変速比算出手段を備えており、
前記最適燃費点算出手段が、目標とする駆動力と車速とにより前記最適燃料消費率マップを用いて最適エンジン回転数及び最適エンジン出力トルクとを決定し、前記アクセル開度算出手段が前記アクセル開度相当信号を決定するとともに、目標変速比算出手段が、車速と前記最適エンジン回転数とに基づき目標変速比を決定し、さらに、
前記車両走行制御装置は、前記目標変速比と実際の変速比との変速比差を算出するとともに、前記変速比差を車速差に変換して前記変速比差に応じた車速補正量を算出し、かつ、車速と前記車速補正量とを加算した信号を、車速を表す車速信号として前記変速段決定手段に入力することを特徴とする車両走行制御装置。 - 前記変速比差に応じた車速補正量は、前記変速比差に比例する量と前記変速比差を時間積分した量とを含む請求項1に記載の車両走行制御装置。
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