JP2008049359A - マグネシウム給湯装置 - Google Patents

マグネシウム給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008049359A
JP2008049359A JP2006226852A JP2006226852A JP2008049359A JP 2008049359 A JP2008049359 A JP 2008049359A JP 2006226852 A JP2006226852 A JP 2006226852A JP 2006226852 A JP2006226852 A JP 2006226852A JP 2008049359 A JP2008049359 A JP 2008049359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
container
hot water
water supply
magnesium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006226852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4777188B2 (ja
Inventor
Kenji Yuki
研二 結城
Takeshi Kimura
毅 木村
Tomohiro Tsuchiya
知広 土屋
Makoto Nagata
信 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006226852A priority Critical patent/JP4777188B2/ja
Publication of JP2008049359A publication Critical patent/JP2008049359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4777188B2 publication Critical patent/JP4777188B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

【課題】定期的な清掃を不要とすることができるマグネシウム給湯装置を提供する。
【解決手段】容器2に収容されたマグネシウムの溶湯内に配置されるハウジング3と、ハウジング3内の溶湯を加圧する加圧手段4と、溶湯を鋳造装置に供給する給湯手段5と、加圧が解除されたときに容器2内の溶湯をハウジング3内に導入する導入手段6とを備える。給湯手段5は一端部5aがハウジング内3に開放され、他端部5bが鋳造装置に臨む給湯導管であり、導入手段6は容器2とハウジング3とを連通し、一端部6aが容器2内に開放され、他端部6bがハウジング3内に開放された貫通孔を備え、該貫通孔は容器2からハウジング3内に導入される溶湯の流量が、ハウジング3内から容器2に流出する流量よりも大となる形状を備える。前記貫通孔は、容器2側の開口部が容器2に向かって拡径する形状を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コールドチャンバーダイカストマシン等の鋳造装置にマグネシウムの溶湯を供給するマグネシウム給湯装置に関する。
マグネシウムは実用金属材料中で最も軽量であるので、その鋳造品がノートパソコン等の電子機器の筐体や、自動車部品に利用されている。尚、本明細書では、「マグネシウム」との用語は、純マグネシウムとマグネシウム合金との両方を意味し、純マグネシウムとマグネシウム合金とはいずれも不可避的な不純物を含んでいてもよい。
マグネシウムの鋳造品は、例えば、コールドチャンバーダイカストマシン等の鋳造装置により製造されている。前記コールドチャンバーダイカストマシンは、溶湯を金型に注入するためにプランジャーで加圧する部分が、湯溜りとは別に設けられており、鋳造毎に保持炉から溶湯を供給する方式の鋳造装置である。
従来、前記コールドチャンバーダイカストマシンにマグネシウムの溶湯を供給するマグネシウム給湯装置として、図11に示す装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
図11に示す給湯装置20は、マグネシウムの溶湯Mを収容する容器2と、容器2に収容された溶湯M内に配置されるハウジング3と、ハウジング3内にアルゴンを導入してハウジング3内の溶湯Mを加圧する加圧装置4と、加圧装置4により加圧された溶湯Mを図示しない鋳造装置に供給する給湯パイプ5と、加圧装置4による加圧が解除されたときに容器2内の溶湯Mをハウジング3内に導入するために、容器2とハウジング3とを連通する貫通孔6とからなる。容器2は、精錬用るつぼであり、所定の組成のマグネシウム塊(インゴット)を投入して加熱することにより得られた溶湯Mを収容している。
給湯装置20では、給湯パイプ5は一方の開口端部5aがハウジング3内に配設されており、開口端部5aには逆止弁21が備えられている。また、貫通孔6のハウジング3側の開口端部にも逆止弁22が備えられている。逆止弁21,22としては、ボール弁が用いられている。
給湯装置20によれば、まず、ハウジング3内に所定量の溶湯が導入されている状態で、加圧装置4によりハウジング3内にアルゴンが導入されてハウジング3内の溶湯Mが加圧される。すると、逆止弁22が押圧されて貫通孔6を閉塞する一方、給湯パイプ5内の逆止弁21は上方に押し上げられ、ハウジング3内の溶湯Mが給湯パイプ5内に導入され、給湯パイプ5内の溶湯Mの液面が上昇する。この結果、給湯パイプ5がサイフォンとして作用し、ハウジング3内の溶湯Mが給湯パイプ5を介して前記鋳造装置に供給される。
加圧装置4はタイマにより所定時間後に停止し、アルゴンが排出されてハウジング3内の溶湯Mに対する加圧が解除される。前記加圧が解除されると、給湯パイプ5内では、給湯パイプ5内の溶湯Mの重量により逆止弁21が開口端部5aに押圧されて、開口端部5aを閉塞し、これにより前記鋳造装置に対する溶湯Mの供給が終了する。一方、前記加圧が解除されると、容器2内の溶湯Mの圧により逆止弁22が上方に押し上げられて、容器2内の溶湯Mが貫通孔6を介してハウジング3内に所定量導入され、次回の鋳造のための給湯が準備される。
従って、給湯装置20によれば、前記鋳造装置に対する溶湯Mの供給時間をタイマにより設定しておくことにより、鋳造毎に前記鋳造装置に対して所定量の溶湯Mを精確に供給することができる。
しかしながら、給湯装置20では、逆止弁21,22のような可動部が存在すると、マグネシウムの溶湯M中にAl−Fe−Mn系化合物が形成され、析出した該化合物が該可動部に付着し、該可動部の正常な稼働が妨げられるので、定期的に清掃する必要があるという不都合がある。
特許第2951828号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、定期的な清掃を不要とすることができるマグネシウム給湯装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のマグネシウム給湯装置は、マグネシウムの溶湯を鋳造装置に供給する給湯装置であって、容器に収容されたマグネシウムの溶湯内に配置されるハウジングと、該ハウジング内に不活性気体を導入して該ハウジング内の溶湯を加圧する加圧手段と、該加圧手段により加圧されたマグネシウムの溶湯を該鋳造装置に供給する給湯手段と、該加圧手段による加圧が解除されたときに該容器内のマグネシウムの溶湯を該ハウジング内に導入する導入手段とを備えるマグネシウム給湯装置において、該給湯手段は一端部が該ハウジング内に開放され、他端部が該鋳造装置に臨む給湯導管であり、該導入手段は該容器と該ハウジングとを連通し、一端部が該容器内に開放され、他端部が該ハウジング内に開放された貫通孔を備え、該貫通孔は該容器から該ハウジング内に導入されるマグネシウムの溶湯の流量が、該ハウジング内から該容器に流出する流量よりも大となる形状を備えることを特徴とする。
本発明のマグネシウム給湯装置では、前記給湯導管の一端部は前記ハウジング内に開放されており、開口部を開閉する弁等の可動部は全く備えていない。また、前記容器と前記ハウジングとを連通する貫通孔も、一端部が該容器内に開放されていると共に、他端部が該ハウジング内に開放されており、両端の開口部を開閉する弁等の可動部は全く備えていない。
従って、本発明のマグネシウム給湯装置によれば、前記マグネシウムの溶湯中に形成されたAl−Fe−Mn系化合物が前記弁等の可動部に析出することが無く、清掃の回数を著しく低減することができる。
ところで、前記容器と前記ハウジングとを連通する貫通孔が、両端の開口部を開閉する弁を備えていないときには、前記加圧手段により該ハウジング内の溶湯を加圧したときに、該ハウジング内の溶湯の一部が該貫通孔から該容器に流出することが避けられない。この結果、前記給湯導管によるサイフォンの形成自体が困難になったり、前記鋳造装置に供給される前記溶湯の給湯量が低減することが懸念される。
そこで、本発明のマグネシウム給湯装置では、前記貫通孔は前記容器から前記ハウジング内に導入されるマグネシウムの溶湯の流量が、該ハウジング内から該容器に流出する流量よりも大となる形状を備えるようにされている。前記貫通孔が前記形状を備えることにより、前記加圧手段により前記ハウジング内の溶湯を加圧したときに、該ハウジング内から該容器に流出する前記溶湯が低減される。従って、本発明のマグネシウム給湯装置によれば、前記給湯導管によりサイフォンを形成することができ、該給湯導管を介して前記鋳造装置に所要量の前記溶湯を確実に供給することができる。
前記貫通孔は、前記形状として、具体的には前記容器側の開口部が該容器に向かって拡径する形状を備えている。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態のマグネシウム給湯装置の構成を示す説明的断面図、図2,3は貫通孔の形状を示す説明的断面図、図4〜8は各種形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図であり、図9は図4〜8に示す貫通孔による給湯量及び給湯精度を示すグラフ、図10は図4〜8に示す貫通孔による給湯効率を示すグラフである。
図1に示すように、本実施形態のマグネシウム給湯装置1は、マグネシウムの溶湯Mを収容する容器2と、容器2に収容された溶湯M内に配置されるハウジング3と、ハウジング3内にアルゴン等の不活性気体を導入してハウジング3内の溶湯Mを加圧する加圧装置4と、加圧装置4により加圧された溶湯Mを図示しない鋳造装置に供給する給湯パイプ5と、加圧装置4による加圧が解除されたときに容器2内の溶湯Mをハウジング3内に導入するために、容器3とハウジング4とを連通する貫通孔6とを備える。
容器2は、精錬用るつぼであり、所定の組成のマグネシウム塊(インゴット)を投入して加熱することにより得られた溶湯Mを収容している。容器2は蓋体2aにより密閉されており、溶湯Mの液面と蓋体2aとの間の空間には六フッ化硫黄等の防燃ガスが充填されている。
加圧装置4は、容器2を貫通して設けられた導管7を介してアルゴン等の不活性気体をハウジング3内に導入する不活性気体供給源8と、導管7の途中に設けられた三方弁9と、図示しないタイマとからなる。三方弁9は、前記タイマにより設定される所定時間、不活性気体供給源8とハウジング3とを接続してハウジング3内の溶湯Mを加圧し、前記所定時間経過後は、大気開放により前記加圧を解除する。
給湯パイプ5は、上方から容器2及びハウジング3を貫通してハウジング3に垂直に挿入される垂直挿入部10と、容器2の外部で該垂直挿入部10に接続する水平部11と、水平部11から下方に向かい、鞍部12を経て再び上方に折り返される第1の折り返し部13と、折り返し部13に接続し、稜部14を経て再び下方に折り返される第2の折り返し部15とを備えている。稜部14は、容器2内の溶湯Mの液面よりも高い位置に設けられている。給湯パイプ5は、垂直挿入部10側の端部がハウジング3に開放された開口端部5aとなっており、第2の折り返し部15側の端部5bは図示しない鋳造装置に臨んで設けられている。
貫通孔6は、ハウジング3の底部に設けられ、容器2内に開放された開口端部6aと、ハウジング3内に開放された開口端部6bを備えている。ここで、貫通孔6は、容器2からハウジング3内に導入される溶湯Mの流量(開口端部6aから開口端部6bに向かう流量)が、ハウジング3内から容器2に流出する溶湯Mの流量(開口端部6bから開口端部6aに向かう流量)よりも大きくなる形状に形成されている。
貫通孔6の前記形状は、具体的には、図2に拡大して示すように、開口端部6aが容器2に向かって拡径する形状である。貫通孔6は、開口端部6aが容器2に向かって拡径する形状であれば、図3に示すように、開口端部6aの小径側に、ハウジング3内に没入する口金部16を備えていてもよい。口金部16は長さ方向に沿って同一径を備えている。
次に、貫通孔6の溶湯Mの流通量について説明する。貫通孔6を流通する溶湯Mの量Qは、次式(1)で表すことができる。
Q=ca(2gH)1/2 ・・・(1)
式(1)のおいて、aは貫通孔6の断面積、gは重力の加速度、Hは流通開始時における容器2内の溶湯Mの液面とハウジング3内の溶湯Mの液面との差であり、cは開口端部6a,6bの形状によって定まる流通係数である。ここで、a,g,Hは定数であるので、溶湯Mの流通量の大小は、流通係数cにより比較することができる。
図3に示す貫通孔6では、容器2に向かって拡径する形状となっている開口端部6a側ではc≒0.94〜0.98であり、長さ方向に沿って同一径の口金部16となっている開口端部6a側ではc≒0.5である。従って、図3に示すように、容器2に向かって拡径する形状となっている開口端部6aを備える貫通孔6によれば、容器2からハウジング3内に導入される溶湯Mの流量(開口端部6aから開口端部6bに向かう流量)が、ハウジング3内から容器2に流出する溶湯Mの流量(開口端部6bから開口端部6aに向かう流量)よりも大きくなることが明らかである。
次に、本実施形態のマグネシウム給湯装置1の作動について説明する。
給湯装置1では、初期状態では、ハウジング3内に所定量の溶湯が導入されて、容器2の溶湯Mの液面とハウジング3の溶湯Mの液面とが一致している状態となっている。このとき、図1ではハウジング3の溶湯Mは一部が加圧装置の導管4内に侵入した状態となっている。
前記の状態で、まず、加圧装置4の三方弁9により不活性気体供給源8とハウジング3とが接続され、導管7を介してハウジング3内にアルゴン等の不活性気体が導入される。このようにして、ハウジング3内の溶湯Mが加圧されると、溶湯Mは給湯パイプ5に導入されるが、溶湯Mの一部は貫通孔6を介してハウジング3内から容器2に流出する。
このとき、給湯装置1では、貫通孔6の容器2側の開口端部6aが容器2に向かって拡径する形状となっており、容器2からハウジング3内に導入される溶湯Mの流量の方が、ハウジング3内から容器2に流出する溶湯Mの流量よりも大きくなっている。この結果、ハウジング3内から容器2に流出する溶湯Mの流量が制限されるので、給湯パイプ5に導入された溶湯Mは容易に稜部14を越えて、給湯パイプ5がサイフォンとして作用するようになり、端部5bから図示しない鋳造装置に溶湯Mが供給される。
給湯パイプ5がサイフォンとして作用するようになっても、加圧装置4による加圧は継続されている。しかし、前述のように、貫通孔6では容器2からハウジング3内に導入される溶湯Mの流量の方が、ハウジング3内から容器2に流出する溶湯Mの流量よりも大きいので、前記加圧が解除されるまで、給湯パイプ5を介して図示しない鋳造装置に溶湯Mが供給される。
次に、図示しないタイマがタイムアップすると、三方弁9が大気開放され、前記加圧装置4による加圧が解除される。前記加圧が解除されると、給湯パイプ5内では、溶湯Mが稜部14の手前の位置にとどまり、図示しない鋳造装置に対する溶湯Mの供給が停止される。一方、ハウジング3内では、貫通孔6から溶湯Mが導入され、容器2の溶湯Mの液面とハウジング3の溶湯Mの液面とが一致する状態に復帰する。
次に、種々の形状の貫通孔6を備える図4〜8のハウジング3について、給湯量、給湯精度(給湯量のバラツキ)、給湯効率を測定した。前記給湯効率は次式(2)で示される量である。
給湯効率(%)={(開放された貫通孔6を備えるハウジング3の単位時間当たりの給湯量)/(貫通孔6を閉塞した場合のハウジング3の単位時間当たりの給湯量)}×100
・・・(2)
尚、簡単のために図4〜8では、給湯装置1の構成のうち、ハウジング3の構成のみを示す。
前記測定は、マグネシウムの溶湯に代えて水温30℃の水を用い、アルゴンに代えて空気を用いて行った。尚、水温30℃の水動粘性係数は0.8×10−6(m/s)であり、マグネシウムの溶湯の動粘性係数0.786×10−6(m/s)とほぼ同等である。
図4に示す貫通孔6は、ハウジング3の底部に設けられ、容器2に向かって拡径する形状の開口端部6aを備えており、口金部16は備えていない。図5に示す貫通孔6は図4に対する比較例であり、ハウジング3の底部に設けられ、ハウジング3に向かって拡径する形状の開口端部6bを備えており、口金部16は備えていない。
図6に示す貫通孔6は、ハウジング3の底部に設けられ、容器2に向かって拡径する形状の開口端部6aを備え、さらにハウジング3内に没入する口金部16を備えている。図7に示す貫通孔6は図6に対する比較例であり、ハウジング3の底部に設けられ、ハウジング3に向かって拡径する形状の開口端部6bを備え、さらに容器2側に突出する口金部16を備えている。
図8に示す貫通孔6は、ハウジング3の側壁部に設けられ、容器2に向かって拡径する形状の開口端部6aを備え、さらにハウジング3内に没入する口金部16を備えている。
図4に示す貫通孔6については、加圧装置4による加圧の圧力を変量して給湯量、給湯精度(給湯量のバラツキ)、給湯効率を測定した。0.05MPaの場合を実施例1の1、0.08MPaの場合を実施例1の2、0.10MPaの場合を実施例1の3として、結果を図9,10に示す。
図5〜8に示す貫通孔6については、加圧装置4による加圧の圧力を0.05MPaとして給湯量、給湯精度(給湯量のバラツキ)、給湯効率を測定した。図5に示す貫通孔6の場合を比較例1、図6に示す貫通孔6の場合を実施例2、図7に示す貫通孔6の場合を比較例2、図8に示す貫通孔6の場合を実施例3として、結果を図9,10に示す。
図9,10から、容器2に向かって拡径する形状の開口端部6aを備える図4,6,8の貫通孔6(実施例1〜3)によれば、ハウジング3に向かって拡径する形状の開口端部6aを備える図5,7(比較例1〜2)の貫通孔6に比較して、給湯量が多く、給湯効率も優れていることが明らかである。
さらに、図4の貫通孔6において、加圧装置4による加圧の圧力を0.08MPaとした場合(実施例1の2)には、給湯精度にも優れていることが明らかである。
本発明のマグネシウム給湯装置の一構成例を示す説明的断面図。 貫通孔の形状を示す説明的断面図。 貫通孔の形状を示す説明的断面図。 一形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図。 他の形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図。 他の形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図。 他の形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図。 他の形状の貫通孔を備えるハウジングの説明的断面図。 図4〜8に示す各形状の貫通孔による給湯量及び給湯精度を示すグラフ。 図4〜8に示す各形状の貫通孔による給湯効率を示すグラフ。 従来のマグネシウム給湯装置の構成例を示す説明的断面図。
符号の説明
1…マグネシウム給湯装置、 2…容器、 3…ハウジング、 4…加圧手段、 5…給湯手段、 6…貫通孔、 6a…容器側の開口部。

Claims (2)

  1. マグネシウムの溶湯を鋳造装置に供給する給湯装置であって、
    容器に収容されたマグネシウムの溶湯内に配置されるハウジングと、該ハウジング内に不活性気体を導入して該ハウジング内の溶湯を加圧する加圧手段と、該加圧手段により加圧されたマグネシウムの溶湯を該鋳造装置に供給する給湯手段と、該加圧手段による加圧が解除されたときに該容器内のマグネシウムの溶湯を該ハウジング内に導入する導入手段とを備えるマグネシウム給湯装置において、
    該給湯手段は一端部が該ハウジング内に開放され、他端部が該鋳造装置に臨む給湯導管であり、該導入手段は該容器と該ハウジングとを連通し、一端部が該容器内に開放され、他端部が該ハウジング内に開放された貫通孔を備え、該貫通孔は該容器から該ハウジング内に導入されるマグネシウムの溶湯の流量が、該ハウジング内から該容器に流出する流量よりも大となる形状を備えることを特徴とするマグネシウム給湯装置。
  2. 請求項1記載のマグネシウム給湯装置において、前記貫通孔は、前記容器側の開口部が該容器に向かって拡径する形状を備えることを特徴とするマグネシウム給湯装置。
JP2006226852A 2006-08-23 2006-08-23 マグネシウム給湯装置 Expired - Fee Related JP4777188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226852A JP4777188B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 マグネシウム給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226852A JP4777188B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 マグネシウム給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008049359A true JP2008049359A (ja) 2008-03-06
JP4777188B2 JP4777188B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=39233879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006226852A Expired - Fee Related JP4777188B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 マグネシウム給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4777188B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893562A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Fuso Light Alloys Co Ltd 金属溶湯の汲出し装置
JPH06221891A (ja) * 1992-10-23 1994-08-12 Norsk Hydro As 計量装置
JPH09327762A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Ariake Serako Kk 金属溶湯の給送方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893562A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Fuso Light Alloys Co Ltd 金属溶湯の汲出し装置
JPH06221891A (ja) * 1992-10-23 1994-08-12 Norsk Hydro As 計量装置
JPH09327762A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Ariake Serako Kk 金属溶湯の給送方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4777188B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4422045B2 (ja) 低圧鋳造用溶湯保持炉及びそこでの溶湯供給方法
JP4561930B2 (ja) 低圧鋳造装置、不活性ガスの充満方法および鋳造品製造方法
MXPA04001490A (es) Metodo y aparato para colar espuma de aluminio a baja presion.
US8056611B2 (en) Process and apparatus for direct chill casting
JP2008511442A5 (ja)
ZA200707294B (en) Casting mould, process and device for casting metal melts
CN103088219B (zh) 为铸造铝合金除气的装置和方法
CN101934363A (zh) 镁合金轮毂电磁泵低压充型高压凝固成型系统
JP4777188B2 (ja) マグネシウム給湯装置
EP2276592B1 (en) Liquid metal control using buoyant plugs
JP4512580B2 (ja) フィルタ設置装置と、それを用いた湯路のガス置換方法
CN112689544A (zh) 铸造设备
JP2011079000A (ja) 鋳造装置
US6742568B2 (en) Casting apparatus including a gas driven molten metal injector and method
CN101239378A (zh) 一种铸造真空浇注方法和装置
US3944116A (en) Process and device for aiding in opening the tundish nozzle in a continuous casting system
UA87196C2 (ru) Способ опорожнения металлоплавильной емкости от основной части жидкого металла и металлоплавильная емкость для его осуществления
US6341640B1 (en) Method and arrangement for casting metal objects in casting cavities adapted to be filled upwardly
JP6183272B2 (ja) 鋳造装置及び鋳造方法
JP4431078B2 (ja) 溶湯定量供給用保持炉
JP2011016166A (ja) 鋳造装置
JP2008044008A (ja) 低圧鋳造装置および不活性ガスの充満方法
JP4705651B2 (ja) 低圧鋳造装置及び低圧鋳造方法
US6513571B1 (en) Apparatus for automatic refilling of a low pressure casting machine
US189090A (en) Improvement in apparatus fqr casting metals

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees