JP2008048215A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラならではの画像処理機能を有効利用した簡易な構成で露出条件を変化させることによる効果を撮影前に目視可能とし、これによって、ユーザの意図を正しく再現した写真が撮影できるカメラを提供すること。
【解決手段】撮影前のフレーミング時において、撮像素子3によって被写体を撮像し、この撮像素子3において得られた画像に対して、ユーザによって設定されたシャッタスピード及び絞り値から、露出時に得られるであろう画像を画像処理部5bにおいて生成し、モニタ8に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラに関し、特に撮影の際の露出条件を切り替えて画像を記録することが可能なカメラに関する。
写真撮影法として、シャッタスピードや絞り値を手動によって切り替えること(マニュアル撮影を行うこと)によって、レンズの効果を変えたり動いているものを表現する効果を変えたりして、撮影によって得られる画像の表現を変える手法が知られている。このようなマニュアル撮影は、例えばユーザが所定の手動操作部材を操作してシャッタスピードや絞り値を設定し、これらによって変化する露出条件をモニタ等に表示される数値等で判断しながら撮影を行うものである。しかしながら、絞り値F2.8やシャッタスピード1/250秒等の数値が表示されても、これら絞り値やシャッタスピードが設定された場合にどのような効果を生むのかが、一般のユーザには分からないことが多い。したがって、所謂プログラムモードと呼ばれる、絞り値とシャッタスピードとを、シーンに応じてカメラが適当に設定するモードで撮影が行われることが一般的になっている。このため、せっかく広い範囲で絞り値やシャッタスピードを切り替えることが可能なカメラであっても有効に活用されているとは言えなかった。
このような問題はフィルムカメラの時代から存在している。特に、フィルカメラの場合には、現像やプリントした後でないと撮影結果が分からなかったために、なかなか絞り値やシャッタスピードの切り替えによる効果の違いを習得しにくかったということもある。これに対し、近年ではデジタル化が進展し、撮影レンズのピントずれ等による画像のぼけや被写界深度の変化による画像の変化等を、カメラ背面に設けられた液晶モニタなどで簡単に確認することが可能となってきている。また、これまで小型であった液晶モニタなどのカメラ内蔵のモニタも大型化される傾向にあり、視覚による確認が更に容易になってきている。
また、絞り値の効果を視覚化する技術の1つとしては、特許文献1のように、撮影光路とは別にモニタ用の光路を設けて、そこに挿入する光学部材(絞り)の設定を変更することで、擬似的に絞り値の効果を視覚化する提案が知られている。
特開平9−69972号公報
ここで、特許文献1の手法では、モニタ用の光路内に光学部材を挿入するための機構を設ける必要があるために構成が複雑になりがちである上に、実際の撮影レンズの持ち味とは異なる効果となってしまうことも考えられる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、デジタルカメラならではの画像処理機能を有効利用した簡易な構成で露出条件を変化させることによる効果を撮影前に目視可能とし、これによって、ユーザの意図を正しく再現した写真が撮影できるカメラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様によるカメラは、撮影に先立つ被写体のフレーミング時に操作される操作手段と、上記操作手段の操作状態に従って上記被写体を撮像する撮像手段と、上記撮像手段による撮像結果に対して複数の画像処理を施して複数の画像を生成し、該生成した複数の画像を一覧表示する画像表示手段と、上記画像表示手段に表示された複数の画像の中から1つを選択するための選択手段と、上記選択手段の選択結果に従って上記撮影の際の撮影パラメータを変更する撮影パラメータ変更手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様によるカメラは、被写体の光学像を観察して撮影構図を確認するための光学ファインダと、上記被写体を撮像する撮像手段と、上記撮像手段の出力に基づく画像を表示する画像表示手段とを具備し、上記画像表示手段は、撮影前には撮影効果の確認のために撮影パラメータの変更に応じて生じる撮影効果を有する複数の画像を一覧表示し、撮影後には撮影によって得られた画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、デジタルカメラならではの画像処理機能を有効利用した簡易な構成で露出条件を変化させることによる効果を撮影前に目視可能とし、これによって、ユーザの意図を正しく再現した写真が撮影できるカメラを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るカメラの主要部の構成について示すブロック図である。
画像表示手段及び撮影パラメータ変更手段としてのマイクロプロセッシングユニット(MPU)1は、図1に示すカメラの全体的な制御を行う。MPU1には、設定変更部1a、選択部1b、レリーズ部1c等の操作部材が接続されており、MPU1はこれら操作部材の操作状態に従って、図1に示す各部を所定のシーケンスで制御する。ここで、設定変更部1aはユーザが撮影時の撮影パラメータ(絞り値及びシャッタスピードといった露出条件)を設定するための操作部材である。選択部1bはモニタ8に一覧表示される画像の中からユーザが所望の画像を選択するための操作部材である。レリーズ部1cはユーザがカメラに対して撮影実行の指示を行うための操作部材である。
撮影レンズ2aは、図示しないピント合わせ部によって駆動され、被写体20の光を撮像素子3に結像させる。撮像手段としての撮像素子3は、撮影レンズ2aを介して得られた被写体20の像を電気信号(画像信号)に変換し、さらに変換して得られた画像信号をデジタル化して画像データを取得し、この取得した画像データをリサイズ部4aに送る。シャッタ2b及び絞り2dは撮像素子3の露出を制御する。即ち、シャッタ2bは撮像素子3の撮像面を露出させたり遮光したりすることで撮像面への被写体光の入射時間(露出時間)を制御する。シャッタ制御部2cはシャッタ2bの開閉制御を行う。また、絞り2dは撮像素子3に入射する被写体20の光を制限することにより撮像面への被写体光の入射量を制御する。絞り制御部2eは絞り2dの開閉制御を行う。
リサイズ部4aは、撮像素子3から送られる画像データのサイズを、モニタ8に表示するのに十分なサイズ(図1では参照符号100で示している)にリサイズして画像処理部5に出力する。
画像処理部5は、画像処理部5a及び5bと、記憶部5cとから構成されている。画像処理部5a及び5bはリサイズ部4aでリサイズされた画像データに対してそれぞれ異なる画像処理を施す。記憶部5cは撮像素子3において異なる撮影パラメータに従って取得される複数の画像データ101、102、103…を記憶する。画像処理部5の処理については後で詳しく説明する。
表示制御部7は、画像処理部5a及び5bにおいて処理された画像データに基づきモニタ8に画像表示を行う。モニタ8は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等からなる表示部である。ここで、MPU1、画像処理部5、表示制御部7、及びモニタ8によって画像表示手段が構成されている。
なお、撮影時においては撮像素子3において得られる画像データはリサイズ部4aにおいてリサイズされない画像データ110として処理された後で所定の記録メディアに記録される。また、画像データ110はモニタ8に表示させることに制約されずに、印刷出力されたりパーソナルコンピュータ(PC)などの別の処理装置のモニタに表示出力されたりすることもあるので、画像データ100よりも大きな画像サイズとしておく。
次に、画像処理部5の処理について説明する。まず、画像処理部5aは、リサイズ部4aから送られてくる画像データ100に対してリアルタイムに画像処理(色補正、階調補正、シャープネス処理等)を施す。即ち、この処理は、撮像素子3において得られた画像をリアルタイムでモニタ8に表示する、所謂スルー画表示のための処理である。
また、画像処理部5bは、リサイズ部4aから送られてくる画像データ100と記憶部5cに記憶されている複数の画像データ101、102、103、…とを利用して、第1の実施形態の特徴である撮影効果プレビュー画面をモニタ8に表示するための画像処理を施す。ここで、記憶部5cに記憶される画像データ101、102、103…は、ユーザによって設定される撮影時の撮影パラメータに従って撮像素子3から取得される。この撮影パラメータは撮像素子3に入射する光線を制御することで変更され、ユーザが自由に設定変更することができるものである。このための操作は設定変更部1aによって行う。設定変更部1aの操作状態はMPU1において検出され、MPU1は、設定変更部1aの操作状態に従ってシャッタ2bや絞り2d等の撮影に関わる様々な関係要素を所定のシーケンスで制御して撮影に反映させる。これにより、同じ被写体の撮影でも撮影時の条件で様々な表現が可能となる。
例えば、撮像素子3への被写体光の入射時間(露出時間)を長くすれば、撮像素子3に入射する光の量が多くなるので撮像素子3で得られる画像信号の大きさが増加する。ただし、この場合は、露出時間が長くなることによって手振れを生じやすくなるという副作用がある。また、露出時間を長くすることにより、例えば川の流れを糸のように流して表現するような撮影を行うこともできる。反対に、露出時間を短くすれば、動いている被写体を止まっているように表現するような撮影を行うことができる。このような露出時間の切り替えは撮影時であれば、シャッタ2bの開放時間を長くしたり短くしたりすることで行うことができる。また、モニタ8に表示する程度の画質であれば、静止画撮影時ほどの画質は必要ないので、シャッタ2bを用いずに例えば撮像素子3からの画像信号の読み出しタイミングを制御することで露出時間を制御することもできる。
本実施形態では、撮影前に撮像素子3によって複数回の撮像を行い、これによって得られる撮像タイミングの異なる複数の画像101、102、103…からユーザによって設定されたシャッタスピードに従った露出を行ったのと等価な画像を撮影前のフレーミング時に生成してモニタ8に表示する。これにより、ユーザがシャッタスピードの効果を視覚的に認識できるようにする。
図2は、このような効果表示の一例を示す図である。例えば、夕暮れのハイウェイのようなシーンでは、シャッタスピードを変化させることによって、まったく異なる作画をすることが可能である。図2は、モニタ8に、速いシャッタスピードで撮影を行った場合の画像8aと、遅いシャッタスピードで撮影を行った場合の画像8bとを予測して表示した様子を示している。即ち、シャッタスピードを変化させることにより被写体ぶれ具合を変化させることが可能である。
一般のユーザでは、どのように撮影したらこれらのような画像が撮影できるかが分からず、このため、せっかく高価なカメラを買っても、いつも同じような写真となってしまうことが多い。また、一般のユーザでは図2のような画像を撮りたいと思っても、そのときのシーンでどのような撮影を行った場合にどのような効果が得られうるのかを撮影前に予測するのは困難である。このような予測は、本を読んだり人に聞いたりする等の多くの経験を要して行えるものであり、一般のユーザはこの予測が行えないためにせっかくのシャッタチャンスを逃してしまうことが多い。また、上述の予測を行えるほどの知識のある人でも、レリーズ操作を行うのがせいいっぱいで撮影された画像を見て後から後悔したり、設定操作が間に合わなかった、知識があるがゆえに技におぼれて逆に操作を誤ってしまった等の理由で失敗写真を撮影してしまったりする場合も考えられる。そこで、図2のような画面を撮影前に表示可能とすることにより、ユーザがシャッタスピードの効果を視覚的に認識できるようにする。
また、図3及び図4は、絞り2dの効果について示した図である。ここで、図3は絞り2dを開いた場合の図に対応し、図4は絞り2dを絞った場合の図に対応している。これらの図に示すように絞り2dを制御して撮影レンズ2aを通る光の光路を制限することで背景のぼけ具合を切り替えることができる。
まず、図3(a)は絞り2dが開いている状態の光路を図示しており、撮像素子3の撮像面に対して、主被写体20aの像にピント合わせがなされている状態である。絞り2dが開いている場合、主被写体20aの像に対し、背景の木20bの像は撮像面でピントが合わないのでbの大きさのぼけが発生する。したがって、撮影の結果としては、図3(b)に示すように、主被写体20aにはピントが合っているが背景20bは大きくぼけて主被写体20aが浮かび上がったような効果の写真となる。このような表現の写真は、ポートレート撮影時に好まれる。また、背景が乱雑であったり、背景にとくに記録したいものがなかったりするような場合には、図3(a)に示すようにして絞り2dを開くことで、邪魔な背景をぼかしてしまう撮影がなされる。
また、図4(a)は絞り2dが絞られている状態の光路を示しており、図3(a)と同様、主被写体20aの像に対してピント合わせがなされている状態を示している。即ち、背景の木20bの像は、撮像素子3の撮像面ではピントが合っていない状態となる。しかしながら、図4(a)の場合には、絞り2dによって有効な光線が限定されているので、そのときのぼけ量bは図3(a)の場合よりも小さくなる。したがって、撮影の結果としては、図4(b)のように、図3(b)よりも背景がはっきりしたものとなる。このような描写は、どのような場所で撮影されたかが分かりやすいので、スナップ写真の時に好ましい。また、背景がきれいな場合等でも、このような撮影法を好む人が多い。
即ち、図3で示したような絞り2dを開いた状態で撮影を行うか、図4で示したような絞り2dを絞った状態で撮影を行うかは、その時の状況や撮影の意図によって変わるものである。また、絞り2dの開き具合による、ぼけの効果は、簡単には事前に判断することは困難である。なぜなら、撮影前に撮像素子3で得られる画像をリアルタイム表示する、所謂プレビュー(スルー画表示等とも呼ばれる)を利用する際に、絞り2dを絞って被写体を確認しようとすると、絞り2dを絞ることによって撮像面に入射する光線が少なくなって画面が暗くなり、ユーザが背景のぼけ具合を認識することが難しくなってしまうためである。
ここで、背景のぼけ具合は絞り値のみで一義的に決まるわけではなく、撮影時の撮影レンズ2aの焦点距離、主被写体とカメラとの距離、さらには、背景の被写体とカメラとの距離によっても変化する。また、単に絞り2dを絞り込むと光量が不足する。この場合、適正な露出を得るためには、絞り2dを絞った分だけシャッタスピードを遅くする必要があり、手ぶれが発生しやすくなる。逆に、絞り2dを開きすぎると、被写界深度が浅くなるので、ちょっとした動きでピントがずれてピンぼけ写真となってしまうおそれがある。したがって、絞り値を変えて望む効果の写真を得るためには、状況を加味しながら適切に絞り値を変化させる必要がある。
本実施形態では、撮影前にユーザによって設定される絞り値に従って撮像素子3による撮像を行い、これによって得られる画像101、102、103…に基づき、設定された絞り値に従った露出を行ったのと等価な画像を撮影前のフレーミング時に生成してモニタ8に表示することにより、ユーザが絞り値の効果を視覚的に認識できるようにする。
図5は、絞り2dの効果表示の一例を示した図である。図5において、左側の画像8c及び8dが絞り2dを絞ったシーンであり、右側の画像8e及び8fが絞り2dを開いたシーンである。絞り2dを開いた画像8e及び8fのほうが、背景がぼけて被写体が浮かび上がって見える。ここで、画像8d及び画像8fは図5において背景の描写を見やすく表示するための拡大表示である。また、これらの拡大表示の近傍に絞り値を示す表示8hを表示させるようにすれば絞り値の効果がより分かりやすい。
ここで、撮影条件によっては、シャッタスピードや絞りを切り替えたことにより適正な露出が得られず、ユーザが望む効果の写真を得ることができないことがある。図6は、適正露出条件を得るための絞りとシャッタスピード(図ではS/Sと略記している)との関係について示した図である。なお、図6では、絞り値を縦軸に(上が開放方向)、シャッタスピードを横軸(右側が低速方向)に取っている。
図6に示すように、所定の明るさの条件下では、絞り値及びシャッタスピードを太線31で示した範囲内で変化させれば適性露出量を得ることができる。例えば、絞り値を同じ値にしたままシャッタスピードのみを遅くした場合、撮像素子3において発生する画像信号が増大するので、それに従って絞り2dを絞っていかないと適正な露出量を得ることができない。ただし、撮像素子3の感度を下げれば、太線31ではなく破線32で示した感度ダウン直線に従って絞り値及びシャッタスピードを変更することができる。この感度ダウン直線32に従うような制御をすると、通常よりも絞り2dを開いた状態でシャッタスピードを遅くすることができる。
また、撮像素子3の感度を上げれば、破線33で示した感度アップ直線に従って絞り値及びシャッタスピードを変更することができる。ここで、図6の一点鎖線34は手振れ限界秒時を示している。この手振れ限界秒時34よりもシャッタスピードが遅くなった場合に手振れが発生する確率が高くなる。図6に示すように、感度アップ直線33に従った制御では絞り2dを絞った状態でも手振れ限界秒時を超えたシャッタスピードを維持しやすく手振れに強い。
さらに、図6は、明るすぎる場合や暗すぎる場合には、その中間の明るさに比べて、露出制御できる範囲が狭くなることを示している。
このように、撮影時のシーンによって露出制御の自由度は大きく変わる。逆に、シーンによっては露出制御の効果をいろいろ選べるので、そのような状況下でユーザにいろいろな作画の可能性を示唆すると、ユーザは、その中から自分の好きな表現効果を選んで撮影するようなことが簡単にできるようになる。
また、図2及び図5の表示を組み合わせて、例えばユーザが図7のようにしてカメラ40を構えた場合に、そのときの被写体やシーンの明るさ等の条件を撮像素子3において得られる画像によって判断して、この判断結果に基づいてモニタ8にそのシーンにおいてシャッタスピードや絞り値を変えることで得られるであろう作画例を図8のように複数生成して表示するようにしても良い。例えば、図8の例においては、右上と左下の画像が通常感度で撮影できるシーン例である。この場合、低速シャッタとすると絞りは開放に(右上の画像参照)、絞りを閉じようとするとシャッタは高速に(左下の画像参照)なる。つまり、左下の画像のように被写体の動きを止めようとすると、被写界深度が狭くなって背景がぼけやすくなる。また、被写体を流そうとすると右上の画像のように背景をぼかすことができなくなる。また、この場合にはシャッタスピードが遅いので手振れが発生する可能性が高くなる。図では、この旨を警告表示している。これに対し、上述のように撮像素子を高感度にすれば、左上の画像のように背景までピントが合い、かつ被写体の動きを止めた画像が得られる。また、撮像素子を低感度にすれば右下の画像ように被写体を流しながら背景をぼかすといった作画にすることが可能となる。
ユーザは図8のようにして表示された作画例のうちで所望のものを十字キーなどから構成される選択部1bで選択し、MPU1はこの選択結果に従った撮影パラメータで撮影を行えば、ユーザはシャッタ2b及び絞り2dを利用して望む効果の撮影を行うことができるようになる。
ここで、図8に示すどの画像が好ましいかは、シーンやユーザの好みに依存する。したがって、どの画像が好ましいとは一概にはいいきれないが、ユーザが気づいていない撮影方法を示唆するのは、大変有意義な技術と言える。また、ユーザが効果を知っていて、ダイヤルやスイッチ等の操作部材を操作するにしても、モニタ8に表示されている画像を見ながら選択部1bを操作して、その中で好みの画像を選ぶ操作のほうが簡単であると考えられる。
以下、上述したような撮影効果プレビュー画面表示について更に具体的に説明する。図9は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。なお、第1の実施形態は、ユーザがシャッタスピード及び絞り値を任意に設定できるマニュアル撮影時において図8のようなプレビュー画面を表示するものである。
MPU1は、本デジタルカメラの動作を統括的に制御する演算制御部である。MPU1には、上述した設定変更部1a、選択部1b等の各種操作部材が接続されており、MPU1は、これら操作部材の操作状態を判定して、それに応じて本デジタルカメラの各部をシーケンシャルに制御する。なお、操作部材の操作に従って、撮影と再生との間のモード切替や撮影モードの切替なども行えるようになっている。
撮影レンズ2aは、被写体20からの像を後段の撮像素子3に結像させる。ここで、図9に示す撮影レンズ2aはズームレンズを例としている。この場合、ユーザの操作にしたがって、MPU1がズーム制御部2fを介して撮影レンズ2aの焦点距離を切り替えてズーミングを行う。この際、ズーム制御部2fは撮影レンズ2aのズーム位置をモニタする。
撮像素子3は、多数の画素からなるCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子から構成され、結像した被写体像を電気信号(画像信号)に変換する。アナログフロントエンド(AFE)回路4は、CDS回路、A/D変換回路等から構成され、撮像素子3において得られた画像信号をデジタル信号化して画像処理部5に入力する。ここで、第1の実施形態において、AFE回路4は、図1のリサイズ部4aを有しており、撮像素子3で得られた画像を表示に適した小画像にリサイズする機能も有している。
また、AFE回路4は、撮像素子3から出力される画像信号を取捨選択する機能も有し、撮像素子3の受光面から限られた範囲の画像信号のみを抽出することもできる。この制御によって所定の領域のみの画像を記録すれば、所謂トリミングと同様の効果を出すことができる。画面に入ってくるすべてのものを、必ずしも撮影したくない場合には、このような工夫が有効である。また、上述したように、撮像素子3は多数の画素からなるが、幾つかの同色の画素からの画像信号を加算して利用することによって、S/Nを改善することが可能である。このような出力加算処理もAFE回路4にて行われる。
画像処理部5は、AFE回路4から入力される画像データに対して色補正、階調補正、シャープネス処理等の画像処理を施す。また、図示は省略しているが、画像処理部5には、図1の画像処理部5a、5b、記憶部5cも設けられている。更に、画像処理部5は、入力される信号を利用して撮像素子3から入力されてくる画像の特徴などを判定する機能を有している。画像処理部5は、逆光シーンなどの補助的な光を照射した方が良いシーンなどを判定する。MPU1は、このシーン判定結果を参照して補助光の照射制御などの所定の制御を行う。
圧縮部6は、画像の記録時に画像処理部5において処理された画像を圧縮する。ここで、圧縮部6は、JPEGなどの静止画圧縮コア部から構成される静止画圧縮部6aとMPEG4やH.264などの動画圧縮コア部から構成される動画圧縮部6bとから構成されている。記録制御部9は、静止画圧縮部6a又は動画圧縮部6bにおいて圧縮された画像データを記録メディア10に記録する。
また、記録メディア10に記録された画像データは、出力部11を介してパーソナルコンピュータ(PC)などに転送することも可能である。これにより、PCを介して画像データをホームページやブログなどの各種サービスにアップロード可能である。こうした用途を前提にした画像は、撮影時から、それに相応しい撮影方法をとっておき、掲載時には所定の効果が得られるような工夫をしておくことが好ましい。
また、画像処理部5は、記録メディア10に記録された圧縮画像データを伸張することも行う。表示制御部7は、画像処理部5から入力される画像データに基づいてモニタ8に画像を再生表示する。これにより、ユーザは、モニタ8にて画像を鑑賞することが可能になっている。
また、モニタ8は、単一の画像を表示するだけでなく、複数画像を同時に表示することもできる。この場合には、表示制御部7のマルチ画像表示機能を利用する。このマルチ画像表示機能は、例えば奇数番目に入力された画像を画面の左側に、偶数番目に入力された画像を画面の右側に表示するような表示機能である。
補助光発光部12は、撮影時の明るさの不足や明るさの不均一を防止するために、被写体20に光を照射する。
以下、第1の実施形態における撮影効果プレビュー画面を表示するための画像処理について説明する。
例えば、川の流れを表現する写真を撮影する場合において、シャッタスピードをユーザが切り替えて適正露出を絞りの制御で得る場合には、シャッタスピードを遅くすることにより水の流れが糸のように伸びた描写が可能となる。また、シャッタスピードを速くすることにより、瞬間を捕らえることができ、水しぶきが上がった瞬間やさざなみの様子等が細かく再現可能である。
ここで、シャッタスピードに応じて画像が時間的にどのように変化するかは、撮像素子3において高速で繰り返し撮像を行い、繰り返し撮像の結果取得された画像を比較することで検出することができる。単純化した図で示すと、図10(a)に示す画素のうちの1画素が時刻T=t1のタイミングで水しぶきのように白くなり、この白点が続くタイミング(Δt経過後)において図10(b)のようにシフトした場合、白点の動きの方向は図示矢印の方向であり、動きの量は図示Δpicであると求めることができる。これらの結果から、T=t1のタイミングから2×Δtだけ経過した時点まで露出を行った場合には図10(c)のような画像が得られることが予測される。なお、図10(a)〜図10(c)では横方向のみ示しているが、実際には縦方向についてのΔpicも求める。
このような手法により、実際の露出時間よりも短い露出時間で得られた画像から、指定された露出時間後に得られるであろう画像を予測することが可能である。そして、この予測結果を画像としてモニタ8に表示すれば、図2に示したようなシャッタスピードの効果をユーザが確認するための撮影効果プレビュー画面を表示することが可能である。即ち、図11のようなタイミングチャートに従ってΔtの間隔で繰り返し撮像を行い、2回の撮像で得られた画像の差分を画像処理部5において検出し、続くタイミングでその差異と、実際の露光時間Teとから、次のような考え方による画像加工を行う。
1. Δtの間に所定量以上変化している画素群を検出する。
2. その変化量Δpicを検出する。
3. 検出した画素群を変化した画素の色で塗りつぶす。その範囲は、
Δpic×Te/Δt (式1)
とする。ただし、変化していない画素については色の塗りつぶしを行わない。
4. 3の処理後の画像を表示する。
このような1〜4の処理を繰り返し行うことにより、この時の表示画像は動画としてのフレームレートが低くなってしまう。しかしながら、例えば1秒間に1〜4のサイクルを15回程度繰り返せるような高速撮像及び高速読み出しが可能な素子を利用すれば、動画としても自然な表示が可能となる。
ここで、動きがゆっくりとした被写体の場合、あまりに高速の画像読み出を行うと、変化画素を検出することができなくなる可能性がある。例えば、動きがゆっくりした被写体の場合、図12(a)に示すT=t1のタイミングからΔt経過後の図12(b)に示すt2のタイミングにおいて画素の変化が検出できず、次のΔt経過後の図12(c)に示すt3のタイミングでようやく画素の変化が検出できる場合もある。
このような動きがゆっくりとした被写体の場合でも露出時間を十分長くすることで特殊な効果の写真撮影ができる。即ち、動きがゆっくりとした被写体に対して図12(a)〜図12(c)に示すt1〜t3の間で露出を行った場合、図12(d)のように白点が流れるような動画像が得られる。ただし、このままでは露出がオーバーとなるおそれがあるので絞りや感度によって適正露出が得られるようにする必要がある。
また、動きがゆっくりとした被写体に対して高速読み出し可能な撮像素子を利用する場合には、画像の更新スピードが速すぎて動きの検出が行えるとは限らないので、図13のようなタイミングチャートに従って表示を行うようにする。即ち、撮像結果を毎回利用するのではなく、1回おきに利用するなどすることで差異の検出手法を工夫してから、上述4に示す変化のある画素を置き換える画像加工を行って表示を行えば良い。
ここで、上述1〜4で示したような複数の画像を利用して画像加工を行う表示手法では必ず表示に遅れが生じるので、リアルタイムな表示と加工画像の表示とを並べて表示しても良い。図2に示す撮影効果プレビュー画面では、速いシャッタスピードの画像と遅いシャッタスピードの画像とを並べて表示しているが、例えば画像8aをリアルタイム表示(これで、撮影タイミングを決定する)とし、画像8bを効果表示(これで、シャッタスピードの効果を予測して確認する)とすることで、ユーザは、シャッタスピードの効果を確認できるだけでなく、最適な撮影タイミング及び撮影構図をも確認できる。
図14は、絞り値の効果を確認するための効果画面表示の考え方を示す図である。ユーザが撮影時に、図7のようにして被写体の確認を行っている際に、例えば撮影構図が所定時間変わっていないことが画像処理部5において判定された場合に、図14(a)に示すようにして絞りを制御して同時に複数回の撮像を行う。図14(a)の絞り制御は、まず絞りの口径を小さくしてから、その後にもとの口径に戻す制御である。このような絞り制御の前後、図14(b)で示すタイミングにおいて撮像を行う。なお、この撮像においては、絞り値を大きくした分だけ露出時間を長くして適正露出が得られるようにする。
このように図14(a)に示す絞り制御の前後で撮像を行うことにより、絞り値AVとAVの2つの絞り値によって4つの像が得られる。例えば、図8のような画像を表示する場合には、図14(a)に示す絞り制御によって得られる画像と、これら画像から予測できるシャッタスピード変化を利用した画像とを、図8のようにモニタ8に並べて表示すれば良い。そして、ユーザはモニタ8に表示された画像の中から、好みの描写の画像を選択できるようにする。
また、上述したように、モニタ8に、撮像素子3にリアルタイムに入射してくる像を表示する部分を設けてもよい。この場合は、上述したようにリアルタイム表示で撮影構図や撮影タイミングを判定しながら、絞り値やシャッタスピードの効果を確認して撮影を行うことが可能である。
このようにして現在の撮影状況下において、どのような背景描写がよいかが、モニタ8に表示されるので、ユーザは、その中の画像からユーザは感覚的に好きな描写の画像を選ぶことができる。なお、従来では絞り値を数値で選ぶような構成のカメラもあるが、この場合、撮影シーンによって変わる効果までを感覚的に判断することができないので、本実施形態のような表示を行うことは非常に有効である。
図15は、第1の実施形態に係るカメラの全体的な制御について示すフローチャートである。図15は、図8のような画面を表示するための制御である。
MPU1は、ユーザによるレリーズ部1cの操作状態を検出し、ユーザによって撮影実行指示がなされたか否かを判定している(ステップS1)。ステップS1の判定において、ユーザによって撮影実行指示の操作(レリーズ操作)が行われると、MPU1は、ユーザが設定した露出パラメータ(撮影条件)で撮影を開始する(ステップS2)。この際、画像処理部5によるシーン判定結果に基づき、MPU1は、撮影時に補助光を発光する必要があるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定において、補助光を発光する必要がある場合に、MPU1は、補助光発光部12にパルス投光を行わせつつ、撮影を実行する(ステップS4)。一方、ステップS3の判定において、補助光を発光する必要がない場合に、MPU1は補助光発光を伴わない、通常の撮影を実行する(ステップS5)。
ステップS4又はステップS5の後、撮像素子3において取得された画像信号がAFE回路4においてデジタル化される。これにより得られた画像データは画像処理部5において画像処理された後、圧縮部6において圧縮される(ステップS6)。その後に、圧縮された画像データが記録制御部9を介して記録メディア10に記録される(ステップS7)。その後に、ステップS1の判定に戻る。
また、ステップS1の判定において、ユーザによって撮影の操作が行われていない場合には、MPU1は、現在のモードが再生モードであるか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8の判定において、現在のモードが再生モードに設定されている場合には、画像の再生表示を行う(ステップS9)。これは、撮影結果からユーザによって選択されたものをMPU1が記録制御部9を介して記録メディア10から読み出してモニタ8に再生表示する処理である。次に、MPU1は転送すべき画像がユーザによって指定されたか否かを判定する(ステップS10)。ステップS10の判定において、画像がユーザによって指定された場合には、MPU1は、記録制御部9を介してその画像を読み出し、出力部11を介して本カメラに接続された機器(PCなど)に転送する(ステップS11)。
また、ステップS8の判定において、現在のモードが再生モードでない場合には、ユーザによって電源OFFされたか否かを判定する(ステップS12)。電源OFF操作がなされた場合には、MPU1は電源を落とす制御を行い、図15の処理を終了する。
一方、電源OFF操作がなされていない場合、MPU1は、撮像素子3による撮像を実行し、必要に応じてモニタ8にリアルタイムの表示を行う(ステップS13)。続いて、MPU1は所定時間Δt経過後に再び撮像素子3による撮像を実行する(ステップS14)。そして、ステップS13とステップS14の2回の撮像の間での画像の動きを検出する(ステップS15)。
ステップS15の後、図14(a)に示したようにして絞り2dの口径を小さくする(ステップ16)。その後、MPU1は、撮像素子3による撮像を実行し、必要に応じてモニタ8にリアルタイムの表示を行う(ステップS17)。ここでの撮像においては絞り2dを絞ることによって画面が暗くなるため、図14(b)に示したように露出時間を長くする(撮像素子3からの画像信号読み出しのタイミングを遅くする)か、撮像素子3の感度を上げておく。
ステップS17の撮像の後、MPU1は所定時間Δt経過後に再び撮像素子3による撮像を実行する(ステップS18)。そして、ステップS17とステップS18の2回の撮像の間での画像の変化を上述したようにして予測する(ステップS19)。その後に、MPU1は、絞りをもとの位置に戻す(ステップS20)。このような絞り制御によって、図8に示す画像の中で、絞り2dを開いた状態の高速のシャッタスピードに対応する画像にと絞り2dを絞った状態の高速シャッタスピードに対応する画像(図8の左上と左下に示すような車が止まったような画像)が得られる。しかしながら、短時間の撮像ではシャッタスピードを遅くしたような画像までは得られないので、MPU1はこの画像を画像処理部5において、上述1〜4の手順に従って2回の撮像の間での動きの変化に基づいて生成する(ステップS21)。
シャッタスピードを遅くしたような画像が画像処理部5において生成された後、MPU1は、表示制御部7を制御してステップS21で得られた画像を2回の撮像によって得られた画像と共にモニタ8に表示させる(ステップS22)。なお、2回の撮像だけでは、数秒に及ぶ低速のシャッタスピードの効果は予測できないので、このような数秒に及ぶ低速のシャッタスピードに対応する画像を表示する場合には更に多くの撮像を行うようにする。2回の撮像結果だけを利用して合成画像を得るか、さらに多くの撮像結果を利用して合成画像を得るかは、例えば画像処理部5におけるシーン判定結果によって切り替えれば良い。また、図8のマルチ画面における表示画面数を更に多くして、2回で予測した結果やさらに多くの画像を利用して生成した低速のシャッタスピードに対応する結果を、ともに表示できるようにしてもよい。
ここで、図15のステップS21に対応するシャッタスピードの効果表示の変形例について説明する。シャッタの開放による像の流れの効果は、何度も撮影した結果を重ねた画像によって近似表示することもできる。即ち、図16のようなフローチャートに従った制御にて、画像を合成表示すれば、所定時間のシャッタスピードに対応した効果の画像が得られる。
まず、MPU1は撮像回数を示す変数nを0にリセットする(ステップS31)。続いて撮像素子3による撮像を開始して画像Im(n)(初回はn=0)を取得して画像処理部5の記憶部5cに記憶させる(ステップS32)。また、MPU1は、表示制御部7により画像Im(n)をモニタ8の所定領域にリアルタイムで表示させる(ステップS33)。
次に、MPU1はnを1つインクリメントする(ステップS34)。そして、MPU1はnが所定値nを越えたか否かを判定する(ステップS35)。ステップS35の判定において、nがnを超えていない場合には、ステップS32に戻って再び撮像を行う。
一方、ステップS35の判定においてnがnを超えた場合に、n回の撮像で得られた結果を合成してこの合成画像をモニタ8のリアルタイム表示領域とは別の表示領域に表示させる(ステップS36)。ここでの合成は、ある撮像タイミングの画像とその前の撮像タイミングとの間で変化(動き)のある部分を検出し、この部分が動く前と動いた後の両方が残るように画像を重ねていく処理である。続いて、MPU1は、ユーザがその画像に相当するシャッタスピードを知ることができるように、nに相当するシャッタスピードを表示させる(ステップS37)。
その後、MPU1は、ユーザによって表示終了の操作がなされたか否かを判定する(ステップS38)。ステップS38の判定において、終了操作がなされた場合にはMPU1は表示を終了させて図16の処理を終了する。一方、ステップS38の判定において、表示終了の操作がなされていない場合には、ステップS38をステップS39に分岐してnをnとし(ステップS39)、更にIm(1)〜Im(n)を、1つずつ変数を減らした(それぞれIm(0)〜Im(n−1)とする)後で(ステップS40)、ステップS32に戻る。
以上のような変形例であれば、図10及び図11で示した方法よりも長秒時のシャッタスピードに対応した予測画像を得ることができる。したがって、図2のような高速のシャッタスピードの画像と低速のシャッタスピードの画像とを得ることができる。なお、合成画像生成のための撮像回数を判定するための所定値nは、シーンを判定して効果的なものをMPU1が切り替え設定するようにしてもよいし、手振れ限界ぎりぎりの秒時に対応させてもよい。なお、手ぶれ限界秒時は撮影レンズ2aの焦点距離によって変化するものであるので、この場合nは撮影レンズ2aによって切り替わる。また、ユーザが設定しているシャッタスピードに従ってnを設定するようにして良い。
以上説明したように、第1の実施形態では、モニタ8に常時表示されるリアルタイム表示と同じ撮像素子の制御を利用して絞り値切り替えの効果表示及びシャッタスピード切り替えの効果表示を行うことが可能である。
また、第1の実施形態の別の例として、例えば第1の実施形態の技術を一眼レフレックスカメラ(以下、単に一眼レフカメラと略記する)のように、撮影用の撮像素子への光路と、ファインダ用の光路が分けられているカメラに応用することもできる。図17は、このような一眼レフカメラの概略構成を示したブロック図である。
図17において、被写体20の像は、撮影レンズ2aを介してメインの撮像素子3a(撮影時に画像を記録メディア10に記録するための撮像素子)に入射し、ここで取り込まれた画像が図示を省略した画像処理部、圧縮部を介して記録メディア10に記録される。この時、反射ミラー14は、図示しないが撮影光路外に退避する。反射ミラー14が図示のような状態では、反射された被写体像は、ペンタプリズム15を介して接眼レンズ系16に導かれ、ユーザにより目視可能となっている。
このような構成にする理由は、撮像素子3aが大型、且つ高画素であり、高速な読み出しができないからである。メインの撮像素子3a以外に、ペンタプリズム15内で結像した画像をモニタするサブの撮像素子3bを利用すれば、撮影前に画像モニタが可能となる。このモニタ8用の撮像素子3bに高速撮像及び高速読み出し可能なものを利用すれば、上述した実施形態で説明した撮影効果を表示可能な一眼レフカメラを提供することが可能となる。つまり、2つの撮像素子の特性の差異や、モニタ時と撮影時の発光の差異を考慮して表示画像を加工することで、ユーザは撮影時の効果を撮影前にリアルタイムで目視可能となる。つまり、この場合も、撮影前の複数の撮像結果(絞り2dを変えながらの撮像を含む)と撮影時に設定されたシャッタスピードによる画像の差、撮影前の撮像素子および光学系と、撮影後の撮像素子および光学系の差異を考慮して、表示画像に対して強調等の加工処理を施して表示するので、非常に高画質で、レンズ交換可能なカメラでありながら、ユーザは、シャッタスピード優先撮影やマニュアル撮影などの露出制御の効果をモニタ上で確認した撮影が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、ユーザが絞り値を手動で設定し、その絞り値で適正な露出が得られるシャッタスピードをカメラが自動的に算出して露出を行う、所謂絞り優先撮影が可能なカメラにおいて上述した撮影効果プレビュー画面の表示を可能としたものである。なお、第2の実施形態の構成については、第1の実施形態において説明した図1及び図9のカメラを用いれば良いのでここでは説明を省略する。
図18は、第2の実施形態のカメラの全体的な制御示すフローチャートである。MPU1は、ユーザによるレリーズ部1cの操作状態を検出し、ユーザによって撮影実行指示がなされたか否かを判定している(ステップS51)。ステップS51の判定において、ユーザによって撮影実行指示の操作が行われると、MPU1は、ユーザによって絞り値が設定されているかを判定する(ステップS52)。ステップS52の判定において、ユーザによって絞り値が設定されている場合に、MPU1は、その絞り値に応じて絞り2dの口径を設定する(ステップS53)。更に、画像処理部5によるシーン判定結果からユーザによって設定された絞り値に対して適正な露出が得られるようなシャッタスピードを算出し、このシャッタスピードに基づいてシャッタ2bを制御する(ステップS54)。一方、ステップS52の判定において、絞り値が設定されていない場合に、MPU1は画像処理部5によるシーン判定結果から適正な露出が得られるような絞り値及びシャッタスピードを算出し、これらの値に基づいてシャッタ2b及び絞り2dを制御する(ステップS55)。
ステップS54又はステップS55の後、MPU1は撮像素子3による被写体20の撮像を行う(ステップS56)。なお、ステップS56の撮像の際に被写体が暗い場合には補助光発光部12によって照射を伴う撮像を行う。撮像素子3において取得された画像信号はAFE回路4においてデジタル化される。これにより得られた画像データは画像処理部5において色補正やコントラスト補正等の画像処理がなされた後、圧縮部6において圧縮される(ステップS57)。その後に、圧縮された画像データが記録制御部9を介して記録メディア10に記録される(ステップS58)。また、MPU1は、撮影によって得られた画像をモニタ8に表示させる(ステップS59)。これにより、図18の処理が終了する。
また、ステップS51の判定において、ユーザによって撮影の操作が行われていない場合には、MPU1は、現在のモードが再生モードであるか否かを判定する(ステップS60)。ステップS60の判定において、現在のモードが再生モードに設定されている場合に、MPU1は、記録メディア10に記録されている画像のサムネイル画像を一覧表示する(ステップS61)。続いて、MPU1は、ユーザによって画像が選択されたか否かを判定する(ステップS62)。ステップS62の判定において、画像が選択された場合には、MPU1は、その画像を、記録制御部9を介して記録メディア10から読み出してモニタ8に再生表示する(ステップS63)。
また、ステップS60の判定において、現在のモードが再生モードでない場合には、ユーザによって電源OFFされたか否かを判定する(ステップS64)。ステップS64の判定において、電源OFF操作がなされた場合には、MPU1は電源を落とす制御を行い、図18の処理を終了する。一方、ステップS64の判定において、電源OFF操作がなされていない場合に、MPU1は、ユーザによって絞り2dの効果表示を行うように設定されているか否かを判定する(ステップS65)。ステップS65の判定において、絞り2dの効果表示を行うように設定されていない場合に、MPU1は、撮像素子3による撮像を実行し(ステップS66)、必要に応じてモニタ8にリアルタイムの表示を行う(ステップS67)。
また、ステップS65の判定において、絞り2dの効果表示を行うように設定されている場合に、MPU1は、絞り2dの絞り込みを開始した後(ステップS68)、撮像素子3による撮像を実行して得られた画像を画像処理部5の記憶部5cに記憶させる(ステップS69)。次に、MPU1は、絞り2dの絞り込みを終了するか否かを、例えば絞り2dの絞り込みを開始してから所定回数の撮像を行ったか否か、及び所定の絞り値に対応する口径まで絞り2dが絞られたか等によって判定する(ステップS70)。ステップS70の判定において、絞り2dの絞り込みを終了しない場合には、画像の撮像及び記憶を繰り返す。
一方、ステップS70の判定において、絞り2dの絞り込みを終了する場合には再び撮像素子3による撮像を実行して得られた画像を画像処理部5の記憶部5cに記憶させる(ステップS71)。その後、MPU1は絞り2dの開放を開始した後(ステップS72)、撮像素子3による撮像を実行して得られた画像を画像処理部5の記憶部5cに記憶させる(ステップS73)。次に、MPU1は、絞り2dの開放を終了するか否かを、例えば絞り2dの開放を開始してから所定回数の撮像を行ったか否か等によって判定する(ステップS74)。ステップS74の判定において、絞り2dの開放を終了しない場合には、画像の撮像及び記憶を繰り返す。
ここで、ステップS68〜ステップS73の絞り制御の際の撮像時には、絞り値に従って撮像素子3からの画像信号の読み出しタイミングを調節したり、撮像素子3の感度を調節したりすることによって適正な露出が得られるように制御する。
ステップS74の判定において、絞り2dの開放を終了する場合には、MPU1は、ステップS68〜ステップS73の絞り制御によって得られた撮像結果を、一覧表示によって目視可能とするか否かを判定する(ステップS75)。ステップS75の判定において、一覧表示をするように設定されている場合に、MPU1は、表示制御部7により、モニタ8にステップS68〜ステップS73の絞り制御によって得られた各絞り値での高速撮像の結果を一覧表示する(ステップS76)。更に、モニタ8の空き領域に、現在撮像素子3において撮像中の画像をリアルタイム表示する(ステップS77)。このような表示によって、ユーザは、分かりにくい数値による確認ではなく、実際に絞り2dを用いた撮像を行った結果を確認できるので、撮影時のシーンや撮影条件、使用中の撮影レンズ等の各種条件に応じて望む効果を設定しつつ、またリアルタイム表示によって撮影タイミングや撮影構図を決めることができるので、所望の作画効果の撮影を楽しむことが可能である。
ステップS77の処理の後、MPU1は、一覧表示されている画像からユーザによって画像が選択されたか否かを判定しており(ステップS78)、ユーザによって画像が選択された場合には、その画像に対応する絞り値を保持して(ステップS79)、次回の撮影時に反映させる。
また、ステップS75の判定において、一覧表示をするように設定されていない場合に、MPU1は、ステップS68〜ステップS73の絞り制御によって得られた各絞り値に対応する画像のうちでコントラスト変化の大きな部分を背景部分として検出する(ステップS80)。次に、コントラスト変化のない部分を主被写体その近傍の画像と共にモニタ8の所定領域にリアルタイム表示する(ステップS81)。更に、MPU1は、ステップS68〜ステップS73の絞り制御によって得られた各絞り値に対応する画像を読み出して(ステップS82)、モニタ8のリアルタイム表示領域とは別の表示領域に一覧表示する(ステップS83)。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、絞り優先撮影が可能なカメラにおいて、絞りの効果をユーザが目視可能である。
以上説明したように、本発明によれば、撮影レンズの絞りやシャッタスピードを変更することによって得られる画像の差異を予測表示し、撮影者の意図を反映した、雰囲気豊かできれいな写真を撮影することができるカメラを提供することが可能となる。なおかつ、効果表示の際には、表示画像レベルの画像サイズで種々の画像処理を行うようにすることで比較的軽い処理で画像表示が可能である。このような撮影効果プレビュー画面を見ながら、ユーザが撮影するときには画素数の多い高画質の写真撮影が可能である。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るカメラの主要部の構成について示すブロック図である。 シャッタスピードの効果を示す撮影効果プレビュー画面の一例を示す図である。 絞りを開いた場合の効果について示す図である。 絞りを絞った場合の効果について示す図である。 絞り値の効果を示す撮影効果プレビュー画面の一例を示した図である。 適正露出条件を得るための絞りとシャッタスピードとの関係について示した図である。 カメラの使用例について示す図である。 シャッタスピード効果と絞り値の効果を示す撮影効果プレビュー画面の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 シャッタスピードを変えた場合に対応する画像の予測の考え方について示す図である。 シャッタスピードを変えた場合に対応する画像の予測についてのタイミングチャートである。 被写体が遅い場合の予測の考え方について示す図である。 被写体が遅い場合の予測について示すタイミングチャートである。 絞り値を変えた場合に対応する画像の予測を行う場合の図である。 本発明の第1の実施形態に係るカメラの全体的な制御について示すフローチャートである。 シャッタスピードの効果表示の変形例について説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態のカメラの一例としての一眼レフレックスカメラの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るカメラの全体的な制御について示すフローチャートである。
符号の説明
1…マイクロプロセッシングユニット(MPU)、1a…設定変更部、1b…選択部、1c…レリーズ部、2a…撮影レンズ、2b…シャッタ、2c…シャッタ制御部、2d…絞り、2e…絞り制御部、2f…ズーム制御部、3,3a,3b…撮像素子、4a…リサイズ部、4…アナログフロントエンド(AFE)回路、5,5a,5b…画像処理部、5c…記憶部、6…圧縮部、7…表示制御部、8…モニタ、9…記録制御部、10…記録メディア、11…出力部、12…補助光発光部

Claims (8)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    撮影に先立つ被写体のフレーミング時における上記撮像手段による撮像結果に対して複数の画像処理を施して複数の画像を生成し、該生成した複数の画像を一覧表示する画像表示手段と、
    上記画像表示手段に表示された複数の画像の中から1つを選択するための選択手段と、
    上記選択手段の選択結果に従って撮影の際の撮影パラメータを変更する撮影パラメータ変更手段と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記被写体を光学的に観察するための光学ファインダを更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記画像表示手段は、上記撮像手段による撮像結果を略リアルタイムで処理して上記複数の画像に更に並べて表示することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 上記撮像手段は、上記被写体を複数回繰り返して撮像し、
    上記画像表示手段は、上記撮像手段の複数回の撮像結果に対して上記複数の画像処理を施して上記複数の画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  5. 上記複数の画像は、上記撮影の際に生成される画像よりも画像サイズが小さいことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  6. 上記撮影パラメータは絞り値を含み、
    上記画像表示手段における画像処理は、撮影に先立つフレーミング時に設定された絞り値で撮影される画像を予測して生成する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  7. 上記画像表示手段に表示される複数の画像は、ぼけ具合を変化させた場合に相当する画像と被写体ぶれ具合を変化させた場合に相当する画像とを表示することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  8. 被写体の光学像を観察して撮影構図を確認するための光学ファインダと、
    上記被写体を撮像する撮像手段と、
    上記撮像手段の出力に基づく画像を表示する画像表示手段と、
    を具備し、
    上記画像表示手段は、撮影前には撮影効果の確認のために撮影パラメータの変更に応じて生じる撮影効果を有する複数の画像を一覧表示し、撮影後には撮影によって得られた画像を表示することを特徴とするカメラ。
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