JP2008048026A - 通信装置の制御方法及び通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送受信管理部10からの信号ULが受信期間の終了を示したときに、制御IC16は、スイッチ15をオンして電源とパワーデバイス14の電源端子Tpとを接続する。信号ULにより、送信期間になったことが示されると、制御IC16は電源端子Tpの電圧が所定値に達していることを確認した後、基準信号を発生する。パワーコントロール回路17は、パワーデバイス14が送出する送信信号の電圧と制御IC16から与えられた基準信号の電圧との差分が0に近づくように、パワーデバイス14内の増幅素子の増幅を制御する。これにより、パワーデバイス14の送出する送信信号の電力が所定値になる。
【選択図】図1
Description
この無線通信装置は、受信周波数と送信周波数とを切り替え、受信と送信とを異なる期間に行うものである。このような無線通信装置は、受信の状態から送信に切り替えた後に、パワーデバイス1を制御して送信信号の増幅を行い、所定のパワーを出力する。
しかしながら、パワーデバイス1の増幅素子は、十分な電圧が電源端子Tpに印加されていない状態では、実質的な増幅が開始されないという問題があった。また、仮に、増幅が開始されても、安定した増幅とならず、所望の出力パワーが得られないと言う問題もあった。
特許文献1に示された無線通信機では、位相制御ループが安定した後に振幅制御ループがオンするので、その分、安定した出力電力が得られるまでの時間が長くなる。
特許文献2の送信機では、データ信号の符号に対応する送信信号の波形の鈍りを抑制できるが、送信開始直後に同期回路及び駆動回路に供給される電力が不十分な場合には、ASK変調が不完全となると共に駆動回路のプッシュプル動作も不十分となる。結果的に、送信開始直後から十分時間が経過するまでは、精度のよい、十分なパワーを持つ送信信号が得られない。
送信と受信とを異なる期間に行い、且つ前記送信を行う送信期間には送信信号の増幅を行う増幅素子に電力を供給して該送信信号の増幅を行い、前記増幅された送信信号を送出する通信装置に対して、
前記受信を行う受信期間の終了したときに前記増幅素子への電力の供給を開始する電力供給処理と、
前記送信期間であって且つ前記増幅素子に電力の供給を開始してから該増幅素子への印加電圧が所定値に上昇した後に、前記増幅素子の増幅の制御を行うパワーコントロール処理と、
を実施することを特徴とする。
送信と受信とを異なる期間に行う通信装置であって、
前記受信を行う受信期間に受信信号を受信する受信手段と、
送信信号を生成する送信信号生成手段と、
増幅素子により前記送信信号の電力増幅を行い送信する増幅手段と、
前記受信期間が終了したときに前記増幅素子に対して電力の供給を開始する制御手段と、
前記送信を行う送信期間であって且つ前記増幅素子に電力の供給を開始してから該増幅素子への印加電圧が所定値に上昇した後に、前記送信信号が所定の電力になるように該増幅素子における増幅率を制御するパワーコントロール手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信装置の要部を示す構成図である。
あり、受信時には受信用周波数の周波数信号を受信部11に与え、送信時には送信用周波数の周波数信号を送信信号生成部12に与える。送受信管理部10には、それらの周波数信号を発生する発振器や、その発振器の発信周波数を安定化させるための位相同期回路(PLL回路)を持つICが組み込まれている。
送受信管理部10のICは、周波数信号の位相が基準波の位相と一致するように周波数信号の位相を制御すると共に、周波数信号の位相が基準波の位相と一致する位相同期状態では高レベルとなり、周波数信号の位相が基準波の位相と一致しない状態では低レベルとなる信号ULを、制御IC16へ出力する。
送信期間と受信期間との切り替え或いは受信期間と送信期間との切り替えが開始された直後には、周波数信号と基準波との位相同期がとれないので、信号ULは低レベルとなる。その後、位相同期がとれて位相同期状態になると、信号ULは高レベルになる。つまり、送信期間と受信期間との切り替え或いは受信期間と送信期間との切り替えが完了したときには、信号ULは高レベルになる。
パワーデバイス14には、増幅素子の電源端子Tpと増幅素子の増幅率を設定するための制御信号を入力する制御端子Tcとが設けられている。
図2は、無線通信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
送受信管理部10に組み込まれたICは、基準波と周波数信号との位相同期がとれた状態の受信期間及び基準波と周波数信号との位相同期がとれた状態の送信期間に、高レベルの信号ULを出力する。受信期間の場合、受信部11はアンテナATから受波した電磁波からフィルタ等を用いて受信信号を抽出する。受信期間が終了すると(t10)、送受の切り替えのために、信号ULが低レベルに遷移する。
制御IC16は、電源端子Tpの電圧が8ボルトになっていることを確認した後、送信信号のパワーを所定値にするために基準信号を発生する。基準信号は、パワーコントロール回路17に入力される。
図3は、本実施形態の無線通信装置の利点の説明図である。
本実施形態の無線通信装置では、受信期間の終了時(t10)にスイッチ15をオンしてパワーデバイス14への電力の供給を開始している。そのため、送信期間になった時点(t11)の直後から送信信号の電力が上昇し始め、基準信号で設定される所定値に時刻t12で到達する。これに対し、従来の方式では、送信期間になったとき(t11)にパワーデバイス14への電力の供給を開始するので、制御端子Tcが8ボルトになるのが遅れ、送信信号の電力が所定値に到達するのが時刻t13と遅れる。即ち、本実施形態の無線通信装置では、正常なパワーで送信を開始するまでの時間を短縮することができる。
例えば、上実施形態では、送受信管理部10が無線通信装置の内部にあるものとして説明したが、送受信管理部10が無線通信装置の外部にあり、その無線通信装置が送受信管理部10から信号ULを入力する構成でもよい。
また、トランキングシステムが適用されない場合でもよい。
11 受信部
12 送信信号生成部
14 パワーデバイス
15 スイッチ
16 制御IC
17 パワーコントロール回路
AT アンテナ
Tp 電源端子
Tc 制御端子
Claims (4)
- 送信と受信とを異なる期間に行い、且つ前記送信を行う送信期間には送信信号の増幅を行う増幅素子に電力を供給して該送信信号の増幅を行い、前記増幅された送信信号を送出する通信装置に対して、
前記受信を行う受信期間の終了したときに前記増幅素子への電力の供給を開始する電力供給処理と、
前記送信期間であって且つ前記増幅素子に電力の供給を開始してから該増幅素子への印加電圧が所定値に上昇した後に、前記増幅素子の増幅の制御を行うパワーコントロール処理と、
を実施することを特徴とする通信装置の制御方法。 - 前記パワーコントロール処理では、前記送信信号が所定の電力になるように前記増幅素子の増幅の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置の制御方法。
- 送信と受信とを異なる期間に行う通信装置であって、
前記受信を行う受信期間に受信信号を受信する受信手段と、
送信信号を生成する送信信号生成手段と、
増幅素子により前記送信信号の電力増幅を行い送信する増幅手段と、
前記受信期間が終了したときに前記増幅素子に対して電力の供給を開始する制御手段と、
前記送信を行う送信期間であって且つ前記増幅素子に電力の供給を開始してから該増幅素子への印加電圧が所定値に上昇した後に、前記送信信号が所定の電力になるように該増幅素子における増幅率を制御するパワーコントロール手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記受信信号は無線で受信し、前記送信信号は無線で送信することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
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JP2006219730A JP2008048026A (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 通信装置の制御方法及び通信装置 |
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JP2006219730A JP2008048026A (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 通信装置の制御方法及び通信装置 |
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Family Applications (1)
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