JP2008047850A - 窒化物半導体発光ダイオード素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】窒化物半導体発光ダイオード素子10は、表面にストライプ状の凹凸構造を有する透明基板11と、該凹凸構造を埋めるように形成された窒化物半導体層Nとを有している。窒化物半導体層Nは、透明基板11よりも高い屈折率を有し、かつ、発光部を含んでいる。素子を上面視したとき、窒化物半導体層Nの形状は方形であり、かつ、前記ストライプ状の凹凸構造の長手方向は、方形の窒化物半導体層Nの4つの辺のいずれとも平行でない。この窒化物半導体発光ダイオード素子10は、発光効率の高いものとなるので、照明装置用の光源として好適に用いることができる。
【選択図】図1
Description
(1)表面にストライプ状の凹凸構造を有する透明基板と、該凹凸構造を埋めるように形成された窒化物半導体層とを有し、前記窒化物半導体層は、前記透明基板よりも高い屈折率を有し、かつ、発光部を含んでおり、当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、かつ、前記ストライプ状の凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。
(2)当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、かつ、前記ストライプ状の凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、前記(1)に記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(3)前記窒化物半導体層の端面が傾斜している、前記(1)または(2)に記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(4)前記透明基板が単結晶基板であり、その上に、前記窒化物半導体層がエピタキシャル成長している、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(5)前記透明基板がガラス基板である、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(6)前記凹凸構造が、前記透明基板の表面に形成された複数のストライプ状の溝から構成されている、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(7)前記凹凸構造が、前記透明基板と、その表面に形成された複数のストライプ状のマスクと、から構成されている、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(8)発光部を含む窒化物半導体層をコアとする導波路構造を有しており、前記窒化物半導体層は、一方向に伸びる厚肉部および薄肉部が交互に並んだ構造を有しており、当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、前記厚肉部および薄肉部の伸長方向が前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。
(9)当該素子を上面視したとき、前記厚肉部および薄肉部の伸長方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、前記(8)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(10)前記厚肉部の最大膜厚と前記薄肉部の最小膜厚との差が0.2μm以上である、前記(8)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(11)前記厚肉部の最大膜厚と前記薄肉部の最小膜厚との差が、該厚肉部の最大膜厚の20%以上である、前記(10)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(12)前記導波路構造が、前記窒化物半導体層と、該窒化物半導体層の一方の主面側に位置する該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第1の物質と、該窒化物半導体層の他方の主面側に位置する、該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第2の物質とから構成されている、前記(8)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(13)前記第1の物質が透明基板を含み、前記第2の物質が、透明導電性酸化物からなる電極、絶縁保護膜または封止材料から選ばれるひとつ以上を含む、前記(12)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(14)前記導波路構造が、前記窒化物半導体層と、該窒化物半導体層の一方の主面側に位置する該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第3の物質と、該窒化物半導体層の他方の主面側に位置する金属製の反射膜とから構成されている、前記(8)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(15)前記第3の物質が透明基板を含む、前記(14)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(16)前記第3の物質が、透明導電性酸化物からなる電極、絶縁保護膜または封止材料から選ばれるひとつ以上を含む、前記(14)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(17)発光部を含む窒化物半導体層を有し、前記窒化物半導体層が、少なくともその一方の主面に、ストライプ状の凹凸構造を有しており、そのために、光が該窒化物半導体層内を該凹凸構造の長手方向に直交する方向に伝播する状態が不安定化されており、当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、前記凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。
(18)当該素子を上面視したとき、前記凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、前記(17)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(19)前記凹凸構造が、前記窒化物半導体層の一方の主面に形成された、少なくともひとつのストライプ状の溝を含んでいる、前記(17)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
(20)前記凹凸構造が、前記窒化物半導体層の一方の主面に形成された、少なくともひとつのストライプ状のリッジを含んでいる、前記(17)記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
ストライプ状の溝T10を有するサファイア基板11は、通常のサファイア基板の表面にエッチングマスクを形成し、フォトリソグラフィ技法を用いてこのエッチングマスクにストライプ状の開口部をパターニングした後、開口部に露出したサファイア基板の表面をエッチングすることにより形成することができる。このエッチングは、イオンビームエッチング法、反応性イオンエッチング法などのドライエッチング法を用いて行うことが好ましい。溝T10の幅w1および間隔w2は、例えば、0.5μm〜10μmとすることができ、溝T10の深さdは、例えば、0.2μm〜5μmとすることができる。
図1に示す窒化物LED10では、透明基板としてサファイア基板が用いられているが、透明基板が、窒化物半導体層Nよりも低い屈折率を有するものであれば、前記の効果が得られる。本発明の窒化物LEDに使用できる透明基板として、サファイア、AlN、スピネル、ZnO、NGO(NdGaO3)、LGO(LiGaO2)、LAO(LaAlO3)などからなる単結晶層を少なくとも表層として有する基板(単結晶基板またはテンプレート基板)が挙げられる。このような基板は、表面に凹凸構造を設けたうえで、窒化物半導体層のエピタキシャル成長に使用することができる。
本明細書において、透明基板とは、発光素子の発光を透過する基板をいう。透明基板は、着色した基板を含み得るし、発光素子の発光波長が可視域の外にある場合には、可視域の光を透過しない基板を含み得る。透明基板は、曇りのない(transparent)基板に限定されるものではなく、曇りはあるが光を通す(translucent)基板を含む。
本発明の窒化物LEDは、基板上に形成された窒化物半導体層が、基板側とは反対側の主面にストライプ状の凹凸構造を有するものであってもよい。そのように構成した窒化物LEDの一例を図9に示す。図9に断面図を示す窒化物LED50では、平坦な表面を有するZnO基板51の上に、p型層53とn型層52とからなる窒化物半導体層Nが、p型層53側を基板側に向けて形成されており、窒化物半導体層Nの上面(n型層52側の表面)に、紙面と交わる方向に伸びる複数のストライプ状の溝T50が平行に形成されている。窒化物半導体層Nの上面形状は方形であり、溝T50の長手方向は、該方形の4つの辺のいずれとも約45度の角度をなしている。
負電極54は窒化物半導体層Nの上面に形成されており、正電極55はZnO基板51の裏面に形成されている。負電極54はITOからなる透明電極であり、その表面上の一部にはボンディングパッド(図示せず)が形成されている。図示していないが、ボンディングパッドの表面を除く素子の上側表面(n型層52の露出面、負電極54の表面など)には、絶縁保護膜を形成することが望ましい。絶縁保護膜の材料としては、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、フッ化マグネシウム、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素などが例示される。
図6は、本発明の一実施形態に係る窒化物LEDの構造を示す図で、図6(a)は上面図、図6(b)は図6(a)のP−Q線の位置における断面図である。図6において、41はサファイア基板であり、その結晶成長面には、P−Q線に直交する方向に伸びるストライプ状の溝T40が、複数、平行に形成されている。溝T40の深さdは1μm、幅w1は約3μm、溝の幅方向の凹凸の周期pは6μmである。42はn型層であって、42aはSiドープGaNからなる層厚3μm(基板41の凸部上の厚さ)のn型コンタクト層であり、42bはアンドープAlGaNからなる層厚100nmのn型クラッド層であり、42cは層厚3nmのアンドープInxGa1−xN(0<x≦1)井戸層と層厚10nmのSiドープInyGa1−yN(0≦y<x)障壁層とを各6層交互に積層してなるMQW構造の活性層である。n型コンタクト層42aは、溝T40に入り込むように、かつ、その上面が平坦面となるように、形成されている。43はp型層であって、43aは層厚30nmのMgドープAlGaNからなるp型クラッド層であり、43bはMgドープGaNからなる層厚150nmのp型コンタクト層である。44はn型層42に電流を注入するための負電極であり、45はp型層43に電流を注入するための正電極である。46は正電極45上に形成されたボンディング・パッドである。図6(a)に示すように、上面視したときのチップの形状は正方形であり、窒化物半導体層Nの形状も同様である。
〔サファイア基板の加工〕
C面サファイア基板の一主面上に、フォトレジストによるストライプ状のマスクパターンを形成した。ストライプ状のマスクの幅は3μm、周期(マスクの幅+基板露出部の幅)は6μm、ストライプの長手方向はサファイアの〈1−100〉方向(基板上に成長する窒化物半導体結晶の〈11−20〉方向となる)とした。該マスク上から反応性イオンエッチングを行うことにより、基板露出部に深さ1μmの溝T40を形成し、結晶成長面にストライプ状の凹凸パターンが形成されたサファイア基板41を得た。
フォトレジストを除去後、MOVPE装置に上記サファイア基板41を装着し、水素雰囲気下で1100℃まで昇温して、表面のクリーニングを行った。
次に、基板温度を500℃まで下げ、3族原料としてトリメチルガリウム(TMG)、5族原料としてアンモニアを供給し、低温成長バッファ層を30nm成長させた。
次に、基板を1000℃に昇温し、TMG、シラン、アンモニアを供給して、上面が平坦なn型コンタクト層42aを、サファイア基板41の凸部(溝T40が形成されていない部分)上の厚さが3μmとなるように成長させた。
その後、シランの供給を停止する一方、トリメチルアルミニウム(TMA)を供給し、n型クラッド層42bを100nm成長させた。
n型クラッド層42bの成長後、基板温度を750℃に下げ、インジウム原料にはトリメチルインジウム(TMI)を用いて、井戸層と障壁層とを交互に成長し、MQW構造の活性層42cを形成した。井戸層の成長時は、発光波長が405nmとなるように、TMIの供給量を調節した。
次に、基板を1000℃に昇温し、トリメチルアルミニウム(TMA)、TMG、アンモニア、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を供給し、Al0.2Ga0.8Nからなるp型クラッド層43aを30nm成長させた。
続けて、TMAの供給を停止して、p型コンタクト層43bを150nm成長させた後、アンモニア雰囲気中で基板温度を室温まで降下させ、ウェハをMOVPE装置から取り出した。
上記工程で得られたウェハに対して、アニーリング処理、反応性イオンエッチングによる負電極形成面の露出、負電極44の形成、正電極45の形成、ボンディング・パッド46の形成、電極の熱処理を順次行った。
このとき、サファイア基板41の結晶成長面のストライプ状溝T40の長手方向に対して、負電極44、正電極45、ボンディング・パッド46の形状・配置が、図6に示す通りとなるように、これらをパターニングした。
負電極44は、蒸着法を用いて、n型コンタクト層42aに接する側から順に、膜厚30nmのTi(チタン)と、膜厚300nmのAl(アルミニウム)を積層することにより形成した。負電極の直径は100μmとした。
正電極45は、蒸着法を用いて、p型コンタクト層43bに接する側から順に、膜厚20nmのNi(ニッケル)と、膜厚100nmのAu(金)を積層することにより形成した。正電極45には、8μm×8μmの正方形の窓部(開口部)を行列状に形成し、p型コンタクト層43b上に正電極45が広がった領域の面積に占める窓部の面積比が約70%の、透光性電極とした。
ボンディング・パッド46は、TiとAuを積層することにより形成し、その直径は100μmとした。
電極形成の後、サファイア基板41の下面を研磨して、その厚さを100μmまで薄くした後、該研磨面にスクライブ線を罫書き、ブレーキングを行って、350μm角の正方形状のチップを得た。
素子を上面視したときに、サファイア基板の結晶成長面に形成されたストライプ状溝の長手方向が、方形の窒化物半導体層の4辺のうちの2辺と平行となるようにしたことを除き、実施例と同様にして、窒化物LEDを作製した。
実施例および比較例で得た窒化物LEDのチップ(ベアチップ)を、サファイア基板側を下側にしてリードフレーム上に固定し、ワイヤボンディングを行った後、電流値20mAで通電を行い、そのときの出力を積分球を用いて測定したところ、実施例の窒化物LEDの出力は、比較例の窒化物LEDの出力の約1.2倍であった。
11、21、31、41、51 透明基板
12、22、32、42、52 n型層
13、23、33、43、53 p型層
14、24、34、44、54 負電極
15、25、35、45、55 正電極
N 窒化物半導体層
T10、T20、T40、T50 溝
M マスク
Claims (20)
- 表面にストライプ状の凹凸構造を有する透明基板と、該凹凸構造を埋めるように形成された窒化物半導体層とを有し、
前記窒化物半導体層は、前記透明基板よりも高い屈折率を有し、かつ、発光部を含んでおり、
当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、かつ、前記ストライプ状の凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。 - 当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、かつ、前記ストライプ状の凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、請求項1に記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記窒化物半導体層の端面が傾斜している、請求項1または2に記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記透明基板が単結晶基板であり、その上に、前記窒化物半導体層がエピタキシャル成長している、請求項1〜3のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記透明基板がガラス基板である、請求項1〜3のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記凹凸構造が、前記透明基板の表面に形成された複数のストライプ状の溝から構成されている、請求項1〜5のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記凹凸構造が、前記透明基板と、その表面に形成された複数のストライプ状のマスクと、から構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 発光部を含む窒化物半導体層をコアとする導波路構造を有しており、
前記窒化物半導体層は、一方向に伸びる厚肉部および薄肉部が交互に並んだ構造を有しており、
当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、
前記厚肉部および薄肉部の伸長方向が前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。 - 当該素子を上面視したとき、前記厚肉部および薄肉部の伸長方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、請求項8記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記厚肉部の最大膜厚と前記薄肉部の最小膜厚との差が0.2μm以上である、請求項8記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記厚肉部の最大膜厚と前記薄肉部の最小膜厚との差が、該厚肉部の最大膜厚の20%以上である、請求項10記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記導波路構造が、前記窒化物半導体層と、該窒化物半導体層の一方の主面側に位置する該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第1の物質と、該窒化物半導体層の他方の主面側に位置する、該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第2の物質とから構成されている、請求項8記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記第1の物質が透明基板を含み、前記第2の物質が、透明導電性酸化物からなる電極、絶縁保護膜または封止材料から選ばれるひとつ以上を含む、請求項12記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記導波路構造が、前記窒化物半導体層と、該窒化物半導体層の一方の主面側に位置する該窒化物半導体層よりも低い屈折率を有する透光性の第3の物質と、該窒化物半導体層の他方の主面側に位置する金属製の反射膜とから構成されている、請求項8記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記第3の物質が透明基板を含む、請求項14記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記第3の物質が、透明導電性酸化物からなる電極、絶縁保護膜または封止材料から選ばれるひとつ以上を含む、請求項14記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 発光部を含む窒化物半導体層を有し、
前記窒化物半導体層が、少なくともその一方の主面に、ストライプ状の凹凸構造を有しており、そのために、光が該窒化物半導体層内を該凹凸構造の長手方向に直交する方向に伝播する状態が不安定化されており、
当該素子を上面視したとき、前記窒化物半導体層の形状が方形であり、
前記凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれとも平行でない、窒化物半導体発光ダイオード素子。 - 当該素子を上面視したとき、前記凹凸構造の長手方向が、前記方形の窒化物半導体層の4つの辺のいずれに対しても約45度の角度をなしている、請求項17記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記凹凸構造が、前記窒化物半導体層の一方の主面に形成された、少なくともひとつのストライプ状の溝を含んでいる、請求項17記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
- 前記凹凸構造が、前記窒化物半導体層の一方の主面に形成された、少なくともひとつのストライプ状のリッジを含んでいる、請求項17記載の窒化物半導体発光ダイオード素子。
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